NEC 医用ディスプレイ専用 取扱説明書

カテゴリー
インターフェイスカード/アダプタ
タイプ
取扱説明書
Document No.6100213-01
MD-SMD-PCI シリーズ
高解像度モニタ用グラフィックス・ボード
取扱説明書
Ver..00
NEC ディスプレイソリューションズ株式会社
当社の許可無く複製・改変などを行うことは出来ません
MD-SMD Series Users
Manual
2
はじめに
この度は、MD-SMD シリーズ 高解像度モニタ用グラフィックス・カードをご購入頂き誠にありがとうござ
います。 本製品は、高解像度液晶ディスプレイ専用の PCI バス対応グラフィックス・ボードです。
本製品は 10 ビット グレースケール表示もサポートしています。
10 ビット グレースケール*1 表示にすることにより、より繊細な諧調飛びを抑えた滑らかな画像表示を実
現します。*1
*1 10 ビットグレースケール表示に対応したディスプレイが必要となります。
1 MD-SMD-PCI Series 製品一覧
製品名 ボード概要
MD-SMD2-PCI 2 メガピクセル LCD 用カラー&グレースケール表示グラフィックス・ボード
MD-SMD5-PCI
2 メガピクセル、3 メガピクセル、4 メガピクセルと 5 メガピクセル LCD 用カラ
ー&グレースケール表示グラフィックス・ボード
本製品及び接続対象となる LCD ディスプレイに関連する事項については、担当のシステム管理者、また
お買い求めの販売会社にお問い合わせください。
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本取扱説明書について
本製品をご使用になる前に、本取扱説明書を熟読の上、正しくお使いください。
本取扱説明書は、MD-SMD シリーズ LCDモニタ用グラフィックス・ボードの取扱方法について説明しています。
本製品以外の機器の取扱方法については、それぞれの機器の説明書をご参照ください。
本取扱説明書は必要な時、すぐ参照できるように大切に保管してください。 万一紛失された場合には、購入先
までご連絡ください。
本製品を第三者に譲渡される場合、必ず本取扱説明書を添付してください。
本取扱説明書の内容に関しては、将来予告なしに変更する場合があります。
商標について
VGA は、米国 IBM の登録商標です。
Microsoft,及び Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標です
その他、本書に記載されているシステム名、製品名は一般に各開発メーカーの登録商標あるいは商標です。
安全にお使いいただくために
この製品は安全に配慮して製造しておりますが、お客様の取扱いや操作上のミスが大きな事故に繋がる
可能性があります。 そのような危険を回避するために、必ず本取扱説明書を熟読し、内容を十分にご理解
いただいた上でご使用ください。
取り扱い時の注意に関しては、液晶ディスプレイの取扱説明書内の「安全のために必ず守ること」を参照
ださい。
本製品の分解・改造/修理を自分でしないでください。
パソコンの使用直後及び動作中は本製品に手を触れないでください。
本製品の取り付け、取り外しや、ソフトウェアをインストールするときなど、お使いのパソコン環境を
少しでも変更するときは、変更前に必ずパソコン内(ハードディスク等)の全てのデータを MO ディス
ク、フロッピーディスク等にバックアップしてください。
次の場所には設置しないでください。感電、火災の原因となったり、製品やパソコンに悪影響を及
ぼすことがあります。
温度、湿度がパソコンのマニュアルが定めた使用環境を超える、または結露するところ
振動が発生するところ
平らでないところ
直射日光があたるところ
火気の周辺、または熱気のこもるところ、漏電、漏水の危険があるところ
VCCI-B
この装置は、クラスB情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的として
いますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き
起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい取り扱いをして下さい。
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目次
はじめに 2
本取扱説明書について 3
商標について 3
安全にお使いいただくために 3
1. 製品概要 5
2. インストールの手順 5
3. ボードの取り付け手順 6
3.1. ボード取り付け時の注意事項 6
3.2. ディップスイッチの確認 6
3.3. ボードの取り付け 7
3.4. LCDモニタの接続 8
4. ドライバのインストール 9
4.1. インストール手順 9
5. 各種設定 14
5.1. 画面のプロパティ設定 14
5.2. モニタ1の設定 15
5.3. モニタ2の設定 18
5.4. 画面のプロパティの詳細設定 20
5.5. マルチモニタ設定 21
5.6. アダプタ インフォメーション 27
5.7. 設定・アップデート・アンインストール 28
6. ドライバのアンインストール 29
6.1. アンインストール手順 29
7. Windows Vistaを使用する場合の注意事項 30
7.1. Windowsクラシックスタイルの推奨 30
7.2. ユーザーアカウント制御 31
7.3. 手動によるセットアップの継続 31
8. 製品情報 32
8.1. 技術仕様(MD-SMD2-PCI,MD-SMD5-PCI) 32
8.2. 表示解像度 33
8.3. モニタ・インターフェース 34
8.4. ディップスイッチ設定 35
9. 廃棄について 37
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1. 製品概要
(1) 本製品には下記の付属品が含まれます。
グラフィックス・ボード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
CD-ROM(ドライバソフト及びインストーラ)・・・・・・1
取扱説明書(本書)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
保証書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
(2) 欠品やお気づきの点がありましたら購入先にお問い合わせください。
(3) 梱包箱及び緩衝材は、何らかの理由により購入先に返却する場合に必要になりますので保管して
おいてください。 輸送上における損壊等は補償対象外となりますのでご注意ください。
2. インストールの手順
インストールは以下の手順で行います。
(1) ボードのディップスイッチの確認
(2) ボードの本体装置への取り付け
(3) LCD モニタへの接続
(4) 本体装置の起動
(5) ドライバソフトウェアのインストール
(6) 本体装置の再起動
(7) デスクトップの設定
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3. ボードの取り付け手順
本章では、本製品のコンピュータへの取り付け方法について記述します。本製品をコンピュータに
取り付ける場合には、本体装置に添付されている取扱説明書も合わせてご参照ください。
3.1. ボード取り付け時の注意事項
MD-SMD シリーズ LCD モニタ用グラフィックス・ボードを本体装置に取り付ける場合には、以下の項目
に注意してください。
ボード取扱時に、ヒートシンクに負荷をかけないでください。
本製品の本体装置への取り付けは、お買い求め会社にご依頼くださることを推奨します。
本製品の電子部品が静電気によって破損される恐れがありますので、取扱いには十分ご注意ください。 コネク
タ、IC/LSI のピン等の配線が露出している部分には直接手で触れないでください。
取り付ける前に手についた汚れ、油等を洗い流してください。 取り付けの際に手が滑って危険です。
取り付けた後に余った部材は、再度の取り付け時に必要になりますので、大切に保管して置いてください。
ケーブルを接続する前に、ケーブルのコネクタ及びコンタクトが破損していたり、コネクタピンが曲がっていたり、
ゴミの付着や汚れの無いことを確認してください。 破損している場合やピンが汚れたケーブルを使用した場合、シ
ョートにより火災が発生する場合があります。
コネクタを床等に落下させ破損させないように取扱いに注意してください。 またコネクタを床上で引きずり、ゴミ
等を混入させないようにしてください
ネジ止め等のロックは確実に行い、脱落 嵌合ガタが生じないように注意してください。 ロックしていない場合、
ショートにより火災を起こす場合があります。
接続ケーブルは踏んだり、重いものを載せたりするなどの機械的なストレスをかけたり、熱などを加えないように
してください。 また、接続ケーブルを外す場合にはロックを外し、コネクタ部分を持ってまっすぐに引き抜いてくださ
い。 機械的なストレスや熱を加えたり、コネクタをねじったり、ケーブル部分を持って引き抜いたりすると、ケーブ
ルあるいはコネクタ等の破損原因となり、皮膜の絶縁劣化などによりショートしたりする場合があります。
3.2. ディップスイッチの確認
ディップスイッチは VGA出力仕様を設定するものです。 ディップスイッチが下図のようになっていることを
確認してください。 初期設定では、EDID を通してモニタ情報を受け取り、得られた情報から最適なフォーマ
ットに VGA 信号を変換して出力します。 ディップスイッチの設定の変更を行う際には、購入先またはモニタ
メーカーに必ず相談してください。
ディップスイッチの位置を、 3.2-1に示します。
3.2-1MD-SMD-PCI ボード表面とディップスイッチ初期設定
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3.3. ボードの取り付け
ボードの取り付けは、以下のように行います。
(1) 電源コードを抜いてから取り付け作業を行います。
インストールする本体装置が稼動している場合、アプリケーションがすべて終了していることを確
認し、本体装置の電源を落として本体装置や周辺機器の電源コードを抜いてください。
ご注意)
本体装置の電源を落とした直後は、内部が高温になっています。 十分に冷えたことを確認してから取り付
けを行ってください。
(2) 本体装置に添付されている説明書に従って本体装置のカバーを取り外してください。
(3) 本体装置に添付されている説明書に従って本体装置の空いている PCI バススロットに実装します。
1) 本体装置にダストキャップがついている場合には、ダストキャップを外してください。
2) PCI バススロットのリアカバーを固定しているネジを外してカバーを取り外します。 ここで取り外し
たネジは、本製品を固定するために使用しますので無くさないようにしてください。
3) 本製品表面のディップスイッチの設定を確認します。
4) ボードエッジコネクタを本体装置の PCI バススロットにゆっくり差し込みます。
5) PCI バススロットへ適切に挿入されていることを確認し、リアカバーを固定していたネジでリアパネ
ルを固定します。リアパネルが締め付けられて、適切に設置されていることを確認してください。
ご注意)
うまくボードが取り付けられない場合は、ボードを一度取り外し、再度取り付けなおしてください。 過度の力を
加えると、ボードやコネクタが破損する恐れがありますので注意してください。
PCI
-
Express
33MHz PCI Bus
PCI
-
Express 8X
PCI
-
Express 1X
33MHz PCI Bus
33MHz PCI Bus
3.3-1PCI バススロットの実装例
3.3-1は、パーソナル・コンピュータの拡張スロットの一例を示したものです。MD-SMD-PCIシリーズは
33MHzPCIバススロット、66MHzPCIバススロットおよびPCI-Xバススロットにインストール可能ですが、
66MHzPCIバススロットもしくはPCI-Xバススロットにインストールした場合に、性能を発揮するように設計さ
れています。 本体装置にこれらのバススロットが存在する場合には、それらのスロットに優先して実装する
ことをお勧めいたします。
本製品を1枚のみインストールする場合には、使用されていない任意の実装可能なバススロットを使用することが可能
です。
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3.4. LCD モニタの接続
本章では、本製品と高解像度 LCD モニタとの接続方法について説明します。モニタの接続に関しては、
以下の点をご確認の上、本製品と接続する LCD モニタに付属する取扱説明書に従い、接続を行ってくださ
い。 なお ケーブルを同時に 2 本つなぐ必要がある等、特殊な接続が必要なモニタの接続方法に関して
は、最終ページにあります NEC モニター・インフォメーションセンターにお問合いわせください。
(1) 1 枚のボードと 1 台のモニタを接続する場合
必ず、DVI コネクタ1とモニタを接続してください。 DVI コネクタ 2 と接続した場合、画面には何も
表示されません。
3.4-1 1 枚のボードと 1 台のモニタの接続
(2) 1 枚のボードと 2 台のモニタを接続する場合
DVI コネクタ1と向かって左側に設置するモニタ(図中のモニタ 1)を、DVI コネクタ 2 と向かって右
側に設置するモニタ(図中のモニタ2)を接続してください。 反対に接続した場合、左右の画面も反
対に表示されます。
3.4-2 1 枚のボードと 2 台のモニタの接続
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4. ドライバのインストール
本章では、MD-SMD シリーズ LCD モニタ用グラフィックス・ボードの本体装置へのドライバソフトウェア
のインストール方法について記述します。以下の手順でドライバソフトウェアのインストールを行ってくださ
い。
4.1. インストール手順
(1) Windows(XP/XP x64 Edition)を起動し、アドミニストレータ権限を持ったユーザーでログオンしま
す。
(2) {新しいハードウェアが見つかりました} に続き、{新しいハードウェアの検索ウィザードの開始}の画
面が表示されたら、そのまま {キャンセル}をクリックします。
4.1-1 新しいハードウェアの検索ウィザードダイアログ
(3) 付属のドライバディスクを CD-ROM ドライブに挿入すると、自動的に次のウィザードダイアログに進
みます。
ご注意)
自動で実行されない場合は、直接ファイルを参照します。{Setup.exe}のアイコンをダブルクリックします。
(4)
4.1-2のダイアログが表示されます。{次へ(N)}をクリックします。
4.1-2 InstallShield Wizard
(5) 4.1-3のダイアログが表示されます。{使用許諾契約}の内容を確認の上、ご契約に同意される
場合には、{はい(Y)}をクリックします。
4.1-3 使用許諾契約ダイアログ
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(6) 以下のダイアログが検出されたボードの数だけ表示されますので、ボードの種類をご確認の上{
行(
C}
確認
4.1-4 ジタル書名の確認
(7) InstallShield Wizard の完了」ダイアログが表示されます。「はい、今すぐコンピュータを再起動しま
す」を選択して{完了}をクリックします。 コンピュータ が再起動します。
4.1-5 ウィザードの終了
(8) 再起動後、セットアップが自動実行します。
(9)
モニタが自動検出された場合
VREngine/SMD ドライバインストーラは、EDIDを通してモニタの情報を読み取り、最適な設定を自動で
選択します。 自動検出された場合は「設定の確認」のダイアログへ進んで、{次へ(
N)}終了。インストールは
完了します。
4.1-6 設定の確認
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(10)
モニタが自動検出されなかった場合
「情報」のダイアログ→[OK]とし、次の「モニタの選択」へ進む。
(11)
4.1-7, 4.1-8のダイアログが表示されますので、ボードの種類をご確認の上、接続するモニタ
のタイプを選択します。
確認
4.1-7 モニタの選択-1
選択
4.1-8 モニタの選択-2
ご注意)
EDID を通してモニタの情報を読み取り、最適な設定を取得している場合は、{互換性のあるモニタの表示}にチェックが
入り、モニタタイプの絞込みが行われています。全てのモニタを表示するには、{選択可能なモニタを表示}にチェックを入
れてください。
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接続するモニタが 1 台の場合は、モニタ 2 の選択を{(なし)} を選択します。2 台接続する場合は、接続す
るモニタのタイプを選択します。選択したらモニタタイプを確認の上{次へ(
N)}をクリックします。
選択
4.1-9 モニタの選択-3
4.1-10 ニタの選択-4
4.1-11 ニタの選択-5
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(12)
4.1-12のダイアログが表示され、これまでの作業で設定された内容が「現在の設定」として表示
されます。内容を確認し {次へ(
N)} をクリックします。表示された内容に従い設定が保存されます。
4.1-12 現在の設定の確認
ご注意)
ここで{戻る(B)}をクリックすると,全ての設定をやり直すことができます。
(13) 合計モニタ数が 2 モニタ以上の場合は以下のダイアログが表示されます。接続モニタ全てを独立状
態で使用する場合はマルチモニタ設定を行う必要はありません。 マルチモニタ設定を行う場合は
{はい(
Y)}を,行わない場合は{いいえ(N)}をクリックしてください。 {いいえ(N)}を押した場合には次
項へ進みます。 {はい(
Y)}を押した場合の設定方法については「5.5マルチモニタ設定」を参照し
てください。
4.1-13
(14) InstallShield Wizard の完了」ダイアログが表示されます。「はい、今すぐコンピュータを再起動しま
す」を選択して{完了}をクリックします。 コンピュータ が再起動してインストールが完了します。
4.1-14 ウィザードの終了
ご注意)
ボードの追加、取り外し及び使用しているスロット位置の変更または、使用モニタの追加、削除及び変更を行う場合に
は、「
5.7設定・アップデート・アンインストール」を参照下さい。
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5. 各種設定
本章では、インストール後に行うモニタの設定作業について説明します。
5.1. 画面のプロパティ設定
画面のプロパティで設定するには、コントロールパネル内にある {画面のプロパティ} をダブルクリックし
て図 5.1-1のダイアログを表示させた上で、{設定}のタブをクリックします。
5.1-1 画面のプロパティ
5.1-2の画面が表示されます。
5.1-2 画面のプロパティ 定タブ
ご注意)
5.1-2{画面プロパティ}は、1 番、2 番のモニタが本製品という設定の例となっています。 ここで、PCI express
ス、AGPバスあるいはPCIバスにグラフィックス・ボードがインストールされているか、マザーボード上にグラフィックスコン
トローラがある場合は本製品以外のモニタが表示されます。また、本製品が 1 台だけがインストールされている場合には
2番のアイコンは表示されず、1 番のアイコンが本製品となります。
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5.2. モニタ1の設定
モニタ 1の設定を行います。表示設定の対象のモニタ である[1] を選択して、{画面の解像度(S)}{画面
の色(C)}を変更し、{適用(A)} をクリックします。
選択
選択
5.2-1 画面の解像度 5.2-2 画面の
{画面の色(
C)} の内容は以下のとおりです。
モニタ種別
画面の色
表示色
カラーモニタ (8 ビット)
(16 ビット)
最高 (32 ビッ)
8 ビットパレットカラー
16 ビットカラー(R5G6B5)
32 ビットカラー(R8G8B8 or R10G10B10)
グレースケールモニタ (8 ビット)
(16 ビット)
最高 (32 ビッ)
8 ビットグレースケール
多階調グレースケール
カラー変換グレースケール
32 ビットカラー8 ビットグレースケール、多階調グレースケールの詳細設定は、後述の{カラー/パレット}
設定します。
ご注意)
アダプタ / モニタの種類によっては選択できないのものがあります。
Windows XP は、標準で{ (8 ビット)}をサポートしません。 そのため、8 ビットパレットカラー、8 ビットグレースケー
ルを使用になる場合は、以下の方法で設定します。
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1 表示設定の対象のモニタを選択して、{詳細設定(
V)}をクリックします。
5.2-3 詳細設
2 {アダプタ}のタブをクリックします。
5.2-4 アダプタタブ
3 {モードの一覧(L)}をクリックします。
5.2-5 モードの一覧
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4 以下のダイアログが表示されますので、設定したい解像度、色、リフレッシュレートのモードを選択し、
{OK}をクリックします。
選択
5.2-6 べてのモードの一覧
5 {適用(A)}をクリックし、設定が完了します。
5.2-7
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5.3. モニタ2の設定
前項の {面プロパティ}では、モニタ 2を表示することが可能でありながら表示設定が行われていないた
め、表示はされていない状態です。 表示させるには、表示設定の対象のモニタ である[2] を選択して、
{Windowsデスクトップをこのモニタ上で移動できるようにする(E)}のチェックボックスにチェックを入れて、モ
ニタ 1 と同様に{画面の解像度(
S)}{画面の色(C)}を変更して、{適用(A)} をクリックします。
選択
5.3-12 の選択
5.3-22 の設定
2. 選択
3. 選択
1. チェック
5.1-2のダイアログの{詳細設定(V)} 5.3-3のダイアログが表示されます。
5.3-3 詳細設定のダイアログ
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ここで更に{VREngine/MD Series} をクリックすると、
5.3-4の画面が表示されます。 ここでは、モニ
タごとに以下の 3 つの表示に関するモードとDirectDrawの有効・無効を設定することが出来ます。
5.3-4 詳細設
ご注意)
複数モニタを使用している場合は、それぞれのモニタに関して設定する必要があります
{モニタモード}の設定 {カラー/パレット}の設定
5.3-5 5.3-6 カラーパレットの設定
{画面の更新}の設定 {DirectDraw を有効にする}の設定
設定内容については「5.4 画面のプロパティの詳細設定」をご参照下さい。
設定内容については「5.4 画面のプロ
パティの詳細設定」をご参照下さい
DirectDraw の有効・無効を設定することが
出来ます。
5.3-7 画面の更新の設定 5.3-8 DirectDraw の設定
ご注意)
各モードの設定後は、{OK} または{適用} をクリックすることで、設定が有効になります。
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5.4. 画面のプロパティの詳細設定
設定できる項目は、{モニタモード}{カラー/パレット}{画面の更新}の設定になります。 設定できる内容
の詳細は以下のとおりです。
5.4.1. モニタモード設定
現在のモニタモードが表示されています。接続されているモニタによって動作がかわりますが、基本的に
はモニタモードは 1 つなので選択する必要はありません。複数モニタモードが存在する場合は切り替えるこ
とが可能です。
(モニタのドットクロックの変更やモニタの回転方向の切り替えなどを行う場合に使用できます。)
5.4.2. カラー/パレット設定
(1) カラーモニタの場合
通常のカラーモニタの場合は、画面のプロパティで設定した画面の色に対応したカラーモードが自動で選
択されて、 変更することはできません。
8 ビット カラー
Windows に標準でサポートされている 256 モードが選択できるようになります。
16 ビット カラー
Windows に標準でサポートされている High Color モードが選択できるようになります。
24 ビット カラー
Windows に標準でサポートされている True Color モードが選択できるようになります。
(2) グレースケールモニタの場合
グレースケール表示の際に階調の調整を行うため、以下のグレースケールパレットモードを用意していま
す。 画面のプロパティで設定した画面の色に対応したカラー/パレットモードが選択できます。
8 ビット リニアグレースケールパレッ
線形に配置した 256 階調のグレースケールパレットモードです。
8 ビット ンリニアグレースケールパレット
システムパレットを確保した 256 階調のグレースケールパレットモードです。
8 ビット 可変グレースケールパレット
アプリケーションで変更可能な 256 階調のグレースケールパレットモードです。
10 ビット グレースケール
10 ビット精度のグレースケールモードです。
24 ビット カラー変換グレースケール
24 ビットカラーを直接変換して表示するグレースケールモードです。このモードにおいては OS の減
色処理が行われません。
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