RedNet PCIe card

Focusrite Pro RedNet PCIe card クイックスタートガイド

  • Focusrite RedNetシリーズインターフェースのクイックスタートガイドについてご質問にお答えします。このガイドには、Danteネットワークへの接続、RedNet ControlとDante Controllerソフトウェアの設定、Pro Toolsとの互換性、ファームウェア更新など、RedNet製品の初期設定と基本的な使用方法に関する情報が記載されています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください。
  • Danteシステムに必要なネットワークスイッチの条件は何ですか?
    RedNet ControlとDante Controllerはどこからダウンロードできますか?
    Pro Toolsを使用する場合、I/Oチャンネル数に制限はありますか?
    ファームウェアの更新はどのように行いますか?
    2つのネットワークポートを持つユニットの動作モードは?
ご利用の前に
FFFA001415-01
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RedNet Dante インターフェイスをお求めいただき、誠に有難うございます。Dante ネットワーク
のセットアップはシンプルです。実際、すでにご利用のネットワーク機器がハイクオリティかつ低
レイテンシーな Dante オーディオでの使用に適している可能性は十分にあります。本ガイドでは
システムを素早く使用できるようにするためのヒントを提供します。より広範な情報を扱ったオ
ペレーション マニュアルについては、www.focusrite.com/rednet に掲載されているドキュメントを参照し
てください。
Pour obtenir des instructions en Français sur la façon de commencer, veuillez-vous
rendre sur focusrite.com/downloads
Für eine Kurzanleitung zum schnellen Start in deutscher Sprache besuche bitte
focusrite.com/downloads
Para la guía de inicio en Español, diríjase a focusrite.com/downloads
所有使用说明中文版,说上网站 : focusrite.com/downloads
日本語での説明書はこちら:focusrite.com/downloads
시작 방법에 관한 한국어 가이드는 focusrite.com/downloads 에서 찾으실 수 있습니다.
はじめに
詳しい情報はオンラインでご覧ください。基本的な条件は以下のとおりです。
ネットワーク スイッチ
Dante システムでは、ほぼ必ず 1 つ以上のネットワーク スイッチが必要となります。複雑なシス
テムでは複数のスイッチが必要となる場合もあります。複雑なシステムでは、スイッチの重要な機
能および役割である Quality of Service をセットアップする必要があります。高度な設定とモ
ニターが可能なマネージド スイッチを使用することをお勧めします。スイッチのセットアップ
ガイドや設定例などの詳細はオンラインでご覧ください。
適したスイッチの条件:
Gigabit Ethernet 対応
ノンブロッキング
4 つ以上のキューをもつ Quality of Service (QoS)
システム条件
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ネットワーク配線
カテゴリー 5e 以上のケーブルが必須です。CAT 6 が推奨されます。あらゆる Dante ユニットと
スイッチの間の距離は 100m (328 ft) 以下でなければなりません。
より広いエリアに渡るネットワークを構築する場合は、ネットワーク スイッチに光ファイバー
モジュールを装着することでネットワークの物理的な大きさを大幅に拡大できます。
RedNet Control、Dante Controller および DVS
この 3 つのソフトウェア アプリケーションは RedNet インターフェイスおよび Dante システ
ムに欠かせません。
RedNet Control
RedNet Control はすべての RedNet 製品に対するリモコンとして機能します。
また、Windows コンピューターで使用する場合 RedNet Control は RedNet PCIe/ RedNet PCIeR
の ASIO コントロール パネルとしても機能します。次の主要コンポーネントがインストールされ
ます:
RedNet Control アプリケーション
RedNet PCIe/ RedNet PCIeR ASIO/Core Audio ドライバー
Dante Controller
Dante ランタイム サポート サービス
RedNet Control は www.focusrite.com/downloads からダウンロードできます
絶対優先を使用した Diffserv (DSCP) QoS に対応
EEE (省電力 Ethernet) はオフ
(オプション) RedNet AM などのデバイスでは PoE を有効化 (対応した PoE スイッチの詳
細は www.focusrite.com/rednet でご覧いただけます)。また、本ユニットと標準的スイッチ
または DC 電源の間に Gigabit PoE インジェクターを使用することができます。
スイッチのセットアップについて詳しくは、メーカーのドキュメントを参照してください。
システム条件 (続き)
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Dante Controller
Dante Controller はすべての RedNet デバイス間のルーティングおよびサードパーティーの
Dante 製品に対するコントロールを提供します。
Dante Controller は RedNet Control と同時にインストールされますが、www.audinate.com か
ら個別にダウンロードすることもできます (www.audinate.com)
Dante Controller は Audinate 社が開発・配布しています。
Dante Virtual Soundcard (DVS)
DVS は Mac または Windows のオンボード Ethernet ポートを Dante サウンドカードとして機
能させる
ソフトウェア アプリケーションです。このソフトウェアはすべての Dante システムで必要な訳
ではなりませんが、大変便利なツールです。多くの RedNet 製品と共に無料で提供されています。
DVS をダウンロードするには、ご利用の RedNet 製品を www.focusrite.com/register でご登録
ください
(製品パッケージ内に同梱されているバンドルコードを使用)。登録後に リンクと DVS の取得方
法が表示されます。
コンピューター
RedNet Control および Dante Controller ソフトウェアを実行してユニットのルーティング
とコントロールを行うにはコンピューターが必要です。また、システムで RedNet PCIe/ RedNet
PCIeR または Dante Virtual Soundcard (DVS) を使用する場合も必要です。Mac と Windows PC
の両方がサポートされています。
サポートされるシステムの詳細は、www.focusrite.com/rednet でご覧ください。
コンピューターからのオーディオの入出力
Dante オーディオをコンピューターから入出力する方法が 3 つあります:
RedNet PCIe/ RedNet PCIeR - ASIO (Windows) または Core Audio (Mac) ベースのアプリ
ケーション
RedNet 5/ RedNet HD32R - Pro Tools|HD、Pro Tools|HD Native、Pro Tools|HDX ベースのシ
ステム
DVS - ASIO (Windows)、WDM (Windows) または Core Audio (Mac) ベースのアプリケー
ション (オンボード Ethernet ポートを仮想サウンドカードにします)。Dante Virtual
Soundcard はワイヤレス ネットワーク アダプターをサポートしていない点にご注意くださ
い。
コンピューターの要件、ベンチマーク、その他の製品情報はオンラインでご覧ください。
システム条件 (続き)
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各 Dante インターフェイスとスイッチの間には適切な Ethernet ケーブルを接続する必要があ
ります。加えて、RedNet Control および Dante Controller ソフトウェアがネットワークと通信
できるようにするために、コンピューターのオンボード ネットワーク ポートをプライマリ ネッ
トワークに接続する必要があります (「2 つのネットワーク ポートをもつユニット」を参照)。余
分なネットワークが使用中である場合は、2 つ目のネットワーク接続をコンピューターの 2 番目
の Ethernet ポートで行うことができます。RedNet PCIe/ RedNet PCIeR はコントロール データ
を送信しないため、RedNet PCIe/ RedNet PCIeR カードを使用する場合でも追加のネットワーク
接続が必要になるのでご注意ください。
同梱されている IEC 電源ケーブルまたは DC 電源を使用してユニットを適切な電源に接続して
ください。
オーディオ I/O やワードクロック接続などのユニットに対するその他の接続、また RedNet 5/
RedNet HD32R を Pro Tools|HD に接続する方法に関する詳細は、各ユニットのユーザー マニュ
アルを参照してください。
2 つの電源をもつユニット
Dante デバイスに 2 つの IEC 電源接続がある場合、1 つには PSU A、もう 1 つには PSU B とい
うラベルが付いています。PSU A はデフォルトの電源として機能する一方、PSU B はスタンバイし
ており、PSU A が電源入力を失ってしまった場合にシームレスに PSU A に取って代わります。無
停電電源装置 (UPS) が使用できる場合は、PSU B に接続することをお勧めします。
RedNet AM2 などのデバイスはポート 1 で PoE が有効になっています。これらのデバイスは DC
電源を使用して動作させることもできます。PoE スイッチと DC 電源の両方が接続されている場
合は、PoE がデフォルトの電源となります。
機器の接続
RedNet ユニットに IEC 電源ケーブル保持クリップが同梱されている場合:
図のように 2 本の脚を同時に押し、ユニットの通し穴とピンを 1 つずつ揃え、放すことで挿入します。クリップの向きが図と同
じになっていることを確認してください。逆の場合、クリップの効果が十分に発揮されません。
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2 つのネットワーク ポートをもつユニット
2 つのネットワーク ポートをもつ Dante デバイスでは、特に明記されていない限り、1 つは
Primary、もう 1 つは Secondary としてラベル付けされています。これらのユニットは Dante
Controller を使用して設定し、冗長 (Redundant) またはスイッチ (Switched)のいずれかのモ
ードで動作させることができます。Redundant モードでは、冗長性を提供するために 2 つのネッ
トワーク ポートを 2 つの異なるネットワークに接続する必要があります。すべてのユニットの
Primary ポートを同じネットワークに接続し、Secondary ポートを別のネットワークに接続する
必要があります。Switched モードでは、ユニットをデイジーチェーン接続して配線の複雑さを軽
減できます。
冗長デバイスと非冗長デバイスを同じネットワーク上で使用する場合は、非冗長デバイスをプラ
イマリ ネットワークに接続する必要があります。次のページの図で例をご覧ください。
セカンダリ ポートが誤ってプライマリ ネットワークに接続された場合 (またはその逆の場合)、
ユニットは正しく動作しません。このような場合、Dante Controller はユニット名を赤色で表示
し、エラーの発生を表します。
機器の接続 (続き)
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ケーブル凡例
Cat 6
ネットワークのセットアップ
1 つのネットワーク ポートのみを搭載した RedNet ユニットは必ずプライマリ スイッチ
に接続してください。
このセットアップを機能させるには、RedNet ユニットを Dante Controller で Redundant
Mode に設定する必要があります。Switched モードではデバイスがデイジチェーン接続さ
れるだけだからです。
ネットワークのセットアップ例:
冗長デバイスと非冗長デバイスを混在させる
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RedNet Control を初めて起動する際、必要に応じて変更する必要のある次の設定項目に注目して
ください:
Network Interface
Settings > Select Network Interfaceをクリックし、Dante ネットワークに接続されているネッ
トワーク アダプターを選択します。
Sample Rate
ユニットの工場出荷時の設定は 48 kHz です。すべてのユニットのサンプル レートを変更するに
は、Mac の場合はSettings >Sample Rate、Windows の場合は Home Tab > Network Section でサ
ンプル レートを選択します。個別のユニットのサンプル レートは Dante Controller を使用す
ることで設定できます。
Pro Tools Compatibility
Pro Tools ソフトウェアでは、Core Audio または ASIO ドライバーを使用している場合、I/O 数
が 32 チャンネルに制限されます。RedNet PCIe/ RedNet PCIeR をオーディオ インターフェイス
として使用して Pro Tools を実行する場合は、ドライバーのチャンネル カウントを減らすこと
が大切です。次の手順に従ってこれを行ってください:
初めての使用とファームウェアの更新
Mac OS X:
ユーティリティ フォルダーから
「Audio MIDI Setup」 を開きます
Audio ウィンドウを開きます
Focusrite RedNet PCIe/
RedNet PCIeR を選択します
入力チャンネル数を 32 に変更します
出力チャンネル数を 32 に変更します
Windows
RedNet Control で「Set ASIO
Buffer Size」を選択します。
「Pro Tools Mode」 と書かれたチェ
ックボックスをクリックします
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初めての使用とファームウェアの更新 (続
き)
Firmware Updates
RedNet ユニットを初めて設置し、電源を入れる場合、ファームウェアの更新を行う必要がある場
合があります。ファームウェアの更新は RedNet Control アプリケーションによって自動的に開
始され、処理されます。ユニットまたは RedNet Control が実行されているコンピューターの電源
をオフにする、またはどちらかをネットワークから切断するなどによって、ファームウェアの更新
処理が中断されることのないようにしてください。
Focusrite は随時、新しいバージョンの RedNet Control をリリースすると共に RedNet ファー
ムウェアの更新を提供していきます。最善の動作を維持するため、RedNet Control の新バージョ
ンごとに提供される最新のファームウェアを適用して、すべての RedNet ユニットを最新の状態
に保ってください。
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ルーティング
すべての I/O ユニット間のルーティングは Dante Controller で行うことができます。本ソフト
ウェアでは伝統的なクロスポイント マトリクス インターフェイスが使用されます。
トラブルシューティング
FAQ の一覧や一般的なトラブルシューティングのヒントについては弊社の Answerbase に多くの
情報が掲載されています。
www.focusrite.com/answerbase からご覧いただけます。
問題が解決できない場合やご不明な点がありましたら、以下の連絡先情報を使用してカスタマー
サポート チームにお問い合わせください。
Eメール: [email protected]
電話 (英国): +44 (0)1494 462246
電話 (米国): +1 (310) 322-5500
ルーティングとトラブルシューティング
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