クイック スタート ガイド
コンピューターの出荷時に Windows Server 2012 が既にインストールされている
場合は、手順
2 へお進みください。
インストールの手順
インストールの手順、システム要件、およびプレインストールの作業については、
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=244440 を参照してください。
また、本製品に関する既知の重要な問題が記載されているリリース
ノート
(http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=244442)
も参照してください。
自動インストール
Windows Server のインストールは、Windows アセスメント & デプロイメント
キット (Windows ADK) のツールおよびドキュメントを使用して自動化できます。
展開を自動化すると、インストール中のユーザーの操作が不要になります。
また、
Internet Explorer の設定やネットワーク設定など、オペレーティング システム内
の各種のオプションも構成できます。
Windows ADK
は http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=232339 から
ダウンロードできます。また、ドキュメントは
http://go.microsoft.com/fwlink/
p/?LinkId=206587
で確認できます。
Windows Server 2012 のインストール
手順 1
1
インストール オプション - Server Core オプションまたは GUI オプション
セットアップ時に Server Core インストール オプションまたは GUI 使用サーバー
オプションを選択して、Windows Server 2012 をインストールできます。Server
Core
インストール オプションが推奨されます。このオプションは、次のサーバー
の役割を実行できる最小限のオペレーティング
システム環境を提供します。
• Active Directory 証明書サービス
• Active Directory ドメイン サービス
• Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス (AD LDS)
• Active Directory Rights Management
サービス
• DHCP サーバー
• DNS サーバー
• ファイル サービスおよびストレージ サービス (ファイル サーバー リソース
マネージャーを含む)
• Hyper-V
•
印刷とドキュメント サービス
• リモート デスクトップ サービス - 3 つの役割サービス:
-
リモート デスクトップ接続ブローカー
-リモート デスクトップ ライセンス
-リモート デスクトップ仮想化ホスト
• ルーティングとリモート アクセス サーバー
• Web サーバー (ASP.NET のサブセットを含むインターネット インフォメーション
サービス)
• Windows Server Update Services
2
セットアップ時に Server Core インストール オプションを選択すると、これらの
サーバ ーの 役 割に 必要な ファイ ルのみ がイン ストー ルさ れ ます。 た とえ ば、
Windows エクスプローラーおよびサーバー マネージャーは Server Core インス
トールでは使用できません。サーバーの構成および管理は、ローカルでコマンド
プロンプトから、またはリモート管理ツールを使用して別のコンピューターから
行うことができます。
注意: 必要に応じて、Server Core オプションと GUI 使用サーバー オプションを後でいつでも
切り替えることができます。
インストール オプション、各オプションに含まれる役割、オプションの切り替え
方法、および最小サーバー
インターフェイスやオンデマンド機能などの関連
機能の詳細については、「Windows Server インストール オプション」(http://
go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=242140)
を参照してください。
2 つのインストール オプションは、Windows Server のほとんどのエディションで
選択できます。すべてのサーバーの役割および機能がすべてのエディションで
利用できるわけではありません。Windows Server の各エディションで使用可能
な役割 お よ び機能 の 詳 細につい て は、http://go.microsoft.com/fwlink/p/
?LinkId=251499
を参照してください。
プロダクト
キー
入力を求められたときはプロダクト キーを入力します。プロダクト キーは、プロ
ダクト
キー カードに記載されています。
3
セットアップ プロセス中に、ビルトイン Administrator アカウントのパスワード
を入力してください。セットアップ後に、サーバー
マネージャーまたは Windows
PowerShell
をローカルまたはリモートで使用して、サーバーの役割および機能の
追加や、 サ ーバー 名、
Windows Update の設 定、 ネット ワ ーク設 定、 または
ドメイン メンバーシップ (該当する場合) の変更などのサーバーの初期構成を実行
します。サーバー
マネージャーでネットワーク上の他のサーバーをサーバーの
プールに追加した後、
1 つのサーバー マネージャー コンソールからそれらのサー
バーの役割をリモートで管理することもできます。
サーバー
マネージャーを使用したサーバーの管理
サーバーの役割および機能のインストール、構成、および管理の手順を示す管理
コン ソー ルであるサーバー
マ ネー ジャーは、Windows Server 2012 で複数の
リモート サーバーを管理できるように設計が変更されました。また、サーバー
マネージャーは、複数のサーバーのサーバー診断、管理、および監視を実行できる
単一の場所を提供します。
"役割" は、サーバーが提供するサービスになります。1 台
のサーバーに、
1 つの役割または複数の役割をインストールすることができます。
"
機能" は、サーバーが提供するサービスを補助する機能になります。サーバー マネー
ジャーの詳細については、
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=241358
を参照してください。
サーバーの構成
手順 2
4
Windows Server 2012 の展開
Microsoft Deployment Toolkit
Microsoft Deployment Toolkit (MDT) 2012
は、Windows Server 2012 を迅速に
展開するためのガイダンスとツールを提供します。
MDT を使用すると、組織全体
でのプロビジョニングが可能な、完全に機能する基本サーバーを作成できます。
MDT の 展開 プロセスを カス タマイズして、Windows Server 2003、Windows
Server 2008
、および Windows Server 2012 の基幹業務アプリケーションをイン
ストールすることもできます。
MDT は、迅速な展開の計画および実行に役立つ技術的なガイダンスを提供し、
オペレーション チームおよび保守チームへのハンドオフ時のセキュリティ確保に
役立ちます。アーキテクチャ、セキュ
リティ、および管理のしやすさに関する
問題や、サーバーのベースライン イメージの作成、およびオペレーションなど、
展開プロセスのあらゆる側面に対応します。
MDT は Microsoft 展開ツール用の統合インターフェイスを備えています。これには、
新しい環境のサーバーにイメージを展開できるスクリプトおよび構成ファイルが
含まれます。
MDT をダウンロードするには、www.microsoft.com/mdt/ を参照
してください。
注意: MDT は英語版です。
手順 3
5
Windows 展開サービス
Windows 展開サービスは、Windows オペレーティング システムをリモートで
展開できる、Windows Server 2012 のサーバーの役割です。これを使用すると、
ネットワークベースのインストールによって新しいコンピューターをセットアップ
できます。つまり、各オペレーティング
システムを DVD などのインストール
メディアから直接インストールする必要はありません。イメージのマルチキャスト
展開、インストールの一環としてのドライバー パッケージの展開、独自のイメージの
作成、無人インストールの構成などの高度な作業も実行できます。
詳細については、
Windows 展開サービスのドキュメント (http://go.microsoft.
com/fwlink/p/?LinkId=244424)
を参照してください。
6
作業開始用リソース
Windows Server 2012
についての情報は以下の Web サイトをご覧ください。
• Windows Server 2012 製品情報:
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=246054
• Windows Server 2012
の各エディションの比較:
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=251499
• Windows Server 2012 TechCenter:
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=244573
7
トラブルシューティング
• Windows Server 2012 のサポート (『概要とトラブルシューティングのガイド』
を参照
):
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=246084
• TechNet
サポート:
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=90728
•
一般的な作業の実行:
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=242147
コミュニティ
• マイクロソフト コミュニティ (フォーラム、ブログ、チャット):
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=7679
•
フォーラム:
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=248970
• Web
キャスト、仮想ラボ、ポッドキャスト:
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=135845
•
チャット:
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=90918
8
Windows Server テクニカル ライブラリ:
以下のテクニカル ライブラリへのリンクから、技術情報などのリソースにアクセス
できます。
• Windows Server 2012 のインストール、展開、および移行:
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=246082
• Windows Server 2012
のサーバーの役割およびテクノロジ:
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=245689
• Windows Server 2012
の管理およびツール (Windows PowerShell、
リモート サーバー管理ツール、およびコマンドライン リファレンスを含む):
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=246092
9
その他の関連資料
セキュリティ
以下の規範的なセキュリティ
ガイダンス リソース、ウイルス対策情報、および
セキュリティ情報へのリンクから、必要なセキュリティ情報が見つかります。
• TechNet セキュリティ センター :
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=29482
• Microsoft
マルウェア プロテクション センター :
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=26702
•
マイクロソフト セキュリティ情報の検索:
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=24822
10
ダウンロード、ヘルプとサポート、およびスクリプト
以下のリンクは、システムを最新の状態に保ち、最新のマイクロソフト テクノロジ
について学ぶために役立ちます。
• Microsoft ダウンロード センター :
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=63637
• Microsoft
ヘルプとサポート:
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=7588
•
スクリプト センター :
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=63080
サポート サービス情報
お客様のご利用環境におけるマイクロソフト製品の使用方法から問題解決まで、
弊社担当エンジニアが一問一答形式で丁寧に回答するサポート
サービスを提供
します。詳細は以下の Web ページをご覧ください。
www.microsoft.com/ja-jp/services/professional.aspx
11
製品サポート
重要: OEM (Original Equipment Manufacturer) を通じて Windows Server 2012 を購入した
場合の製品サポートについては、サーバー製造会社または販売元へお問い合わせください。
オンライン
• お問い合わせ先は、http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=248975
にアクセスしてください。
• ヘルプとサポートは、http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=7611 を
参照してください。
MSDN
製品サポートは MSDN サブスクリプションに含まれている場合があります。
詳細については、
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=96006 を参照して
ください。
12
TechNet
TechNet
には、リソース、ツール、およびマイクソフト E ラーニング コースを提供する
サブスクリプション
パッケージがあります。http://technet.microsoft.com/
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を参照してください。
注意: Microsoft 製品サポート サービスは、現在の価格、使用条件、および条項に基づいて
おり、予告なしに変更されることがあります。通話料がかかる場合があります。お住まいの
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