Bosch GLL 1P ユーザーマニュアル

  • こんにちは!ボッシュ ミニレーザーレベル GLL 1P の取扱説明書を読み終えました。このデバイスの使い方、安全上の注意、トラブルシューティングなど、あらゆる質問にお答えできます。お気軽にご質問ください!
  • レーザーが照射されなくなったらどうすれば良いですか?
    本製品のレーザークラスは何ですか?
    本機を分解・改造しても良いですか?
    使用温度範囲を教えてください。
    保管温度範囲を教えてください。
このたびは、 弊社ミニレーザーレベルをお買い求めいた
だき、 誠にありがとうございます。
ご使用になる前に この 取扱説明書 をよくお
読みになり、 正しくお使いください。
お読みになった後は この 取扱説明書 を大切
に保管してください。わからないことが起きたときは、
必ず読み返してください。
取扱説明書
本取扱説明書に記載されている、 日本仕様の能力 型番などは、 外国語の印刷物と
は異なる場合があります。
● 本製品は改良のため、 予告なく仕様等を変更する場合があります。
● 製品のカタログ請求、 その他ご不明な点がありましたら、 お買い求めになった販売店ま
たは弊社までお問い合わせください。
ミニレーザーレベル
GLL 1P
(土・日・祝日を除く、 午前 9 00~午後 6 00)
* 携帯電話からお掛けのお客様は、 TEL. 03-5485-6161
をご利用ください。 コールセンターフリーダイヤルのご利
用はできませんのでご了承ください。
ホームページ http://www.bosch.co.jp
〒150-8360  東京都渋谷区渋谷 3-6-7
電動工具事業部
コールセンターフリーダイヤル
1 619 92A 07D (2017.05)
1 619 92A 07D
02 GLL 1P(改 02) 本文 2017/5/25 14:08:33
1
安全上のご注意
警告表示の区分 ..................2
本製品について
用 途 ..........................9
標準付属品 ......................9
別売アクセサリー ................9
各部の名称 .....................10
仕 様 .........................11
使い方
作業前の準備をする .............12
設置する .......................14
作業する .......................18
困ったときは
故障かな?と思ったら ...........25
修理を依頼するときは ...........26
お手入れと保管
廃 棄 .........................27
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2
ご使用前に、この『安全上のご注意』をすべて
よくお読みのうえ、指示に従って正しく使用し
てください。
お読みになった後は、ご使用になる方がいつで
も見られる所に必ず保管してください。
他の人に貸し出す場合は、いっしょに取扱説明
書もお渡しください。
警告表示の区分
ご使用上の注意事項は
に区分
していますが、それぞれ次の意味を表わします。
誤った取扱いをしたときに、使用者
が死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容のご注意。
誤った取扱いをしたときに、使用者
が傷害を負う可能性が想定される内
容および物的損害のみの発生が想定
される内容のご注意。
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3
なお、 に記載した事項でも、状況によっては
重大な結果に結び付く可能性があります。いずれも
安全に関する重要な内容を記載しているので、必ず
守ってください。
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4
警 告
1. レーザー光を直接のぞいたり、人や
物に向けたりしないでください。
本機はレーザークラス 2(EN60825-1 準拠)の
レーザー光を発光します。レーザー光が目に入
ると視力に影響を及ぼす場合があります。
2. 取扱説明書に記載された使用方法に
って使用してください。
3. 取扱説明書およびボッシュ電動工具
タログに記載されている付属品やアク
セサリー以外は使用しないでください。
4. レーザーメガネを保護メガネとして使
用しないでください。
レーザーメガネはレーザー光の視認を助ける
ものであり、レーザー光から目を保護するもの
ではありません。
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5
5. レーザーメガネをサングラスとして使
用したり、道路交通上で着用したりし
ないでください。
レーザーメガネでは紫外線からの完全な保護
はできません。またレーザーメガネは色の認識
力を低下させます。
6. 本機を分解・改造しないでください
7. 作業を行う場合は安全な作業場所を
保してください。
爆発の危険性のある環境(可燃性液体、ガスお
よび粉じんのある場所)では使用しないでくだ
さい。本機から火花が発生し、粉じんや蒸気に
引火する恐れがあります。
8. レーザー光が他人や自分に向いてい
いことを確かめて、本機を設置してく
ださい。
9. 誤って落としたり、ぶつけたりした
きは、本機に破損や亀裂、変形がない
ことをよく確認してください。
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6
10. 使用中に異常が疑われるときには、
ちに使用を中止し、お買い求めの販売
店またはボッシュ電動工具サービスセ
ンターに点検を依頼してください。
11. 本機をペースメーカーの付
近で使用しないでくださ
い。
マグネットにより磁界が発生
し、ペースメーカーの機能に障
害をきたす恐れがあります。
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7
注 意
1. 使用前に、本機に損傷がないか点検
てください。
使用前に、本機に損傷がないか十分に点検し、
正常に作動するか、また所定機能を発揮するか
確認してください。
2. 無理な姿勢で作業しないでください
常に足元をしっかりさせ、バランスを保つよう
にしてください。
3. 子供を近づけないでください。
目の届かない場所で子供に本機を使用させな
いでください。
4. 使用しない場合は、きちんと保管し
ください。
子供や製品知識を持たない方の手の届かない
安全な所、または鍵の掛かる所に保管してくだ
さい。
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8
5. 点検は、必ずお買い求めの販売店、
たはボッシュ電動工具サービスセンタ
ーにお申し付けください
点検の知識や技術のない方が点検しますと、
分な性能を発揮しないだけではなく、事故やけ
がの原因になります。
6. 本機を磁気データ媒体や磁気に敏感
装置に近づけないでください。
マグネットの作用により致命的なデータ消失
につながる恐れがあります。
この取扱説明書は、大切に保管してくださ
い。
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9
用 途
垂直・水平出し
パーテーションや表面のチェック
標準付属品
固定用針(2 本)
別売アクセサリー
レーザー用メガネ 三脚
◆別売アクセサリーの品番は、ボッシュ電動工具カタログ
を参照していただくか、弊社コールセンターフリーダイ
ヤルまでお尋ねください。(フリーダイヤルの番号は、
取扱説明書の裏表紙に記載されています)
◆イラストの形状詳細は、物と異なる場合があります。
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10
各部の名称
◆イラストの形状詳細は、物と異なる場合があります。
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11
仕 様
GLL 1P
作業範囲
5m
*1
20m
レーザーレベリング精度
*2
±0.5mm/m
レーザークラス 2
レーザーの種類 635~650nm, <1mW
使用温度範囲 +5℃~+40℃
保管温度範囲 -20℃~+70℃
最大相対湿度 90%
三脚取り付け部 1/4"
乾電池 4 アルカリ乾電池 × 2
連続使用時間 15 時間
質量(EPTA-Procedure 01/2003 準拠) 0.1kg
寸法(長さ×幅×高さ) 154×24×30mm
*1 ウォールホルダー⑫を使用するとき、強い直射日光が当
たるなど、測定に不利な環境で使用する場合は、作業範
囲が小さくなります。
*2 レーザーレベリング精度は、本機が正しく設置されてい
ないと低下することがあります。
お客様のシリアル番号は、シリアル番号⑨に記載されてい
ます。(10 ページ「各部の名称」参照)
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12
作業前の準備をする
電池を交換する
長時間にわたって本機をご使用にならない場合は、本体
から電池を取り外してください。長時間にわたって放置
すると、電池の腐食および自然放電につながります。
レーザーが照射しなくなったら、電池を交換してく
ださい。
不意の作動による事故の発生を防ぐ
ため、電池を交換するときは、「レー
ザー光 入/切スイッチ①」が“切”
になっていることを、確認してくだ
さい。
1. 電池収納カバー⑩を矢印の方向に引き上げて取
り外します。
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2. 使用していた電池を取り出し、電池の向きに注
意して新しい電池を差し込みます。
電池の向きは、電池収納部に表示されています。
単4型アルカリ乾電池を使用してください。
電池を交換するときは、常に新しい電池を2本
セットで交換してください。交換の際、メーカ
ーおよび容量の異なる電池を使用しないくださ
い。
3. 電池収納カバー⑩を取り付けます。
確実に閉まったことを確認してください。
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14
設置する
壁などに掛けて設置する
ラインを基準に作業するときは、ウォールホルダー
⑫を壁などに掛けて設置します。
突起(ネジ頭など)を利用して設置する
1. ウォールホルダー設置用穴⑰を壁などから出て
いる突起(ネジ頭など)に引っ掛け、ウォール
ホルダー⑫を設置します。
2. 本体をウォールホルダー⑫に取り付けます。
ウォールホルダー⑫のマグネット取り付け用金
属板⑬に本体のマグネット⑥⑦を付け、本体を
固定します。
垂直方向にラインを照射させ
て作業するときは、図のように
接地面②が左横になるように
設置します。
水平方向にラインを照射させ
て作業するときは、図のように
接地面②が下になるように設
置します。
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固定用針を使用して設置する
1. 本体を設置したい場所にウォールホルダー⑫を
当て、固定用針穴⑱(2 か所)に固定用針(標
準付属品)を刺してウォールホルダー⑫を固定
します。
2. 本体をウォールホルダー⑫に取り付けます。
ウォールホルダー⑫のマグネット取り付け用金
属板⑬に本体のマグネット⑥⑦を付け、本体を
固定します。
垂直方向にラインを照射させ
て作業するときは、図のように
接地面②が左横になるように
設置します。
水平方向にラインを照射させ
て作業するときは、図のように
接地面②が下になるように設
置します。
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三脚を使用して設置する
ポイントを基準に作業するときは、三脚を使用して
設置します。
三脚を使用すると、高さの調節が安定して行えます。
1. ウォールホルダー⑫の三脚取り付け部⑯にボッ
シュ純正(別売)の三脚、または市販のカメラ用
三脚を取り付けます。
ウォールホルダー⑫と三脚は、ネジをしっかり
締め付け、ガタツキがないように、しっかり組
み付けてください。
2. 三脚のレベルと高さを調節します。
3. 本体をウォールホルダー⑫に取り付けます。
本体は接地面②を下にして、ウォールホルダー
⑫のマグネット取り付け用金属板⑬上に置き、
マグネット取り付け用金属板⑭に本体のマグネ
ット⑦を付けて本体を固定します。
4. 水平気泡管④で傾きを確認しながら、レベル調
節用ダイヤル⑮を回して、レベルを出します。
5. ウォールホルダー⑫の上部を 90°回転させ、
度レベルを出します。
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6. 4項、5項を何度か繰り返し、正確なレベルを
出します。
テーブルなどに設置する
水平なテーブルなどの上に、本体を置きます。
本体は接地面②を下にして設置します。
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18
作業する
レーザー光を直接のぞかないでくだ
さい。
レーザー光が他人や自分に向いてい
ないことを確かめて、本機を設置し
てください。
本機を水分や直射日光から保護して
ください。
極度に温度の高いまたは低い環境、
極度に温度変化のある場所では使用
しないでください。
車の中などに長時間放置しないでく
ださい。周囲温度が急激に変化した
場合、本機を周囲温度に順応させて
からスイッチを入れてください。極
度に高いまたは低い温度、または極
度な温度変化は、精度を低下させる
ことがあります。
本機に強度な衝撃を与えたり、落下さ
せたりしないでください。
精度を低下させることがあります。
本機の接地面をきれいに保ち、衝撃
から守ってください。
汚れや変形により計測不良が生じる
ことがあります。
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19
レーザーを照射するときは、レーザー出力部⑤⑪に何
も被さっていないことを確認してください。
作業中は本体を動かさないでください。
レーザー照射範囲は、使用環境の明暗度および照準対
象面からの反射特性により異なります。日光照射の強
い屋外で作業を行う際には、レーザーメガネおよびタ
ーゲットパネルを使用するか、照準対象面に影をあて
るとレーザー光が見やすくなります。
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