KBH 25

FEIN KBH 25 ユーザーマニュアル

  • FEIN KBH25 コアードリルの取扱説明書の内容を理解しました。このデバイスの機能、使用方法、安全上の注意など、ご質問にお答えします。例えば、回転数、最大穴径、安全機能、メンテナンス方法などについてお気軽にご質問ください。
  • KBH25の回転数は?
    KBH25で使用できる最大穴径は?
    KBH25の安全機能は?
    KBH25のメンテナンス方法は?
109
ja
ja
取扱説明書 コアドリル
本説明書で使用中のマーク、略号および用語
マーク、記号 説明
電動工具の回転部に触らないでください。
ここに記載された文章または図に従ってください。
取扱説明書や安全上の一般注意事項などの付属文書を必ずお読みください。
その作業ステップを始める前にコンセントから電源プラグを抜いてください。電動工具が不意
に動き出して怪我をする恐れがあります。
作業時には保護メガネを着用してください。
作業時には防音保護具を着用してください。
グリップ領域
付随情報。
本電動工具が CE に準拠していることを示しています。
この表示は死傷事故の原因となりかねない危険な状況であることを示しています。
この表示は怪我の原因となりかねない危険な状況であることを示しています。
使用できなくなった電動工具やその他の電子・電気機器は分別回収し、再利用させてください。
製品の絶縁機構が二重または増強仕様となっていることを示しています。
低速
高速
切削スプレー
ツールホルダー
記号 国際単位 国内単位 説明
P
1
W W 電力消費量
P
2
W W 出力電力
U V V 定格電圧
f Hz Hz 周波数
n
0R
/min 回/分 無負荷回転数 (右回転)
n
0L
/min 回/分 無負荷回転数 (左回転)
M... mm mm メートルねじの寸法
Ø mm mm 円形部品の直径
mm mm 鋼材ドリル径 (コアドリル)
mm mm アルミ材ドリル径 (コアドリル)
mm mm ドリル径 (ホールソー)
mm mm タップドリル
Fe
Al
OBJ_BUCH-0000000027-002.book Page 109 Thursday, July 21, 2011 9:04 AM
110
ja
安全のために
安全上の注意と使用方法をすべてよくお読
みください。安全上の注意と使用方法を厳
守しないと、感電、火災、怪我等の事故発生の恐れがあ
ります。
お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られ
る所に必ず保管してください。
この取扱説明書および付属の 「安全上のご注意」
( 文書番号 3 41 30 054 06 1) をよくお読みになり、
理解したうえで本電動工具をご使用ください。 取扱説明
書や安全上の注意に関する書類はいつでも読み返せるよ
うに保管し、電動工具を譲渡または売却する際には必ず
これらの書類も添えてください。
国内で適用されている一連の労働安全衛生規則にも留意
してください。
電動工具について:
この手持ちコアドリルは金属材料の穴あけおよびねじ切
りにお使いください。雨中および水を使用する環境での
ご使用は絶対に避け、FEIN 純正の各種先端工具並びにア
クセサリーを使って作業してください。
この電動工具はドリルスタンドで使用しないでくださ
い。
この電動工具は、ISO 8528 規格の G2 タイプ AC 発電機
でも使用することができます。しかし、この規定は 10%
以上の大きな能力変動がある場合は適応いたしません。
ご不明な点がありましたら、ご使用の発電機についてご
確認ください。
特殊な安全注意事項
同梱のハンドルを取り付けてご使用ください。 コントロ
ールを失うと、けがの原因になります。
先端工具が埋設電線や電動工具の電源コードに触れる恐
れのある場合には、電動工具上のプラスチック製のハン
ドルを保持してください。 電線に触れると、電動工具の
金属部分を通じて感電する恐れがあります。
埋設された電線、ガス・水道管にご注意ください。 作業
開始前に、メタル探知器等を使用しながら作業領域を確
認してください。
作業終了時、センタリングドリルによってコアドリルが
自動的に元の位置に戻ります。 その時、コアドリルは摩
擦熱によって高温になっており、火傷の恐れがあります
ので、絶対に触らないでください。
材料をしっかりと固定してください。 材料をクランプ等
で固定すると、手で保持する場合よりも安全です。
電動工具をしっかりと保持してください。 急に高い反動
トルクが発生する場合があります。
電動工具をご自分、他の人物または動物に向けないでく
ださい。 先のとがった、または熱くなった先端工具で怪
我をする恐れがあります。
電動工具上に銘板やマークを固定する際には、ネジやリ
ベッ卜を使用しないでください。 電気的な絶縁を破壊
し、感電を防げなくなる恐れがあります。貼付方式の銘
板を使用してください。
電動工具メーカーが認証していないアクセサリーは使用
しないでください。 アクセサリーが電動工具に取り付け
られるだけでは、安全な作業がおこなえるとは限りませ
ん。
非金属製工具で電動工具の通気孔を定期的に掃除してく
ださい。 モーターファンは粉じんを装置内へ吸引しま
す。 金属粉じんが多く蓄積されると、感電を発生する恐
れがあります。
ご使用になる前に電源線およびプラグが破損していない
かを確認してください。
推奨: この電動工具には検出電流が 30 mA またはそれ以
下の漏電遮断器 (RCD) を常に使用ください。
kg kg 重量 (EPTA-Procedure 01/2003 に準拠して測定さ
れています)
L
pA
dB dB 音圧レベル
L
wA
dB dB 音量レベル
L
pCpeak
dB dB ピーク音圧レベル
K... 不的確
m/s
2
m/s
2
EN 60745 準拠振動加速度 (3 方向のベクトル
和)
h,D
m/s
2
m/s
2
金属へのコアドリル使用穴あけ時における平均振
動値
h,D
m/s
2
m/s
2
ホールソー使用時における穴あけ平均振動値
m, s, kg, A, mm, V,
W, Hz, N, °C, dB,
min, m/s
2
m, s, kg, A, mm, V,
W, Hz, N, C, dB,
min, m/s
2
国際単位系 (SI)で使用されている基本単位およ
び組立単位。
記号 国際単位 国内単位 説明
OBJ_BUCH-0000000027-002.book Page 110 Thursday, July 21, 2011 9:04 AM
111
ja
手に伝わる振動
本説明書上に記載された振動レベルは EN 60745 の規格
に準拠した測定方法で測定されているため、この情報は
他の電動工具との比較時にご使用いただけます。 また、
振動負荷の事前調査にもご使用いただけます。
記載中の振動レベルは電動工具を主な用途にご使用にな
った場合の代表値を示しています。用途やご使用になる
先端工具、保守状況によっては、記載中の振動レベルと
異なることがあります。 このような場合、作業中の振動
負荷が大幅に高くなることがあります。
振動負荷を正確に推測する場合には、電動工具のスイッ
チを切っている時間やスイッチは入っていても実際に使
用していない時間も考慮に入れる必要があります。これ
により、作業中の振動負荷は大幅に低下することがあり
ます。
電動工具や先端工具の保守、手の保温、作業フローの計
画などの追加的措置を定めることで、作業員を振動負荷
から保護してください。
危険粉じんの取り扱い
本工具を使用して工作物を加工すると、危険な粉じんが
発生することがあります。
岩石含有物質、塗料溶剤、木材保護剤、船舶用防汚材の
アスベスト、アスベスト含有物質、鉛含有塗料、金属、
一部の木材、鉱物、ケイ素粒子等の粉じんと接触した
り、これらを吸引するとアレルギー反応、気管支炎、
癌、不妊の原因となる場合があります。 粉じんの吸引に
よるリスクは暴露状態に依存します。 発生する粉じんに
適した吸じん方法、防護具を使用し、作業場の換気を充
分に行ってください。 アスベスト含有材の加工は専門家
にご依頼ください。環境によっては、木粉じんや軽金属
粉じん、研磨粉じんおよび化学材の高温混合気が引火ま
たは爆発の原因となることがあります。 粉じん容器の方
向への火花飛散、電動工具や研磨物の過剰加熱を回避し
てください。粉じん容器内の粉じんは適時に除去してく
ださい。物質メーカーの加工指示および加工材に定めら
れた各国の規定に従ってください。
取り扱いにあたっての注意
正転・逆転切り替えスイッチの操作は必ずモーターが停
止した状態でおこなってください。
モーター作動時に電源が遮断されたり、またスイッチが
入った状態の電動工具が電源に接続されていなければ、
モーターは再起動しません。
先端工具が連続的にブロックしたり、過負荷状態になっ
たりするとモーターは自動的に停止します。モーターの
スイッチを再度入れてください。
センタリングドリルがバネの力で戻されるようになるま
で、これを回しながらツールホルダー内へ差し込んでく
ださい。
コアドリルを使用した穴あけ作業はできるだけ中断せず
に行ってください。いったん開始した、または中断した
穴あけ作業を完了するため、センタリングドリル作業を
繰り返し行ってください。
センタリングドリルが磨耗している場合には、再研磨せ
ず、必ず交換してください。
穴あけ作業ごとに切粉およびコア芯を除去してくださ
い。
切粉は鋭角かつ高熱です。
ドリルビットの交換時に刃を破損しないように注意して
ください。
表面加工された材料をコアドリル加工する際には、穴あ
け作業ごとにコア芯および切粉を除去してください。
メンテナンスおよび顧客サービス
過度な環境条件下で金属材料を加工すると、
電動工具内部に導通性を持つ粉じんが溜まり、
本体の絶縁機構に悪影響をおよぼすことがあります。こ
のため、電動工具の通気孔から乾燥したオイルフリー圧
縮空気を吹き付けて内部の粉じんを除去するとともに、
漏電遮断器 (RCD)を接続してください。
電動工具の電源線が破損している場合、特殊電源線と交
換することが可能です。この特殊電源線は FEIN 顧客サ
ービスでご入手いただけます。
以下の部品は、必要に応じてお客様ご自身で交換してい
ただけます。
補助ハンドル、先端工具
保証
製品保証に関しては、本製品が販売される国で定められ
た法的規定が適用されます。 さらに FEIN 社の保証内容
に従い、保証が適用されます。
本電動工具の標準付属品には、本取扱説明書に記載また
は図示されたアクセサリーの一部のみが含まれることが
あります。
準拠宣言
FEIN 社は、本製品が本取扱説明書の最終頁に記載された
一連の基準に準拠していることを宣言します。
技術資料発行者:C. & E. FEIN GmbH, EGZ,
D-73529 Schwäbisch Gmünd
環境保護、処分
梱包資材、使用済みの電動工具およびアクセサリーは、
環境にやさしい資源リサイクルのために分別してくださ
い。
OBJ_BUCH-0000000027-002.book Page 111 Thursday, July 21, 2011 9:04 AM
/