WH-M988-F15

Shimano WH-M988-F15 Service Instructions

  • シマノWH-M988-F15前車輪の取扱説明書の内容を理解しています。このマニュアルには、取り付け方法、メンテナンス方法、安全上の注意事項などが記載されています。この製品に関するご質問にお答えしますので、お気軽にご質問ください。
  • WH-M988-F15はどのような用途に適していますか?
    この車輪はどのようなブレーキに対応していますか?
    スポークのテンション調整はどのように行いますか?
    車輪のメンテナンスで注意すべき点は何ですか?
    パンク修理剤の使用について、注意点はありますか?
ご使用方法 SI-4G30A-002
WH-M988-F15
前 車 輪
機能を充分に発揮させるために、 次のラインナップによる使用を推奨いたします。
ローター
SM-RT98
仕様
スポーク数
24
リム幅
25.8 mm
リムサイズ
26”
対応タイヤサイズ
26 x 1.95 ~ 2.5
対応ブレーキ ディスクブレーキ
スポークの交換
1. スポークに、 ワッシャー、 プラグを通します。
2. ハブフランジの穴にスポークを通した後、 ナットを組みつ
けます。
組みつける時にはスポーク回り止め工具を使用してス
ポークが回らないように固定しナットの溝にドライバー等
を使用してナット をねじ込んでください。
3. プラグをリム側のねじ穴へ時計回りにねじ込みます。
のときスポーク回り止めを使用して、 スポークが回らない
ようにしてください。
ご注意
ワッシャーを忘れるとスポークテンション
の調整ができなくなりますので必ずワッ
シャーを入れてください。
ナットはねじ山の最後まで締め込んでく
ださい。
スポークの編み方
図のように編んでください。
車輪組立時には組立工具
TL-HB16
を使用してください。
メンテナンス
図のように分解できます。
定期的に各部のグリスアップをしてください。
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〈組立〉
図のように軸パイプを取付け専用工具 (
TL-7S20 / 22 mm)
を使用してロックナットを
締め付けダブルロックしてください。
TL-7S20 / 22 mm
TL-7S20 / 22 mm
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21 - 26 Nm {210 - 260 kgfcm}
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ローターの取付け
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TL-FC36
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40 - 50 N·m {400 - 500 kgfcm}
0mm
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WH-M988-F15
はダウンヒル、 フリーライド用に設計されていませんので走行状況によりハブ取付
軸に亀裂が入り結果、 軸が折れて転倒し重傷を負ったり死亡事故につながる恐れがあります。 乗
車前にハブ取付け軸に亀裂が無いかどうか十分確認し不具合を発見した時は使用を中止してくださ
い。
WH-M988-F15
は、専用のフロントフォークおよび
E-Thru
との組み合わせでのみご使用になれます。
それ以外のフロントフォークおよび固定軸との組み合わせでは、 自転車の乗車中に車輪が自転車
からはずれ、 重傷を負うことがあります。
前車輪の固定方法と固定トルクはそれぞれの前サスペンションフォークによって異なります。 前車輪
を前サスペンションフォークに取付ける際は必ず前サスペンションフォークの取扱い説明書に示 して
いる指示を守ってください。 取扱いが適切でないと前車輪が脱落して重傷を負う恐れがありま す。
乗車前に車輪が固定されていることを確認してください。 転倒して大怪我をすることがあります。
乗車前にはスポークの折れ、 ゆるみ、 リム面のへこみ、 キズ割れがないかどうか車輪を点検し、
れらの症状がある場合は使用しないでください。
車輪はトレイル用に設計されています。 ダウンヒル用に使用されると車輪の変形、 あるいは破損に
より転倒の恐れがあります。
車輪脱着レバーの使用方法を誤りますと車輪の脱落等により重傷を負うことがあります。
ローター側に車輪脱着レバーがある場合はローターと干渉する恐れがあり
危険ですので干渉しない事を確認してください。
車輪はディスクブレーキ専用車輪です。 リムブレーキには対応しません。
ディスクブレーキの取扱い説明書も十分にお読みください。
製品を取付ける際は、 必ず取扱い説明書等に示している指示を守ってくだ
さい。 またその際、 シマノ純正部品の使用をお勧めします。 ボルト、 ナット
等が緩んだり、 製品が破損しますと、 突然に転倒して重傷を負う場合があります。
取扱い説明書はよくお読みになった後、 大切に保管してください。
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リムテープは使用しないでください。 タイヤの脱着が困難になり、 その際タイヤチューブを傷つける
ことがあり、 突然のパンクによる転倒などの恐れがあります。
慣らし運転
ディスクブレーキには慣らし運転期間があり、 慣らし運転がすすむにつれブレーキ制動力が上がっ
ていきますので、 ブレーキの制動力増加に対し注意を払い順応してください。 ブレーキパッドあるい
はローターを交換した場合も同様です。
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シマノ製純正のスポーク、 ナット、 プラグ、 ワッシャーを使用してください。 リム、 ハブ体を破損する
恐れがあります。
空気圧は、
200kPa/29psi
400kPa/58psi
の範囲で使用してください。
スポークテンション調整の場合はプラグを締め過ぎないようご注意ください。 締めすぎると、 リムが
破損する恐れがありますので、 慎重に作業してください。
(認定店に調整を依頼されることをお勧めします)
一般的なアルカリ性パンク修理剤は、 リムが腐食してエアー漏れを起こす可能性があるので使用を
お勧めできません。
専用工具
(TL-FC36)
でローター取付けリング脱着時、 手がローター外周部に触れないよう注意して
ください。 手を切る恐れがありますので保護手袋を着用してください。
使用上の注意 :
車輪の回転が重たくなった場合はグリスアップを行ってください。
ハブの内部には注油は行わないでください。 グリスが流れ出します。
別売品の専用スポークレンチがあります。
初期ブレが出た場合か、 使用開始から
1,000Km
走行を目安に認定店でのスポークテンション調整
をお勧めいたします。
リムの継ぎ目に塗られているエアシール剤が剥がれますので洗浄液や薬品等を使用して車輪を拭
かないでください。
リムのステッカーが剥がれますので洗浄液や薬品等を使用して車輪を拭かないでください。
別売りリフレクターがございます。 自転車専門店にご相談ください。
モデルナンバー 規格
RR-550-WUW SW W/O BRACKET JIS / CPSC
RR-550-WUA SW W/O BRACKET AS アンバー
RR-317-WUA SW W/O BRACKET DIN アンバー
通常の使用において自然に生じた摩耗および品質の劣化は保証いたしません。
ブレーキキャリパーの取付け台座とエンドが平行でない場合、 ローターとキャリパーの接触のもとに
なります。
ローターが摩耗した場合あるいは割れ、 ひずみが生じた時にはローターを交換してください。
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スポークテンション値
右側 左側
600 - 1000 N
(60 - 100 kgf)
900 - 1350 N
(90 - 135 kgf)
※この数値は目安です。
安全の為に必ずお守りください
取扱い説明書は下記にてご覧いただけます。
http://techdocs.shimano.com
SI-4G30A-002-00
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