Avery Dennison 9416XL Quick Reference Manual

タイプ
Quick Reference Manual

このマニュアルも適しています

TC9416QRJA Rev. AD 10/09 ©2007 Avery Dennison Corp.
All rights reserved.
MONARCH® 9416® XL® クイック リファレンス
このクイック リファレンスには、9416® XL® 感熱プリンタおよび 9416® XL® 熱転写プ
リンタのリボン取り付け、用紙取り付け、および一般的な手入れ、メンテナンス、およ
びトラブルシューティングの手順が説明されています。詳細については、装置マニュア
ルまたは弊社のウェブサイト (www.monarch.com
) を参照してください。
電源への接続
1. プリンタをオフにします。プリンタの背面にあるスイッチを押して OFF 位置 (O)
にします。
2. AC アダプタ ケーブルの 3 穴プラグを、電源装置の 3 本足のアウトレットに接続
ます。
3. 電源ケーブルの丸いプラグ (「printer」というラベルが貼られています) をプリンタ
背面のソケットに接続します。
4. AC アダプタ ケーブルの 3 本足のプ
ラグをアース付きの電源コンセント
に接続します。
警告
プリンタおよび電源は、それぞれが濡れる可能性がある場所では決して操作
しないでください。怪我をすることがあります。
2
通信ケーブルの接続
1. ケーブルを接続する前にプリンタの電源をオフにします。
2. プリンタの背面で、通信ケーブルをシリアル ポート (シリアル通信の場合) または
パラレル ポート (パラレル通信の場合) に接続します。
3. 接続ネジ (シリアル接続) またはスプリング クリップ (パラレル接続) でケーブルを
固定します。
シリアル ポートで通信する場合は、プリンタの通信設定がホストと一致するこ
とを確認してください。
工場出荷時のデフォルトは、 9600 ボー、パリティなし、8 ビット データ フレ
ーム、1 ストップ ビット、DTR フロー制御 (9600, N, 8, 1, DTR) です。
プリンタには、USB (ユニバーサル シリアル バス) バージョン 2.0 通信ポー
も装備されています。
USB ポート
パラレル ポート
9 ピン シルアル ポート
3
表示ランプの説明
表示ランプで、プリンタの状態が表示されます。
表示ランプ 説明
プリンタは使用可能です。
緑の点滅
プリンタは一時停止状態です。FEED ボタ
ンを押して、プリンタ動作を再開してくだ
さい。
赤の点滅
プリンタ エラー状態です。エラー状態
よび解決方法については、「トラブルシュ
ーティング」を参照してください。
オレンジ
システムが用紙およびリボン (該当する場
合) の状態を検出中です。
点灯なし
プリンタは電源オフ状態です。電源が正し
く接続されているか確認してください。
表示ランプ
給紙ボタン
4
リボンの取り付け
熱転写物に印刷するときは、リボンを使用します。
9416® プリンタは、プリンタの電源をオンにして熱転写印刷モードに切り替えたときは、
リボンが取り付けられているかどうかを自動的に検出します。
プリンタの電源をオンにするときは、リボン ウィンドウおよびサ
プライ ドアを必ず閉じてください。
1. リボン ウィンドウを押し下げて解除して、ウィンドウを上げます
2. リボン巻き取りコアが巻き取りリール上にあるはずです。図示されているように、
巻き取りコアをフロント ハブに取り付けます。
使用済みのリボンを交換するときは、空のコアを捨てないで、新しいリボンの
巻き取りコアとして使用します。
バック ハブ
フロント ハブ
巻き取りリール
リボン ウィンドウ
巻き取りコア
5
3. 新品のリボンのパッケージを開きます。この時、リボンに皺をつけたり破いたりし
ないように注意します
4. リボンをリボン リールに、それが停まるところまでスライドさせて取り付けます。
5. リボン リールをバック ハブに取り付けます。
6. ロールの底からリボンをはがして注意深く数インチ引き出します。
リボン リール上の
リボン
リボン
リーダー
バック ハブ
巻き取りコア
6
7. プリンタ前面に向かってリリース レバーを押して、サプライ ドアを開放します。
8. サプライ ドアを上げて開きます。プリンタ後方右側にある用紙ドア サポートによ
って、用紙ドアが開いたままになります。
9. リボンの端をプリントヘッドの下に通し、巻き取りコアに巻きます。
10. リボンの先端を巻き取りコアに貼り付けます。
11. リボン リーダーがしっかりと巻き取りコアに巻きつき、リボンの黒い部分が露出す
るまで、巻き取りコアを回します。
12. サプライ ドアをわずかに持ち上げて、サプライ ドア サポートの下をプリンタ全面
に向かって引くことで、サプライ ドアを閉じます。用紙ドアをゆっくりと閉じて、
必ずしっかりとラッチします。
用紙ドアを完全に閉めなかった場合は、印刷品質が悪くなることが
あります。
13. リボン ウィンドウをしっかりと押して、正しくロックさせます。
7
非ピール モードでの給紙
このセクションでは、用紙を非ピール (連続) モードで供給する方法を説明します。感熱
プリンタを使用している場合は (リボンは必要ありません)、必ず感熱用紙を使用してく
ださい。熱転写プリンタを使用している場合は (リボンが必要です)、必ず熱転写用紙を
使用してください。
ブラック マーク/ダイ カット センサーを必ず用紙の種類に合わせて正しく設定してく
さい。詳細は、「ブラック マーク/ダイ カット センサーの調整」を参照してください。
印刷中に用紙がなくなった場合は、再給紙するときにプリンタの電源を
オフにしないでください。データがなくなることがあります。給紙が終
わると、プリンタは印刷を再開します。
1. 新品の用紙ロールからテープを取り外して捨てます。用紙の包装を外して、糊の残
りがあればそれを取り去ります。
2. プリンタ前面に向かってリリース レバーを押して、カバーまたは用紙ドアを開放し
ます。
3. カバーまたは用紙ドアを上げて開きます。
熱転写プリンタの場合は、プリンタ後方右側にある用紙ドア サポートによって、
用紙ドアが開いたままになります。
8
4. 用紙ホルダー ガイドを用紙ホルダーの一方から取り外します (用紙ホルダーは、通
常プリンタの内側に線で取り付けられており、下に示されているように自立しませ
ん。線を切断しないでください)。
5. 用紙ロールを用紙ホルダーに取り付けます。
用紙ロールのコア直径が1インチの場合は、用紙ガイド ホルダ
ーから 1.5 インチの用紙コア アダプタを取り外します。
6. 用紙ホルダー ガイドを用紙ホルダーの端に戻します。1.5 インチ コアの用紙のため
に用紙コア アダプタを使用している場合は、用紙コア アダプタを必ず用紙の端に
押し込みます。
用紙ホルダー ガイド
用紙ホルダー
1.5 インチ用紙コア
アダプタ
9
7. 用紙ホルダーの端を用紙ロール マウントのスロットに挿入します
重要な情報
用紙ホルダーとプリンタに付いているプラスチック ラインは、必ず押し込
んで、用紙ホルダーおよび用紙ホルダー ガイドの邪魔にならないようにし
ます。押し込まない場合は、プラスチック ラインが用紙ホルダーに巻きつ
くか、用紙ホルダー ガイドにはさまることがあります。
8. 用紙ガイドを一番広い位置に調節します。
Dial
用紙ロール マウント
ダイアル
Di l
10
9. 感熱プリンタの場合は、用紙ガイドの下、プラテン ローラーの上に、印刷面を上に
して用紙を送り込みます。
熱転写プリンタの場合は、白いローラーの下、用紙ガイドの下、プラテン ロー
ラーの上に、印刷面を上にして用紙を送り込みます。
10. 用紙を用紙ガイドの下に押します。
11. 用紙ガイドを移動して、裏紙の端にわずかに触れるようにします。
白いローラー
用紙ガイド
プラテン ローラー
Pl t R ll
熱転写プリンタ
用紙ガイド
感熱プリンタ
11
12. カバーまたは用紙ドアを閉じて、しっかりとロックさせます。
熱転写プリンタの場合は、用紙ドアをわずかに持ち上げて、用紙ドア サポート
の下をプリンタ前面に向かって引くことで、用紙ドアを閉じます。用紙ドアを
ゆっくりと閉じて、必ずしっかりとラッチします。
カバーまたは用紙ドアを完全に閉めなかった場合は、印刷品質が悪
くなることがあります。
13. FEED ボタンを押します。表示ランプが緑色になります。
14. 必要に応じて用紙を校正します。詳細は、「用紙の校正」を参照してください。
12
ピール モードでのラベル取り付け
ピール モードでは、印刷中にラベルが裏紙から剥がされます。
1. プリンタ前面に向かってリリース レバーを押して、カバーまたは用紙ドアを開放し
ます。
2. カバーまたは用紙ドアを上げて開きます。
熱転写プリンタの場合は、プリンタ後方右側にある用紙ドア サポートによって、
用紙ドアが開いたままになります。
3. プリンタの前面にあるピール ドアを引いて、ピール ローラーおよびピール バーが
見えるようにします。
4. 用紙ホルダー ガイドを用紙ホルダーの一方から取り外します (用紙ホルダーは、線
でプリンタの内側につながれています。線を切断しないでください)。
5. ラベル ロールを用紙ホルダーに取り付けます。
ピール ローラー
ピール ドア
ピール バー
用紙ホルダー ガイド
13
6. 用紙ホルダー ガイドを用紙ホルダーの端に戻します。1.5 インチ コアの用紙のため
に用紙コア アダプタを使用している場合は、用紙コア アダプタを必ず用紙の端に
押し込みます。
7. 用紙ホルダーの端を用紙ロール マウントのスロットに挿入します
重要な情報
用紙ホルダーとプリンタに付いているプラスチック ラインは、必ず押し込
んで、用紙ホルダーおよび用紙ホルダー ガイドの邪魔にならないようにし
ます。押し込まない場合は、プラスチック ラインが用紙ホルダーに巻きつ
くか、用紙ホルダー ガイドにはさまることがあります。
8. 用紙ガイドを一番広い位置に調節します。
9. 最初の 2 枚のラベルを裏紙から剥がします。
10. 感熱プリンタの場合は、用紙ガイドの下、プラテン ローラーの上に、印刷面を上に
してラベルを送り込みます。
熱転写プリンタの場合は、白いローラーの下、用紙ガイドの下、プラテン ロー
ラーの上に、印刷面を上にしてラベルを送り込みます。
11. ラベルを用紙ガイドの下に押します
12. 用紙ガイドを移動して、裏紙の端にわずかに触れるようにします。
13. 裏紙をピール ローラーの下、ピール ドアの開口部を通して送り込みます
ピール ローラー
ピール ドア
ピール バー
14
14. ピール ドアを押して閉じ、カバーまたは用紙ドアを閉めて、しっかりロックさせま
す。
熱転写プリンタの場合は、用紙ドアをわずかに持ち上げて、用紙ドア サポート
の下をプリンタ前面に向かって引くことで、用紙ドアを閉じます。用紙ドアを
ゆっくりと閉じて、必ずしっかりとラッチします。
カバーまたは用紙ドアを完全に閉めなかった場合は、印刷品質
が悪くなることがあります。
15. FEED ボタンを押します。ラベルが裏紙から剥れます。剥がされたラベルを取り除
き、次のラベルを印刷します。
6 インチを超える用紙を印刷するときは、剥れたラベルの先端
を支えます。
16. 必要に応じて用紙を校正します。詳細は、「用紙の校正」を参照してください。
15
用紙の校正
1. プリンタをオフにします。
2. プリンタの電源がオンになる間、FEED ボタンを押し下げたままにします。
3. 用紙を校正するには、表示ランプがオレンジ色に点滅しはじめてから FEED ボタン
を放します。プリンタが、ブラック マークまたはダイ カット センサーを校正し、
ラベルの長さを測定し、テスト ラベルを印刷します。
リボンを校正するには (熱転写プリンタの場合のみ)、表示ランプが赤色に点滅
しはじめてから FEED ボタンを放します。プリンタがリボン センサーを構成
します。
4. 通常の印刷を再開するには、プリンタの電源をオフにして、2 秒待ってから、再び
電源をオンにします。
16
ダイ カッ
ブラック
マーク
ブラック マーク/ダイ カット センサーの調整
プリンタには、ブラック マーク/ダイ カット センサ
ーがあり、用紙を検知し正しく校正するために使用
されます。ブラック マーク用紙には、裏側にセンス
マーク (ブラック マーク) があります。ダイ カット
用紙には、ブラック マークがありません。
ダイ カット用紙の場合は、センサーを
必ず爪の位置に合わせ、四角いレンズが
プリンタの中の矢印に一致するようにします。
ブラック マーク用紙の場合は、必要に応じて、ブラック マークが用紙に印刷されている
場所に合わせて、センサーを左右に移動します。用紙のブラック マークが、センサーの
中の四角いレンズをカバーするようにします。
ダイ カット用紙用の
センサー セット
17
印刷
印刷する前に、通信ケーブルでホストにプリンタが接続されていることを確認します。
プリンタの通信設定は、ホストの設定に一致させる必要があります。
プリンタのデフォルト通信設定は、 9600 ボー、パリティなし、8 ビット データ フレー
ム、1 ストップ ビット、DTR フロー制御 (9600, N, 8, 1, DTR) です。
1. プリンタをオンにします。
2. フォーマットおよびバッチをダウンロードします。印刷ジョブのダウンロードの詳
細については、『ポケット リファレンス マニュアル』を参照してください。プリ
ンタが、ピール モードまたは非ピール モードでラベルを印刷します。
3. 印刷済みのラベルを取り除きます。
用紙詰まりの解決
印刷中に用紙詰まりが発生したときは、表示ランプが赤色になります。次の方法で、用
紙詰まりを解決します。
1. プリンタをオフにします。プリンタの背面にあるスイッチを押して OFF 位置 (O)
にします。
2. プリンタ前面に向かってリリース レバーを押して、カバーまたは用紙ドアを開放し
ます。
3. カバーまたは用紙ドアを上げて開きます。
熱転写プリンタの場合は、プリンタ後方右側にある用紙ドア サポートによって、
用紙ドアが開いたままになります。
4. 必要な場合は、すでに給紙されている用紙を取り除きます。用紙ホルダーを上げて、
用紙ホルダー ガイドの 1 つを取り外します。
5. 用紙をスライドさせて、ホルダーから外します。
6. 詰まっている用紙を取り除きます。
18
注意
ラベルを取り除くために、尖った物を使用しないでください。プリントヘッ
ドを損傷することがあります。
7. 用紙を再給紙します。
8. カバーまたは用紙ドアを閉じて、しっかりとロックさせます。
熱転写プリンタの場合は、用紙ドアをわずかに持ち上げて、用紙ドア サポート
の下をプリンタ前面に向かって引くことで、用紙ドアを閉じます。用紙ドアを
ゆっくりと閉じて、必ずしっかりとラッチします。
カバーまたは用紙ドアを完全に閉めなかった場合は、印刷品質
が悪くなることがあります。
9. FEED ボタンを押してエラーを消去します。表示ランプが緑色になります。
清掃
印刷品質が劣化したときはいつでも、また 3 ロールの用紙を使用するごとに、プリント
ヘッドを清掃します。
プリントヘッドを清掃する前に、プリンタの電源をオフにする必要があり
ます。印刷ジョブの最中にプリントヘッドを清掃する必要があり場合は、
プリンタの電源をオフにしたときにデータが消えることがあります。
1. プリンタをオフにします。プリンタの背面にあるスイッチを押して OFF 位置 (O)
にします。
2. プリンタ前面に向かってリリース レバーを押して、
カバーまたは用紙ドアを開放します
3. カバーまたは用紙ドアを上げて開きます。
4. イソプロピル アルコールで綿棒を湿らせます。
5. 綿棒でプリントヘッドをこすり、異物を取り除き
ます。
19
6. 新しい綿棒をイソプロピル アルコールで湿らせて、プラテン ローラーを横方向に
こすります。
7. プラテン ローラーを指で回転させ、全周がきれいになったことを確認します。
8. 1 分間放置してプリントヘッドとプラテン ローラーを乾燥させてから、カバーまた
は用紙ドアを閉じて、印刷を再開します。
熱転写プリンタの場合は、用紙ドアをわずかに持ち上げて、用紙ドア サポート
の下をプリンタ前面に向かって引くことで、用紙ドアを閉じます。用紙ドアを
ゆっくりと閉じて、必ずしっかりとラッチします。
カバーまたは用紙ドアを完全に閉めなかった場合は、印刷品質
が悪くなることがあります。
9. 必要な場合は、布を水で少し湿らせ、プリンタの外面を拭いてきれいにします。プ
リンタ内部にたまる紙から出る塵を清掃するには、乾いた柔らかい粗毛ブラシを使
用します。
プラテン ローラー
20
トラブルシューティング
問題 解決方法
プリンタをオンにしたと
きに、表示ランプがオフ
になっています。
電源からプリンタおよび AC コンセントへの電源接続を
確認します。詳細は、「電源の接続」を参照してくださ
い。
ホストからプリンタへのケーブル接続を確認します。
用紙が正しく給紙されていることを確認します。
プリントヘッドを清掃します。
表示ランプが緑色です
が、プリンタが印刷しま
せん。
カバーまたは給紙ドアが完全に閉まっていることを確認
します。
用紙を校正します。詳細は、「用紙の校正」を参照して
ください。
用紙に問題があります。別の用紙を給紙します。
リボンが空でないことを確認します (熱転写プリンタの場
合のみ)。
ブラック マーク/ダイ カット センサーを必ず用紙の種類
に合わせて正しく設定してください。詳細は、「ブラッ
ク マーク/ダイ カット センサーの調整」を参照してくだ
さい。
印刷が停止し、表示ラン
プが赤色に変わります。
または
印刷が用紙と正しく揃っ
ていません。
ラベル詰まりを解決します。
  • Page 1 1
  • Page 2 2
  • Page 3 3
  • Page 4 4
  • Page 5 5
  • Page 6 6
  • Page 7 7
  • Page 8 8
  • Page 9 9
  • Page 10 10
  • Page 11 11
  • Page 12 12
  • Page 13 13
  • Page 14 14
  • Page 15 15
  • Page 16 16
  • Page 17 17
  • Page 18 18
  • Page 19 19
  • Page 20 20
  • Page 21 21
  • Page 22 22
  • Page 23 23
  • Page 24 24

Avery Dennison 9416XL Quick Reference Manual

タイプ
Quick Reference Manual
このマニュアルも適しています