インストールとセットアップガイド
3 アレイケーブルの接続
表 3: ネットワークについての推奨事項
推 奨 事 項 説 明
10GEスイッチド ネットワ
ーク
アレイとコンピュータをスイッチドネットワークに接 続 し、コンピュータとアレイ間のすべてのネット
ワーク接 続が10GEであることを確認 します。
光 学 SFP+プラグインモジュール付 き光学 ケーブル、または内 蔵 SFP+モジュール付 き銅線
ケーブルを使用します。10GBASE-Tの最低 要 件 はCAT6ですが、CAT6Aをお勧めしま
す。
10GBASE-Tポートを使 用するための10GBASE-Tインタフェース付きスイッチまたはSFP+
ポートを使 用 するためのSFP+スイッチが必要 です。
異 なるネットワークスイッチ
への複 数 のネットワーク
接 続
帯 域 幅 と可用 性を向 上させるには、各 コントロールモジュールを2つの異 なるスイッチに接
続 します。
これらのスイッチは、スイッチ間リンクを使用 して、またはスタッキング機 能により接続 されてい
る必 要 があります。これらのリンクには、iSCSIトラフィックを処理 するために十 分 な帯 域 幅 が
必 要 です。スイッチ間 リンクのサイズ調 整 の推 奨事 項 は『EqualLogicConfigurationGui-
de』( EqualLogic構 成 ガイド) で確 認 してください。
デルでは、業 務 の高 可 用 性 の必 要 性 に応 じて、スパニングツリーの影響 を減らすために、高
帯 域 幅 のポートリンクアグリゲーション、またはVLT、vPC、MLAGなどのマルチパスプロトコル
をお勧 めします。
ネットワークインタフェースの接続 後 に、GroupManagerのGUIまたはCLIを使 用 して、IPア
ドレスとネットマスクを各インタフェースに割 り当 てます。
管 理 ネットワーク( オプシ
ョン)
両 方 のコントロールモジュールにある管 理ポートを10/100Mbpsネットワークスイッチに接 続 し
て、管 理 トラフィックをiSCSIトラフィックと分離 します。
グループIPアドレス( ホス
ト) へのアクセス
マルチサブネットグループでは、構 成 されている各 ネットワークインタフェースが、グループIPア
ドレスがあるサブネットにアクセスできる必要 があります。
レプリケーション用 に信 頼
性 の高い適 切 なサイズの
ネットワークリンクを使 用
効 率 的 かつ予 測 可能 なレプリケーションを行うには、プライマリグループとセカンダリグループ
間 のネット ワークリンクが安 定 していて、データのコピーに十 分 な帯 域 幅を提 供する必要 があ
ります。
エンド ノード に接続 するス
イッチポートのSTP機 能
を無 効にする
なるべく、エンドノード ( iSCSIイニシエータまたはアレイネットワークインタフェース) に接 続 するス
イッチポートではスパニングツリープロトコル( STP) を使 用 しないでください。
STPまたはRSTP( STPが望ましい) を使 用 する必要 がある場 合 には、リンクの起動 時にポー
トを即座 にSTP転 送 状 態 に移 行 させるポート設 定 ( 一部 のスイッチで使 用 可 能) を有 効 に
する必要 があります。この機能 は、デバイスの再 起動 時 に発生 するネットワークの中 断を低
減 できます。エンド ノード に接 続 するスイッチポートでのみ有 効 にしてください。
スイッチ間 の単一 ケーブル接 続 にはスパニングツリーを使 用し、スイッチ間 の複 数 ケーブル接
続 にはトランキングを使用 することができます。
スイッチとNICでフ
ロー制御を有 効 に
する
iSCSIトラフィックを処 理 する各 スイッチポートとNICでフロー制御 を有 効 化 し
ます。PSSeriesのアレイは、フロー制 御 に正 しく応答 します。
VLAN
、iSCSISANトラフィックをその他のネットワークトラフィックと分離 するためにVLANを使用 す
るようにスイッチを設 定してください。
DCB
DCBを使用 するには、VLANを有効 にしておく必 要 があります。DCBの詳 細 に関 して
は、『DellEqualLogicGroupManagerAdministrator'sManual』( DellEqualLogicGroupMan-
ager管 理 者 マニュアル) と『DellEqualLogicGroupManagerCLIReferenceGuide』( Dell
EqualLogicGroupManagerCLIリファレンスガイド ) を参 照してください。
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