Raritan RAV-IP Distribution System ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
Copyright © 2015 Raritan, Inc.
RAVIP-0A-E
2015年6月
255-80-0046-00
ラリタン AV-over-IP分配システム
ユーザーガイド
リリース1.0
本書には、著作権によって保護されている専有情報が含まれています。無断で転載することは禁じら
れており、本書のいかなる部分も、Raritan, Inc. より事前に書面による承諾を得ることなく複写、複
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びハードウェアは、それぞれの所有者の登録商標または商標であり、それぞれの所有者に帰属します
FCC 情報
この装置は、FCC 規則のパート 15 に定められたクラス A デジタル装置に関する規制要件に基づき試
験が実施され、その適合が認証されています。これらの規制要件は、商業環境において機器を使用す
る際、有害な干渉に対する妥当な保護を提供するために設けられています。この機器は、無線周波数
エネルギーを生成かつ利用すると共に、放射することもあります。取扱説明書に従って設置および使
用が行われない場合は、無線通信に有害な干渉を引き起こす恐れがあります。この機器を住宅地で利
用すると有害な干渉を引き起こす場合もあります。
VCCI 情報 (日本)
Raritan は、事故、災害、誤用、乱用、本製品の Raritan 製品以外への改良が起因する、または Raritan
が適切にコントロールできないような状況下、もしくは通常の操作以外で発生した本製品への損傷に
対して一切責任を負いません。
本製品に付属されている電源ケーブルは、本製品でのみ使用してください。
iii
目次
はじめに 1
エンコーダー(発信)ユニット前面 .............................................................................................. 1
エンコーダー(発信)ユニット背面 .............................................................................................. 2
デコーダー(受信器)ユニット前面 .................................................................................................. 3
デコーダー(受信器)ユニット背面 .................................................................................................. 4
設置 5
有線単一チャンネルエクステンダーシステムの設置 .................................................................... 5
単一チャンネルエクステンダーシステムの設定 ................................................................. 5
多チャンネルビデオ分配システム ................................................................................................. 6
サポートされているイーサーネットスイッ .................................................................... 7
多チャンネルシステムの設定 .............................................................................................. 7
操作 9
Web インターフェース .................................................................................................................. 9
Web インターフェース概要 .............................................................................................. 10
システムタブ ..................................................................................................................... 10
ネットワークタブ .............................................................................................................. 16
機能タブ ............................................................................................................................ 18
目次
iv
コンピュータデバイスのための USB 制御 .................................................................................. 26
コンピューターのオーディオ入出力 ........................................................................................... 26
チャンネルの変更 ........................................................................................................................ 27
チャンネル番号、IP アドレス、と詳細の表示 ............................................................................ 29
マウントオプション 30
ブラケットマウント設 ............................................................................................................. 30
ブラケットマウントキットの寸法と重量 .................................................................................... 31
VESA マウント設置 ..................................................................................................................... 31
VESA マウントキットの寸法と重量............................................................................................ 33
特徴と仕様 34
特徴 .............................................................................................................................................. 35
仕様 .............................................................................................................................................. 36
SKU(型番) と梱包内容 ................................................................................................................ 38
索引 41
1
ラリタンの AV-over-IP 分配システム(RAV-IP)は低コスト、高性能の
AV-over-IP システムで次のものを備えています:
HDMI オーディオ・ビデオ、USB キーボードとマウス、赤外線(IR)とシ
リアルの制御
PC、メディアプレーヤー、スクリーンそしてプロジェクタと繋がり
ます
低価格の Cat5 のケーブルとイーサーネットのスイッチを使用
オプションとしてファイバーによる伝送も可能
納品されてから最小の設定で使用可
拡張が簡単 エンコーダーとデコーダーを追加するだけ
チャンネルスイッチあるいはリモートコントロールで切替可能
この章の内容
エンコーダー(発信器)ユニット前面...................................................... 1
エンコーダー(発信器)ユニット背面...................................................... 2
デコーダー(受信器)ユニット前面 ......................................................... 3
デコーダー(受信器)ユニット背面 ......................................................... 4
エンコーダー(発信器)ユニット前面
1. オプション。キーボードやマウスのような USB デバイスのために2
つの USB 2.0 ハブポート装備
2. エンコーダーユニットの電源が入っているときにはPower” LED
青く光ります。“Link” LED はネットワークへの接続状態を示しま
す。
消灯:接続なし
Ch 1
はじめに
Ch 1: はじめに
2
点滅:接続試行
点灯:接続あり
3. オプションIR TX は視聴場所からソースを制御するための赤外線
発信ケーブルを接続する端子。IR RX はデコーダーデコーダーに接続
された出力を制御するために赤外線リモートコントロールからの信
号を受信する IR 受信ケーブルを接続する端子。
4. エンコーダーユニットを再起動させます。
5. ある種のビデオソースに対してビデオ品質を切り替えるためのアン
チディザーボタン。エンコーダーEDID ボタンを押しながら、このユ
ニットの電源を入れると、エンコーダーユニットの EDID をエンコー
ダーの HDMI 出力(ループバック)に接続されている出力デバイスの
EDID に設定します。
6. エンコーダーユニットのビデオチャンネル(0-9,A-F 全部で 16 チャン
ネル)を設定します。
7. “Apply”タンは現場オペレーターあるいは設置者がビデオチャンネ
ルの設定を確定するのに用います。“Factory Default”ボタンを押しな
がら、このユニットの電源を入れると、のユニットを工場出荷時の
標準設定にリセットします。
8. オプションシリアル制御のため PC RS-232 ポートに接続します。
9. UTP ケーブルあるいは光ケーブルを経由してギガビットイーサーネ
ット接続する選択をします。初期設定は UTP となっています。光フ
ァイバーに切り替えるには再起動が必要です。
エンコーダー(発信器)ユニット背面
1. UTP/CATx ケーブルあるいは光ファイバーケーブルを接続し、IP
ットワークのギガビットスイッチ、あるいは直接デコーダーユニット
に接続します。ラリタンから提供されるオプションの SFP ファイバ
ーモジュールを使用するときは、ファイバー接続が必要です。
2. ソースの AV 機器あるいはコンピュータシステムの HDMI 出力へ接続
します。
3. オプション。ローカルの HDMI ディスプレーへ接続します。
4. オプション オーディオ入力をモニターするため”Audio In”からの信
号を折り返し出力する端子。
Ch 1: はじめに
3
5. オプション “IN”はオーディオ入(PC の出力)でデコーダーユニッ
トに送られます
6. オプション “OUT”はデコーダーユニットからのオーディオ出力
(PC の入力)接続します。
7. オプション PC から “USB HOST”(USB-B から USB-A のケーブ
)へ接続します。
8. 付属している固定具つき 5VDC 源アダプターを接続します。
9. オプション。接地端子
デコーダー(受信器)ユニット前
1. オプション。オプションのシリアル制御のための出力機器の RS232
ポートに接続します。
2. “Power” LED は電源のオンオフを表示します。“USB” LED この
チャンネルで USB 制御が動作していることを示します。“Link” LED
IP ットワークへの接続を表示します。
消灯:接続なし
点滅:接続試行
点灯:接続あり
3. オプションRX ートはソースを制御するためエンコーダーに接続
されたリモートコントロールデバイスからの赤外線信号を受信する
赤外線受信ケーブルを接続します。TX ートはデコーダーに接続さ
れた出力機器を制御するための赤外線発信ケーブルを接続します。
4. デコーダーユニットを再起動します
5. “Select USB”タンは USB 制御を獲得します。ビデオが使用可能であ
るのにUSB” LED が点灯しないときこのボタンを押します。
6. オプション“USB 2.0”ハブポートはエンコーダーに接続されたコン
ピューターに搭載された USB ドライバーに接続します。
7. オプションキーボード、マウスあるいはタッチパネルのような低速
USB HID 機器のための USB ポートです。
8. デコーダーユニットのビデオチャンネルを設定します。
9. “Apply”タンは現場オペレーターあるいは設置者がビデオチャンネ
ルの設定を変えるために用います。
Ch 1: はじめに
4
10. ギガビットイーサーネットメディアの通路を UTP ケーブルにするか
光ファイバーにするかを選択します。初期設定は UTP となっていま
す。光ファイバーに切り替えるには再起動が必要です
デコーダー(受信器)ユニット背
1. UTP/CATx ケーブルあるいは光ケーブルのいずれかで IP ットワー
クギガビットスイッチ、あるいは直接エンコーダーユニットに接続し
ます。ラリタンから提供されるオプションの SFP ファイバーモジュ
ールを使用するときは、ファイバー接続が必要です。
2. オプションDVI-I ビデオ出力 DVI-I のアナログ出力は HDCP 保護
されていない内容にのみ使用できます。VGA モニターには、DVI
VGA へのアダプターを使用します。
3. モニターあるいはテレビへの HDMI 出力です。
4. オプション。マイクロフォン入力 3.5mm のマイクロフォンジャック
をデコーダーに接続します。拡張器モードでのみ動作します。
機器
モードを参照ください
18
p. "
デバイスモード
"see
5. オプション ヘッドフォン出力 3.5mm のヘッドフォンあるいはアン
プ付きスピーカーのペアへのステレオケーブルを接続します。
6. 直流 5V/3A 電源付属されている固定具つ 5V 直流電源アダプターを
接続します。
7. オプション 設置端子
5
この章の内容
有線単一チャンネルエクステンダーシステムの設置 ............................. 5
多チャンネルビデオ分配システム ........................................................ 6
有線単一チャンネルエクステンダーシステムの設置
有線の一対一エクステンダーには1台のエンコーダーユニットと1台の
デコーダーユニットが必要です。
単一チャンネルエクステンダーシステムの設
1. エンコーダーユニットとデコーダーユニットでチャンネルロータリ
ースイッチを用いて同じチャンネルに設定。
2. エンコーダーをビデオソースに接続し、デコーダーをディスプレイあ
るいはテレビと HDMI あるい DVI ケーブルで接続します。
3. エンコーダーとデコーダーの前面のスイッチをケーブル接続のタイ
プが UTP ケーブルあるいは光ファイバーケーブルのいずれであるか
に従って設定します。
4. オプションエンコーダーに接続されたビデオソースを制御するため
に、赤外線発光(発信)ケーブルをエンコーダーの IR TX ジャックにつ
なぎ、赤外線発光端を制御したいビデオソースの赤外線入力ポートに
向けます。
5. オプション赤外線受信ケーブルをデコーダーの IR RX ャックに接
続し、他端を赤外線リモートコントロールに向けます。
6. オプションRS-232 ントローラあるいはディスプレイ/テレビ/
バイスが RS-232 コマンドを受け取れる場合に RS-232 ケーブルをエ
ンコーダーあるいはデコーダーに接続します。
もしエンコーダ/デコーダーの RS-232 ポートとデバイスの
RS-232 ポートが異なったピンのオ/メスとなっているときには、
クロスなし RS-232 ケーブルを使用します。
もしエンコーダ/デコーダーの RS-232 ポートとデバイスの
RS-232 ポートが同じオス/メスであるときには、クロス RS-232
ケーブル(モデムなし)を使用します。
Ch 2
設置
Ch 2: 設置
6
RS-232 シリアル制御は Web インターフェースで可能となり、
リアル設定はエンコーダー、デコーダーとシリアルデバイスの
で整合性があるように設定する必要があります。
7. オプション。キーボードとマウスあるいは遠隔 USB デバイスのアク
セスのために、USB ケーブルをエンコーダー/デコーダーに接続しま
す。
8. 固定具付き直流電源アダプターをエンコーダーとデコーダーに差込
みます。電源ユニットをオンにします。
9. ビデオソースの電源を入れビデオの再生をスタートします。
10. ディスプレイの電源を入れ HDMI DVI を選択します。
11. 必要があれば、PC をエンコーダーとデコーダーに接続し、Web イン
ターフェースを用いてエクステンダーシステムの設定を行います。
Web ンターフェース
9
p. 』。
多チャンネルビデオ分配システム
単一あるいは多チャンネルビデオ分配システムの設置には、IGMP とジャ
ンボフレーム(最低 8K)をサポートしている1台のギガビットマネージド
スイッチあるいはギガビットスマートスイッチが必要です。
Ch 2: 設置
7
サポートされているイーサーネットスイッチ
シスコ SG シリーズ(SG300 たは SG500) 推奨
シスコ カタリスト 2960 ガビット
シスコ カタリスト 3750 ガビット
デル パワーコネクト 5400 シリーズ(5424,5448)
デル パワーコネクト 5500 シリーズ(5524,5524P,5548,5548P)
デル パワーコネクト 6200 シリーズ(6224,6224P,6248,6248P)
ネットギア 7000 シリーズ V2
(GSM7224,GSM7228PS,GSM7248,GSM7252PS)
パケッジ(Pakedge)SW24-GBM, S24P
多チャンネルシステムの設定
1. ギガビットスイッチの電源を入れジャンボフレーム(8K) IGMP v2
を有効にしますIGMP の監視は使用されている VLAN(s)対応して
設定します。
2. それぞれのエンコーダーユニットにロータリースイッチを使って個
別のビデオチャンネルを設定します
3. それぞれのデコーダーユニットにロータリースイッチを使って初期
設定のビデオチャンネルを設定します。
ノート:初期設定の後、異なるビデオチャンネルの間での切替に 16
チャンネルの赤外線リモートコントロールを使うことができます。
ニットを再起動すると、チャンネルロータリースイッチに設定されて
いる初期設定チャンネルが使用されます。
4. 全てのエンコーダーユニットとデコーダーユニットを CATx ケーブ
ルあるいは光ファイバーケーブルによってギガビットスイッチに接
続します。
5. 全てのエンコーダーをビデオソースに、そして全てのデコーダーをデ
ィスプレー/テレビ用 HDMI ケーブルでモニターあるいはディスプレ
ーに接続します
6. オプションエンコーダーに接続されたビデオソースを制御するには、
赤外線発光(伝送)ケーブルをエンコーダーの IR Tx ジャックに接続し、
そして赤外線発光端を制御したいビデオソースの赤外線入力ポート
に向けます。
7. オプション赤外線受光ケーブルをデコーダーの IR RX ャックに接
続し、他端を赤外線リモートコントロールに向けます
8. オプション RS-232 コントローラあるいはディスプレ/テレビ/
デバイスが RS-232 コマンドを受け取れる場合に RS-232 ケーブル
エンコーダーあるいはデコーダーに接続します。
Ch 2: 設置
8
もしエンコーダ/デコーダーの RS-232 ポートとデバイスの
RS-232 ポートが異なったピンのオ/メスとなっているときには、
クロスなし RS-232 ケーブルを使用します。
もしエンコーダ/デコーダーの RS-232 ポートとデバイスの
RS-232 ポートが同じオス/メスであるときには、クロス RS-232
ケーブル(モデムなし)を使用します。
RS-232 シリアル制御は Web インターフェースで可能となり、
リアル設定はエンコーダー、デコーダーとシリアルデバイスの
で整合性があるように設定する必要があります。
9. オプション。キーボードとマウスあるいは遠隔 USB デバイスのアク
セスのために、USB ケーブルをエンコーダー/デコーダーに接続しま
す。
10. 直流電源アダプターを全てのエンコーダーとデコーダーに差込みま
す。電源ユニットをオンにします。
11. 全てのビデオソースの電源を入れビデオの再生をスタートします。
12. 全てのディスプレイの電源を入れ HDMI DVI かを選択します。全
てのディスプレーはエンコーダーとデコーダーに設定されたチャン
ネルに従って表示をします。
デコーダーに接続されたディスプレーに表示されるチャンネル
は青色のチャンネルスイッチを使って切替え、そして”Apply”
タンを押すことで切替えるか、デコーダーに付属しているリモ
トコントロールによって切替えることができます。
13. Web インターフェースにログインすると、多チャンネルシステムの
設定ができます。参照 Web インターフェース。
9
エンコーダーユニットとデコーダーユニットは Web ーザーインターフ
ェースを持ち、それで設定の変更と保守機能を行います。特定の応用ソ
フトを用いるときには初期設定値を合わせておく必要があります。
そのような操作の一部をユニットのボタンを用いて行うことができます。
この章の内容
Web インターフェース ........................................................................ 9
コンピュータデバイスのための USB 制御........................................... 26
コンピューターのオーディオ入出力 .................................................. 26
チャンネルの変 ............................................................................. 27
チャンネル番号IP アドレス、と詳細の表示..................................... 29
Web インターフェース
Web インターフェースに接続するには、ノート PC Cat5 ーブルを使
って直接エンコーダー/デコーダーに接続できます。るいはこの手続き
に従ってネットワークを通じて多チャンネル設定を行います。
ネットワークで繋がった多チャンネルの設定のために Web インター
フェースに接続するには、
1. コンピュータ(ノート PC)から RAV-IP ンコーダーあるいはデコーダ
ーが接続されているネットワークにイーサーネットケーブルで接続
します。
2. ノート PC IP ドレスをエンコーダーとデコーダーと同じ IP サブ
ネットに設定します。
3. Web ブラウザで、RAV-IP エンコーダーあるいはデコーダーの IP アド
レスに行きます
RAV-IP ディスプレーのエンコーダー/デコーダーの IP アドレスはい
くつかの方法を用いて見つけることができます。
ビデオがデコーダーで表示されているとき:
赤外線受信器がデコーダーに繋がっているときに、リモートコ
トロールの OSD ボタンを押します。エンコーダーとデコーダー
IP ドレスがディスプレーに表示されます。
ビデオが全く表示されていないとき:
デコーダーのロータリーダイアルを使用されていないチャンネ
ル番号に合わせ”Apply”ボタンを押します。
あるいは
Ch 3
操作
Ch 3: 操作
10
現在エンコーダーに繋がっているビデオ入力を切ります
画面の右下に IP アドレスが表示されているのを見ることができ
ます:
エンコーダー:ローカル IP
デコーダー:遠 IP
Web ンターフェース概要
Web インターフェースは3つのタブを持っています。選択したタブある
いは有効化された所は白でハイライトされ、使用されていないタブある
いは所は青色です。
システムタブ:
エンコーダーあるいはデコーダーの再起動、ファームウエアの更新、そ
してバージョン情報を見ることができます。
ネットワークタブ
IP ドレスとデバイスモードのようなネットワーク設定を設定します。
機能タブ:
EDID コピー、シリアル制御の有効化、USB 制御の有効化、ビデオの
効化、ビデオモードの選択ができます。エンコーダーとデコーダーでは
機能タブが異なった内容を持っていることに注意してください。
システムタブ
システムタブに RAV-IP バージョンの表示、ファームウエアツールの更
新、ユーティリティツールがあります。
Ch 3: 操作
11
ファームウエアの更新
新しいファームウエアのバージョン raritan.com のサポートセクション
で見つけることができます。
新されるエンコーダーとデコーダーは更新中はオーディオやビ
デオを処理していないことを確認してください。オーディオやビデオを
処理中ですと更新が失敗したりデバイスを破損したりする可能性があり
ます。
新中はデバイスの電源を切らないでください。ファームウエア
が全部ロードされないことがあるとデバイスは作動しません。
ファームウエアを更新するには:
1. PC るいはノート PC をイーサーネットスイッチ(あるいはエンコー
ダーあるいはデコーダーに直接)に接続し、IP アドレスをエンコーダ
ーあるいはデコーダーデバイスと同じサブネットに設定します。もし
それらが自己設定を用いている場合には、ローカル IP アドレスをリ
ンクし、そして169.254.1.1”ネットマスクに”255.255.0.0”を使うこ
とができます。
2. そのエンコーダーあるいはデコーダーデバイスをスイッチに接続し
そして RAV-IP のビデオ出力をモニターに接続しそのエンコーダーあ
るいはデコーダーの IP アドレスを見ます。
Ch 3: 操作
12
3. ビデオ画面の右下隅の近くに”Local IP”がデコーダーIP アドレス、そ
して”Remote IP”がエンコーダーの IP アドレスを示しています。
4. Web ブラウザを開きそして次をタイプします http:// エンコーダ
あるいはデコーダーの[IP アドレス]
5. Web インターフェースで、Update Firmware” をクリックします。
6. ブラウズをクリック、そしてファームウエアのファイルを見つけ、
択し、OK をクリックします。2通りのファームウエアがあるのに注
意してください:1つはエンコーダー用、1つはデコーダー用です
重要!デバイスへの損傷のリスク。新しいファームウエアをア
ップロードする前に更新されるエンコーダーあるいはデコーダーが
オーディオやビデオを処理していないことを確認してください。更新
中はデバイスの電源を切らないでください。
Ch 3: 操作
13
7. RAV-IP にファームウエアファイルをアップロードするには”Upload”
をクリックしてください。
8. RAV-IP デバイスへのファイルアップロードが始まります。アップロ
ードが始まるまでに少々時間がかかります。RAV-IP がデバイスへの
ファームウエアの書き込みを開始すると、進度が画面に表示されます。
Ch 3: 操作
14
9. ファームウエアがデバイスに正しく書き込まれた後、れは自動的に
再起動します。“Done”が表示されると起動のメッセージが出て、
ブラウザーを閉じることができます
ユーティリティ
ユーティリティーには次のものがあります:
工場出荷時の設定に戻す
エンコーダーまたはデコーダーデバイスを再起動する。再起動に一部
設定変更が必要です。
EDID 初期設定に戻す。EDID の戻しはエンコーダーにおいてのみで
きます。
Ch 3: 操作
15
工場出荷時の設定に戻す
デバイスを工場出荷時の設定に戻すには、Web インターフェースあるい
は、デバイスの”Factory Default”ボタンを使用します。デバイスはリセッ
トの後再起動します。IP アドレスが変化するであろうことに注意してく
ださい。
デバイスのボタンを用いてリセットするには:
1. デバイスの電源を切り、再投入する”Factory Default”ボタンを押し
続けます。”Factory Default”ボタンは電源が入り”Link” LED が点滅
するまで押し続けてください。
2. デバイスが電源投入処理をします。
Web インターフェースを用いてリセットするには:
1. Web インターフェースで choose System から Utilities そして
Factory Default をクリックします。
EDID
のリセット
EDID のリセット機能は EDID エンコーダーの初期設定値に戻します
この機能はエンコーダーの Web ンターフェースでのみ利用可能です。
EDID 初期値:
1920x1080 60fps2 チャンネルオーディオ
EDID をリセットするには:
エンコーダーWeb インターフェースで、System”から”Utilities”を選
び、さらにReset EDID”をクリックします。
エンコーダーまたはデコーダーの再起動
エンコーダーまたはデコーダーユニットを再起動するには2つの方法が
あります。
1. ユニットのReset”ボタンを押しま
あるいは
2. Web インターフェースで、System”から”Utilities”を選び、さら
”Reboot”をクリックします。
Ch 3: 操作
16
ネットワークタブ
ネットワークタブはネットワークの設定機能と、デバイスモードの設定
を含んでいます
2つのデバイスモードがあります。エクステンダーとマトリックスは、
それぞれエンコーダーとデコーダーの間の一対一接続と複数のエンコー
ダーとデコーダーの間のマトリックス接続をサポートします。
DHCP アドレス(初期設定)と管理者がエンコーダーまたはデコーダ
IP ドレスを設定する静的アドレスの2つの IP モードがあります。
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Raritan RAV-IP Distribution System ユーザーガイド

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ユーザーガイド