CAB AF5 取扱説明書

  • TBH BF100R CAB AF5 フィルター吸引システムの取扱説明書の内容を熟読しました。このシステムの機能、使用方法、メンテナンス方法、トラブルシューティングなどについてご質問があれば、お気軽にお尋ねください。例えば、フィルター交換手順や、エラー表示の意味などについて詳しく説明できます。
  • フィルター交換の手順は?
    システムが起動しない場合はどうすればよいですか?
    活性炭フィルターの交換頻度は?
    本装置の使用目的は?
TRIPLE PROTECTION
FOR PEOPLE, ENVIRONMENT AND MACHINES
取扱説明書兼メンテナンス作業指示書原本の翻訳
AF5 AF5 プリフィルターモジュール付き
Rev. 1.4 2019 8 12
BF100R CAB AF5
日本語
2
日本語
3
日本語
目次
日本語 ....................................................................................................... 3
1 安全に関する注意事項 ..................................................................... 4
1.1 使用される図記号 ........................................................................................................................ 4
1.2 安全に関する注意事項 ................................................................................................................. 4
1.3 使用目的 ...................................................................................................................................... 5
2 概説 .................................................................................................. 6
2.1 一般的な説明 ............................................................................................................................... 6
2.2 動作原理 ...................................................................................................................................... 7
2.3 保証に関する注意事項 ................................................................................................................. 8
3 輸送 .................................................................................................. 9
4 取り付け、試運転調整 ................................................................... 10
4.1 はじめに .................................................................................................................................... 10
4.2 開梱する .................................................................................................................................... 10
4.3 インストール ............................................................................................................................. 10
4.4 試運転調整 ................................................................................................................................. 12
5 デバイスの運用 .............................................................................. 13
5.1 動作モード ................................................................................................................................. 13
6 メンテナンス ................................................................................. 14
6.1 デバイスの清掃.......................................................................................................................... 14
6.2 フィルター飽和インジケーターとフィルター交換 ................................................................... 15
6.3 廃棄/廃止 ................................................................................................................................... 17
6.4 交換フィルターと付属機器 ....................................................................................................... 18
7 トラブルシューティング ............................................................... 19
7.1 故障 ............................................................................................................................................ 19
7.2 事故 ............................................................................................................................................ 19
7.3 TBH 吸引システムのクイック診断............................................................................................ 20
8 技術データ ..................................................................................... 21
9 承認と適合宣言 .............................................................................. 22
9.1 EU 適合性宣言書 ....................................................................................................................... 22
9.2 Federal Communications Commission (FCC) Statement ......................................................... 23
9.3 Industry Canada Compliance Statement ................................................................................... 23
安全に関する注意事項
4
1 安全に関する注意事項
1.1 使用される図記号
1.2 安全に関する注意事項
危険!電気的障害による差し迫った危険があることを示します。
危険!適切な予防措置が取られていない場合、死亡、重傷または重大な物的損害に
つながります。
警告!適切な予防措置が取られていない場合、死亡、重傷または重大な物的損害に
つながるおそれがあります。
注意!適切な予防措置が取られていない場合、軽傷を負うおそれがあります。
注意!適切な予防措置が取られていない場合、望ましくない結果につながるおそれがあります。
注意!適切な予防措置が取られていない場合、物的損害につながるおそれがあります。
警告!電気装置を使用するときは、感電、怪我、火災を予防するために、次の基本
的な安全対策を遵守しなければなりません。
安全に関する注意事項
5
デバイスを使用する前に、すべての注意事項をよく読み遵守してください!
この取扱説明書兼メンテナンス作業指示書を大切に保管してください。
デバイスはほこりや煙を吸引するためにのみ使用してください
デバイスを燃えている物や赤熱している物の吸引に使用しないでください。
デバイスを可燃性または爆発性ガスの吸引に使用しないでください。
デバイスを腐食性媒体およびアルミニウム研磨粉塵を吸い取るために使用しないでください。
どのような種類であっても液体を吸引するためにデバイスを使用しないでください。
接続ケーブルを熱、湿気、油のほか、角などの鋭利な縁から保護してください。
許容接続電圧に注意してください (型番プレートの注記を参照)
メーカー純正部品のみをご使用ください。
メーカー純正交換用フィルターのみをご使用ください。
デバイスをフィルターなしで使用しないでください。
デバイスを開ける前に、電源プラグを抜いてください。
デバイスの背面にある排気口を覆ったり塞いではいけません
デバイスがぐらつかないことを常に確認してください。
技術的な問題がある場合は、メーカーまたは専門業者にお問い合わせください!
発ガン性物質、もしくはニッケルまたはクロムを含む物質の溶接ヒュームを吸引する場合は、
TRGS 560「発ガン性有害物質を取り扱う際の排気」の換気技術要件を遵守しなければなりません。
個人用保護具 (PPE)
現地の工場規定を遵守してください
呼吸器の保護:EN149 に基づく FFP-3 に準拠したハーフマスク (特に指定がない限り)
ゴム手袋
保護めがね
物質の危険性によっては、防護服も着用する必要があります。
1.3 使用目的
フィルター・吸引システムは、ほこりや煙の吸引用に設計されており、安全に関する注意事項に記載さ
れているように、燃えている物または赤熱している物、可燃性または爆発性ガス、腐食性媒体およびア
ルミニウム研磨粉塵、および、いかなる種類の液体の吸引用に使用するものではありません
概説
6
2 概説
2.1 一般的な説明
デバイス構造
1.
吸引接続ポート付きカバー
2.
プリフィルターマット
3.
プレスフレーム
4.
浮遊物フィルター
5.
活性炭/BAC フィルター
6.
浮遊物および活性炭/BAC フィルター用モジュール
7.
プリフィルター
8.
プリフィルター用モジュール
9.
制御/タービンハウジング
1
フィルタータイプ
概説
7
フィルタータイプ
プリフィルター
フィルター・吸引システムには、各種フィルタークラスのさまざまな交換可能なプリフィルターが装備
されています。以下のような例が使用できます。
フィルターマット (F5)
プリフィルターモジュールプリフィルター付き AF5
プリフィルターは下流の粒子フィルターを保護するため、システムの耐用年数を大幅に延ばすことがで
きます。
メインフィルター
メインフィルターは粒子フィルターとして機能します。
粒子フィルター (99.95%、H13)
メインフィルターは、吸引された煙および粉塵粒子の 99.95 (粒子フィルターH13) の捕集を保証しま
(DIN EN 1822 に準拠)。これは、フィルターのカートリッジが完全または部分的に飽和している場合
にも適用されます。ただし、フィルターの飽和度が高くなると、フィルターデバイスの吸引力が低下し
ます。
活性炭フィルター
活性炭フィルタの寿命は、それぞれの使用条件にきく依存するため、予め明確に定めることはでき
せん。悪臭が発する場合は、活性炭フィルターが着飽和に達しており、交換する必要があります
2.2 動作原理
適用範囲
適用範囲は、レーザー放射による粘着性で湿ったほこりです。
動作原理
汚染された空気は、検出デバイス (フード、ホース) によって検出され、フレキシブルホースによりフ
ィルター装置へ送られます。ここでは、汚染物質粒子は、フィルタークラスに従ってさまざまなフィル
ターステージにフィルター処理されます。その後、浄化された空気は作業スペースに戻されるか、また
は用途に応じてホースやパイプを介して屋外に排気されます。
概説
8
2.3 保証に関する注意事項
法的な保証請求に加えて、TBH GmbH は購入日から 2 年間または 5000 時間を保証します。
TBH GmbH は、不適切な使用、通常の摩耗、または誤操作に起因する材料の損傷については保証しま
せん。
タービンユニットを開いた場合、もしくはメーカーの許可を得ていない人が修理を試みた場合は、保証
請求は無効になります。
吸引システムは、該当する欧州および国内の指令の要件に準拠しています。
CE 適合性宣言書は、本取扱説明書兼メンテナンス作業指示書に同封されています。メーカーと書面で
合意されていない変更が行われた場合、この宣言書は無効になります。
メーカーは、取扱説明書兼メンテナンス作業指示書の指示に反したデバイスの使用に起因する損失また
は損害について責任を負いません。
輸送
9
3 輸送
パッケージに追加の重量を載せないでください。
パッケージが環境の影響にさらされないようにしてください。
輸送および保管温度:-25 +55°C (最大 70°C/24 時間)
積み込み時には、パッケージユニットの重心にご注意ください。
正規の梱包なしでか、または正規の梱包を変形させてさらに輸送する際には、システムが最適に保護
され、損傷から保護されていることを確認する必要があります。安全規格を遵守する必要があります。
取り付け、試運転調整
10
4 取り付け、試運転調整
4.1 はじめに
近代的な産業のさまざまな処理プロセスでは、さまざまな汚染物質および粒子サイズが発生します。
ここでは TBH 吸引およびフィルターシステムを使用して、発生場所から粒子を除去し、現場の従業員
の健康被害を回避するだけでなく、たとえばレーザーのレンズも保護します。
分子フィルター (活性炭フィルター) を使用する場合、用途に適していることを確認し、定期的に点検
する必要があります。
4.2 開梱する
まず、パレットを平らで適切な場所に置きます。
ストラップやその他の固定具を緩めます。
次に、透明フィルムを取り外します
まず上部の段ボールを取り外します
これで、システムを下部のカートンから持ち上げたり、角を切ってシステムを下にスライドさ
せたりできます。その際、システムを発泡スチロールブロックから持ち上げます。
該当する規制に従ってパッケージを廃棄してください。
4.3 インストール
フィルターデバイスはプラグインできる状態で納品され、指定された電圧にのみ接続する必要がありま
(型番プレートを参照)
システムの設置
最初に「開梱」の章の手順に従ってください。
デバイスを清潔で平らな場所に設置してください (「デバイスの運用」の章で周囲条件を確認
してください)
タービンの汚れにつながるため、周囲の空気が過度な粉塵によって汚染しないようにしてくだ
さい。
警告!輸送の章の注意事項を必ず遵守してください。
警告!これは保護クラ 1 のデバイスであり、保護アースに接続が必要です。
したがって、電源への接続には、同梱または同一の承認された電源ケーブルを使用する必要が
ります。電源プラグは手が届く範囲にあるようにしてください。
取り付け、試運転調整
11
デバイスを固定します (ホイールブレーキ (11) を締めつけます)。必ず設置場所の操業規定に従
ってください。
バイパス冷却器 (9) および排気口 (10) の換気スロットを覆わないでください。
オプションのプリフィルターモジュールの取り付け
プリフィルターモジュールとプリフィルターを使用して AF5を運用する際には、次の取り付け手順に
従ってください。
カバーを取り外す
プリフィルターマットを取り外す
プリフィルターを用いてプリフィルターモジュールを組み立て
カバーを取り付ける
すべてのモジュールロックを閉じる
2:
フィルター・吸引システムの接続部
吸引ホースを次の順序で接続します
吸引ホース (3) をフィルター・吸引システムの接続ポート (1) に挿し込み、ホースクランプ (2)
で固定します。
インターフェイスケーブル (4) をフィルター・吸引システムの 25 ピンインターフェイス (5)
接続します。
取り付け、試運転調整
12
電源ケーブル (6) をフィルター・吸引システムの電源接続ソケット (8) に挿し込み、接地され
た電源コンセントに接続します。
4.4 試運転調整
まず、「取り付け」の章に記載された手順を実行します。
システムがしっかりと設置されていることを確認してください。
電源に正しく接続されていることを確認してください。
システムのすべてのフィルターを正しく取り付ける必要があります。
電源スイッチ (7) でシステムをオンします。
システム前面のディスプレイは少し遅れて起動します (セルフテストのため)
システムは自動的に起動します。インターフェイスを使用する場合は、そこからの信号が優先され
ます。
タービンまたはファンの回転数は、+/-ボタンまたはインターフェイスを介して変更可能になります。
システムの試運転調整において問題が発生した場合は、第 5 章および第 7 章を参照してください。
デバイスの運用
13
5 デバイスの運用
フィルター・吸引システムは、本説明書に記載された物質の吸引にのみ使用できます。システムの運用
中は、フィルターの状態を定期的に点検する必要があります。
5.1 動作モード
手動モード
4
:ディスプレイの説明
自動モード
自動モードでは、システムは完全に接続されたレーザーシステムによって制御され、エラーメッセージ
が評価されます。
説明
システムは、実行/スタンバイボタンでオンにします
(デバイスのスイッチをオンにする必要があります)
システムが起動し、ディスプレイ上の回転タービンホイールによって運転モードが表示されます。
システムの吸引力は、+および-ボタンで調整します。
吸引力はディスプレイの右上に表示されます。+/-ボタンのいずれかを押すことで、最新の稼動時間と吸引力の
間で表示が切り変わります。
フィルター飽和インジケータにより、フィルターの状態を簡単に監視できます。
表示されるのは、取り付けられているすべてのフィルターを総合した飽和度です。
フィルターステータスインジケーターは、最新の飽和レベル (緑、黄、または赤) を示します。
緑色: フィルター OK
黄色: フィルターステータスインジケーター (項目 1) を確認し、必要に応じてフィルターを注文する
赤色: フィルター飽和状態が最大レベル - 排気システムの停止 - フィルターの交換
温度エラー用表示
周辺部のシステムの全体的な状態に関する表示 (エラー:赤、注意:黄、スタンバイ:青、稼動中:緑)
メンテナンス
14
6 メンテナンス
連続運転タービンは、最も広く使用されているタービンです。これにより、メンテナンスフリーの連続
運転と適切なコストでの非常に高い負圧を提供します。
6.1 デバイスの清掃
清掃の前には、デバイスを必ずオフにし、電源プラグを抜く必要があります。
デバイスのハウジングは、耐性塗料で被覆されています。清掃には、湿らせた布と一般的な家
用クリーナーで十分です。
溶剤は使用しないでください!
電気部品および換気スロットに洗浄水が侵入しないようにしてください。
システムの清掃において、フィルターモジュールを緩める必要がある場合は、シールを損傷し
いよう注意し、システムの再稼動時にシールが適切に取り付けられていることを確認します。
全体を布でよく乾かします
危険!タービンまたは電気部品の交換は、認定を受けた専門スタッフのみが行え
ます!
注意!デバイスの清掃には、適切な保護具を着用し、健康に有害となる可能性のあ
る物質による影響を回避する必要があります。
注意!フィルターは掃除しないでください!はたいたり、圧縮空気でブロー飛ばすと、フィル
ターメディアが破壊され、有害物質が室内の空気に混入します
メンテナンス
15
6.2 フィルター飽和インジケーターとフィルター交換
フィルター飽和インジケータについては、5.1 を参照
ご注意:
粒子フィルターは掃除しないでください。これは変更のみ可能です!
活性炭/BAC フィルターは定期的に点検し、交換する必要があります。これは、システムのフィル
ター監視には表示されません (推奨:年 1 回の交換)
注意!個々のフィルター層は、一定の吸引力を確保するため、またはシステムの損傷を防止す
るために、定期的に ( 1 回以上) 点検し、必要に応じて交換する必要があります。フィルター
の交換は、必ず吸引システムをオフにし、適切な防護服を着用して行ってください!
警告!レーザー加工の副産物による健康および環境への影響。
レーザー加工においては、環境と健康に有害な副産物が発生します。これらには発がん性があり、
肺に対しても有害です。
フィルターにおけるあらゆる作業では、ポリプロピレン製の使い捨て手袋と保護レベル3のフ
ァインダストマスクを着用してください。
フィルターを交換するたびに、気密性があり、封止可能なポリエチレン袋を用意してくだ
さい。
フィルターは掃除せず、純正フィルターと交換してください。
作業エリアは十分に換気してください。
現地の規制に従い、フィルターを特殊ゴミとして廃棄してください。
メンテナンス
16
5
フィルター交換
フィルター・吸引システムをオフにします。
上部カバーのモジュールロック (1) を開き、上部カバーを取り外します。
プリフィルターマット (2) またはプリフィルター (6) の汚れを点検し、必要に応じて交換し
ます。
モジュール (5) (7) の間のロックを開き、モジュール (7) を取り外します。
浮遊物フィルター (3) の汚れを点検し、必要に応じて交換します。
最後に活性炭フィルター (4) を点検し、必要に応じて変更します。活性炭フィルターは、
臭いが発生するか、フィルターの重量が初期重量よりも約25%重くなっていれば飽和の目安
となります。初期重量は7000 g ±200 gです。正確な初期重量はフィルターに記載されてい
ます。
取り外したフィルターはポリエチレン袋に入れて廃棄します。
フィルター・吸引システムを組み立てます。
上部カバーを取り付け、すべてのモジュールロックを閉じます。
メンテナンス
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6.3 廃棄/廃止
フィルターの捕集物を吸引すると、フィルター・吸引システム、ならびに検出装置が健康を害する粒子
で汚染されることになります。
フィルター・吸引システムを使用しない場合は、システム自体および汚染の可能性のあるアタッチメン
トが安全に分解および廃棄されるよう注意する必要があります
フィルター交換の章に記載された安全に関するの注意事項に従ってください!
フィルター・吸引システム、そして検出装置を廃棄する場合、フィルター装備全体が特殊ゴミであり、
現地の規定に従い廃棄する必要があることに注意してください。システムおよび検出装置内の汚染状態
によっては、これらも特殊ゴミとして廃棄する必要があります (廃棄物コード:150202)
輸送の際は、輸送の章に記載されたすべての安全に関する注意事項に従ってください。
RoHS II/WEEE 合宣言
電気電子機器における有害物質の規制および使用に関する EU 指令 2011/65/EU (RoHS) は、2013 1
3 日に施行されました。これに該当するのは、特に次の物質です
(Pb)0.1
カドミウム (Cd)0.01
六価クロム (CrVI)0.1
ポリ臭化ビフェニル (PBB)0.1
ポリ臭化ジフェニルエーテル (PBDE)0.1
水銀 (Hg)0.1
ビス (2-エチルヘキシル) フタレート (DEHP)0.1
フタル酸ベンジルブチル (BBP)0.1
フタル酸ジブチル (DBP)0.1
フタル酸ジイソブチル (DIBP)0.1
TBH GmbH は、その製品が RoHS および REACH に準拠して製造されていることを宣言します。
TBH GmbH によって製造されたデバイスは、ドイツ廃電気・電子機器法 (ElektroG2003 5 16
) 1 章第 2 条または WEEE 指令 2011/65/EU 附表 IA に一覧されているデバイスのカテゴリには該
当せず、b2b デバイスとして分類されます。これは、共同管理機構 EAR への登録 (WEEE 登録) によっ
て確認されています。
メンテナンス
18
6.4 交換フィルターと付属機器
6
Cab 製品コード
TBH 製品コード
名称
図中の番号
5906555.001
10040
プリフィルターマット
2
5907575.001
16199
プリフィルター
7
5906569.001
10013
浮遊物フィルターAF5
4
5906570.001
10004
活性炭 / BAC フィルター AF5
5
5907570.001
16367
AF5 のプリフィルターモジュール
7 + 8
トラブルシューティング
19
7 トラブルシューティング
7.1 故障
障害が発生した場合、ディスプレイの表示を確認してください。
デバイススイッチでシステムをオフにし、加工プロセスを停止してください。
システムの接続を電源からはずします。
システムのフィルターを点検し、必要に応じて交換します。
問題が引き続き解決しない場合は、クイック診断 ( 7.3 ) を使用するか、販売代理店に連絡して
ください。
7.2 事故
まず、負傷者がいる場合は、危険区域から運び出してください。
デバイススイッチでシステムをオフにし、加工プロセスを停止してください。
システムの接続を電源からはずします。
事故が発生した場合は、事業所で規定された指示に従ってください。これらの指示は常に優先され
ます。
吸引された物質の取り扱いについては、事業所専属医師の指示に従ってください
警告!デバイスに障害が発生した場合、絶対にタービンモジュールを開かないでく
ださい!感電による危険!
トラブルシューティング
20
7.3 TBH 吸引システムのクイック診断
エラーの説明
原因
トラブルシューティング
1
システムが起動せず、フロントパネル
に何も表示されない
電源ケーブルが挿し込まれていない
電源ケーブルを挿し込む
1
ヒューズが取り付けられていないか、故障している
ヒューズを点検し、必要に応じて交換する ( 2、項目 8 を参照)
1
使用されたソケットに電圧がかかっていない
ヒューズを点検する
1
電源スイッチがオフの位置である
電源スイッチをオンにする
1
不適切な電源電圧
供給電圧を点検する
1
中性線のない三相電源
電源接続を点検する
2
システムが起動せず、警告音が聞こ
え、タービン故障ランプが点灯
タービンの停止 / 故障
システムをオフにし、メーカーまたは所在国の代理に問い合わせる
2
フィルター飽和インジケータが点灯
(++)
フィルターが完全に飽和している
フィルターステータスインジケータ (システムタイプに応じて異な
) に基づき、どのフィルターを交換するかを判断し、交換用フィ
ルターを発注する
2
温度障害ランプが点灯
温度の問題
システムをオフにし、冷却する。周囲温度と吸引ホース (詰まり、
長さ/断面) を点検し、システムを再起動しても障害が再び発生する
場合は、メーカーまたは所在国の代理店に問い合わせる
3
システムが起動せず、実行/スタンバ
イボタンが点滅
システムはスタンバイ状態
実行/スタンバイボタンを押す
3
インターフェースの配線が間違っている
ご注意:インターフェースは一部ではオプションとしての
み利用可能です!
インターフェースを点検する
ピン 7 = +
ピン 8 = -
ピン 9 とピン 10 の間のブリッジでは、リモートコントロールが優
先され、システムをリモートコントロールを介して実行 (RUN)
切り替える
4
システムが稼動、黄色の警告灯が点
滅、フィルター飽和インジケーターが
点灯 (+)
フィルターが部分的に飽和 (システムのタイプによっては、
さらに該当するフィルターも黄色で表示されます)
緑の領域 - フィルター飽和レベル問題なし
黄の領域 - 交換用フィルターの発注
赤い領域 - フィルターは完全に飽和 - 交換する
5
回転数をインターフェイスで変更でき
ない
リモートコントロールの接続、外部からの回転数制御 (ピン
1415)
ご注意:インターフェースは一部ではオプションとしての
み利用可能です!
デバイスで手動で設定された回転数よりも外部からの回転数制御が
優先されます
6
回転数をインターフェイスを介して変
更できない
システムの回転数設定が優先される
ご注意:インターフェースは一部ではオプションとしての
み利用可能です!
デバイスで手動で設定された回転数よりも外部からの回転数制御が
優先されます
7
吸引しない/吸引力不足、フィルター
飽和インジケータのフィルター交換表
示なし
吸引ホースの詰まり、故障、折れ、または外れ
吸引ホースを清掃するか交換する
7
吸引力が正しく調整されていない
回転数調整器 (フロント) またはリモートコントロールで吸引力を
高める
7
モーター/コントローラーの故障
所在国の代理店に問い合わせる
8
システムからの異音、または強い振動
モーターベアリングの故障
モーターを交換するか、所在国の代理店に問い合わせる
8
モーターのインペラーに異物がある
フィルターに漏れがないか点検し、必要に応じて所在国の代理店に
問い合わせる
/