Dell OpenManage Plug-in Version 2.0 for Oracle Enterprise Manager 12c ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 のユーザーズガイドに関するご質問にお答えします。本ガイドの内容は、Oracle Enterprise Manager 12c でのDellハードウェアの監視、設定、トラブルシューティングに関する情報を網羅しています。ハードウェアの検出、インベントリ、監視、自動関連付け、コンソール起動などの機能についてご質問がありましたら、お気軽にお尋ねください。
  • 承認済みアラートの収集を無効にするにはどうすればよいですか?
    メトリックスの収集間隔を変更するにはどうすればよいですか?
    データベースとサーバーを自動的に関連付けることができません。どうすればよいですか?
向け
ユーザーズガイド
2 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
リビジョン
日付
説明
初版発行
バージョンのサポート、およびバージョン への一部修正が行われた
バージョン
すべての著作権は にあります。 の書面による許可のない複写は、いかなる形態においても厳重に禁止されています。
本書で使用されている商標:
のロゴ
、および
の商標です。本書では、他の の商標が使用される場合があります。
、およびその他 の登録商標です。 、および
は、 の登録商標です。 および は、米国およびその他の国におけ
の登録商標です。 の登録商標です。
および は、 の商標です。
および は、米国および またはその他の国におけ
の商標または登録商標です。 および は、米国および またはそ
の他の国における の登録商標です。 および は米国その他の国における の登録商標です。
は、 および またはその関連会社の登録商標です。 および
は、米国および またはその他の国における の登録商標または商標です。
および は、米国またはその他の国における の登録商標または商標です。
の登録商標です。 および
の登録商標です。 の登録商標です。本書では、その他の商標および商号が使用され
ている場合がありますが、これらは商標および もしくは名称を所有する組織、またはそれら組織の製品のいずれかを参照するため
のものであり、それぞれの所有者が所有権を有します。それらの商標や会社名は、一切デルに帰属するものではありません。
3 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
目次
リビジョン ............................................................................................................................................................................................... 2
1 向け について ................................................................................ 5
1.1 主な機能 ................................................................................................................................................................................. 5
1.2 サポートマトリクス ........................................................................................................................................................... 6
1.3 その他の情報 ........................................................................................................................................................................ 6
2 向け バージョン の新機能 .................................................... 7
3 向け をお使いになる前に ........................................................... 8
3.1 向け の設定 .......................................................................... 8
3.1.1 承認済みアラートのフィルタリングの有効化 ............................................................................................................... 8
3.1.2 Plug-in 収集間隔の設定 ..................................................................................................................................................... 9
3.1.3 ターゲット間の手動による関連付け作成 ..................................................................................................................... 10
3.1.4 ターゲット間の関連付けの表示 ...................................................................................................................................... 11
4 向け の使用 .......................................................................................... 12
4.1 デバイスの検出と昇格 ...................................................................................................................................................... 12
4.2 デバイスの管理 .................................................................................................................................................................. 13
4.2.1 コンソールの起動 ..............................................................................................................................................................14
4.2.2 データソース .......................................................................................................................................................................14
4.2.3 OpenManage Essentials での表示 ..................................................................................................................................14
4.2.4 Plug-in メトリックの収集間隔 ........................................................................................................................................ 15
5 ベストプラクティス ..................................................................................................................................................................... 17
5.1 サーバー ................................................................................................................................................ 17
5.2 ........................................................................................................................................... 17
5.3 導入に関する の考慮事項 ........................................................................................................................ 18
5.4 メンテナンス ........................................................................................................................................................ 18
5.4.1 自動検出の設定 ................................................................................................................................................................. 18
5.4.2 デバイスターゲットの定期的な昇格 ............................................................................................................................. 18
5.4.3 デバイスターゲットの定期的な削除 ..............................................................................................................................19
5.4.4 ターゲットインスタンスの命名 ......................................................................................................................................19
6 使用事例シナリオ ........................................................................................................................................................................ 20
4 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
7 トラブルシューティング ............................................................................................................................................................ 22
7.1 のログの場所と説明 ........................................................................................................................................... 22
7.2 デバイスデータの欠落 ..................................................................................................................................................... 23
7.3 使用不可のターゲット ..................................................................................................................................................... 24
7.4 データベースとサーバー間の自動関連付けが機能しない ........................................................................................ 24
7.5 他のデバイスの名前と重複する名前を持つデバイスが検出されない .................................................................... 24
8 よくあるお問い合わせ ................................................................................................................................................ 25
5 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
1 向け
について
1.1 主な機能
向け は、 )によって管
理される環境内の サーバー、ストレージ、およびネットワーキングインフラストラクチャを監視するための機能を
実現する、データセンター管理に対する積極的なアプローチを提供します。 は、 コン
ソールにおける既存の投資を保護し、 デバイスの統合および監視を容易にするために役立ちます。
では、データベース管理者または 管理者に対して、データセンターのリソースの可用性に影響を与える決断
を的確かつ迅速に行うために必要な情報を提供することにより、生産性の向上とコストの削減を支援します。
向け の主な機能は次のとおりです。
ハードウェアの検出、インベントリ、および監視 は、データセンターカスタマ
ーによる デバイスの検出、インベントリ情報の表示、および次の デバイスの正常性の定期的な監視
を可能にします。
o 搭載 )を介したエー
ジェントフリーの帯域外モードを使用する 世代 )サーバー
o )を介した帯域内メソッドを使用する
世代( )から第 世代 )のサーバー
o 、および デバイスを含むすべての スト
レージ
o および シャーシ
o スイッチ( 以前の および デバイス)
データベース作業負荷の ハードウェアへのマッピング データベースおよびサーバーは、サーバ
ーのホスト名に基づいて自動的にリンクされます。また、 でストレージやスイッ
チなどのその他のターゲットを手動でリンクさせることもできます。
この機能は、データベース管理者が インフラストラクチャで発生する可能性がある機能停止 パフォー
マンスの問題を迅速に特定できるようにすることから、データベース管理者による適切なチームへの早期連絡が
可能になります。
モジュラーシステムのデバイス関連付け 向け は、 モジュラーサーバ
ー、 ブレードアレイ、および ブレード モジュールと、 および
シャーシを関連付けることから、データベース管理者 管理者はモジュラーシステム
がデータセンターのどこにあるかを識別することが可能になります。
6 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
からのデバイス固有の コンソール起動 向け は、データベース管
理者 管理者による問題識別後のさらに詳細なトラブルシューティングの実行を可能にします。
では、リンクとデバイス固有のエレメント管理ツールの起動により、管理者が適切な修
正処置を講じることが可能です。また、 デバイスの設定、アップデート、および管理を実行するためにも
役立ちます。 コンソール経由の によってサポートされる ツールは次
のとおりです。
o )コンソール
o )コンソール
o グループマネージャコンソール
o コンソール
o )および コンソール
o コンソール
からの 対多コンソール起動 この機能は、
管理者による デバイスの詳細なインベントリ情報の表示、および ツール
経由での複数の ハードウェアの設定、アップデート、管理を可能にします。
コンソールに対してハードウェアウェア情報を取得するために
と統合され、物理サーバーまたは仮想マシンにインストールする必要がある必須コンポーネントです。複数
インスタンスは、いつでも同じ 環境にポイントさせることが
できます。 これには、同じ )上のインスタンス、または個別の 上のインス
タンスが含まれます。ただし、追加される インスタンスごとに、 環境に対して行わ
れるクエリの合計量も増加します。
1.2 サポートマトリクス
対応ハードウェア、ソフトウェア、およびオペレーティングシステムについては、
で『 』(
向け バージョン )を参照してください。
メモ: がサポートする ハードウェアの完全なリストについては、
で『 』(
サポートマトリックス)を参照してください。
1.3 その他の情報
のインストール:『 』(
のインストール)
の基礎知識:『
』( 管理者ガイド)
情報:『
7 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
2 向け
バージョン の新機能
向け バージョン では、
バージョンが新しくサポートしており、前バージョンの (バージョン )への修正がいくつか含まれています。
修正された不具合は次の通りです。
ターゲット内の「正常性および可用性」サブセクションで データベースが検出または表示されない
アラートタイムスタンプが タイムゾーンで返される問題
)ターゲット名にピリオドを使用すると、特定メトリックスのデータ
収集が途切れる
重複したデバイス名を使用すると、メトリック収集で重要値エラーが繰り返し発生する
での誤ったデータソースラベル
8 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
3 向け
をお使いになる前に
3.1 向け の設定
向け は、 標準インストール手順に従います
順を追った手順については、 で『
』( 向け
バージョン インストールガイド)を参照してください。
3.1.1 承認済みアラートのフィルタリングの有効化
向け はデフォルトではデバイスに関するすべてのアラートを収集します。これには
で承認されたアラートと、未承認のアラートの両方が含まれます。ただし、承認されたアラ
ートを表示したくない場合は、これらのアラートの収集を無効にする設定オプションがあります。
承認済みのアラートの収集を無効にするには、次の手順を実行します。
システム管理者権限で ウェブコンソールにログインします。
ウェブコンソールから、 ホームターゲットの (ターゲット)
(すべてのターゲット)と移動して、ターゲットリンクをクリックします。
のホームページが表示されたら、 ドロップダウン
リストをクリックして、 (ターゲットセットアップ) (監視設
定)を選択します。このビューでは、 の基本設定オプションを変更できます。
(承認済みアラートを表示する(はい いいえ)を (いいえ)に
設定します。
をクリックします。
9 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
承認済みアラートのフィルタリン
3.1.2 収集間隔の設定
では、 が特定メトリックスのためのデータを収集する間隔を設定できます。特定
のメトリックスではアップデートする必要がある頻度が異なるため、それに応じて間隔を調整することができます。これ
は、 パフォーマンスを必要に応じて細かく調整するために役立ちます。
メモ:一部のメトリックスのメトリックス収集間隔は設定できない場合があります。
収集間隔を設定するには、次の手順を実行します。
システム管理者権限で ウェブコンソールにログインします。
ウェブコンソールから、 ホームターゲットの (ターゲット)
(すべてのターゲット)と移動して、ターゲットリンクをクリックします。
ホームページを表示するときは ドロップダウンリ
ストをクリックして 監視 (メトリックと収集設定)
選択します。収集間隔を調整できるメトリックスが表示されます。
調整するメトリックスに対する収集スケジュール列下にあるリンクをクリックして、間隔変更プロセスを開始し
ます。
10 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
メトリック収集スケジュールの調整
3.1.3 ターゲット間の手動による関連付け作成
つのターゲットを関連付けることにより、 向け の監視機能が大幅に強化され
ます。この関連付けによって、データまたはターゲットの つのグループ間の論理リンクを作成できます。これにより、
データの問題や傾向を分析し、影響を受ける可能性があるインフラストラクチャのその他領域を理解するための機能が強
化されます。これは特に、 による手動の関連付けを介したサポートのみでサポートされる
のストレージとスイッチの関連付けに当てはまります。
を使用して、 つの サブターゲットを手動で関連付ける
には、次の手順を実行します。
システム管理者権限で ウェブコンソールにログインします。
ウェブコンソールから、 (セットアップ) (ターゲットの追加)
(汎用システム)と移動します。
(汎用システム)フォームで必要な情報を入力します。
デフォルトで、次を入力する必要があります: 前)、 (タイムゾーン) および
(メンバー)
メモ (メンバー)フィールドには、関連付けの対象となる つのターゲットが含まれるように
してください。
(次へ)をクリックします。
(汎用システムの作成)フォームで、 (追加)ボタンをクリックして、前のペ
ージで選択したターゲット間の新規の関連付けを作成します。
をクリックします。
(次へ)をクリックして、 (可用性条件) ページに進みます。
11 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
前の手順で行った関連付けに応じて、関連付けが有効と見なされるために使用可能にする必要があるターゲット
を定義します。 これらは (主要メンバー)と呼ばれます。
(次へ)をクリックします。
(次へ)をクリックして設定を確認し、 (終了)をクリックします。
3.1.4 ターゲット間の関連付けの表示
関連付け作成後は、これらを のトポロジビューで表示できます。このビューは、
ーゲット間に加え、 ターゲットとその他の ターゲット間の関係を理解するために便
利です。
内の関連付けを表示するには、次の手順を実行します。
システム管理者権限で ウェブコンソールにログインします
ウェブコンソールから (ターゲット) (すべてのターゲット)と移動します。
表示する関連付けの一部であるリストからターゲットをクリックします。
サブターゲットページから、 サーバー) コンテキストドロップダウンリス
トを選択します。
(設定) (トポロジ)と移動します。
トポロジビューを使用して、ターゲットとその他ターゲット間の関連付けを表示します。
12 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
4 向け
の使用
4.1 デバイスの検出と昇格
の初期セットアッププロセス完了後は、その時点で監視されている 環境のすべ
てのデバイスが検出されており、希望に基づいてそれらが昇格されています。
の追ります。
は自的にらのデバを検 に追しま はデ
バイ固有ータしま
メモ:新しいデバイスは、昇格するまで ターゲットのツリービューに不明ステータスのグ
レー表示ノードとして表示されます。
次の手順を実行して、検出済みターゲットのリストにある追加された各新規デバイスを検出済み状態から昇格させる必要
があります。
システム管理者権限で ウェブコンソールにログインします。
(セットアップ) (ターゲットの追加) (自動検出結果)
と移動します。 (エージェントベースのターゲット)表に、検出された新規のデバイ
ス、または初期セットアップ中に昇格されないように選択されたすべてのデバイスが表示されます。
メモ は、デバイスの検出を実行するデフォルト間隔を 日に設定します。 これは、
(セットアップ) (ターゲットの追加) (自動検出の設定)
と移動して、 検出モジュール) をクリックすることで再設定できま
す。ここで (すべてのホストのすべて
のターゲットタイプに対して次の検出スケジュールを使用する) を選択し、頻度テキストボックスに希望の間隔を
入力します。
新しく検出されたデバイスを選択し、 (昇格) ボタンをクリックします。
メモ数選択を使用することによって、複数のデバイスを同時に昇格させることができます。ただし、複数のデバ
スを同時に昇格させるには、デバイスが同じターゲットタイプであることが必要です
希望のデバイスがすべて昇格され、 が新しい収集間隔を完了すると、
ターゲットにデバイスがデータ付きで表示されます。
ターゲットの初期セットアップと設定の詳細については、
で『
向け バージョン インストールガイド)を参照してください。
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4.2 デバイスの管理
向け に移動して、 によってデータが収集されるデバイスを表示します。
向け に移動するには、次の手順を実行します。
システム管理者権限で ウェブコンソールにログインします。
ウェブコンソールから (ターゲット) (すべてのターゲット)と移動します。
リストされているターゲットの表から、設定中に使用されたインスタンス名をクリックします。
すべてのデバイスビュー
ツリー内の (すべてのデバイス)ノード、またはツリー内のその他のトップレベルノード
(サーバー( )) サーバー )) ストレージ)、および (ネッ
ワークなどから を表示すると、そのノードに関連付られたすべてのデバイスのリストと、各デバイスから
最新アラート 個が表示されます デバイス)表下の (名前)列、また (アラート 表下
(デバイス)列にあるリンクをクリックして、特定のデバイスを表示することができます。 (アラート)
表からアラートを選択すると、選択したアラートの詳細を表示するポップアップウィンドウが表に表示されます。
(すべてのデバイス)ノードで、ページの右上角にある
で表示 タンをクリックすることにより、 コンソールがトップレベルノ
ドで開きます。
サーバーデバイスビュー
サーバーデバイス( また )を表示するには (すべてのデバイス)トップレベルノード、
(サーバー)トップレベルノードのひとつ (デバイス)表から特定のサーバーを選択する、または
左パネルのツリービューからサーバーデバイスからそのサーバーを選択することができます。サーバーデバイスビュー
には、 デバイスのステータスと正常性についての詳細が表示されます。これらのステータスメトリックスの横には、
デバイスのサービスタグやモデルなどの基本的なデバイス情報があります。また、プロセッサとメモリの詳細がその下
に表示されます。ページの右側にある (データベース)表には、最後の収集間隔中に自動検出されたすべ
のデータベースが表示されます。ここにデータベースがリストされている場合、そのデータベースのターゲットを表示
するためのリンクが提示されます。お問い合わせ情報、オペレーティングシステム情報、デバイスの全データソースを
示す表などの追加情報がその下に表示されます
ストレージデバイスビュー
ストレージデバイスを表示するには、 (すべてのデバイス)トップレベルノード、
(ストレージデバイス)トップレベルノードの (デバイス)表から特定のストレージデバイスを選択する、ま
たは左パネルのツリービューからその特定ストレージデバイスを選択することができます。ストレージデバイスビューに
は、ページの左上角に デバイスのステータスと正常性についての詳細が表示されます。これらのステータスメトリ
ックスの横には、デバイスのサービスタグやモデルなどの基本的なデバイス情報があります。デバイスのデータソースの
すべてをリストする表が、ページの右側に表示されます。該当する場合、各データソース名に、そのデータソース固有の
コンソールを起動するためのリンクが提供されます。
ネットワークデバイスビュー
ネットワークデバイスを表示するには、 (すべてのデバイス)トップレベルノード、
(ネットワークデバイス)トップレベルノードの (デバイス)表から特定のネットワークデバイスを選択する、
または左パネルのツリービューからその特定ネットワークデバイスを選択することができます。ネットワークデバイスビ
ューには、ページの左上角に デバイスのステータスと正常性についての詳細が表示されます。これらのステータス
メトリックスの横には、デバイスのサービスタグやモデルなどの基本的なデバイス情報があります。デバイスのデータソ
14 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
ースのすべてをリストする表が、ページの右側に表示されます。該当する場合、各データソース名に、そのデータソース
固有のコンソールを起動するためのリンクが提供されます。
4.2.1 コンソールの起動
向け は、 と、デバイスおよびソフトウェアとの間をリンクする つの異な
るタイプのコンソールを利用します。 向け では、 (データソース) また
で表示)リンクのいずれかを使用して、コンソー
ルを起動できます。
4.2.2 データソース
向け は、デバイスに関連する必須の ハードウェアコンソールへのリンク作成機能を
提供します。この は、 を経由で使用可能になるコンソールを持つ、すべてのデバイ
スへのリンクを提供します。次のオプションは、 (データソース)
にある 経由で使用できるコンソール起動オプションです。
)コンソール
)コンソール
グループマネージャコンソール
コンソール
)および コンソール
コンソール
コンソールのリンク作成機能を使用するには、リンク元とするデバイスに移動し、ターゲットページの
(データソース)表を表示します。 (データソース)表では、すべての使用可能なデータソースが、適切
な管理用コンソールへのリンクと共に表示されます。
データソースの表示
4.2.3 での表示
データソースのリンク設定に加え、 向け では へのリ
ンク設定機能も提供されます。このリンク設定機能は、 のツリー階層における現在の位置にコンテキスト依存し
ます。
ホームターゲットから特定のデバイスを表示すると、デバイスページの上部にバナーが付きます。
ここには、 で表示)とラベル付けされたリンクがあり
15 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
ます。このリンクは、 内にあるその特定デバイスへの新しいウェブブラウザウィンドウ
を開きます。
コンソール起動の使用
メモ ウェブコンソールにアクセスするには、ログインページで資格情報を入力する必要が
あります。
4.2.4 メトリックの収集間隔
次の表は、監視下 ターゲットから がメトリックスを収集する頻度を説明してい
ます。
メモ:頻度は無遅延環境で計算されており、監視環境のセットアップによって異なってきます。
メトリック
カテゴリ
収集済み(最小)
キャッシュからの読み込
み(最小)
応答
パフォーマンス
収集トリガ
パフォーマンス
ループメトリックス
設定
ループ階層
設定
デバイス
パフォーマンス
デバイス詳細
パフォーマンス
ソフトウェアエージェント
パフォーマンス
アラート
パフォーマンス
メトリック
カテゴリ
収集済み(最小)
応答
パフォーマンス
グループ階層
設定
16 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
デバイス
パフォーマンス
デバイス詳細
パフォーマンス
ソフトウェアエージェント
パフォーマンス
」によりメトリックを収集
サーバー
メトリック
カテゴリ
収集済み(最小)
キャッシュからの読み込み
(最小)
応答
パフォーマンス
グループ階層
設定
デバイス
パフォーマンス
デバイス詳細
パフォーマンス
ソフトウェアエージェント
パフォーマンス
」によりメトリックを収集
ストレージ
メトリック
カテゴリ
収集済み(最小)
キャッシュからの読み込み
(最小)
応答
パフォーマンス
グループ階層
設定
デバイス
パフォーマンス
デバイス詳細
パフォーマンス
ソフトウェアエージェント
パフォーマンス
」によりメトリックを収集
スイッチ
メトリック
カテゴリ
収集済み(最小)
キャッシュからの読み込
み(最小)
応答
パフォーマンス
グループ階層
設定
デバイス
パフォーマンス
デバイス詳細
パフォーマンス
ソフトウェアエージェント
パフォーマンス
」によりメトリックを収集
17 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in ージョン 2.0 | A00
5 ベストプラクティス
以下に、 向け の実装と使用に推奨されるベストプラクティ
スを示します。
5.1 サーバー
サーバーを監視するには、 )を使用
したエージェントフリーの帯域外モードの使用が推奨されます。帯域外管理を使用することで、 管理者は、サーバー
にインストールされた従来の帯域内 )のインストール、または定期的な
証明 検証を行う必要がなくなります。帯域外管理メソッドでは、 管理者がエージェントを使用せずに、オペレーテ
ィングシステムやハイパーバイザの存在または状態に関わらず、強化された可用性を用いてどこからでも効率的に
システムを監視できます。
また、第 世代( )から第 世代( )の サーバーは、
)がインストールされたサーバーから帯域内メソッドを使用して監視できます。これには、
)、 )、
、および のサポートが含まれます。 は現在、 オペレーティングシステ
ムではサポートされません。 オペレーティングシステムを実行しているサーバーを監視するには、
サーバーではサポートされる のみを使用してください。『
』( サポートマトリックス)には、
でアクセスできます。
5.2
でデバイスを検出する際は、最適な動作のために次が推奨されます。
オペレーティングシステムを実行しているターゲットデバイスは プロトコルを使用して検出し、
プロトコルを使用して検出します。
オペレーティングシステムを実行しているターゲットデバイスは プロトコルを使用して検出し、
プロトコルを使用して検出します。
がインストールされており、ターゲットオペレーティングシステムをサポートする場合は、 プロ
トコルを プロトコルの代わりに使用することもできます。
よりも前のサーバー世代では、 の検出に プロトコルがサポートされて
いません。その代わりに プロトコルを使用する必要があります。
で推奨されたプロトコルを使用してデバイスを検出することにより、 向け
デバイスを検出し、 コンソールでサーバーとデータベー
ス間の自動的な関連付けを実行できるようになります。
18 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
5.3 導入に関する の考慮事項
に対して 環境を設計および準備するときは、
)ディストリビューションについて慎重に考慮する必要があります。
)に対してローカルの を使用することは可能ですが、個別のシステムにインストー
ルされた を常に使用することがベストプラクティスとなります。これにより、 のデータ収集プロセス専用
に適切なハードウェアを使用することができます。
導入に昇格されるデバイスターゲットの数に応じて、 システムの追加が必要になる場合があります。これ
は、追加されるデバイスターゲットのそれぞれで発生する追加の作業負荷および収集を補うためです。詳細については、
』( インストールと設定ガイド)の
」( 導入のサイズ判断)を参照してください。
5.4 メンテナンス
環境は時間とともに変化する可能性があるので、 による定期的
な検出プロセスの実行、新しく検出されたデバイスターゲットの昇格、および不要になったデバイスターゲットの削除が
推奨されます。
5.4.1 自動検出の設定
の実行検出プロセスを定期的に実行することにより、 環境に新たに追加されたす
べてのデバイスが確実に検出されるようにすることができます。自動検出プロセスのデフォルト設定が変更されていない
場合、 が導入されている では新規デバイスターゲットの収集が毎日 回実行されます。
この収集スケジュールを変更する、または有効にするには次の手順を実行します。
システム管理者権限で ウェブコンソールにログインします。
ウェブコンソールから、 (セットアップ) ターゲットの追加)
(自動検出の設定)と移動します。
検出モジュール)選択し、
(すべてのホストのすべてのターゲットタイプに対して次の検出スケジュール
を使用する)を選択します。 このページで、頻度テキストボックスに希望の検出間隔を入力します。
5.4.2 デバイスターゲットの定期的な昇格
向け で自動検出スケジュールの有効化を選択した場合、このプロセスによって新規
のデバイスターゲットが定期的に検出されることがあります。これらの新しく検出されたデバイスターゲットは、
(検出結果)表にリストされたままとなり、昇格されるまでは によって収集されません。
これらのデバイスターゲットのデータ収集を希望しない場合、処置は必要ありません。ただし、これらのデバイスターゲ
ットのデータ収集を希望する場合は、ターゲットを昇格させて収集を有効にする必要があります。
デバイスターゲットを昇格させるには、次の手順を実行します。
システム管理者権限で ウェブコンソールにログインします。
19 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
ウェブコンソールから、 (セットアップ) (ターゲットの追加)
(自動検出結果)と移動します。
(ホスト以外のターゲット)タブをクリックします。
表示されたリストで、昇格させる新しく検出されたすべてのデバイスターゲットを選択し、 (昇格)
をクリックします。
次のページでは、すべてのプロパティが事前に入力されており、変更の必要はありません。 (昇格)
をクリックします。
メモ:同時に複数のデバイスターゲットを昇格させることが可能です。ただし、同時に昇格させるターゲットはすべて
同じターゲットタイプであることが必要です。
メモ:昇格プロセス中に事前入力されたプロパティを変更することは推奨されません。望ましくない動作を引き起こす
おそれがあります。
5.4.3 デバイスターゲットの定期的な削除
で昇格されたデバイスターゲットを定期的に見直し、すでに存在しない 、または収集を
希望しない を削除することが推奨されます。デバイスターゲットを削除することで がより効率的に実
行され、不要なデータの氾濫が解消されます。
デバイスターゲットを削除するには、次の手順を実行します。
システム管理者権限で ウェブコンソールにログインします。
ウェブコンソールから、 (ターゲット) (すべてのターゲット)
と移動します。
表示されたリストで削除するデバイスターゲットを右クリックし (ターゲットセットアップ)
(ターゲットの削 )を選択します。
5.4.4 ターゲットインスタンスの命名
ターゲットを命名するときは、英数文字以外は使用しないようにします。英数文字以外
の文字を使用すると、データ収集処理時に でエラーが発生する場合があります。
非英数文字の例外は、アンダースコア、スペース、ハイフンです。ターゲット名には、すべての英数文字を使用できます。
この値はターゲット設定中に設定でき、ターゲットインスタンスの作成後は変更できません。
20 Oracle Enterprise Manager 12c 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 | A00
6 使用事例シナリオ
データベース システム管理者として、 コンソール用 で一連の デバイスの監視、関連付け、お
びコンソール起動を実行させたい
向け は、次の デバイスの監視、関連付け、およびコンソール起動を行います。
サーバー(第 ~ 世代
シャーシ
o
o
ストレージアレイ
o
o
o
ネットワークスイッチ
o
o
メモ:
世代サーバーでは、 搭載
)を介したエージェントフリーの帯域外メソッドを使用する がサポートさ
れます。 世代サーバーでは、 )を介した帯域内メ
ソッドの使用がサポートされます。 は現在、 オペレーティングシステムではサポートさ
れません。 オペレーティングシステムを実行しているサーバーを監視するには、代わりに
を使用します。
は帯域内メソッドと帯域外メソッドのどちらでもデバイスを検出できますが、帯域
外メソッドでのデバイス検出が推奨されます。これは、帯域外管理メソッドによって、どこからでもエージェ
ントを使用せずに可用性を向上させることができるためです。
データベースターゲットとサーバーターゲット間の関連付けは、ホスト名に基づいて自動的に行われます。サ
ーバーとデータベース間の自動関連付けのため、 の両方におけるホスト
名が同じであるようにしてください。ターゲットのホスト名が の間で
異なる場合、ターゲットはユーザーが手動でリンクさせる必要があります。すべてのサーバーが に登録
されており、 名解決オプション(デフォルトで選択済み)を使用すること
が推奨されます。その他のターゲット(ストレージおよびスイッチ)も、データベース管理者または 管理
者が手動でリンクさせることができます。
シャーシイベントはサーバーに関連付けられませんが、シャーシステータスの変更に基づいてインシデントが
作成されます。
帯域外監視(のみ)は、 からホストを検出する方法によって決定付けられます。た
だし、ホスト名が帯域外メソッドのみで使用できない場合、関連付けを行うためには、オペレーティングシス
テムを検出してホスト名を取得する必要があります。
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