Sigma EM-140 ユーザーマニュアル

  • Sigma EM-140 DG マクロフラッシュの使用説明書の内容を読み込みました。このフラッシュは、マクロ撮影に特化した2灯式フラッシュで、TTLやマニュアル発光、ワイヤレス撮影など様々な機能を備えています。操作方法やトラブルシューティングなど、ご不明な点がございましたらお気軽にご質問ください。
  • 電池交換の方法は?
    TTL撮影とは?
    マニュアル発光撮影はどうすれば?
    ワイヤレス撮影は可能ですか?
    エラー表示が出た場合はどうすれば?
2
日本語
このたびは、シグマエレクトロニックフラッシュマクロ EM-140 DG をお買い上げいただきありがとうござ
います。このフラッシュは、高度なテクニックを要するマクロ領域でのフラッシュ撮影をオートで簡単に
行うことができます。
カメラにより、使用できる機能や操作方法が異なりますので、ご使用カメラに該当する箇所を選んでお読
みください。本説明書をご精読の上、フラッシュの機能、操作、取り扱い上の注意点を正しく理解して、
写真撮影をお楽しみください。なお、ご使用のカメラの説明書の、フラッシュの使用方法に関する項目も
あわせてご覧ください。お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られる所に必ず保管してくだ
さい。(このフラッシュはペンタックス AF 一眼レフカメラ専用です。
安全上のご注意
人的損害や物的損害を未然に防止するため、ご使用の前にこの項目の内容を十分ご理解いただくよう
お願いします。
警告
注意
記号は注意、もしくは警告を促す内容を告げています。
記号は行為を禁止する内容を告げています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定され
る内容を示しています
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が障害を負う可能性が想定される内容およ
び物的損害の発生が想定される内容を示しています。
このフラッシュをペンタックス AF 眼レフ以外のカメラには使用しないでください誤動作やカメ
ラの電子回路に悪影響を及ぼす可能性があります。
このフラッシュは防水構造になっていません。雨天や水辺で使用するときは、濡らさないように注
意して下さい。水が内部に入り込みますと故障の原因になります。
ホコリの多い場所や、高温、多湿になる場所に放置しないでください。故障や火災の原因となります。
急激な温度変化により、フラッシュ内部に結露が生じることがあります。寒い屋外から暖かい室内
に入るときなどは、ケースやビニール袋に入れ、周囲の温度になじませてから使用してください。
防虫剤はフラッシュに悪影響を与えます。タンスや押入などに保管しないでください。
シンナー、ベンジン等の有機溶剤で拭かないでください。変色、変形等の原因となります。
フラッシュは使用せずに放置すると性能が劣化します。1ヶ月に1度を目安に発光テストを数回行
って
くださ
フラッシュ内部には、高電圧回路が組み込まれています。感電や火傷のおそれがありますので分解、
改造等は絶対にしないでください。また、万一落下等で破損した場合には、内部の部品に手を触れぬ
よう十分注意して下さい。
フラッシュを人の目に近づけて撮影しないでください。目の近くでフラッシュを発光すると視力障害
を起こす危険性があります。特に、乳幼児を撮影するときは 1m 以上離れてください。
カメラのホットシューにフラッシュを接続して使用するときには、カメラのシンクロターミナルに手
を触れないでください。高電圧がかかり感電することがあります。
可燃性のガスが大気中に存在するおそれのある場所では、使用しないでください。火災の原因となり
ます。
3
各部の名称1 ページ)
発光部
1. 発光部 1(左) 2. 発光部 2(右) 3. 照明ランプ 4. 着脱ボタ 5. マクロフラッシュアダプター
制御部
6. 液晶パネル 7. 電池室カバー 8. シュー締付けリング 9. 取付けシュー 10. MODEボタン
11. SEL ボタン 12. +ボタン 13. -ボタ 14. LAMP ボタン 15. TEST ボタン
16. LIGHT ボタン 17. レディライト 18. 電源スイッチ
使用可能なレンズについて
このフラッシュはマクロレンズMACRO 50mm F2.8 EX DGMACRO 105mm F2.8 EX DG 等)ご使用
を前提として設計されていますが、他のレンズでもご使用になれます。ただし、以下のような制限事項が
ございますのでご注意ください。
オートフォーカスによって、レンズ先端が回転したり前後に動くレンズでは、レンズ、およびカメラのフォ
ーカス機構に負担がかかり、故障の原因となります。必ずマニュアルフォーカスにしてご使用ください。
フィルター径が Ø55mm, および Ø58mm のレンズの場合は、付属のマクロフラッシュアダプターにて取
り付けが可能です。それ以外のフィルター径のレンズにご使用の場合は、別売りのマクロフラッシュア
ダプターが必要となります。Ø52mm, Ø62mm, Ø67mm, Ø72mm, Ø77mm をご用意しています)
ご使用のレンズの焦点距離や、被写体までの距離などの条件によって、画面にケラレを生じることがあ
ります。必ずテスト撮影を行い、ケラレが生じてないか確認してください。
電池について
このフラッシュには電源として、単三形のアルカリ乾電池、もしくはニッカド電池、ニッケル水素電池を 4
本使用します。レディライトの点灯まで 30 秒以上かかるときは、電池を 4 本とも新しいものと交換して
ださい。
電池や電池室カバーの接点は、常にきれいにしてください。
単三形ニッカド電池を使用する場合は、電池側の接点の形状が規格で統一されていませんので、使用で
きることを確認してからお買い求めください
交換するときには 4 本とも同じメーカーの同じ種類のものを使用してください。誤った使い方は、液漏
れ、発熱、破裂等のおそれがあります
電池を分解したり、火中、水中への投下、ショート等は破裂のおそれがありますので、絶対にしないで
ください。また、ニッカド電池以外は充電しないでください。
撮影が済みましたら、電池を取り出して保管してください。電池を入れたまま長期間放置しますと、液
漏れが生じてフラッシュ内部を損傷するおそれがあります。
長期間の旅行、寒冷地での撮影、または大量に撮影するときには、予備の電池をご用意ください。
寒冷地では電池の性能が極端に低下します。電池を保温しながら使用してください。寒冷地での撮影に
はニッカド電池の使用をおすすめします。
電池の入れ方
電源スイッチが OFF になっているのを確認して、電池
室カバーを図のように開きます。
単三形電池 4 本を電池室カバー内面の表示に従い、電
池の+-の向きを間違えないように入れます。
電池室カバーを戻して閉じます。
電源スイッチを ON にすると充電が開始され、発光可
能な状態まで充電されるとレディライトが点灯します。
TEST ボタンを押して、発光するか確認します。
4
オートパワーオフ機構について
このフラッシュにはオートパワーオフ機構がついています。電源スイッチが ON の状態で、約 3 分間フラ
ッシュの操作がないと、電池の消耗を防ぐため自動的に電源が OFF になりますTEST ボタンを押すか、
カメラ本体のシャッターボタンを半押しすると再度電源が ON になります。ただし、ワイヤレスモードと
スレーブモードではオートパワーオフ機構は働きません。
エラー表示について
電池が消耗したり、電気信号に異常が生じた場合、液晶パネルの照射角表示が点滅することがあります。
このエラー表示が出た場合には、電源スイッチを一旦 OFF にしてから、再度 ON にしてください。それで
も表示が消えない場合には電池を点検してください。
制御部の取り付け方
電源スイッチが OFF になっているのを確認してから、カメラのホットシューに止まるまで差し込みます。
シュー締付けリングを回し固定してください。
カメラへの着脱はフラッシュの下部を持って行い、取
付けシューやカメラのホットシューに無理な力が加わ
らないように注意してください。
フラッシュ内蔵のカメラでは、必ず内蔵フラッシュを
収納した状態で取り付けてください
取り外す際には、シュー締め付けリングをLOCK
反対方向に最後まで回してからカメラから外してくだ
さい。
発光部の取り付け方
レンズのフィルター径にあったマクロフラッシュア
ダプターをレンズ先端に取り付けます。
発光部左右の着脱ボタンを押しながらマクロフラッ
シュアダプターにはめ込み、指を離して固定します。
着脱ボタンを押しながら発光部を回転させることで、
位置の調整ができます。
液晶パネルの照明
LIGHT ボタンを押すと、 8 秒間液晶パネルが照明されます照明中に再度 LIGHT ボタンを押すと、その
時点から更に 8 秒間照明が継続します。
照明ランプ
LAMP ボタンを押すと、発光部の照明ランプが 20 秒間点灯します。暗いときにオートフォーカスがうまく
動作しない場合や、マニュアルでのピント合わせが難しい場合、照明ランプを点灯させるとピントあわせ
がしやすくなります。
シャッターボタンを押すと消灯します。
5
TTL 撮影
TTL モードでは、被写体が適正露出になるように、フラッシュの発光量をカメラが制御します。
カメラを P モード、もしくは PICT モードにセットします。
フラッシュの電源スイッチを ON にすると、TTL の表示が液晶パネルに出て充電が始まります。TTL
表示が出ない場合は、MODE ボタンを数回押して TTL を表示させてください。
被写体にピントを合わせます。
充電が完了したのを確認し、シャッターボタンを押して撮影します。
P-TTL 対応カメラとの組み合わせでご使用の場合、TTL 撮影の方式が、
P-TTL 方式で制御されますフラッシュが TTL に設定されていると
晶パネルに“P”の文字が表示されます。
フイルム一眼レフカメラにご使用の場合、フラッシュ撮影が正常に行
われると、フラッシュの液晶パネルの TTL の表示が 5 秒間点滅します。
点滅しないときは、光量が不足していますので被写体に近づき撮影し
直してください。デジタル一眼レフカメラにご使用の場合は、点滅に
よる警告表示やカメラのファインダー内表示による調光確認はできま
せん。実際に撮影された画像により確認してください。
充電が完了すると、ファインダー内にフラッシュマークが点灯します。
充電が完了していないと、シャッターはフラッシュ無しの状態で適正
出となるように、スローシャッターとなりますのでご注意ください。
左右の光量比を変えたり、片側のみを発光させることによって、陰影のついた立体感のある写真を撮影することが
できます
P-TTL 対応カメラの場合
P-TTL モードの状態で、SEL ボタンを押して光量比の数値を点滅させます
或いはボタンを押して光量比を変化させます
ボタンを押すと発光部 1(左)、-ボタンを押すと発光部 2(右
光量がアップします。比率は 8:1~1:8 の間で設定できます。
SEL ボタンを数回押して表示を点灯させます。
撮影後は光量比の数値を 1:1 に戻すか、モードを変更すると解除され
ます。
片側のみを発光させたい場合
TTL モードの状態で、SEL ボタンを押して発光部表示を点滅させます。
ボタンを押すと発光部 1(左)、-ボタンを押すと発光部 2(右
み発光します。(発光する側の発光部表示のみが点滅します。
SEL ボタンを数回押して表示を点灯させます。
撮影後は或いはボタンを押して、発光部表示を両方点灯させて
ださい。
P-TTL 非対応カメラの場
光量比の設定はできません。片側発光のみ設定できます。
TTL モードの状態で、SEL ボタンを押して発光部表示を点滅させます。
ボタンを押すと発光部 1(左)、-ボタンを押すと発光部 2(右
み発光します。(発光する側の発光部表示のみが点滅します。
SEL ボタンを数回押して表示を点灯させます。
撮影後は或いはボタンを押して、発光部表示を両方点灯させて
ださい。
6
各撮影モードでのフラッシュ撮影
シャッター速度を任意にセットしたいとき
カメラを TV モードにセットすると、フラッシュの同調速度の範囲内でシャッター速度を任意に選択でき
す。シャッター速度を任意にセットすると、バックが最適となる絞りが自動選択されます。
絞りを任意にセットしたいとき
カメラを AV モードにセットすると絞りを任意に選択できます。絞りを任意にセットすると、フラッシュ
の同調速度の範囲内で、バックが最適となるシャッター速度が自動選択されます。
M モードのとき
シャッター速度と絞りを自分で選べます。選べるシャッター速度は、カメラの同調速度~bulb の間です。
カメラの露出計の表示に合わせて適正露出をセットすれば、簡単にデーライトシンクロやスローシンクロ
が行えます。求めた適性露出をもとに、意図的に露出を変化させたいときに便利です。
連続撮影時のご注意
連続発光による加熱での劣化を防止するため、以下の表に示す回数以下で止めて
10
分以上休ませてください。
モード 最大連続発光回数
TTL, M(1/1, 1/2)
15
M(1/4, 1/8)
20
M(1/161/32) 40
MULTI
10 サイクル
マニュアル発光撮影
任意の発光量をセットすることが可能です。
マニュアル発光による撮影は、非常に高度な技術を要します。オート
での撮影をお薦めします。マニュアル発光撮影を行う場合は、市販の
フラッシュメーターを使用するか、テスト撮影を行って露出を決定し
てください。
左右の発光部、個々に発光量
1/1~1/64
および発光なしを設定できます。
カメラの撮影モードを M にセットします。
MODE ボタンで M を選択します。
SEL ボタンを押します。(発光部 1(左)の発光量表示が点滅します)
或いはボタンを押して発光部 1(左)発光量を設定します。--
を表示させると、発光部 1(左)は発光しません。
SEL ボタンを押します。(発光部 2(右)の発光量表示が点滅します)
或いはボタンを押して発光部 2(右)発光量を設定します。--
を表示させると、発光部 2(右)は発光しません。
SEL ボタンを押して表示を点灯させます。
発光部 1 2 の発光量を同一にセットした場合は、発光量表示が点灯
します。異なる発光量をセットした場合は、発光量表示がでません。
ガイドナンバーは巻末の[ 1]を参照してください。
マニュアル発光での適正露出は、次の計算式で割り出せます。
フラッシュの発光量(ガイドナンバー)/撮影距離m)= 値( F
ハイスピードシンクロ撮影
FP
発光)
P-TTL 対応カメラのみ)
通常のフラッシュ撮影は、シャッター幕が全開になったときにフラッシュを光らせます。このため、同調
速度より高速のシャッターは使用できませんでした。ハイスピードシンクロはフラッシュを連続発光させ
て、シャッターの走行開始から終了まで発光を維持することにより、同調速度より高速のシャッターの使
用を可能にしました。
7
カメラの撮影モードをセットします。(使用できる露出モードはカメ
ラによって異なります。ご使用のカメラの説明書をご確認ください)
フラッシュのモードを MODE タンで選択します。P-TTL、ワイヤ
レス撮影で使用できます。
+或いはボタンを押して液晶パネル
を表示させます。
被写体にピントを合わせます。
充電完了を確認してから撮影します。
シャッター速度が同調速度以下になった場合は、通常の発光に切り換わります。
ハイスピードシンクロ撮影では、フラッシュのガイドナンバーがシャッター速度によって変化し、光
到達距離が短くなりますのでご注意ください。ガイドナンバーは巻末の[表 2]を参照してください。
解除するには
の表示を消します。
後幕シンクロ撮影
スローシンクロで、動いている被写体を撮影すると、通常は被写体の軌跡が動く被写体の前方に写し込ま
れます。これは、シャッター幕が全開したときにフラッシュが発光するため、フラッシュ発光後~シャッ
ター幕が閉じるまでの軌跡が写し込まれるためです(先幕シンクロ)。後幕シンクロモードを使用すると、
シャッター幕が全開した後、閉じるときにフラッシュが発光するため、シャッター幕全開~フラッシュ発
光までの軌跡が、動く被写体の後方に写し込まれ、自然な動きが表現できます。
カメラの撮影モードをセットします。
フラッシュのモードを
TTL
にします
TTL
モード以外は使用できません
+或いはボタンを押して液晶パネル を表示させます。
ピントを合わせ、充電完了を確認して撮影します。
が消灯している時は、先幕シンクロに設定されています。
解除するには、
の表示を消します。
モデリング発光
モデリング発光機能を使用すると、フラッシュ撮影による被写体の影の出かたや多灯発光によるライティ
ングのバランスを確認することができます。
MODE ボタンでモードを選択します。
或いはボタンを数回押して液晶パネルに を表示させます。
充電完了を確認したら、TEST ボタンを押して発光させます。
調光補正 P-TTL 対応カメラのみ)
意図的にオーバーやアンダーに露出をずらして撮影したいときに使用します。フラッシュの発光量のみを
補正できます。補正ステップと範囲は12 段ステップで-3 段~1 段です。
フラッシュのモードをセットしますP-TTLハイスピードシンクロ
撮影、ワイヤレス撮影で使用できます。各項目を参照し、モードのセ
ットをしてください。
SEL ボタンを押して
を点滅させます。
或いはボタンを押して補正量の設定をします。
SEL ボタンを押して表示を点灯させます。
被写体にピントを合わせます。
充電完了を確認してから、シャッターボタンを押して撮影します。
解除するには、上記②からの手順で、補正量を 0.0 に戻してください
ワイヤレス撮影では、マスター側、スレーブ側のそれぞれに設定がで
きます。
複数台のフラッシュを同時に補正する場合は、カメラの露出補正をご
利用ください。
8
マルチ発光撮影
シャッターの開いている間にフラッシュを連続発光して、被写体の動きを1コマの画面に連続分解写真の
ように写し込むことができます。背景が暗く、被写体が明るい方がより効果的です。
マルチ発光の発光周波数はボタンを押すたびに切り換わり、1100Hz の範囲で設定できますまた、連続
発光可能回数は 90 回までとなっていますが、発光量と発光周波数によって変わります。最大連続発光回数
は巻末の[表 3]を参照してください。
カメラの撮影モードを M にセットし、任意の絞り値を設定します。
MODE ボタンで MULTI を選択します。
SEL ボタンを押して発光周波数表示を点滅させます。
+或いはボタンを押して発光周波数を設定します。
SEL ボタンを押して発光量表示を点滅させます。
+或いはボタンを押して発光量を設定します。
SEL ボタンを押して発光回数表示を点滅させます。
+或いはボタンを押して発光回数を設定します。
SEL ボタンを押して表示を点灯させます
ピントを合わせ、充電完了を確認して撮影します。
(発光回数)÷(発光周波数) 以上のシャッター速度を設定してください。
ワイヤレス撮影 P-TTL 対応カメラのみ)
このフラッシュを制御用フラッシュとし、カメラから離して置いた EF-530 (EF-500) DG SUPER PA-STTL
をワイヤレスで発光させることができます。
画面内にフラッシュが入らないよう注意してください。
被写体よりフラッシュは約 0.5m5m、カメラは約 1m5m 範囲内にセットしてください。
他の人がワイヤレス撮影をしていると、その信号光によりお使いのフラッシュが発光してしまうことが
あります。このような場合には、他の人とは違うチャンネルを設定します。詳しくはワイヤレスフラッ
シュ撮影の操作方法をご覧ください。
ここではカメラに取り付けるフラッシュを「コントローラー」カメラから離して置くフラッシュを「オ
フカメラフラッシュ」と表記します
オフカメラフラッシュのみを発光させる場合
コントローラーの設定をします
カメラにフラッシュを取り付けます。
MODE ボタンで
/
を選択します。
SEL ボタンを押してチャンネル表示を点滅させます。
+或いはボタンを押してチャンネル番号を設定します。
SEL ボタンを数回押して表示を点灯させます。
オフカメラフラッシュの設定をします
MODE ボタンで
を選択します。
SEL ボタンを押してチャンネル表示を点滅させます
或いはボタンを押してコントローラーと同じチャンネル番
号を設定します。
SEL ボタンを数回押して表示を点灯させます。
オフカメラフラッシュを決めておいた位置にセットします。
両方のフラッシュの充電完了を確認します。
コントローラー側ではレディライトが点灯し、オフカメラフラッシュ側では AF 補助光が点滅して充電
完了を知らせます。
被写体にピントを合わせて撮影します。
9
必要に応じてハイスピードシンクロ撮影が可能です。上記設定後、コントローラー側のフラッシュをハ
イスピードシンクロに設定してください。詳しくはハイスピードシンクロ撮影の項目をご覧ください。
コントローラーとオフフラッシュの両方を発光させる場合
コントローラーの設定をします
カメラにフラッシュを取り付けます。
MODE ボタンで
を選択します。
SEL ボタンを押してチャンネル表示を点滅させます。
+或いはボタンを押してチャンネル番号を設定します。
SEL ボタンを押して表示を点灯させます
オフカメラフラッシュの設定をします
MODE ボタンで
を選択します。
SEL ボタンを押してチャンネル表示を点滅させます。
+或いはボタンを押してコントローラーと同じチャンネル番号
を設定します。
SEL ボタンを数回押して表示を点灯させます。
オフカメラフラッシュを決めておいた位置にセットします。
両方のフラッシュの充電完了を確認します。
コントローラー側ではレディライトが点灯し、オフカメラフラッシュ側で AF 補助光が点滅して充電完
了を知らせます。
被写体にピントを合わせて撮影します。
必要に応じて、ハイスピードシンクロ撮影が可能です。上記設定後、コントローラー側のフラッシュを
ハイスピードシンクロに設定してください。詳しくはハイスピードシンクロ撮影の項目をご覧ください
必要に応じて、コントローラー側の最大発光量を制限することがで
きます。(1/2, 1/4, 1/8 から選択できます)
SEL ボタンを押して発光量表示を点滅させます。
或いはボタンを押して発光量を設定します。
SEL ボタンを押して表示を点灯させます。
主要諸元
ガイドナンバー:14ISO 100m2 灯フル発光時)
使用電源:単三形アルカリ乾電池 4 本又は、単三形ニッカド電池 4 本、単三形ニッケル水素電池 4
充電時間 4
(アルカリ乾電池使用)、約 3 (ニッカド電池又は、ニッケル水素電池使用)(常温 25℃時)
照射角度:垂直・水平 80 オートパワーオフ/オートパワーオン:内蔵
量:430g(電池別)
法:(幅×高×長)制御部 76.7mm×136.2mm×82.4mm
発光部 126.6mm×128.8mm×30.5mm
品質保証とアフターサービスについて
保証の詳細とアフターサービスに関しては、別紙の≪保証規定≫をご参照ください。
大阪営業所 541-0059 大阪市中央区博労町 1-7-2 堺筋トラストビル 8F 06(6271)1548
工場・東北営業所 969-3395 福島県耶麻郡磐梯町大字大谷字日知坂 6594 0242(73)2771()
福岡営業所 812-0013 福岡市博多区博多駅東 1-11-15 博多駅東口ビル 6F 092(475)5635
札幌営業所 007-0865 札幌市東区伏古 5 4 丁目 1 9 伏古ビル 2F 011(786)3710
インターネットホームページアドレス http://www.sigma-photo.co.jp
82
[表 1] [Table1] [Tabelle1] [Tabla1] [Tablla1] [Tabel1] [T
ableau1] [Cuadro1] [.1] [Таблице1] [Tabela1]
ガイドナンバー/ GN / NG ISO100m
2 / 2 tubes 1 / 1 tube
1/1 14.0 14.0
1/2 10.0 10.0
1/4 7.0 7.0
1/8 5.0 5.0
1/16 3.5 3.5
1/32 2.5 2.5
1/64 1.8 1.8
[表
2
] [
Table2
] [
Tabelle2
] [
Tabla2
] [
Tablla2
] [
Tabel 2
] [
Tableau2
] [
Cuadro2
]
[
.2
]
[
Таблице2
] [
Tabela2
]
ガイドナンバー/ GN / NG ISO100m
2 / 2 tubes 1 / 1 tube
1/125 10 10
1/160 8.9 8.9
1/180 7.9 7.9
1/250 7.0 7.0
1/320 6.3 6.3
1/350 5.9 5.9
1/400 5.6 5.6
1/500 5.0 5.0
1/640 4.5 4.5
1/750 4.2 4.2
1/800 4.0 4.0
1/1000 3.5 3.5
1/1250 3.1 3.1
1/1500 3.0 3.0
1/1600 2.8 2.8
1/2000 2.5 2.5
1/2500 2.2 2.2
1/3000 2.1 2.1
1/3200 2.0 2.0
1/4000 1.8 1.8
1/64
13 Hz 190
45 Hz 180
67 Hz 170
89 Hz 160
10 Hz
150
1114 Hz 140
1519 Hz 135
2050 Hz 130
60100 Hz 120
1/32
13 Hz 160
45 Hz 150
67 Hz 140
89 Hz 130
1014 Hz 120
1519 Hz 118
2050 Hz 114
60199 Hz 112
1/16
13 Hz 130
47 Hz 120
89 Hz 110
1050 Hz 18
60100 Hz 17
1/8
12 Hz 114
3 Hz 112
4 Hz 110
5 Hz
18
6 Hz
16
7 Hz
15
89 Hz 14
10199 Hz 13
1/4
1 Hz 17
2 Hz
16
3 Hz
15
4 Hz
13
5100 Hz 12
[表
3
] [
Table3
] [
Tabelle3
] [
Tabla 3
] [
Tablla3
] [
Tab el3
] [
Tableau1
] [
Cuadro3
]
[
.3
]
[
Таблице3
]
[
Tabela3
]
マルチ発光/MULTI FLASH MODE
/