Wireless 1390/1395/1397/1490/1501/1505/1510/1520 WLAN Card

Dell Wireless 1390/1395/1397/1490/1501/1505/1510/1520 WLAN Card, Wireless 1390/1395/1397/1490/1501/1505/1510/1520 WLAN Card Users Guide (SW version 5.60.48) ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell DW WLAN カードのユーザーガイドの内容を熟読しました。このガイドでは、DW1520、DW1501、1500、1505、1510 などのモデルの接続方法、高度な設定、トラブルシューティングなどについて詳しく解説されています。カードの機能、使用方法、問題解決についてご質問があれば、お気軽にお尋ねください!
  • DW WLAN カードの無線機能のオンオフを切り替えるにはどうすれば良いですか?
    セキュリティで保護されたネットワークとオープンなネットワークの違いは何ですか?
    SSIDとは何ですか?
    ネットワーク接続プロファイルとは何ですか?
メモ:「メモ」は、コンピュータを適切に活用するための重要な情報を示します。
通告:「通告」は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、問題を回避する方法を説明します。
注意事項:「注意事項」は、物的損害、人身傷害、死亡の可能性があることを示します。
DW WLAN カード ユーザー ガイド
はじめに プロパティの詳細を設定す
Windows WZC を使用して標準ネットワークに接続するか、ad hoc ネットワークを作成する 仕様
ワイヤレス ネットワーク ウィザードを使用して標準ネットワークに接続するか、ad hoc ネットワークを作
成する
法規制
Windows WZC を使用して高度なネットワークに接続する トラブルシューティング
DW WLAN カード ユーティリティを使用して高度なネットワークに接続するか、ad hoc ネットワークを作
成する
用語集
DW WLAN カード ユーティリティを使用してネットワーク タスクを実行する
メモ、通告、および注意事項
このマニュアルの内容は、通告なしに変更される場合があります。Copyright 2000-2010 Dell Inc. All rights reserved.
許可なしには、いかなる方法においてもこのマニュアルの複写、転載を固く禁じます。
このマニュアルでは、以下の商標が使用されています:Dell Dell Inc. の商標です。Microsoft および Windows Microsoft Corporation
の登録商標です。Wi-FiWi-Fi Protected AccessWi-Fi CERTIFIEDWPAWPA2、および WMM Wi-Fi Alliance の商標です。PCI
Express および ExpressCard PCI-SIG の商標です。54g および Xpress テクノロジは Broadcom Corporation の商標です。
このマニュアルでは、上記記載以外の商標や会社名が使用されている場合があります。
2010 1 月改訂 A14
2CSWLX-CDUM101-R
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はじめに:DW WLAN カード ユーザー ガイド
ワイヤレス ネットワークを初めて使用するユーザー向けの重要情報
ワイヤレス ネットワークの概要
DW WLAN カードの機能
始める前に
DW WLAN カードがコンピュータに装着されていなかった場合は、DW WLAN カードに付属の『クイック スタート ガイド』を参照して、
ハードウェアを取り付け、ドライバ ソフトウェアをインストールしてください。
ワイヤレス ネットワークを初めて使用するユーザー向けの重要情報
ワイヤレス ネットワークとは?
ワイヤレス ネットワークとは、ワイヤレス ネットワーク アダプタを持つコンピュータ (ワイヤレス クライアントとも言います) をワイヤレス
で既存のワイヤード ネットワークに接続するワイヤレス ローカル エリア ネットワーク (LAN) です。
ワイヤレス ネットワークでは、アクセス ポイントと呼ばれる無線通信装置またはワイヤレス ルータ (1-0) を使用してワイヤード (2) ネット
ワークとワイヤレス (1) ネットワークをブリッジします。
ワイヤレス ルータ/AP (1-0) の範囲内のワイヤレス クライアント (1-11-21-3) は、ワイヤード ネットワーク (2) とインターネット
(2-4) に接続することができます。小型軽量のワイヤレス ルータ/AP (1-0) は、備え付けのアンテナを使用してワイヤレス クライアントと通
信し、ケーブルを使用してモデム (2-3) およびワイヤード ネットワーク上のすべてのワイヤード クライアント (2-1 2-2) と通信します。
ワイヤレス ネットワークを設定するには何が必要ですか?
ワイヤレス ネットワークをセットアップする前に、以下を準備します。
ケーブル TV 業者 (ケーブル モデムを使用) または電話会社 (DSL モデムを使用) による高速 (ブロードバンド) インターネット サービ
ワイヤレス ルータ
ネットワークにワイヤレス接続するコンピュータごとに 1 つのワイヤレス ネットワーク アダプタ (DW WLAN カードなど)
DW WLAN カード ユーティリティとは?
DW WLAN カード ユーティリティは、コンピュータ上でワイヤレス ネットワークの管理およびネットワーク タスクの実行に使用できるソフ
トウェア ツールです (DW WLAN カード ユーティリティを使用してネットワーク タスクを実行する」を参照)。ユーティリティのコンポー
ネントには、標準ネットワーク接続プロファイルを作成するためのウィザードや、高度なネットワーク接続プロファイルを作成するためのより
高度なツールがあります。
コンピュータには、DW WLAN カード ユーティリティに加えて、ワイヤレス ネットワークに接続するためのネイティブの Windows ツール、
ワイヤレス ゼロ構成サービスが付属しています。既定では、DW WLAN カード ユーティリティはワイヤレス接続を管理するツールとして設定
されています。最新の DW WLAN カード機能を利用できる使いやすいツールです。
どのツールを使用してワイヤレス ネットワークを管理しても問題ありません。ただし、特定のツールでワイヤレス ネットワーク接続設定 (
ロファイル) を作成した場合は、以降も必ずそのツールを使用してワイヤレス ネットワークに接続する必要があります。その後、何らかの理由
で別のツールに切り替えると、ネットワーク接続で問題が発生します。DW WLAN カード ユーティリティを管理ツールとして設定する方法に
ついては、「ユーティリティの [ワイヤレス ネットワーク] タブ」を参照してください。
SSID とは?
SSID (Service set identifier) は、特定のワイヤレス ネットワークの名前です。ワイヤレス ネットワーク名 (SSID) はワイヤレス ルー
/AP に設定します。ワイヤレス ルータ/AP は、割り当てられた SSID のブロードキャスト通信を行うように、または行わないように設定す
ることができます。ワイヤレス ルータ/AP SSID をブロードキャスト通信を行うように 設定されている場合、そのワイヤレス ネットワーク
はブロードキャスト ネットワークになります。ワイヤレス ルータ/AP SSID のブロードキャスト通信を行うように設定されていない場合、
そのワイヤレス ネットワークは非公開ネットワークになります。
コンピュータは、ブロードキャスト ネットワーク上で利用可能な (通信範囲内にある) すべてのワイヤレス ルータ/AP SSID を検出して表
示できます。この機能は、利用可能な接続先ワイヤレス ネットワークを検索するときに便利です。コンピュータは非公開ネットワーク上でワイ
ヤレス ルータ/AP を検出できますが、SSID を表示することができません。非公開ネットワークに接続するには、そのネットワークの SSID
を知っている必要があります。
ネットワーク接続プロファイルとは?
ネットワーク接続プロファイルとは、ワイヤレス ネットワークへの接続に使用する保存済み設定の集まりです。ネットワーク名 (SSID) やセ
キュリティ設定などが含まれます。ワイヤレス ネットワークに接続するには、そのネットワークの接続プロファイルを作成する必要がありま
す。作成した接続プロファイルは、ワイヤレス ネットワークへの接続時に自動的に保存されます。ワイヤレス設定が保存されているため、ネッ
トワーク上のワイヤレス ルータ/APの範囲内にあるコンピュータに電源を入れると、コンピュータは自動的にネットワークに接続されます。
標準ネットワーク用のネットワーク接続プロファイルは、ウィザード (ワイヤレス ネットワーク ウィザードを使用して標準ネットワークに
接続するか、ad hoc ネットワークを作成する」を参照) を使用して作成できます。一方、高度なネットワーク用の接続プロファイルは、より
高度なツール (DW WLAN カード ユーティリティを使用して高度なネットワークに接続するか、ad hoc ネットワークを作成する」を参照)
を使用して作成する必要があります。
セキュリティで保護されたネットワークとオープンなネットワークとの違いは? また各ネットワークへの接
続方法は?
ワイヤレス ネットワークの所有者または管理者は、接続にネットワーク キー、パスワード、Smart Card、証明書を要求することで、ネット
ワークに接続できるユーザーを管理することができます。このような管理を行うことで、さまざまなレベルのワイヤレス ネットワーク セキュ
リティを実現できます。このようなワイヤレス ネットワークは、セキュリティで保護されたネットワークと呼ばれます。接続先のワイヤレス
ネットワークがセキュリティで保護されたネットワークの場合は、ネットワークの所有者または管理者からそのネットワークに対して適切な
ネットワーク キーまたはパスワードを取得するか、許可されている Smart Card を所有するか、証明書を取得する方法を知っている必要があ
ります。ネットワーク キーやパスワードなどを必要としないワイヤレス ネットワークはオープン ネットワークと呼ばれます。これら 2 つのタ
イプのネットワークへの接続方法については、「ワイヤレス ネットワーク ウィザードを使用して標準ネットワークに接続するか、ad hoc ネッ
メモ:ワイヤレス ネットワーク ウィザード (DW WLAN カード ユーティリティのコンポーネント) または DW WLAN カード ユーティリ
ティ (ワイヤレス ネットワークを管理するための既定のツール) を使用することをお勧めします。
トワークを作成する」の「ワイヤレス ネットワーク ウィザードを使用して標準ネットワークに接続するか、ad hoc ネットワークを作成する
を参照してください。
DW WLAN カードの無線のオンとオフはどのようにして切り替えますか?
旅客機内など無線の送受信が許可されていない場所やラップトップ コンピュータのバッテリ節約時に、DW WLAN カードの無線をオフにする
ことができます。その後、ワイヤレス ネットワークに接続するには、無線をオンにする必要があります。
ソフトウェア ツールまたはハードウェアのスイッチ、あるいはキーボードのキーの組み合わせを使用して、無線のオン/オフの切り替えが可能
です。操作方法は、ラップトップ コンピュータのモデルにより異なります。
ソフトウェア ツールは、通知領域にある、DW WLAN カード ユーティリティ
に対するコマンドです。無線をオンにするには、アイコンを右
クリックし、[無線をオンにする] をクリックします。無線をオフにするには、アイコンを右クリックし、[無線をオフにする] をクリックしま
す。ユーティリティ アイコンは、特定のノート型コンピュータで利用できない場合があります。
ハードウェアのスイッチは、特定のラップトップ モデルでのみ使用できます。コンピュータの横にスライド スイッチがあるモデルの場合、ス
イッチを前方にスライドさせると無線がオンになり、後方にスライドさせると無線がオフになります。スイッチをスライドさせるたびに、無線
のステータスを示すディスプレイ上のメッセージを確認してください。
コンピュータの横にスライド スイッチのないラップトップ モデルの場合、キーボードで FN+F2 キーを押してください。無線のステータス
は、無線がオフのときは
のようなユーティリティ アイコンで示されます。
ワイヤレス ネットワークの概要
全般
コンピュータでワイヤレス ネットワーク カードを使用すると、ワイヤレス ルータ/APを経由してネットワークまたはインターネットに接続し
たり、インターネット接続を共有したり、同一のアドホック ネットワーク(ピアツーピア ネットワークとも呼ばれます)上のその他のコン
ピュータとファイルを共有したり、ワイヤレス プリンタで印刷したりできます。DW WLAN カード ソリューションは家庭用としてもビジネス
用としても利用できるように設計されているので、すべての機能を家庭やオフィスで、あるいは移動中にワイヤレスで拡張することができま
す。
このユーザー ガイドに記載されている手順は、Windows 2000 Service Pack 4Windows XP Service Pack 1Windows XP Service
Pack 2Windows XP Service Pack 3Windows XP Media Center Edition 2005Windows XP Media Center Edition 2008、または
Windows XP Media Center Edition 2009 のいずれかが実行されているコンピュータに取り付けられている DW WLAN カードを使用する場
合の手順です。
Windows XP ユーザーは、ワイヤレス ネットワーク ウィザード、DW WLAN カード ユーティリティ、または Windows ワイヤレス ゼロ構
成サービスを使用して、標準ネットワークに接続したり、ad hoc ネットワークを作成したりできます。高度なネットワークに接続する場
合、Windows XP ユーザーは、DW WLAN カード ユーティリティまたは Windows ワイヤレス ゼロ構成サービスを使用できます。
Windows 2000 ユーザーは、ワイヤレス ネットワーク ウィザードまたは DW WLAN カード ユーティリティを使用して、標準ネットワーク
に接続したり、ad hoc ネットワークを作成したりできます。高度なネットワークに接続する場合、Windows 2000 ユーザーは、DW WLAN
カード ユーティリティを使用できます。
ワイヤレス ネットワークの種類
ワイヤレス ネットワークには、インフラストラクチャ ネットワークと ad hoc ネットワークの 2 種類があります。インフラストラクチャ ネッ
トワークはアクセス ポイント (AP) ネットワークとも呼ばれ、ad hoc ネットワークはピアツーピア ネットワークまたはコンピュータ相互
のネットワークとも呼ばれます。インフラストラクチャ ネットワークは、家庭と企業の両方で使用される最も一般的ネットワークです。
米国内で、IEEE 802.11b または 802.11g を使用して最高のパフォーマンスを実現するには、オーバーラップのないチャンネル 16、また
11 を使用するように ad hoc ネットワークを構成する必要があります。米国外で IEEE 802.11b または 802.11g を使用して最高のパ
フォーマンスを実現するには、オーバーラップのないチャンネル 14 (利用可能な場合) を使用するように ad hoc ネットワークを構成する必要
があります。チャンネル 2345789、および 10 はオーバーラップがあるチャンネルであり、使用すると干渉のためにパフォーマ
ンスが低下する可能性があります。
メモ:WPA-パーソナル (PSK) では、ワイヤレス ルータ/AP で利用可能なセキュリティ プロトコルに基づいて WPA-PSK または
WPA2-PSK 認証が使用されます。
インフラストラクチャ ネットワーク
インフラストラクチャ ネットワークとは、少なくとも 1 つのワイヤレス ルータ/AP 1 つのワイヤレス クライアントが存在するネットワーク
です。ワイヤレス クライアントは、ワイヤレス ルータ/AP を使用して従来のワイヤード ネットワークのリソースにアクセスします。ワイヤレ
ルータ/AP の配置によって、ワイヤード ネットワークは組織イントラネットまたはインターネットのいずれかになります。この機能によっ
て、インフラストラクチャ ネットワーク上のコンピュータは、ワイヤード LAN のリソースおよびツールにアクセスでき、インターネット アク
セス、電子メール、ファイル共有、プリンタ共有などが可能になります。
このユーザー ガイドでは、インフラストラクチャ ネットワークは標準ネットワークまたは高度なネットワークとして分類されます。
標準インフラストラクチャ ネットワークは、次のセキュリティ タイプのいずれかを使用するネットワークです。
WPA-パーソナル (PSK) 認証
WEP (オープンまたは共有認証)
なし
高度なインフラストラクチャ ネットワークは通常、企業でのみ使用され、何らかの形式の
拡張認証プロトコル (EAPExtensible
Authentication Protocol) (802.1X とも呼ばれる) またはCCKM (Cisco Centralized Key Management) 認証を使用します。
ad hoc ネットワーク
ad hoc ネットワークでは、ワイヤレス クライアントワイヤレス ルータ/APを使用せずに直接相互に通信を行います。このタイプのネット
ワークを使用すると、他の従業員とファイルを共有したり、共有プリンタで印刷したり、共有モデム経由でインターネットにアクセスしたりで
きます。ad hoc ネットワークでは、ネットワークに接続されている各コンピュータは、同一の ad hoc ネットワークに接続され、範囲内にあ
る他のコンピュータとのみ通信できます。
ブロードキャスト通信を行うワイヤレス ルータ/AP または非公開ワイヤレス ルータ/AP
ブロードキャスト通信を行うワイヤレス ルータ/AP はネットワーク名 (SSID) をブロードキャストしますが、非公開ワイヤレス ルータ/AP
ブロードキャストしません。また、家庭および小規模オフィス環境で現在使用されているワイヤレス ルータ/AP は、ブロードキャスト通信を行
わないように設定できます。接続先のネットワークがブロードキャスト ネットワークと非公開ネットワークのどちらであるかを知ることは重要
です。
DW WLAN カードの機能
DW WLAN カードは、あらゆる IEEE 802.11 Wi-Fi CERTIFIED™ワイヤレス ルータ/APまたはワイヤレス クライアント ネットワーク アダ
プタで動作します。
DW WLAN カードには次の機能があります。
IEEE 802.11a での動作 (5 GHz 周波数帯域)
IEEE 802.11g での動作 (2.4 GHz 周波数帯域)
最大 270 Mbps (40 MHz 帯域幅チャネルの場合) および 130 Mbps (20 MHz 帯域幅チャネルの場合) のネットワーク データ レート
での IEEE 802.11n での動作 (2.4 GHz 周波数帯域および 5 GHz 周波数帯域)
Dell ワイヤレス 1500/1505 Draft 802.11n WLAN Mini-CardDell ワイヤレス 1510 Wireless-N WLAN Mini-Card、および
メモ:DW WLAN カードの一部のモデルは、IEEE 802.11a (5 GHz) または IEEE 802.11n での動作をサポートしていない場合があり
ます。
DW1520/DW1501 Wireless-N WLAN Half-Mini Card のみ:最大 270 Mbps (40 MHz 帯域幅チャネルの場合) および 130 Mbps
(20 MHz 帯域幅チャネルの場合) のネットワーク データ レートでの IEEE 802.11n での動作 (2.4 GHz 周波数帯域および 5 GHz
波数帯域)
最大 54 Mbps (レガシ カードの場合) および最大 270 Mbps (Dell 1500/1505 Draft 802.11n カード、Dell 1510 Wireless-N
WLAN Mini-Card、および DW1520/DW1501 Wireless-N WLAN Half-Mini Card の場合) のネットワーク データ レート
UAPASD (Unscheduled Automatic Power Save Delivery) のサポート
Cisco Compatible Extensions バージョン 4 対応
インターネット プロトコル バージョン 6 (IPv6Internet Protocol Version 6) のサポート
Smart Card 認証のサポート (シングル サインオン時の認証を含む)
ネットワーク タスクの実行およびワイヤレス ネットワーク情報の参照に使用する DW WLAN カード ユーティリティ
高度なネットワークへの接続または ad hoc ネットワークの作成に使用するワイヤレス ネットワーク接続の設定ツール
標準ネットワークおよび ad hoc ネットワークへの接続または ad hoc ネットワークの作成に使用するワイヤレス ネットワーク ウィ
ザード
このリリースの新機能
DW1520 Wireless-N WLAN Half-Mini Card
DW1501 Wireless-N WLAN Half-Mini Card
証明書自動選択
証明書期限切れ通知
IEEE 802.11n の相互運用性
Dell ワイヤレス 15001505、および 1510 の各カード、および DW1520/DW1501 カードは IEEE 802.11n の認定を受けています。製品
リリースの時点では、これらのカードは次の 802.11n ワイヤレス ルータ/AP で動作することがテストによって検証されています。
Netgear WNR834B FW 1.0.1.4 以降
Netgear WNR350N FW 1.0 以降
Linksys WRT300N FW 0.93.3 以降
Buffalo WZR-G300N FW 1.43 以降
Belkin F5D8231-4
メモ:ワイヤレス ルータ/AP の生産機種とは関係なく、ワイヤレス クライアントは常にレガシ リンク速度でワイヤレス ルータ/AP に接
続できる必要があります。AP ファームウェアとクライアント ソフトウェアの更新については、ワイヤレス ルータ/AP のベンダに確認す
る必要があります。
始める前に
企業ユーザー
ネットワーク管理者から次の情報を取得します。
接続可能な特定のワイヤレス ネットワークのネットワーク名 (SSID)
AP がブロードキャスト通信を行うか非公開であるか
ネットワーク セキュリティ設定
ネットワーク アカウントの場合、ドメイン名、ユーザー名、パスワード
IP アドレスとサブネット マスク (DHCP サーバーを使用していない場合)
認証サーバーに接続されているネットワーク (存在する場合)
SOHO (Small Office/Home Office) ユーザー
DW WLAN カードと通信するワイヤレス ルータ/AP には、あらかじめネットワーク名 (サービス セット識別子 (SSIDService Set
Identifier)) が割り当てられています。ワイヤレス ルータ/AP 設置担当者から SSID およびネットワーク セキュリティ設定に関する情報を取
得し、ワイヤレス ルータ/AP がブロードキャスト AP と非ブロードキャスト AP のどちらであるかを確認します。
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プロパティの詳細を設定する:DW WLAN カード ユーザー ガイド
802.11h+d ワイヤード接続では無線は無効 最小電力消費量 SSID の自動プロモート
Afterburner 断片化しきい値 PLCP ヘッダー VLAN 優先モード
アンテナ ダイバーシティ IBSS 54g 保護モード 省電力モード Wake-Up モード
AP 互換モード IBSS 許可 ラジオ有効/無効 WMM
バンド設定 IBSS モード レート (802.11a) WZC IBSS チャンネル番号
Bandwidth Capability/対応帯
域幅
ローカルで管理されている MAC アド
レス
レート
(802.11b/g)
WZC によるイーサネットの管
Bluetooth コラボレーション 場所 ローミング判断 Xpress テクノロジ
BSS モード ワイヤレス設定のロック ローミング傾向
バンドを無効にする ワイヤレス設定を管理 RTS しきい値
DW WLAN カードのプロパティの詳細設定を表示または変更するには
1.
[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。
2. カテゴリ表示の [コントロール パネル] [ネットワークとインターネット接続] をクリックします。
3.
[ネットワークとインターネット接続] で、[コントロール パネルを選んで実行します] の下にある [ネットワーク接続] をク
リックします。
4.
[ネットワーク接続] で、[ワイヤレス ネットワーク接続] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
5.
[全般] タブの [ワイヤレス ネットワーク接続] で、[構成] をクリックします。
6.
DW WLAN カードのプロパティで、[詳細設定] タブをクリックします。
7.
[詳細設定] タブの [プロパティ] 一覧で、設定を表示または変更するプロパティの名前をクリックします。規定値が []
覧に表示されます。
8. 設定を変更するには、必要に応じて [] 一覧で別の値をクリックするか、新しい値を入力します。
メモ:使用している DW WLAN カードのモデルによっては、一覧のプロパティの一部を利用できない場合があります。
各種のプロパティとその設定は次のとおりです。
802.11h+d
802.11h+d プロパティでは、接続したワイヤレス ルータ/AP による DW WLAN カードの無線コントロールの詳細を構成しま
す。802.11h+d のプロパティが [非厳密な 11h][非厳密な 11h+d]、または [厳密な 11h] に設定されている場合にコントロールが有効に
なります。[厳密な 11h] に設定すると、無線操作に関する特別な制限がある地域で使用する場合、DW WLAN カードは IEEE 802.11h プロ
トコルをサポートするアクセス ポイントにのみ接続されます。[非厳密な 11h] に設定すると、DW WLAN カードは IEEE 802.11h をサポー
トするワイヤレス ルータ/AP に基づいてアソシエーションを制限しません。[非厳密な 11h+d] に設定すると、DW WLAN カードは IEEE
802.11h または IEEE 802.11d をサポートするワイヤレス ルータ/AP に基づいてアソシエーションを制限しません。
[非厳密な 11h/Loose 11h] (既定)
[非厳密な 11h+d/Loose 11h+d]
[厳密な 11h/Strict 11h]
Afterburner
Afterburner は、ワイヤレス スループットを向上する Broadcom 独自のテクノロジです。
[無効] (既定) - Afterburner を無効にします。
[有効] - Afterburner を有効にします。
アンテナ ダイバーシティ
アンテナ ダイバーシティは、メインと補助入力の 2 つのアンテナを持つほとんどのワイヤレス LAN 装置に備えられている機能です。[自動]
に設定すると、アンテナ ダイバーシティは各アンテナからのシグナルを監視し、自動的により良いシグナルへ切り替えます。
[自動] (既定)
補助入力
メイン
AP 互換モード
旧式のワイヤレス ルータ/AP の中には、IEEE 802.11 規格から外れているものがあります。このプロパティを [Broader 互換] に設定する
と、DW WLAN カードはそのような AP とより良い通信を行えるようになりますが、パフォーマンスの損失は増大します。既定では、[高パ
フォーマンス] に設定されています。
[高パフォーマンス] (既定)
[Broader 互換]
バンド設定
[バンド設定] プロパティは、デュアルバンド機能を持つ DW WLAN カード モデルでのみ使用できます。[バンド設定] を使用すると、ユー
ザーはローミング中に IEEE 802.11 バンドの設定を指定できます。これにより、現在接続しているワイヤレス ルータ/AP からのシグナルがそ
アソシエーションを維持する強さであっても、ワイヤレス クライアントはバンド設定に基づいて他の AP に接続することができます。
[なし] (既定) - 使用可能な AP の周波数帯域に関係なくローミングします。
[802.11a を選択] (5 GHz 帯域)
[802.11g/b を選択] (2.4 GHz 帯域)
Bandwidth Capability/対応帯域幅
このプロパティは、Dell ワイヤレス 1500/1505/1510DW1520/DW1501、または将来の 802.11n ベースのカードにのみ使用できます。
[Bandwidth Capability/対応帯域幅] プロパティは、各チャンネルの帯域幅を次のオプションに設定します。20/40 MHz オプションでは、両
方の対応帯域幅が使用可能であり、リンクの反対側の端が、リンクの最終的な帯域幅を決定する場合があります。使用可能なオプションは次の
とおりです。
[11a/b/g:] [20 MHz]
[11a/b/g:] [20/40 Mhz]
[11a:] [20/40 Mhz]
[11b/g:] [20 MHz] (既定)
Bluetooth コラボレーション
[Bluetooth コラボレーション] により、IEEE 802.11 メディア アクセス コントロール (MAC) と外部の Bluetooth チップの間で一般的に使
用される入出力転送抑制プロトコルで、転送時の干渉を最少化できます。既定では、[Bluetooth コラボレーション] は有効に設定されていま
す。
[有効にする] (既定)
[無効にする]
BSS モード
[BSS モード] を使用すると、特定の IEEE 802.11 バンドに対する操作を制限できます。IEEE 802.11n に対応した DW WLAN カード
を、IEEE 802.11b/g バンド、または IEEE 802.11b バンドでのみ動作するように制限できます。旧式の IEEE 802.11g カードを、IEEE
802.11b バンドでのみ動作するように制限できます。[BSS モード] プロパティは、アクセス ポイント用に構成されたネットワークに適用さ
れます。
メモ:[有効] 設定を有効にするには、DW WLAN カード ユーティリティがインストールされている必要があります。
[802.11n モード] (IEEE 802.11n に対応したカードに対する既定)
[802.11g モード] (旧式の IEEE 802.11g カードに対する既定)
[802.11b のみ]
バンドを無効にする
このプロパティは、デュアルバンド機能を持つ DW WLAN カード モデルでのみ使用できます。
[なし] (既定)
[802.11g/b を無効にする]
[802.11a を無効にする]
ワイヤード接続では無線は無効
このプロパティの値を [有効] に設定すると、コンピュータをイーサネット ポートに接続したときにリンク ステータスが良好であれば、IEEE
802.11 無線接続が自動的に切断されます。これにより、割り当てる IP アドレスの節約、セキュリティ リスクの軽減、デュアル インターフェ
イス間のルーティングの問題の解消、バッテリ寿命の延長が可能になります。
[無効] (既定)
[有効]
断片化しきい値
パケットが断片化される最大サイズ (バイト数)。断片化されたパケットは、すべて一度に送信されるのではなく、1 つずつ送信されます。使用
可能な値の範囲は 256 2346 です。既定値は 2346 です。
IBSS 許可
DW WLAN カード ユーティリティまたはワイヤレス ネットワーク ウィザードを使用して ad hoc ネットワークを作成する場合、または ad
hoc ネットワークに接続する場合は、このプロパティの値を [有効] に設定する必要があります。セキュリティを向上させるため、このプロパ
ティの値を [無効] に設定するようネットワーク管理者から指示される場合があります。
[有効] (既定)
[無効]
IBSS 54g 保護モード
IBSS 54g
®
保護モードは、送信要求/送信可 (RTS/CTS) を含む各データ フレームの前に Complimentary Code Keying (CCK) フレーム
シーケンスを付けるメカニズムです。RTS および CTS フレームの期間フィールドにより、IEEE 802.11b ノードがネットワーク割り当てベク
(NAV) を正しく設定し、その後の OFDM フレームとの衝突を回避できるようになります。Wi-Fi の必要に応じて、 IEEE 802.11b STA
BSS に接続されると自動的に保護メカニズムが有効になります。IEEE 802.11b STA が接続されていない場合、保護メカニズムは使用されず
IEEE 802.11g の全パフォーマンスが実現されます。
[自動] (既定)
[無効]
IBSS モード
メモ:802.11a/b/g/n オート設定は、 IEEE 802.11n に対応した DW WLAN カードにのみ使用できます。DW WLAN カードが、
802.11n での動作に対応していれば、 IEEE 802.11n IBSS ネットワークに接続できます。 IEEE 802.11n IBSS アソシエーションで
実現可能な最大速度は 270 Mbps ですが、この速度は 40 MHz 帯域幅内で動作するように確立された IEEE 802.11n IBSS ネットワー
クに接続した場合のみ実現できます。多くの場合、 IEEE 802.11n IBSS ネットワークの最大速度は 130 Mbps です。DW WLAN カー
ドで作成された IEEE 802.11n IBSS ネットワークの最大速度は 130 Mbps です。
[IBSS モード] は、ad hoc ネットワークの接続の種類を設定するために使用します。次のオプションは、シングルバンド (2.4 GHz バンド)
アダプタに使用できます。
[802.11b のみ] (既定) - 最大 11 Mbps IEEE 802.11b ネットワークにのみリンクします。
[802.11b/g オート] - 最大 54 Mbps IEEE 802.11g および 802.11b ネットワークにリンクします。
次のオプションは、デュアルバンド (2.4 GHz および 5 GHz) アダプタに使用できます。
[802.11b のみ] (既定) - 最大 11 Mbps IEEE 802.11b ネットワークにリンクするか、最大 54 Mbps 802.11a ネットワー
クにリンクします。
[802.11a/b/g オート] - 最大 54 Mbps IEEE 802.11g802.11b、および 802.11a ネットワークにリンクします。
[802.11a/b/g/n オート] - 最大 270 Mbps IEEE 802.11n802.11g802.11b、および 802.11a ネットワークにリンクし
ます。
ローカルで管理されている MAC アドレス
[ローカルで管理されている MAC アドレス] は、DW WLAN カードの MAC アドレスを上書きするために使用します。[ローカルで管理されて
いる MAC アドレス] はユーザー定義の MAC アドレスであり、あらかじめネットワーク アダプタに割り当てられている MAC アドレスの代わ
りに使用されます。ネットワーク内にあるアダプタには、それぞれ一意の MAC アドレスが必要です。このローカル管理アドレスは、12 桁の
16 進数で構成されています。
[Value/] - アダプタに一意のノード アドレスを割り当てます。
[Not Present/変更しない] (既定) - 工場出荷時に割り当てられたノード アドレスをアダプタに使用します。
ローカル管理アドレスについて、該当する割り当て範囲と例外は以下のとおりです。
適切な範囲は 00:00:00:00:00:01 FF:FF:FF:FF:FF:FD です。
マルチキャスト アドレスは使用しないでください(最も有意度の低いバイト=1)。
ローカル管理アドレスを設定します (上位バイトのビット 1 = 1)
すべてを 0 としたり、F としたりすることはできません。
場所
米国で DW WLAN カードを購入したユーザーの場所は既定で [米国] に設定されています。日本で DW WLAN カードを購入したユーザーの場
所は既定で [日本] に設定されています。その他のユーザーは [場所] のプロパティを使用できません。詳細については、無線認可を参照してく
ださい。
ワイヤレス設定のロック
このプロパティを [無効] に設定すると、DW WLAN カード ユーティリティの [ワイヤレス ネットワーク] タブで [このツールでワイヤレス
ネットワークを管理する] チェック ボックスが指定可能になります。チェック ボックスのチェックをオンまたはオフにすることで、Windows
WZC または DW WLAN カード ユーティリティのどちらかを使用して、ワイヤレス ネットワークを管理できます。このプロパティを [無効]
に設定すると、チェック ボックスが指定できなくなります。
[
無効
] (
既定
)
有効化
ワイヤレス設定を管理
[ワイヤレス設定を管理] プロパティの値を [有効] に設定すると、DW WLAN カード ユーティリティの [ワイヤレス ネットワーク] タブで
[このツールでワイヤレス設定を管理する] チェック ボックスがオンになります。
[有効] (既定)
[無効]
最小電力消費量
このプロパティを有効にすると、ワイヤレス クライアントは、ネットワークに接続されていない場合、またはコンピュータがアイドル状態の場
合に、無線を切ったり、スキャンを停止したりできます。
[有効] (既定)
[無効]
PLCP ヘッダー
[PLCP ヘッダー] プロパティは、CCK レートで使用されるヘッダーの種類を設定するために使用します。種類は[ロング] または [自動
(ショート/ロング)] のいずれかになります。
[自動 (ショート/ロング)] (既定)
[ロング]
省電力モード
[省電力モード] プロパティは、ワイヤレス クライアント コンピュータを IEEE 802.11 省電力モードにするために使用します。[省電力モー
] プロパティを有効にすると、定期的に無線がオフになって電力を節約します。無線が [省電力モード] になっている場合、パケットは無線
がオンになるまでワイヤレス ルータ/AP に保存されます。[高速] に設定すると、電力を節約しながら高スループットが得られます。
[高速] (既定)
[有効]
[無効]
ラジオ有効/無効
このプロパティの値を [無効] に設定すると、無線がオフになります。民間航空機の離陸および着陸時のような、無線シグナルの放射を禁止す
る制限に従うため、無線をオフにしなければならない場合があります。この値を [有効] にすると、再び無線がオンになります。無線のオンと
オフを切り替えるためのさらに便利な機能を備えたコンピュータもあります。そのような機能が備わっている場合は、コンピュータに付属して
いる操作マニュアルを参照してください。
[有効] (既定)
[無効]
レート (802.11a)
このプロパティでは、IEEE 802.11a を使用する場合のデータ送信速度 (Mbps) を指定できます。表示される値は以下のとおりで
す:69121824364854。規定値は [最適速度] です。
メモ:このプロパティの既定値は、最大のパフォーマンスが得られるように設定されています。このため、ホーム ユーザーはこの値を変
更しないことをお勧めします。ワイヤレス ネットワークに精通したネットワーク管理者または技術者のみが変更を行うようにしてくださ
い。
メモ:このプロパティの既定値は、最大のパフォーマンスが得られるように設定されています。このため、ホーム ユーザーはこの値を変
更しないことをお勧めします。ワイヤレス ネットワークに精通したネットワーク管理者または技術者のみが変更を行うようにしてくださ
い。
レート (802.11b/g)
このプロパティでは、IEEE 802.11b/g を使用する場合のデータ送信速度 (Mbps) を指定できます。表示される値は以下のとおりで
す:125.569111824364854。規定値は [最適速度] です。
ローミング傾向
このプロパティでは、DW WLAN カードのローミングしきい値を調整します。
[] (既定) - 現在のワイヤレス ルータ/AP より 20 dB 以上シグナルが強い AP にローミングします。
[] - 現在のワイヤレス ルータ/AP より 10 dB 以上シグナルが強い AP にローミングします。
[] - 現在のワイヤレス ルータ/AP より 30 dB 以上シグナルが強い AP にローミングします。
ローミング判断
DW WLAN カードが他のワイヤレス ルータ/AP のスキャニングを開始するタイミングを判断するシグナルの強さです。
[既定] (既定) - -75 dB
[帯域幅を最適化する] - -65 dB
[距離を最適化する] - -85 dB
RTS しきい値
データ パケットのフレーム数が [RTS しきい値] 以上になると、送信要求/送信可ハンドシェイクがオンになってから、データ パケットが送信
されます。既定値は 2347 です。範囲は 0 2347 です。
SSID の自動プロモート
ワイヤレス ネットワーク ウィザードまたはワイヤレス ネットワーク接続の設定ツールを使用してワイヤレス ネットワークに接続した場合は、
接した各ネットワークが DW WLAN カード ユーティリティの [ワイヤレス ネットワーク] タブにある [優先されるネットワーク接続] に表示
されます。コンピュータを起動すると、自動的にこの一覧の最初に表示されているネットワークへの接続が試行されます。このネットワークが
範囲内にあれば、接続が確立されます。範囲内にない場合は、一覧の次のネットワークへの接続が試行されます。このプロセスは、範囲内にあ
るネットワークが見つかるまで繰り返されます。[優先するネットワーク] の一覧の順序は変更することができます。
[SSID の自動プロモート] プロパティの値が [無効] に設定されている場合、自動ネットワーク接続プロセスを手動で変更して、一覧の順序に
関係なく、任意のネットワークに接続することができます (ユーティリティの [ワイヤレス ネットワーク] タブ」を参照)[SSID の自動プ
ロモート] プロパティの値が [有効] に設定されている場合、自動ネットワーク接続プロセスを手動で変更することはできません。
[無効] (既定)
[有効]
VLAN 優先モード
メモ:新しいドライバをインストールすると常に、値は規定値にリセットされます。規定値は、Cisco v4.8 VPN クライアントとの相互運
用性の問題に対応するために [無効] に設定されます。
[VLAN
優先モード
]
プロパティは
VLAN
タグ付きパケットの導入を制御し、ネットワーク接続が非
QoS
インフラストラクチャ
デバイスにア
ソシエートされたときに、優先度情報を送信します。このプロパティが [自動] または [有効] に設定されている場合、NDIS ドライバは WMM
プロパティが有効か無効かに関係なく、常に QoS をアドバタイズします。
送信時において、このプロパティが [有効][Afterburner] プロパティが無効、さらにパケットに VLAN タグが付いておらず、優先度がゼロ
以外かつアソシエーションが非 WMM の場合、802.11 パケットに優先タグが付けられます。
受信時において、このプロパティが [有効][Afterburner] プロパティが無効、さらにパケットに VLAN タグが付いており VLAN ID がゼロ
の場合、VLAN タグははずされ (ストリッピング)、タグの優先度がパケットに割り当てられます。このストリッピングはアソシエーションが
WMM かどうかに関係なく行われます。WMM 付録 A.6 に、WMM STA VLAN タグ付きパケットを許可できなければならない、と記載され
ているためです。
[自動]
[有効]
[無効] (既定)
Wake-Up モード
Wake-Up モードのプロパティで、アダプタがネットワーク Wake-Up パケットを受信した際に、低電力モードからコンピュータを起動させ
DW WLAN カードの機能を有効または無効に設定できます。
[All/すべて] - 起動パターン マッチングで、リンクの損失、マジック パターン、ネット パターンが考慮されます。
[LossOfLink/リンクの損失] - Wake モードで、ワイヤレス STA AP とのアソシエーションを失うと、マシンを起動します。リ
ンクの損失は、次の 3 つのイベントにより検出されます。
ワイヤレス STA AP から認証解除/アソシエーション解除フレームを受信する。
ワイヤレス STA が、あらかじめ指定された間隔 (8 秒間) にわたり AP からビーコンの受信を停止する。
ワイヤレス STA が、AP ビーコンで逆行タイミング同期機能 (TSF) を受信する。
[Magic & WakeUp Frame/Magic および WakeUp フレーム] (既定) - 起動パターン マッチングで、マジック パターンとネッ
パターンの両方が考慮されます。
[Magic Frame & LossOfLink/Magic フレームおよびリンクの損失] - 起動パターン マッチングで、マジック パターンとリンク
の損失の両方が考慮されます。
Magic Packet:起動パターン マッチングで、マジック パターンのみが考慮されます。
None (なし):パターン マッチングが無効になります。
Wake Up Frame (起動フレーム):起動パターン マッチングで、ネット パターンのみが考慮されます。
[Wake Up Frame & LossOfLink/起動フレームおよびリンクの損失] - 起動パターン マッチングで、ネット パターンとリンクの
損失の両方が考慮されます。
WMM
[WMM
®
] Wi-Fi Multimedia) プロパティにより、コンテンツ ストリームの優先順位を付けて、競合するアプリケーションにネットワーク
が帯域幅を割り当てる方法を最適化することで、ワイヤレス ネットワークを通じてオーディオ、ビデオ、および音声アプリケーションのサービ
ス品質 (QoSQuality of Service) が向上します。
Auto (自動) (デフォルト)WMM [自動] に設定すると、ワイヤレス クライアントが ワイヤレス ルータ/AP に接続したときに、
ワイヤレス ルータ/AP UAPASD (Unscheduled Automatic Power Save Delivery) が有効な場合に、ワイヤレス クライアントが
省電力モードになることができます。AP UAPSD をサポートしていない場合、ワイヤレス クライアントは省電力モードになること
ができません。この場合、クライアント コンピュータのバッテリ消費時間が短くなるため、より頻繁な充電が必要になります。
[有効] - AP UAPSD が有効か無効かに関係なく、WMM アソシエーションのワイヤレス クライアントが省電力モードになります。
[無効] - ワイヤレス クライアントに WMM アソシエーションがありません。
WZC IBSS チャンネル番号
[WZC IBSS チャンネル番号] プロパティでは、WZC でワイヤレス ネットワークを管理するときに必要な独立基本サービス セット (IBSS)
チャンネル番号を選択します。既定では 11 に設定されています。
WZC によるイーサネットの管理
このプロパティの値が [有効] に設定されている場合、Windows ワイヤレス ゼロ構成サービス (WZC) は、コンピュータ上のイーサネット
バイスに対する 802.1x 接続を管理するため有効化されます。この設定は、DW WLAN カードを管理できるように DW WLAN カード ユー
ティリティが有効になっている場合にのみ適用されます。
[無効] (既定)
[有効]
Xpress テクノロジ
Xpress™ テクノロジは、独自のフレーム バースティング テクノロジであり、各フレームでより多くのデータを送信できるようにデータを再
パッケージすることで、スループットを向上させます。既定では、[Xpress テクノロジ] は無効に設定されています。
[無効] (既定) - Xpress テクノロジを無効にします。
[有効] - Xpress テクノロジを有効にします。
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メモ:ad hoc ネットワークの詳細については、「IBSS 許可」、「IBSS 54g 保護モード」、「IBSS モード」、および「WZC IBSS
チャンネル番号」を参照してください。
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Windows WZC を使用して標準ネットワークに接続するか、ad hoc ネット
ワークを作成する:DW WLAN カード ユーザー ガイド
概要
標準ネットワークに接続する
ad hoc ネットワークを作成する
アクセスするネットワークの種類を選択する
概要
Windows ワイヤレス ゼロ構成 (WZC) サービスは、標準ネットワークへの接続または ad hoc ネットワークの作成に使用する、ネイティブの
Windows XP ツールです。Windows 2000 ユーザーは、ワイヤレス ネットワーク ウィザードまたは DW WLAN カード ユーティリティを使
用する必要があります。
このユーザー ガイドでは、標準ワイヤレス ネットワークは、次のセキュリティ設定のいずれかを備えているインフラストラクチャ ネットワー
クとして定義されます。
WPA-パーソナル (PSK) 認証
WEP (オープンまたは共有認証)
なし (認証なし)
ad hoc ネットワークは、WEP セキュリティが設定されているか、セキュリティが設定されていないコンピュータ相互のネットワークです。
高度なネットワークは、EAP 認証を使用するインフラストラクチャ ネットワークです。高度なインフラストラクチャ ネットワークに接続する
には、「
DW WLAN カード ユーティリティを使用して高度なネットワークに接続するか、ad hoc ネットワークを作成する」または
Windows WZC を使用して高度なネットワークに接続する」を参照してください。
ネットワークに接続する場合、または ad hoc ネットワークを作成する場合は、最初にネットワーク接続プロファイルを作成する必要がありま
す。プロファイルは、ネットワーク名およびネットワークに必要なネットワーク セキュリティ設定 (該当する場合) で構成されます。
インフラストラクチャ ネットワークの接続プロファイルを作成すると、そのプロファイルは [優先するネットワーク] 一覧の最初に追加され、
自動的にそのプロファイルが使用されてネットワークへの接続が試行されます。ネットワークが利用できる (通信範囲内にある) 場合は、接続
が確立されます。ネットワークが範囲内にない場合、プロファイルは一覧の最初に追加されますが、一覧の次のプロファイルを使用して接続が
試行され、一覧に表示されているネットワークから範囲内にあるものが見つかるまで試行が繰り返されます。後で、ネットワーク アクセスの設
定を変更して、一覧に表示するプロファイルの種類を制御することができます アクセスするネットワークの種類を選択するを参照してくださ
い)。
接続プロファイルを一覧で上下に移動して、プロファイルの順序を変更することができます。既定では、インフラストラクチャ ネットワークが
ad hoc ネットワークに優先します。したがって、1 つ以上のインフラストラクチャ ネットワークの接続プロファイルを作成した場合、ad
hoc ネットワークの接続プロファイルはインフラストラクチャ ネットワークの接続プロファイルの下に表示されます。一覧で ad hoc ネット
ワークの接続プロファイルをインフラストラクチャ ネットワークのプロファイルより上に移動することはできません。したがって、ad hoc
ネットワークにアクセスするには、アクセス設定を変更する必要があります。
標準ネットワークに接続する
次に進む前に、必ず「始める前に」に目を通しておいてください。
メモ:[ワイヤレス ネットワーク] タブが使用できない場合は、DW WLAN カード ユーティリティを開いて、[このツールでワイヤレス
ネットワークを管理する] チェック ボックスをオフにして [OK] をクリックし、起動します (ユーティリティを開く手順については、
DW WLAN カード ユーティリティを使用してネットワーク タスクを実行する」を参照)
メモ:
セキュリティが設定されていないネットワークに接続する
1. クラシック表示の [コントロール パネル] [ネットワーク接続] を開きます。
2.
[ワイヤレス ネットワーク接続] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[ワイヤレス ネットワーク] タブの
[Windows を使用してワイヤレス ネットワーク設定を構成する] チェック ボックスがオンになっていることを確認しま
す。オフの場合は、チェック ボックスをクリックしてオンにします。
3.
[Add/追加] をクリックします。
4.
[ワイヤレス ネットワークのプロパティ] [アソシエーション] タブで、次の操作を行います。
[ネットワーク名 (SSID)] ボックスにネットワーク名を入力します。
[ネットワーク認証] の一覧で、[オープン システム] をクリックします。
[データの暗号化] の一覧で、[無効になっています] または を選択します。
[OK] をクリックします。
ネット
ワーク
が範囲
内にあ
るとき
自動的
に接続
するに
は、[
]
ブの
[この
ネット
ワーク
が範囲
内にあ
るとき
接続す
]
チェッ
ボッ
クスを
選択し
ます。
ad hoc ネットワークの接続プロファイルを作成している場合は、[これはコンピュータ相互 (ad hoc) のネットワークで、 ワイ
ヤレス アクセス ポイントを使用しない] チェック ボックスをオンにしてから [OK] をクリックします。
メモ:[ワイヤレス ネットワーク] タブが使用できない場合は、DW WLAN カード ユーティリティを開いて、[このツールでワイヤレス
ネットワークを管理する] チェック ボックスをオフにして [OK] をクリックし、起動します (ユーティリティを開く手順については、
DW WLAN カード ユーティリティを使用してネットワーク タスクを実行する」を参照)
5.
[ワイヤレス ネットワーク接続のプロパティ] [ワイヤレス ネットワーク] タブで、[OK] をクリックします。
セキュリティが設定されているネットワークに接続する
1. クラシック表示の [コントロール パネル] [ネットワーク接続] を開きます。
2.
[ワイヤレス ネットワーク接続] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
3.
[ワイヤレス ネットワーク] タブの [Windows を使用してワイヤレス ネットワーク設定を構成する] チェック ボックスが
オンになっていることを確認します。オフの場合は、チェック ボックスをクリックしてオンにします。
4.
[Add/追加] をクリックします。
5.
[ワイヤレス ネットワークのプロパティ] [アソシエーション] タブで、次の操作を行います。
[ネットワーク名 (SSID)] ボックスにネットワーク名を入力します。
ネットワークに応じて、[ネットワーク認証] 一覧で [オープン システム] または [WPA-PSK] を選択します。
オープン認証の場合は、[データの暗号化] 一覧で [WEP] を選択します。
メモ:WEP 暗号化の場合は、ネットワーク キーの種類を入力する前に [キーは自動的に提供される] チェック ボックスをオフにする必要
があります。
メモ:WEP 暗号化の場合、ネットワーク キーの長さは 5 文字または 13 文字にするか、09 および af (大文字と小文字いずれも可)
を使用した 10 文字または 26 文字にする必要があります。TKIP または AES 暗号化の場合、ネットワーク キーの長さは 826 文字に
するか、09 および af (大文字と小文字いずれも可) を使用した 64 文字にする必要があります。ネットワーク キーは、アクセス
イント (AP) または ad hoc ネットワークのネットワーク キーと正確に一致させる必要があります。
メモ:ad hoc ネットワークの接続プロファイルを作成している場合は、[これはコンピュータ相互 (ad hoc) のネットワークで、 ワイヤ
レス アクセス ポイントを使用しない] チェック ボックスをオンにしてから [OK] をクリックします。
または
WPA-PSK 認証の場合は、ネットワークに応じて、[データの暗号化] 一覧で [TKIP] または [AES] を選択します。
ネットワーク キーを [ネットワーク キー] ボックスに入力し、[ネットワーク キーの確認] ボックスにもう一度入力します。
[OK] をクリックします。
6.
[ワイヤレス ネットワーク接続のプロパティ] [ワイヤレス ネットワーク] タブで、[OK] をクリックします。
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