IPCシリーズ
.NET 4.2搭載 SH-4 CPU BOX-PC
M10DC5-4シリーズ用
ハードウェアマニュアル
ハードウェアマニュアル
i
はじめに
Windows CE
は、組み込み用途を前提として設計され、
OS
が各部分ごとのモジュール構造とな
っており、必要な部分だけ実装できるようになっています。他の
Windows
系
OS
より軽く、電源
のオン・オフの簡単さ、起動時間の短さ、安価な事など、組み込み用途にとって大きな魅力を
持つ
OS
の一つになっています。
Windows CE .NET 4.2
搭載小型
BOX-PC
は、組み込み用
PC
として従来の
PC/AT
互換
IPC
、
PLC
、組
み込み用専用マイコン等に置き換わる分野で使用されていますが、お客様のアイデア次第で、
これら以外にも様々な可能性を持っています。
この
Windows CE .NET 4.2
搭載小型
BOX-PC
は、
CPU
に
SH-4(HD6417751R)
を搭載し、
SH-3
を搭
載していた
IPC-BX/MSH3
シリーズの後継機として互換性を持たせつつ、処理の高速化を実現す
べく開発いたしました。
IPC-BX/MSH3
シリーズと同様、
COM
ポート、
Ethernet
などの基本的な
I/O
に加え、新たに絶縁
IO
、
USB
を搭載し、汎用的なハードウェアとして設計しておりますので
Windows CE
アプリケーショ
ン応用に使用していただくことが可能です。
◆特長
組み込み用途に適した、“葉書きサイズ”の小型ボックスコンピュータ
®
(BOX-PC)
です。
COM
ポート、
LAN
、
USB
など標準的なインターフェイスを内蔵し、さらに
PC/104
バスによる機能拡
張も可能です。
・
コンパクトな形状
(
ほぼ
A6
サイズ
)
・
128MB(SDRAM)
のシステムメモリを標準搭載
・
ユーザー領域として使用できる、書き込み／消去可能な
128MB
の
Flash ROM
を内蔵。ユーザ
ープログラムの追加／削除が可能
・
シリアル
2ch
、
USB
、
PC
カードスロット、
100BASE-TX LAN
、汎用
I/O
、ステレオサウンド
機能を装備
・
XIP&
メモリローディングブート機能により最短約
10
秒の高速な起動
/
動作を実現
・
システム開発をサポートする「
CONTEC Manager
」を搭載
（スケジュール、
FTP
サーバ、オートランなど）
・
PC/104
バス標準搭載
ii
ハードウェアマニュアル
サポートのご案内
当社製品をより良く、より快適にご使用いただくために、次のサポートを行っております。
◆ホームページ
日本語
http://www.contec.co.jp/
英語
http://www.contec.com/
中国語
http://www.contec.com.cn/
■最新製品情報
製品の最新情報を提供しています。
また、
PDF
ファイル形式の製品マニュアル、各種技術資料なども提供しています。
■資料請求
カタログの請求が行えます。
■製品貸出サービス
製品貸出の依頼が行えます。
■イベント情報
当社主催
/
参加のセミナおよび展示会の紹介を行っています。
◆総合インフォメーション
(
お問い合わせ窓口
)
■技術的なお問い合わせ
当社製品に関する技術的なお問い合わせは、総合インフォメーションで受け付けています。
E-mail([email protected])
または
FAX
でお問い合わせください。専門のスタッフが対応します。
E-mail
の場合は、巻末または添付の
Question
用紙と同様の内容をお送りください。
FAX
の場合は、巻末または添付の
Question
用紙に必要事項を記入の上、お送りください。
※
FAX
番号は
Question
用紙に記載されています。
■その他の製品情報のお問い合わせ
製品の価格・納期・見積もり依頼などのお問い合わせは、販売店または当社各支社・営業所ま
でお問い合わせください。
◆修理窓口
修理の依頼は、お買い求めの販売店経由で受け付けています。
保証書に記載の条件のもとで、保証期間中に製品自体に不具合が認められた場合は、その製品
を無償で修理または交換いたします。
保証期間終了後、または保証条件外での修理は、有償修理となりますのであらかじめご了承く
ださい。
なお、対象は製品のハードウェア部分の修理に限らせていただきます。
ハードウェアマニュアル
iii
◆製品貸出サービス
製品を評価・理解していただくため、製品の貸出サービスを行っております。
詳細は、当社ホームページをご覧ください。
◆各種セミナ
新製品の紹介・活用方法、システム構築のための技術習得など、各種セミナを行っております。
出張プライベートセミナも承ります。詳細は、当社ホームページをご覧ください。
◆FA/LA無料相談コーナー
「
FA/LA
無料相談コーナー」は、お客様がシステムを構築する際に当社製品の選定の相談をお
受けする窓口です。面談によるシステム相談を専門スタッフが担当いたします。
お問い合わせは、当社各支社・営業所までご連絡ください。
◆システム受託開発、OEM受託
ソフトウェア
/
ハードウェアの導入方法やシステム構築のご相談、お客様オリジナル・デザイン
のシステムを製品化し供給する
ODM
や
OEM
のご提案を行います。
詳しくは、
E-mail([email protected])
または当社各支社・営業所までお問い合わせください。
安全にご使用いただくために
次の内容をご理解の上、本製品を安全にご使用ください。
◆安全情報の表記
本書では、人身事故や機器の破壊をさけるため、次のシンボルで安全に関する情報を提供して
います。内容をよく理解し、安全に機器を操作してください。
危険
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う危
険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。
警告
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可
能性が想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が損害を負う可能性が想定
される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
iv
ハードウェアマニュアル
◆取り扱い上の注意
警告
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または
重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。
・
周囲に発火、腐食性のあるガスがある場所で使用しないでください。爆発、火災、感電、
故障の原因となります。
・
異常
(
煙、異臭、異音
)
を感じられた場合には、直ちに本機の電源を
OFF
し電源プラグをコ
ンセントから抜いた後、弊社までご連絡ください。そのままご使用されますと火災、感電
の原因となります。
・
本気は組み込み専用タイプであり、人または物が直接、接触しないように必ず盤内または
ケース内に取り付けてください。
・
感電や火傷の恐れがありますので通電中は本機には触れないようにしてください。
・
濡れた手で本体やコネクタ等にさわらないでください。感電する危険性があります。
・
本体に異物
(
金属片、可燃物、液体等
)
が接触しないようにしてください。火災や感電の原
因となります。
・
不安定な場所への設置や不完全な取り付けはしないでください。落下事故の原因となりま
す。
・
規定の電源電圧でご使用ください。規定外の電源電圧を供給されますと火災や感電の原因
となります。
・
必ずアース
(
接地
)
を行ってください。
・
拡張ユニットの装着、取り外しの際には、必ず電源ケーブルをコンセントから抜いた状態
にしてください。
・
ユーザー側での分解、改造や部品の交換をしないでください。感電、火災、故障の原因と
なります。また、ユーザー側にて改造されたものに対しては修理に応じられない場合があ
ります。
・
人命または重大な損害を伴う恐れのある処理を、タッチパネルによる操作で行わないでく
ださい。また、誤った入力操作に対応できるシステム設計をお願いします。
・
本製品は航空、宇宙機器、原子力制御、医療機器など極めて高度な安全性、信頼性が要さ
れる用途での使用を想定していません。これらの用途には使用しないでください。
・
本製品を列車、船舶、自動車、防犯防災装置など機能、精度において高い信頼性、安全性
が要求される用途で使用される場合には、お買い求めの販売店または当社総合インフォメ
ーションまでご相談ください。
ハードウェアマニュアル
v
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う
可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定され
る内容を示しています。
・
極端な高温下や低温下、温度変化の激しい環境、または強い紫外線のもとでの使用および
保管はしないでください。
例
・直射日光の当たる場所
・熱源の近く
・
極端に湿気の多い場所や、ほこりの多い場所での使用および保管はしないでください。内
部に水や液状のもの、導電性の塵が入った状態で使用すると非常に危険です。このような
環境で使用するときは、防塵構造の制御パネル等に設置するようにしてください。
・
衝撃や振動の加わる場所での使用および保管は避けてください。
・
強い磁気や雑音を発生する装置の近くで使用しないでください。本機が誤動作する原因と
なります。
・
薬品が発散している空気中や､薬品にふれる場所での使用および保管は避けてください。
・
本製品の汚れは、柔らかい布に水または中性洗剤を含ませて軽く拭いてください。ベンジ
ン、シンナーなど発揮性のものや薬品を用いて拭いたりしますと、塗装の剥離や変色の原
因となります。
・
構成部品の寿命について
①バッテリ･･･内部カレンダ時計、
CMOS RAM
のバックアップにリチウム一次電池を使用
しています。無通電時のバックアップ時間は
25
℃において
10
年以上です。
②フラッシュメモリ
(NFDISK)
･･･書き換え回数
30
万回以上（書き込みサイズが
128KB
以下
のとき）。フラッシュメモリ
(NFDISK)
には汎用
CF
カー
ドを使用しております。書き換えを頻繁に行う場合に
は、書き換え回数に注意してご使用ください。また、書
き込み中に電源
OFF
を行うとフラッシュメモリ
(NFDISK)
内のデータを破損する場合があります。
*
消耗部品の交換につきましては修理扱い
(
有償
)
にて対応させていただきます。
・
拡張ボードの装着、取り外しや各コネクタの着脱は、必ず電源を
OFF
にした状態で行って
ください。
・
本機を改造したものに対しては、当社は一切の責任を負いかねます。
・
故障や異常
(
異臭や過度の発熱
)
に気づいた場合は、電源コードのプラグを抜いて、お買い
求めの販売店または当社総合インフォメーションにご相談ください。
・
周辺機器との接続ケーブルは、接地されたシールドケーブルを使用してください。
・
本製品を廃棄される場合は、リチウム一次電池を使用しておりますので、地方自治体の定
める廃棄方法で処理してください。
vi
ハードウェアマニュアル
ご注意
(1)
本書の内容の全部、または一部を無断で転載することは禁止されています。
(2)
本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
(3)
本書の内容については万全を期しておりますが、万一ご不審な点や記載もれなどお気づき
のことがありましたら、お買い求めの販売店へご連絡ください。
(4)
本商品の運用を理由とする損失、逸失利益などの請求につきましては、前項にかかわらず、
いかなる責任も負いかねますのであらかじめご了承ください。
(5)
本製品
(
ソフトウェアも含む
)
は、外国為替および外国貿易管理法の規定により、戦略物資等
輸出規制品に該当します。したがって、日本国外に持ち出す際には、日本国政府の輸出許
可申請等必要な手続きをお取りください。
(6)
ボックスコンピュータ
®
は、株式会社コンテックの登録商標です。
MS
、
Microsoft
、
Windows
は、米国
Microsoft Corporation
の各国における登録商標または商標
です。その他、本書中に使用している会社名および製品名は、一般に各社の商標または登
録商標です。
ハードウェアマニュアル
vii
目次
はじめに ..................................................................................................................................................i
◆特長 ...............................................................................................................................................i
サポートのご案内.................................................................................................................................ii
◆ホームページ..............................................................................................................................ii
◆総合インフォメーション(お問い合わせ窓口)......................................................................ii
◆修理窓口......................................................................................................................................ii
◆製品貸出サービス.....................................................................................................................iii
◆各種セミナ.................................................................................................................................iii
◆FA/LA無料相談コーナー.........................................................................................................iii
◆システム受託開発、OEM受託 ...............................................................................................iii
安全にご使用いただくために ...........................................................................................................iii
◆安全情報の表記.........................................................................................................................iii
◆取り扱い上の注意.....................................................................................................................iv
目次 .......................................................................................................................................................vii
第１章 概要 1
仕様 .........................................................................................................................................................1
外形寸法 .................................................................................................................................................3
第２章 各部の機能 5
◆各部の名称..................................................................................................................................5
◆DVIインターフェイス(DVI) ....................................................................................................6
◆シリアルポートインターフェイス(COM1, COM2) .............................................................8
◆イーサネット(UTP)...................................................................................................................8
◆PCMCIA(PCMCIA) ....................................................................................................................9
◆USBポート(USB) .....................................................................................................................11
◆汎用I/Oポート(I/O)..................................................................................................................12
◆Power(5VDC-IN).......................................................................................................................14
◆外部スピーカ出力端子(SPK).................................................................................................15
◆DIP-SW......................................................................................................................................15
◆ユーザー開放スイッチ(SW1) ................................................................................................15
◆OS動作の設定用DIP-SW (SW2) ............................................................................................16
◆LED表示 ....................................................................................................................................16
◆メインボード[CPUSH4B(FP)]内部拡張コネクタ一覧.......................................................17
◆ PC/104バスインターフェイス .........................................................................................18
◆PC/104バス用±12VDC電源供給コネクタ ..........................................................................19
◆汎用I/Oインターフェイス......................................................................................................20
◆5VDC電源コネクタ .................................................................................................................20
◆コンソールボード[SUBSH4B(FP)]内部拡張コネクタ一覧...............................................21
◆LCDインターフェイス ...........................................................................................................22
◆IPC-SHCL-2T用供給電源コネクタ .......................................................................................22
第１章
概要
ハードウェアマニュアル
1
第１章 概要
仕様
■機能仕様
表1.1 機能仕様
項目 仕様
インターフェイス DVI(アナログRGBまたはPANEL Link出力) *1
LCD出力 *1 *2
表示色 65536色
表示部
解像度
VGA(640×480), SVGA(800×600)
タイプ
SH-4 HD6417751RBP 240MHz
内部キャッシュ データ: 16KB, 命令: 32KB
CPU
クロック周波数
240MHz
フラッシュメモリ(NFDISK)
128MB
システムメモリ
128MB SDRAM
メモリ
OS格納用フラッシュメモリ
32MB
COMポート
RS-232C(2ch)
COM1(16550互換、9ピン D-SUB)
COM2(16550互換、9ピン D-SUB)
ボーレート: 50 - 115200 bps
RTC
BQ3287AMT-SB2 誤差±1分/月(25℃)
LAN
10BASE-T/100BASE-TX 1ch、NS社 DP83816A
PCカードスロット PCMCIA Type II×2、またはType III×1
汎用入出力 フォトカプラ絶縁入出力各4点
3.3V CMOSレベル入出力 16点(入出力: 8点 出力: 8点)
USB
2ch (USB1.1準拠)
外部スピーカ出力端子 3.5φステレオミニジャック フルスケール出力レベル 1.0Vrms(Typ.)
DMA、バスマスタ機能は使用不可、割り込みは使用可能 拡張バス
(PC/104バス)
最大拡張ボード数 3枚
スイッチ＆LED ユーザースイッチ：4ビット ユーザーLED、PowerLED：3色表示
入力電源
+5VDC
入力範囲: 5VDC±5% 1.5A (Max.) *3 *4
外形寸法 (mm)
145(W)×103(D)×49(H)
質量 約700g *5
*1 DVI、LCD I/F同時使用不可。
*2 別途アダプタを介して外部接続可能。
*3 PCカードスロット, USB, PC/104未使用時
*4 供給可能な最大電流は4Aです。+5Vの外部機器供給電源容量の合計は2.5A以内にしてください。
*5 ケーブル、オプション品、取り付け金具含まず。
第１章
概要
2
ハードウェアマニュアル
■一般仕様
表1.2 一般仕様
項目 仕様
使用周囲温度 0 - 50℃
保存周囲温度 -10 - 60℃
周囲湿度 20 - 90%RH(ただし、結露しないこと)
浮遊粉塵 特にひどくないこと
腐食性ガス ないこと
接触放電
4KV(EN 61000-4-2, IEC 1000-4-2,Level2)
静電耐圧
気中放電
8KV (EN 61000-4-2, IEC 1000-4-2, Level3)
耐振動性 10 - 57Hz/片振幅0.15mm
57 - 150Hz/19.6m/s2(2G) 1oct/min、1サイクル(10-150-10Hz)
X、Y、Z3方向の10サイクル(各80分)
(JIS C0040準拠、IEC60068-2-6準拠)
耐衝撃性 98m/s2(10G)/11ms/正弦半波 X、Y、Z3方向の各3回
(JIS C0041準拠、IEC60068-2-27準拠)
接地 D種接地(旧第3種接地)
第１章
概要
ハードウェアマニュアル
3
外形寸法
■
IPC-BX/M10DC5
図1.1 IPC-BX/M10DC5の外形寸法
第１章
概要
4
ハードウェアマニュアル
第２章
各部の機能
ハードウェアマニュアル
5
第２章 各部の機能
◆各部の名称
DIP-SW
RESET
POWER LED
USER LED
PCMCIA
FG
+5VDC
電源コネクタ
DVI
SPEAKER
2341
DC
-
IN
SPK
DV
I
USB
COM2
COM1
SW1
POWER
I/O
CF
カ－ド(
NFDISK
)カバ－
I/O
UTP
PCMCIA
LNKI
ACT
RST
USB
ON
USER
LAN
図2.1 各部の名称
表2.1 各部の機能
名 称 機 能
POWER LED
電源ON表示LED
USER LED
USER LED (USER開放)
+5VDC電源入力コネクタ +5V電源入力端子
CFカード(NFDISK)カバー CFカードの着脱
PCMCIA
PCMCIA カードスロット
DVI
DVIコネクタ
I/O
絶縁I/Oコネクタ
SPEAKER
外部スピーカ出力端子
RESET
ハードリセット押しボタン
USB
USBポートコネクタ(2ch)
LAN
Ethernetコネクタ(RJ-45)
COM1
シリアルポート1
COM2
シリアルポート2
第２章
各部の機能
6
ハードウェアマニュアル
◆DVIインターフェイス(DVI)
ディスプレイ接続用のコネクタ
(DVI
アナログ
/
デジタルタイプ
)
を備えています。
表2.2 DVIインターフェイス
コネクタ型式
DVI-I 29ピン
1
8
17
24
16
9
C1
C2
C3
C4
C5
ピン番号 信号名 ピン番号 信号名 ピン番号 信号名
1 DATA2- 13 N.C. C1 RED
2 DATA2+ 14 +5V C2 GREEN
3
DATA2
SHIELD
15 GND C3 BLUE
4 N.C. 16 N.C. C4 HSYNC
5 N.C. 17 DATA0- C5 GND
6 N.C. 18 DATA0+
7 N.C. 19
DATA0
SHIELD
8 VSYNC 20 TXD
9 DATA1- 21 RXD
10 DATA1+ 22
DATA0
SHIELD
11
DATA1
SHIELD
23 CLK+
12 N.C. 24 CLK-
第２章
各部の機能
ハードウェアマニュアル
7
表2.3 DVI-アナログRGB変換アダプタ
コネクタ型式
DVI-I 29
ピン
1
8
17
24
16
C1
C2
C3
C4
C5
5
1
6
10
11
15
15.00
[mm]
6.20 5.80
39.40
30.00
33.00
アナログRGB側信号
ピン番号 信号名 ピン番号 信号名
1 RED 9 N.C.
2 GREEN 10 GND
3 BLUE 11 N.C.
4 N.C. 12 N.C.
5 GND 13 HSYNC
6 GND 14 VSYNC
7 GND 15 N.C.
8 GND
表2.4 アナログRGB出力仕様
解像度 クロック周波数 水平周波数 垂直周波数 HSYNC極性 VSYNC極性
VGA
640×480
25.0MHz 31.5KHz 60.1Hz Negative Negative
SVGA
800×600
40.0MHz 37.9KHz 60.1Hz Negative Negative
第２章
各部の機能
8
ハードウェアマニュアル
◆シリアルポートインターフェイス(COM1, COM2)
2
個の
RS-232C
準拠のシリアルポートコネクタ
(
シリアルポート
1 : COM1
、シリアルポート
2 :
COM2)
を備えています。
表2.5 シリアルポートコネクタ
1 5
9
6
No.4-40UNC
インチネジ
ピン番号 信号名 意味 方向
1 CD
キャリヤ検出 入力
2 RD
受信データ 入力
3 TD
送信データ 出力
4 DTR
データターミナルレディ 出力
5 GND
信号グランド
---
6 DSR
データセットレディ 入力
7 RTS
送信要求 出力
8 CTS
送信可 入力
9 RI
被呼表示 入力
◆イーサネット(UTP)
表2.6 LANコネクタ(RJ-45)
ACTLNK
ピン番号 信号名 備考
1 TX+
送信データ(+)出力
2 TX-
送信データ(-)出力
3 RX+
受信データ(+)出力
4 N.C.
未接続
5 N.C.
未接続
6 RX-
受信データ(-)出力
7 N.C.
未接続
8 N.C.
未接続
■
LED
インジケータ
・
LNK(
緑色
)
LINK
状態を表示します。
(LINK
確立時点灯
)
・
ACT(
オレンジ色
)
データ送受信の状態を表示します。
(
データ送受信時点滅
)
第２章
各部の機能
ハードウェアマニュアル
9
◆PCMCIA(PCMCIA)
PCMCIA
準拠のカードスロットを装備しています
[TYPE II
×
2 (TYPE III
×１
)
サイズ
]
。
スロット
1
スロット
2
図2.2 スロット番号および配置
注意
TYPE III
のカードの場合、スロット
2
に挿入してください。
表2.7 PCMCIAのピン配置
ピン番号 信号名 ピン番号 信号名
1
GND
35
GND
2 D3 36
_
CD1
3 D4 37 D11
4 D5 38 D12
5 D6 39 D13
6 D7 40 D14
7
_
CE1 41 D15
8 A10 42
_
CE2
9
_
OE 43
V
S1
10 A11 44
_
IORD
11 A9 45
_
IOWR
12 A8 46 A17
13 A13 47 A18
14 A14 48 A19
15
_
WE/PGM 49 A20
16 READY(
_
IR
Q
) 50 A21
17
V
CC 51
V
CC
18
V
PP 52
V
PP
19 A16 53 A22
20 A15 54 A23
21 A12 55 A24
22 A7 56 A25
23 A6 57
V
S2
24 A5 58 RESET
25 A4 59
_
WAIT
26 A3 60
_
INPAC
K
27 A2 61
_
REG
28 A1 62 BVD2
29 A0 63 BVD1
30 D0 64 D8
31 D1 65 D9
32 D2 66 D10
33 WP(
_
IOCS16) 67
_
CD2
34 GND 68 GND
第２章
各部の機能
10
ハードウェアマニュアル
■カード抜け防止金具の取り付け
1. PC
カードまたは
CF
カードを挿入します。
2.
金具のツメを本体の細長い角穴に引っ掛けます。
3.
金具の端をネジで固定します。
図2.3 カード抜け防止金具の取り付け
■カード供給電源
使用可能カード電圧と、各スロットの電源容量は次のようになります。
表2.8 カード供給電源
電圧 電流容量(Max.)
+5V 250mA/Slot
+3.3V 250mA/Slot
+12V
供給していません
第２章
各部の機能
ハードウェアマニュアル
11
◆USBポート(USB)
USB
のインターフェイスを
2ch
備えています。
表2.9 USBコネクタ
USB
4
1
ピン番号 信号名
1 Vcc (+5V)*1
2 DATA+
3 DATA-
4 GND
*1 供給電源容量は500mA/port (Max.)です。
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