Vaisala WSP150 ユーザーマニュアル

  • こんにちは!私は、ヴァイサラWSP150サージプロテクターのクイックマニュアルを読み込みました。このデバイスの機能、取り付け方法、仕様など、あらゆる質問にお答えできます。お気軽にご質問ください!
  • WSP150は何チャンネルですか?
    WSP150の耐サージ電流は?
    WSP150はどのような機器と互換性がありますか?
    WSP150の環境保護等級は?
    WSP150はどのサイズのポールマストに取り付けられますか?
クイックマニュアル
ヴァイサラサージプロテクター
WSP150
優れた 3 段階過渡サージ保護
10 kA までのサージ電流に耐え
チャンネル毎に差動およびコモンモードノイズ
の保護
HF および RF ノイズに対するフィルタリング
電力 2 チャンネル(±43V1.5A)とデータ 2
ャンネル(±13V、 0.16A)
ヴァイサラのすべての風計器および気象計器
と共用可能
直径 30 mm102 mm のポールマスト用の
調節型取付クランプが付属
環境保護クラス IP66
説明
ヴァイサラのサージプロテクターWSP150 はコンパクトな過渡過電
圧抑止装置で、野外使用向けに設計されています。ヴァイサラのす
べての風計器、気象計器、および変換器と共用して、電源ケーブ
ルおよび信号ケーブルを経由して入ってくるサージからこれらの機
器を保護します。たとえば近くの落雷によって、機器内蔵のサージ
抑止装置では耐えられない高サージ電圧が誘発されることがありま
す。したがって、激しい雷雨が頻繁に発生する地域では、特に 30
メートルを超える長いケーブルを使っている場合は、プロテクターを
追加することが必要です。
高い建物または柱の先端および開けた地上など、雷発生の危険が
多いすべての場所にサージプロテクターを設置して使用することを
お薦めします。WSP150 には、無線送信マスト、電力線搬送タワー
等に設置されたケーブル内に誘発される HF および RF ノイズをブ
ロックするフィルターも追加されています。
WSP150 4 チャンネルで、その内の 2つは電力ライン専用、2
はデータライン用です。各チャンネルには次のような 3 段階の保護
の仕組みが使われています: 最初は放電チューブ、次に電圧依存
抵抗器(VDR)、最後に過渡ツェナーダイオードです。各段階の
には、直列インダクターまたは抵抗器のいずれかがあります。各チ
ャンネルには差動および共通の両モードの保護が備わっていま
す: ペア線間、対使用電圧―接地、対アース線です。
WSP150 の筐体は対候性 IP66 プラスチックを金属で補強してあり、
付属の調節型取付クランプを使って直径 30 mm102 mm の標準
ポールマストに装着できます。
0611-026
1
運用原理
注意 機器ケーブルは、サージ電圧誘発を最小
限に抑えるためにできるだけ短くします。
装置の接地は、マスト経由または 16mm
2
銅線を使って、アース端子から地面に必ず
実施してください。
0611-027
2 WSP150
のポールマストへの取り付け
装着
2 WSP150 のポールマストへの取り付け調節型取付クラ
ンプを使う WSP150 のポールマストへの取り付けを示しま
す。装着手順は下記の通りです:
1.
調節型取付クランプを使って、本ユニットを保護対象ユニッ
の近づけてマストに取り付けます。図 2 WSP150 のポールマ
ストへの取り付けをご覧ください。筐体背面のラッチの下にス
チール帯を固定します。スチール帯をポールマストの周りに
固定します。スチール帯は適当な長さに縮められます。スチ
ール帯の両端をファスナーに取り付け、ファスナーのネジを
締めてユニットをマストに固定します。
2.
ユニットカバーを取り付けている 4 本のプラスチックネジを緩め
て、カバーを外します。
3.
すべての電圧接続を外し、ラインケーブルを左端のケーブル
グランドに入れて、ライン端子への入力配線とします。図 3
6 の説明に従います。RFノイズからの保護を最適にするに
は、図 6のシールド手順に従います。シールドの網目が回路
板上に一切触れないように注意します。ラインケーブルグラン
ドを注意深く締めます。
4.
機器ケーブルを右端のケーブルグランドを通して挿入
し、機器端子への出力配線とします。 35 の説明に
従ってください。機器ケーブルグランドを注意深く締めます。
5.
4 本のプラスチックネジで筐体カバーを取付けます。
データ
取得システム
ラインケーブル
機器ケ
ーブル
最大
3m
接地
ポールマスト
ファスナー
スチール帯
www.vaisala.co.jp Ref. M210809JA-A
0701-003
1 RS-485
用の配線要領
0701-004
2 RS-422
用の配線要領
0701-005
3 SDI-12
用の配線要領
0701-006
4 RS-232
用の配線要領
技術データ
特性 内容 /
許容入力電圧
(チャンネルラインペア線間およ
びラインから接地へ端子#3
電源チャンネル:
データチャンネル:
最大 ± 43 V
最大 ± 13 V
許容入力共通モード電圧 接地用全ライン: 最大 ± 72 V
電源チャンネル: 最大 1.5 A 許容電流(回線容量)
データチャンネル: 最大 0.16 A
電源チャンネル:
0.3 ohms
ライン抵抗
(ライン当たり)
データチャンネル:
15 ohms
電源チャンネル: 最大 ± 60 Vサージ電圧
データチャンネル: 最大 ± 16 V
サージ電流 接地
差動:
最大 10 kA
最大 5 kA
EMC サージ
EN 61000-4-5 (4 kV, 2kA)
IEEE C62.45 (6kV, 3kA)
設置および保守時の作業温度
-40...+70°C
使用時および保管時の温度
-52...+70°C
環境保護クラス
IP66 (NEMA 4X)
寸法 (w × h × d)
130 × 94 × 58 mm
ケーブルグランド及び取付部を含
む寸法
130 × 120 × 69 mm
重量
0.65 kg
筐体材質 ポリカーボネート、ステンレススチ
ール
ケーブル寸法
ワイヤー寸法
Ø 4 - 8 mm
Ø 0.4 - 1.7 mm (AWG 26 - 14)
寸法
0611-028
5
寸法
0611-029
6
ラインケーブルのシールド
ライン端子
ワイヤーの色お
よび信号名は
WXT510 / std
M12 ケーブル
(部品番号
215191)用を表
示してあります。
機器端子
ライン端子
ワイヤーの色お
よび信号名は
WXT510 / std
M12 ケーブル
(部品番号
215191)用を表
示してあります。
機器端子
機器ケーブ
ルの長さは
3m を超えな
いこと。
機器ケーブ
ルの長さは
3m を超えな
いこと。
ライン端子
ワイヤーの色お
よび信号名は
WXT510 / std
M12 ケーブル
(部品番号
215191)用を表
示してあります。
機器端子
機器ケーブルの
長さは 3m を超
えないこと。
データ
3-5、6-8 のジャンパー
SDI-12 のモードを 3
線から5線に変えます。
5-7 のジャンパーは TX ライン
用の保護を追加します。
ライン端子
ワイヤーの色お
よび信号名は
WXT510 / std
M12 ケーブル
(部品番号
215191)用を表
示してあります。
機器ケーブルの
長さは 3m を超え
ないこと。
機器端子
5-7 のジャンパーは TX ライン
用の保護を追加します。
ラインケーブル
16 mm
2
、 銅線
機器ケーブル、最大 3m
RF ノイズからの保護を最大限にす
るには、出力ケーブルのシールドを
曲げて、プラスチックスリーブと O
ングを覆います。
ヒーター
電力
動作
電力
ヒーター
電力
動作
電力
ヒーター
電力
動作
電力
ヒーター
電力
動作
電力
ヒーター電力
と動作電力
が共通ワイ
ヤーの場合
3-4(また
3-4 と 1-2
の並列)を使
います。
ヒーター電力
と動作電力
が共通ワイ
ヤーの場合
3-4(また
3-4 と 1-2
の並列)を使
います。
ヒーター電力
と作動電力
が共通ワイ
ヤーの場合
3-4(また
3-4 と 1-2
の並列)を使
います。
ヒーター電力
と動作電力
が共通ワイ
ヤーの場合
3-4(また
3-4 と 1-2
の並列)を使
います。
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