Contec CONPROSYS HMI System (CHS) NEW, CONPROSYS HMI System (CHS) 取扱説明書

  • こんにちは!CONPROSYS HMI System ファーストステップガイドの内容を熟読しました。デバイスの登録方法から監視画面の作成、実行、表示方法、そしてセキュリティ設定まで、このガイドに記載されているあらゆる内容についてご質問にお答えできます。どのような点にご不明な点がございましたら、お気軽にご質問ください。
  • 初期パスワードは何ですか?
    CONPROSYSデバイスと接続するにはどうすれば良いですか?
    監視画面をブラウザで表示するにはどうすれば良いですか?
    タグの設定はどのように行いますか?
    アラーム設定は可能ですか?
ファーストステップガイド
目次
HMISCADAソフトウェア
CONPROSYS HMI System
はじめに ............................................. 4
安全にご使用いただくために ................... 9
監視プロジェクトの構築 ....................... 13
デバイスの登録と設定 .......................... 16
監視画面の作成................................... 30
監視画面の実行と表示 .......................... 43
ヘルプ・お問い合わせ .......................... 47
2
目次
はじめに ........................................................... 4
1. 製品使用までの流れ ..................................................................................................... 5
2. 関連マニュアルのご案内 ............................................................................................... 6
3. 概要 ......................................................................................................................... 7
4. 動作環境 ................................................................................................................... 8
1. 開発環境 ............................................................................................................... 8
2. 監視環境 ............................................................................................................... 8
安全にご使用いただくために .................................. 9
1. 注意記号の説明......................................................................................................... 10
2. 取り扱い上の注意 ...................................................................................................... 11
3. セキュリティに関する注意 .......................................................................................... 12
1. セキュリティリスク .............................................................................................. 12
2. セキュリティ対策事例 ........................................................................................... 12
監視プロジェクトの構築 ..................................... 13
1. プロジェクトの管理者アカウントにログイン ................................................................... 14
2. プロジェクトを作成 ................................................................................................... 15
デバイスの登録と設定 ........................................ 16
1. デバイスの追加......................................................................................................... 17
2. デバイス ユーザの追加 .............................................................................................. 19
3. デバイスの設定......................................................................................................... 20
4. タグの設定 .............................................................................................................. 27
5. ロガー・アラーム設定 ................................................................................................ 29
監視画面の作成 ................................................. 30
1. 監視画面の追加......................................................................................................... 31
2. 監視画面の編集......................................................................................................... 33
3. 監視画面編集環境の基本的な操作方法 ............................................................................ 34
1. 部品の配置 .......................................................................................................... 34
2. 配置した部品のプロパティを設定 ............................................................................. 34
3. 部品の位置・サイズを調...................................................................................... 35
4. 画面サイズを調整する ........................................................................................... 36
5. JavaScriptを記述 ................................................................................................. 36
6. 作成した画面を保存 .............................................................................................. 36
4. 部品のプロパティとデバイスのタグ(変数)とリンクする ..................................................... 37
5. バイスへのデータ入出力 .......................................................................................... 39
3
目次
1. データをデバイスに出力する場合 ............................................................................. 39
2. データをデバイスから入力する場合 .......................................................................... 39
6. 表示コントロール間のデータ入出力............................................................................... 40
1. データを出力する場合 ........................................................................................... 40
2. データを入力する場合 ........................................................................................... 40
7. 複数部品のプロパティとリンクを一括で設 ................................................................... 41
1. 1つの部品を複数貼り付 ....................................................................................... 41
2. 複数個部品のプロパティとリンクを一括設定 .............................................................. 42
監視画面の実行と表示 ........................................ 43
1. プロジェクト・ユーザのホームページとしての起動 .......................................................... 44
2. ダッシュボードから画面を実行 .................................................................................... 45
3. ブラウザでURLを指定して表 .................................................................................... 46
ヘルプ・お問い合わせ ........................................ 47
1. オンラインヘルプの利用方法 ....................................................................................... 48
1. オンラインヘルプを起動 ........................................................................................ 48
2. オンラインヘルプの目次 ........................................................................................ 49
2. お問い合わせ ........................................................................................................... 50
4
はじめに
本製品の製品概要、本製品に関連する各種マニュアルなど、
本製品をお使いの前に知っていただくべき情報に関する
説明しています。
はじめに
CONPROSYS HMI System ファーストステップガイ
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1. 製品使用までの流れ
本製品を使用するまでの、一般的な流れは以下のとおりです。
CONPROSYS HMI Systemのインストール
インストールガイド
参照
監視プロジェクトの構築
(
P13)参照
デバイスを登録する
(
P17)参照
デバイスをネットワークに接続する
リファレンスマニュアル
(
ソフトウェア編)参照
(CONPROSYSデバイスシリーズを
使用する場合のみ)
CONPROSYSデバイスを設定する
(
P20)参照
MQTTバイスを設定する
(
P25)参照
監視画面を作成する
(
P30)参照
本製品を使用する環境やご使用のシステムの種類などによって、使用までの流れは異なる場合がありま
す。
はじめに
CONPROSYS HMI System ファーストステップガイ
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2. 関連マニュアルのご案内
本製品に関連するマニュアルは以下のように構成しています。
本書と併せてご活用ください。
必ずお読みください
名称
内容
入手先
インストールガイド
本製品のインストール時に必ず
お読みください。
本製品のインストール手順について説
明しています。
当社ホームペー
ジよりダウンロ
ード(PDF)
ファーストステップガイド
(本書)
本製品を運用する時にお読みく
ださい。
デバイスの登録や設定、監視画面の作
成などに関する説明をしています。
当社ホームペー
ジよりダウンロ
ード(PDF)
CONPROSYSデバイスシリ
ーズ
リファレンスマニュアル
(ソフトウェア編)
CONPROSYS WEB
Setting』を設定する時にお読
みください。
CONPROSYS WEB Setting』の各
種設定方法について説明しています。
当社ホームペー
ジよりダウンロ
ード(PDF)
各種マニュアルのダウンロード
各種マニュアルは、以下のURLりダウンロードしてご使用ください
ダウンロード
https://www.contec.com/jp/download/
はじめに
CONPROSYS HMI System ファーストステップガイ
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3. 概要
本ファーストステップガイドは、CONPROSYS HMI Systemインストール後に、ソフトウェアの利用方法
のファーストステップについて説明しています。
インストール手順については、CONPROSYS HMI Systemインストールガイド」を参照してください。
本書内「CONPROSYS HMI System」をCHS」に略称する場合があります
はじめに
CONPROSYS HMI System ファーストステップガイ
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4. 動作環境
1. 開発環境
ブラウザでシステムを構築します。動作確認済み環境は以下となります。
PC
Google Chrome 47 以降
Mozilla Firefox 42 以降
2. 監視環境
ブラウザで遠隔監視を行います。動作確認済み環境は以下となります。
PC
Google Chrome 47 以降
Mozilla Firefox 42 以降
Android
Google Chrome 47 以降
Mozilla Firefox 42 以降
iOS
Safari 8 以降
Google Chrome 47 以降
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安全にご使用いただくために
本製品を安全に使用するために注意していただくことを
説明しています。本製品をご使用になる前に、必ずお読み
ください。
安全にご使用いただくために
CONPROSYS HMI System ファーストステップガイ
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1. 注意記号の説明
本書では、人身事故や機器の破壊をさけるため、次のシンボルで安全に関する情報を提供しています。
内容をよく理解し、安全に機器を操作してください。
危険
死亡または重傷を負うことがあり、かつその切迫の度合いが高い内容
警告
こ死亡または重傷を負うことが想定される内容
注意
傷害を負うことが想定されるか、または物的損害の発生が想定される内容
安全にご使用いただくために
CONPROSYS HMI System ファーストステップガイ
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2. 取り扱い上の注意
危険
本製品または本書は機能追加、品質向上のため予告なく仕様を変更する場合があります。継続的にご利
用いただく場合でも、必ず当社ホームページのマニュアルを読み、内容を確認してください。
本製品を改造しないでください。
改造をしたものに対しては、当社は一切の責任を負いません。
本製品の運用を理由とする損失、逸失利益などの請求につきましては、前項にかかわらず、いかなる責
任も負いかねますのであらかじめご了承ください。
安全にご使用いただくために
CONPROSYS HMI System ファーストステップガイ
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3. セキュリティに関する注意
ネットワークに接続する際は、存在するセキュリティリスクを考慮の上、セキュリティ対策事例を参考に本
体および関連するネットワーク機器を適切に設定してください
1. セキュリティリスク
外部ネットワークからの不正侵入に伴うシステムの停止、データの破損、情報の窃取、マルウェア※1
への感染。
侵入後にその機器を踏み台として、外部ネットワークへの攻撃(被害者から加害者になる)
外部へのネットワーク接続に伴う意図しない情報漏洩
これら事故の二次被害として、風評被害、損害賠償負担、信用の失墜、機会損失等
1 マルウェ(Malicious Software):悪意あるプログラム。ユーザーの望まない動作をするプログラム
2. セキュリティ対策事例
初期パスワードを変更する。(スワード設定方法は、ご使用の製品の解説書/マニュアルを参照してく
さい)
パスワード強度の高いものを設定する。
半角英字小文字、大文字、数字等を含み、類推されにくいパスワードを使用する
定期的にパスワードを変更する。
不要なネットワークサービスや、不要な機能を停止(無効)する。
ネットワーク接続機器において、ネットワークでのアクセス元を制限する。2
ネットワーク接続機器において、ネットワークの解放ポートを制限する。※2
専用ネットワークやVPN3 など閉域網を使ってネットワークを構築する。
2 設定方法はネットワーク機器のメーカー各社へお問い合わせください。
3 VPN(Virtual Private Network):通信経路を認証や暗号化を用いて保護することにより、第三者
侵入することができない、安全なネットワークです。
不正アクセスの手段や抜け道(セキュリティホール)、日夜新たに発見されており、それを防ぐ完璧
な手段はありません。
インターネット接続には、常に危険が伴うことをご理解いただくとともに、常に新しい情報を入手し、
セキュリティ対策を行うことを強くおすすめします。
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監視プロジェクトの構築
監視プロジェクトを構築する方法について説明していま
す。
監視プロジェクトの構築
CONPROSYS HMI System ファーストステップガイ
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1. プロジェクトの管理者アカウントにログ
イン
ブラウザ(ChromeまたはFirefox)のアドレスバーに以下のURLを入力し、下のログイン画面を表示します。
ログイン先URLhttp://chs_server/
(chs_server:CHSをインストールしたサーバーIPまたはドメイン名です。)
ダイアログボックスに以下情報を入力してログインします。
初期設定
プロジェクトIDadmin
ログインIDadmin
パスワード:admin
注意
ログインIDパスワードはデフォルトのものです。必ず変更してください。ログイン後、「ユーザ管理」
ユーザのパスワードを変更します。
正しくログインできると、開発環境が表示されます。
初期表示はプロジェクトの一覧となります
監視プロジェクトの構
CONPROSYS HMI System ファーストステップガイ
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2. プロジェクトを作成
「プロジェクトの追加」クリックすることで、新しいプロジェクトを作成することができます。
プロジェクトの設定画面が表示されるので、そこでプロジェクトの情報を入力します。
入力後、「保存して終了」をクリックします。
作成したプロジェクトID「プロジェクトにログイン ボタンをクリックし、ダイアログボックスに以下
情報を入力してログインします。
プロジェクトID(作成したプロジェクトID
ログインIDadmin
パスワード:admin
注意
ログインIDパスワードはデフォルトのものです。必ず変更してください。ログイン後、「ユーザ管理」
ユーザのパスワードを変更します。
正しくログインできると、プロジェクトの開発環境が表示されます。
初期表示はプロジェクトのページ(画面)一覧となります。
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デバイスの登録と設定
CHSのプロジェクトがデバイスと通信するために、
デバイスをCHSに登録する必要があります。
デバイスの登録と設定手順を説明しています。
デバイスの登録と設定
CONPROSYS HMI System ファーストステップガイ
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1. デバイスの追加
作成したプロジェクトにログインします。
「デバイス管理」メニューをクリックし、デバイス一覧画面を表示します。
CONPROSYSの各デバイスシリーズと連携する場合、CONPROSYSデバイスの追加」をクリックしてデバ
スの追加を行います。
MQTTロトコルをサポートするデバイスと連携する場合、MQTTデバイスの追加」をクリックしてデバイ
スの追加を行います。
デバイスID、デバイス名、シリアル番号を入力し、保存ボタンをクリックすることで、デバイスの追加は完
了となります。
シリアル番号
CONPROSYSの各デバイスシリーズを使用する場合は、本体の背面にあるラベルまたはブラウザにアクセス
し、CONPROSYS Web Setting」画面のメニュー「ステータス」-「システム」にある「シリアル番号」を
確認ください。
MQTTプロトコルをサポートするデバイスを使用する場合は、プロジェクト内で重複しない任意の文字列を
シリアル番号に設定してください。
CONPROSYSデバイスシリーズのラベル
(コンパクトタイプは背面、スタックタイプは側面)
デバイスの登録と設定
CONPROSYS HMI System ファーストステップガイ
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ブラウザ画面
デバイスの登録と設定
CONPROSYS HMI System ファーストステップガイ
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2. デバイス ユーザの追加
CONPROSYSの各デバイスシリーズがCHSとデータの送受信を行う場合、認証が必要です。
認証方法は、デバイスが一種のユーザとしてCHSにログインします。ログインするために、CHSのプロジェ
クトにユーザを追加する必要があります。デバイスとして、CHSにログインできるユーザタイプは「デバイ
ス」権限のユーザ、または「管理者」権限のユーザです。
「ユーザ管理」メニューをクリックし、「ユーザの追加」を行ってください。
ログインIDとパスワードなどを入力し、ユーザの権限を「デバイス」(たは「管理者)に選択します。
「保存」または「保存して終了」ボタンをクリックして、設定を保存します
デバイスの登録と設定
CONPROSYS HMI System ファーストステップガイ
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3. デバイスの設定
CONPROSYS各デバイスシーズ場合
1 デバイス登録しCONPROSYSデバイスにLANケーブルを接続し、ブラウザにてアクセスし、各種設
定を行います。
CONPROSYSの出荷時設定は以下になります。
CONPROSYSと同じネットワーク上のPCりアクセスし、ユーザー名とパスワードを入力してログイ
ンしてください
項目
設定
IPアドレス
10.1.1.101
サブネットマスク
255.0.0.0
アクセス先URL
http://10.1.1.101
ユーザ
mc341
パスワード
mc341
注意
CONPROSYSの各デバイスシリーズのファームウェアバージョ下記以前の場合は、ファームウェアの
更新が必要です。当社ホームページよりファームウェアをダウンロードして、アップデートを行ってくだ
さい。ファームウェア更新の詳細は、各コントローラのリファレンスマニュアル(ソフトウェア編)を参照
ください。
シリーズ
ファームウェア
バージョン
M2Mコントローラシリーズ コンパクトタイプ
3.5.0
M2Mコントローラシリーズ スタックタイプ
3.6.0
M2M Gatewayシリーズ
3.5.0
ダウンロード
https://www.contec.com/jp/download/
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