ストレージシステムのセットアップ
SC9000 ストレージシステムをセットアップする前に、以下のベストプラクティスを考慮してください。
• Dell では、Fibre Channel または iSCSI ストレージシステムを使用したデータ転送に、専用 SAN ネットワ
ークを使用することをお勧めします。
• データパスの一つに障害が発生した場合にホストサーバーに対するパスを提供するため、常に冗長データ
パスを設定するようにしてください。
• ストレージシステムとホストサーバーまたは拡張エンクロージャの間のケーブル接続を行う前に、各ポー
トおよびコネクタにラベルを貼っておきます。
• ネットワーク全体でパワーサイクルを実行する場合は、常に正しい電源投入および電源切断手順に従うよ
うにしてください。重要なネットワークコンポーネントが個別の電源回路に設定されていることを確認
してください。
メモ: この製品は、専用の設備室や機器クローゼットなどの、アクセスが制限されている場所で使用す
ることを想定されています。
警告: 密閉型ラックアセンブリまたはマルチユニットラックアセンブリに設置した場合、ラック環境内
の動中周囲温度が室温を上回ることがあります。このため、製造元の指定する最高周囲温度
(Tma)に
適合する環境に機器を設置できるような考慮が必要となります。
安全上の警告
次の情報は Fibre Channel ストレージシステムにのみ適用されます。
Fibre Channel ストレージシステムのレーザー放射
注意: 開くとクラス I レーザーが放射されます。レーザー光線への曝露は避けてくだ
さい。
警告: レーザー放射。レーザー光線への直接曝露は避けてください。
本ユニットは、米国では DHHS 21 CFR 第 1 章、J 項 クラス I(1)レーザー製品の要件を満たすものとして
認証され、その他の国々では IEC 60825-1:2007 の要件に準拠する Class I レーザー製品として認証されてい
ます。
クラス I レーザー製品は、危険とはみなされていません。レーザーシステムおよびユニットは、通常動作や
ユーザーメンテナンス中、または指定された保守条件下においてクラス I レベルを超えるレーザー放射への
人体のアクセスがないことを前提に設計されています。
サービスタグの位置
ストレージシステムは固有のサービスタグおよびエクスプレスサービスコードで識別されます。
サービスタグおよびエクスプレスサービスコードは、システム前面で情報タグを引き出して確認します。ま
たは、ストレージシステムシャーシの背面に貼られたシールに情報が記載されている場合があります。この
情報は、電話によるサポートのお問い合わせを、デルが適切な担当者に転送するために使用されます。
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