AKM MS-P204 仕様

タイプ
仕様
[MS-P204]
MS1321-J-00 2011/08
素子構成
MS-P204 はバイアス磁石と組み合わせることにより歯車モジュールm=2.0のA/B相を出力し
ます。1つのパッケージの中に、4個の半導体磁気抵抗素子チップを有し、同一の素子を4個等間隔に
配置しています。
絶対最大定格
項 目 記 号 最小 最大 単 位 備 考
内部温度 Tj -40 150
保存温度範囲 Tstg -40 150
注)絶対最大定格を超えて使用した場合、素子を破壊するおそれがあります。
動作条件
注)上記の制限を超えて使用した場合、素子を破壊するおそれがあります。
項 目 記 号 最小 標準 最大 単 位 備 考
許容損失 PD 865 mW 周囲温度Ta=25℃
動作周囲温度 Topr
-40
125
半導体磁気抵抗素子
MS-P204
等価回路
R
1
1/4p
1/4p
1/4p
R
3
R
2
R
4
8
2
7
3
6
5
4
R
1
1/4p
1/4p
1/4p
R
3
R
2
R
4
8
2
7
3
6
5
4
配置図
歯車
1
2
3
4
5
7
8
6
[MS-P204]
MS1321-J-00 2011/08
R
1
R
3
R
2
R
4
Vc=5V
R
1
R
3
R
2
R
4
Vc=5V
5,7B相)
1,2+
3,4-
6,8A相)
磁気及び電気的特性
周囲温度Ta=25℃
(1T=10kGauss)
*1 R(0):B=0Tにおける1-8間の抵抗および
B=0Tにおける2-7間の抵抗および
B=0Tにおける3-6間の抵抗および
B=0Tにおける4-5間の抵抗
*2 ΔR/R = (R(B)-R(0))/R(0)
R(B):B=0.45Tにおける抵抗
*3 V
A
(0): B=0Tにおいて、6-8間を短絡し、
1-3間にVc=5Vを印加した状態での、
6もしくは8(A相)の電圧
V
B
(0):B=0Tにおいて、5-7間を短絡し、
2-4間にVc=5Vを印加した状態での、
5もしくは7(B相)の電圧
*V
A
(0)、V
B
(0)は、各抵抗R(0)の測定値から演算により求めます。
*4 V
A
(B):B=0.45Tにおいて、6-8間を短絡し1-3間にVc=5Vを印加した状態での、
6もしくは8(A相)の電圧
V
B
(B):B=0.45Tにおいて、5-7間を短絡し2-4間にVc=5Vを印加した状態での、
5もしくは7(B相)の電圧
*V
A
(B)、V
B
(B)は、各抵抗R(0)とΔR/Rの測定値から演算により求めます。
項 目 記 号 測定条件 最 小 標 準 最 大 単 位 備考
抵抗 R(0)
Ic=1mA
B=0T
290 420 Ω *1
磁気抵抗変化率 ΔR/R
Ic=1mA
B=0/0.45T
130 % *2
A相無磁界中性電圧 V
A
(0)
B=0Tの
抵抗値より計算によ
り求める。
2.25 2.5 2.75 V *3
B相無磁界中性電圧 V
B
(0)
B=0Tの
抵抗値より計算によ
り求める。
2.25 2.5 2.75 V *3
A相有磁界中性電圧 V
A
(B)
B=0.45Tの
抵抗値より計算によ
り求める。
2.25 2.5 2.75 V *4
B相有磁界中性電圧 V
B
(B)
B=0.45Tの
抵抗値より計算によ
り求める。
2.25 2.5 2.75 V *4
[MS-P204]
MS1321-J-00 2011/08
許容損失
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1000
-50 0 50 100 150
温度 [℃]
許容損失PD [mW]
[MS-P204]
MS1321-J-00 2011/08
パッケージ
□外形寸法図
Unit: mm
注1) 公差は特に定める以外は±0.1mmとします。
1
2
3
4
5
6
7
8
端子の材料:銅系合金
端子のめっき材料:Sn100%
[MS-P204]
MS1321-J-00 2011/08
信頼性項目
No. 試験項目 試験方法・条件【準拠規格】 n 試験時間 判定基準(Ta=25℃)
1 湿度放置試験 Ta=85℃ 相対湿度=85% 22 1000hr
抵抗は初期値に対して変化率:
±20%以内
中性電圧*1と磁気抵抗変化率は
磁気及び電気的特性の範囲内:
V
A
、V
B
:2.25~2.75V
ΔR/R:130%以上
2 高温通電試験 Ta=125℃ Vc=5.5V 22 1000hr 同上
3 高温放置試験 Ta=150℃ 22 1000hr 同上
4
温度サイクル試
-55℃ → 常温 → +150℃
30分 ← 5分 ← 30分
-55℃ → 25℃ → +150℃
30min.← 5min.← 30min.
22 100サイクル 同上
*1 中性電圧とは、A 相無磁界中性電圧 V
A
(0) 、B 相無磁界中性電圧 V
B
(0)、A 相有磁界中性電圧 V
A
(B) 、
B 相有磁界中性電圧 V
B
(B) のことを指します。測定方法については P2 磁気及び電気的特性を参
照願います。
マーキング
この製品ではマーキングは行いません。
[MS-P204]
MS1321-J-00 2011/08
抵抗体間隔(参考)
Unit: mm
1番端の素子は、パッケージセンターから 2.565±0.1mm で配置します。(量産時に検査されません。)
1番端の抵抗素子から各抵抗素子までの間隔は、1.71±0.1 mm、3.42±0.1 mm、5.13±0.1 mmで配
置します。(量産時に検査されません。)
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1.71±0.1
5.13±0.1
3.42±0.1
2.565±0.1
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