「標準インタフェース」とは、認知された標準化団体によって定義された公式標準のインタフェース、
または、特定のプログラミング言語に指定されているインタフェースの場合は、その言語で作業する開
発者の間で広く使用されているインタフェースのいずれかを意味します。
実行可能著作物の「システムライブラリ」には、全体としての著作物自体を除き、(a)主要コンポーネ
ントの一部ではないが、通常の主要コンポーネントのパッケージに含まれているもの、および(b)そ
の主要コンポーネントとの著作物の使用を可能にするため、または実装がソースコード形式で一般に利
用可能となっている標準インタフェースを実装するためにのみに機能するものが含まれます。ここで
言う「主要コンポーネント」とは、実行可能著作物が実行される特定のオペレーティングシステム
(存
在する場合)の主要な必須コンポーネント(カーネル、ウィンドウシステムなど)、または著作物の作
成に使用されたコンパイラー、または著作物の実行に使用されるオブジェクトコードインタプリタを意
味します。
オブジェクトコード形式の著作物の「対応ソース」とは、オブジェクトコードの生成、インストール、
および実行
(実行可能著作物の場合)、ならびにそれらのアクティビティを制御するスクリプトを含む
著作物の改変に必要なすべてのソースコードを意味します。ただし、これには、著作物のシステムライ
ブラリ、もしくはこれらのアクティビティの実行において改変されない形で使用されるものの、著作物
の一部ではない汎用ツールまたは一般に使用可能な無償プログラムは含まれません。たとえば、対応ソ
ースには、著作物のソースファイルに関連付けられたインターフェース定義ファイル、ならびに共有ラ
イブラリおよび動的リンクされるサブプログラムで、この著作物が(これらのサブプログラムと著作物
のその他部分の間における緊密なデータ通信、もしくは制御フローなどによって)必要とするように特
に設計されているものが含まれる。
対応ソースには、ユーザーが対応ソースの他の部分から自動的に再生成することができるものを含める
必要はありません。
ソースコード形式の著作物の対応ソースとは、その著作物自体です。
2. 基本的な許諾事項。
本許諾書に基づいて付与されたすべての権利は、本プログラムにおける著作権の有効期間に対して付与
され、規定された条件が満たされていることを条件として、取消し不能となります。本許諾書は、改変
されていない本プログラムを実行するための無制限の許可を明示的に証明するものです。対象著作物
の実行による出力は、出力された内容が対象著作物を構成する場合にのみ、本許諾書の対象となりま
す。本許諾書は、著作権法によって規定されているとおり、あなたの公正な使用の権利、または他の同
等の権利を承認します。
あなたのライセンスが有効である限り,伝達されることのない対象著作物の作成、実行、および伝播を
無条件で行うことができます。あなたは、あなた専用の改変を行わせる、またはこれらの著作物を実行
するための機能を提供させることのみを目的として対象著作権を他人に伝達することができますが、こ
れは、あなたが管理しない著作権を持つすべての素材を伝達することに対してあなたが本許諾書の規定
に従うことを条件とします。従って、あなたのために対象著作物を作成または実行する者は、あなたの
指示および管理の下、あなたとの関係以外での著作権で保護された素材の複製の作成が禁止されること
を条件として、専らあなたのためのみに対象著作物を作成し、実行しなければなりません。
これ以外の状況下における伝達は、以下に規定される条件に基づく場合にのみ許可されます。サブライ
センスは認められておらず、第 10 条で不要とされています。
3. 迂回禁止に関する法律からのユーザーの法的権利の保護。
いかなる対象著作物も、1996 年 12 月 20 日に採択された WIPO 著作権条約の第 11 条に基づく義務を履行
する一切の準拠法に準じた効力のある技術的手段の一部とは見なされず、またはかかる技術的手段の回
避を禁ずる、もしくは制限する同様の法律の一部とも見なされません。
あなたが対象著作物を伝達するときは、対象著作物に関する本許諾書に基づく行使権によって技術的手
段の迂回が影響される範囲において、かかる迂回を禁止する法的権力を放棄し、著作物のユーザーに対
して、技術的手段の迂回を禁止するあなた、または第三者の法的権利を施行する手段として、著作物の
操作または改変を制限する意図を放棄します。
4.
逐語的複製の伝達
本プログラムのソースコードは、あなたが受領した状態とおりの逐語的な複製をあらゆる媒体で伝達す
ることができますが、これは、各複製に顕著かつ適切な形で著作権通知を表示する; 本許諾書および第
7 条を踏まえて追加された非許容条件がコードに適用されることを規定するすべての通知を維持する;
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