IFM DF1210 取扱説明書

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取扱説明書

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取扱説明書
電子サーキットブレーカ 標準
DC 24 V二次回路用
DF11xx
DF12xx
DF25xx
11367179 / 0009 / 2022
JP
DF11xx DF12xx DF25xx 電子サーキットブレーカ 標準
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目次
1 は............................................................ 3
1.1 ............................................................ 3
2 安.............................................................. 4
3 使................................................................... 5
4 能 ...................................................................... 6
4.1 .................................................. 6
4.2 Fail-safe........................................................... 7
5 取................................................................... 8
6 接................................................................... 9
6.1 ................................ 9
7 .......................................................... 10
7.1 DF12xx.......................................... 10
7.2 設定された定格電流を確認するためのモジュールの操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
7.3 ......................................................... 11
8 棄 ........................................................ 12
電子サーキットブレーカ 標準 DF11xx DF12xx DF25xx
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1 はじめに(注意)
指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.com
を参照してください。
1.1 表記の説明
要件
操作指示
操作による応答、結果
[...] 設定ボタン、表示等
参照
重要事項
従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。
情報
補足事項
DF11xx DF12xx DF25xx 電子サーキットブレーカ 標準
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2 安全の為の注意
• ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
– システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
– システム設計者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法
的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレー
タ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべ
ての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。
• 製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
• 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
• 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(Ò 使用目的)
• 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
• 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社
は責任を負わず、また保証の対象外となります。
• 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
• 製品とケーブルは損傷から保護してください。
• 損傷したセンサは交換してください。交換しないと技術データと安全性が損なわれます。
このデバイスは、DC 24 V 安全特別低電圧で使用することを意図しています。
• それより高い電圧や安全に絶縁されていない電圧に誤って接続すると、損傷または生命に危険を
及ぼす状態になることがあります。
• 電源モジュールは、必ず対応するサーキット保護モジュールとともに使用してください。
• 稼働中はデバイスの取付けおよび接点レバーの起動は行わないでください。
• サーキット保護モジュールがトリガした後は、再度電源を投入する前に、トリガの原因(短絡ま
たは過負荷)を取り除いてください。
• 設置する前に、デバイスに損傷がないことを確認してください。故障品は使用しないでくださ
い。
• デバイスを適切に設置するまで、電源を供給しないでください。
電子サーキットブレーカ 標準 DF11xx DF12xx DF25xx
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3 使用目的
一次スイッチモードDC 24V電源の電子過電流保護。電源モジュールには、少なくとも1つのサーキッ
ト保護モジュールを組合せる必要があり、オプションで電源/フィードバック/電位モジュールで補
完します。
DF11xx DF12xx DF25xx 電子サーキットブレーカ 標準
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4 機能
サーキット保護モジュールは、固定電流または調整可能な電流のものがあり、fail-safe素子(内蔵ヒ
ューズ)を備えています。
DF1100
DF1208
DF1210
DF1212
DF1214
DF1216
DF1220
DF2520
DF2524
電源モジュール ●
サーキット保護モジュール —
インターフェース — IO-Link
電源モジュールあたりの最
大サーキット保護モジュー
ル数
— 10
電気的仕様
入力電圧 [V] DC 18~30(SELV/PELV)
定格電圧 [V] 24 DC
NECクラス2 — — — — — ●
入力電流(= 最大合計電
流)
[A] 40
チャンネル数 — 1 2
定格電流IN[A] 8 10 2 4 6 DC 1~
10
DC 1
~10
DC 1~
4
Fail-safe IN[A] 8 10 2 4 6.3 16 16 4
機械的データ
インストール レールTH35(EN 60715)
デバイス幅 [mm] 12.5
使用周囲温度 [℃] -25~60
保存温度 [℃] -40~70
保護構造Ò 取付方法 IP 30(設置エリア)IP 20(動作エリア)
接続方法
タイプ プッシュイン端子、接点レバー/ストリップ
● = 該当
4.1 温度係数/連続電流定格
時間-電流の特性曲線は、使用周囲温度に依存します。最大許容負荷電流を決定するには、直列接続を
考慮してデバイスの定格電流に温度係数を掛けます。
電子サーキットブレーカ 標準 DF11xx DF12xx DF25xx
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使用周囲温度 [℃] 0 10 23 40 50 60
温度係数 1 1 1 0.95 0.90 0.85
直列設置の場合、デバイスの定格電流は最大80%、または適宜大きめにする必要があります。温度が
上昇すると、負荷電流警告リミット「警告リミット通常0.8 x IN」は温度係数により減少します。
4.2 Fail-safe素子
負荷電流はさらに、Fail-safe素子(内蔵ヒューズ)を備えたサーキット保護モジュールによって保護
されます。Fail-safe素子はそれぞれのサーキット保護モジュールの定格電流INおよびそれぞれの導線
断面積に適応します。
DF11xx DF12xx DF25xx 電子サーキットブレーカ 標準
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5 取付方法
uデバイスを35 mmレールに取付けます。
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1
図1: サーキット保護モジュール 例DF12xx
1: レール
2: 接点レバー
3: 設置エリア
4: 動作エリア
電子サーキットブレーカ 標準 DF11xx DF12xx DF25xx
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6 接続方法
uケーブルは入出力電流に従って寸法を決めてください。
uデバイスのラベルに示されているように、導線を直接端子に挿入してください。
製品番号 端子 電位 断面積[mm²] 剥線長[mm]
DF11xx DC 24 V 電源供給 0.5~10 18
0 V 0.14~2.5 8~10
13-14 ノーマルオープン 0.14~2.5 8~10
DF12xx O1またはO1/O2 電流出力 0.14~2.5 8~10
端子を開くには、適切な工具を使用してオレンジ色の押し込みを押してください。
プッシュイン端子IO-Linkを開くには、幅2 mmのマイクロドライバを使用してください。
電源モジュールに電圧が供給されると、デバイスは端子13および14に接続されている接点を閉
じます。接続されているチャンネルの1つ(または複数)に不良が生じると、デバイスは接点
を再度開きます。
6.1 電源、フィードバック、および電位モジュール
GND電位モジュール(DF311x)と組合せて、GND電源モジュール(DF310x)を使用して配線を削
減できます。
接点レバーを開くときに後続のモジュールが電源から切断されるのを防ぐため、フィードバックモジ
ュール(DF3210)を使用してそれぞれのモジュールへの給電が継続することを保証できます。
LOAD電位モジュール(DF320x)は、+DC 24 V 回路保護出力を他の接続に拡張するために使用しま
す。
DF11xx DF12xx DF25xx 電子サーキットブレーカ 標準
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7 操作部と表示の説明
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3
4
1
図2: DF11xx電源モジュールの例
1: 銘板
2: プッシュイン端子スイッチング出力13/14
3: プッシュイン端子0 V
4: プッシュイン端子DC 24 V
2
3
4
1
図3: DFx2xxサーキット保護モジュールの例
1: 銘板
2: ON/OFF/リセットボタン、\状態表示LED(チャン
ネル2)
3: ON/OFF/リセットボタン、\状態表示LED(チャン
ネル1)
4: プッシュイン端子出力1/2
7.1 DF12xxサーキット保護モジュール
サーキット保護モジュールのさまざまな動作状態は、状態表示LEDによって示されます。
状態表示LED 動作状態 負荷出力の状態
オフ 電源電圧なし、初期化エラー、またはボタンによりチ
ャンネルがスイッチOFF
オフ
オン チャンネルスイッチON、エラーなし オン
緑/オレンジ 点滅 負荷電流の限界に到達 オン
オレンジ オン 切断するまで過負荷または短絡 オン
チャンネルスイッチOFF オフ
オン 短絡または過負荷によるトリガ オフ
自動再スイッチONによるON状態で電圧低下
表1: 状態表示LED DF12xxサーキット保護モジュール
7.2 設定された定格電流を確認するためのモジュールの操作
定格電流が調整可能なサーキット保護モジュールのみ。
電子サーキットブレーカ 標準 DF11xx DF12xx DF25xx
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u必要なチャンネルのON/OFF/リセットボタンを、2~5秒間押してください。
w選択したチャンネルの状態表示LEDが、1度赤く光ります。
w状態表示LEDがオレンジ色で点滅し、設定された定格電流が表示されます。サイクルの完了を確
認するため、LEDが1度赤く光ります。LEDが定格電流設定(アンペア)に従って、オレンジ色に
1度または複数回光ります。(オレンジ色に1度点灯 = 1 A、オレンジ色に2度点灯 = 2 A、など)
w設定された定格電流が5回表示されます。5サイクル後、表示は現在の動作状態に変わります。
u電流表示サイクルを中断/停止して通常の状態表示モードに戻るには、必要なチャンネルのON/
OFF/リセットボタンを任意の時点で押してください。
7.3 定格電流の設定
定格電流が調整可能なサーキット保護モジュールのみ。
u必要なチャンネルのON/OFF/リセットボタンを、5秒間以上押してください。
w選択したチャンネルの状態表示LEDが、1度赤く光ります。
w状態表示LEDが最大10回ゆっくり緑に点滅し、次に1度赤く光ります。
uLEDが要求した定格電流値を通知したら、このチャンネルのON/OFF/リセットボタンを押しま
す。(最初に緑に点灯後 = 1A、2回目に緑に点灯後 = 2A、など)
wこのチャンネルに対して選択した定格電流が設定されます。
w表示が現在の動作状態に変化します。
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8 保守、修理および廃棄
正しくご使用している場合、メンテナンスは必要ありません。
製造業者だけが、この製品の修理を許されています。
u使用済みのセンサを廃棄する場合は、自治体の法令に従って処分してください。
製品の清掃:
u製品を電源から切断します。
u柔らかく化学処理を施していない乾いたマイクロファイバーの布を使用して清掃します。
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