PowerEdge M610

Dell PowerEdge M610 ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell PowerEdge M905、M805、M710、M610、M605、M600サーバーに関する情報更新ドキュメントの内容を理解しています。メモリ管理、パフォーマンス設定、I/Oモジュール、ファームウェア更新方法などに関するご質問にお答えできます。
  • Windows Server 2003または2008で4GB以上のメモリを搭載した場合、休止状態にできないのはなぜですか?
    Windows Server 2008でSDカードまたはUSBストレージデバイスを接続した状態でiSCSIブートができないのはなぜですか?
    Dell Update Package (DUP)インストール中に表示されるメッセージは何を意味しますか?
    PowerEdge M905とM805ブレードに必要なOpenManageのバージョンは何ですか?
    PowerEdge M610とM710ブレードに必要なOpenManageのバージョンは何ですか?
Dell™ PowerEdge™ M905/
M805/M710/M610/M605/M600
システム
アップデート情報
メモおよび注意
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明
しています。
注意 : 手順に従わない場合は、ハードウェアの損傷やデータ
の損失の可能性があることを示しています。
___________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
© 2008 2009 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられて
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本書に使用されている商標:DellDELL
ロゴ、PowerEdgePowerConnect
および
OpenManage
Dell
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.
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および Windows Server
は米国その他の国における Microsoft Corporation の商標または登録商標です。
商標または製品の権利を主張する事業体を表すためにその他の商標および社名が使用され
ていることがあります。Dell Inc. はデル以外の商標や社名に対する所有権を一切否認
します。
2009 8 Rev. A05
アップデート情報 107
Microsoft
®
のアップデート
以下の問題が Microsoft サポートオンラインのウェブサイト
support.microsoft.com で説明されています。
Microsoft
®
Windows Server
®
2003
または
Windows Server 2008
4 GB
を超えるメモリを搭載したシステムを休態モ設定
きない。詳細については、
support.microsoft.com/kb/888575
でサポートオンラインを参照してください。
Windows Server 2008
で内蔵
SD
モジュールに
SD
カードが挿入され
ているシステムは
iSCSI
ブートができない。また、システムに外付け
USB
ストレージデバイスが取り付けられている場合も、
iSCSI
ブー
トができない。これは
Microsoft
が把握している既知の問題です。
詳細については、
support.microsoft.com/kb/968410
でサポート
オンラインを参照してください。
Dell Update Package について
Dell Update PackageDUP)のインストール処理中に、以下のメッ
セージが表示される場合があります。
メモ: これらのメッセージは情報表示のみです。
Windows
のハードウェア検出
Windows
のハードウェア構成の問題
Windows
における
VFlash
の再列挙およびドライブ文字の一時的な
変更
注意 : DUP VFlash にインストールしている間は、書き込み処理を行わ
ない(実行されないようにする)ことをお勧めします。
Unified Server Configurator
ドライバまたは診断リポジトリへのイ
ンタフェースが閉じた後にシステムの再起動を求めるメッセージ
メモ: システムの再起動は、必ず完了メッセージが表示された後に
行ってください。
108 アップデート情報
メモリの電源およびパフォーマンス管理のオ
プション
電力の管理 画面におけるメモリの電源およびパフォーマンス管理のオ
プションは、Maximum Performance(最大パフォーマンス)、設定
頻度、または
Minimum Power
(最小電力)です。
システムメモリ — PowerEdge M710
次の表は、『ハードウェアオーナーズマニュアル』の表
3-5
PowerEdge M710 のメモリ構成の例」への追加分です。
システム仕様のアップデート
物理メモリ
の総容量
メモリモ
ジュール
枚数とタ
イプ
メモリモ
ジュールの
位置
プロセッサ メモリ
モード
使用可能
メモリ
24 GB 2 GB RDIMM
12
A2
A3
A5
A6
A8
A9
B2
B3
B5
B6
B8
B9
2
アドバンスト
ECC
24 GB
メモリ — Dell
PowerEdge
M905 および Dell PowerEdge M805
アーキテクチャ
DDR2
メモリモジュール、動作周波数
800 MHz
アップデート情報 109
PowerEdge ブレード — I/O モジュールポー
トのマッピング(クアッドポートメザ
ニンカード)
次の表は、クアッドポートメザニンカードを備えたハーフハイトブレー
ド用 I/O モジュールポートのマッピングを示したものです。次の表で、
n
1 16 の変数値です。
メモ: PowerEdge システムの詳しいマッピングについては、
support.dell.com/manuals で『Quadport Capable Hardware For the M1000e
Modular ChassisM1000e Modular Chassis 用のクアッドポート対応ハード
ウェア)を参照してください。
1-1 I/O モジュールポートの割り当てハーフハイトブレード
ブレード n I/O モジュール
A1 B1 C1 C2 B2 A2
内蔵
LOM1
ポート
n
内蔵
LOM2
ポート
n
Mezz_FAB_B_Blade
n
_Port1
ポート
n
Mezz_FAB_B_Blade
n
_Port2
ポート
n
Mezz_FAB_B_Blade
n
_Port3
ポート
n
+16
Mezz_FAB_B_Blade
n
_Port4
ポート
n
+16
Mezz_FAB_C_Blade
n
_Port1
ポート
n
Mezz_FAB_C_Blade
n
_Port2
ポート
n
Mezz_FAB_C_Blade
n
_Port3
ポート
n
+16
Mezz_FAB_C_Blade
n
_Port4
ポート
n
+16
110 アップデート情報
次の表は、クアッドポートメザニンカードを備えたフルハイトブレード
I/O モジュールポートのマッピングを示したものです。表記のルール
は次のとおりです。
n
1
8
の変数値です。
LOM1
LOM2
はブレード
n
LOM
ポート、
LOM3
LOM4
はブ
レード(
n
+8
)の
LOM
ポートです。
メモ: PowerEdge システムの詳しいマッピングについては、
support.dell.com/manuals で『Quadport Capable Hardware For the M1000e
Modular ChassisM1000e Modular Chassis 用のクアッドポート対応ハード
ウェア)を参照してください。
1-2 I/O モジュールポートの割り当てフルハイトブレード
ブレード n とブレード
n + 8
I/O モジュール
A1 B1 C1 C2 B2 A2
内蔵
LOM1
ポート
n
内蔵
LOM2
ポート
n
内蔵
LOM3
ポート
n
+8
内蔵
LOM4
ポート
n
+8
Mezz_FAB_B_Blade
n
_Port1
ポート
n
Mezz_FAB_B_Blade
n
_Port2
ポート
n
Mezz_FAB_B_Blade
n
_Port3
ポート
n
+16
Mezz_FAB_B_Blade
n
_Port4
ポート
n
+16
Mezz_FAB_C_Blade
n
_Port1
ポート
n
Mezz_FAB_C_Blade
n
_Port2
ポート
n
Mezz_FAB_C_Blade
n
_Port3
ポート
n
+16
Mezz_FAB_C_Blade
n
_Port4
ポート
n
+16
アップデート情報 111
Mezz_FAB_B_Blade
n+8
_Port1
ポート
n+8
Mezz_FAB_B_Blade
n+8
_Port2
ポート
n+8
Mezz_FAB_B_Blade
n+8
_Port3
ポート
n
+24
Mezz_FAB_B_Blade
n+8
_Port4
ポート
n
+24
Mezz_FAB_C_Blade
n+8
_Port1
ポート
n+8
Mezz_FAB_C_Blade
n+8
_Port2
ポート
n+8
Mezz_FAB_C_Blade
n+8
_Port3
ポート
n
+24
Mezz_FAB_C_Blade
n+8
_Port4
ポート
n
+24
1-2 I/O モジュールポートの割り当てフルハイトブレード (続き)
ブレード n とブレード
n + 8
I/O モジュール
A1 B1 C1 C2 B2 A2
112 アップデート情報
PowerEdge ブレードクアッドポートメザ
ニンカードの互換性マトリクス
以下の表は、PowerEdge ブレードシステムとクアッドポートメザニン
カードの互換性を示すものです。表記のルールは次のとおりです。
は、メザニンカードポートが
IOM
ファブリック上でサポートされ
ていることを示します。
空欄は、メザニンカードポートが
IOM
ファブリック上でサポートさ
れていないことを示します。
-
は、対応するハーフハイトブレードに対してファブリックが存在し
ないことを示します。
1-3 クアッドポートメザニンカードの構成マトリクス
PowerEdge
ブレード
ファブリック
B1
ファブリック
C1
ファブリック
B2
ファブリック
C2
ポート
1 2
ポート
3 4
ポート
1 2
ポート
3 4
ポート
1 2
ポート
3 4
ポート
1 2
ポート
3 4
M710

M905
 
M805
 
M605

----
M610

----
M600

----
アップデート情報 113
PowerEdge M905/M805/M710 ブレード — I/O
ジュールポートのマッピング
(デュアルポートメザニンカード)
『ハードウェアオーナーズマニュアル』の「お使いのシステムについて」
に記載されている表
1-12 の一部訂正を以下の表に示します。
1-4 I/O モジュールポートの割り当てフルハイトブレード
ブレード 1I/O モジュール
A1 B1 C1 C2 B2 A2
内蔵
LOM1
ポート
1
ポート
1
内蔵
LOM2
ポート
9
ポート
9
Mezz1_Fab_C
ポート
1
ポート
1
Mezz2_Fab_B
ポート
1
ポート
1
Mezz3_Fab_C
ポート
9
ポート
9
Mezz4_Fab_B
ポート
9
ポート
9
ブレード 4I/O モジュール
A1 B1 C1 C2 B2 A2
内蔵
LOM1
ポート
4
ポート
4
内蔵
LOM2
ポート
12
ポート
12
Mezz1_Fab_C
ポート
4
ポート
4
Mezz2_Fab_B
ポート
4
ポート
4
Mezz3_Fab_C
ポート
12
ポート
12
Mezz4_Fab_B
ポート
12
ポート
12
114 アップデート情報
PowerEdge™ ブレード — Dell™
OpenManage™ のバージョンの要件
PowerEdge M905/M805 ブレードでは、バージョン 5.4.3 以降の
OpenManage システム管理ソフトウェアが必要です。
メモ: OpenManage バージョン 5.4.3 PowerEdge M600/M605 ブレードをサ
ポートしていません。
PowerEdge M610/M710 ブレードでは、バージョン 6.0.1 以降の
OpenManage システム管理ソフトウェアが必要です。
メモ: OpenManage バージョン 6.0.1 PowerEdge M600/M605/M805/M905
ブレードをサポートしていません。
ブレード 8 I/O モジュール
A1 B1 C1 C2 B2 A2
内蔵
LOM1
ポート
8
ポート
8
内蔵
LOM2
ポート
16
ポート
16
Mezz1_Fab_C
ポート
8
ポート
8
Mezz2_Fab_B
ポート
8
ポート
8
Mezz3_Fab_C
ポート
16
ポート
16
Mezz4_Fab_B
ポート
16
ポート
16
ブレード 6 I/O モジュール
A1 B1 C1 C2 B2 A2
内蔵
LOM1
ポート
6
ポート
6
内蔵
LOM2
ポート
14
ポート
14
Mezz1_Fab_C
ポート
6
ポート
6
Mezz2_Fab_B
ポート
6
ポート
6
Mezz3_Fab_C
ポート
14
ポート
14
Mezz4_Fab_B
ポート
14
ポート
14
アップデート情報 115
PowerEdge ブレード — CMC ファームウェア
の要件
PowerEdge M905/M805 ブレードでは、バージョン 1.2 以降の CMC
ファームウェアが必要です。PowerEdge M610/M710 ブレードでは、
バージョン 2.0 以降の CMC ファームウェアが必要です。古いバージョ
ンの CMC ファームウェアがインストールされている M1000e エンク
ロージャにこれらのブレードを追加すると、新しいブレードの電源が入
らなくなります。
メモ: CMC モジュールの設定と操作の詳細については、support.dell.com
で最新の Dell Chassis Management Controller の『ユーザーズガイド』を参照
してください。
CMC ファームウェアのアップデート
CMC ファームウェアのダウンロード
ファームウェアのアップデートを開始する前に、デルサポートサイト
support.dell.com から最新のファームウェアバージョンをダウン
ロードし、ローカルシステムに保存します。
CMC ファームウェアパッケージには、次のソフトウェアコンポーネン
トが含まれています。
コンパイルされた
CMC
ファームウェアコードとデータ
ウェブベースのインタフェース、
JPEG
、およびその他のユーザーイ
ンタフェースのデータファイル
デフォルト構成ファイル
Firmware Update(ファームウェアのアップデート)ページを使用
して、CMC ファームウェアを最新のリビジョンにアップデートします。
メモ: CMC モジュールの設定と操作の詳細については、support.dell.com
で最新の Dell Chassis Management Controller の『ユーザーズガイド』を参照
してください。
メモ: ファームウェアのアップデートは、デフォルトでは、現在の CMC
設定を保持するように設定されています。アップデート処理中に、CMC
成設定を工場出荷時のデフォルト設定にリセットするオプションがあり
ます。
116 アップデート情報
冗長 CMC 構成におけるファームウェアのアップデート
注意 : 冗長 CMC 構成では、両方のモジュールで CMC ファームウェアの
アップデートを行う必要があります。これを行わないと、CMC のフェイル
オーバーまたはフェイルバック中に予期せぬ動作を引き起こす原因になり
ます。冗長 CMC の導入は、次の手順で行ってください。
1
RACADM
getsysinfo
コマンドを使用するか、または
ウェブベース
のインタフェース
Chassis Summary
(シャーシサマリ)ページ
を使用して、セカンダリまたはスタンバイ
CMC
の位置を確認し
ます
ステータスインジケータは、プライマリまたはアクティブ
CMC
モジュール上では青色に点灯し、スタンバイまたはセカンダリ
CMC
上では消灯しています。
2
スタンバイ
CMC
のファームウェアを最初にアップデートします。
「ウェブベースのインタフェースを使用した
CMC
ファームウェアの
アップデート」または「
RACADM
を使用した
CMC
ファームウェア
のアップデート」を参照してください。
3
セカンダリまたはスタンバイ
CMC
のファームウェアが、
getsysinfo
コマンドまたは
ウェブベースのインタフェース
で要求し
たレベルになっていることを確認します。
4
スタンバイ
CMC
が再起動したら、アクティブまたはプライマリ
CMC
のファームウェアをアップデートします。スタンバイ
CMC
起動するまで、
10
分ほど待機してください。
「ウェブベースのインタフェースを使用した
CMC
ファームウェアの
アップデート」または「
RACADM
を使用した
CMC
ファームウェア
のアップデート」を参照してください。
5
アクティブまたはプライマリ
CMC
のファームウェアが、
getsysinfo
コマンドまたは
ウェブベースのインタフェース
で要求し
たレベルになっていることを確認します。
6
両方の
CMC
のファームウェアが同じリビジョンにアップデートされ
たら、
cmcchangeover
コマンドを使用して、左スロット内の
CMC
をプライマリにリセットします。
アップデート情報 117
ウェブベースのインタフェースを使用した CMC ファームウェアのアップ
デート
1
ウェブベースのインタフェースにログインします。
M1000e
『設定ガ
イド』の「ウェブベースのインタフェースを使用した
CMC
へのログ
イン」を参照してください。
2
システムツリーで
Chassis
(シャーシ)をクリックします。
3
Update
(アップデート)タブをクリックします。
Updatable
Components
(アップデート可能なコンポーネント)ページが表示
されます。
4
Updatable Components
(アップデート可能なコンポーネント)
ページで、
CMC
名をクリックします。
Firmware Update
(ファームウェアのアップデート)ページが表示されます。
5
ファームウェアイメージファイルが保存されている管理ステーショ
ンまたは共有ネットワークへのパスを
Value
(値)フィールドに入
力するか、または
Browse
(参照)をクリックしてファイルの場所
へ移動します。
メモ: CMC ファームウェアイメージのデフォルト名は firmimg.cmc です。
ファイル名は変更しないでください。ファイル名が常に同じであるため、
リビジョンの異なるファームウェアは必ず別の場所に保管しておいてくだ
さい。
6
Update
(アップデート)をクリックします。操作の確認を求めるダ
イアログボックスが表示されます。
7
Yes
(はい)をクリックして続行します。ファームウェアの転送処理
が開始し、ステータスに
"Firmware Update in Progress"
(ファーム
ウェアのアップデートが進行中)というメッセージが表示されます。
CMC
のアップデートが完了すると、
CMC
がリセットされます。
リセットが完了したら、
User Interface
(ユーザーインタフェース)
ページを更新してから、再度ログインする必要があります。
118 アップデート情報
RACADM を使用した CMC ファームウェアのアップデート
1
CMC
コマンドラインコンソールを開き、ログインします。
2
次のように入力します。
racadm fwupdate -g -u -a <TFTP
サーバーの
IP
アドレス
>
-d <
ファイルパス
> -m <cmc-active|cmc-standby>
CMC モジュールの設定と操作の詳細については、support.dell.com
で最新の
Dell Chassis Management Controller の『ユーザーズガイド』
を参照してください。
PowerEdge M905/M805 ブレードメモリス
ペアリングの要件
以下は、『ハードウェアオーナーズマニュアル』に記載されているメモ
リスペアリングの項、およびこれらのブレードのシステム情報ラベルの
アップデート情報です。
PowerEdge M905
メモリスペアリングは、24 枚の同一のメモリモジュール(DIMM
が取り付けられている場合にサポートされます。
PowerEdge M805
メモリスペアリングは、16 枚の同一のメモリモジュールが取り付けら
れている場合にサポートされます。
アップデート情報 119
新しいメザニンカード
お使いのブレードでは、以下のメザニンカードが新たにサポートされる
ようになりました。
Intel
®
Gigabit ET
クアッドポートメザニンカード。サポートマトリ
クスについては、
112
ページの「クアッドポートメザニンカードの
構成マトリクス」を参照してください。
M
シリーズブレード用の
Broadcom NetXExtreme II 5709
クアッド
ポートイーサネットメザニンカード。サポートマトリクスについ
ては、
112
ページの「クアッドポートメザニンカードの構成マトリ
クス」を参照してください。
M
シリーズブレード用の
Broadcom NetXtreme II 57711
デュアル
ポート
10 Gb
イーサネットメザニンカード(
TOE
および
iSCSI
オフ
ロード搭載)
Broadcom 57710 10 Gb
イーサネットカード
Emulex LPe1205-M FC8
カード
ConnectX MDI QDR
メモ: FC8 メザニンカードと I/O モジュールをサポートするには、CMC
ファームウェアバージョン 1.3 が必要です。
メモ: メザニンカードのリンクチューニングをサポートするには、CMC
ファームウェアバージョン 2.0 が必要です。
メザニンカードのインストールについては、『ハードウェアオーナーズ
マニュアル』の「システム部品の取り付け」を参照してください。
特定のカードを設定するための詳細情報は、support.dell.com
でカードのマニュアルを参照してください。
120 アップデート情報
新しい I/O モジュール
お使いのシステムでは、以下の I/O モジュールが新たにサポートされる
ようになりました。
Dell PowerConnect™ M8024 10 Gb
イーサネットスイッチ
モジュール
Mellanox M2401G DDR Infiniband
スイッチモジュール
Brocade M5424 FC8
スイッチモジュール
Mellanox M3601Q QDR Infiniband
スイッチモジュール
メモ: FC8 メザニンカードと I/O モジュールをサポートするには、CMC
ファームウェアバージョン 1.3 が必要です。
これらのモジュールはホットスワップ対応で、ファブリック B または
ファブリック C に取り付けることができます。以下の追加情報をお読
みください。
M8024
イーサネットスイッチモジュールはファブリック
A
に取り付
けることもできますが、このファブリックでは動作速度が
1 Gb
に限
定されます。
M3601Q QDR
スイッチがデュアルワイドであることと、
M1000e
物理的な制約から、このスイッチモジュールは、取り付けると
I/O
モジュールバンクのファブリック
B
C
の両方にかかります。
I/O
モジュールの取り付けに関する一般的な情報は、『ハードウェア
オーナーズマニュアル』の「
I/O
モジュール」を参照してください。
アップデート情報 121
PowerConnect M8024 10 Gb イーサネットスイッチ I/O モジュール
PowerConnect M8024 スイッチモジュールには、以下のモジュールを
サポートする 2 つのオプションベイが備わっています。
オプティカル
SFP+
コネクタを
4
個を備えた
10 Gb
イーサネットモ
ジュール
3
つの銅線
CX4
アップリンクを備えた
10 Gb
イーサネットモジ
ュール
これらのモジュールは別売で、どんな組み合わせでも使用できます。
次の 2 つの方法のいずれかを用いてスイッチの初期設定を行います。
オプションの
USB
タイプ
A
フォームファクターシリアルケーブルを
使用して外付け管理システムをスイッチに接続し、ターミナルアプ
リケーションを使用してスイッチを設定する。
iKVM CMC
コンソール(
17
番目のブレード」)と
connect
switch-
n
CMC CLI
コマンドを使用する。詳細については、
CMC
の『ユーザーズガイド』を参照してください。
管理 VLAN またはインタフェースに IP アドレスが設定され、スイッチ
が管理ネットワークに接続されると、Telnet http の両方がネット
ワーク経由で使用できるようになります。
122 アップデート情報
1-1. PowerConnect M8024 スイッチモジュール
1
SFP+ ポートを 4 個備えた
オプションのモジュール
2
CX4 ポートを 3 個備えたオプ
ションのモジュール
3
オプションの USB タイプ A
フォームファクターケー
ブル用のシリアルコネクタ
4
モジュール電源インジケータ
5
ステータス / 識別インジケータ
4
1
5
2
3
アップデート情報 123
Mellanox M2401G Infiniband スイッチの I/O モジュール
Mellanox M2401G Infiniband スイッチ I/O モジュールには、4x DDR
Infiniband ポートが 24 個あります。8 個が外部アップリンクポートで、
16 個の内部ポートが、エンクロージャ内のブレードに対する接続を提
供します。
1-2. Mellanox M2401G Infiniband スイッチモジュール
1
Infiniband ポート(8
2
ポートリンクステータスインジ
ケータ(8
3
ポートアクティビティイ
ンジケータ(8
4
モジュール電源インジケータ
5
ステータス / 識別インジケータ
4
1
5
2
3
124 アップデート情報
Brocade M5424 FC8 I/O モジュール
Brocade M5424 I/O モジュールには、外部自動認識ファイバーチャネル
ポート 8 個(4 個は標準構成で有効になっており、4 個の追加ポートは
オプションのアップグレードとして有効にできます)、内部ポー
16 個、および RJ-45 コネクタ付きのシリアルポート 1 個が装備され
ています。外部ファイバーチャネルポートは、8Gb/ 秒、4Gb/ 秒、
または 2Gb/ 秒で動作します。
メモ: FC8 メザニンカードと I/O モジュールをサポートするには、CMC
ファームウェアバージョン 1.3 が必要です。
メモ: このファイバーチャネルスイッチモジュールには、短波 SFP
Small Form Factor Pluggable)オプティカルトランシーバが搭載されてい
ます。正常な動作を確保するために、このモジュールに付属の SFP のみを
使用してください。
1-5 Mellanox M2401G Infiniband スイッチのインジケータ
インジケータ パターン 説明
リンクイン
ジケータ
緑色の点灯 物理リンクが確立されています。
緑色の消灯 物理リンクがありません。
アクティビテ
ィインジケータ
黄色の点灯
Infiniband
ネットワークへの有効な論理リンクが
確立されています。
黄色の点滅 データ転送が行われています。
黄色の消灯
Infiniband
ネットワークへの論理リンクがありま
せん。
/