Dell PowerVault DP500 ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
Dell™ PowerVault™
NF100/NF500/NF600 システム
重要情報
メモおよび注意
メモ:コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明し
ています。
注意:ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その
危険を回避するための方法を説明しています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
©2007 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられて
います。
本書に使用されている商標:DellDELL ロゴ、PowerVaultPowerEdge および
OpenManage Dell Inc. の商標です。IntelPentiumXeon および Speedstep
Intel Corporation の登録商標です。MicrosoftWindows および Windows Server
Microsoft Corporation の登録商標です。UNIX は米国その他の国における The Open
Group の登録商標です。
本書では、必要に応じて上記以外の商標や会社名が使用されている場合がありますが、
それらの商標や会社名は、一切 Dell Inc. に帰属するものではありません。
2007 11 Rev. A01
目次 3
目次
サポートされている構成 . . . . . . . . . . . . . . . . 5
ハードウェアおよびソフトウェアの最小要件
. . . 6
BIOS および BMC ファームウェア
. . . . . . . . 6
ハードウェアおよびソフトウェア RAID
. . . . 7
Internet Small Computer System
InterfaceiSCSISoftware Target の機能
. . . . 8
システムファームウェアとドライバ
. . . . . . 8
システムのハードウェア
. . . . . . . . . . . . 10
Intel EM64T のサポートされている機能
. . . . . . . 10
既知の問題
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
トラブルシューティング
. . . . . . . . . . . . . . . 23
一般的なトラブルシューティングの問題
. . 23
トラブルシューティングマトリクス
. . . . . 26
ハードウェア RAID
のトラブルシューティング
. . . . . . . . . . . 31
その他のマニュアル
. . . . . . . . . . . . . . . . . 33
索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
4 目次
重要情報 5
本書では、お使いの
Dell™ PowerVault™
ストレージサーバーにインス
トールされている
Microsoft
®
Windows
®
Storage Server 2003 R2 x64
Editions With SP2
の重要な情報について説明します。
本書では、以下の項目について説明します。
サポートされている構成
ハードウェアおよびソフトウェアの最小要件
Intel
®
Extended Memory 64 Technology
EM64T
)のサポートされ
ている機能
既知の問題
トラブルシューティング
その他のマニュアル
サポートされている構成
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Express/Workgroup/Standard/Enterprise
Edition With SP2
でサポートされている構成のマトリクスを
1-1
に示し
ます。
=
対応、
=
非対応
1-1 サポートマトリクス
サポート
Express Workgroup Standard Enterprise
ドライブ
1-2
内蔵のみ
1-4
内蔵のみ
限定なし 限定なし
RAID
ソフトウェア
RAID
ソフトウェアま
たはハードウェ
RAID
ハードウェア
RAID
ハードウェア
RAID
プロセッサ シングル シングル
1-4 1-8
外付けストレージ
クラスタ
PowerVault 100
PowerVault 500
PowerVault 600
6 重要情報
サポートされる構成およびソフトウェアの機能制限に関する具体的な情報
については、
Dell End User License Agreement for Microsoft
®
Software
Microsoft
ソフトウェアに関する
Dell
エンドユーザーライセンス契約)
参照してください。
注意:ウイルスがネットワークに侵入するのを防止するため、別のシス
テムを使用して Microsoft のサポートサイト
support.microsoft.com
から
パッチ、修正プログラム、およびサービスパックをダウンロードすること
をお勧めします。アップデートをシステムにインストールする前に、シス
テムがネットワークに接続されていることを確認してください。
ハードウェアおよびソフトウェアの最小要件
本項では、
PowerVault
ストレージサーバー上で
Windows Storage
Server 2003 R2 x64 Editions With SP2
をサポートするためのハード
ウェアとソフトウェアの最小要件を説明します。
最新バージョンの
Dell Systems Service and Diagnostics Tools
メディアま
たはデルサポートサイト
support.dell.com/support/downloads
にある最新の
BIOS
、ファームウェア、およびドライバを使用することを強くお勧めし
ます。
BIOS および BMC ファームウェア
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Editions With SP2
をサポートする
PowerVault
システム、および、サポートされている
BIOS
またはベース
ボード管理コントローラ(
BMC
)の最も低いバージョンのリストを
1-2
に示します。
1-2 サポートされている最も低いバージョン BIOS/BMC
システム BIOS/BMC バージョン
PowerVault 100 A00
PowerVault 500 A00
PowerVault 600 A00
重要情報 7
Execute Disable
XD
)および
Enhanced Intel SpeedStep
®
Technology
EIST
)をサポートする
BIOS
リビジョンの最小要件を
1-3
に示し
ます。
ハードウェアおよびソフトウェア RAID
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Editions With SP2
でサポートさ
れる
PowerVault
RAID
構成を
1-4
に示します。
=
対応、
=
非対応
メモ:各プラットフォームでサポートされている OS エディションのリス
トは、表 1-1 を参照してください。
1-3 Dell PowerVault システム上で XD および EIST をサポートするために最低
必要な BIOS のリビジョン
システム XD のサポートに最低必
要な BIOS のリビジョン
EIST のサポートに最低必
要な BIOS のリビジョン
PowerVault 100 A00 A00
PowerVault 500 A00 A00
PowerVault 600 A00 A00
1-4 Windows Storage Server 2003 R2 x64 With SP2 でサポートされる PowerVault
RAID 構成
システム 内蔵ハードウェア
RAID
内蔵ソフトウェア
RAID
外付け RAID
PowerVault 100
PowerVault 500
PowerVault 600
8 重要情報
Internet Small Computer System InterfaceiSCSISoftware Target
機能
PowerVault NF500/NF600
スタンドアロンストレージシステムを
iSCSI
ターゲットとして設定することができます。
PowerVault NF100
ストレー
ジシステムは、
iSCSI
ソフトウェアターゲット機能をサポートしていま
せん。
iSCSI
ソフトウェアターゲット機能は、
PowerVault NF500/NF600
クラスタシステム上で有効とされていません。
iSCSI
ソフトウェアターゲットとしての
PowerVault NF500/NF600
スト
レージシステムの設置と設定については、デルサポートサイト
support.dell.com
Dell PowerVault NF500/NF600
システムの『
iSCSI
用のエンドツーエンドの導入ガイド』を参照してください。
システムファームウェアとドライバ
サポートされている
RAID
コントローラ用のシステムファームウェアおよ
びドライバ(ネイティブおよび非ネイティブ)のサポートされている最も
低いバージョンを
1-5
に示します。ネイティブドライバのみが
OS
含まれています。非ネイティブドライバはデルサポートサイト
support.dell.com
からダウンロードしてください。
重要情報 9
メモ: お使いの OS 用の最新バージョンのファームウェアとドライバについて
は、デルサポートサイト support.dell.com を参照してください。
メモ:ドライバとファームウェアは、Dell Systems Service and Diagnostics
Tools メディア、Dell System Support メディア、およびデルサポートサイ
support.dell.com
にあります。これらは OS 用に設定済みの工場出荷時
のデフォルトパーティションサイズであり、いかなる RAID の容量とも無
関係です。
非ネイティブドライバとユーティリティは、デルサポートサイト
support.dell.com /support/downloads
からダウンロードできます。
または、
PowerVault
システムに付属の
Dell Systems Service and
Diagnostics Tools
メディアに収録されています。
1-5 最低必要なバージョン システムファームウェアおよび RAID コントロー
ラドライバ
製品および対応プ
ラットフォーム
最低必要なファーム
ウェアバージョン
最低必要なドラ
イババージョン
OS にドライ
バが含まれて
いるかどうか
CERC
Cost Effective
RAID Controller
SATA 6CH
A00
6.0.1-0078
A05
2.14.0.64
)×
Dell™ PowerEdge™
Expandable RAID
Controller
PERC
5/i
A07
5.2.1-0067
A05
2.14.0.64
)×
PERC 5/E
A06
5.2.1.0066
A05
2.14.0.64
)×
SAS
(シリアル接続
SCSI
5/iR
A03
00.10.51.00.06.
12.05.00
A05
1.24.04.40
)×
10 重要情報
システムのハードウェア
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Editions With SP2
用のハードウェ
ア構成について
Microsoft
が公表している最小要件と推奨される要件の
ストを
1-6
に示します。
メモ:デルから出荷されている 1-1 PowerVault システムは、8 GB
パーティションを持つソフトウェア RAID 構成と 12 GB OS パーティショ
ンを持つハードウェア RAID 構成をデフォルトでサポートします。
Intel EM64T のサポートされている機能
Intel EM64T
をベースとする
PowerVault
システムは、
Windows Storage
Server 2003 R2 x64 Edition
の次の機能をサポートしています。
データ実行防止(
DEP
。この機能は、
XD
対応プロセッサを必要と
します。
プロセッサの電源消費とパフォーマンスのバランスの取れたシス
テム。この機能は、サポートされている
Intel
プロセッサで
EIST
利用します。この
OS
機能のサポートは、プロセッサのモデル、周
波数、およびステッピングによって異なります。
DEP
およびプロセッサの電源消費とパフォーマンスのバランスの取れた
サーバーは、ハードウェアのサポートを必要とする
Windows Storage
Server 2003 R2 x64 Edition
で利用できる新しい機能です。
1-6 Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition 用のハードウェア構成について
Microsoft が公表している最小要件と推奨される要件 Windows Storage Server 2003
R2 x64 Editions With SP2 用の構成
サポートされているハードウェア構成 最小 推奨
Intel EM64T
ベースの
Xeon
®
2.80 GHz 3.60 GHz
Intel EM64T
ベースの
Pentium
®
3.20 GHz 3.60 GHz
メモリ
512 MB 512 MB
ディスクスペース
4 GB 4 GB
重要情報 11
既知の問題
本項では、
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Editions With SP2
にお
けるオプションコンポーネントに関する既知の問題について説明します。
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Editions With SP2
のコンポーネン
トとは関係のない
Windows Server
®
2003
のその他の問題については、
www.dell.com/ostechsheets
Windows Server 2003 R2 x64 Editions
の『重要
情報』を参照してください。
Network File System
NFS
Microsoft
管理コンソール(
MMC
)が起動
しなかったり、起動に時間がかかったりする。
リモート管理サービスの初期化が完了する前に
NFS MMC
が時々開
き、そのために
NFS MMC
がタイムアウトしてしまいます。
Windows Storage Server 2003 R2 x64 MMC
を再起動することでこの
問題を回避できます。
システムボリュームにアクティブファイルスクリーンまたはハード
クォータを作成できない。
FSRM
ファイルスクリーニングオプションおよびクォータ管理オプ
ションでは、管理者はシステムボリュームにアクティブファイルス
クリーンまたはハードクォータを作成できません。
管理者がシステムボリュームにファイルスクリーンを作成する際に、
またはハードクォータを設定する際に、ファイルスクリーン
アク
ティブ
を選択するか、クォータ管理
ハードクォータ
を選択して
も、作成後に、ファイルスクリーニングの種類は
ファイルスクリー
パッシブ
として表示され、クォータの種類
ソフトクォータ
として表示されます。ファイルスクリーンの編集
オプションまたは
クォータ
オプションでは、ファイルスクリーニングの種類を
アク
ティブ
に変更することも
クォータ
の種類を
ハードクォータ
に変更
することもできません。この問題は、システムボリュームにファイ
ルスクリーンまたはクォータの種類を作成する際にのみ発生します。
Microsoft
は、同社のサポートサイト
support.microsoft.com
に記載さ
れている技術情報の記事
915450
でこの問題を扱っています。
12 重要情報
マウントされているボリュームからフォルダを削除できない。
Windows Storage Management Console
Windows
記憶域管理コ
ンソール)
ファイルサーバーの管理
から、ディスクとボリューム
の管理
を展開します。ディスクの管理
を使用して新しいプライマリ
パーティションを作成し、既存のボリューム内に空の
NTFS
フォル
ダとしてマウントします。
ボリュームをフォルダとしてマウントした後で、ファイルとフォル
ダをそこにコピーします。次に、いずれかのフォルダを削除しよう
とすると、次のエラーメッセージが表示されます。
Cannot Delete folder: Access is denied. Make sure
the disk is not full or write-protected and that
the file is not currently in use.(フォルダを削除でき
ません。アクセスが拒否されました。ディスクの空き容量が十分
で、書き込み保護が設定されておらず、ファイルが現在使用中で
ないことを確認してください。
詳細については、
Microsoft
のサポートサイト
support.microsoft.com
に記載されている技術情報の記事
243514
を参照してください。
Microsoft.NET Framework 2.0
x64
)上で、アプリケーションログ内に
MsiInstaller
エラーが発生した。
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2
のインストー
ルが完了した後で、アプリケーションログに次の
MsiInstaller
エラー
と警告が表示される場合があります。
Product: Microsoft .NET Framework 2.0 (x64)--There
is a problem with this windows installer package.
Please refer to the setup log for more
information.(製品:Microsoft .NET Framework 2.0x64)―
この Windows インストーラパッケージには問題があります。詳細
については、セットアップログを参照してください。
このエラーのイベント
ID
は、
10005 Source: MsiInstaller
です。
重要情報 13
前のエラーメッセージとともに、次の警告も表示されます。
Source:WinMgmt
Event ID: 37
WMI ADAP was unable to load the
c:\windows\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727\asp
net_perf.dll performance library due to an unknown
problem within the library. 0X0(ライブラリ 0X0 内の不
明な問題が原因で、WMI ADAP
c:\windows\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727\asp
net_perf.dll パフォーマンスライブラリをロードできませんで
した。
Microsoft
は、修正プログラム
909613
と、同社のサポートサイト
support.microsoft.com
に記載されている同社の技術情報の記事でこの
問題に対処しています。
セッションを閉じて再度開くと、開いているファイルの数に関する
情報が正しく表示されない。
セッションを閉じて再開すると、
Share Folder Management
(共有フォ
ルダの管理)
共有フォルダ
セッション
で、
number of Open
Files
(開いているファイルの数)のセクションが正しく表示されま
せん。同じセッションを閉じて再度開くと、開いているファイルの数
は依然として
0
と表示されます。
NAS
システムと共有フォルダ
/
ファイルの間にセッションが確立されたことが示されていますが、
開いているファイルの数が更新されて
1
になりません。
セッションが正常に更新されていなくても、
OS
は完全に機能してい
ます。
14 重要情報
ブロックされたファイルの名前をユーザーが変更し、コピーすると、
FSRM
のファイルスクリーニング管理機能によってそのファイルがブ
ロックされない。
ブロックされたファイルの名前をユーザーが変更し、指定された
フォルダまたはボリュームにコピーすると、ファイルスクリーニン
グはそのファイルをブロックしません。
ブロックされたファイルをユーザーがコピーする際に、ファイルス
クリーニングはファイルスクリーニング中にファイル名のみを
チェックします。ブロックされたファイルの名前をユーザーが変更
し、それをコピーしようとしても、ファイルスクリーニングはその
ファイルをブロックせず、ユーザーは指定されたフォルダまたはボ
リュームにそのファイルをコピーすることができます。
この問題は、アクティブとパッシブの両方のスクリーニングタイプ
で発生します。
Microsoft
によると、これは設計どおりの正常な動作です。
Microsoft
では、この問題を解決または回避する修正プログラムなどをリリー
スする予定は立てていません。
複数のクライアントが同一の共有ファイルを同時に開いて編集で
きる。
異なるクライアントシステムからアクセスしている場合には、複数
のクライアントが同一の共有ファイルを同時に開いて編できます。
NAS
システム上でフォルダを作成し、テストファイルをコピー
し、そのフォルダを、そのフォルダに対する
フルコントロール
また
読み取りと変更
許可つ複数のユーザーで共有し、次にその
ストファイルを開いた場合は、フルコントロール
または
読み取
りと変更
許可つユーザー
ID
を使用して、
1
のクライアント
システムからログインし、そのテストファイルにアクセスできま
す。そのクライアントシステムからそのファイルを変更し、存す
ることが能です。ユーザーがクライアントシステムから、すでに
開いているテストファイルを開いた場合には、この問題は発生し
ません。そのクライアントユーザーは、のクライアントシステム
のユーザーがそのファイルを開いている場合でも、そのファイ
ルを削除することができます。この問題は、
.txt
および
.bmp
形式
ファイルで発生します。
Word
Excel
および
PowerPoint
などの
Microsoft Office
ファイルでは、どのファイルでも正常に動作します。
重要情報 15
Microsoft
によると、これは設計どおりの正常な動作であり、
Windows 2003
のコードベースと一しています。
Microsoft
では、
この問題を解決または回避する修正プログラムなどをリリースする
予定は立てていません。
Workgroup Edition NAS
Express Edition NAS MMC
コンソールに接続
した場合に、一貫性がない。
Windows Storage Server R2 x64 Workgroup Edition NAS
システムの
MMC
がリモートの
Express Edition NAS MMC
コンソールに接続
れている場合は、
MMC
は展開して、
Express Edition NAS
コンソー
ルに属さない情報を表示します。
MMC
DFS
分散ファイルシス
テム)メニュー、およびサービスとアプリケーションメニューを表
示しますが、後者は
Express Edition
インストールに含まれていませ
ん。
Microsoft
によると、この機能は設計どおりの動作であり、
Windows
2003
のコードベースと一しています。
Microsoft
では、この問題を
解決または回避する修正プログラムなどをリリースする予定は立て
ていません。
QLogic
SANSurfer
および
NFS Service
の旧バージョンには、相互運用
性の面で問題がある。
QLogic SANSurfer
独自
PortMapper
サービスをインストールし、
ポート
111
を使用します。これは
Microsoft Portmap.exe
が使用する
のと同じポートです。また、これは
NFS
に必のサービスです。
SANSurfer
をインストールすると、
NFS
のように
Microsoft
Portmap.exe
に依存するサービスが機能しなくなります。この問題
は、バージョン
2.0.30 Build67
よりも新しい
SANSurfer
のビルドで
は解決されています。
16 重要情報
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition MMC
にプリンタを追加した
場合、コンソールを閉じて再度開いたときにプリンタが表示されな
くなる。
Windows Storage Server 2003 R2 MMC
を開き、印刷の管理
プリントサーバー
サーバーの追加と削除
サーバーの追加
に選択し、新しいネットークプリンタを追加してから、コン
ソールを閉じて再度開くと、新しいネットークプリンタが表示さ
れなくなります。ただし、スタート
をクリックし、設定
プリンタと
FAX
に選択すると、ネットークプリンタは使用できます。
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Editions
にはスタム
MMC
ップインが含まれており、印刷管理機能は、ユーザーが新しい
ネットークプリンタを存できないようになっています。
Microsoft
は、同社のサポートサイト
support.microsoft.com
に記載さ
れている技術情報の記事
911924
でこの問題について説明していま
す。
メモ: デルでは、お使いのシステムにこの問題の修正プログラムを
プリインストールしています。OS を再インストールした場合は、こ
の修正プログラムを再インストールしてください。再インストール
の方法については、Microsoft の技術情報の記事 911924 を参照してく
ださい。
MMC
で、ユーザーが読み取りと変更の権限を持っている場合に、
オープンモードが読み取りとして表示される。
共有フォルダ管理で限を
読み取りと変更
に変更し、ユーザーが
のマシンからシステムにログインして共有フォルダのアクセスを
みると、次のイベントが発生します。
ユーザーがその共有フォルダに対して
Read
+
Change
み取り
+
変更)の限をっているにもかからず、ファイルには
オープ
ンモード
Read+Write
み取り
+
変更)ではなく、
Read
み取り)として表示される。
そのフォルダに対して
フルコントロール
限をっているドメ
イン管理者でも、オープンモード
読み取り
になる。
ユーザーがこのファイルの内を変更できる。
これは
Microsoft
の設計どおりの正常な動作です。詳細については、
Microsoft
サポートにお問い合せください。
重要情報 17
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition
を実行しているシステムで
Microsoft Clustering Service
MSCS
)を有効にするには、プリインス
トールされているコンポーネントの一部を再インストールする必要
がある。
本項では、
Windows Storage Server 2003 R2 Edition
上でクラスタリ
ングを有効にする方を説明します。
Microsoft
NFS
サービスのアンインストールは次の手順
ます。
1
スタート
設定
コントロールパネル
プログラムの追加と削除
にクリックします。
2
Windows
コンポーネントの追加と削除
を選択します。
3
画面が表示されたら、
Microsoft
NFS
サービス
のチェックボックス
を選択解除し、
OK
をクリックします。
4
完了
をクリックしてアンインストール作を完了します。
MSCS
を有効にするには、
Microsoft
クラスタリング
のマニュアルを
参照してください。
Microsoft
NFS
サービスのインストールは次の手順います。
1
スタート
Æ
設定
Æ
コントロールパネル
Æ
プログラムの追加と削除
にクリックします。
2
Windows
コンポーネントの追加と削除
を選択します。
3
ネットワークファイルと印刷サービス
を選択し、詳細
をクリックし
ます。
4
Microsoft
NFS
サービス
を選択し、詳細
をクリックします。
5
次のチェックボックスを選択してインストールのコンポーネントを
有効にします
NFS
クライアント、
Microsoft
NFS
サービス
の管理、
RPC
外部データ表現、
RPC
ポートマッパー、
NFS
用のサーバー、
NFS
認証用サーバー、および
ユーザー名のマッピング
6
OK
をクリックします。
7
完了
をクリックしてインストール作を完了します。
18 重要情報
Dell OpenManage™ Server Administrator
および
System Update Utility
SUU
)のサポートマトリクスに、
Microsoft Windows Storage Server
2003 R2 x64 Editions With SP2
が選択可能な
OS
として挙げられていない。
これは設計どおりの正常な動作であり、
Dell OpenManage 5.0
および
それ以のソフトウェアリリースに記載されています。
Windows
Storage Server 2003 R2 x64 With SP2
システムに
OpenManage
Server Administrator
をインストールするか、または
System Update
Utility
実行する場合は、
OS
として
Windows Server 2003 R2
を選択
します。
インストール中またはアップグレード中に
OS
の他のエディション名
が表示される場合がある。
Windows Server 2003
Windows Server 2003 R2
Windows
Storage Server 2003 SP1
、および
Windows Storage Server 2003
R2
という用は、アップグレード手順中に、システムのプロパ
ティ
ウィンドウ、および
OS
のその他の場で、同じ意味で使
ることがあります。
これは既知の問題で、
Microsoft
の設計どおりの正常な動作です。
Microsoft Windows Storage Server 2003 R2 x64 Express Edition
Workgroup Edition
Standard Edition
を区別できない。
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Express Edition
Workgroup
Edition
、および
Standard Edition
は、いずれも
Standard Edition
ディアをベースとする
OS
です。このため、マイコンピュータ
プロ
パティ
で、
Express Edition
Workgroup Edition
Standard Edition
として表示されています。ただし、インストールされている機能は、
入されたエディションでサポートされている機能のみです。
Microsoft
において、どのエディションがインストールされ
ているかを定するプログラム的な方提供していません。
再インストール中またはアップグレード中も、どの画面にも
Express
Workgroup
ではなく
Standard Edition
が表示されます。
重要情報 19
OS
のエディションを確するには、次の手順実行します。
"regedit"
ユーティリティを使用して
Windows
レジストリを開き
ます。
レジストリで次のフォルダを開きます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Server
Appliance
edition
DWORD
によって
OS
のエディションが
ります。
OS
エディションの
DWORD
は、
0 = Express
1 = Workgroup
2 = Standard
3 = Enterprise
です。
システムをデルで入された場合、システムにインストールされて
いる
OS
のエディションは、システム側面
COA
Certificate of
Authenticity
)ラベルで確できます。デルでサポートされている
アップグレードを使用して
OS
をアップグレードした場合は、アッ
プグレードの手順
COA
ラベルが新しいラベルに替えられてい
るはずです。
システムイベントログがクォータの制限を超えると、クォータの状
態が
Warning
(警告)、ログステータスが
Information
(情報)として
表示される。
Microsoft
は、同社のサポートサイト
support.microsoft.com
に記載さ
れている技術情報
915182
でこの問題を扱っています。
クォータ制限の項目が一貫していない。
クォータの項目は
Windows Explorer
内に正しく反映されません。
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition MMC
では、ボリュームの
クォータ制限は
200MB
に設定されていますが、
Windows Explorer
無制限
に設定されています。
MMC
Windows Explorer
は同一の
クォータ制限情報を反映する必要があります。
Microsoft
は、同社のサポートサイト
support.microsoft.com
に記載さ
れている技術情報
915042
でこの問題を扱っています。
20 重要情報
Microsoft Windows Storage Server 2003 R2 x64
無人インストールモード
を選択する場合に、
PID
の入力が必要になる。
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Editon
では
SLP
System-
Locked Preinstall
)を使用しており、
SLP
PID
の入を要しま
せん。ただし、
Microsoft Windows Storage Server 2003 R2 x64
Unattended Installation
を選択した場合、インストールプロシージ
正しい
OEM
ファイルを認識せず、ユーザーに
PID
の入を要
ます。
COA PID
を入すると、
Windows
のライセンス認証める
プロンプトが表示されます。
無人インストールは、
SLP
メディアと互換性がありません。そのた
め、
Windows
ソフトウェアのライセンス認証が必要になります。
Server Administrator
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With
SP2
が選択肢として表示されない。
Dell PowerEdge Installation and Server Management
メディアを使用
して
Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2
を再イ
ンストールする場合、この
OS
のタイトルがインストールの選択
としてインタフェースに表示されません。
この問題を回避するには、
Windows Server 2003 R2 x64
を選択します。
インストールの過程で、
Windows Server 2003 R2 x64 Edition
がイン
ストール中であることを示すダイアログボックスが表示されます。
ただし、
Server Administrator
がお使いのシステムを
PowerVault
トレージサーバーシステムとして認識した場合は、
Windows
Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2
がインストールされま
す。
OS
がローカライズされているにもかかわらず、
Open Manage
インス
トーラのインタフェースが英語で表示される。
ローライされている
Windows Storage Server 2003 R2 x64
Edition
Dell OpenManage
ソフトウェアをインストールする場合、
OS
がローライされているにもかからず、
OpenManage
イン
ストーラは英語実行されます。インストーラの処理が完了すると、
Dell OpenManage
ソフトウェア製品内のウィンドウとインもロー
ライされています。ただし、ローライされ、サポートされ
ているバージョンの
Dell OpenManage
に限ります。
お使いの
Dell OpenManage
がローライされ、サポートされてい
るバージョンでない場合は、ウィンドウとインは英語で表示され
ます。
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Dell PowerVault DP500 ユーザーガイド

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