• レプリケーションシーディング — これは、コンテナから一意のデータチャンクをすべて収集し、それら
をターゲットデバイスに保管するソース DR Series システム上のプロセスです。このプロセスは、セット
アップする新しいレプリケーションターゲット DR Series システムがある、複製されるデータの量が非常
に多い、および / またはネットワーク帯域幅が狭い場合に役立ちます。ターゲットレプリカは、CIFS にマ
ウントされた共有などのサードパーティ製デバイスに保存されたソースデータを使用してシードするこ
とができます。この共有は、簡単に持ち運びできるように複数の USB ドライブに分散させることもでき
ます。そうすることにより、デバイスをターゲットの場所に運んでターゲットに同じデバイスへのアクセ
スを付与することができ、従って、ソースからのデータのコピーでターゲットにシードすることになりま
す。シーディングが完了すると、ソースとターゲット間のレプリケーションが有効になり、保留中のデー
タ転送を完了するためにレプリケーションの再同期化が行われます。その結果、レプリケーションが継続
的に実行され、ネットワークトラフィックが大幅に減少されます。また、ターゲットに対するデータのレ
プリケーションと同期化を短時間で行うことも可能になります。
• GUI での SSL 証明書インストールのサポート — セキュリティ強化のため、工場出荷時にインストールさ
れた自己署名の Dell 証明書を、サードパーティ CA によって署名された別の証明書などの別の証明書に置
き換えることができるようになりました。
• Restore Manager — この機能は、3.1 への復元に必要な機能を含めるようにアップデートされました。
• Time Navigator がサポートされるようになりました。
• 高速 NFS および高速 CIFS は、Oracle RMAN によって DR6000 用に適格とされています。
• コンテナ内の NFS に対するサブディレクトリのマウントを可能にするサポートが追加されました。
• DR Rapid 暗号化がサポートされるようになりました。
• OST 搭載 RDA 駆動の op-dup レプリケーションのための暗号化がサポートされるようになりました。
• vRanger 搭載 RDA がサポートされるようになりました。詳細については、http://
documents.software.dell.com/vRanger/ で『vRanger Integration Guide for Dell DR Series Systems』(Dell DR Series
システム向け vRanger 統合ガイド)を参照してください。
未解決の問題
ID
問題 対策
21194 Windows Computer Manager を使用したロ
ーカルユーザーおよびグループ情報への
アクセスに問題がある。
Windows Computer Manager スナップインは、共有コン
テナフォルダに対する特定ユーザーとグループのア
クセスを操作する共有フォルダ機能のみでサポート
されています。Windows Computer Manager 内の他の
スナップイン機能はサポートされていません。
21181
ライセンス登録が正常に行われた後、登録
詳細の編集および保存を行うときに、GUI
でライセンス登録詳細の表示がアップデ
ートされない。
登録詳細は、CLI コマンド virtual_machine --
update を使用してアップデートできます。
20870 ソース DR Series システムからターゲット
DR Series システムへのレプリケーション
時に RPC レプリケーションエラーが発生
する場合がある。
プライマリおよびセカンダリレプリケーションター
ゲットの MTU 設定は同じにする必要があります。
MTU がレプリカターゲットと同一に設定されると、レ
プリケーションが続行されます。
20553
特定のアンマウントオプションが高速
NFS で正しく機能しない。
-l および -f オプションは rdnfs アンマウント手順でサ
ポートされていません。
20539 高速 CIFS フィルタドライバのインストー
ル後、誤ったドライバのバージョンが表示
される。
正常なインストールの完了時、ロードされたドライバ
のバージョン(rdcifsctl.exe driver -q を使用して確認可
能)がインストールされたパッケージのバージョン
(コントロールパネル > インストール済み製品に一
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