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TTL 撮影
TTL モードでは、被写体が適正露出になるように、フラッシュの発光量をカメラが制御します。
① カメラを P モード、もしくは PICT モードにセットします。
② フラッシュの電源スイッチを ON にすると、TTL の表示が液晶パネルに出て充電が始まります。(TTL の
表示が出ない場合は、MODE ボタンを数回押して TTL を表示させてください。)
③ 被写体にピントを合わせます。
④ 充電が完了したのを確認し、シャッターボタンを押して撮影します。
P-TTL 対応カメラとの組み合わせでご使用の場合、TTL 撮影の方式が、
P-TTL 方式で制御されます。フラッシュが TTL に設定されていると液
晶パネルに“P”の文字が表示されます。
フイルム一眼レフカメラにご使用の場合、フラッシュ撮影が正常に行
われると、フラッシュの液晶パネルの TTL の表示が 5 秒間点滅します。
点滅しないときは、光量が不足していますので被写体に近づき撮影し
直してください。デジタル一眼レフカメラにご使用の場合は、点滅に
よる警告表示やカメラのファインダー内表示による調光確認はできま
せん。実際に撮影された画像により確認してください。
充電が完了すると、ファインダー内にフラッシュマークが点灯します。
充電が完了していないと、シャッターはフラッシュ無しの状態で適正露
出となるように、スローシャッターとなりますのでご注意ください。
左右の光量比を変えたり、片側のみを発光させることによって、陰影のついた立体感のある写真を撮影することが
できます。
P-TTL 対応カメラの場合
① P-TTL モードの状態で、SEL ボタンを押して光量比の数値を点滅させます。
② +或いは-ボタンを押して光量比を変化させます。
+ボタンを押すと発光部 1(左)、-ボタンを押すと発光部 2(右)の
光量がアップします。比率は 8:1~1:8 の間で設定できます。
③ SEL ボタンを数回押して表示を点灯させます。
撮影後は光量比の数値を 1:1 に戻すか、モードを変更すると解除され
ます。
片側のみを発光させたい場合
① TTL モードの状態で、SEL ボタンを押して発光部表示を点滅させます。
② +ボタンを押すと発光部 1(左)、-ボタンを押すと発光部 2(右)の
み発光します。(発光する側の発光部表示のみが点滅します。)
③ SEL ボタンを数回押して表示を点灯させます。
撮影後は+或いは-ボタンを押して、発光部表示を両方点灯させてく
ださい。
P-TTL 非対応カメラの場合
光量比の設定はできません。片側発光のみ設定できます。
① TTL モードの状態で、SEL ボタンを押して発光部表示を点滅させます。
② +ボタンを押すと発光部 1(左)、-ボタンを押すと発光部 2(右)の
み発光します。(発光する側の発光部表示のみが点滅します。)
③ SEL ボタンを数回押して表示を点灯させます。
撮影後は+或いは-ボタンを押して、発光部表示を両方点灯させてく
ださい。