Roland TR-09 取扱説明書

カテゴリー
デジタルピアノ
タイプ
取扱説明書

Roland TR-09 は、1983 年に発売された Roland TR-909 を最新のモデリング技術によって忠実に再現したサウンド・モジュールです。コンパクトなだけでなく、電池駆動と小型スピーカーの搭載を実現。本格的な TR-909 サウンドを、どこでも自由に楽しむことができます。

TR-09 には 96 個の「パターン」と、パターンを並べた 8 個の「トラック」があります。パターン(96 個)はバンク 2 つ、グループ 3 つに分類され、トラック(8 個)はバンク 1 つに分類されます。各バンクとグループ、トラックはそれぞれボタンで選択します。

パターン・プレイ・モードでは、メイン・キー[1]〜[16]を押してリアルタイムに演奏できます。また、トラック・プレイ・モードでは、TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンを押してトラックを再生/録音できます

Roland TR-09 は、1983 年に発売された Roland TR-909 を最新のモデリング技術によって忠実に再現したサウンド・モジュールです。コンパクトなだけでなく、電池駆動と小型スピーカーの搭載を実現。本格的な TR-909 サウンドを、どこでも自由に楽しむことができます。

TR-09 には 96 個の「パターン」と、パターンを並べた 8 個の「トラック」があります。パターン(96 個)はバンク 2 つ、グループ 3 つに分類され、トラック(8 個)はバンク 1 つに分類されます。各バンクとグループ、トラックはそれぞれボタンで選択します。

パターン・プレイ・モードでは、メイン・キー[1]〜[16]を押してリアルタイムに演奏できます。また、トラック・プレイ・モードでは、TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンを押してトラックを再生/録音できます

日本語
取扱説明書Rhythm Composer
TR-09
システム設定
1.[MENU]ボタンを押して、点灯させます。
2.[TEMPO]ダイヤルでパラメーターを選び、[ENTER]ボタンを押します。
3.[TEMPO]ダイヤルで、値を設定します。
[MENU]ボタンを押して消灯させると、システム設定を終了します。
表示 パラメーター 説明
CH
MIDI
チャンネル
1
16
OFF
MIDI 送受信チャンネルを設定します。
SYnC
MIDI
クロック・
ソース
AutO
MIDI IN 端子または USB 端子から MIDI クロックが入力された
とき、自動的に MIDI クロックにテンポが同期します(初期値)
MIDI IN 端子と USB 端子から同時に MIDI クロックが入力された
ときは、USB 端子が優先されます。
Int
本体で設定したテンポで動作します。外部機器と同期したくない
ときは、この設定にします。
NiDi
MIDI IN 端子から入力された MIDI クロックにテンポが同期し
ます。
usB
USB 端子から入力された MIDI クロックにテンポが同期します。
thrv
ソフト・ス
ルー
Off
On
MIDI IN 端子から入力した情報を、MIDI OUT 端子に出力する
(On:初期値)か、しない(OFF)かを設定します。
A.OFF
オート・オフ
OFF
自動的に電源が切れません。
30
(min)
30 分経つと自動で電源が切れます(初期値)
USB 接続時はオート・オフしません。
dENO
LED デモ
OFF
LED デモに入るまでの時間を設定します。(初期値:3)
1
(min)
3
(min)
10
(min)
PrG.N
プログラミン
グ・モード
P-F
ステップ・ライト時のメイン・キー[1]〜[16]の動作を設定
します。
押すたびに、オフ
0
0
強の順番で切り替わります(初期値)
F-P
押すたびに、オフ
0
0
弱の順番で切り替わります。
USB1
USB2
USB3
USB4
USB パラ・
アウト
USB で接続する
市販の USB2.0 ケーブル(A-microB
イプ)でパソコンに接続します。
USB MIDI USB オーディオの情報を
やりとりすることができます。パソコンに接続するには、USB ドライバー
をインストールする必要があります。USB ドライバーは、ローランドのホー
ムページからダウンロードしてください。詳しくは、ダウンロードしたファ
イルにある Readme.htm をお読みください。
&
http://www.roland.co.jp/support/
充電専用のマイクロ USB ケーブルは使用しないでください。データ通信
ができません。
TR-09 MIX USB オーディオ・ポート以外に、4 系統のパラ・アウト用
USB オーディオ・ポートがあります。
設定時に、メインキー([1]〜[16])を押して点滅させたサウンドをパラ
アウトします。
BASS
DRUM
SNARE
DRUM
LOW
TOM
MID
TOM
HI
TOM
RIM C-HH CRASH
CLAP O-HH RIDE
パラ・アウトに設定したサウンドは、MIX USB オーディオ・ポートか
らは出力されなくなります。
OUT
パラ・アウト
OUTPUT 端子(ステレオ・ミニ)の出力を左右チャンネルに分けて、設定し
たサウンドをパラ・アウトします。
設定時にメイン・キー([1]〜[16])を点滅させたサウンドを右チャンネル
から、点灯させたサウンドを左チャンネルからパラ・アウトします。
BASS
DRUM
SNARE
DRUM
LOW
TOM
MID
TOM
HI
TOM
RIM C-HH CRASH
CLAP O-HH RIDE
ステレオで出力する場合は、すべてのボタンを点灯させてください(初期
)。
SCAL
スケール・ボ
タン・ロック
OFF
[SCALE]ボタンを押すたびにスケールが切り替わります(初期値)
ON
[SCALE]ボタンを押しながら[TEMPO]ダイヤルで選びます。
概要
TR-09 には 96 個の「パターン」と、パターンを並べた 8 個の「トラック」があります。
バンク:2
パターン(96 個)
グループ:3 パターン:16
バンク:2
トラック(8 個)
トラック:4
ード
1
2 3 4
モード 操作
パターン・プレイ
3
PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタン
パターン・ライト(録音)
1
[SHIFT]+
3
PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタン
トラック・プレイ
2
TRACK PLAY[1]〜[4]ボタン
トラック・ライト(編集)
1
[SHIFT]+
2
TRACK PLAY[1]〜[4]ボタン
バンクの切り替え
1
[SHIFT]+
4
BANK[ ]、[ ]ボタン
サウンドを鳴らす
キー[1]〜[16]でマニアル演奏
トラック・プレイ・モードでは、メイン・キー[1]〜[16]を押してリアルタイムに演奏できます。
1. TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンのいずれかを押します。
2. メイン・キー[1]〜[16]を押して演奏します。
BASS
DRUM
HI-
HAT
SNARE
DRUM
LOW
TOM
MID
TOM
HI
TOM
RIM
SHOT
HAND
CLAP
CRASH CYMBAL
RIDE CYMBAL
BASS DRUM、SNARE DRUM、TOM、HI-HAT は左側のキーが「アクセントあり」、右側のキーが
「アクセントなし」です(例:BASS DRUM の場合[1]がアクセントあり)
HI-HAT は、[13]と[14]を同時に押すとオープン・ハイハットになります。
サウをつまみで調節
操作子 説明
[LEVEL]つまみ 音量
[TUNE]つまみ チューニング(ピッチ)
[ATTACK]つまみ アタックの強さ(BASS DRUM のみ)
[DECAY]つまみ 余韻の長さ
[TONE]つまみ 余韻の長さ(SNARE DRUM のみ)
[SNAPPY]つまみ スナッピー(響き線)の音量(SNARE DRUM のみ)
ット
つまみ以外のパラメーターをエディットできます。
1.[SHIFT]ボタンを押しながら[EDIT]ボタンを押します。
2.[TEMPO]ダイヤルで、パラメーターを選びます。
パラメーター 説明
GAIN
GAIN ゲイン
TUNE
TUNE チューニング(ピッチ)
DECY
DECAY 余韻の長さ
設定可能なメイン・キー[1]〜[16]が点灯します。
3.[ENTER]ボタンを押して、パラメーターを確定します。
設定値が表示されます。
4. メイン・キー[1]〜[16]を押して、エディットするサウンドを選びます。
BASS
DRUM
SNARE
DRUM
LOW
TOM
MID
TOM
HI
TOM
RIM C-HH CRASH
CLAP O-HH RIDE
5.[TEMPO]ダイヤルで値を設定します。
6.[EDIT]または[ENTER]ボタンを押して、エディットを終了します。
コンプー・レベのエデ
BASS DRUM SNARE DRUM にはコンプレッサーをかけることができます。
1.[COMP]ボタンを押します。
設定可能なメイン・キー[1]〜[4]が点灯します。
2. メイン・キーを押して、BASS DRUM(1 2)か SNARE DRUM(3 4)を選びます。
3.[TEMPO]ダイヤルで、コンプレッサー・レベルを設定します。
コンプレッサーをオフにするには、つまみを左に回しきります。
4.[COMP]または[ENTER]ボタンを押して、エディットを終了します。
トリガー・アウトについて
TRIGGER OUT 端子からは、トリガー・パルスが出力されます。ミニ・プラグ(モノ)で、外部機器
につないでコントロールすることができます。
「ステレオ・ミニ・プラグ」のケーブルは使用しないでください、正しく動作しません。
トリガテップ
ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。
1.[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながら[TRIGGER OUT](MENU)ボタンを押します。
2. トリガー・アウトさせるステップを、メイン・キー[1]〜[16]を押して設定します。
トリガタップ
タップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。
1. トリガー・アウトさせるタイミングで、[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながら[TRIGGER
OUT](MENU)ボタンを押します。
消去する場合は、[CLEAR]+[INSTRUMENT SELECT]+[TRIGGER OUT]ボタンを押さえ続けます。
パターンの再生/録音
パターン・プ
パターン・プレイ・モードにする
1. PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンを押します。
パターンの再
1.[START]ボタンを押して、再生します。
2. 停止するときは、[STOP/CONT]ボタンを押します。
再び[STOP/CONT]ボタンを押すと、停止位置から再生を再開します。
再生中、[SHIFT]ボタンを押しながら[START]ボタンを押さえている間は演奏が一時停止し、離
すと再スタートします。手動で同期しているときのタイミング合わせに便利です。
パターンの選
1.
[SHIFT]ボタンを押しながら BANK[
]、[
]ボタンを押して、バンクを選びます。
2. PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンで、パターン・グループを選びます。
3. メイン・キー[1]〜[16]で、パターンを選びます。
2 つのメイン・キーを同時に押すと範囲選択できます。選択されたパターンは順次再生されます。
演奏中にパターンを切り替えることもできます。パターン終了後に次のパターンが演奏されます。
テンポの設
[TEMPO]ダイヤルを回して、テンポ(40.00 300.00)を変更できます。
小数点以下を変更する場合は、[SHIFT]ボタンを押しながら[TEMPO]ダ
イヤルを回して設定します。
パターン・ラ
1 小節のパターンを録音/編集することを、TR-09 では「パターンライト」と呼びます。パターン
イトには、以下の 2 つの方法があります。
ステップ・ライト(ステップ・レコーディング)
サウンドごとに、音を鳴らすステップを指定して、パターンを作成します。
タップ・ライト(リアルタイム・レコーディング)
メイン・キー[1]〜[16]の演奏をリアルタイムに録音して、パターンを作成します。
テッ テッ ィン
あらかじめ、[SHIFT]+BANK[ ]、[ ]ボタンでバンクを選んでおきます。
パターン・ライ・モにする
1.[SHIFT]ボタンを押しながら PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンを押します。
PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンが点滅します。
ステプ・ラト(ステプ・レコーデング)モーにする
1.[SHIFT]ボタンを押しながら[STEP](TEMPO)ボタンを押します。
パターンの消
1.[CLEAR]ボタンを押しながらメインキー[1][16]を押して、消去したいパターンを選びます。
イト
1.[START]ボタンを押します。
2.[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[16]を押して、記録するサ
ウンドを選びます。
BASS
DRUM
HI-
HAT
SNARE
DRUM
LOW
TOM
MID
TOM
HI
TOM
RIM
SHOT
HAND
CLAP
CRASH CYMBAL
RIDE CYMBAL
HI-HAT は、[13]と[14]を同時に押すとオープン・ハイハットが選ばれます。
3. 音を鳴らしたいステップを、メイン・キー[1]〜[16]で指定します。
BASSDRUM、SNAREDRUM、TOM、CLOSEDHI-HAT:
ボタンを押すたびに、オフ→弱→強(アクセントあり)の順で切り替わ
ります。
その他のサウンド:
ボタンを押すたびに、オフ→強(アクセントあり)の順で切り替わります。
切り替え順は、システム設定の「プログラミング・モード」で変更可能です。
裏拍の入力(32 ステップ)
[ENTER]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[16]を押すと、1/2 ステップ後ろにズレた位
置に音を入力できます。これにより、1 パターンに最大 32 ステップを入力できるようになります。
4. 手順 2 3 をくり返します。
5.[STOP/CONT]ボタンを押して、停止します。
スケールの設定
ステップ・ライトまたはタップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。
1.[SCALE]ボタンを押して、スケールを設定します。
LED 説明
16 3 連符( 6 ステップで 1 拍になります。
8分3連
3 ステップで 1 拍になります。
32 分音符(
8 ステップで 1 拍になります。
16 分音符(
4 ステップで 1 拍になります。
ボタンを押しただけでスケールが変更されてしまう誤操作を防ぐこともできます。システム設定の
「スケール・ボタン・ロック」で変更可能です。
トラックの再生/編集
パターンを並べて、1 曲分のトラックにすることができます。
ラック
ラック
1.
[SHIFT]ボタンを押しながら BANK[
]、[
]ボタンを押して、バンクを選びます。
2. TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンで、トラックを選びます。
ディスプレイに小節番号「1」が表示されます。データがないトラックは「0」と表示されます。
ラック
1.[START]ボタンを押して、再生します。
2. 停止するときは、[STOP/CONT]ボタンを押します。
再び[STOP/CONT]ボタンを押すと、停止位置からコンティニュー再生します。
再生中、[SHIFT]ボタンを押しながら[START]ボタンを押さえている間は演奏が一時停止し、離
すと再スタートします。手動で同期しているときのタイミング合わせに便利です。
途中かスタする場合(小節番号を呼び出す)
1.[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。
メイン・キーで小節数設定(0 9)→[ENTER]
例:20 小節の場合
[2]→[0]→[ENTER]
2.[STOP/CONT]ボタンを押して、コンティニュー再生します。
ラックード
操作子 説明
[TEMPO]ボタン
テンポを表示します。ボタンを押している間、[TEMPO]ダイヤルを
回して、テンポを変更できます。
小数点以下を変更する場合は、[SHIFT]ボタンを押しながら[TEMPO]
ダイヤルを回します。
[BACK]ボタン 小節を 1 つ戻します。
[FWD]ボタン 小節を 1 つ進めます。
[AVAILABLE MEAS]ボタン (トラック・ライト・モードのみ)入力可能な小節数を表示します。
[CYCLE/GUIDE]ボタン (トラック・プレイ・モードのみ)トラックをループ演奏します。
[SHIFT]+[CYCLE/GUIDE]
(LAST MEAS)ボタン
最後の小節数を表示します。
イト
あらかじめ、[SHIFT]+BANK[ ]、[ ]ボタンでバンクを選んでおきます。
イト
1.[SHIFT]ボタンを押しながら TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンを押して、トラックを選びます。
TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンが点滅します。
ディスプレイに小節番号が表示されます。
ラック
1.[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。
[1]→[ENTER]→[DEL](13)→[LAST MEAS](CYCLE/GUIDE)→[ENTER]
イト
1.[START]ボタンを押します。
2. 1 小節目に入力するパターンを、PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンとメインキー[1]〜[16]
で選びます。
トラックと同一バンクのパターンのみ選ぶことができます。
3.[ENTER]ボタンを押します。
パターンが入力され、2 小節目に進みます。
4. 2 小節目以降も、手順 2 3 をくり返します。
5. トラック・ライトを終了するときは、[STOP/CONT]ボタンを押します。
正する
誤って入力した場合は、以下の手順で修正してください。
1.[SHIFT]ボタンを押しながら TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンを押して、トラックを選びます。
2.[START]ボタンを押します。
演奏をストップしたままでも修正できます。その場合は、手順 2 の操作は不要です。
3. 以下のいずれかの方法で、修正したい小節に移動します。
[ENTER]ボタンで小節を進める。
[FWD]/[BACK]ボタンで小節を移動する。
「途中からスタートする場合(小節番号を呼び出す)」の手順 1 で小節番号を呼び出す。
4. メイン・キー[1]〜[16]で、リズム・パターンを選びなおします。
5.[ENTER]ボタンを押します。
6.[STOP/CONT]ボタンを押します。
はじめに
TR-09 は、1983 年に発売された Roland TR-909 を、最新のモデリング技術によって忠実に再現した
サウンド・モジュールです。コンパクトなだけでなく、電池駆動と小型スピーカーの搭載を実現。本格
的な TR-909 サウンドを、どこでも自由に楽しむことができます。
TR-09 は電池または USB バス電源で動作します。電池で使用するときは、電池の向きに注意して、
3 形電池を 4 本入れてください。
電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりする恐れがあります。「安全上のご注意」「使
用上のご注意」『安全上のご注意』チラシ)に記載の電池に関する注意事項を守って正しくお使い
ください。
本機を裏返すときは、破損を防ぐためボタンやつまみなどを保護してください。また、落下や転倒
を引き起こさないよう取り扱いに注意してください。
電池が消耗すると、ディスプレイに「
Bt.Lo
」と点滅表示されます。新しい電池と交換してください。
BoutiqueDockDK-01(付属品)組み合わせて使
&
取り付け/取り外し/角度の調節については、DK-01 の取扱説明書をご覧ください。
MIDI USB で鳴らす
TR-09 は、MIDI USB で演奏することもできます。詳しくは「機器の接続」をご覧ください。
機器の接続
他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての
機器の電源を切ってください。
G
A B C D FE
A
MicroUSB(
O
)端子
市販の USB2.0 ケーブル(A-microB タイプ)でパソコンに接続し
ます。
&
「USB で接続する」
B
[VOLUME]つまみ
音量を調節します。
C
PHONES 端子
ヘッドホン(別売)を接続します。
D
OUTPUT 端子
アンプやモニター・スピーカーに接続します。
E
MIXIN 端子
オーディオ入力端子です。接続した機器の音が、OUTPUT 端子と
PHONES 端子から出力されます。
F
MIDI 端子
市販の MIDI ケーブルで MIDI 機器を接続すると、TR-09 MIDI
器を同期演奏できます。
電源を入
G
[POWER]スイッチ
電源をオン/オフします。
正しく接続したら、必ず本機→接続した機器の順に電源を入れてください。手順を間違えると、誤
動作をしたり故障したりすることがあります。電源を切るときは、接続した機器→本機の順に電源
を切ってください
電源を入れる/切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源を入れる/切るときに音
がすることがありますが、故障ではありません。
TR-09MIDI 機器
MIDI INMIDI OUT
© 2016 ローランド株式会社
主な仕様
ローランド TR-09:リズム・コンポーザー
電源
充電式ニッケル水素電池(単 3 形)×4、アルカリ電池(単 3 形)×4、
USB バス電源
消費電流 500mA(USB バス電源)
外形寸法 308(幅)×130(奥行)×51(高さ)mm
質量 980g(電池含む、Boutique Dock 含まず)
付属品
Boutique Dock:DK-01、取扱説明書、DK-01 取扱説明書、安全上のご注意チラシ、
保証書、ローランド ユーザー登録カード、アルカリ電池(単 3 形)×4
本書は、発行時点での製品仕様を説明しています。最新情報についてはローランド・ホームページ
をご覧ください。
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』『使用上のご注意』『安全上のご注意』チラシ)をよくお読みください。お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。
ラス・スプの設定
ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。
1.[LAST STEP]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[16]を押して、ラスト・ステップを設定
します。
[LAST STEP]ボタンを押しながら[TEMPO]ダイアルを回しても、ラスト・ステップを変更する
ことができます。
トータル・アクセントの入
ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。
1.[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながら[TOTAL ACCENT](ENTER)ボタンを押します。
2. アクセントを付けるステップを、メイン・キー[1]〜[16]を押して設定します。
3.[TOTAL ACCENT]つまみで、アクセントの強さを調節します。
フルの設定
ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。
1.[SHUFFLE/FLAM]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[7]を押して設定します。
数字が大きいほど、シャッフルが深くなります。[TEMPO]ダイヤルで、細かく設定できます。
シャッフル OFF:[SHUFFLE/FLAM]+[8]
フラムの入
BASS DRUM、SNARE DRUM、TOM はフラムを入力できます。
ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。
1.[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながら以下のボタンを 2 つ同時に押します。
BASS
DRUM
SNARE
DRUM
LOW
TOM
MID
TOM
HI
TOM
2 つのボタンを同時に押す。
例:BASS DRUM の場合[1]+[2]
2.
フラムを入力するステップを、メイン・キー[1]〜[16]を押して、設定します。
3.[SHUFFLE/FLAM]ボタンを押しながらメイン・キー[9]〜[16]を押して、フラムの間隔を設
定します。
数字が大きいほど、フラムの間隔が広くなります。[TEMPO]ダイヤルで、細かく設定できます。
タッリア ・レ ィン
あらかじめ、[SHIFT]+BANK[ ]、[ ]ボタンでバンクを選んでおきます。
パターン・ライ・モにする
1.[SHIFT]ボタンを押しながら PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンを押します。
PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンが点滅します。
プ・ラト(アルタイム・レコーデング)モドにする
1.[SHIFT]ボタンを押しながら[TAP](BACK)ボタンを押します。
パターンの消
1.[CLEAR]ボタンを押しながらメインキー[1][16]を押して、消去したいパターンを選びます。
イト
1.[START]ボタンを押します。
2.[CYCLE/GUIDE]ボタンを押します。
クリック音が鳴ります。
3. メイン・キー[1]〜[16]を押して、演奏します。
&
「メイン・キー[1]〜[16]でマニュアル演奏する」参照。
録音中に、[CLEAR]ボタンを押しながら消したいサウンドのメイン・キー(SNARE DRUM の場合
は[3]または[4])を押し続けると、サウンドを消去することができます。
演奏は、スケールで設定したタイミングに入力されます(クォンタイズ)
4.[STOP/CONT]ボタンを押して、停止します。
便利な機能
パターンのコ
パターンをコピーします。他のバンクやグループにもコピーできます。
1. ペースト先のパターンを選びます。
[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。
バンク(I、II)→パターン・グループ(1 3)→メイン・キー(1 16)
2. コピー元のパターンを選びます。
[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。
[COPY](11)→バンク(I、II)→パターングループ(1 3)→メインキー(1 16)[ENTER]
ーン(パターンをつなげる
2 つ以上のパターンをつなげて、1 つのパターンとして扱うことができます。
ステップ・ライトまたはタップ・ライト・モード(スタートしていない状態)で操作してください。
ット
1. チェーンにしたいパターンの両端のボタンを押しながら[ENTER]ボタンを押します。
例:パターン 7 10 をチェーンにする場合
[7]+[10]+[ENTER]
ーン解
1. 切り離したいパターンを押しながら[ENTER]ボタンを押します。
例:パターン 7 10 のチェーンからパターン 7 を切り離す場合
[7]+[ENTER]
便利な機能
ート
トラック内のパターンを小節単位で削除します。
1. 以下のいずれかの方法で、削除開始小節に移動し
ます。
[ENTER]ボタンで小節を進める。
[FWD]/[BACK]ボタンで小節を移動する。
「途中からスタートする場合(小節番号を呼び出す)」の手順 1 で小節番号を呼び出す。
2.[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。
[DEL](13)→メイン・キーで削除終了小節設定(0 9)→[ENTER]
例:25 小節まで削除する場合
[DEL](13)→[2]→[5]→[ENTER]
例:開始小節のみを削除する場合
[DEL](13)→[ENTER]
例:最終小節まで削除する場合
[DEL](13)→[LAST MEAS](CYCLE/GUIDE)→[ENTER]
ート
トラックにパターンを挿入します。
1. 挿入したい小節に移動します。
例:5 小節を選ぶと、4 小節と 5 小節の間に挿入さ
れます。
2.「パターンの選択」の手順で、挿入したいパターンを
選びます。
2 つのメイン・キーを同時に押すことで、複数選択もできます。
3.[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。
[INS](12)→[ENTER]
コピ
トラックの内容を小節単位でコピー&ペース
トできます。
1. ペースト先の小節に移動します。
例:5 小節を選ぶと、4 小節と 5 小節の間
にペーストされます。
2. コピー元のパターンを選びます。[SHIFT]
ボタンを押したまま、以下のボタンを順に
押します。
[COPY](11)→メイン・キーで開始小節数設定(0 9)→[ENTER]→
メイン・キーで終了小節数設定(0 9)→[ENTER]
ディスプレイに「000」と表示された場合は、コピーできない小節が指定されています。
ンポ・メモリー
各トラックにテンポをセットすることができます。
ット
トラック・プレイ・モードで操作してください。
1.[TEMPO]ボタンを押しながら[ENTER]ボタンを押します。
選ばれているトラックに、表示されたテンポがセットされます。
テンポび出し
通常は、現在のテンポでトラックが再生されますが、以下の手順でセットしたテンポを呼び出すこ
とができます。
1.[TEMPO]ボタンを押しながら TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンを押して、トラックを選びます。
工場出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)
TR-09 を、工場出荷時の状態に戻します。
1. [2] ボタンを押しながら電源を入れます。
[ENTER]ボタンが点滅します。
ファクトリー・リセットをキャンセルする場合は、電源を切ります。
2.[ENTER]ボタンを押して、ファクトリー・リセットを実行します。
3. すべてのボタンが点滅したら、TR-09 の電源を入れなおします。
データプ/
バックップ
1. TR-09 とパソコンを、USB ケーブルで接続します。
2.[START]ボタンを押しながら電源を入れます。
3. パソコンで「TR-09」ドライブを開きます。
「TR-09」ドライブの「BACKUP」フォルダー内にバックアップ・ファイルがあります。
4. バックアップ・ファイルを、パソコンへコピーします。
5. コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しをして、USB ケーブルを抜きます。
Windows
コンピューターの「TR-09」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
MacOS
「TR-09」アイコンをドックにあるゴミ箱アイコンにドラッグします。
6. 電源をオフにします。
スト
1.「バックアップ」の 1 3 の手順で、パソコンで「TR-09」ドライブを開きます。
2.「TR-09」ドライブの「BACKUP」フォルダー内に、バックアップファイルを上書きコピーします。
3. コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しをして、[ENTER]ボタンを押します
4. LED の点滅が完全に終わってから、電源をオフにします。
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Roland TR-09 取扱説明書

カテゴリー
デジタルピアノ
タイプ
取扱説明書

Roland TR-09 は、1983 年に発売された Roland TR-909 を最新のモデリング技術によって忠実に再現したサウンド・モジュールです。コンパクトなだけでなく、電池駆動と小型スピーカーの搭載を実現。本格的な TR-909 サウンドを、どこでも自由に楽しむことができます。

TR-09 には 96 個の「パターン」と、パターンを並べた 8 個の「トラック」があります。パターン(96 個)はバンク 2 つ、グループ 3 つに分類され、トラック(8 個)はバンク 1 つに分類されます。各バンクとグループ、トラックはそれぞれボタンで選択します。

パターン・プレイ・モードでは、メイン・キー[1]〜[16]を押してリアルタイムに演奏できます。また、トラック・プレイ・モードでは、TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンを押してトラックを再生/録音できます