Olympus PT-039 ユーザーマニュアル

  • OLYMPUS PT-039 防水プロテクターの取扱説明書の内容を精読しました。水深40m対応の防水性能、水中撮影シーンに合わせたモード設定、そして重要なメンテナンス方法など、様々な情報が含まれています。このデバイスに関するご質問があれば、お気軽にお尋ねください。
  • PT-039を使用する前に、どのようなチェックを行う必要がありますか?
    水中撮影時に水漏れが発生した場合はどうすれば良いですか?
    Oリングの交換頻度はどれくらいですか?
    飛行機で移動する際は、どのような点に注意する必要がありますか?
    PT-039で撮影する際に、どのような点に注意すれば良いですか?
PT-039 Instruction Manual
PT-039
©2007
Printed in China
http://www.olympus.com/
VS165001
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はじめに
z本書の内容の一部または全部を無断で複写することは、個人としてご
利用になる場合を除き禁止されています。また、無断転載は固くお断
りいたします
z本製品の不適切な使用により、万一、損害が発生した場合、逸失利益
に関し、または、第三者からのいかなる請求に対し、当社では一切そ
の責任を負いかねますのでご了承ください。
z本製品の故障、当社指定の第三者による分解、修理、改造その他の理
由により生じた画像データの消失による損害及び逸失利益などに関
し、当社では一切その責任を負いかねますのでご了承ください
ご使用の前に必ずお読みください
このプロテクターは、水40m以内の水中で使用するよう設計された精
密機械です。取り扱いには十分ご注意ください。
zプロテクターのご使用前の取り扱い方法と事前チェック、メンテナン
ス、ご使用後の保管方法はこの取扱説明書の内容をよくご理解のうえ、
正しくご利用ください
zデジタルカメラの水没事故は、当社では一切その責任を負いかねます。
また、水没による内部機材の損傷、記憶内容や撮影に要した諸費用な
どの保証はいたしかねます。
z使用時の事故(人身・物損)の補償はいたしかねます
z箱に記載されている注意書きをご使用前に必ずお読みください。
このたびは、防水プロテクタ PT-039をお買上げいただき、あ
がとうございます。
この説明書をよくお読みのうえ、安全に正しくお使いください。
た、この説明書はお読みになったあと、必ず保管してください。
誤った使い方をされると水漏れにより中のカメラが破損し、修理不
能になる場合があります。
ご使用前にはこの説明書にしたがって必ず事前チェックを実施
てください。
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安全にお使いいただくために
この取扱説明書では、製品を正しくお使いいただき、お客様や他の人々
への危害と財産の損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をし
ています。その表示と意味は次のようになっています
警告
1 本製品を乳児、幼児、子供の手の届く範囲に放置しないでください。
下のような事故発生の可能性があります。
高いところから身体の上に落下し、けがをする。
開閉部に身体の一部をはさみけがをする
小さな部品を飲み込む。万一飲み込んだ場合は直ちに医師にご相
談ください。
目の前でフラッシュが発光し、視力に回復不可能なほどの障害を
起こす。
2 本製品に装填されるデジタルカメラに電池を入れたまま保管しない
ください。電池を入れたまま保管すると、液漏れや火災の原因となるこ
とがあります。
3 万一、本製品にカメラを装填した状態で水漏れがあった場合は、カメラ
に装填された電池を速やかに抜いてください。水素ガスの発生による
焼・爆発の可能性があります。
4 本製品は樹脂製です。岩などの固いものに強くぶつけると破損し、
をする可能性があります。取り扱いには十分ご注意ください。
5 本製品用のシリカゲル及びシリコンOリング用グリスは食べられません。
警告
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡また
は重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が傷害を負
う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が
想定される内容を示しています。
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JP
注意
1 本製品の分解、改造はしないでください。水漏れや不具合発生の原因と
なることがあります。当社指定者以外の者による分解、改造をした場合
は保証の対象外となります。
2 異常に温度が高くなるところ、異常に温度が低くなるところ、極端な
度変化のあるところに本品を置かないでください。部品が劣化するこ
があります。
3 砂、ほこり、塵の多いところで開閉すると防水性能が損なわれ水漏れ
原因となることがあります。絶対に避けてください。
4 本製品は水深 40m 以内の水深で使用するように設計 製造されていま
す。40mより深い潜水をされた場合、本プロテクターや中のカメラに復
帰しない変形や破損が生じたり水漏れを起こすことがあります。ご注
意ください。
5 プロテクターをポケットに入れたまま、あるいは、持ったまま水中に勢
いよく飛び込んだ場合や船上から海へ放り投げる等、乱暴に扱うと水
れする場合があります。手渡しをする等、取り扱いには十分ご注意くだ
さい。
6 万一、水漏れ等で内部のカメラが濡れた場合は直ちにカメラの水分を
き取り、動作確認をしてください。
7 飛行機で移動する場合は、リングを取りはずしてください。気圧の関
係でプロテクターが開かなくなることがあります。
8 本製品に装填されるデジタルカメラを安全にお使いいただくために、
ジタルカメラの取扱説明書をよくお読みください。
9 本製品を密閉する際は リング及びその接触面に異物を挟み込まな
ように十分ご注意ください。
電池について
zカメラ専用の当社リチウムイオン充電池LI-42BまたはLI-40B1個を
ご使用ください。
z電池の電極を濡らさないようご注意ください。故障や、事故の原因と
なる可能性があります
z電池に関するその他の注意はカメラの取扱説明書をよくお読みくださ
い。
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JP
カメラモードの設定について
zμ780/Stylus 780 は水中でのワイド撮影やマクロ撮影に適した撮影シ
ンモードを搭載しています。水中撮影シーンに合わせてモードを選ぶ
けで、簡単に撮影を楽しむことができます。
詳しくは、本取扱説明書の5. 水中撮影シーンに合わせた撮影」 P.24
をご参照ください。
z設定方法については、カメラの取扱説明書も合わせてご確認ください。
水漏れ事故を防ぐために
本製品を使用中に水漏れ事故が発生すると装填されたデジタルカメラが
修理不能になります。以下の注意を守った上でご使用ください
1 本製品を密閉する際にはOリングだけではなくその接触面(前蓋側)
も髪の毛、繊維くず、砂粒等の異物がついていないことを確認してく
さい。たとえ髪の毛一本、砂粒一粒が挟まっても水漏れの原因となり
す。特に念入りに確認してください。
2 リングは消耗品です。なくとも1年に1回は新品と交換してくだ
い。また、ご使用の都度メンテナンスをしてください。
3 リングは使用状態保管状態によっては劣化が促進されます。Oリ
グに傷、ヒビが入っていたり、弾力がなくなっていたらすぐに新しいO
リングに交換してください。
4 リングメンテナンス時にはOリング溝内をクリーニングし、ゴミ
こり・砂粒等の異物が無いことを確認してください。
5 リングには指定のシリコンOリング用グリスをご使用ください。
6 Oリングが正しく入っていないと防水機能が働きません。Oリングを装
着する際にリングが溝からはみ出したり、ねじれたりしないよう
Oリングへの異物付着の一例
髪の毛 繊維屑 砂粒
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注意して取り付けてください。またプロテクターを密閉する時は
リングが溝からはずれないよう確認しながら蓋を閉めてください。
7 本製品はプラスティック(ポリカーボネート)製の気密構造です。車、
船、海辺など高温になるところに長時間放置したり、長時間不均一な
力がかかると変形し、防水機能が失われることがあります温度管理
は十分ご注意ください。また、保管時や移動時に上に重いものを載せ
り、無理な収納は避けてください。
8 プロテクターの外側から リングの接触面を強く押したり、プロテ
ターをねじったりすると防水機能が損なわれることがあります。無理な
力をかけないようご注意ください。
9 事前テストと最終チェックを実施した上でご使用ください。
0 撮影中に水滴など水漏れの兆候を見付けた場合は、直ちに潜水を中止
て、カメラ及び本製品の水気を取り、「最終チェックをします」の項
を参考にしてテストを行い水漏れの有無を確認してください。
お取り扱いについて
z以下のような場所で本製品を使用または保管した場合、動作不良や故
障、破損、火災内部の曇り水漏れの原因となります。絶対に避け
てください。
直射日光下や自動車の中など高温になるような場
火気のある場所
水深40mより深い水中
振動のある場所
高温多湿や温度変化の激しい場
揮発性物質のある場所
z本製品は耐衝撃性に優れたポリカーボネート樹脂製ですが、岩などで
擦ると傷が付くことがあります。また、固い物にぶつけたり、落とし
たりすると破損することがあります。
z本製品は装填されたカメラへの衝撃をやわらげるケースではありませ
ん。本製品にデジタルカメラを装填した状態で衝撃を与えたり、重い
ものを載せたりするとデジタルカメラが故障する場合があります。取
り扱いには十分ご注意ください
z長期間使用しないと リングの劣化等により防水性能が低下してい
場合があります。使用前には事前テストと最終チェックを必ず行って
ください。
z三脚座やアクセサリ取り付け部には過大な力をかけないでください
zプロテクターを使用した撮影ではフラッシュ光がけられ、画面隅に影
が出ることがあります。特にカメラのワイド側でのマクロモード撮影
時には目立つ場合があります。画像を確認の上、ご使用ください。
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z洗浄・防錆・防曇・補修等の目的で、下記の薬品類を使わないでくだ
さい。プロテクターに直接、あるいは、間接(薬剤が気化した状態)
に使用した場合、高圧下でのひび割れなどの原因となります。
zこの取扱説明書で指示している以外の操作を行い、また、指示してい
る以外の場所を取りはずしたり、改造を加えたり、指定以外の部品を
使用することはしないでください。
上記の行為の結果、撮影に不都合が生じたり機材に不具合が発生した
場合は保証の対象外となります
zデジタルカメラの水没事故は、当社では一切その責任を負いかねます。
z使用時の事故(人身・物損)の補償はいたしかねます
使用できない薬品類 説明
揮発性の有機溶剤、
化学洗剤
プロテクターをアルコールガソリンシンナー
などの揮発性有機溶剤、または化学洗剤等で洗浄
しないでください。洗浄は真水、または、ぬるま
湯を使用してください。
防錆剤 防錆剤を使用しないでください。金属部分はステ
ンレス及び真鍮を使用しています。洗浄は、真水
を使用してください
市販防曇剤 市販の防曇剤を使用しないでください必ず指定
の防曇剤シリカゲルを使用してください。
指定外のシリコングリス シリコン リングに指定品以外のシリコングリ
スを使用しないでください。リングの表面が変
質して、水漏れの原因となります。
接着 補修などの目的で接着剤を使用しないでくださ
い。補修が必要な場合は販売店または弊社サービ
スステーションにご相談ください。
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もくじ
はじめに ................................................................................ 2
ご使用の前に必ずお読みくださ......................................... 2
安全にお使いいただくために................................................ 3
電池について......................................................................... 4
カメラモードの設定について................................................ 5
水漏れ事故を防ぐために....................................................... 5
お取り扱いについ .............................................................. 6
1. 準備をしましょう ..........................................................10
箱の中を確認しま ............................................................10
各部名称 .............................................................................. 11
ストラップを取り付けます ................................................. 12
基本操作をマスターします ................................................. 12
プロテクターの構え方......................................................... 12
シャッターレバーの押し方 ................................................. 13
撮影モードの切り換え..................................................... 13
ズームボタンの使い方......................................................... 13
POWERボタンの操作方法.................................................. 14
hボタンの操作方法.......................................................... 14
2. プロテクターの事前チェックをしましょう...................15
使用前の事前テス ............................................................15
事前テスト........................................................................... 15
3.デジタルカメラを装填しましょう..................................16
デジタルカメラをチェックしま.......................................16
電池の確認........................................................................... 16
撮影可能枚数の確認 ............................................................ 16
デジタルカメラのストラップをはずしましょう................. 16
カメラを準備しま ............................................................16
装填できるデジタルカメラは? .......................................... 16
カメラの電源を入れま..................................................... 16
カメラの動作チェックをします .......................................... 17
プロテクターを開けます..................................................... 17
デジタルカメラを装填します..............................................17
シリカゲルを装填しま..................................................... 18
装填状態のチェックをします..............................................18
プロテクターを密閉します ................................................. 19
装填後の動作チェック......................................................... 19
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撮影シーン/撮影モードの確認 .......................................... 20
レンズキャップの取り付け方、取りはずし方 ...................... 20
液晶フードの取り付け方、取りはずし方.............................. 21
取り付け方........................................................................... 21
取りはずし方....................................................................... 21
最終チェックをします......................................................... 21
目視検査 .............................................................................. 21
最終テスト(水漏れテスト)................................................. 22
4. 水中での撮影方法 ..........................................................23
ストラップの使い ............................................................23
撮影しましょう ...................................................................23
液晶モニタで撮影画面を確認します................................... 23
シャッターレバーを静かに押します................................... 23
フラッシュ撮影時のご注意 ................................................. 23
5. 水中撮影シーンに合わせた撮影.....................................24
水中撮影シーンの種類......................................................... 24
k水中ワイ1 ................................................................... 24
l水中ワイ2 ................................................................... 24
H水中マクロ ..................................................................... 24
撮影シーンの選択方法......................................................... 25
水中撮影シーン時AFロックについて.............................. 25
6. 撮影終了後の取り扱い方法............................................26
水滴を拭き取りましょう..................................................... 26
デジタルカメラを取り出します .......................................... 27
プロテクターを真水で洗います .......................................... 28
プロテクターを乾燥させましょ.......................................28
7. 防水機能のメンテナンスをしましょう..........................29
リングを取りはずします ................................................. 29
リングの取りはずしかた ................................................. 29
ゴミなどを取り除きましょう ........................................ 30
リングを取り付けます..................................................... 31
リングへのグリス塗布方法..............................................31
消耗品は取り替えましょう ................................................. 32
8. 付録................................................................................33
PT-039ご使用上のQ&A....................................................... 33
仕様 .....................................................................................38
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1. 準備をしましょう
箱の中を確認します
箱の中の付属品はすべてそろっていますか。
万一、付属品が不足していたり、破損している場合はお買上げの販売店
までご連絡ください。
オリンパス代理店リスト
PT-039
(Oリングが正常であることを確認してください)
Oリングリムーバー
ハンドストラップ
レンズキャップ
シリカゲル
シリコングリス
取扱説明書(本書)
プロテクター本体
液晶フード
(本体についています)
液晶フード
ストラップ
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JP
各部名称
1 パームグリッ
2 拡散板
3 シャッターレバー
4 POWERボタン
5 アクセサリー取付部
6 前蓋
7 バックルフッ
8 バックル開閉レバー
9
レンズキャップストラップ
0 レンズキャッ
a レンズ窓
b レンズリング
c ハンドストラップ
d
ハンドストラップつり輪
e 装填ガイドレール
f 液晶インナーフード
g Oリ
h 三脚座
i 遮光フード
j 液晶フード
k &ボタン/十字ボタ
l MENUボタン
m ズームボタン
n hボタン
o モードダイヤルノブ
p Fボタン/十字ボタン
q qボタン
r #ボタン/十字ボタン
s OK/FUNCボタ
t Sボタン
u Y
(
1)
/十字ボタン
(注1(水中ワイド1または
水中マクロモードでの撮
影中は、十字ボタン下はAF
ロックボタンとして機能
します。
v DISP./Eボタン
w 液晶モニタ窓
x 後蓋
y 液晶フードストラップ
z
シリコンOリング用グリス
(白キャップ)
A シリカゲル
B リングリムーバー
Note :
※印のプロテクター操作部はデジタルカメラの各操作部に対応しています。
プロテクター操作部を操作することによってデジタルカメラの対応する機
能が動作します。詳しい機能の内容についてはデジタルカメラの取扱説明書
をご覧ください。
2
3
45
6
7
8
9
0
a
b
ef
ghi
kjlmon
p
q
r
s
t
uvwxy
z
A
B
d
c
1
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JP
ストラップを取り付けます
プロテクター本体にストラップを取り付けましょう。
基本操作をマスターします
撮影する前に、プロテクターの基本操作をマスターしましょう
プロテクターの構え方
両手でしっかり持ち、脇をしめプロテクターの液晶モニタ窓を通してデ
ジタルカメラの液晶モニタで撮影画面を確認できるように構えます。
注意 :
上図にしたがってストラップを正しく取り付けてください。万一、誤った取
り付けによりストラップがはずれて本体を落とすなどした場合損害など一
切の責任は負いかねますのでご了承ください
注意 :
レンズ窓やレンズリングに無理な力を加えないでください。
レンズ窓、フラッシュ拡散板に指などがかからないようにご注意くださ
い。
ハンドストラップつり輪
ハンドストラップ
取付け説明図 取付け完了図
良い例 悪い例
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シャッターレバーの押し方
シャッターレバーを押すときは、
メラぶれが起きないように注意
ながら静かにレバーを操作します。
Note :
カメラのシャッターボタンの詳しい操作法はデジタルカメラの取扱説明書
をご覧ください。
撮影モードの切り換え方
デジタルカメラの撮影モードを
り換えるには本プロテクターの
モードダイヤルノブを回して切
換えます。
どの撮影モードに設定されてい
かは、液晶モニタで確認します。
ズームボタンの使い方
装填されるデジタルカメラのズ
ムボタンに対応して本プロテク
ターのズームボタンを操作する
とによりズーム操作が可能です。
モードダイヤ
ルノブ
ズームボタン
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POWERタンの操作方法
POWERボタンを押して、カメラの
電源をON/OFFします。
注意 :
カメラは電源オンの状態で何も操作しないとスリープモードと呼ばれる省
電力状態に入り、液晶モニタは自動的に消灯します。この状態でシャッター
レバーを全押ししても撮影できません。ズームボタンやその他のボタンを操
作して、カメラをスリープモードから復帰させてから撮影しましょう。さら
15分放置すると、カメラは電源オフの状態になります。POWERボタンを
押して電源を入れてください。
詳しくは、デジタルカメラの取扱説明書を参照してください。
hボタンの操作方法
hボタンを押して、カメラの手ぶ
れ補正機能のオン/オフを選択
ます。
注意 :
カメラお買い上げ直後の水中シーンモードの初期設定では、手ぶれ補正
機能はオフに設定されています。必要に応じて手ぶれ補正機能をオンに
設定してください。
手ぶれが大きすぎるときは、手ぶれが補正しきれないことがあります。
手ぶれ補正機能について詳しくは、デジタルカメラの取扱説明書を参照
ください。
POWERボタン
hボタン
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2. プロテクターの事前チェックをしましょう
使用前の事前テスト
本プロテクターは、製造工程での部品の品質管理および組立工程での各
機能検査などを厳重に実施しています。さらにすべての製品は高水圧試
験機により水圧試験を実施し、仕様通りの性能が守られているか検査を
行い合格したものです。
しかしながら、持ち運びや、保管の状態、メンテナンスの状況等何らか
の原因で防水機能にダメージを受ける場合があります
潜水前には必ず次の事前テストと、カメラ装填後に行う最終テストを実
施してください。
事前テスト
1 デジタルカメラをプロテクターに装填する前に、空のプロテクターを
使用になる水深に沈めて水漏れの有無を確認してください。
2 水漏れ事故は、主に以下の原因で起こります。
リングの取り付け忘れ
リングの一部または全部が所定の溝からはずれていた
リングの傷やヒビ、または変質・変形
ングやリングリング溝、前蓋リング接触面への砂・
維くず、髪の毛など異物の付着
前蓋部Oリング接触面やOリング溝内の傷
プロテクターを閉じる際の付属ストラップやシリカゲルの挟み込
テストは上記の原因を取り除いて行うようにしてください。
注意 :
水漏れの確認はご使用になる水深に沈めて確認することがいちばん適切
です。これが難しい場合は水圧のかからないごく浅いところでも水漏れ
が確認できる場合があります。面倒がらずに必ず実施してください。
万一、事前テスト中に正常な取り扱いで水漏れが確認された場合はご使
用を中止し、商品お買上げの販売店またはオリンパスサービスステー
ションにご相談ください。
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3. デジタルカメラを装填しましょう
デジタルカメラをチェックします
プロテクターに装填する前にデジタルカメラをチェックします
電池の確認
水中撮影ではフラッシュを使用した撮影が多くなります。
電池残量が十分あることを確認してください。
撮影可能枚数の確
記録メディアの撮影可能枚数が十分にあることを確認してください。
デジタルカメラのストラップをはずしましょう
デジタルカメラにストラップが取り付けられている場合は、必ずスト
ラップを取りはずしてください。
カメラを準備します
装填できるデジタルカメラは?
本製品(PT-039)はμ780/Stylus 780専用です。
カメラの電源を入れます
カメラは電源オンの状態で、何も操作しないとスリープモードと呼ばれ
る省電力状態に入り、液晶モニタは自動的に消灯しまこの状態で
シャッターレバーを全押ししても撮影できません。ズームボタンやその
他のボタンを操作して、カメラをスリープモードから復帰させてから撮
影しましょう。さらに15分放置すると、メラは電源オフの状態になり
ます。POWERボタンを押して電源を入れてください。
Note :
電池消耗による撮影不能を避けるため電池はできるだけダイビングごとに
フル充電状態の電池に交換してください。
注意 :
ストラップをはずさずにデジタルカメラを装填した場合プロテクター開
閉部にストラップを挟み込み、水漏れの原因となります。
ストラップを取りはずすときはデジタルカメラの取り扱いに十分ご注意
ください。万一、カメラを落とす等で破損した場合、当社では損害など
一切の責任は負いかねます。
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カメラの動作チェックをします
デジタルカメラの取扱説明書にしたがって、動作の確認をし、完了した
らカメラのPOWERボタンを押して電源を切ります
プロテクターを開けます
付属のOリングリムーバーのフック部分を下図のよう
1 バックル開閉レバーの下に差込みます。
2 そのままゆっくりリングリムーバーを引いてください。
3 リングリムーバーを使わない時は親指と人差し指でバックル開閉レバ
を横から押え、ゆっくり引き上げてください。
デジタルカメラを装填します
1 デジタルカメラの電源がOFFになっていることを確認します。
2 デジタルカメラのモードダイヤルをSCNの位置に合わせ、デジタ
ルカメラを静かに装填します。
注意 :
セットが不十分な場合、デジタルカメラの装填が不完全となりプロテクター
が密閉できなかったり各操作部が機能しないことがあります。密閉が不十分
だと水漏れの原因となります。
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装填状態のチェックをします
プロテクターを密閉する前に、以下の通り各部のチェックをします。
デジタルカメラは正しく装填されているか。
モードダイヤルの位置は「SCN」に合わせてあるか。
シリカゲルは指定された位置に奥まで挿入されているか。
プロテクター開口部のリングは正常に装着されているか。
リングと前蓋部の リング接触面にゴミなどの異物が付着していな
いか。
防水機能のメンテナンスは行ったか。
シリカゲルを装填します
プロテクターを密閉する前に必
付属の防曇剤シリカゲル一袋を、
メラ底面とプロテクターの間に
れてください
注意 :
シリカゲルは指定の場所に指定された向きで必ず奥まで挿入してくださ
い。向きを間違えるとプロテクター密閉時にシリカゲルの袋を挟み込み
水漏れの原因となります。
途中まで入れたままでプロテクターを閉めるとシリカゲルの袋をリング
が挟み込み水漏れの原因となります。
一度使用したシリカゲルは吸湿性能が衰えています。シリカゲルはプロ
テクター開閉時に毎回交換することをおすすめします。
向きに注意
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プロテクターを密閉します
静かに後蓋を閉じ(Oリングが溝からはずれないように静かに閉めてく
ださい。、バックルを後蓋の端に引っかけてバックル開閉レバーを矢印
方向に倒し、プロテクターを密閉状態にします。
装填後の動作チェック
プロテクター密閉後、カメラが正しく機能するか最終チェックをします
1 プロテクターのPOWERボタンを操作し、カメラの電源がON/OFFでき
るか。
2 プロテクターの背面のモードダイヤルを操作し、カメラの撮影モード
正しく切り換わるか。
切り換えたモードが液晶モニタ上に正しく表示されるか。
3 プロテクターのシャッターレバーを操作しカメラのシャッターボタ
を操作できるか。
その他、プロテクターの各種操作ボタンを操作してカメラが機
能するか。
注意 :
バックル開閉レバーは必ず2ケ所とも矢印の方向に倒しロテクターを
密閉状態にしてください。どちらか片側のバックルが開いている場合、
ロテクターは密閉状態とならず、水漏れの原因となります。
液晶フードおよびレンズキャップのストラップを挟み込まないようにプ
ロテクターの後蓋を閉じてください。挟み込まれた場合は水漏れの原因
となります。
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撮影シーン/撮影モードの確認
レンズキャップの取り付け方、取りはずし方
注意 :
カメラが正しく機能しない場合は、本取扱説明書「デジタルカメラをチェッ
クします」 P.16)からカメラの装填をやり直してください
プロテクター使用時に、カメラがど
の撮影シーン/撮影モードに設
されているかの確認は、カメラの液
晶モニタ上の撮影シーン/撮影
モードの表示で確認します。
図のようにレンズリングにレン
キャップをはめ込んで取り付け
す。撮影前にレンズキャップを取り
はずしてください。
撮影シーン/撮影モード
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