AKM MS-P254 仕様

タイプ
仕様
[MS-P254]
MS1524-J-00 2013/03
素子構成
MS-P254 はバイアス磁石と組み合わせることにより歯車モジュールm=2.5のA/B相を出力し
す。1つのパッケージの中に、4個の半導体磁気抵抗素子チップを有し、同一の素子を4個等間隔に
置しています。
絶対最大定格
最小
最大
内部温度
T
40
150
保存温度範囲
Tstg
40
150
注)絶対最大定格を超えて使用した場合、素子を破壊するおそれがあります。
動作条件
注)上記の制限を超えて使用した場合、素子を破壊するおそれがあります。
最小
標準
最大
許容損失
865
mW
周囲温度Ta=25
動作周囲温度
-40
125
半導体磁気抵抗素子
MS-P254
等価回路
R
1
1/4p
1/4p
1/4p
R
3
R
2
R
4
8
2
7
3
6
5
4
R
1
1/4p
1/4p
1/4p
R
3
R
2
R
4
8
2
7
3
6
5
4
配置図
歯車
1
2
3
4
5
7
8
6
[MS-P254]
MS1524-J-00 2013/03
磁気及び電気的特性
周囲温度Ta=25
1T=10kGauss
*1 R(0):B=0Tにおける18の抵抗および
B=0Tにおける27間の抵抗およ
B=0Tにおける36間の抵抗およ
B=0Tにおける45間の抵抗
*2 ΔR/R = (R(B)-R(0))/R(0)
R(B)B=0.45Tにおける抵
*3 V
A
(0)B=0Tにおいて、下図接続回路例と同様に68間を短絡し、13間にVc=5Vを印加した状態
A相出力電圧
V
B
(0)B=0Tにおいて、下図接続回路例と同様57間を短絡し、24間にVc=5V印加した状態
B相出力電圧
V
A
(0)V
B
(0)は、各抵抗R(0)の測定値から演算により求めます。
*4 V
A
(B)B=0.45Tにおいて、下図接続回路例と同様に68間を短絡し13間にVc=5Vを印加した状態で
A相出力電圧
V
B
(B)B=0.45Tにおいて、下図接続回路例と同様に57間を短絡し24間にVc=5Vを印加した状態で
B相出力電圧
V
A
(B)V
B
(B)は、各抵抗R(0)とΔR/Rの測定値から演算により求めます。
測定条件
備考
抵抗
R(0)
Ic=1mA
B=0T
290
Ω
*1
磁気抵抗変化率
ΔR/R
Ic=1mA
B=0/0.45T
130
%
*2
A相無磁界中性電圧
V
A
(0)
B=0T
抵抗値より計算によ
り求める。
2.25
2.5
V
*3
B相無磁界中性電圧
V
B
(0)
B=0T
抵抗値より計算によ
り求める。
2.25
2.5
V
*3
A相有磁界中性電圧
V
A
(B)
B=0.45T
抵抗値より計算によ
り求める。
2.25
2.5
V
*4
B相有磁界中性電圧
V
B
(B)
B=0.45T
抵抗値より計算によ
り求める。
2.25
2.5
V
*4
[MS-P254]
MS1524-J-00 2013/03
回路構成及び接続回路例
●回路構成 ●接続回路例
許容損失
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1000
-50 0 50 100 150
温度 [℃]
許容損失PD [mW]
1
2
5
6
7
8
4
3
[MS-P254]
MS1524-J-00 2013/03
パッケージ
□外形寸法図
Unit: mm
1) 公差は特に定める以外は±0.1mmとします。
端子の材料:銅系合金
端子のめっき材料:Sn100
1
2
3
4
5
6
7
8
[MS-P254]
MS1524-J-00 2013/03
信頼性項目
No.
試験項目
試験方法・条件【準拠規格】
n
試験時間
判定基準(Ta=25℃)
1
湿度放置試験
Ta=85℃ 相対湿度=85%
22
1000hr
抵抗は初期値に対して変化率:
±20%以内
中性電圧*1と磁気抵抗変化率は
磁気及び電気的特性の範囲内:
V
A
V
B
2.252.75V
ΔR/R:130%以
2
高温通電試験
Ta=125℃ Vc=5.5V
22
1000hr
同上
3
高温放置試験
Ta=150℃
22
1000hr
同上
4
温度サイクル試
-55℃ → 常温 → +150℃
30 ← 5分 30
-55℃ → 25℃ → +150℃
30min.← 5min.← 30min.
22
100サイクル
同上
*1 中性電圧とは、A 相無磁界中性電圧 V
A
(0) B 相無磁界中性電圧V
B
(0)A 相有磁界中性電圧 V
A
(B)
B 相有磁界中性電圧 V
B
(B) のことを指します。測定方法については P2 磁気及び電気的特性を参
照願います。
マーキング
この製品ではマーキングは行いません。
[MS-P254]
MS1524-J-00 2013/03
抵抗体間隔(参考)
Unit: mm
1番端の素子はパッケージセンターから 3.24±0.1mm で配置します。(量産時に検査されません。)
1番端の抵抗素子から各抵抗素子までの間隔は、2.16±0.1 mm4.32±0.1 mm6.48±0.1 mmで配置
します。(量産時に検査されません。)
1
2
3
4
5
6
7
8
2.16±0.1
6.48±0.1
4.32±0.1
3.24±0.1
[MS-P254]
MS1524-J-00 2013/03
重要な注意事項
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