14 重要情報
•
ブロックされたファイルの名前をユーザーが変更し、コピーすると、
FSRM
のファイルスクリーニング管理機能によってそのファイルがブ
ロックされない。
ブロックされたファイルの名前をユーザーが変更し、指定された
フォルダまたはボリュームにコピーすると、ファイルスクリーニン
グはそのファイルをブロックしません。
ブロックされたファイルをユーザーがコピーする際に、ファイルス
クリーニングはファイルスクリーニング中にファイル名のみを
チェックします。ブロックされたファイルの名前をユーザーが変更
し、それをコピーしようとしても、ファイルスクリーニングはその
ファイルをブロックせず、ユーザーは指定されたフォルダまたはボ
リュームにそのファイルをコピーすることができます。
この問題は、アクティブとパッシブの両方のスクリーニングタイプ
で発生します。
Microsoft
によると、これは設計どおりの正常な動作です。
Microsoft
では、この問題を解決または回避する修正プログラムなどをリリー
スする予定は立てていません。
•
複数のクライアントが同一の共有ファイルを同時に開いて編集で
きる。
異なるクライアントシステムからアクセスしている場合には、複数
のクライアントが同一の共有ファイルを同時に開いて編集できます。
NAS
システム上でフォルダを作成し、テキストファイルをコピー
し、そのフォルダを、そのフォルダに対する
フルコントロール
また
は
読み取りと変更
の許可を持つ複数のユーザーで共有し、次にその
テキストファイルを開いた場合は、フルコントロール
または
読み取
りと変更
の許可を持つユーザー
ID
を使用して、
1
台のクライアント
システムからログインし、そのテキストファイルにアクセスできま
す。そのクライアントシステムからそのファイルを変更し、保存す
ることが可能です。ユーザーがクライアントシステムから、すでに
開いているテキストファイルを開いた場合には、この問題は発生し
ません。そのクライアントユーザーは、別のクライアントシステム
で別のユーザーがそのファイルを開いている場合でも、そのファイ
ルを削除することができます。この問題は、
.txt
および
.bmp
形式の
ファイルで発生します。
Word
、
Excel
および
PowerPoint
などの
Microsoft Office
ファイルでは、どのファイルでも正常に動作します。