A057

Tamron A057 ユーザーマニュアル

  • こんにちは!TAMRON A057 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD 望遠ズームレンズの取扱説明書の内容を理解しています。このレンズの機能、使用方法、トラブルシューティングなど、ご質問がありましたらお気軽にお尋ねください。例えば、手ぶれ補正機能の使い方や、各マウントへの取り付け方法、フォーカスモードの切り替え方など、様々な疑問にお答えできます。
  • VCスイッチは何をしますか?
    フォーカスリミッターとは何ですか?
    レンズフードの取り付け方は?
    三脚座の取り付け・取り外し方法は?
TLM-A057-JP-C/T-2310-03
150-500mm F/5-6.7
Di
III
VC VXD
Model:
A057
Owner’s manual
Sony
17
20
17
19 18
21
22
Nikon
19 18
21
FUJIFILM
20
19 18
21
22
17
2
3
1
4
5
6
7
8
9
11
23
13
12
14 15
16
10
24
17
22
Zooming
Focusing
For Sony E
For FUJIFILM X (APS-C)
For Nikon Z
Sony
Sony/Nikon FUJIFILMSony/Nikon FUJIFILM Nikon
FUJIFILM/Nikon
Sony
SonySony/FUJIFILM
For FUJIFILM X Mount Lens
FreeRTOS Kernel V10.3.1
Copyright (C) 2020 Amazon.com, Inc. or its affiliates. All Rights Reserved.
Permission is hereby granted, free of charge, to any person obtaining a copy of this software and associated documentation files (the
“Software”), to deal in the Software without restriction, including without limitation the rights to use, copy, modify, merge, publish,
distribute, sublicense, and/or sell copies of the Software, and to permit persons to whom the Software is furnished to do so, subject to
the following conditions:
The above copyright notice and this permission notice shall be included in all copies or substantial portions of the Software.
THE SOFTWARE IS PROVIDED “AS IS”, WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND, EXPRESS OR IMPLIED, INCLUDING BUT NOT LIMITED TO THE
WARRANTIES OF MERCHANTABILITY, FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE AND NONINFRINGEMENT. IN NO EVENT SHALL THE
AUTHORS OR COPYRIGHT HOLDERS BE LIABLE FOR ANY CLAIM, DAMAGES OR OTHER LIABILITY, WHETHER IN AN ACTION OF
CONTRACT, TORT OR OTHERWISE, ARISING FROM, OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE SOFTWARE OR THE USE OR OTHER
DEALINGS IN THE SOFTWARE.
http://www.FreeRTOS.org
http://aws.amazon.com/freertos
* The Marking is a directive conformity mark of the European Community (EC).
* Das -Zeichen entspricht der EC Norm.
* La marquage est un marquage de conformité à la direcive CEE (CE).
* La marca es marca de conformidad segun directiva de la Comunidad Europea (CE).
* Il marchio attesta la conformita alla directtiva della Comunità Europea (CEE).
* 标志表示符合欧州共同体 (EC) 指标
The EEC Conformity Report applies to the Council
Directive 2014/30/EU, 2011/65/EU and is used
by Tamron Co., Ltd., manufacturer of this product.
10
12
10
255
3
10
12
11
14 13
10
15
タムロンレンズをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。本取扱説明書をよくお読みの上、正しくお
使いください。また、このレンズを取りつけてご使用になるカメラの取扱説明書も、併せてお読みください。お
読みになった後は本取扱説明書を大切に保管してください。
本レンズをお使い頂く上での安全上のご注意は、同梱されております用紙「タムロンレンズ安全上のご注意」に
詳しく記載されておりますので、そちらも必ずお読みください。
•不都合が生じる恐れがある注意事項が書かれています。
•基本操作に加えて知っておいていただきたい事項が書かれています。
1 
①レンズフード ②フード取付指標
③フード固定指標 ④フィルター取付リング
⑤フード着脱指標 ⑥ズームリング
⑦焦点距離目盛 ⑧焦点距離指標
⑨フォーカスリング⑩三脚座
⑪三脚座指標 ⑫三脚座固定ネジ
⑬セーフティーロックネジ取り付け用ネジ穴 ⑭セーフティーロックネジ(2 本)
⑮六角レンチ ⑯ストラップホール
⑰レンズ取付指標
⑱AF・MF 切り替えスイッチ(SonyE 用/NikonZ用)/MF スピード切り替えスイッチ(FUJIFILMX 用)
⑲VC スイッチ(SonyE 用/FUJIFILMX 用)/リニア・ノンリニアスイッチ (NikonZ用 )
⑳VC モード切り替えスイッチ(SonyE 用/FUJIFILMX 用)
󰚜フォーカスリミッタースイッチ 󰚧信号接点
󰚨ワイド側ズームロックスイッチ 󰚩コネクターポート(NikonZ用のみ)
* NikonZマウントにおけるコントロールリングに該当します。
•ご使用になる前に本製品に貼られたテープはあらかじめ剥がしてください。

モデル A057
焦点距離 150-500mm
明るさ F/5-6.7
画角(対角) 16°25′-4°57′/10°59′-3°18′(APS-C)
レンズ構成 16群25枚
最短撮影距離(MOD) 0.6m(Wide)/1.8m(Tele)
最大撮影倍率 1:3.1(WideMOD)/1:3.7(TeleMOD)
フィルター径 ø82mm
長さ 209.6mm/SonyE,209.9mm/FUJIFILMX,212.3mm/NikonZ
最大径 ø93mm
質量 1,725g/SonyE,1,710g/FUJIFILMX,
1,720g/NikonZ(三脚座除く)/三脚座 155g
レンズフード HA057
コネクタータイプ(NikonZ用のみ) 端子形状:USBType-C
•長さ:レンズ先端からマウント面までの距離。
•仕様・外観は、お断りなく変更する場合があります。

レンズの後キャップを外し、レンズ取付指標⑰とカメラ側のマウント指標を合わせてはめ込みます。
SonyE 用/FUJIFILMX 用はレンズを時計回りに、NikonZ 用はレンズを反時計回りにロックがかかるまで回し
ます。
取り外すときは、カメラ側のレンズ取り外しボタンを押しながら、取り付け時とは逆回りに回して取り外します。
•カメラの電源 OFF の状態で取り付け・取り外しを行ってください。
•詳しくはご使用カメラの取扱説明書を併せてご覧ください。
󱄏󱄑󱄑

   1󱄑
オートフォーカス(AF)で撮影する場合は、カメラ側の設定と AF・MF 切り替えスイッチ⑱の両方を AF に
します。(図2
マニュアルフォーカス(MF)で撮影する場合は、カメラ側の設定と AF・MF 切り替えスイッチ⑱の両方又は
どちらか片方を MF にします。MF 時はフォーカスリング⑨を回してピントを合わせてください。(図1,2
   1󱄑
カメラ側で MF 設定の際に、MF スピード切り替えスイッチ⑱でフォーカスリング⑨のスピードを変更可能で
す。
MODE1 通常の撮影で使用します。
MODE2 ピントの微調整が必要なときに使用します。
1󱄑 󱄑
MF 設定の際に、リニア・ノンリニアスイッチ⑲でフォーカスリング⑨のレスポンスを変更可能です。
NON-LINEAR フォーカスリング⑨の回転速度で、ピントの移動量が変化します。
LINEAR フォーカスリング⑨の回転角度でピントが一定量移動します。
•AF 撮影時、被写体によっては AF が合いにくい場合があります。
•SonyE 用で AF/MF コントロールボタンを装備したカメラをお使いの場合、AF 動作時に AF/MF コントロールボ
タンを押すと一時的に MF へ切り替えることができます。MF 動作時でレンズの設定が AF、カメラの設定が MF
の場合、AF/MF コントロールボタンを押すと一時的に AF へ切り替えることができます。
•NikonZ用で AF 撮影時にフォーカスリング⑨を回すと、カメラで設定した機能を利用することができます。
•詳しくはご使用カメラの取扱説明書を併せてご覧ください。
󱄏 
コネクターポート󰚩を搭載したレンズに、TAMRON の接続用ケーブル(別売)を介してコンピュータに接続し
専用のアプリケーション“TAMRONLensUtilityTMを用いることで、ファームウェアのアップデートができます。
詳細は“TAMRONLensUtility”のオンラインヘルプ(下記 URL)をご覧ください。
https://www.tamron.com/jp/consumer/support/help/lensutility/
•TAMRON の接続用ケーブル(別売)は、コネクターポート搭載の TAMRON レンズをコンピュータへ接続するた
め以外の目的で使用しないでください。
•TAMRON の接続用ケーブル(別売)使用時におけるデータの消失・破損に関しては、当社は一切の責任を負いか
ねます。
󱄏 󱄗 󱄙
 
手ブレを補正したいときは VC(VibrationCompensation)スイッチ⑲を ON にしてください。(図5
6
VC モード切り替えスイッチ⑳で切り替えることができます。
MODE1通常の手ブレ補正モードです。
MODE2流し撮り専用のモードです。
MODE3フレーミングを重視したモードです。素早く動く被写体のフレーミングがしやすくなります。
※MODE1とMODE3は流し撮りには対応しておりません。
 
レンズに VC スイッチが無いため、手ブレ補正はカメラで設定ください。
z手ブレ補正は以下のような状況下で有効です
•薄暗い場所
•ストロボ撮影が禁止されている場所
•三脚が使用できない場所
z次のような状況では、十分に補正されない場合があります
•大きくゆれ動く乗り物から撮影するとき
•カメラを大きく動かしながらの撮影
•三脚を使用して撮影するとき
•バルブ(長時間露出)撮影の際には、VCスイッチ⑲をOFFにしてください。手ブレ補正が誤作動を起こす
場合があります。(NikonZ用:レンズにVCスイッチが無いため、手振れ補正はカメラで設定ください。)
•MODE1 又は MODE2 設定時(SonyE/FUJIFILMX用)、手ブレ補正機構の特性上、シャッターボタンを半押
しした直後、ファインダー像がゆれることがありますが故障ではありません。(SonyE/FUJIFILMX/NikonZ用)
•MODE3 設定時、手ブレ補正機構の特性上 VC スイッチ⑲が ON の状態でカメラの電源を ON にした場合、
シャッターボタンに触れていなくてもファインダー像がゆれることがありますが故障ではありません。(SonyE/
FUJIFILMX 用)
•三脚を使用するなど、手持ち以外で固定して撮影するときは、VC スイッチ⑲を OFF にしてください。(NikonZ用
レンズに VC スイッチが無いため、手振れ補正はカメラで設定ください。
•カメラの電源を OFF にした状態又はカメラから取り外した状態でレンズを振るとカタカタと音がすることがあり
ますが、故障ではありません。
•詳しくはご使用カメラの取扱説明書を併せてご覧ください。
󱄏  󱄛󱄟  󱄛󱄟
オートフォーカス撮影時には、フォーカスリミッタースイッチ󰚜の切り替えによって、よりスピーディーなピン
ト合わせが可能になります。
 
  7
フォーカスリミッタースイッチ󰚜を「∞-3m」に切り替えます。
  8
フォーカスリミッタースイッチ󰚜を「∞-15m」に切り替えます。
9
フォーカスリミッタースイッチ󰚜を「FULL」に切り替えます。
 
   󱄛
フォーカスリミッタースイッチ󰚜を「MOD-10m」に切り替えます。
MOD:最短撮影距離
 󱄝
フォーカスリミッタースイッチ󰚜を「10m-∞」に切り替えます。
󱄟
フォーカスリミッタースイッチ󰚜を「FULL」に切り替えます。
󱄏
ズームリング⑥を回して、希望の焦点距離(ズームの位置)に合わせます。
󱄏 󱄓 󱄕
ズームリング⑥を焦点距離 150mm の位置で回転しないように固定することができます。
󱄓
焦点距離目盛⑦の 150mm を、焦点距離指標⑧に合わせます。
ワイド側ズームロックスイッチ󰚨をズームリング側に切り替えます。
󱄕
ワイド側ズームロックスイッチ󰚨をカメラ側に切り替えます。
•ズーミングするときは、ズームロックを解除してズームリング⑥を回してください。
󱄏 󱄡 󱄢
任意の位置で不用意にレンズがズーミングしないことを目的とした機構です。
ズームリング⑥を希望のズーム位置まで回転させて、位置が決まったあとロックをかけてください。
󱄡
ズームリング⑥を被写体側にずらします。
白い指標が見えるまでずらしてください。
󱄢
ズームリング⑥をカメラ側にずらします。
•持ち運びのときなどは自重落下防止のためワイド側ズームロックをご使用ください。(図1,3参照)
•ズーミングするときは、フレックスズームロックを解除してズームリング⑥を回してください。
•フレックスズームロック切り替えの際、指を挟まないようにご注意ください。
•長期間使用しない場合は、フレックスズームロックを解除して保管してください。
󱄏 󱄣 󱄤
バヨネット式レンズフード①が標準装備されています。
描写に悪影響を及ぼす画角外の余分な光線をカットするため、正しく装着して撮影することをお勧めいたします。
󱄣
レンズ側のフード着脱指標⑤にフード側のフード取付指標②を合わせます。
フード着脱指標⑤にフード固定指標③が合うまでフード①を矢印の方向に回します。
󱄤
フード①を逆向きに取り付けることで、収納することができます。
レンズ側のフード着脱指標⑤にフード側のフード固定指標③を合わせます。
フード着脱指標⑤にフード取付指標②が合うまでフード①を矢印の方向に回します。
•フード①が正しく取り付けられていないと、撮影画面にケラレが生じますのでご注意ください。
󱄏 󱄥󱄧
A057 には三脚座⑩が装備されています。三脚を使用する際は、三脚座⑩でレンズを三脚にしっかりと固定して
ください。
󱄥 󱄧
三脚座固定ネジ⑫を回してゆるめ、ネジがついている部分を持ち上げることで着脱できます。
装着時はレンズの溝に、三脚座⑩の内径の凸部がはめ込まれていることを確認の上、必ず三脚座固定ネジ⑫
を締めて固定してください。
装着時、レンズの溝に三脚座⑩の内径の凸部がはめ込まれていないとレンズの破損や脱落の恐れがあります。
󱄦
カメラの縦横位置を変えるときは、三脚座固定ネジ⑫をゆるめることでレンズを回すことができます。
レンズ側の三脚座指標⑪と三脚座⑩の指標を合わせてください。
撮影位置を決めたら必ず三脚座固定ネジ⑫を締めて固定してください。
󱄏
落下防止用にストラップを通すことができます。
三脚座⑩のストラップホール⑯を使用する際は、三脚座固定ネジ⑫がしっかり締まっていることを確認して
からストラップをしっかりと取り付けてご使用ください。レンズから三脚座⑩又はストラップが外れて、レ
ンズが落下する恐れがありますのでご注意ください。
•A057 の三脚座⑩はアルカスイス規格の雲台に取り付けることができます。
󱄏 󱄨
アルカスイス互換の雲台・クランプをご使用いただいているお客様に、雲台のタイプに合わせ取り付けをお勧め
します。
󱄨
セーフティーロックネジ⑭は、三脚座⑩をアルカスイス互換の雲台・クランプ等に取り付けて使用する際に、
雲台からの脱落を防ぐ効果があります。
図のように六角レンチ⑮を用いて、セーフティーロックネジ⑭をセーフティーロックネジ取り付け用ネジ穴
⑬ 2ヶ所に取り付けてご使用ください。
•セーフティーロックネジ⑭取り付け後は、脱落防止のためネジの頭部が三脚座⑩の底面から飛び出した状態とな
ります。そのため、アルカスイス互換以外の雲台・クランプをご使用の場合は、取り付けの必要はございません。

•最短撮影距離を短くするために、インターナルフォーカス方式を採用しています。無限遠に満たない撮影距離
で撮影した場合、他のフォーカス方式のレンズと比較して、画角が広くなる場合があります。
•フードや鏡筒によりフラッシュ光が遮られる場合があります。事前に試写することをお勧めいたします。
•カメラの表示システムの違いにより、開放F値、及び最小絞りF値が仕様と異なった値で表示される場合があ
りますが、異常ではありません。
•レンズの信号接点󰚧には、指を触れないようにしてください。誤作動の原因になります。
•温度が急激に変化すると結露が生じ、故障の原因となります。
•最前面のレンズは防汚コートを採用しています。レンズ面についたゴミをブロアーなどで除去した後、乾拭き
を行ってください。
•レンズの清掃にベンジンやシンナーなどの有機溶剤は絶対に使わないでください。
•レンズは、風通しがよく、ゴミやホコリの少ない場所に保管してください。
•レンズの清掃や保管方法、カメラとの互換性などのサポート情報はこちらをご覧ください。
https://www.tamron.com/jp/consumer/support/
TPL-JP-Lens-T-2301
/