Dell 4350 Network Access Point ユーザーガイド

Dell™ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポ

イント

ユーザーズガイド

はじめに

概要

ワイヤレスネットワーク概要

ハードウェアについて

インストールと設定

アクセスポイントの設定

アクセスポイントのネットワークへの接続

アクセスポイントの IP アドレスを取得する方法

アクセスポイントでのワイヤレス暗号化の設定

ブロードキャスト SSID の終了

ファイルとプリンタの共有の設定

ワイヤレスクライアントをアクセスポイントに接続する方法

アクセスポイントの使用

概要

工場出荷時デフォルト設定

Setup Wizard (セットアップウィザード)

Control Utility (コントロールユーティリティ)

Web 対応設定ツール

技術仕様と規制情報

技術仕様

規制情報

限定保証と返品ポリシー

用語集

オンラインカスタマーサポート

本マニュアルの情報は予告なしに変更することがあります。

本マニュアルで使用するトレードマーク:Dell はDELLのロゴです。Microsoft および Windows は Microsoft Corporation の登録商標で

す。その他のトレードマークおよびトレード名は、マークおよび名前、またはこれらの製品を所有する組織を示します。 Dell は、そ

れ以外のトレードマークおよびトレード名に対する所有権を放棄します。

P/N G7992 Revision A00, Sept. 2004

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はじめに:

Dell™ ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントユー

ザーズガイド

概要

ワイヤレスネットワーク概要

ハードウェアについて

概要

Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントは、802.11b/g のワイヤレスアクセスポイントで、ワイヤレスクライ

アントは会社のネットワークにアクセスできます。アクセスポイントは次の方法で設定します。

ワイヤレスハブ (アクセスポイント): このモードでは、アクセスポイントはワイヤレスコンピュータを会社のネットワーク

に接続します。

ワイヤレスリピーター: このモードでは、アクセスポイントは、会社のネットワーク上のルートアクセスポイントのワイヤ

レス範囲を、リモートワイヤレスコンピュータに拡張します。

Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントは 64 のワイヤレスクライアントをサポートします。速度は 54

Mbps で、LAN (有線) ポートの速度は 10/100 Mbps です。アクセスポイントと各ワイヤレスコンピュータの最大距離は、300

フィート (約 91.4 m) です。この距離は、環境によって短くなることがあります。

デフォルトでは、Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントは次の機能を提供します。

ワイヤレスをワイヤレスネットワーク名に使用するワイヤレスアクセスポイント

イーサネットハブへのブリッジ

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はじめに:

Dell™ ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントユーザー

ズガイド

概要

ワイヤレスネットワーク概要

ハードウェアについて

概要

Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントは、802.11b/g のワイヤレスアクセスポイン

トで、ワイヤレスクライアントは会社のネットワークにアクセスできます。アクセスポイントは次の方法

で設定します。

ワイヤレスハブ (アクセスポイント): このモードでは、アクセスポイントはワイヤレスコンピュータを会社のネットワーク

に接続します。

ワイヤレスリピーター: このモードでは、アクセスポイントは、会社のネットワーク上のルートアクセスポイントのワイヤ

レス範囲を、リモートワイヤレスコンピュータに拡張します。

Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントは 64 のワイヤレスクライアントをサポート

します。速度は 54 Mbps で、LAN (有線) ポートの速度は 10/100 Mbps です。アクセスポイントと各ワイ

ヤレスコンピュータの最大距離は、300 フィート (約 91.4 m) です。この距離は、環境によって短くなるこ

とがあります。

デフォルトでは、Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントは次の機能を提供します。

ワイヤレスをワイヤレスネットワーク名に使用するワイヤレスアクセスポイント

イーサネットハブへのブリッジ

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ワイヤレスネットワーク概要:

Dell™ ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントユーザー

ズガイド

ワイヤレスローカルエリアネットワーク (WLAN)

WLAN の識別

暗号化

自動レート選択とレート変換

ワイヤレスローカルエリアネットワーク (WLAN)

LAN (ローカルエリアネットワーク) は、1 つのロケーションにおけるネットワークです。そのロケーショ

ンのユーザーは、ファイル、プリンタ、およびその他のサービスを共有できます。 LAN では、そのサービ

スをリクエストするネットワーク上のコンピュータをクライアントと呼びます。 WLAN (無線 LAN)

は、LAN の一種で、ネットワーククライアントとデバイス間で、ワイヤではなく高周波無線波を使用して

通信およびデータの伝送します。これはフレキシブルなデータ通信システムで、有線 LAN の拡張、または

代替として実装されます。

WLAN では、ワイヤレスアダプタをクライアント (ワイヤレスクライアントとも呼ばれる) にインストール

します。アダプタを使用すると、ワイヤレスクライアントはケーブルがなくても WLAN と通信できます。

ワイヤレスクライアントは、大気中のチャネルと呼ばれる通路を経て情報を送信したり受信します。

WLAN のスタンダードは、IEEE 802.11b スタンダードおよび IEEE 802.11g スタンダードに基いています。

すべての Dell 802.11b/g 準拠デバイスは、他のベンダーの 802.11b/g 準拠ワイヤレスデバイスと相互運用

します。 WiFi 認証ロゴは、そのワイヤレスデバイスが独立機関でテストを受けたことを意味します。

ワイヤレスクライアントは、インフラストラクチャモードまたはピアツーピアモードで稼動します。

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WLAN の識別

ESSID と BSSID はともに、ワイヤレスクライアントによる特定の WLAN へのアクセスを識別して制御する

SSID (サービスセット ID) です。 SSID はネットワークフレームとも呼ばれます。 SSID は、どの WLAN を意

味するかを示します。通常、ユーザーインターフェイスは SSID を表示します。

ワイヤレスクライアントに、アクセスポイントまたはワイヤレスアダプタをインストールする場合、イン

ストールプログラムにより、SSID を入力するよう求められます。これはネットワーク固有の情報なの

で、Dell は、この情報を提供できません。しかし、Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポ

イントに、デフォルトの SSID であるワイヤレスを選択できます。 WLAN のすべてのワイヤレスクライア

ントとアクセスポイントは、同じネットワーク名を使用する必要があります。

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暗号化

WLAN では、ワイヤレスクライアントとアクセスポイントは、大気中を通る情報を送受信します。セキュ

リティを実装しない場合、承認されていない人が情報を傍受できます。

セキュリティを実装して情報を保護する一般的な方法は、暗号化です。暗号化は、アルゴリズムと呼ばれる

1 組のインストラクションを情報に適用します。インストラクションは簡単で明瞭な情報テキストを、暗号

キーと呼ばれる 16 進数の数字と組み合わせます。

エアウェーブで情報を伝送する前に、ワイヤレスクライアントまたはアクセスポイントは情報を暗号化し

たりスクランブルします。情報を受信するアクセスポイントまたはワイヤレスクライアントは、同じキー

を使用して暗号を解読します。この情報は、正しい暗号化キーを所有する WLAN デバイスのみが読み取れ

ます。キーが長いほど、強固な暗号化となります。

Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントは、WEP (有線同等プライバシー) と WPA (Wi-

Fi 保護アクセス) の両方をサポートします。

WEP

WEP (有線同等プライバシー) は、ワイヤレスクライアント (ノートブックやワイヤレス PC カード) とルー

ター間で共有する暗号化キーを作成する方法です。 Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポ

イントでは、有効または無効にできる WEP はオプション機能です。 WEP キーに一致するアクセスポイン

トのみに接続できるので、WEP 暗号化が有効な場合、クライアントの WEP キーをアクセスポイントの

WEP キーと一致するように設定します。 Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントセッ

トアップウィザードを使用すると、ユーザーは WEP 暗号化を、アクセスポイントとワイヤレスクライアン

トの両方で設定できます。

注

記:

キーは頻繁に変更してください。保護する通信すべてに同じアルゴリズムを使用します。同じキーを使用する場合、同じ

メッセージはまったく同じ暗号テキストとなります。そのため、傍聴者は暗号化データを解読できます。このため、キーを頻

繁に変更することを強くお奨めします。

WEP 暗号化には次の 2 つのメソッドがあります。

· 40 (64) ビット暗号化

· 104 (128) ビット暗号化

40 ビットと 64 ビット暗号化は同じ物です。これは 40 ビットと呼ばれたり、64 ビットと呼ばれます。 40

ビット暗号化のワイヤレスデバイスは、64 ビット暗号化デバイスと相互運用します。この逆も可能です。

40 (64) ビットキーは、次のような配列の 10 個の 16 進数の数字で構成されます。

キー #1: 1011121314

キー #2: 2021222324

キー #3: 3031323334

キー #4: 4041424344

104 (128) ビットキーは、40 (64) ビットキーに比べ、無数の組み合わせが可能です。これは次のような配

列の 26 個の 16 進数の数字で構成されます。

キー (#1): 101112131415161718191A1B1C

WLAN のすべてのワイヤレスクライアントとアクセスポイントは、同じ暗号化メソッドとキーを使用する

必要があります。次の 2 つの例ではこの点を強調しています。

例 1

アクセスポイントの暗号化メソッドは 40 (64) ビットです。ワイヤレスクライアントは、104 (128) ビット

の暗号化です。選択したキーが同じでも、クライアントとアクセスポイントは互いに通信できません。こ

の問題を解決するには、アクセスポイントが 104 (128) ビット暗号化を使用するように設定します。

例 2

アクセスポイントとワイヤレスクライアントの暗号化メソッドは同じです。アクセスポイントにキー 1、

ワイヤレスクライアントにキー 2 を選択しました。ワイヤレスクライアントは WLAN と通信できません。

この問題を解決するには、ワイヤレスクライアントにキー 1 を選択します。

注記:WLAN のワイヤレスデバイスには、同じキーと暗号化メソッドを使用します。使用しない場合、互いに通信できません。

Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントは、16進数の桁または ASCII 文字を使用して、

暗号化キーを作成します。 16 進数の桁は 0 ～ 9 までの数字と A ～ F までの文字を含みます。例えば、10

進数の 15 は16進数では F で表されます。

ASCII は American Standard Code for Information Interchange の略語です。

アスキー

と読み、英語のアル

ファベットで数字を表すコードで、各文字に数字 0 ～ 127 が割り当てられています。例えば、大文字の M

は ASCII で 77 です。一般に、コンピュータは ASCII コードを使用してテキストを表し、この結果、1 台の

コンピュータから別のコンピュータにデータを伝送できます。

WPA

WPA (Wi-Fi 保護アクセス) はワイヤレスネットワークをセキュアにする WEP スタンダードへのアップグ

レードです。 WPA は、将来の IEEE 802.11i スタンダードと前方互換です。これにより、データ暗号化と

ユーザーの認証が向上します。

セキュリティレベルを強化するために、WPA は TKIP (Temporal Key Integrity Protocol) 暗号化を使用し

て、WEP で使用する静的キーの脆弱性に対応しています。 TKIP には次の 4 つのアルゴリズムが含まれてい

ます。 MIC (message integrity check) は、パケットが改ざんされるのを防止します。PPK (Per-Packet Key)

ハッシュは、弱いキーに対する攻撃を防止します。拡張 IV (初期化ベクトル) は、IV の再使用とハッカーが

十分なパケットを集めて暗号を解読する可能性を減らします。また、リキーメカニズムは一時的なキーを動

的に変更します。 TKIP は最も一般的な暗号化メソッドです。しかし、ワイヤレスクライアントが TKIP を

サポートしない場合、ワイヤレス 4350 は AES (詳細暗号化セキュリティ) 暗号化もサポートします。 AES

は、802.11i 仕様で 802.11 の RC4 対応暗号化を置換します。 AES は最高の暗号化アルゴリズムで、ワイヤ

レスネットワークに最大のセキュリティを提供します。

ユーザー認証では、WPA は 802.1x の認証スキームを採用しています。 802.1x は、ユーザー認証とキー配

布管理メソッドのフレームワークを提供します。 802.1x は、次の 3 つの要素で構成されます。認証サー

バー (通常は RADIUS サーバー)、WPA 有効化ルーターまたは AP (認証符号と呼ばれる)、および WPA 有効

化クライアント (Supplicant と呼ばれる)。 802.1x は、権限ユーザーのみがネットワークにアクセスできる

ようにします。 Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントでサポートされる 802.1x プロ

トコルは、PEAP、TTLS、および TLS です。

企業では、ワイヤレスルーターおよび認証サーバーとともに、WPA を使用します。 SOHO 環境では認証

サーバーがないので、ユーザーは認証サーバーの代わりに、PSK (事前共有キー) モードを使用します。

Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントは、PSK モードで実行される WPA と 802.1X

認証付きの WPA を提供します。 WPA の相互認証と向上した暗号化技術により、ワイヤレス通信のセキュ

リティは大幅に向上します。

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自動レート選択とレート変換

802.11g では、ワイヤレスネットワークアダプタとアクセスポイントは、次のレートの 1 つでデータを伝

送します。 54、48、36、24、18、12、9、または 6 Mbps. 802.11b では、データは 11、5.5、2、または 1

Mbps. で伝送できます。アダプタとアクセスポイント間の距離が増減すると、データレートは自動的に変

更されます。干渉などの他のファクターもデータレートに影響を与えます。 Dell ワイヤレス 4350 小規模

ネットワークアクセスポイントは、自動レート選択とレート変更を使用して、最も効率的な通信を判別し

ます。レート変換は、ワイヤレスクライアントと WLAN 間で最適な通信を維持します。

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ハードウェアについて:

Dell™ ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイント

ユーザーズガイド

正面パネル

背面パネル

正面パネル

Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントには、正面パネルに、3 つのLED 、またはリン

クライトがあります。次のテーブルは、各 LED の動作を定義します。

正面パネル

LED

デバイ

ス

活動

電源電源電源 LED は、デバイスに電源が入り使用準備ができると緑に点灯します。デバ

イスの電源補充時、またはリセット時には点滅します。

ワイヤ

レス

ワイヤ

レス

LAN

ワイヤレスクライアントが接続している場合、LED はオンとオフに切り替わり

ます。ワイヤレスネットワークでデータ活動がある場合、点滅します。点滅

レートはデータトランスファレートにより変化します。ワイヤレスクライアン

トが Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントに接続してい

ない場合、オフになります。

イーサ

ネット

イント

ラネッ

ト

緑のライトは接続がアクティブであることを示し、データ活動があると点滅しま

す。

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背面パネル

コネク

タ

説明

ロック Dell ワイヤレス 4350 が盗難に合わないように、ロックデバイスが付いています。

リセッ

ト

ペーパークリップなどでボタンを 5 秒以上押します。 [電源 LED] は数秒オフになり、再度点灯します。

ボタンを離し、デバイスを工場出荷時の設定にリセットします。

イーサ

ネット

ネットワーク配線は RJ-45 コネクタを使用します。

*また、イーサネットポートからも電源入力も可能です。 (PoE、Power Over Ethernet)

電源電源アダプタをこの電源ポートに接続し、電源ケーブルのもう一端をコンセントに差し込みます。

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インストールと設定:

Dell™ ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントユーザー

ズガイド

アクセスポイントの設定

アクセスポイントのネットワークへの接続

アクセスポイントの IP アドレスを取得する方法

アクセスポイントでのワイヤレス暗号化の設定

ブロードキャスト SSID の終了

ファイルとプリンタの共有の設定

ワイヤレスクライアントをアクセスポイントに接続する方法

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アクセスポイントの設定

注

記:

Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントは、Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアク

セスポイントの CD にあるセットアップウィザードで設定することをお奨めします。

注

記:

上級ユーザは、Web 対応の設定ユーティリティで Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイント

を設定できます。これは、アクセスポイントの IP アドレスを参照してアクセスします。

セットアップウィザードを使用すると、Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントで、(a) SSID、(b) ワイヤレス

チャネル操作、(c) WEP 暗号化 (WEP 暗号化はオプション)、および (d) 静的 IP アドレスのパラメータを設定できます。

セットアップウィザードで Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントを設定するには、イーサネットケーブル

で、アクセスポイントをセットアップウィザードを実行するコンピュータに直接接続します。この設定では、Dell ワイヤレス

4350 小規模ネットワークアクセスポイントは、デフォルトの静的 IP アドレス 192.168.2.2 を持ち、コンピュータに同じサブネッ

トで静的 IP アドレスを割り当てます。

静的 IP アドレスをコンピュータのネットワークカードに割り当てる方法

このセクションでは、静的 IP アドレスをコンピュータのネットワークカードに割り当てる方法が説明されています。これは、アク

セスポイント設定の一部として必要です。

静的 IP アドレスをコンピュータのネットワークカードに割り当てる方法

1. コンピュータで[スタート] --> [設定] --> [コントロールパネル] をクリックします。

2.

[ネットワーク接続] アイコンをダブルクリックします。

3.

[LAN] アイコンを右クリックします。

4.

プルダウンメニューで [プロパティ] を選択します。

5.

[TCP/IP] をクリックして、次に、[プロパティ] をクリックします。

6.

[インターネットプロトコル (TCP/IP) プロパティ] ウィンドウの [次の IP アドレスを使用する] を選択します。

7.

[IP アドレス] と [サブネットマスク] を適切なフィールドに入力します。 (ネットワークの IP アドレスは、同じ範囲 (例:

192.168.2.3 または 192.168.2.4) でなければなりません。サブネットマスクは、ネットワークのすべてのコンピュータで同じであ

る必要があります (255.255.255.0)。

8. [OK] をクリックします。

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アクセスポイントのネットワークへの接続

注

記:

『クイックスタートガイド』の説明に従って、Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントをネットワーク

へ接続することをお奨めします。

次は、アクセスポイントをネットワークに接続するステップです。

1. アクセスポイントを配置する最適なロケーションを捜します。アクセスポイントは、ワイヤレスネットワークの中央、理想的

には全モバイルステーションへの直線上に配置します。

2. 両方のアンテナが地面に直角で互いに平行になるように、アンテナの方向を修正します。

3. 同梱のイーサネットケーブルをアクセスポイントに接続し、イーサネットケーブルのもう一端はスイッチまたはハブに接続し

ます。

4. 電源アダプタをアクセスポイントの電源ポートに接続します。

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アクセスポイントの IP アドレスを取得する方法

Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワークアクセスポイントの Web 対応設定ツールを参照するには、アクセスポイントの IP アド

レスが必要です。アクセスポイントの IP アドレスは、静的 IP アドレスか、または動的に割り当てた IP アドレスです。アクセス

ポイントのデフォルト IP アドレスは、静的 IP アドレスの 192.168.2.2 です。

アクセスポイントが DHCP クライアントとして設定されている場合は、動的に割り当てられた IP アドレスです。この IP アドレス

がどちらか判別するには、次のメソッドを使用します。

1.

アクセスポイントの有線ポートの MAC アドレスを捜します。この情報は、アクセスポイントの底部にある製品レベルを参照

してください。

2. この製品ラベルには、アクセスポイントの WLAN ポートの MAC アドレスが記載されています。有線ポートの MAC アドレ

スは、アドレスから 0x1H を引いて計算します (例: 製品ラベルに記載されている MAC アドレスが 00:90:4b:3c:12:10 の場合、有線

ポートの MAC アドレスは 00:90:4b:3c:12:10 - 0x1 = 00:90:4b:3c:12:0f です)。

3.

会社のネットワーク管理者に、自分のアクセスポイントの有線ポートの MAC アドレスを渡します (ステップ 2 で計算済み)。

4.

ネットワーク管理者は MAC アドレスを使用して、DHCP サーバーにアクセスポイントの IP アドレスを識別するようにクエ

リーします。

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