Dell Storage Designed for Scality RING 導入ガ
イド
規制モデル： E26S Series
規制タイプ： E26S001
メモ、注意、警告
メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法
を説明しています。
警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
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されています。Dell、および Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。本書で使
用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。
2016 - 05
Rev. A01
目次
1 概要...........................................................................................................................5
文書リソース .........................................................................................................................................5
2 Dell Storage Designed for Scality RING ソリューションのセットアッ
プ................................................................................................................................. 6
概要 ....................................................................................................................................................... 6
コネクタ.................................................................................................................................................6
物理サーバー .........................................................................................................................................6
スーパーバイザ ..................................................................................................................................... 7
3 ファイルサービスソリューション........................................................................8
4 オブジェクトストレージソリューション .........................................................10
5 インストールの必要条件 .................................................................................... 13
ラックスペース ................................................................................................................................... 13
ネットワーク設定および IP アドレス..................................................................................................15
スイッチの要件.................................................................................................................................... 16
管理ネットワーク ..........................................................................................................................16
アプリケーションネットワーク ....................................................................................................16
ストレージネットワーク ............................................................................................................... 17
ハードウェアの取り付け .....................................................................................................................17
設置の概要......................................................................................................................................17
サーバーの開梱...............................................................................................................................17
ラックスペースへの Dell SD7000-S サーバーの設置................................................................... 17
Dell SD7000-S サーバーへのハードドライブの取り付け.............................................................17
ラックスペースへの Dell SD630-S サーバーの設置 .................................................................... 21
ネットワーク接続のケーブル配線................................................................................................. 21
サーバーのコンセントへの接続 ................................................................................................... 24
サーバーの電源投入 ......................................................................................................................24
6 OS のインストール ............................................................................................. 25
OS のインストールの概要 .................................................................................................................. 25
リモートネットワークアクセス用の iDRAC8 の設定（オプション） ...............................................25
Dell iDRAC8 へのログイン（オプション） ........................................................................................26
仮想メディアを使用した、OS のインストールの開始（オプション） .............................................26
OS のインストール ............................................................................................................................. 27
OS のディスクパーティションサイズの決定......................................................................................27
3
7 Scality ソフトウェアのインストール準備 ........................................................28
ネットワークインタフェースの構成 ..................................................................................................28
ネットワークインタフェース構成の確認 .....................................................................................28
8 Scality インストールプロセスの機能方法........................................................ 29
9 困ったときは........................................................................................................ 30
デルへのお問い合わせ.........................................................................................................................30
マニュアルのフィードバック..............................................................................................................30
QR コード............................................................................................................................................30
4
1
概要
このソリューションは、PowerEdge サーバーと Dell Storage エンクロージャに基づいたストレージの基盤で
あり、ペタバイト規模のオブジェクトベースのストレージまたはファイルベースのストレージ用に、Scality
ソフトウェアと対になる、非常に高密度のストレージプラットフォームを導入できるようにします。サポー
トされるサービスには、オブジェクトレベルのプロトコル（Scality REST、RS2/Amazon、Openstack Swift、
Cloud Data Management Interface（CDMI））が含まれます。サポートされるファイルレベルのサービスに
は、NFS、Server Message Block（SMB） Openstack、Openstack Cinder、およびローカル Linux FS（FUSE）
が含まれます。詳細については、Dell.com/sdscalityseriesmanuals を参照してください。
文書リソース
サポートされている Dell と Scality のマニュアルの完全なリストについては、本リリースのサポートマトリ
ックスを参照してください。
Scality は、Scality マニュアルにアクセスするためのログイン資格情報を Scality RING ソフトウェアの購入時
に提供します。
メモ: ログイン資格情報が提供されていない場合は、Scality アカウント担当者にご連絡ください。
これらの資格情報は、バージョン固有の WIKI 形式で配信される Scality RING マニュアルにアクセスするた
めに必要です。
トップレベルのマニュアルについては、http://docs.scality.com をご覧ください。
選択したバージョンに基づいて、Scality マニュアルページでマニュアルを表示できます。デフォルトでは、
最新バージョンが表示されます。
以前のバージョンを表示するには、ドロップダウンリストからバージョン番号を選択し、Go（開く）をクリ
ックします。
5
2
Dell Storage Designed for Scality RING ソ
リューションのセットアップ
概要
Scality RING 向けに設計されたすべての Dell ストレージソリューションは、ファイルとオブジェクトとプロ
トコルの両方を同時にサポートできます。初期構成のベストプラクティスに基づいて、
2 つのオプション（フ
ァイルサービスソリューション、オブジェクトストレージソリューション）が提供されます。お客様は、フ
ァイルベースのプロトコルで最も一般的な専用コネクタサーバーをいつでも追加することもできます。ほと
んどの場合、オブジェクトベースのプロトコルは物理サーバーに直接インストールされるため、この構成に
は専用コネクタサーバーは含まれていません。
このソリューションの主要コンポーネントは次のとおりです
• アプリケーションとストレージデータとのインタフェースとなる、1 つ以上のコネクタ（サーバー）
• サーバーデータに高容量ストレージを提供する Scality RING からの、ストレージノードをホストする物
理サーバー
• Scality RING の中央管理コンソールである、スーパーバイザ
コネクタ
コネクタサーバーは、外部アプリケーションとストレージデータとのインタフェースです。コネクタは、お
使いのソリューションに応じて、Dell SD630-S サーバーに常駐するか、1 つ以上の Dell SD7000-S サーバー
によってホストされます。コネクタは、Scality RING によって提供されるサービスに応じた特定プロトコル
向けに設定されます。
物理サーバー
Scality RING は、ボトルネックまたは単一障害点を持つことなく、Dell x86 サーバーの容量を集約する分散
型ストレージソリューションです。
Dell SD7000-S シングルノードサーバーには、1 台の独立した物理サーバーが含まれています。このサーバ
ーには、Intel Xeon EP E5-2600 v3 または v4 ファミリに基づいたデュアルプロセッサ、12 枚の DIMM、オ
ペレーティングシステム（OS）ディスク用に予約された、2 個の HDD スロットが備わっており、スレッド
と呼ばれる取り外し可能なモジュールにこれらすべてが収容されています。このシャーシには
90 個の
HDD/SSD スロットがあり、全スロットがシングルノードに割り当てられています。
Dell SD7000-S デュアルノードサーバーには、2 台の独立した物理サーバーが含まれています。各サーバー
には、
Intel Xeon EP E5-2600 v3 または v4 ファミリに基づいたデュアルプロセッサ、12 枚の DIMM、OS デ
ィスク用に予約された、2 個の HDD スロットが備わっており、スレッドと呼ばれる取り外し可能なモジュー
6
ルにこれらすべて収容されています。このシャーシには 90 個の HDD/SSD スロットがあり、45 個の
HDD/SSD スロットがサーバーデータの処理用に各物理サーバーに割り当てられています。
6 台の物理サーバーで構成されるストレージ RING を形成するには、少なくとも 6 台の Dell SD7000-S シン
グルノードサーバーまたは 3 台の Dell SD7000-S デュアルノードサーバーが必要です。追加の Dell
SD7000-S
は、任意の単位で追加できます。
スーパーバイザ
どちらのソリューションにおいても、Dell SD630-S サーバーは、Scality RING ソリューションをモニタし、
設定する中央管理コンソールとして機能し、スーパーバイザと呼ばれます。
スーパーバイザは受動的に動作し、物理サーバーとコネクタから独立しています。したがって、スーパーバ
イザがサービスを受けている間でも、ストレージ操作を続行することができます。
7
3
ファイルサービスソリューション
ファイルサービスソリューションでは、各コネクタに追加の Dell SD630-S サーバーが必要です。次の図に
示すように、
Dell SD630-S サーバーはコネクタとして構成されています。次のファイルレベルのサービスが
サポートされています。
• ネットワークファイルシステム（NFS）
• Server Message Block（SMB） OpenStack
• OpenStack Cinder
• Local Linux FS（FUSE）
追加サービスを提供したり、性能を向上させたりするために、コネクタとして構成される、追加の Dell
SD630-S
サーバーをいつでも追加できます。
図 1. ファイルサーバーソリューション（シングルノード）の物理ダイアグラム
8
図 2. ファイルサーバーソリューション（デュアルノード）の物理ダイアグラム
9
4
オブジェクトストレージソリューション
オブジェクトストレージソリューションは、ファイルサーバーソリューションとは異なります。このソリュ
ーションでは、
Dell SD7000-S 物理サーバーは、ストレージノードをホストするだけではありません。各物
理サーバーは、任意でコネクタをホストできます。各コネクタは、ディスクストレージと外部アプリケーシ
ョンのインタフェースの提供、リクエストの受信、オブジェクトのディスパッチを行います。
サポートされるオブジェクトレベルのサービスは次のオブジェクトレベルのプロトコルがあります。
• Scality REST
• RS2/Amazon S3
• OpenStack Swift
• Cloud Data Management Interface（CDMI）
次の画像は、オブジェクトストレージソリューションの物理ダイアグラムです。1 つ以上の物理サーバーは
ストレージノードをホストでき、コネクタとしても機能します。次の図のように、冗長
HTTP ロードバラン
サがアプリケーションネットワークとストレージネットワークをインタフェースして、物理サーバー全体に
均一にリクエストをプロキシさせることを推奨します。
10
図 3. オブジェクトストレージソリューション（シングルノード）の物理ダイアグラム
11
図 4. オブジェクトストレージソリューション（デュアルノード）の物理ダイアグラム
12
5
インストールの必要条件
次の項では、インストールの必要条件を概説します。
ラックスペース
次の画像を使用して、ラックを構成します。
図 5. ラックスペース － シングルノード
1. 管理、アプリケーション、およびストレージネッ
トワーク用のスイッチ
2. Dell SD630-S（スーパーバイザ）
3. 1 つまたは複数の Dell SD630-S（コネクタ - フ
ァイルサーバーのみ
）
4. 最小 6 台の Dell SD C7000 S シングルノード
サーバー
13
図 6. ラックスペース － デュアルノード
1. 管理、アプリケーション、およびストレージネッ
トワーク用のスイッチ
2. Dell SD630-S（スーパーバイザ）
3. 1 つまたは複数の Dell SD630-S（コネクタ - フ
ァイルサーバーのみ
）
4. 最小 3 台の Dell SD C7000 デュアルノード
Dell Storage Designed for Scality RING では、少なくとも 1200 mm（48 インチ）の奥行きが必要です。次
の表に示すように、お使いのソリューション向けのラックに十分な隣接ラックスペースがあることを確認し
てください。この表に示された要件には、スイッチ用のスペースは含まれていません。
最小構成には 3 台の Dell SDC7000- S デュアルノード物理サーバーまたは 6 台 Dell SD7000-S シングルノ
ード物理サーバーが含まれており、それぞれ 4U の垂直ラックスペースを必要とします。いつでも Dell
SD7000-S
物理サーバーを追加して、Scality RING のストレージ容量を拡張することができます。
メモ: 配電ユニットとケーブル管理アームを収容するには、1200 mm ラック（奥行き 48 インチ、少な
くとも 130 mm を拡張）が必要になることがあります。これは、Dell SD7000-S（シングルノードまた
はデュアルノード）物理ストレージサーバーの奥行きは 1098.4 mm（43.2 インチ）であり、正面ドア
から背面ドアまでのスペースを占めるために、配電ユニットとケーブル管理アームをラック内部に配置
する必要があるためです。
メモ: ケーブル管理アームが使用されている場合、少なくとも 130 mm の拡張が必要になります。
14
表 1. Dell Storage Designed for Scality RING SD7000-S シングルノードサーバーのラックスペース
ファイルサーバー オブジェクトストレージ
1 つのコネクタ
での最小ソリュ
ーション
追加された各コ
ネクタ用の追加
ラックスペース
追加された各
Dell SD7000-S
サーバー用の追
加ラックスペー
ス
1 つのコネクタ
での最小ソリュ
ーション
追加された各コ
ネクタ用の追加
ラックスペース
追加された各
Dell SD7000-S
サーバー用の追
加ラックスペー
ス
26U 1U 4U 25U
なし
4U
表 2. Dell Storage Designed for Scality RING SD7000-S デュアルノードサーバーのラックスペース
ファイルサーバー オブジェクトストレージ
1 つのコネクタ
での最小ソリュ
ーション
追加された各コ
ネクタ用の追加
ラックスペース
追加された各
Dell SD7000-S
サーバー用の追
加ラックスペー
ス
1 つのコネクタ
での最小ソリュ
ーション
追加された各コ
ネクタ用の追加
ラックスペース
追加された各
Dell SD7000-S
サーバー用の追
加ラックスペー
ス
14U 1U 4U 13U
なし
4U
ネットワーク設定および IP アドレス
この表は、Scality RING ソリューションに必要な最小限の IP アドレスのリストを示します。ファイルサーバ
ーソリューションの要件と、オブジェクトストレージソリューションの要件は異なります。
表 3. 最小の SD7000-S シングルノードソリューションの IP アドレス要件
ファイルサーバー（1 コネクタを装備） オブジェクトストレージ（1 コネクタを装
備
）
静的または DHCP 数 静的または DHCP 数
IDRAC サーバー管
理
いずれか
11
いずれか
10
サーバー管理 いずれか
10
いずれか
8
ストレージネット
ワーク
静的
16
静的
14
アプリケーション
ネットワーク
静的
2
静的
2
表 4. 最小の SD7000-S デュアルノードソリューションの IP アドレス要件
ファイルサーバー（1 コネクタを装備） オブジェクトストレージ（1 コネクタを装
備
）
静的または DHCP 数 静的または DHCP 数
IDRAC サーバー管
理
いずれか
8
いずれか
7
15
ファイルサーバー（1 コネクタを装備） オブジェクトストレージ（1 コネクタを装
備）
サーバー管理 いずれか
10
いずれか
8
ストレージネット
ワーク
静的
16
静的
14
アプリケーション
ネットワーク
静的
2
静的
2
メモ: Dell SD7000-S（シングルノードまたはデュアルノード）サーバーでは、各物理サーバーに 2 個
の管理 IP アドレスが必要です。各物理サーバーの iDRAC ポートは、iDRAC および OS への同時アクセ
スを提供します。Dell SD630-S サーバーでは、3 個の管理 IP アドレス（OS にアクセスしない iDRAC
ポート用に 1 個および OS へのアクセス用に 2 個の別個の冗長接続を含む）が必要です。
ファイルサーバーソリューションでは、各コネクタに 2 枚のデュアルポート PCI NIC が必要です。
この表は、ソリューションに加えられた各追加コネクタに必要な IP アドレスの数のリストを示します。
表 5. 最小ソリューションの IP アドレス要件
ファイルサーバー（1 コネクタを装備） オブジェクトストレージ（1 コネクタを装
備
）
静的または DHCP 数 静的または DHCP 数
IDRAC サーバー管
理
いずれか
1
いずれか
0
サーバー管理 いずれか
2
いずれか
0
ストレージネット
ワーク
静的
2
静的
0
アプリケーション
ネットワーク
静的
2
静的
0
スイッチの要件
本項では、管理、アプリケーション、およびストレージネットワーク用のスイッチの要件を定義します。
管理ネットワーク
Dell Storage Designed for Scality RING ソリューションでは、ストレージネットワーク用のスイッチが必要
です。この選択は、Dell SD7000-S サーバーおよび Dell SD630-S サーバーに選択したネットワークドータ
ーカード
（NDC）によって異なり、BT、SFP、SR イーサネットネットワークインタフェースの各オプション
があります。
アプリケーションネットワーク
Dell は、2 つの別々の冗長スイッチを介して各サーバからアプリケーションまで接続した 2 つのネットワー
ク接続を設けることをお勧めします。
16
ストレージネットワーク
Dell Storage Designed for Scality RING ソリューションでは、ストレージネットワーク用のスイッチが必要
です。この選択は、
Dell SD7000-S サーバーおよび Dell SD630-S サーバーに選択した NDC によって異なり
ます。
Dell は、2 つの別々の冗長スイッチを経由して各サーバからアプリケーションまで接続した 2 つのネットワ
ーク接続を設けることをお勧めします。
ハードウェアの取り付け
設置の概要
このタスクについて
Dell Storage for Scality RING ソリューションを設置するには、次の手順を完了してください。
手順
1. Dell SD630-S サーバーと Dell SD7000-S サーバーを開梱します。
2. Dell SD630-S サーバーと Dell SD7000-S サーバーをラックに設置します。サーバーのラックへの設置
に関する詳細については、ソリューションに含まれている『Rack Installation』（ラックの取り付け手順）
マニュアルを参照してください。
3. Dell SD7000-S サーバーで HDD と SSD を取り付けます。
4. ネットワークインタフェース接続を適切なネットワークスイッチに接続します。
5. 各サーバーを電源コンセントに接続します。
6. 電源ボタンを押してシステムの電源を入れます。
サーバーの開梱
作業を開始する前に、次のマニュアルをお読みください。
• お使いの Dell サーバーに同梱の『Rack installation instructions』（ラック取り付け手順）
•
『
Dell Storage Designed for Scality RING Getting started Guide
』（
Dell Storage Designed for Scality
RING
はじめに）
•
『
Dell Storage Designed for Scality RING Owner’s Manual
』（
Dell Storage Designed for Scality RING
オー
ナーズマニュアル）
ラックスペースへの Dell SD7000-S サーバーの設置
メモ: 重量の安定化のため、ラックへの積み込みには、常にボトムアップアプローチを使用します。Dell
DS7000-S サーバーは、ラックの底部付近に配置します。
サーバーを設置する前に、Dell SD7000-S サーバーに割り当てられたスペースに、ラック内部に取り付けら
れた電源ストリップが含まれていないことを確認します。これは、サーバーが正面ドアから背面ドアまでの
スペースをすべて占めるためです。
Dell SD7000-S サーバーへのハードドライブの取り付け
ハードドライブは、サーバーとは別の箱に梱包されています。Dell SD7000-S サーバーの上カバーを外して、
ドライブを取り付けるには、オーナーズマニュアルの手順に従ってください。
17
Dell SD7000-S シングルノードサーバーへのハードドライブの取り付け
この図に示すように、各 Dell SD7000-S サーバーの空のスロットに HDD と SSD を取り付けます。下側のス
レッド
A に配置された物理サーバーは、90 個のスロットにすべて接続します。一番大きい数のスロットに
SSD を取り付け、一番小さい数のスロットに HDD を取り付けます。残りのすべてのスロットにダミーカー
ドを挿入します。
メモ: スレッド B は、シングルノード構成では空です。
たとえば、20 台の HDD と 2 台の SSD が含まれる構成では、エキスパンダ A と B のスロット 0～9 に HDD
を取り付け、エキスパンダ A と B のスロット 44 に SSD を取り付けます。スロット 10～43 にはダミーカー
ドを挿入します。
図 7. HDD および SSD の配置を示すためにカバーを取り外した Dell SD7000-S サーバー
18
図 8. Dell SD7000-S サーバーでの空のスロットへの HDD と SSD の取り付け
1. HDD キャリア
2. キャリアハンドル
3. リリースボタン
Dell SD7000-S デュアルノードサーバーへのハードドライブの取り付け
この図に示すように、各 Dell SD7000-S サーバーの空のスロットにドライブを取り付けます。下のスレッド
A に配置された物理サーバーは、濃い灰色の 45 個のスロットに接続します。上のスレッド B に配置された
物理サーバーは、薄い灰色の 45 個のスロットに接続します。一番大きい数のスロットに SSD を取り付け、
一番小さい数のスロットに
HDD を取り付けます。残りの全スロットにダミーカードを挿入します。
たとえば、10 台の HDD と 1 台の SSD が含まれる構成では、スロット 0～9 に HDD を取り付け、スロット
44 に SSD を取り付けます。スロット 10～43 にはダミーカードを挿入します。
19
図 9. HDD および SSD の配置を示すためにカバーを取り外した Dell SD7000-S サーバー
図 10. Dell SD7000-S サーバーでの空のスロットへの HDD と SSD の取り付け
1. HDD キャリア
2. キャリアハンドル
3. リリースボタン
20
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