Sigma EF-610 DG SUPER -, EF-610 ユーザーマニュアル

  • SIGMA EF-610 DG SUPER SO-ADI電子フラッシュの使用説明書の内容を理解しました。TTL調光、マニュアル発光、ワイヤレス発光、バウンス撮影などの機能について、ご質問にお答えします。お気軽にご質問ください。
  • 「Er」エラー表示が出た場合はどうすれば良いですか?
    ワイドパネルが外れた場合はどうなりますか?
    連続発光は何回まで可能ですか?
    マニュアル発光時の適正露出はどうやって計算しますか?
    ワイヤレス発光撮影で、他人の信号光の影響を受ける場合、どうすれば良いですか?
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日本語
このたびは、シグマエレクトロニックフラッシュ EF-610 DG SUPER SO-ADI をお買い上げいただ
きありがとうございます。このフラッシュはソニー AF 一眼レフカメラに使用できます。カメラに
より、使用できる機能や操作方法が異なりますので、ご使用カメラに該当する箇所を選んでお読み
ください。本説明書をご精読の上、フラッシュの機能、操作、取り扱い上の注意点を正しく理解し
て、写真撮影をお楽しみください。なお、ご使用のカメラの説明書の、フラッシュの使用方法に関
する項目もあわせてご覧ください。お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られる所に
必ず保管してください。
安全上のご注意
人的損害や物的損害を未然に防止するため、ご使用の前にこの項目の内容を十分ご理解いただく
ようお願いします。
警告
注意
記号は注意、もしくは警告を促す内容を告げています。
記号は行為を禁止する内容を告げています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定
される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が障害を負う可能性が想定される内容
および物的損害の発生が想定される内容を示しています。
フラッシュ内部には、高電圧回路が組み込まれています。感電や火傷のおそれがありますので、
分解、改造等は絶対にしないでください。また、万一落下等で破損した場合には、内部の部品に
手を触れぬよう十分注意して下さい。
フラッシュを人の目に近づけて撮影しないでください。目の近くでフラッシュを発光すると視力
障害を起こす危険性があります。特に、乳幼児を撮影するときは 1m 以上離れてください。
カメラのホットシューにフラッシュを接続して使用するときには、カメラのシンクロターミナル
に手を触れないでください。高電圧がかかり感電することがあります。
可燃性のガスが大気中に存在するおそれのある場所では、使用しないでください。火災の原因と
なります。
このフラッシュをソニー AF 一眼レフカメラ以外のカメラには使用しないでください。誤動作や
カメラの電子回路に悪影響を及ぼす可能性があります。
このフラッシュは防水構造になっていません。雨天や水辺で使用するときは、濡らさないように
注意して下さい。水が内部に入り込みますと故障の原因になります
ホコリの多い場所や、高温、多湿になる場所に放置しないでください。故障や火災の原因となり
ます。
急激な温度変化により
フラッシュ内部に結露が生じることがあります
寒い屋外から暖かい室内
に入るときなどは、ケースやビニール袋に入れ、周囲の温度になじませてから使用してください。
防虫剤はフラッシュに悪影響を与えます。タンスや押入などに保管しないでください。
シンナー、ベンジン等の有機溶剤で拭かないでください。変色、変形等の原因となります。
フラッシュは使用せずに放置すると性能が劣化します。1ヶ月に1度を目安に発光テストを数回
行ってください。
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各部の名称(1 ページ)
外観部
1.発光部 2.AF補助光発光部 3.上下バウンス角度表示 4.左右バウンス角度表示
5.上下バウンスロック解除ボタン 6.左右バウンスロック解除ボタン 7.液晶パネル
8.電池室カバー 9.リリースボタン 10.取付けシュー 11.キャッチライトパネル
12.ワイドパネル
操作部
13.MODE ボタン 14.SEL ボタン 15.
ボタン 16.
ボタン 17.ZOOM ボタン
18.TEST ボタン 19.LIGHTボタン 20.レディライト 21.電源スイッチ
電池について
このフラッシュには電源として、 3 形のアルカリ乾電池もしくはニッケル水素電池、ニッカド
電池を 4 本使用します。レディライトの点灯まで 30 秒以上かかるときは、電池を 4 本とも新しい
ものと交換してください。
電池や電池室カバーの接点は、常にきれいにしてください。
3 形ニッケル水素電池、 3 形ニッカド電池は、電池側の接点の形状が規格で統一されていま
せんので、使用できることを確認してからお買い求めください。
交換するときには 4 本とも同じメーカーの同じ種類のものを使用してください。誤った使い方は、
液漏れ、発熱、破裂等のおそれがあります。
電池の分解、火中水中への投下、ショート等はしないでください。電池の破裂、液漏れにより、
けがや火災の原因となります。
充電ができない電池を充電しないで下さい。電池の破裂、液漏れにより、けがや火災の原因とな
ります。
撮影が済みましたら、電池を取り出して保管してください。電池を入れたまま長期間放置します
と、液漏れが生じてフラッシュ内部を損傷するおそれがあります。
長期間の旅行、寒冷地での撮影、または大量に撮影するときには、予備の電池をご用意ください。
寒冷地では電池の性能が極端に低下します。電池を保温しながら使用してください。
電池の入れ方
電源スイッチが OFF になっているのを確認して、電池室カバーを矢印の方向にスライドしてか
ら、上へ持ち上げて開きます。
単三形電池 4 本を電池室カバー内面の表示に従い、
電池の+-の向きを間違えないように入れます。
電池室カバーを戻して閉じます。
電源スイッチを ON にすると充電が開始され、
光可能な状態まで充電されるとレディライトが
点灯します。
TEST ボタンを押して、発光するか確認します。
オートパワーオフ機構について
このフラッシュにはオートパワーオフ機構がついています。電源スイッチが ON の状態で、約 4
分間フラッシュの操作がないと、電池の消耗を防ぐため自動的に電源が OFF になります。TEST
ボタンを押すか、カメラ本体のシャッターボタンを半押しすると再度電源が ON になります。ただ
し、ワイヤレスのオフカメラフラッシュモード、通常スレーブモード、指定スレーブモードでは、
オートパワーオフ機構は働きません。
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エラー表示について
電池が消耗したり、電気信号に異常が生じた場合、液晶パネルにErの表示が出ることがありま
す。このエラー表示が出た場合には、電源スイッチを一旦 OFF にしてから、再度 ON にしてくだ
さい。それでも表示が消えない場合には電池を点検してください。
発光部のセット
上下バウンスロック解除ボタンを押しながら、発光部を正面方向
にセットします。
電源スイッチを ON にし、液晶パネルに マークが点灯、
しくは点滅表示された場合、発光部は正しく正面方向にセッ
トされていませんのでご注意ください。
カメラへの取り付け方
電源スイッチが OFF になっているのを確認してか
ら、カメラのホットシューにカチッとロックするま
で差し込みます(図①)
カメラへの着脱はフラッシュの下部を持って行い、
取付けシューやカメラのホットシューに無理な力
が加わらないように注意してください。
フラッシュ内蔵のカメラでは、必ず内蔵フラッシ
ュを収納した状態で取り付けてください。
取り外すときは、フラッシュのリリースボタンを押しながら外してください(図②)
照射角のセット
ZOOM
ボタンを押すと
の表示が出て、ボタンを押すごとに照射角が次のように切り換わります。
24mm 28mm 35mm 50mm 70mm 85mm 105mm (自動)
通常は TTL モードにセットしておくと、使用レンズの焦点距離に合った照射角に自動的にセット
されます。
電源を ON にすると、自動的に前回使用した照射角にセットされますので、表示を確認してく
ださい。
レンズの焦点距離よりも望遠側(数値の大きい方)にセットした場合は、画面の四隅が暗くな
ります。
照射角が変わると、ガイドナンバーも変化します。
ワイドパネルについて
このフラッシュは通常状態で 24mm の画角をカバ
ーします。17mm までの広角レンズを使用するとき
には、ワイドパネル+キャッチライトパネルを止ま
るまで引き出します (強く引っ張らないでくださ
) キャッチライトパネルは元の位置に収納して
ください。照射角は自動的に 17mm 画角対応にセ
ットされます。
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事故などによりワイドパネルが外れると、ZOOM ボタンが機能しなくなります。ご購入店、も
しくは弊社営業所に修理をお申しつけください。
液晶パネルの照明
LIGHT ボタンを押すと、 8 秒間液晶パネルが照明されます照明中に再度 LIGHT ボタンを押す
と、その時点から更に 8 秒間照明が継続します。
TTL 撮影
TTL モードでは、被写体が適正露出になるように、フラッシュの発光量をカメラが制御します。
カメラやレンズの組み合わせによって、TTL 調光の方式が異なります。下表を参照して下さい。
(どの組み合わせでも、液晶パネルには TTL と表示されます。
デジ
タル一眼レフカメラ
α-7,70,Sweet,SweetL
α-9 それ以外のカメラ
D レンズ ADI 調光 DI 調光 通常の TTL 調光
D 以外のレンズ DI 調光 DI 調光 通常の TTL 調光
カメラを P モードにセットします。
フラッシュの電源スイッチを ON にすると、TTL 表示が液
晶パネルに出て、充電が始まります。
デジタル一眼レフカメラにご使用の際には、 が点灯してい
ることを確認してください。消灯している場合は、或いは
-ボタンを押して を表示させてください。消灯した状態
で撮影すると、露出が合わない場合があります。
被写体にピントを合わせます。
被写体が撮影可能範囲にあるか、液晶パネルの距離表示で確認します。
充電が完了したのを確認してから、シャッターボタンを押して撮影します。
フラッシュ撮影が正常に行われると、フラッシュの液晶パネルの TTL の表示が 5 秒間点滅しま
す。点滅しないときは、光量が不足していますので被写体に近づき撮影し直してください。
暗い場所ではオートフォーカスの作動を助けるために、AF 補助光が照射されます(有効範囲・
0.7m9m
カメラが M モードにセットされていると、前回使用したモードにセットされますので、ご注意
ください。
充電が完了すると、ファインダー内にフラッシュマークが点灯します。充電が完了していないと、
シャッターはフラッシュ無しの状態で適正露出となるように、スローシャッターとなりますので
ご注意ください。
調光連動距離が表示可能範囲を超えると、液晶パネルの距離表示バーが点滅します。
各撮影モードでのフラッシュ撮影
A モードのとき
絞りを任意にセットすると、最適なシャッター速度が自動的に選ばれます。フラッシュは強制発光
になります。
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S モードのとき
シャッター速度を任意にセットすると、最適となる絞りが選ばれます。
M モードのとき
シャッター速度と絞りを自分で選べます。(フィルム一眼レフカメラにご使用で、ハイスピードシ
ンクロを OFF にしている場合は、同調速度より速いシャッター速度を選べません。
フラッシュは強制発光になります。
カメラの露出計の表示に合わせて適正露出をセットすれば、簡単にデーライトシンクロやスロー
シンクロが行えます。求めた適性露出をもとに、意図的に露出を変化させたいときに便利です。
連続撮影時のご注意
連続発光による加熱での劣化を防止するため、以下の表に示す回数以下で止めて 10 分以上休ませ
てください。
モード 最大連続発光回数
TTL, M(1/1, 1/2)
20
M(1/4, 1/8)
25
M(1/161/32) 40
MULTI
10 サイクル
マニュアル発光撮影
被写体条件によっては、TTL での露出では意図した画面と異なってしまうことがあります。この様
なときに、自分の意図を反映させることのできる方法として、マニュアル発光があります。マニュ
アルの発光量はボタンを押すたびに切り換わり、1/11/64 の範囲で設定できます。
カメラの撮影モードを M にセットします。
MODE ボタンで M を選択します。
SEL ボタンを押して発光量表示を点滅させます。
+或いはボタンを押して発光量を設定します。
SEL ボタンを押して表示を点灯させます。
ピントを合わせ、レンズの距離目盛の示す撮影距離とフラッシュの液晶パネル上に表示されてい
る適正撮影距離がおおむね一致するように、フラッシュの発光量もしくは絞り値を変えます。
充電完了を確認して撮影します。
マニュアル発光での適正露出は、次の計算式で割り出せます。
フラッシュの発光量(ガイドナンバー)/撮影距離(m)=絞り値(F
(このフラッシュは、上記の計算より適正露出となる撮影距離を算出して表示します。ガイドナン
バーは巻末の[表 1]を参照してください。
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ハイスピードシンクロ撮影HSS 発光)
通常のフラッシュ撮影は、シャッター幕が全開になったときにフラッシュを光らせます。このため、
同調速度より高速のシャッターは使用できませんでした。ハイスピードシンクロはフラッシュを連
続発光させて、シャッターの走行開始から終了まで発光を維持することにより、同調速度より高速
のシャッターの使用を可能にしました。
デジタル一眼レフカメラにご使用の場合、TTL 撮影時は常に を表示させてください。
フラッシュのモードを MODE ボタンで選択します。TTL
M のモードで使用できます。
或いはタンを押して液晶パネルに
を表示させます。
被写体にピントを合わせます。
充電完了を確認してから撮影します。
ハイスピードシンクロ撮影では、フラッシュのガイドナンバーがシャッター速度によって変化し、
光の到達距離が短くなりますのでご注意ください。ガイドナンバーは巻末の[表 2を参照して
ください。
解除するには、 の表示を消します。
モデリング発光
モデリング発光機能を使用すると、フラッシュ撮影による被写体の影の出かたや多灯発光によるラ
イティングのバランスを確認することができます。
MODE ボタンでモードを選択します。
或いはボタンを数回押して液晶パネルに を表示させます。
充電完了を確認したら、TEST ボタンを押して発光させます。
マルチ発光撮影
シャッターの開いている間にフラッシュを連続発光して、被写体の動きを1コマの画面に連続分解
写真のように写し込むことができます。背景が暗く、被写体が明るい方がより効果的です。マルチ
発光の発光周波数はボタンを押すたびに切り換わり、1100Hz の範囲で設定できます。また、連
続発光可能回数は 90 回までとなっていますが、発光量と発光周波数によって変わります。最大連
続発光回数は巻末の[表 3]を参照してください。
カメラの撮影モードを
M
にセットし、任意の絞り値を設定します。
MODE ボタンで MULTI を選択します。
SEL ボタンを押して発光周波数表示を点滅させます。
+或いはボタンを押して発光周波数を設定します。
SEL ボタンを押して発光量表示を点滅させます。
+或いはボタンを押して発光量を設定します。
SEL ボタンを押して発光回数表示を点滅させます。
+或いはボタンを押して発光回数を設定します。
SEL ボタンを押して表示を点灯させます。
ピントを合わせ、充電完了を確認して撮影します。
(発光回数)÷(発光周波数) 以上のシャッター速度を設定してください。
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バウンス撮影
室内でフラッシュ撮影すると壁などの背景に強い影が出ることが
あります。フラッシュの発光部を上へ向けて発光し、天井などに
反射させることにより、影の少ない柔らかな写真が撮影できます。
バウンスはロックボタンを解除し回転させることで、
上:0°60°75°90° 下:0° 7°
右:0°60°75°90°
左:0°60°75°90°120°150°180°
に切り換えが出来ます。バウンス撮影時には液晶パネルに
表示されます。
バウンスさせる反射面の色が写真全体にあらわれますので、なるべく白い面を選んでください。
た、バウンスさせる反射面の状況や撮影距離などの撮影条件によって調光できる範囲が変化します
ので、撮影後に液晶パネルの表示で撮影できたかどうか確認してください。
近接撮影
発光部を下に 7°傾けることで、近接撮影において画面下部に十分に光ををまわすことができます。
この機能は、被写体までの距離が約 0.52m 以内で有効です。
下方に 7°バウンスさせている時は
表示が点滅します。
キャッチライトパネル
バウンス撮影時に、人物の目にキャッチラ
イトを入れることができる、キャッチライ
トパネルを内蔵しています。ワイドパネル
+キャッチライトパネルを止まるまで引き
出します (強く引っ張らないでください)
ワイドパネルは元の位置に収納してくだ
さい。
バウンス角度を上方 90°にし、被写体から近い距離での撮影が効果的です。
ワイヤレス撮影
フラッシュをカメラから取り外して置く位置を工夫すると、陰影をつけた立体感のある写真や自然
な陰影をつけた写真にすることができます。このような撮影をしたいときには、カメラとフラッシ
ュをコードで接続しなければならないことが多いのですが、EF-610 DG SUPER SO-ADI では、
メラとフラッシュの信号の伝達をフラッシュの光を利用して行うため、コードがなくても撮影する
ことができます。ワイヤレス発光撮影では、露出はカメラが自動的に適正露出になるように制御し
ます。
ここではカメラに取り付けるフラッシュを「コントローラー」、カメラから離して置くフラッシ
ュを「オフカメラフラッシュ」と表記します。
フラッシュをカメラから離して使用するときは、付属のミニスタンドを取り付けると便利です。
ミニスタンドには三脚用のねじ穴もついています。
画面内にフラッシュが入らないよう注意してください。
被写体よりフラッシュは約 0.5m5m、カメラは約 1m5m の範囲内にセットしてください。
他の人がワイヤレス撮影をしていると、その信号光によりお使いのフラッシュが発光してしまう
ことがあります。このような場合には、他の人とは違うチャンネルを設定します。詳しくはワイ
ヤレスフラッシュ撮影の操作方法をご覧ください。
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A.カメラの内蔵フラッシュを信号にする場合
カメラをワイヤレスフラッシュモードにセットします。
設定方法はカメラにより異なりますので、カメラの使用説明書をご覧ください。
カメラの露出モードをセットします(P,A,S,M のいずれかにセットします)
フラッシュの ボタンを数回押して、オフフラッシュモード表示に切り換えます。
ボタンを押して、オフカメラフラッシュ番号を 1 に設定します。
ボタンを押して、発光モードを TTL に設定します。
ボタンを押してチャンネル表示を点滅させます。
或いは ボタンを押してチャンネル番号C1C4)を
設定します。
ボタンを押して表示を点灯させます。
フラッシュをカメラに取り付け、カメラのシャッターボタ
を半押しします。(カメラ側にチャンネル番号が記憶されます)
フラッシュをカメラから取り外して、決めておいた位置にセットします。
カメラの内蔵フラッシュをポップアップして、フラッシュの充電完了を確認します。
ワイヤレスフラッシュモードでは、AF 補助光が点滅して充電完了を知らせます。
被写体にピントを合わせて撮影します。
カメラの内蔵フラッシュが発光すると同時に発光します。カメラの内蔵フラッシュは、EF-610
DG SUPER SO-ADI の制御のために発光するだけで、主撮影は EF-610 DG SUPER SO-ADI
発光で行われます。露出制御は TTL モードと同様に、被写体が適正露出になるように EF-610 DG
SUPER SO-ADI の発光量をカメラが制御します。
シャッター速度に応じて、通常撮影かワイヤレスハイスピードシンクロ撮影かに自動的に切り換
わります。
発光モードを M に設定した場合、ワイヤレスマニュアル発光になります。チャンネル設定後に
発光量表示が点滅しますので、
或い ボタンを押して発光量をセットし、 ボタ
ンを押して表示を点灯させてください。
B.カメラに取り付けたフラッシュを信号にする場合
ワイヤレス撮影を行うには 2 台以上の EF-610 DG SUPER SO-ADI が必要です。オフカメラフラッ
シュ側に EF-530 DG SUPER SO-ADI を使用することもできますが、機能や使用できるカメラに制
限があります。また、オフカメラフラッシュに使用する機種によって、コントローラーのコントロ
ールモードを変更する必要があります。下表をご参照ください。(コントローラーには必ず EF-610
DG SUPER SO-ADI を使用してください。
オフカメラフラッシュ
に使用できる機種
EF-610 DG SUPER SO-ADI
EF-530 DG SUPER SO-ADI
EF-610 DG SUPER SO-ADI
コントロールモード
+
-
使用できるカメラ
α700, α900 α900
光量比制御の設定
コントローラー、オフカメラフラッ
シュ 1、オフカメラフラッシュ 2
最大 3 グループ制御
それぞれのグループに、発光禁止、
もしくは5段階の光量比設定が可能
コントローラー、オフカメラフラッ
シュの 2 グループ制御
コントローラー:オフカメラフラッ
シュの割合が 1:2 もしくは 2:1 の選
択が可能
発光モード
TTL 撮影, ハイスピードシンクロ撮
影(TTL, M, マニュアル発光
TTL 撮影, ハイスピードシンクロ撮
影(TTL
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B-1.オフカメラフラッシュのみを発光させる場合
カメラとコントローラーの設定
カメラをワイヤレスフラッシュモードにセットします。
設定方法はカメラにより異なりますので、カメラの使用説明書をご覧ください。
カメラの露出モードをセットします(P,A,S,M のいずれかにセットします)
カメラにフラッシュを取り付けます。
自動でワイヤレスのコントローラー設定表示に切り換わりま
す。(自動的に切り換わらない場合は
ボタンを数回押
してコントローラー設定表示に切り換えてください。
ボタンを押してコントロールモード表示を点滅させます。
或いは ボタンを押してコントロールモードを
設定します。
ボタンを押してチャンネル表示を点滅させます。
或いは ボタンを押してチャンネル番号(C1C4)を設定します。
ボタンを押して光量比制御モード表示 [r OFF/On] を点滅させます。
或いは ボタンを押して [ ] に設定します。
ボタンを押して表示を点灯させます。
オフカメラフラッシュの設定
ボタンを数回押してオフカメラフラッシュ設定表示に
切り換えます。
ボタンを押して、オフカメラフラッシュ番号
1
に設定します。
ボタンを押して、発光モードを TTL に設定します
ボタンを押してチャンネル表示を点滅させます。
或いは ボタンを押してコントローラーと同じチャンネル番号を設定します。
ボタンを押して表示を点灯させます。
オフカメラフラッシュを決めておいた位置にセットします。
両方のフラッシュの充電完了を確認します。
コントローラー側ではレディライトが点灯し、オフカメラフラッシュ側では AF 補助光が点滅し
て充電完了を知らせます。
被写体にピントを合わせて撮影します。
B-2.光量比制御撮影をする場合(コントロールモード
カメラとコントローラーの設定
B-1 手順⑨まで、同様の設定を行います。
或いは ボタンを押して光量比制御モード表示を
[
] に設定します。
ボタンを押して発光モード表示を点滅させます。
或いは ボタンを押して発光モードを TTL に設定します。
ボタンを押して、コントローラーの光量比設定表示 [ ] を点滅させます。
或いは ボタンを押して、コントローラーの光量比を設定します。
ボタンを押して、オフカメラフラッシュ 1 の光量比設定表示 [ ] を点滅させます。
或いは ボタンを押して、オフカメラフラッシュ 1 の光量比を設定します。
ボタンを押して、オフカメラフラッシュ 2 の光量比設定表示 [ ] を点滅させます。
或いは ボタンを押して、オフカメラフラッシュ 2 の光量比を設定します。
ボタンを押して表示を点灯させます。
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オフカメラフラッシュの設定
B-1 オフカメラフラッシュの設定 と同様の設定を行います。
オフカメラフラッシュが複数台ある場合、それぞれに割り当てたいオフカメラフラッシュ番号
を設定してください。
光量比の設定は、コントローラー、オフカメラフラッシュ 1オフカメラフラッシュ 2 それぞれ
以下のように設定できます。
(発光禁止)124816
発光量の割合は、それぞれの設定値 / 合計の数値 となります。
[]
設定値 発光量の割合
コントローラー
2 2/7
オフカメラフラッシュ 1
1 1/7
オフカメラフラッシュ 2
4 4/7
B-3.光量比制御撮影をする場合(コントロールモード
カメラとコントローラーの設定
B-1 手順⑥まで、同様の設定を行います。
或いは ボタンを押してコントロールモードを
設定します。
ボタンを押してチャンネル表示を点滅させます。
或いは ボタンを押してチャンネル番号を設定します。
或いは ボタンを押して光量比制御モード表示を [ ] に設定します。
ボタンボタンを押して、光量比表示を点滅させます。
或いは ボタンボタンを押して、コントローラー : オフカメラフラッシュの光量比を設
定します。
もしくは を選択します)
ボタンを押して表示を点灯させます。
オフカメラフラッシュの設定
オフカメラフラッシュが EF-610 DG SUPER SO-ADI の場合は、 B-1 オフカメラフラッシュ
設定 と同様の設定を行います。
オフカメラフラッシュが EF-530 DG SUPER SO-ADI の場合は、EF-530 DG SUPER SO-ADI
の使用説明書の該当項目に従って設定してください。
オフカメラフラッシュが EF-530 DG SUPER SO-ADI の場合は、チャンネル設定が(C1C3
までとなります。
スレーブ発光
通常スレーブ発光
フラッシュをカメラ本体から離して、カメラの内蔵フラッシュや他のフラッシュを使用して、同調
発光させることができます。
通常スレーブ発光は、カメラ側が ADI 調光、もしくは DI 調光が行われる組み合わせにおいては、
プリ発光による誤動作を起こしますので使用できません。
フラッシュをカメラに取り付けます。
カメラの撮影モードをセットします。
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フラッシュの電源を ON にし、カメラのシャッターボタンを
半押しします。
ISO 感度と絞り値がフラッシュに記憶されます。
フラッシュをカメラから外します。
MODE ボタンで
を選択します。
SEL ボタンを数回押して発光量表示を点滅させます。
或いはボタンを押して発光量を設定します。
あらかじめ決めておいたフラッシュの設置場所から被写体までの距離と、フラッシュの距離表示
がおおむね一致するように発光量を設定します。一致しない場合は、絞りの設定を変更してくだ
さい。
フラッシュ単体でも ISO 感度や絞り値の変更ができます。
ISO 感度は MODE ボタンで を選択し、SEL ボタンを押して表示を点滅させてから、+或
いはボタンを押して数値を設定し、再度 SEL ボタンを押して表示を点灯させます。
絞り値はスレーブに設定された状態のときに、SEL ボタンを押して絞り値を点滅させてから、
或いはボタンを押して数値を設定し、再度 SEL ボタンを押して表示を点灯させます。
SEL ボタンを数回押して表示を点灯させます。
フラッシュを決めておいた位置にセットします。画面内にフラッシュが入らないよう注意して
ください。
カメラの内蔵フラッシュ、またはカメラに取り付けてあるフラッシュと、設置してあるフラッ
シュの充電完了を確認して撮影します。
EF-610 DG SUPER SO-ADI は充電完了 AF 補助光が点滅して知らせます。
スレーブ発光を設定した状態では、カメラに取り付けても連動しませんので、スレーブ発光を解
除してから取り付けてください。
指定スレーブ発光
複数の EF-610 DG SUPER SO-ADI を使用すると
設定したチャンネルが一致するフラッシュのみ
を同調発光させることができます。1 台を制御用としてカメラに取り付けて、他を発光用として使
用します。
発光用フラッシュの設定
フラッシュをカメラに取り付けます。
カメラの撮影モードを設定します。SM モードで使用できます。
指定スレーブモードでは発光する前に信号を送受信しますので、シャッター速度を 130 以下
にセットしてください。
フラッシュの電源を
ON
にし、カメラのシャッターボタンを半押しします。
ISO 感度と絞り値がフラッシュに記憶されます。
フラッシュをカメラから外します。
MODE ボタンで
を選択します。
SEL ボタンを押してチャンネル表示を点滅させます。
或いはボタンを押してチャンネル番号を設定します。
C1 か、C2 のいずれかにセットします。
SEL ボタンを押して発光量表示を点滅させます。
或いはボタンを押して発光量を設定します。
あらかじめ決めておいたフラッシュの設置場所から被写体までの距離と、フラッシュの距離表示
がおおむね一致するように発光量を設定します。一致しない場合は、絞りの設定を変更してくだ
さい。
SEL ボタンを数回押して表示を点灯させます。
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フラッシュを決めておいた位置にセットします。画面内にフラッシュが入らないよう注意して
ください。
制御用フラッシュの設定
フラッシュをカメラに取り付ける前に MODE ボタンで を選択します。
SEL ボタンを押してチャンネル表示を点滅させます。
+或いはボタンを押して発光用フラッシュと同じチャンネル
番号を設定します。
SEL ボタンを押して発光量表示を点滅させます。
+ボタンを押して を表示させます。
SEL ボタンを押して表示を点灯させます。
フラッシュをカメラに取り付けます。
全てのフラッシュの充電完了を確認して撮影します。
発光用の EF-610 DG SUPER SO-ADI は充電完了を AF 補助光が点滅して知らせます。
発光量の設定で を選択すると指定スレーブ発光の制御用に設定され、SEL ボタンを押しても
絞り値の設定はできなくなります。
制御用のフラッシュ光は信号の送信用です。主撮影は発光用フラッシュで行われます。
主要諸元
式:クリップオン式直列制御 TTL オートズームフラッシュ
ガイドナンバー:61ISO 100m105mm 位置)
使用電源:単三形アルカリ乾電池 4 本又は、単三形ニッカド電池 4 本、
単三形ニッケル水素電池 4
充電時間:約 7 秒(アルカリ乾電池使用)、約 5 秒(ニッカド電池又は、ニッケル水素電池使用)
発光回数:約 120 回(アルカリ乾電池使用)
160 回(ニッカド電池又は、ニッケル水素電池使用)
閃光時間:約 1700 秒(フル発光時)
照射角度:24105mm の使用レンズに合わせて自動セット
(ワイドパネル使用で 17mm レンズの画角をカバー)
オートパワーオフ/オートパワーオン:内蔵
質量:330g 寸法(幅×高×長)77×139×117mm
品質保証とアフターサービスについて
保証の詳細とアフターサービスに関しては、別紙の≪保証規定≫をご参照ください。
電話でのお問い合わせは・・・ シグマ カスタマーサービス部 フリーコール:
0120-9977-88
(携帯電話・PHS をご利用の方は 044-989-7436 にご連絡ください)
受付時間
:
月~金
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株式会社シグマ 本社
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126
[ 1] [Table1] [Tabelle1] [Tabla1] [Tablla1] [Tabel1] [Tableau1] [Cuadro1] [차트 1] [таблицу1] [Tabela1]
ガイドナンバー/ GN / NG ISO100m
17mm 24mm 28mm 35mm 50mm 70mm 85mm 105mm
1/1 23.0 34.0 35.0 36.0 46.0 52.0 56.0 61.0
1/2 16.3 24.0 24.7 25.5 32.5 36.8 39.6 43.1
1/4 11.5 17.0 17.5 18.0 23.0 26.0 28.0 30.5
1/8 8.1 12.0 12.4 12.7 16.3 18.4 19.8 21.6
1/16 5.8 8.5 8.8 9.0 11.5 13.0 14.0 15.3
1/32 4.1 6.0 6.2 6.4 8.1 9.2 9.9 10.8
1/64 2.9 4.3 4.4 4.5 5.8 6.5 7.0 7.6
[ 2]
[Table
2]
[Tabelle
2]
[Tabla
2]
[Tablla
2]
[Tabel
2]
[Tableau
2]
[Cuadro
2]
[차트 2]
[таблицу
2]
[Tabela 2]
ガイドナンバー/ GN / NG ISO100m
17mm 24mm 28mm 35mm 50mm 70mm 85mm 105mm
1/125 16.3 24.0 24.7 25.5 32.5 36.8 39.6 43.1
1/160 14.4 21.3 21.9 22.5 28.8 32.5 35.0 38.1
1/180 13.6 20.0 20.6 21.2 27.1 30.6 33.0 35.9
1/250 11.5 17.0 17.5 18.0 23.0 26.0 28.0 30.5
1/320 10.2 15.0 15.5 15.9 20.3 23.0 24.7 27.0
1/350 9.1 13.4 13.8 14.2 18.2 20.6 22.1 24.1
1/400 9.7 14.4 14.8 15.2 19.4 22.0 23.7 25.8
1/500 8.1 12.0 12.4 12.7 16.3 18.4 19.8 21.6
1/640 7.2 10.6 10.9 11.3 14.4 16.3 17.5 19.1
1/750 6.6 9.8 10.1 10.4 13.3 15.0 16.2 17.6
1/800 6.4 9.5 9.8 10.1 12.9 14.5 15.7 17.1
1/1000 5.8 8.5 8.8 9.0 11.5 13.0 14.0 15.3
1/1250 5.1 7.6 7.8 8.0 10.3 11.6 12.5 13.6
1/1500 4.7 6.9 7.1 7.3 9.4 10.6 11.4 12.5
1/1600 4.5 6.7 6.9 7.1 9.1 10.3 11.1 12.1
1/2000 4.1 6.0 6.2 6.4 8.1 9.2 9.9 10.8
1/2500 3.6 5.4 5.5 5.7 7.3 8.2 8.9 9.6
1/3000 3.3 4.9 5.1 5.2 6.6 7.5 8.1 8.8
1/3200 3.2 4.8 4.9 5.0 6.4 7.3 7.8 8.5
1/4000 2.9 4.3 4.4 4.5 5.8 6.5 7.0 7.6
1/5000 2.6 3.8 3.9 4.0 5.1 5.8 6.3 6.8
1/6000 2.3 3.5 3.6 3.7 4.7 5.3 5.7 6.2
1/6400 2.3 3.4 3.5 3.6 4.5 5.1 5.5 6.0
1/8000 2.0 3.0 3.1 3.2 4.1 4.6 4.9 5.4
1/64
13 Hz 190
45 Hz 180
67 Hz 170
89 Hz 150
10 Hz 145
1114 Hz 135
1519 Hz 130
2050 Hz 125
60
100 Hz 120
1/32
13 Hz 160
45 Hz 150
6 Hz 130
79 Hz 120
1019 Hz 115
20
100 Hz 112
1/16
1 Hz 130
2 Hz 120
3 Hz 110
4100 Hz 16
1/8
1 Hz
114
2 Hz 17
3 Hz 16
47 Hz 15
89 Hz 14
10
100 Hz 13
1/4
1 Hz 14
2 Hz 13
3100 Hz 12
[ 3]
[Table
3]
[Tabelle
3]
[Tabla
3]
[Tablla
3]
[Tabel
3]
[Tableau
3]
[Cuadro
3]
[차트 3]
[таблицу
3]
[Tabela 3]
マルチ発光/MULTI FLASH MODE
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