は、弊社営業担当またはヒルティ代理店・販売店にご連
絡ください。
本体には必ず推奨された空包を使用し、 推奨された威
力設定で作動させてください。 空包の選択を間違った
り、威力設定が高すぎると、本体パーツが早期に故障し
てしまいます。
注意
DX 本体の汚れには、 健康を損なう恐れのある物質が
含まれています。 清掃中に埃/汚れを吸い込まないで
ください。 食品に埃/汚れが付着しないようにしてく
ださい。 本体の清掃後には手を洗ってください。 本体
部品の手入れや保守/潤滑にグリスを使用しないでくだ
さい。 グリスを使用すると、 本体が正常に作動しなく
なることがあります。 ヒルティスプレーまたは同品質
の製品のみを使用してください。
8.2.1 ピストンを点検し、 ピストン/ピストンブレーキ
を交換する
警告事項
本体に空包が装填されていないことを確認してくださ
い。 ファスナーマガジンまたはファスナーガイド内に
ファスナーが装填されていないことを確認してくださ
い。
注意
使用後は、 取り扱う部分が非常に熱くなっている可能
性があります。 本体が冷めていないうちに以下の作業
を行う必要がある場合は、 必ず保護手袋を着用してくだ
さい。
注意事項
正常でない打鋲が繰り返されると、 ピストンおよびピス
トンブレーキが摩耗します。 ピストンに破断が認めら
れる場合やピストンブレーキの合成ゴムが激しく摩耗し
ている場合は、 部品が寿命に達しています。
注意事項
ピストンとピストンブレーキの点検は定期的に (少なく
とも日に 1 回) 行ってください。
注意事項
ピストンおよびピストンブレーキを交換するには、 ファ
スナーマガジンまたはファスナーガイドのみを外すだけ
でかまいません。 ピストンガイドを取り外す必要はあ
りません。
1. ファスナーガイド (またはファスナーマガジン)
を外します。
2. ピストンをピストンガイドから引き出します。
3. ピストンに損傷がないか点検します。 損傷の形跡
が認められる場合は、 ピストンおよびピストンブ
レーキを交換してください。 ピストンブレーキ
の合成ゴムに摩耗の痕跡がないか点検します。
注意事項ピストンを水平面上にころがして、まっす
ぐに転がるか点検します。 摩耗したピストンは使
用しないでください。 また、 ピストンを加工しな
いでください。
注意事項ピストンブレーキの上部リングを下部リン
グに対して簡単に回すことができる場合、 ピスト
ンブレーキが寿命に達しているので交換してくださ
い。
4. ピストンの交換が必要な場合は、 ファスナーガイ
ドからピストンブレーキを取り外します。
5. 新品のピストンブレーキを、 位置を正しく合わせ
てファスナーガイド (またはファスナーマガジ
ン) に挿入します。
注意事項ピストンブレーキの開口部にヒルティスプ
レーを吹き付けてください。
注意事項HVB ファスナーガイドには、 ピストンブ
レーキの代わりにピストンストッパーが付いていま
す。
6. ピストンを本体のピストンガイドに挿入します。
7. ファスナーガイド (またはファスナーマガジン)
を、 ピストンガイドのストップ位置までねじ込
み、 噛み合うところまで緩めます。
8. サイクリンググリップを前後に 1 回動かします。
8.2.2 ピストンガイドの清掃 9
警告事項
本体に空包が装填されていないことを確認してくださ
い。 ファスナーマガジンまたはファスナーガイド内に
ファスナーが装填されていないことを確認してくださ
い。
注意
使用後は、 取り扱う部分が非常に熱くなっている可能
性があります。 本体が冷めていないうちに以下の作業
を行う必要がある場合は、 必ず保護手袋を着用してくだ
さい。
1. サイクリンググリップがスタート位置にあること
を確認してください。
2. ファスナーマガジン (またはファスナーガイド)
を外します。
3. ピストンガイドからピストンを取り外し、 ファス
ナーマガジン (またはファスナーガイド) からピ
ストンブレーキを取り外します。
4. 注意本体は必ずピストンガイドを上方にして保持し
てください。 これを守らないとピストンガイド
が落下することがあります。
ピストンガイドリリースレバーを回して外します。
5. 本体からピストンガイドを引き出します。
注意事項ピストンガイドをさらに分解する必要はあ
りません。
6
. 本体のピストンガイドのシートを清掃します。
7. ピストンガイドの内部と外部を大型ブラシで清掃し
ます。
8. 威力調整ピン用の穴を小型丸ブラシで、 また薬
室をテーパー形ブラシで清掃します。
9. ピストンガイドのスライダーとカラーにヒルティス
プレーでオイルを吹き付けます。
10. 本体内のスチール部品にヒルティスプレーでオイル
を吹き付けます。
注意事項ヒルティスプレー以外の潤滑剤を使用しま
すと、 ゴム部分が損傷する恐れがあります。
11. サイクリンググリップがスタート位置にあること
を確認してください。
12. ピストンガイドを本体に押し込みます。
ja
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Printed: 30.05.2016 | Doc-Nr: PUB / 5126066 / 000 / 03