KA01141K
Endress+Hauser 3
スプリング端子の操作
3 スプリング端子の操作
1. リジッドケーブルまたはフェルール付きフレキシブルケーブルを使用
する場合は、ケーブルを端子に挿入して接続してください。工具は必
要ありません。フェルールのないフレキシブルケーブルを使用する場
合は、手順 2 に示すようにスプリング機構を作動させる必要がありま
す。
2. ケーブルを外すには、ドライバまたはその他の適切な工具を使用して
スプリング機構を完全に押し込んでからケーブルを引き抜きます。
HART® 接続(オプション)の詳細については、関連する取扱説明書を
参照してください。
機能接地接続の詳細については、関連する取扱説明書を参照してくださ
い。
切替可能なバックライトの配線については、関連する取扱説明書を参照
してください。
配線クイックガイド
端子 説明
+ プラス接続、電流入力
- マイナス接続、電流入力(バックライトなしの場合)
LED マイナス接続、電流入力(バックライトありの場合)
補助端子(電気的内部接続)
機能接地:
• パネルマウント型:
ハウジング背面の端子
• 屋外設置型:
ハウジング内の端子
シールドおよび接地
最適な電磁適合性(EMC)は、システムコンポーネント、特に配線をシール
ドした場合にのみ保障されます。可能な限り全体をシールドしてください。
HART® 通信には、3 種類のシールド方法があります:
• 両端をシールドする
• キャパシタ端子を備えたフィールド機器において給電側の一端だけをシー
ルドする
• 給電側の一端だけをシールドする
ほとんどの場合、給電側の一端だけをシールドしたケーブルを挿入すると最
も良い電磁適合性が得られます(フィールド機器にキャパシタ端子がない場
合)。NAMUR NE21 に準拠した操作の耐干渉性が保証されます。
注記
電位平衡のないシステムにおいてケーブルシールドが複数個所で接地されて
いると、電源周波数に応じた均等化電流が生じ、信号ケーブルの損傷または
信号伝送に重大な影響を及ぼすことがあります。
‣このような場合は、信号ケーブルシールドを一端だけ接地し、ハウジング
の接地端子には接続しないでください。接続されていないシールドは絶
縁する必要があります!
保護等級の保証
フィールドハウジング
本機器は IP67 保護等級の要件をすべて満たしています。機器の取付および
点検後は必ず以下の点を確認し、この保護等級が保証されていることを確認
してください:
• ハウジングの溝にはめ込まれたシールは、清浄でかつ損傷していないこと。
必要に応じて、シールの洗浄、乾燥、または交換を行ってください。
• 接続ケーブルは指定された外径のものを使用すること(例:M16 x 1.5、ケ
ーブル径 5~10 mm (0.2~0.39 in))。
• 電線口が下を向くように機器が接地されていること。
• 使用しない電線口にブラインドプラグが挿入されていること。
• ハウジングカバーと電線口がしっかりと留めつけられていること。
パネルマウント用ハウジング
本機器の前面は IP65 保護等級のすべての要件を満たしています。機器の取
付および点検後は必ず以下の点を確認し、この保護等級が保証されているこ
とを確認してください:
• ハウジング前面とパネル間のシールは、清浄でかつ損傷していないこと。
必要に応じて、シールの洗浄、乾燥、または交換を行ってください。
• パネル取付クリップの取付ボルトがしっかりと締められていること(締付
けトルク:0.4~0.6 Nm)。
操作
4 プロセス表示器の表示部および操作部
1 シンボル:メニュー操作がロック状態
2 シンボル:エラー
3 シンボル:警告
4シンボル:HART® 通信がアクティブ(オプション)
5 操作キー:「-」、「+」、「E」
6 単位/タグ表示部。14 セグメント表示
7 アンダーレンジ/オーバーレンジを示すバーグラフ
8 測定値表示部。5 桁 7 セグメント表示、数字の文字高さ 17 mm(0.67 in)
ハウジング前面の 3 つの操作キーを使用して機器を操作します。4 桁のユー
ザーコードを入力して機器の設定をロックできます。設定がロックされてい
る場合、操作パラメータを選択すると南京錠のシンボルが表示されます。
A0017716
ENTER キー:操作メニューの呼び出し、操作メニューでの選択項
目の確定/パラメータの設定
A0017714
設定の選択、操作メニューでの値の変更。「-」キーと「+」キーを
同時に押すと、メインメニューに戻ります。設定した値は保存され
ません。
A0017715
操作および設定の詳細については、関連する取扱説明書を参照してくだ
さい。
メンテナンスおよび洗浄
本機器については、特別な保守作業を行う必要はありません。 機器の清掃には、清潔で乾燥した布を使用してください。