Suzuki Set SNB-48CVS ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
フルセット SNB-48
ユーザーズセット SNB-48CVS 取扱説明書
Full Set SNB-48
Users Set SNB-48CVS Instruction Manual
この度は本製品をお買い上げいただきまして誠にありがとうございま
す。本製品を末永く安全にご使用いただくため、この取扱説明書をよく
お読みください。お読みになった取扱説明書はなくさないように大切
に保管してください。
Thank you very much for purchasing this product. Kindly read the
contents of the Instruction Manual to ensure the safe and long-term
use of your harmonica. Store the manual in a safe location to prevent
loss after reading it.
ENGLISH P.18 ~
1
*お客様へのお願い / CAUTION
リードは折れる場合がございます。折れたリードを飲み込ま
ないようにご注意ください演奏前に、取扱説明書に記載の
リードに関する注意事項を必ずご確認ください。
Over time the reeds can become weakened and break through
metal fatigue. Should any reeds break, please be careful to avoid
inhaling and swallowing any fragments. Before playing, please be
sure to read all the instructions, particularly concerning the reeds.
Au fil du temps, les lames peuvent s’affaiblir et engendrer une
fatigue du métal. Si jamais les lames amorçaient une failure ou se
brisaient, veuillez bien faire attention d’éviter d’inhaler ou d’avaler
des fragments. Avant de jouer, assurez-vous de lire toutes les
instructions, en particulier concernant les lames.
Laufe der Zeit können die Stimmzungen durch Materialermüdung
zerbrechlich werden. Sollte eine Stimmzunge abbrechen,
passen Sie bitte auf, dass sie keine der Fragmente einatmen
oder verschlucken. Bitte lesen Sie vor der ersten Benutzung die
Bedienungsanleitung.
Con el tiempo, las lengüetas se pueden debilitar y romper por
causa de desgaste en el metal. En caso de que alguna lengüeta se
rompiera, por favor tener precaución y evitar inhalar y poder tragar
cualquier fragmento de la misma. Antes de tocar, asegúrese de
leer las instrucciones, particularmente la parte concerniente a las
lengüetas.
在使用时,簧片会有损坏或断裂的可能如果簧片有损坏或断裂时,
定注意不要把簧片咽下去,不要再使用在演奏前,一定要认真阅读确
认操作手册上所记载的关于簧片的使用注意事项。
2
目次
安全にお使いいただくために ....................................................3
1. はじめに .................................................................................4
1-1本製品について............................................................................................................ 4
1-2セット内容..................................................................................................................... 5
1-3主な仕様・各部の名称............................................................................................... 5
1-4スズキクロマチックハーモニカ本体を使用することができます................ 6
2. 本製品の使い方 ......................................................................7
2-1演奏方法.......................................................................................................................... 7
2-2音配列について............................................................................................................ 8
2-3バルブについて............................................................................................................ 8
2-4マイクを使用する........................................................................................................ 9
3. お手入れの方法 ................................................................... 10
3-1サイレンサー ( 消音器 ) の着脱............................................................................ 10
3-2サイレンサー ( 消音器 ) のお手入れ................................................................... 12
3-3ハーモニカカバーの着脱........................................................................................ 13
4. Q&A .................................................................................... 15
SHINOBIX web ガイド
QRコードからSHINOBIXwebイド」へアク
セスしていただけます分かりやすい動画で使い
方をご紹介しています。ぜひご覧ください。
3
安全にお使いいただくために
*注 意 安全に末永くご使用いただくため以下の指示を必ずお守りください。
演奏の前に
手を洗い、口をきれいにすすぎましょう。また1音ずつゆっくり鳴らしてみて音程がおかしく
ないか確認しましょう。通常より音程が大きく下がっている音があれば、リードが折れている
可能性があります。その場合、使用しないでください。
異物を入れないでください
吹口やすき間に異物を入れないでください。故障破損の原因になります。
カバーを強く押さないでください
カバーを強く押したり、かんだりしないでください。変形破損の原因になります。また、変形し
てできたすき間に唇や舌などが入ると思わぬケガをする恐れがあります。
強く吹かないでください
通常のハーモニカを吹く時以上に、強く吹かないでください。変形破損の原因になります。
投げたり落としたりしないでください
ハーモニカが破損するだけでなくケガの恐れがあり危険です。
両手で持ってください
片手で持ったり、サイレンサーのみを持ったりしないでください。本体とサイレンサーが外れ、
製品が落下破損するだけでなく、ケガの恐れがあり危険です。
熱くなるところはさけてください
車の中やストーブのすぐ近く、日ざしの強いところに置かないでください。変形や破損、またヤ
ケドの恐れがあります。
通常のお手入れについて
演奏後は穴を下に向けて軽く振り、たまった水を抜きましょう。やわらかい布でから拭きする
か、スズキハーモニカ除菌クリーナーや消毒用エタノールを含ませた布できれいにしましょう。
本紙に記載の無い薬品や溶剤などを使ってのお手入れは、製品を傷める恐れがありますので絶
対にしないでください。お手入れ後はケースにしまって保管してください。
*リードに関する注意事項
リードは折れることがあります
ハーモニカは内部で「リード」と呼ばれる小さな金属の板が振動し、音が鳴る仕組みです。リー
ドは使用頻度や吹く息の強さによって金属疲労で音が下がったり、亀裂が入ったり、また折れ
たりすることがあります。これはリードを使用した楽器全般に起こり得る現象です。
リードが折れる前兆として
リードが折れる場合、前兆として音程が大きく下がります。その場合、ただちに演奏を中止してく
ださい。そのまま演奏を続けると、リード片が口に入ったり、吸い込んでしまう恐れがあります。
上を向いて演奏しないでください
ハーモニカは上を向いて演奏しないでください。万一リードが折れた場合に、リード片が口に
入ったり、吸い込んでしまう恐れがあります。もし吸い込んでしまった場合は、お近くの医療機
関にご相談ください。
リードは消耗品のため定期的なメンテナンスが必要です
弦楽器の弦が消耗によって切れることがあるように、リードも消耗によって音程が狂ったり、
れたりします。演奏の仕方や使用頻度によってリードの消耗状態は異なりますが、長く安全にお
使いいただくため、定期的に弊社にメンテナンスをご依頼いただくことをお勧めいたします。
4
1.はじめに
1-1 本製品について
忍SHINOBIXはハーモニカとサイレンサー(消音器)の2つのパーツで構成され、簡単に着脱することができます。サイレンサーは
内部がらせん構造になっており、小型ながらも高い消音性能を発揮します。
*
サイレンサーのみを持たないでください
片手で持ったり、サイレンサーのみを持ったりせず、両手で持ってください。
本体とサイレンサーが外れ、製品が落下破損するだけでなく、ケガの恐れがあ
り危険です。
5
1-2 セット内容
ご購入後そのまま演奏できるフルセット【SNB-48】と、ハーモニカ本体が付属していないユーザーズセット(交換用セット)【SNB-
48CVS】があります。
SNB-48(フルセット) SNB-48CVS(ユーザーズセット)
サイレンサー
ハーモニカ
セミハードケース
サイレンサー
上下カバー
カバー留めネジ×2セット
セミハードケース
1-3 主な仕様・各部の名称
音 域12穴48音c1~d
4スライド式クロマチック
スライドアクションロングストローク(クロス配列)
材 質カバーサイレンサーボディ/ ABS
寸 法158×80×42mm
重 量270g
カバー
サイレンサー(消音器)
サイレンサー組立ネジ
カバー留めネジ
ハーモニカ本体
マウスピース
スライドレバー
6
1-4 スズキクロマチックハーモニカ本体を使用することができます
忍SHINOBIXはフルセットでご使用いただくほか、カバーとサイレンサーをスズキ12穴クロマチックハーモニカの本体に取り付
けてご使用いただくことが可能です。そのため、現在お使いいただいているお気に入りのモデルでもサイレンサーをご使用いただ
けます。
※本体が使用可能な機種(2022年11月現在)
スズキ12穴クロマチックハーモニカSCX-48/G-48/G-48W/S-48S
ハーニカ本体のみの販ておません
SNB-48()付属本体はSCX-48同様
フルセットSNB-48をご購入された方
«「2.本製品の使い方」(P.7)
フルセットSNB-48を購入し、他のハーモニカ本体を使用したい方
«「3-1サイレンサー (消音器)の着脱」(P.10)→「3-3ハーモニカカバーの着脱」(P.13)
ユーザーズセットSNB-48CVSをご購入された方
«「3-3ハーモニカカバーの着脱」(P.13)→「3-1サイレンサー (消音器)の着脱」(P.10)
7
2.本製品の使い方
2-1 演奏方法
右の図のように手に持ち、ハーモニカをくわえ、吹き吸いとスライドレバー操作により音を
出します。サイレンサーによる消音効果で、音量を抑えることができます。
Y 楽器の特性上、通常のーモ吹奏感が
Y 上 カバ ーを 強く押 さえるとイレサ ー が 外 れる 場 合 が あります。
Y 本製品は完全に無音ん。
演奏の際は近隣ご迷惑気をい。
Y ったり、サインサ持ったりしないでください
本体ーが外れ、製品が落下破損恐れ危険で
演奏のコツ
低音と高音は初めての方には特に出しにくい音です。(低音を鳴らすためには空気をゆっくり多く、高音を鳴らすため
には早くリードへ送らなければなりません。また、音色も口の形によって変化します。初めのうちは正しく音が出せ
ないかもしれませんが、練習しだいで必ず素晴らしい音色が出せるようになります。
右のQRコードから、webで解説動画をご覧いただけます。
8
2-2 音配列について
1つの穴でスライドレバーを戻したままの「吹き」「吸い」レバーを押したときの「吹き」「吸い」でそれぞれ異なる音が出ます。
平常時
レバーを押した時
2-3 バルブについて
クロマチックハーモニカのプレートには「バルブ」と呼ばれている空気弁がついています。バルブはとても薄く不用意
に触れるとすぐに折れたり、曲がったりしてしまうので扱いには注意が必要です。
冬期など寒い時にハーモニカを吹いた場合、息の水分でプレートとバルブの間に水がたまり、バルブがプレートに貼
り付くことがあります。バルブを使用しているハーモニカは全てこのような現象が起きますが、故障ではありません。
バルブが貼り付かないよう、冬期は体などでハーモニカを温めてから使用すると良いでしょう。
右のQRコードから、webで解説動画をご覧いただけます。
Y 特に本製品消音効果をめ、通常の製品密閉性が高上記の現象が
9
2-4 マイクを使用する
本製品はハーモニカマイクHMH-100(別売)を装着することが可能です。マイクで収音した
音をヘッドホン等でモニターすることで、通常の演奏時と同じ音圧で音を聴くことができ
ます。
1
サイレンサー背面にマイク装着部があります(左右2 ヵ所)右図のように、どちらかの装
着部からマイクをサイレンサー内部に差し込んでください。
2
溝にコードを引っ掛けて固定してください。
Y を外す時は、付け逆の手順で行い。
Y 左側は低音、右側は高音を好み左右の装着部使分けい。
Y イクを 使 な い 時 は イクを 外 してくい 。
*
コードを強く引っ張らないでください
マイクを装着した状態でコードを強く引っ張らないでください。変形や破損、またコードが断線する恐
れがあります。
10
3.お手入れの方法
*
作業は必ず机の上で行ってください
3-1 サイレンサー ( 消音器 ) の着脱
クリーニング時やサイレンサーを他のハーモニカ本体に付け替える際には、サイレンサーを取り外してください。
取り外すとき
1
図のようにサイレンサーを持ち、上カバーにある2 ヶ所の
マークをゆっくりと押しながら、ハーモニカをスライドさ
せます。
2
半分程度ずらすと外れます。
突起がある方(上カバー側)
マーク
マーク
突起がある方
(上カバー側)
マーク
11
装着するとき
1
ハーモニカをサイレンサーと半分程度ずらした位置に乗
せます。
2
下カバー(マークの裏辺り)をゆっくりと押しながら、
ハーモニカをスライドさせます。止まるまで押してくだ
さい。
*
正しい向きで取り付けてください
サイレンサーには向きがあります。向きが間違っていると取り付け
られません。無理に取り付けると、故障破損の原因になります。
サイレンサー(消音器)
取り付け面
突起がある方が上カバー側です
突起がある方(上カバー側)
マーク
マーク
突起がある方
(上カバー側)
マーク
12
3-2 サイレンサー ( 消音器 ) のお手入れ
汚れがひどくなる前に、定期的に分解してクリーニン
グしましょう。
1
サイレンサー(消音器)とハーモニカを外します。
«「3-1サイレンサー (消音器)の着脱」(P.10)をご覧く
ださい。
2
サイレンサー組立ネジを外し、分解します。
(プラスドライバー No.2)
部品がバラバラになりますので、なくさないように
注意してください。
3
部品を洗浄します。
樹脂製部分は水洗いできます。洗浄後は水分をよく
拭き取ってください。
4
部品の向きに注意して組み立ててください。
サイレンサー組立ネジ
サイレンサーの右側にネジ、
左側にナットを取り付けます。
セル
12個すべて、同じ形状です。
同じ向きに揃えます。
サイドカバー
左右同じ形状です。
ネジは、ナットとネジの先が揃う程度を目安に締めてください。
Y
締め破損る可能性
Y
締 め付 けが 弱とサイレー が はくなります。
Y使 用るとしずネジ が可 能 性 がります。
エンドカバー
右図のように、突起がある方が上カバー側に、
溝がない面がサイドカバー側に向きます。
Y っ て 、組
品とのに隙できてしまいます。
突起がある方
(上カバー側)
溝がない
13
3-3 ハーモニカカバーの着脱
クリーニング時や楽器の調整、カバーを他のハーモニカに付け替える際などにカバーを外します。
外すとき
1
サイレンサー(消音器)とハーモニカを外します。
«「3-1サイレンサー (消音器)の着脱」(P.10)をご覧ください。
2
カバー留めネジを緩め、カバーを外します。(プラスドライバー No.1)
付けるとき
1
カバー留めネジを軽く締め、ハーモニカ本体にカバーを取り付けます。
上カバーにはネジ、下カバーにはナットを入れます。
2
ネジを締めこむ前に、サイレンサー(消音器)を装着します。
«「3-1サイレンサー (消音器)の着脱」(P.10)をご覧ください。
3
右図のようにハーモニカ本体を軽く押し、サイレンサーと本体の間に大きな隙間ができな
いように調整してください。調整後、ネジを締めこみます。
Y 隙間が消音効果が十分に得
この隙間が小さくなる
ように調整する。
軽く押す
14
ユーザーズセットSNB-48CVSをご購入された方、またはハーモニカ本体を交換する方は、まずお手持ちのハーモニカのカバーを外し、バル
ブ接着剤の処理をしてください。
※本体が使用可能な機種(2022年11月現在)
スズキ12穴クロマチックハーモニカSCX-48/G-48/G-48W/S-48S
ハーニカ本のみのておません
SNB-48()付属本体はSCX-48同様
*
記載の機種以外には使用しないでください
記載の機種以外に使用すると、変形や破損する恐れがあります。また十分な消音効果が得られない場合があります。
バルブ接着剤の処理について
カバーの密着性を高めるため、右図のようにバルブ接着剤のはみ出しが大きい場合は、
の処理をしてからカバーを取り付けましょう。
すべてのバルブを確認し、
1吹き穴側から見て左側に出ている部分、
2吹き穴側との間が
2mm以上出ている部分を、カッターナイフなどで削り取ります。下プレートも同様に処理
を行ってください。
*
注意して作業を行ってください
カッターナイフなどでけがをしないように注意して作業を行ってください。また、バルブ
を曲げないように注意して作業を行ってください。
Y SNB-48付属本体は上記処理が施
22mm
1
上プレート
下プレート
15
4.Q&A
Q. 消音効果はどのくらいあるの?
A. 忍SHINOBIXサイレンサーは、強い息で演奏した際により大きな効果
を発揮します。
 一般的なクロマチックハーモニカの音圧を100%とした場合と比較し、
約20%程度の音圧にまで軽減します。これはデシベル換算において、
普通の息量の時80 ~ 90dBの音圧を60 ~ 70dBまで軽減しています。
Y 騒音計か約50cm距離測定(当社比較調査)
Y (dB)音圧や音の強す単位値が高な音
Y 本製品は完全に無音ん。演奏の際は近隣の迷惑
らないようにおをつださい
(dB)
100
80
60
40
20
0
56
47
76
62
90
72
音圧レベル
ハーモニカ息量
地下鉄の電車
一般的な
クロマチックハーモニカ
忍 SHINOBIX
目覚まし時計
普通の会話
図書館内
葉のふれあう音
最小 普通 最大
16
Q. スライドの動きがわるくなった
A. クロマチックハーモニカのスライド部(レバー部分)は非常に狭い隙間を動いています。そのため一定期間使用すると唾液や
汚れが付着し、次第にスライドの動きが悪くなってきます。そのような場合、マウスピース部分を掃除してください。
1.別売のスズキハーモニカ除菌クリーナー(又は消毒用エタノール)とガーゼを用意します。
2.ハーモニカのボディ部分のカバー、マウスピース部分のネジに合う小型ドライバーを用意します。
3.マウスピースの両側のネジを外し、分解します。
Y 分解す際、の細い部品注意
Y 重な部分順序、方向
4.ハーモニカ除菌クリーナーを含ませたクロスを使って、それぞれの部品に
付着している汚れを拭き取ります。
汚れが酷い場合はぬるま湯に数分つけてから、食器用洗剤と歯ブラシ等を
使って洗浄します。
Y パーツを曲げないに丁寧に作業しい。
Y 洗浄た場合み立前に水分完全にい。
別売りでスズキハーモニカスライドオイルをご用意しております。
スライドの両面、バネ穴に薄く塗布することで滑らかな動きを得ることが
できます。
[分解図]
ネジ
マウスピース
シリコンチューブ
スライド
17
Q. 着脱がかたくなった・ゆるくなった
A. ハーモニカとサイレンサーの着脱がスムーズにいかない場合は、サイレンサー組立ネジの締め付けの強弱を調整すると改善
されます。
«「3-1サイレンサー (消音器)の着脱」(P.10)をご覧ください。
その他ハーモニカに関するQ&AをスズキWEBサイトでもご紹介しています。
ハーモニカのしくみや吹き方、練習に使える無料の楽譜などの情報が満載です。
www.suzuki-music.co.jp
18
ENGLISH
SHINOBIX Web Guide
Access the SHINOBIX website with the use of
the QR code. The site explains how to use your
harmonica in an easy-to-understand video. We
hope you’ll find it useful.
Contents
Ensuring the Safe Use of Your Harmonica ........................ 19
1. Foreword ........................................................................... 20
1-1. Product Descriptions .............................................................................. 20
1-2. Set Descriptions ..................................................................................... 21
1-3. Main Specifications and Part Names ..................................................... 21
1-4. Can Now Be Used with Suzuki Chromatic Harmonicas ......................... 22
2. How to Play the Harmonica ............................................. 23
2-1. Playing the Harmonica ........................................................................... 23
2-2. Note Positions and Relationships ........................................................... 24
2-3. About the Valve ...................................................................................... 24
2-4. Using a Microphone ............................................................................... 25
3. Cleaning and Maintenance .............................................. 26
3-1. Attaching and Detaching the Silencer .................................................... 26
3-2. Cleaning the Silencer ............................................................................. 28
3-3. Attaching and Detaching the Harmonica Covers ................................... 29
4. Q&A ................................................................................... 31
19
Ensuring the Safe Use of Your Harmonica
*PRECAUTIONS Observe all of the following precautions to protect your
harmonica from damage.
Before playing
Wash your hands and rinse your mouth thoroughly. Also, play each note slowly and carefully
to check that it is in tune. A tone that is badly out of tune may be a result of the reed being
broken. Do not use the harmonica in this event.
Prevent foreign matter from entering the harmonica
Do not allow foreign matter to enter the harmonica. Failure to observe this may result in
damage.
Do not grip the cover too tightly.
Do not grip the cover tightly or bite it. Failure to observe this may result in malformation or
damage. There is also a chance that malformation may cause gaps into which the lips or
tongue could get caught, resulting in unexpected injuries.
Do not blow too hard.
Do not blow harder than when usually playing harmonicas. Failure to observe this may result
in malformation or damage.
Do not throw or drop your harmonica.
Failure to observe this may result in damage or injury.
Hold the harmonica in both hands.
Do not hold it in one hand, or hold it only by the silencer. Failure to observe this may result
in not only the harmonica becoming detached from the silencer and being dropped and
damaged, it may also result in injury.
Keep your harmonica away from heat.
Do not leave your harmonica near heat sources, such as ovens, or exposed to intense
sunlight. Failure to observe this may result in malformation or burns.
General care and maintenance
After playing, tap out the harmonica in the palm of your hand, and then wipe it with a soft, lint-
free cloth. For more thorough cleaning, wipe with a cloth dampened with SUZUKI Harmonica
Sterilization Cleaner or ethanol to disinfect it. Do not use any chemicals or solvents other than
those listed here to clean your harmonica. Failure to observe this may result in damage. Place
the harmonica in the case and store in it a safe location after cleaning.
*Precautions concerning reeds
Reeds are susceptible to breakage
Harmonicas produce sound when the small internal metal plates, known as reeds, vibrate.
There are cases in which frequent use or blowing strength may cause metal fatigue,
resulting in the reeds becoming out of tune, cracking or breaking off, All reed instruments are
susceptible to this phenomenon.
Sign of impending reed breakage
If your harmonica becomes badly out of tune, it may be a sign of impending reed breakage.
Do not play the harmonica in this event. Failure to observe this may result in a reed fragment
entering the mouth or being inhaled.
Do not face upward when playing
Do not face upward when playing the harmonica. If a reed breaks off, there is a chance that it
may enter the mouth or be inhaled. If you inhale a reed, seek medical attention immediately.
Reeds are consumable items and therefore require regular maintenance.
In the same way as the strings on string instruments break when used for long periods,
harmonica reeds also become out of tune and break. The life expectancy of reeds depends on
playing styles and frequency of use. You are recommended to contact Suzuki periodically and
request maintenance in order to extend the life of your harmonica.
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