特長
• 業界で最高密度の
128
ポ ート
32
Gbps
の第
6
世 代（ Gen
6
）フ ァ イ バ ー チ ャ ネ ル ・
スイッチにより、ストレージの増大や要求
の厳しいワークロードに対応
• 強化されたNVMeの監視により、
パフォーマンスを最適化し、信頼性を確保
• ハ ード ウェア を 交 換 す る こ と な く、
NVMe対応のソリューションを統合
• 生産性を向上させるシンプルで
オープンな自動化により、操作を高速化
• 反復的な管理タスクを自動化すること
で、大規模環境のエンド・トゥ・エンドの
管理を簡素化
• 統合型ネットワーク・センサーによって、
スト レ ー ジ IOの健全性と性能の
プロアクティブなリアルタイム監視と
アラート生成を提供
• VMの性能を監視し、VMの異常を特定
して、VMの性能を最適化するために、
ス ト レ ー ジ・フ ァ ブ リ ッ ク 内 で VMを可視化
Brocade
®
G630
Switch
NVMeおよび自動化により、ビジネス運用を高速化
データセンターは、データ量の急激な増加やダイナミックに変動するビジネス
要件に対処するために、性能、ビジネス・インテリジェンス、および運用効率を
最大限に引き出すという重圧に直面しています。企業は、必要な性能を実現
するためにオールフラッシュ・データセンターに移行しています。それには、
コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グ・リ ソ ー ス と ス ト レ ー ジ・リ ソ ー ス に お け る イ ノ ベ ー シ ョ ン に
対応できる最新のストレージ・ネットワークが必要です。SANを最新化すること
により、生産性を最大化し、ストレージの投資効率を高めることができます。
それはネットワーク環境を急速に拡大するときでさえ可能です。さらに、
Gen
6
ファイバーチャネルに追加された自動化テクノロジは、操作を簡素化し、
ビジネスの最適化や収益機会に集中的に取り組むためにリソースを解放する
ことにより、SAN管理に変革をもたらします。
Brocade
G630
スイッチ は 、NVMeストレ ー ジ
を最適化し、SAN管理タスクを自動化するため
の ツ ー ル を 提 供しま す 。こ れ は ア プリケ ー ション 、
データ、ストレージの増大に対応するよう設計
された、管理プラットフォームにおける高密度
の ビ ル デ ィ ン グ・ブ ロ ッ ク で す 。Brocade
G630
はNVMeに対応しているため、運用停止
やハードウェア交換をすることなく、Brocade
Gen
6
ファイバーチャネル・ネットワークと次世代
のフラッシュ・ストレージをシームレスに統合で
き ま す 。さ ら に 、Brocade
G630
は、統合型
ネットワーク・センサーでNVMeワ ー ク ロ ード の
高度な監視を実施することにより、最適な
性能を確保します。
また、Brocade
G630
スイッチでは、新規に
導入された自動化機能により、DevOps
リソー スはオ ープンな APIとAnsible自動化
エンジンを通じてSANリソースを迅速に自動化
し、
オ ー ケ ストレ ー ション することが で き ま す 。
ブロケードの自動化機能を使用すると、
プロビジョニングなどのリソースを大量に
消費するタスクを迅速かつ確実に実行し、
ネットワークの継続的な監視を運用可能にす
ることができます。そのため、短時間でタスク
を完了できます。ブロケードの堅牢なデータ
収集機能と自動化を組み合わせることにより、
反復的な日常のタスクを自動化し、人為ミス
を排除して一貫したパフォーマンスを実現で
きます。
Brocade
G630
を導入すると、オールフラッシュ・
データセンターにシームレスに移行して、将来
の技術革新と運用効率をサポートするための
基盤を構築できます。
DATA SHEET
業界最先端のポート密度によ
る 、シ ン プ ル で 洗 練 さ れ た
スケ ーラビリティ
Brocade
G630
はエンタープライズ・クラス
の ス イッチ として 、
128
フ ァ イ バ ー チ ャ ネ ル・
デバイス・ポートを洗練された
2
Uフ ォ ー ム・
ファクタに収納して、業界最先端のポート
密度を提供します。これにより、スケーラビリティ
の向上とスペースの使用率の最適化の両方
が可能です。
96
個の
32
Gbps SFP+ポ ート
と
8
個の
4×32
Gbps Q-Flexポートを搭載し
たコンパクトな設計のため、データセンター
を効率的に拡張し、少ないスイッチで高い
接続性を提供できます。Brocade
G630
スイッチは、柔軟性を最大限に実現し、高密度
のファイバ ーチャネ ル・ファブリックに対 応 す
るように設計されており、コスト効率に優れ
た「 pay-as-you-grow」（ビジネスの成長に
応じた拡張）のスケーラビリティを提供し、
Ports on Demand（PoD）機 能 に よ っ て
48
～
128
個までポートを拡張できます。
各Q-Flexポ ート は 、MTP/MPOケーブル、
MTP/MPO-LCブ レ ー ク ア ウ ト・ケ ー ブ ル 、
お よ び パ ッ チ・パ ネ ル と の デ バ イ ス 接 続 ま
たはISL接続用に
4x32
Gbpsのファイバ ー
チャネルをサポートできるため、管理者は
配線インフラストラクチャを統合して簡素化
で き ま す 。各 Q-Flexポ ート は
4×32
Gbps、
4×16
Gbps、
4×8
Gbps、ま た は
4×4
Gbps
2
ファイバーチャネルの速度に対応しています。
Q-Flexポートを使用してエッジ・スイッチをコア
に集約し、Brocade
X6
ダイレクタの Brocade
F
C32-64
ポ ー ト・ブ レ ー ド と Brocade
G620
ま
たは
G630
スイッチ間で高性能ISLを備えた
高密度ファブリックを形成できます。また、
1
つの論理ISLを形成するために、単一の
スイッチのペアにおいて最大
8
個のポート用
のISL Trunkingを提供します。
Brocade
G630
は
128
個の
32
Gbpsポ ート
を提供するほかに、Gen
6
ファイ バ ー チャネ ル
の性能によって、増え続ける変動的なワーク
ロードに対応します。このレベルの性能
は、業界トップクラスの低遅延と
1
秒あたり
最大
5.66
億フレームのスイッチングを組み
合わせることによってもたらされ、最大
2
億
回のIOPS能力により、アプリケーションの
パフォーマンスの限界を打破します。同時
に、カットスルー・スイッチング使用時の
ポート間の遅延を
780
ナ ノ 秒（ FECを含
む）未満まで最小化します。結果として、
Brocade
G630
で は 、洗 練 さ れ た
スケーラビリティとパワフルな性能が実現し、
フラッシュ・ストレージのワークロードの要求
に対してプロアクティブに対応できます。
大容量データの長距離伝送に対応するため
に、Brocade
G630
スイッチは、インフライト
暗号化とデータ圧縮により、帯域幅を最適化
し、
不正アクセスのリスクを最小化します。
最大
384
Gbpsのインフライト暗号化と
192
Gbpsのインフライト圧縮を組み合わせ
て使用できます。さらに、設計にはフォールト・
トレラントが組み込まれているほか、
エンタープライズ・クラスのRAS機能も備わ
り、拡 大し続 け るミッション・クリティカ ル な
環境を支えるダウンタイムの最小化に貢献
します。
シンプルでオープンな自動化
により、生産性を向上
IT組織は、ゾーニング、インベントリ・レポート
の作成、運用検証チェックなどの反復的な
日常管理タスクの実行に時間の約半分を費
やしています。これらの反復的なタスクを
自動化することにより、効率を大幅に向上さ
せ、操作ミスの危険を劇的に低下させる
ことができます。大規模なIT環境における
自動化では、一貫性と予測可能性を確保しな
がら多様なインフラストラクチャ・コンポーネント
を
統合して、運用効率と俊敏性を向上さ
せま
す。
20
年にわたるストレージ・ネットワーク
の技術蓄積を活用して、
ブロケードは、
インフラストラクチャ管理に求められる役割と
自動化のメリットがあるタスクを理解しています。
REST APIを
スイッチと管理製品に直接導入
することによ
り、SAN管 理 ソリュー ション を
実現するための多様な選択肢を提供します。
ブロケードの堅牢なデータ収集機能と
自 動 化 お よ び オ ー ケ ストレ ー ション・ツ ー ル
（Ansibleなど）を組み合わせたIT組織は、
構成タスクを自動化することや、パフォーマンス
や健全性の変化を監視して検出するために
可視化することができます。
ブ ロ ケ ードの 自 動 化ソリュー ション は 、以 下
の柱に基づいています。
柔軟なQ-FLEXポートにより配線を簡素化
して集約する
Q-Flexポートは、業界最先端の
32
Gbps
速度の柔軟なISL接続およびデバイス接続
に使用できます。これらのポートは、単一の
QSFP接続をサポートするか、または
4
つの
標準SFP+接 続にファンアウトするように
設計されているため、管理者は配線
インフラストラクチャを簡素化できます。
Brocade
G630
のPorts on Demand（PoD）
機 能により、Q-Flexポートの混在や追加を
柔軟に実施できます。
Gen 6
ファイバ ーチャネ ル
Brocade Gen 6ファイバ ー チャネ ル は 、
ミッション・クリティカ ル な ストレ ー ジ の た め に
専用設計されたネットワーク・インフラストラクチャ
です。NVMe対応の性能、高度な自動化、
包括的な管理機能を提供することにより、
ア プリケ ー ション の パ フォー マ ン ス を 高 速 化し、
事業継続性の推進を可能にします。Gen 6
ファイバーチャネルを搭載し、Brocade Fabric
Visionテクノロジを採 用した Brocade G630
ス イ ッ チ は 、卓 越 し た 32 Gbpsの性能、業界
最先端のポート密度、および自動化された
操作を実現して、ストレージの増大、要求の
厳しいワークロード、およびデータセンターの
統合に対応します。
運用安定性の強化により事業
継続性を実現
Brocade Fabric Vision® テクノロジを採 用し
たBrocade
G630
は、監視を簡素化し、運用
安定性を高め、コストを大幅に低減する、優れ
た ハ ードウェア ／ ソフトウェア・ソリュー ション
を提供します。Fabric VisionテクノロジにIO
InsightとVM Insightが組み込まれたことで、
企業はSCSIとNVMeの両方のトラフィックを
より深く把 握できるようになりました。この
ように可視性が強化されたことで、管理者は
問題を迅速に特定し、原因分析を迅速化す
ることが可能になり、問題解決までの時間が
短 縮 さ れ ま す 。ま た 、Brocade
G630
は 、統 合
された負荷のかからないリアルタイムの
ネットワーク監視とアラート生成機能を利用して、
NVMe over Fibre Channelのパフォー マンスを
最適化します。
NVMeト ラ フィック の
プロアクティブな監視によって、管理者は
ネットワークの健全性と性能を維持する上で
主要なインサイトを得ることができます。
IO Insightは、統合型ネットワーク・センサー
を通してIO性能と動作をプロアクティブに
監視し、問題に関する高度なインサイトを
提供して、サ ービス・レベルを確 保します。
この機能は、中断することも負荷をかけるこ
ともなく、すべてのデバイス・ポートからIO
統計情報を集め、この情報を、しきい値を
設定してアラートを生成する監視ポリシー
に活用します。VM Insightは、VMごとにIO
Insightの可視性を応用します。統合された
VMレ ベ ル 、ア プリケ ー ション・レ ベ ル 、お よ び
デ バ イ ス・レ ベ ル の IO遅延とIOPS監視によ
り、管理者はアプリケーションの性能の
ベースラインを設定し、性能の低下の原因
となっているVMまたは物理レイヤーを特定
できます。
Fabric Visionの革新的な監視、管理、診断
機能により、管理者は運用に影響が出る前に
問題を回避できます。Fabric Visionに は 、他 に
も以下のような機能があります。
•
Monitoring and Alerting Policy Suite
（
MAPS
）
:
構築済みのルール／ポリシー・
ベースのテンプレートを活用して、
ファブリック全体のしきい値の構成、監視、
警告を簡素化します。管理者は、ファブリック
全域（または複数ファブリック）で共通の
ルールとポリシーを使って一括した設定が
できるほか、特定のポートやスイッチの
ポリシーをカスタマイズすることもできます。
さらに、管理者はアプリケーション、VM、
スト レ ー ジ IOの性能低下の通知を受け取る
ために、IO Insightの メト リッ ク ス を 使 用 し て
MAPSポリシーにしきい値を設定すること
ができます。
•
Fabric Performance Impact
（
FPI
）監視
:
事前に定義されたMAPSポリシーを活用し
て、さまざまな遅延レベルや、ネットワーク
性能に悪影響を及ぼすスロー・ドレイン・
デバイスを自動的に検知し、管理者に警告
します。この機能はさまざまな重大度の
遅延を識別し、原因となっているデバイス
やボトルネックとなっているポートの影響
を受けているデバイスを特定し、スロー・
ドレイン・デバイスを自動的に隔離して、
バッファ・クレジットの枯渇を回避します。
•
ダッシュボ ード
:
統 合ダッシュボード機 能 は 、
SAN全体の健全性を範囲外の状態の詳細
とともに表示します。これにより管理者は傾向
を容易に把握し、スイッチやファブリックに
発生している問題を迅速に特定できます。
3
Brocade Fabric Vision
テクノロジ
Brocade Fabric VisionテクノロジをIO Insight
およびVM Insightと組み合わせることにより、
ストレージ・ネットワーク全体にわたる優れた
インサイトと可視性がもたらされます。
強力な
監視、管理、診断ツールを統合したFabric
Visionテクノロジは、以下のようなメリットをも
たらしま す 。
監視の簡素化
:
• ブ ロ ケ ード が
20
年以上にわたって蓄積した
スト レ ー ジ・ネット ワ ー ク の ベ スト・プ ラ ク テ ィ ス
を、簡単な操作で展開できます。
• 主要な遅延および性能指標により、SCSIま
たはNVMeの ストレ ー ジ IOの健全性と性能に
関する負荷のかからないリアルタイム監視と
アラート生成を活用できます。
• ドリルダウン機能を備えたダッシュボードに
ブラウザからアクセスして、ファブリック内を
包括的に確認できます。
運用安定性の向上
:
• プロアクティブな監視によって、一般的な
ネットワークの問題の
50
%を回避できます。
• ホ ット ス ポ ット を 検 知 し て 、ア プ リ ケ ー シ ョ ン
の性能に影響が及ぶ前にネットワークの問題
を自動的に軽減できます。
• VMごとにIO性能のベースラインを監視およ
び設定し、性能異常を特定して、障害の切り分
けとトラブルシューティングを実施できます。
コストの大幅な削減
:
• 自動テスト／診断ツールによって、保守
コ スト を 約
50
%削減できます。
• 統合型ネットワーク・センサー、監視、および
診断機能により、高価なサード・パーティ製
ツールが不要となり、設備コストを大幅に
削減できます。
• 統合されたIOメトリックでデバイスの構成を
調整し、ストレージ・パフォーマンスの最適化
とROIの向上を実現します。
•
ファブリック・インベントリ、プロビジョニング、
運用状況の監視などの反復的な日常の
タスクを自動化するために、標準のREST
APIをスイッチから直接使用可能にします。
• システムをオープン・ソースのPyFOSであ
るPython言語と迅速に統合して、一般的
なSAN管理タスクを簡素化します。
• Ansibleを 利 用 し て 、イ ン フ ラ ス ト ラ ク チ ャ
全 体 で 自 動 化とオ ー ケ ストレ ー ション を
容易に拡張します。
• 設定と運用監視ポリシーの自動管理
ス イ ー ト（
COMPASS
）
:
スイッチと
ファブリックの構成の自動化サービスに
よって、大規模な環境における展開を
簡素化し、一貫性を確保するとともに、
運用管理を効率化します。管理者は、
テンプレートを新たに構成するか、既存
の構成を採用して、構成をファブリック
全体にシームレスに展開できます。
また、COMPASSを使って構成すること
で時間の経過に伴う設定のずれを防い
だり、Brocade Network Advisorの
ダッシュボードからポリシー違反を監視
したりすることもできます。
•
Brocade ClearLink®
診断
:
ファイバ ー
チャネルの光トランシーバやケーブルの
光学的・電気的伝送信号品質を確認し、
高性能ファブリックの導入と保守を
簡素化します。ClearLink診断ポート
（ D_Port）は 、フ ァ イ バ ー チ ャ ネ ル ・
プラットフォームの高度な機能の
1
つです。
•
Flow Vision:
特 定 の アプリケ ー ション や
データのフローの識別・監視・分析を行
い、処理性能の向上や、輻輳の回避、
リソース利用率の向上を実現します。
Flow Visionには以下の機能があります。
– Flow Monitor:
フロー全体を可視化し
ます。自動学習機能やフロー性能の
無停止監視機能を備えています。
特定のホストから複数のターゲットや
ボリュームへのフローや、複数のホスト
から特定のターゲット/ボリュームへの
フロー、特定のISLを通るフローなど
を指定して監視でき、さらに、特定の
フレーム・タイプをボリューム単位で
監視して、アプリケーションの性能に
影響するリソースの競合や輻輳を特
定することもできます。管理者は、
IO Insight機能によって、初回IO応答
時間、IO完了時間、保留IO数、SCSI
4
またはNVMe over Fibre Channel
トラフィックを実行している特定の
ホストからターゲットまたはボリューム
までのフローのIOPS指標を監視でき
ます。管理者は、VM Insightを使用して、
VMご と の ネ ット ワ ー ク・ス ル ー プ ット と
IO統計情報を監視できます。
–
フロー学習
:
管理者は、特定のホスト／
ストレージ・ポートに行く、あるいはそこ
か ら 来 る フ ロ ー 、ま た は ISL/IFL、FCIP
トンネルを通るすべてのフローを
無停止で検出し、ファブリック全体の
ア プリケ ー ション 性 能 を 監 視 で き ま す 。
また、帯域消費が最大／最小のデバイ
スを特定し、キャパシティ・プランニング
を管理できます。
–
フロー・ジェネレータ
:
堅牢性を確保するた
め、データセンターのインフラストラクチャ
の事前テストや検証を行う組み込み型
ト ラ フ ィ ッ ク・
ジェネレータです 。
ア プリケ ー ション
を展開する前に、経路を
検 証し 、光ト ラ ン シ ー バ 、ケ ー ブ ル 、ポ ート 、
バックエンド接続、ISLの伝送信号品質を
確認することができます。
–
フ ロ ー・ミ ラ ー リ ン グ
:
管理者は、詳細な
分析のために収集可能な、特定の
アプリケーションとデータ・フローまたは
フレーム・タイプのコピーを無停止で
作成できます。
•
Forward Error Correction
（
FEC
）
:
デ ー タ・
ストリームのビット・エラーが修正できるよ
うになり、伝送の信頼性と性能が向上しま
す。Gen
6
リンクでは、
32
Gbpsの性能を
実現するには、FECが必須です。
• ク レ ジ ット・ロ ス 回 復
:
仮 想 チ ャ ネ ル（ VC）
レ ベ ル で バ ッ フ ァ・ク レ ジ ッ ト・ロ ス を 自 動 的
に検出してリカバリし、パフォーマンスの
低下を防ぎ、アプリケーションの可用性を
強化します。
Brocade Network Advisor
Brocade Network Advisorは、Gen
6
ファイバーチャネルの管理を簡素化し、
問題の診断と解決をプロアクティブに行える
ようにすることで、使用可能時間を最大化し、
運用効率を高め、コストを削減します。ウィザード
形式のインタフェースによりファブリック、
スイッチ、ポートをグループとして管理でき、
導入および構成にかかる時間を大幅に短縮
します。カスタマイズ 可 能なダッシュボード
では、Brocade Fabric Visionテクノロジで
収集したすべてのデータを含め、性能と
健全性の指標をグラフィカルに表示できま
す。迅速にトラブルシューティングを進める
ために、管 理者は、ダッシュボード・プレイバッ
ク機能を利用して、過去のイベントを迅速に
確認し、ファブリックの問題を特定できます。
効率良くアクションの優先順位を決めてネッ
トワーク性能を維持できるように、最も関連性
が高いデータのみを表示するようダッシュボード
とレポートを構成できます。
グローバル・サポート
グローバル・サポートは、耐障害性と効率性
に優れたSANインフラストラクチャの構築を
支援する高い技術力を有しています。
20
年
にわたるストレージ・ネットワークの技術蓄積
を活用して、世界最高水準の技術サポート、
実装サービス、移行サービスを提供します。
このサービスを利用することで、ハードウェア
およびソフトウェアへの投資効果を最大限に
高め、新しいテクノロジの導入を迅速化し、
ネットワーク全体の性能を最適化することが
可 能となります。
投資効果の最大化
ブロケードでは、テクノロジへの投資効果の
最大化を支援するために、販売パートナー
各社と提携して、プロフェッショナル・サービス、
技術サポートを提供しています。詳細につい
ては、ブロケード販売パートナーまでお問い
合わせください 。
Brocade
G630
スイッチの仕様
5
システム・アーキテクチャ
フ ァ イ バ ー チ ャ ネ ル・ポ ー ト
4/8/10/16/32
Gbpsのファイバーチャネル自動検出速度で動作できる
96
個のSFP+ポ ート 、
4×32/4×16/4×8/4×4
Gbpsのファイバーチャネル速度で動作できる
8
個のQSFPポ ート
48
ポートの基本構成で、
2
個の
24
ポ ート SFP+ PoD（Ports on Demand）、
1
個の
32
ポ ート QSFP PoD。合 計
8
個の
32
Gbps
QSPFポ ート に より、
48
～
128
ポートまで拡張可能。SFP+ポ ート で は 、F/E/EX_PortとD_Por tタ イ プ を サ ポ ート 。
Brocade Fabric OS® （FOS）
v8.2.0
を使用するQSFPポ ート で は 、F/E/EX_PortとD_Portタ イ プ の み サ ポ ート
スケ ー ラビリティ 最大
239
台 の ス イ ッ チ の フ ル・フ ァ ブ リ ッ ク・ア ー キ テ ク チ ャ
検証済み最大構成 単 一 ファブ リック :
56
ドメイン、
7
ホップ
MPRファブ リック :
19
ホップ
性能 ファイ バ ー チャネ ル :
4.25
Gbpsライン速度（全二重）、
8.5
Gbpsライン速度（全二重）、
14.025
Gbpsライン速度
（全二重）、
28.05
Gbpsライン速度（全二重）、
4
、
8
、
16
、
32
Gbpsポート速度の自動検出。Brocade FOS
v8.2.0
を使用するQSFPポ ート で 、
4×32
、
4×16
、
4×8
、お よ び
4×4
Gbpsの速度の自動検出
ISL Trunking 組み合わせたスイッチのペアにおいて最大
8
個の
32
Gbps接続のフレームベースのトランキング。ISLトランクあたり
最大
256
Gbps（
512
Gbps全二重）速度で
1
つの論理ISLを形成。DPSによるエクスチェンジ・ベースのISL間負荷分散を
Brocade FOSに装備。QSFPポ ート で は 、
2
×（
4×32
Gbps）の QSFPポートをトランキングすることにより、
256
Gbps
ト ラ ン ク を サ ポ ート
合計帯域幅
4
Tbps
最大ファブリック遅延 ローカル・スイッチング・ポートの遅延は
780
ナノ秒、ポート・グループ間遅延は
2.6
マイクロ秒、ローカル・スイッチング・
グループ間は
32
Gbpsでカットスルー・ルーティング。暗号化／圧縮はノードあたり
1
マイクロ秒
最 大 フ レ ー ム・サ イ ズ
2,112
バイトのペイロード
フ レ ー ム・バ ッ フ ァ ポート間での動的なバッファ共有機能を使用すると、
15
Kフ レ ー ム・バ ッ フ ァ
サ ー ビ ス・ク ラ ス クラス
2
、ク ラ ス
3
、ク ラ ス F（スイッチ間フレーム）
ポ ー ト・タ イ プ D_Por t（ClearLink診断ポート）、E_Port、EX_Port、F_P o r t 、AE_Port、オ プション で ポ ート・タ イ プ 制 御
デ ー タ・ト ラ フ ィ ッ ク・タ イ プ ユニキャストをサポートするファブリック・スイッチ
メ デ ィ ア・タ イ プ ホット・プラグ対応の業界標準のSmall Form-Factor Pluggable Plus（SFP+）、LCコネクタ、短波長レーザー（SWL）、
長波長レーザー（LWL）、拡張長波長レーザー（ELWL）。距離は光ファイバー・ケーブルとポート速度に依存。SFP+
（
32/16/8
Gbps）、SFP+（
16/8/4
Gbps）、SFP+
10
Gbps光トランシーバ、
4×32
Gbps QSFP SWLおよび
4×16
Gbps QSFP SWL光ト ラ ン シ ー バ を サ ポ ート
注: 現時点で、
32
Gbps ELWLは、Brocade FOS
v8.2.0
で は サ ポ ート さ れ な い が 、今 後 サ ポ ート 予 定
USB USBポ ート
1
個 、シ ス テ ム ロ グ フ ァ イ ル の ダ ウ ン ロ ー ド と フ ァ ー ム ウ ェ ア・ア ッ プ グ レ ー ド 用
フ ァ ブ リ ッ ク・サ ー ビ ス Monitoring and Alerting Policy Suite（MAPS）、Flow Vision、Brocade Adaptive Networking（Ingress Rate Limiting、
Traffic Isolation、QoS）、Fabric Performance Impact（FPI）Monitoring、Slow Drain Device Quarantine（SDDQ）、
Brocade Advanced Zoning（デフォルト・ゾーニング、ポート／WWNゾーニング、ブロードキャスト・ゾーニング、ピア・
ゾーニング、ターゲット・ドリブン・ゾーニング）、Dynamic Path Selection（DPS）、Brocade Extended Fabrics、Enhanced
BB Credit Recovery、FDMI、Frame Redirection、Frame-based Trunking、FSPF、Integrated Routing、Brocade ISL
Trunking、Management Server、NPIV、Time Server、Registered State Change Notification（RSCN）、Reliable Commit
Service（RCS）、Simple Name Server（SNS）、仮 想 フ ァ ブ リ ッ ク（ 論 理 ス イ ッ チ 、論 理 フ ァ ブ リ ッ ク ）、Read Diagnostics
Parameter（RDP）
6
Brocade
G630
スイッチの仕様
（続き）
拡張機能
フ ァ イ バ ー チ ャ ネ ル 、イ ン フ ラ イ ト 圧 縮（ Brocade LZO）とインフライト暗号化（AES-GCM
-256
）、オ プ ション の
10
Gbps
ファイ バ ー チャネ ル DWDM MAN接続を内蔵
管理
サポート対象の管理ソフトウェア HTTP、SNMP
v1
/
v3
（FE MIB、FC Management MIB）、SSH、Auditing、Syslog、Brocade Advanced Web Tools、
Brocade Network Advisor SAN EnterpriseまたはBrocade Network Advisor SAN Professional Plus、コマンドライン・
インタフェース（CLI）、SMI-S準拠、アドオン機能の試用ライセンス
セ キュリティ DH-CHAP（ ス イ ッ チ と エ ン ド・デ バ イ ス 間 ）、FCAPスイッチ認証、HTTPS、IPsec、IPフィル タリング 、LDAP with
IP
v6
、OpenLDAP、Port Binding、RADIUS、TACACS+、ユーザ定義ロールベース・アクセス制御（RBAC）、
セ キ ュ ア・コ ピ ー（ SCP）、Secure RPC、Secure Syslog、SFTP、SSH
v2
、SSL、Switch Binding、Trusted Switch。
Brocade
G630
スイッチは、インフライト暗号化および圧縮を行う最大
12
個のポートを備えています。
管理アクセス
10/100/1000
Mbpsイ ー サ ネ ッ ト（ RJ
-45
）、シ リ ア ル ・ ポ ー ト（ RJ
-45
）、お よ び USBポ ート
1
個
診断 光トランシーバとケーブルのClearLink診断機能として、電気／光ループバック、リンクのトラフィック／遅延／距離、
フロー・ミラーリング、内蔵フロー・ジェネレータ、POST、および内蔵オンライン／オフライン診断機能として、環境
モニ タリング、FCpingとPathinfo（FC traceroute）、Frame Viewer、無停止のデーモン再起動、光モジュールの健全性
モニ タリング、電 源モ ニタリング、RAStraceロギング、Rolling Reboot Detection（RRD）
機器仕様
筐体 前面から背面への通気、非ポート側排気、ポート側吸気、
2
U
背面から前面への通気、非ポート側吸気、ポート側排気、
2
U
サイズ 幅:
440.0
mm（
17.32
インチ）
高さ:
86.70
mm（
3.41
インチ）
奥行き:
609.60
mm（
24
インチ）
システム重量
21.31
kg（
47.00
ポ ン ド ）、電 源 FRUを
2
基 、フ ァ ン FRUを
3
基装備、トランシーバを除く
環境
動作時環境 温度:
0
°C～
40
°C
/32
°F～
104
°F
湿度:
10
%～
85
%（結露しないこと）
非動作時環境 温度:
-25
°C～
70
°C/
-13
°F～
158
°F
湿度:
10
%～
90
%（結露しないこと）
動作時高度 最高
3,000
m（
9,842
ft）
スト レ ー ジ 高 度 最高
12
km（
39,370
フィ ート ）
衝撃 動作時: 最大
20
G、
6
ms、半正弦
非動作時: 半正弦、
33
G
11
ms、
3
/eg axis
対応SAN規格、およびハードウェアの適合基準については、
https://www.broadcom.com/support/fibre-channel-networking/san-standards/をご覧ください。
Brocade
G630
スイッチの仕様
（続き）
振動 動作時:
0.5
g正弦波、
0.4
grmsランダム、
5
～
500
Hz
非動作時:
2.0
g正弦波、
1.1
grmsランダム、
5
～
500
Hz
発熱量
3,512
BTU/hr、
128
ポ ート 時
電源 電源FRUを
2
基、内蔵電源モジュール、電圧範囲
90
V～
264
V AC （AC装置の場合）
ファン ファンFRUを
3
基（それぞれ
2
基 の ファン ）
AC入 力（ PSU）
100
V～
240
V（定格）、
90
V～
264
Vの範囲、
12
A AC
入力電源周波数（PSU）
50
Hz～
60
Hz定格、
47
Hz～
63
Hzの範囲
消費電力
AC電源消費 最大
942
W、全
128
個のポートが
32
Gbpsで稼働時（
96
個のポートが
32
Gbps SWL光トランシーバ使用、
8
個のQSFPポ ート が
4×32
Gbps SWL光トランシーバ使用）
アイドル構成で最大
495
W（シャーシのみ、トランシーバなし）
Broadcom /
アバゴ・テクノロジー株式会社
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可能性があります。機能や製品の販売/サポート状況については、上記問い合わせ先までお問い合わせください。
07/19 GA-DS-7000-02-JP
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