IFM PL1514 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

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取扱説明書
圧力センサ
温度センサ内蔵
PL15
11384739 / 0207 / 2023
JP
PL15 圧力センサ
2
目次
1 は............................................................ 4
1.1 ............................................................ 4
2 安.............................................................. 5
3 使................................................................... 6
3.1 使.............................................................. 6
4 能 ...................................................................... 7
4.1 IO-Link ............................................................... 7
4.2 IO-Link..................................................... 8
4.2.1  ................................................... 8
4.2.2 ............................................ 8
4.2.3 タ ............................................... 8
4.2.4 ................................................... 8
4.2.5 グ ...................................................... 8
4.2.6 ................................................... 8
4.2.7 ................................................. 8
4.3 ............................................................ 9
4.3.1 2働 ..................................................... 9
4.3.2 3働 ..................................................... 9
5 ル ............................................................... 10
5.1 ン ................................................... 10
5.1.1 金属間シールを使用するフラッシュマウント取付けゼロリーク. . . . . . . . . . . . . . . . 11
5.1.2 シールリングによるシーリングフラッシュマウント取付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
5.1.3 ..................................... 14
6 ................................................................... 15
7 .............................................................. 16
7.1 PC................................................. 16
7.2 定....................................... 16
7.3 ................................................ 17
7.3.1 グ ........................................ 17
7.3.2 ティーチ機能を使用するアナログ値のスケーリング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
7.4 ......................................... 17
7.5 .................................................. 17
7.6 ......................................................... 18
7.7 ()................................................ 18
7.7.1 2......................................... 18
7.7.2 定 ........................................ 18
圧力センサ PL15
3
7.7.3 ..................................... 18
7.8 ................................................ 19
7.9 .............................................................. 19
7.9.1 /り............................... 19
7.9.2 /り .................................... 19
7.9.3 り................................... 20
7.9.4 り................................... 20
7.9.5 グ ...................................................... 20
7.10 ト ............................................ 21
7.11 Simulation............................................................. 21
7.11.1 定 ........................................ 21
7.11.2 定 ........................................ 21
7.11.3 .......................................... 22
7.11.4 /.......................................... 22
7.12 ..................................................... 22
7.13 ................................................ 23
8 ................................................................... 24
9 ....................................................... 25
10 廃............................................................ 27
11 工.............................................................. 28
PL15 圧力センサ
4
1 はじめに(注意)
指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.com
を参照してください。
1.1 表記の説明
要件
操作指示
操作による応答、結果
[...] 設定ボタン、表示等
参照
重要事項
従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。
情報
補足事項
圧力センサ PL15
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2 安全の為の注意
• ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
– システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
– システム設計者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法
的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレー
タ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべ
ての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。
• 製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
• 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
• 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(Ò 使用目的)
• 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
• 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社
は責任を負わず、また保証の対象外となります。
• 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
• 製品とケーブルは損傷から保護してください。
製品は許可される媒体以外に使用しないでください。 (→ Ò 技術データ)
PL15 圧力センサ
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3 使用目的
この圧力センサは、機械および設備のシステム圧力および媒体温度の測定・監視を行います。
3.1 使用場所
圧力の種類:ゲージ圧
圧力定格と破壊圧力の情報 Ò データシート
ここに示された圧力定格を超える静的および動的な過圧を避けるため、適切な手段を講じてく
ださい。示された破壊圧力を超えてはなりません。破壊圧力を超えるのがわずかな時間であっ
ても、ユニットが破壊されることがあります。注意: (事故につながる恐れがあります。)
この装置は真空耐性を持ちます。
圧力センサ PL15
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4 機能
測定セル:
• システム圧力はセラミック静電容量式測定システムで測定されます。
• 媒体温度はセラミック測定セルの背後に記録されます。
信号伝送:
• センサは従来通りデジタルおよびアナログ出力(SIOモード)と、
IO-Linkモードで使用できます。
SIOモード:
アナログ信号の測定圧力値4~20 mA(ピン2)。
IO-Linkモード:
• 測定圧力値
• 測定温度値
• 測定範囲リミットの超過または未満
• デバイスのステータス
• パラメータ設定
• デバイス診断(イベント)
4.1 IO-Link
IO-Linkとは、センサやアクチュエータと通信するための、国際的に標準化されたIOテクノロジです
(IEC 61131-9)。
IO-Linkの追加情報: www.io-link.com
IO-Linkには次のメリットがあります。
• ノイズ耐性のある複数のプロセス値の伝送。
• 動作中のパラメータ設定およびデスクでのポイントツーポイント。
• デバイス診断(イベント)
• データ保存:交換の際の自動新規パラメータ設定。
• 接続された装置の検出。
• 自由に定義可能なパラメータでプラント内の装置を特定。
IO-Linkインターフェースに関する情報: www.io-link.ifm
PL15 圧力センサ
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4.2 センサのIO-Link機能
4.2.1 センサ 内部温度
センサの内部温度を読取ることができます。
4.2.2 過剰圧力イベントカウンタ
このセンサには、過剰圧力イベントのカウンタがあります = [HIPC]。過剰圧力とみなされる圧力のリ
ミット値を設定できます。
4.2.3 過熱イベントカウンタ
このセンサには、過熱イベントのカウンタがあります= [HITC]。過熱とみなされる温度のリミット値
を設定できます。
4.2.4 光による位置確認
センサは[Flash_On] / [Flash_Off]コマンドを使用してプラントで位置を確認できます。コマンドを使
用するとLEDが点滅します。
4.2.5 イベントログ
IO-Linkでは、センサにはIO-Linkイベントに関して2種類のログメカニズムがあります。
• [イベント履歴]:最近20個のイベントのリスト。
• [イベントカウンタ]:発生したすべてのイベントのカウント。
4.2.6 動作時間カウンタ
パラメータ[operating_hours]では、センサがアクティブだった時間がカウントされます(リセットで
きません)。
電圧が中断した場合、1時間未満のカウンタイベントが失われることがあります。
4.2.7 エラー時の状態設定
デバイスの故障が検出されると、アナログ出力が定義された状態になります。これはパラメータ
[FOU2]で定義されます。
圧力センサ PL15
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4.3 動作モード
動作モードは配線によって決定され(Ò 電気接続)、センサがモードを自動的に認識します。
4.3.1 2線式での稼働
OUT2 (pin 2) 圧力に比例するアナログ出力、4~20 mA
4.3.2 3線式での稼働
OUT1 (pin 4) IO-Link 経由で通信
OUT2 (pin 2) 圧力に比例するアナログ出力、4~20 mA
PL15 圧力センサ
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5 インストール
センサの取付け/取外しの前に:システムに圧力がかかっていないことを確認します。
アクセサリ溶接アダプタ(製品コード:E30509)および溶接マンドレル(製品コード:
E43440)については弊社ウェブサイトをご覧ください。: www.ifm.com
セラミック測定セルのシールは、エラストマ成分を含まないため、メンテナンスが不要です。
製品を開封する際はセンサのみを取り出し、本体についている保護キャップは設置時まで取り
外さないでください。
u開封後すぐにセンサが損傷していないか確認してください。
w損傷がある場合は、センサを使用しないでください。
ねじの種類とねじ込み長さが適合するものを使って取付けてください。センサを取付けるねじ
の種類とねじの位置を確認してください。Ò 外形寸法図は データシートに掲載されています。
www.ifm.com
5.1 シーリングバージョン
センサは3つの方法でプロセスにシールできます。
金属間シールを使用するフラッシュマウント取付けゼロリーク (Ò/11)
シールリングによるシーリングフラッシュマウント取付け (Ò/12)
シールリングによる背面シーリング (Ò/14)
圧力センサ PL15
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5.1.1 金属間シールを使用するフラッシュマウント取付けゼロリーク
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uシーリング部に汚れがないことを確認します。
uアプリケーションに適合するグリスを接触部に薄く塗ります。
uセンサをアダプタまたは適合するねじ穴に挿入します(Ò ねじ穴寸法図)。
uしっかりと締付けます。締付トルク:25Nm
センサを何回も繰り返してねじ込んだり外したりすると、シール性が低下することがありま
す。
溶接アダプタの使用:
溶接アダプタを使用する場合は、アダプタの最大許容圧力を守ってください。
u溶接時は、アダプタを変形させないようにし、シール部を溶接しないようにご注意ください。
u溶接時の熱を吸収する溶接マンドレルE43440を使用してください。
uアダプタの取扱説明書とデータシートの記載事項に従って適切に使用してください。
シームを再溶接する場合:
uシール部から離れた所を溶接し、シール部を保護して溶接を行ってください。
PL15 圧力センサ
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メタルシール用のねじ穴
埋込式センサのメタルシールを作製する場合のねじ穴寸法図
0,4
±0,05
21°
±0,5°
16,44
±0,03
45°
±3°
21,1
±0,1
21,05
±0,05
0,8
±0,1
23,6
±0,1
10°
±3°
18,4
±0,05
50°
±1°
DIN ISO 228-G1/2
12
±1
13,85
±0,1
R0,4
±0,1
R0,4
±0,1
R0,4
±0,1
R0,4
±0,1
-0,01
Rtmax 6,3
Rtmax 6,3
5.1.2 シールリングによるシーリングフラッシュマウント取付け
27
このタイプのOリング(シーリング)は、最大許容圧力は6MPaまでとなります。
圧力センサ PL15
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Oリングは製品に付属していません。アクセサリのOリングFKM(コードNo.:E30510)、
FFKM(コードNo.:E30512)、EPDM(コードNo.:E30511)については弊社ウェブサイト
をご覧ください。: www.ifm.com
uアプリケーションに適合するグリスを接触部に薄く塗ります。
uセンサをアダプタまたは適合するねじ穴に挿入します(Ò ねじ穴寸法図)。
u表面粗さと寸法の許容値を守ってください。
uシーリング部に汚れがないことを確認します。
uしっかりと締付けます。締付トルク:25Nm
Oリング封止用のねじ穴
埋込式センサにOリングを使う場合のねじ穴寸法図
45°
±3°
21,1
±0,1
10°
±3°
18,3
±0,05
DIN ISO 228-G1/2
13
±1
15
±0,1
17
21
Rtmax 6,3
1
1: Oリングを配置するため、必ずRtmax 6.3としてください。
PL15 圧力センサ
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5.1.3 シールリングによる背面シーリング
27
DIN EN ISO 1179-2準拠のFKM背面Oリング (コードNo.:E30492)は、耐薬品性を高め、工場
出荷時に取付けられています。また、FFKMガスケット(コードNo.:E30513)およびEPDM
ガスケット(コードNo.: E30451)も、アクセサリとして使用できます。
背面Oリング(3)のみで封止する場合は、次のことに従ってください。
uねじ込み穴:DIN EN ISO 1179-1により、最小挿入深さは21.5 mmを確保してください。
uフランジ/ソケットのシール部は必ず埋込みとし、最小値Rz 6.3の表面粗さが必要です
(DINENISO1179-1)。
u必要に応じて、アプリケーションに適合するグリスを接触部に薄く塗ってください。
uセンサのプロセス接続はG1/2です。
uしっかりと締付けます。締付トルク:25Nm
圧力センサ PL15
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6 接続方法
配線工事は、関連法令・規定に従って必ず法的有資格者が行ってください。
電子機器の取付けは、国内または海外の規格に従ってください。
データシートを参照してSELV・PELV電圧を供給してください。
u取付けおよび配線は、必ず電源を切ってから行ってください。
u配線は下記を参照してください。
43
2 1
1 BN
2 WH OUT2
L+
1
L
1 BN
2 WH
4 BK
3 BU
OUT1
OUT2
L+
2
1
2線式での稼働(2w)
2
3線式での稼働(3w)
ピン コアカラー
1: BN
2: WH 白
3: BU
4: BK
OUT1: IO-Link 経由で通信
OUT2: アナログ出力
DIN EN 60947-5-2規格による色
回路例:
1
L
1
BN
2
WH
L+
2
L
1
2
WH
3
L+
4
L
1
4
BK
3
L+
3
L
1
BN
2
WH
4
BK
3
BU
L+
IO-Link
IO-Link
1
(2w) 1 x アナログ
2
(3w) 1 x アナログ
3
(3w) 1 x アナログ/ 1 x IO-Link
4
(3w) 1 x IO-Link
PL15 圧力センサ
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7 パラメータ設定
センサーはIO-Link機能から設定できます。
uこの目的で装置記述ファイル(IODD)を使用します。www.ifm.com
uパラメータを設定するにはIO-Link ハードウェアおよびソフトウェアを準備してください。
uセンサIO-Linkインターフェースまたはプログラム済みメモリープラグなどで接続します。
uパラメータを設定します。
uセンサを動作させます。
uパラメータは設置前でも動作中でも設定できます。
動作中にパラメータを変更すると、プラントの機能に影響することがあります。
u必ず工場内の設備に誤作動 / 危険な動作がないことを確認してください。
7.1 PCからのパラメータ設定
パラメータ設定には、IO-Linkパラメータ設定ソフトウェア、IO-Linkマスタ、適切なデバイス記述フ
ァイル(IODD)が必要です。www.ifm.com.
uコンピュータ、パラメータ設定ソフトウェア、IO-Linkマスタをご用意ください。
uセンサをIO-Linkマスタに接続します。
uIO-Linkパラメータ設定ソフトウェアのメニューに従い操作します。
uパラメータを設定します。
uセンサを動作させます。
7.2 メモリープラグからのパラメータ設定
メモリープラグを介してパラメータセットをセンサに書込み/センサにより記録できます(ifmストレ
ージモジュール):www.ifm.com
メモリープラグからセンサにデータを書込みできるようにするには、センサは工場設定でなけ
ればなりません。
センサが設定されている場合は、メモリープラグがパラメータセットを記録し、それを同じタ
イプの他のセンサに伝送できます。
u適切なパラメータセットを(PCまたは同じタイプのセンサから)、メモリープラグにロードしま
す。
uメモリープラグをセンサとソケットの間に接続します。
圧力センサ PL15
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w工場設定のセンサ:
電圧が供給されると、パラメータセットはメモリープラグからセンサに転送されます。
w設定が変更されたセンサ:
電圧がかかると、メモリープラグはセンサのパラメータセットを記録します。
uメモリープラグを取り外します。
uセンサを動作させます。
メモリプラグの詳細情報:Ò ドキュメント www.ifm.com
7.3 アナログ値のスケーリング
7.3.1 アナログ値の手動スケーリング
u[ASP2]を選択して、4 mAが出力される値を設定してください。
u[AEP2]を選択して、20 mAが出力される値を設定してください。
ASP2とAEP2の最短距離 = 測定範囲の20%(倍率5)。
[ASP2]
[AEP2]
7.3.2 ティーチ機能を使用するアナログ値のスケーリング
u設備内の望ましい最小システム圧力に近づけ、一定に保ちます。
u[tASP]を選択します。
w現在の圧力が、アナログ信号の最小値として定義されます(4mA)。
[tASP]
u設備内の望ましい最大システム圧力に近づけ、一定に保ちます。
u[tAEP]を選択します。
w現在の圧力が、アナログ信号の最大値として定義されます(20mA)。
[tAEP]
7.4 標準測定単位の選択(オプション)
u[uni.P]を選択して測定単位を以下から選択します。
[MPA] / [kPA] 日本国内では計量法によりSI単位以外使用できません。
[uni.P]
選択可能な測定単位は、各センサで異なります。@単位を変更しても、IO-Linkプロセス値の
伝送には影響しません。これは常にPAで伝送されます。
7.5 媒体温度の標準測定単位
u[uni.T]を選択して測定単位を以下から選択します。
[°C] 日本国内では計量法によりSI単位以外使用できません。
[uni.T]
PL15 圧力センサ
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単位を変更しても、IO-Linkプロセス値の伝送には影響しません。これは常に℃で伝送されま
す。
7.6 出力機能の設定
u[OU2]を選択して出力機能を設定します。
[I] = 圧力に比例するアナログ信号4~20 mA
[Off] = 出力オフ。
[OU2]
7.7 ユーザー設定 (オプション)
7.7.1 エラー時の出力2の状態の定義
内部エラー時のOUT2の状態を次のように定義します。
u[FOU2]を選択して値を設定してください。
Off = アナログ信号は下限値(< 3.6 mA)になります。
On = アナログ信号は上限値(> 21 mA)になります。
[FOU2]
エラーが示された場合:
uIO-Linkからパラメータを読取るか、製造元にお問い合わせください。
7.7.2 アナログ出力のダンピング設定
u[dAA] を選択してダンピングの値を秒で設定してください。\( T 値:63%)。
設定範囲: 0.00…99.99秒
[dAA]
ダンピング [dAA] はアナログ出力/アナログ信号経路のみに影響します。
7.7.3 プロセスデータフローのダンピング
u[dAP.P] を選択してダンピングの値を秒で設定してください。\( T 値:63%)。
設定範囲: 0.00…99.99秒
[dAP.P]
ダンピング[dAP.P]はプロセスデータフローに影響します(IO-Link通信)。
圧力センサ PL15
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7.8 ゼロ点キャリブレーション
オフセットの手動調整:
u[coF]を選択して-5%~+5%のゼロポイントを設定します。
内部測定値「0」がこの値の分シフトされます。
[coF]
例:ゼロポイントの変更[coF]
105 % MEW
100 % MEW
95 % MEW
MEW D
AV1
V0
V2
A: 出力信号
D: 圧力
MEW
測定範囲の最大値
V0: 工場出荷時の設定での測定値曲線
V1、
V2:
変更後の測定値曲線
オフセットの自動調整:
u[tcoF]を選択します。
内部測定値「0」がこの値の分シフトされます。
技術エリア:測定範囲の-5%~+5%。
[tcoF]
[coF]と[tcoF]は、システムコマンド[RESET_COF]でリセットできます。
7.9 診断機能
7.9.1 システムの圧力の最小値/最大値の読み取り
u[Hi.P]または[Lo.P]を選択して最高または最低のプロセス測定値を表示します。
[Hi.P] = システム圧力の最大値
[Lo.P] = システム圧力の最小値
[Hi.P]
[Lo.P]
システムコマンド[RESET_HI_PRES]で、[Hi.P]をリセットできます。
システムコマンド[RESET_LO_PRES]で、[Lo.P]をリセットできます。
システムコマンド[RESET_HI_LO_PRES]で、[Hi.P]と[Lo.P]をリセットできます。
7.9.2 媒体温度の最小値/最大値の読み取り
u[Hi.T]または[Lo.T]を選択して最高または最低のプロセス測定値を表示します。
[HI.T] = 媒体温度の最大値
[Lo.T] = 媒体温度の最小値
[Hi.T]
[Lo.T]
PL15 圧力センサ
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システムコマンド[RESET_HI_TEMP]で、[Hi.T]をリセットできます。
システムコマンド[RESET_LO_TEMP]で、[Lo.T]をリセットできます。
システムコマンド[RESET_HI_LO_TEMP]で、[Hi.T]と[Lo.T]をリセットできます。
7.9.3 圧力リミットを超過した回数の読取り
[HIPC]: 圧力リミットを超過した回数。HIPCはリミットHIPSを超過した回数をカウントします。値を少な
くとも0.5ms超える必要があります。
[HIPS]: 圧力リミットカウンターのしきい値の設定。
[HIPC]
[HIPS]
システムコマンド[RESET_HIPC]で、[HIPC]をリセットできます。
電圧が中断した場合、最後の10分間のカウンタイベントが失われることがあります。
7.9.4 温度リミットを超過した回数の読取り
[HITC]: 温度リミットを超過した回数。HITCはリミットHITSを超過した回数をカウントします。値を少な
くとも0.5ms超える必要があります。
[HIPT]: 温度リミットカウンターのしきい値の設定。
[HITC]
[HITS]
システムコマンド[RESET_HITC]で、[HITC]をリセットできます。
電圧が中断した場合、最後の10分間のカウンタイベントが失われることがあります。
7.9.5 イベントログ
IO-Linkでは、センサには2種類のログメカニズムがあります。
• イベント履歴(パラメータ[Event_History])
• イベントカウンタ(パラメータ[Event_Counter])
イベント履歴には、発生した最新20個のイベントが記録されます。イベントが発生しない間は、
[noEvent]または[0]の値がリストに表示されます。
イベントカウンタ(Int32個のイベントまで)を使用して、センサで特定のイベントが発生した頻度を
読取ることができます。
イベントカウンタとイベント履歴は、システムコマンド[RESET_EVENT_HISTROY]、
[RESET_EVENT_COUTER]を使用してリセットできます。
電圧が中断した場合、最後の10分間のイベントが失われることがあります。
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