Broadcom NetXtreme のドライバと TOE のインストール 35
Windows
リモートインストールサービスと無人インストール
Broadcom
ドライバパッケージ内のすべてのドライバとアプリケーションを、リモートインストー
ルサービス(
RIS
)、
PXE
、および
ADS
によってインストールできる専用のドライバが用意されてい
ます。
RIS
ドライバを使用するには、『
Broadcom Driver Installation CD
』を参照して、お使いの
OS
用のディレクトリを確認します。お使いの
OS
用のディレクトリ内の
RIS
ドライバと
.inf
ファイル
を
RIS
サーバー上の
i386
イメージディレクトリにコピーし、
RIS
サービスを再起動します。
RIS
ド
ライバと
.inf
ファイルは
Windows
ドライバパッケージにも含まれています。このパッケージは
support.dell.com
からダウンロードできます。
Broadcom
ドライバパッケージを
ADS
でインストールするには、リモートインストールを適切に
セットアップするために、
RIS
ドライバと
.inf
ファイルを
ADS
イメージファイルの
1
つまたは複数
の場所にコピーする必要があります。ドライバファイルをコピーする
ADS
内の場所については、
ADS
のマニュアルを参照してください。
ドライバファイルをサーバーイメージ内にコピーしたら、リモートサービスを使用して
Broadcom
ドライバパッケージをインストールする手順に進むことができます。リモートサービスを使用して
ドライバをインストールするには、最初に
setup.exe /a
を実行してインストーラファイルから
ドライバを抽出し、次に、
Windows Plug and Play
ウィザードを使用してドライバをインストール
するようにリモートインストーラの応答ファイルをセットアップする方法を推奨します。ドライバ
を別の手順でインストールすることで、
Broadcom
ネットワークコントローラをサポートするため
に必要なドライバが、すべて確実にインストールされます。
管理ソフトウェア、
Broadcom Advanced Control Suite
(
BACS
)を含め、
Broadcom
ドライバパッ
ケージ内の残りのプログラムは、リモートサービスによって
OS
がインストールされた後でインス
トールされます。
Broadcom
setup.exe
インストーラファイルを、無人応答ファイルのインストー
ル後の部分から実行するようにセットアップすることができます。無人応答ファイルの使い方の詳
細については、
Microsoft Windows Corporate Deployment Tool
の『ユーザーズガイド』を参照し
てください。
Broadcom
ドライバパッケージ固有の無人インストールオプションの詳細については、
『
Broadcom Driver Installation CD
』の
setup.exe
ファイルと同じディレクトリにある
silent.txt
ファイルを参照してください。
RIS
によるインストールにネットワークアダプタを追加する手順の
詳細は、
Microsoft
の技術情報の記事
315279
に掲載されています。
メモ: ネットワーク設定パラメータは、PCI Bus/Device/Function フィールドを使用して無人応答ファイ
ル内に設定することはできません。MAC アドレスフィールドを使用して、ネットワークの設定を受け
入れるインタフェースを指定する必要があります。
RIS
によるインストールをさらにカスタマイズして、
IP
アドレスおよびその他のネットワーク設定
を割り当てるには、無人応答ファイルのインストール後の段階で
WMI
スクリプトを使用します。
Microsoft
はまた、
Windows 2000 Server
リソースキット内に
netset.exe
というプログラムを提
供しています。
Netset.exe
は無人応答ファイルを使用して、応答ファイル内に指定されたネット
ワーク設定を、インストール中にそれらの設定を正常に受け取ることができなかったネットワーク
接続に適用します。
netset.exe
の詳細については、
Microsoft Windows 2000 Server
リソー
スキット、または
Microsoft
の技術情報の記事
268781
を参照してください。