◆本機の動作方法(トリガースイッチ/安全ロックボタン)
本機は、誤作動を防ぐために安全ロックボタンがついています。安全ロックボ
タンがロックされた状態では、トリガースイッチは引くことができません。
(1)本機を両手で保持してください。
(2)安全ロックボタンを、本体のA方向から押して解除してください。
(3)トリガースイッチを引くと本体が作動します。本スイッチには無段変速機能
がついているので、トリガースイッチの引き具合により、切断スピードが調
節できます。切断開始時や、切断位置を決める際は、ゆっくりなスピードに
調節ください。
(4)トリガースイッチを離すと動作がとまります。
注意
誤作動を防ぐため、作業を行っていないときは、
安全ロックボタンを常にロックの位置にしてくだ
さい。ロックする場合は、本体のB方向から、安
全ロックボタンを押してください。
作業中のヒント
切断シューベースを切断する部材にしっかり押し当てて作業を行ってください。部材から離れると切断する部材が振動
し切断効率が悪くなります。部材からシューベースが離れて、本体や切断する部材が振動し、暴れ始めた際は、直ちに
スイッチを離し、シューベースを切断する部材にしっかりと、押し当てた後、再度切断を開始してください。正しく切
断シューベースを押し当てて作業を行うと、振動は軽減します。過度な負荷がかかった場合、保護回路が働き停止します。
停止した際は、スイッチからいったん指を放し、再スタートしてください。何度も停止する場合は製品に過度な力を加
えていることを意味します。適度な力加減に調整ください。
◆フラッシュカット
ブレードの刃を従来の逆向きに装着することにより床や隅、困難な角度等も切
断作業が容易に可能です。
壁や床面など隠れた部分に電気配線があったり、この工具のコードを切る危
険性のある所で作業を行う場合、二重絶縁されたグリップ表面でこの工具を
掴んでください。
この工具先端部分の金属部に絶対にさわらないでください。電流の流れたワ
イヤーへ接触すると、工具の金属部分に通電し、感電するおそれがあります。
必ず保護メガネを着用し、作業をおこなってください。
◆木材の切断
木材が固定されていないときは、切断作業の前に必ずクランプ等を使って加工
する物を固定してください。まずブレードをゆっくりと加工物へおろし、モー
ターのスイッチをゆっくり入れ、切断を開始する前に速度を最大まで上げてく
ださい。切断作業中は必ず両手を使ってレシプロソーをしっかりと固定してく
ださい。振動やぶれを防止するため、シューベースは作業物に常に接触した状
態を保ってください。ブレードの破損防止にもつながります。
ブレードの向き
安全ロック
ボタン
トリガ ースイッチ
(左から右)
ロック
(右から左)
解除
A
B
部材にしっかり接地