Dell UP3221Q ユーザーガイド

Dell Calibration Assistant

ユーザーズガイド

モデル：Calibration Assistant

規定モデル：Calibration Assistant

注、注意および警告

注：「注」は、コンピューターをよりよく使いこなすための重要な情報を

表します。

注意：「注意」は指示に従わなければ、ハードウェアが故障する危険性、

またはデータが消失する危険性を示しています。

警告：「警告」は物件損害、人的被害または死亡の危険性を表します。

護されています。Dell™ および Dell ロゴは米国およびその他の司法管轄区における Dell Inc. の商標

です。Thunderbolt™ および Thunderbolt™ ロゴは米国およびその他の国における Intel Corporation

の商標です。本書に記載されるその他の記号および商品名は、各社の商標です。

2020 - 09

Rev. A00

  │  3

概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4

始める前に . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4

Dell Calibration Assistant を使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5

Dashboard（ダッシュボード） . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6

Report（レポート） . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9

Scheduler（スケジューラ） . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13

Resync Display Clock（ディスプレイの時計を再同期）. . . 15

問題を解決する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16

4 │ 概要

概要

Dell Calibration Assistant は、各種レポートをウェブ投稿できるように HTML 形

式で内部キャリブレーションと認証予約、キャリブレーションおよび認証結

果のレビュー、認証結果のレビュー、キャリブレーションおよび認証レポー

トの作成ができるように設計されたアプリケーションです。

始める前に

1 コンピューターに Dell UP3221Q または UP2720Q モニターを接続しておきます。

2 次のサイトから Dell Calibration Assistant ソフトウェアをダウンロードします。

UP2720Q:

https://www.dell.com/UP2720Q

UP3221Q: https://www.dell.com/UP3221Q

3 モニターの Thunderbolt™ 3 アップストリームポートからコンピューターやノー

トブックパソコンに Thunderbolt™ 3 Active ケーブルが接続されているか確認し

ます。

4 HDMI 接続または DP 接続になっている場合は、USB Type-C・トゥ・ A ケーブル

がモニターの Thunderbolt™ 3 アップストリームポートからコンピューターに接

続しているか確認してください。

注： Dell Calibration Assistant を起動したときに Thunderbolt™ 3

Active ケーブルまたは USB Type-C ・トゥ・A ケーブルが接続されてい

ない場合は、次の画面が表示されます。

USB

TBT

または

概要 │ 5

Dell Calibration Assistant を使う

1 アプリケーションアイコンをクリックして Dell Calibration Assistant を起動し

ます。

注： Ubuntu では、Dell Calibration Assistant は 64-bit バージョンでし

かサポートされません。

2 アプリケーションはホストに接続されたモニターと通信し、モニターの OSD と

同期するためのリンクを確立します。

注：この処理には数分かかります。

注：内部キャリブレーションまたは認証を行う前に、Dell Calibration

Assistant を終了してください。内部キャリブレーションまたは認証を完

了したら、ソフトウェアを再起動します。

注：モニターリストの横にある検索アイコンをクリックして、

Dashboard（ダッシュボード）や Report（レポート）情報を更新しま

す。または、Dell Calibration Assistant を一旦閉じてから再起動します。

注：次のソフトウェアは、一度に 1 つずつしか開いて使用することがで

きません。Dell Calibration Assistant、Dell Color Management

Software、Calman Ready。

注：始めて接続する際は、モニターがキャリブレートされたり、認証さ

れたりしていない間はレポートはダウンロードされません。

注：この文書のスクリーンショットは実例を示す目的で使用されます。

リストされるオプションは、ディスプレイモデルによって異なります。

6 │ Dashboard（ダッシュボード）

Dashboard（ダッシュボード）

Dashboard（ダッシュボード）ページでは、キャリブレーション、認証、また

はキャリブレーションと認証の両方を行うための予約をするターゲットの

Color Space（色空間）を選択できます。

キャリブレーションと認証を行うためにカ Color Space（色空間）を選択する

には、次の手順にしたがってください。

1 複数のモニターが接続されている場合は、モニター一覧からターゲット

のモニターを選択します。

2 内部キャリブレーション、認証、またはキャリブレーションと認証の両

方を行うための予約をする Color Space（色空間）を選択します。

Dashboard（ダッシュボード） │ 7

3 ハイパーリンクをクリックすると、CAL 1 または CAL 2 の色空間のパラ

メータや名前を編集できます。

4 Send to Display（ディスプレイに送る）をクリックして OSD を更新し

ます。

5 右上隅にある日付と時間のハイパーリングをクリックし、Scheduler

（スケジューラ）ページを開いてキャリブレーション、認証、またはキャ

リブレーションと認証の両方を行うための予約を設定します。

8 │ Dashboard（ダッシュボード）

注：本書の Service Tag（サービスタグ）と Software Version（ソフト

ウェアバージョン）は参照用であり、ディスプレイに実際に表示される

ものとは異なる場合があります。正確な Service Tag（サービスタグ）

と Software Version（ソフトウェアバージョン）はディスプレイを参照

してください。

Report（レポート） │ 9

Report（レポート）

Report（レポート）ページには、最近行ったキャリブレーションと認証の結

果が表示されます。

10 │ Report（レポート）

下記のモデルについては、モニターが Calman Ready ソフトウェアでキャリブ

レートされている場合は、Report（レポート）ページに「Calibrated by Calman

Ready」（Calman Ready でキャリブレート）というメッセージが表示されます。

• UP2720Q

注：下記のモデルについては、このソフトウェアは Calman Ready で作

成されたレポートは表示しません。これらのレポートを表示するには、

Calman Ready ソフトウェアをお使いください。

Report（レポート） │ 11

レポートを異なるフォーマットで見るには、Graph View（グラフビュー）か

Tab l e V i e w（表ビュー）のどちらかをクリックしてください。

12 │ Report（レポート）

また、ウェブに掲載できるように HTML 形式でレポートを保存することもで

きます。

Scheduler（スケジューラ） │ 13

Scheduler（スケジューラ）

Scheduler（スケジューラ）ページでは、キャリブレーション、認証、または

キャリブレーションと認証の両方を行うための予約を設定できます。

キャリブレーションや認証の予約をするには、次の手順に従ってください。

1. 予約の選択：

• Based on Usage Hours（使用時間による）— 使用時間に基づいた

セッションです。

• Periodic（周期的）— 設定した間隔に基づいたセッションです。

14 │ Scheduler（スケジューラ）

2 Periodic（周期的）キャリブレーション、認証、またはキャリブレー

ションと認証の両方を行うためには、周期パターンと開始時間を設定し

ます。

3 Operation Mode（操作モード）の選択：

• Prompt before starting session（セッション開始前に確認）— 処理

を開始する前にユーザーに同意を促します。

• Carry out in sleep mode（スリープモードで実行）— モニターがス

リープモードの時に自動的に処理が行われます。

4 Send to Display（ディスプレイに送る）をクリックして、OSD の予約を

更新します。

Scheduler（スケジューラ） │ 15

Resync Display Clock（ディスプレイの時計を再同期）

Resync Display Clock（ディスプレイの時計を再同期）を選択すると、コン

ピューターとモニターの日付と時間が同期されます。次のような症状が発生

したが、ディスプレイの時計を再同期することをお勧めします。

• 初めてモニターを設定する。

• 10 日以上モニターの電源が入っていません。

16 │ 問題を解決する

問題を解決する

一般的な症状発生した問題実行可能な解決策

モニターが検

出されません

アプリケー

ションがモニ

ターを検出で

きず、接続エ

ラーメッセー

ジが表示され

ます。

• 必ず Dell UP3221Q/UP2720Q モニターと

内蔵された測色計をお使いください。

• 始める前にの手順にしたがって、

Thunderbolt™ 3 Active ケーブルまたは

USB Type-C・トゥ・ A ケーブルで正しく

UP3221Q/UP2720Q モニターとコン

ピューターが接続されていることを確認

してください。

•Linux の場合は、次の手順に従ってくだ

さい。

1 次の宣言で新しいファイル /etc/udev/rules.d/

99-dellmonitor-up2720q.rules を作成します

（大文字と小文字を区別します）：

SUBSYSTEM=="usb",

ATTR{idVendor}=="0424",

ATTR{idProduct}=="274c", MODE="0666"

SUBSYSTEM=="usb",

ATTR{idVendor}=="413c",

ATTR{idProduct}=="b072", MODE="0666"

2 次の宣言で新しいファイル /etc/udev/rules.d/

99-dellmonitor-up3221q.rules を作成します

（大文字と小文字を区別します）：

SUBSYSTEM=="usb",

ATTR{idVendor}=="0424",

ATTR{idProduct}=="274c", MODE="0666"

SUBSYSTEM=="usb",

ATTR{idVendor}=="413c",

ATTR{idProduct}=="b089", MODE="0666"

問題を解決する │ 17

Dell Calibration

Assistant を実

行できません

警告メッセー

ジが表示され

ます：「Failed

to execute

script Dell

Calibration

Assistant」

（Dell

Calibration

Assistant スク

リプトを実行

できません）

•Windows の場合は、「Microsoft Visual

C++ Redistributable for Visual Studio

2015-2019 (x86)」および「Microsoft

Visual C++ Redistributable Packages for

Visual Studio 2013 (x86)」を次のリンク

からダウンロードし、インストールして

ください。

https://support.microsoft.com/en-us/

help/2977003/the-latest-supported-

visual-c-downloads。

Color Space

（色空間）を選

択できません

Color Space

（色空間）を選

択しようとし

ても応答があ

りません

• Thunderbolt™ 3 Active ケーブルまたは

USB Type-C ・トゥ・ A ケーブルで正し

く UP3221Q/UP2720Q モニターとコン

ピューターが接続されていることを確認

してください。

• アプリケーションを一旦終了した後、

再起動してください。

Scheduler

（スケジュー

ラ）を編集で

きません

Scheduler

（スケジュー

ラ）がグレイ

表示され編集

できません

• Thunderbolt™ 3 Active ケーブルまたは

USB Type-C ・トゥ・ A ケーブルで正し

く UP3221Q/UP2720Q モニターとコン

ピューターが接続されていることを確認

してください。

• Scheduler（スケジューラ）タブで

Periodic（周期的）を選択し、Start

Tim e（開始時間）と Periodic pattern

（周期パターン）を有効にします。

• アプリケーションを一旦終了した後、

再起動してください。

18 │ 問題を解決する

キャリブレー

ションと認証

が予約時間に

開始しません

でした

測色計が予約

時間に開始し

ませんでした

• Carry out in sleep mode（スリープモー

ドで実行）を選択し、モニターが予約時

間に稼働している場合は、モニターがス

リープモードになるまでキャリブレー

ションと認証は開始されません。

• モニターの時計とコンピューターの時計

を同期し直してください。Resync

Display Clock（ディスプレイの時計を

再同期）を参照してください。

スリープモー

ドまたはオフ

モードからモ

ニターがアク

ティベートさ

れたら、Dell

Calibration

Assistant とモ

ニターの間の

接続は失われ

ます

Dell Calibration

Assistant とモ

ニターの間の

接続が失われ

たか、中断さ

れます

• Dell Calibration Assistant ソフトウェアを

一旦閉じてから再起動します。

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