Dell iDRAC Service Module 2.0 Administrator Guide

タイプ
Administrator Guide

このマニュアルも適しています

iDRAC サービスモジュール 2.0
インストールガイド
メモ、注意、警告
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避する
ための方法を説明しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示していま
す。
著作権 © 2014 Dell Inc. 無断転載を禁じます。 この製品は、米国および国際著作権法、ならびに
米国および国際知的財産法で保護されています。Dell
およびデルのロゴは、米国および / また
はその他管轄区域における
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よび名称は、各社の商標である場合があります。
2014 - 09
Rev. A00
目次
1 はじめに...................................................................................... 7
本リリースの新機能............................................................................................7
iDRAC サービスモジュール監視機能.................................................................8
オペレーティングシステム情報................................................................... 8
オペレーティングシステムへの Lifecycle Controller ログレプリケー
ション........................................................................................................... 8
自動システムリカバリ機能.......................................................................... 8
Windows Management Instrumentation プロバイダ................................. 9
自動テクニカルサポートレポート収集........................................................ 9
NVMe PCIe SSD デバイスの取り外しの準備.............................................10
対応機能オペレーティングシステムマトリックス.....................................10
Server Administrator iDRAC サービスモジュールの共存............................11
ソフトウェア可用性..........................................................................................11
iDRAC サービスモジュールのダウンロード.................................................... 12
デルサポートサイトからの文書へのアクセス................................................. 12
ソフトウェアライセンス契約...........................................................................13
その他の必要マニュアル.................................................................................. 13
2 インストール前のセットアップ.............................................14
インストール要件.............................................................................................14
対応オペレーティングシステム....................................................................... 15
対応プラットフォーム......................................................................................16
システム要件.....................................................................................................17
3 Microsoft Windows オペレーティングシステムでの
iDRAC サービスモジュールのインストール............................18
Microsoft Windows オペレーティングシステムでの iDRAC サービスモ
ジュールのインストール.................................................................................. 18
サイレントインストール............................................................................ 19
Microsoft Windows オペレーティングシステムでの iDRAC サービスモ
ジュールコンポーネントの変更.......................................................................20
Microsoft Windows オペレーティングシステムでの iDRAC サービスモ
ジュールの修復................................................................................................ 20
Microsoft Windows オペレーティングシステムでの iDRAC サービスモ
ジュールのアンインストール...........................................................................21
製品 ID を使用した無人アンインストール.................................................21
追加 / 削除機能を使用したアンインストール............................................21
4 対応 Linux オペレーティングシステムでの iDRAC サー
ビスモジュールのインストール................................................22
Linux オペレーティングシステムのプレインストール要件............................ 22
Linux インストールの依存性............................................................................23
Linux オペレーティングシステムでの iDRAC サービスモジュールのイン
ストール........................................................................................................... 24
サイレントインストール............................................................................24
Linux オペレーティングシステムでの iDRAC サービスモジュールのアン
インストール.................................................................................................... 25
アンインストールスクリプトを使用した iDRAC サービスモジュール
のアンインストール................................................................................... 25
RPM コマンドを使用した iDRAC サービスモジュールのアンインス
トール.........................................................................................................26
5 VMware ESXi での iDRAC サービスモジュールのインス
トール
...........................................................................................27
vSphere CLI の使用.......................................................................................... 27
VMware vSphere Management Assistant の使用............................................28
VMware Update ManagerVUM)の使用......................................................29
Power CLI の使用.............................................................................................30
6 Citrix XenServer での iDRAC サービスモジュールのイ
ンストール................................................................................... 32
実行中システムにおける Citrix XenServer での iDRAC サービスモジュー
ルのインストール.............................................................................................32
XenServer インストール中における Citrix XenServer での iDRAC サービ
スモジュールのインストール...........................................................................33
7 iDRAC サービスモジュールの設定........................................ 35
iDRAC ウェブインタフェースからの iDRAC サービスモジュールの設定...... 35
RACADM からの iDRAC サービスモジュールの設定...................................... 36
WSMAN からの iDRAC サービスモジュールの設定........................................36
8 よくあるお問い合わせ(FAQ.............................................38
iDRAC サービスモジュールをインストールまたは実行する前に、Open
Manage Server Administrator をアンインストールする必要があります
?.................................................................................................................... 38
システムに iDRAC サービスモジュールがインストールされていること
を確認する方法を教えてください。............................................................... 38
システムにインストールされている iDRAC サービスモジュールのバー
ジョンを確認する方法を教えてください。.....................................................39
iDRAC サービスモジュールをインストールするために必要な最低許可レ
ベルは何ですか ?..........................................................................................39
iDRAC サービスモジュールをインストールしようとすると、このサーバ
ーはサポートされていません というエラーメッセージが表示されます。
対応サーバーの詳細について『ユーザーズガイド』を参照した後は、ど
うすればよいですか?....................................................................................... 39
USBNIC 経由の OS to iDRAC パススルーが正しく設定されていても、
iDRAC サービスモジュールは OS to iDRAC パススルーチャネルを使用
して iDRAC と通信できません というメッセージが OS ログに表示され
ます。なぜですか ?..........................................................................................40
iDRAC サービスモジュールをインストールしようとすると、このオペレ
ーティングシステムがサポートされていないというエラーメッセージが
表示されます。.................................................................................................41
VMware ESXi サーバーから iDRAC サービスモジュールをアンインスト
ールするときに、Vsphere クライアントで仮想スイッチが
vSwitchiDRACvusbポートグループがiDRAC Networkとして命名
されていることが表示されます。削除するにはどうすればよいですか?....... 41
複製された LifeCycle ログはオペレーティングシステムのどこにありま
すか? ................................................................................................................42
Linux インストール中にインストールする必要がある Linux 依存パッケ
ージまたは実行可能プログラムとは何ですか?............................................... 42
9 Linux インストーラパッケージ............................................. 43
1
はじめに
本ガイドは、サポートされるオペレーティングシステムで iDRAC サービスモジ
ュールをインストールする方法についての情報とステップバイステップ手順を
説明します。
Integrated Dell Remote Access ControlleriDRACサービスモジュールは、
12
世代以降の Dell PowerEdge サーバーにインストールすることができる、オプ
ションの軽量ソフトウェアアプリケーションです。iDRAC サービスモジュール
は、
iDRAC インタフェース(グラフィカルユーザーインタフェース(GUI
RACADM CLI、および Web Service ManagementWSMAN)を追加のモニタ
データで補完します。モジュールの機能は、インストールされる機能、およびお
使いの環境固有の統合ニーズに応じて、対応オペレーティングシステム上で設定
することができます。
iDRAC サービスモジュールアーキテクチャは IP ソケット通信を使用し、追加の
システム管理データ
OS/ デバイスドライバ)を iDRAC に提供します。また、
OS 標準インタフェースを介したシステム管理データへのアクセスを持つ 1
多コンソールも提供します。
本リリースの新機能
13
世代の Dell PowerEdge サーバーのサポート。対応プラットフォーム
のリストは、対応プラットフォームを参照してください。
Windows Management InstrumentationWMI)管理プロバイダ
オペレーティングシステム(OS)およびネットワーク情報の共有
Non-Volatile Memory ExpressNVMePheripheral Component
Interconnect ExpressPCIe)ソリッドステートデバイス(SSD)の削除準
自動テクニカルサポートレポート(TSROS ログ収集
7
iDRAC サービスモジュール監視機能
次のサービスが提供されます。
OS 情報
Lifecycle Controller ログのオペレーティングシステムへの複製
自動システムリカバリ
ストレージデータを含む Windows Management Instrumentation プロバイ
自動テクニカルサポートレポート収集
NVMe SSD デバイスの取り外し準備
オペレーティングシステム情報
Server Administrator は現在、オペレーティングシステム情報およびホスト名を
iDRAC と共有しています。iDRAC サービスモジュールは、ホスト OS 名、サー
バーホスト IP アドレス情報、OS バージョン、完全修飾ドメイン名FQDN
いった同様の情報を
iDRAC に提供します。また、ホスト OS 上のネットワーク
インタフェースも表示されます。このモニタ機能はデフォルトで有効で、Server
Administrator がホスト OS にインストールされていても使用することができま
す。
オペレーティングシステムへの Lifecycle Controller ログ
レプリケーション
Lifecycle ControllerLCのログを OS ログに複製します。ターゲットとしての
OS ログオプションを持つすべてのイベント(アラートページ、または同等の
RACADM / WSMAN インタフェース内)が、iDRAC サービスモジュールを使用
して OS ログ内に複製されます。これは、Server Administrator によって実行さ
れるシステムイベントログ(SEL)レプリケーションに似ています。
OS ログに含まれる一連のデフォルトのログは、SNMP トラップ/アラート用に設
定されるログと同じです。iDRAC サービスモジュールがインストールされた後
LC ログに記録されるイベントのみが OS ログに複製されます。Server
Administrator がインストールされている場合は、OS ログ内での重複 SEL エン
トリを避けるため、モニタ機能が無効になります。
自動システムリカバリ機能
自動システムリカバリ機能は、ハードウェア障害発生時にサーバーをリセットす
るために使用されるハードウェアベースのタイマーで、再起動、パワーサイク
ル、指定時間経過後の電源オフなどの自動システムリカバリ操作を実行すること
8
ができます。この機能が使用できるのは、オペレーティングシステムのウォッチ
ドッグタイマーが無効になっているときだけです。Server Administrator がイン
ストールされている場合は、重複ウォッチドッグタイマーを避けるためにモニタ
機能が無効になります。
Windows Management Instrumentation プロバイダ
iDRAC サービスモジュールと共に提供される Windows Management
InstrumentationWMIプロバイダは、Windows Management Instrumentation
WMIを介してハードウェアデータを公開します。WMI は、オペレーティング
システムインタフェースを提供する
Windows ドライバモデルに対する拡張の
一式で、これを介して計装コンポーネントが情報と通知を提供します。WMI は、
サーバーハードウェア、オペレーティングシステム、およびアプリケーションを
管理するための Distributed Management Task ForceDMTF)からの Web-
Based Enterprise ManagementWBEM
および Common Information Model
CIM)規格の Microsoft の実装です。WMI プロバイダは、Microsoft System
Center などのシステム管理コンソールとの統合に役立ち、Microsoft Windows
サーバーを管理するためのスクリプト記述を可能にします。
自動テクニカルサポートレポート収集
iDRAC のテクニカルサポートレポート(TSR)機能は、ハードウェア、OS、お
よび関連するアプリケーションデータについての情報を収集し、それを圧縮しま
す。現在、
TSR を生成するには OS Collector ツールを手動で実行する必要があ
りますが、iDRAC サービスモジュール 2.0 を使用することにより、OS Collector
ツールが関連する OS およびハードウェア情報を自動的に収集します。自動サ
ポートログ収集には、
TSR を使用した OS およびアプリケーション情報収集が含
まれます。
収集プロセスが自動化されるため、iDRAC サービスモジュールを使用すること
によってテクニカルサポートレポートを収集するための手動手順の数が削減さ
れます。
メモ: この機能は、対応 Microsoft および Linux オペレーティングシステム
を実行しているシステムでの iDRAC サービスモジュール 2.0 のインスト
ール時に、デフォルトで使用可能になります。この機能を無効にすること
はできません。
メモ: CentOS では、自動テクニカルサポートレポート収集機能はサポート
されていません。
9
NVMe PCIe SSD デバイスの取り外しの準備
Non-Volatile Memory ExpressNVMePheripheral Component Interconnect
ExpressPCIe)ソリッドステートドライブ(SSD)は、システムをシャットダ
ウンまたは再起動することなく取り外すことができます。デバイスを取り外し
ているときは、データの損失を防ぐために、そのデバイスに関連付けられている
すべてのアクティビティを停止する必要があります。データの損失を防ぐには、
すべてのデバイスに関連付けられたバックグラウンドアクティビティを停止す
る取り外し準備オプションを使用してください。その後、
NVMe PCIe SSD を物
理的に取り外すことができます。
対応機能オペレーティングシステムマト
リックス
次のリストは、対応機能とオペレーティングシステムのリストです。
機能 オペレーティングシステム
Microsoft
Windows
Linux
仮想化
12 世代お
よび第
13
OS 情報の共
はい はい はい
12 世代お
よび第
13
LC ログレプ
リケーション
はい はい はい
12 世代お
よび第 13
自動システム
リカバリ /
ォッチドッグ
はい はい はい
13 世代
Windows
Management
Instrumentati
on プロバイ
はい いいえ いいえ
13 世代
iDRAC を使
用した
NVMe
はい はい いいえ
10
デバイスの取
り外し準備
13 世代
自動テクニカ
ルサポートレ
ポート OS
はい はい いいえ
メモ: WMIWindows Management InstrumentationプロバイダiDRAC
を使用した NVMe デバイスの取り外し準備テクニカルサポートレポート
OS 収集の自動化 などの新機能は、最小ファームウェアバージョン
2.00.00.00 以降を持つ第 13
世代の Dell PowerEdge サーバーのみでサポ
ートされています。
メモ: iDRAC サービスモジュールによってサポートされているプラットフ
ォームのリストに関しては、対応オペレーティングシステムを参照してく
ださい。
Server Administrator iDRAC サービスモ
ジュールの共存
システム内に、Server Administrator iDRAC サービスモジュールの両方を共存
させることができます。
iDRAC サービスモジュールのインストール中にモニタ
機能を有効にした場合、インストールが完了した後に iDRAC サービスモジュー
ルが Server Administrator の存在を検知し、重複しているモニタ機能一式を無効
にします。
iDRAC サービスモジュールは Server Administrator とその機能をポ
ーリングし続けます。Server Administrator が停止した場合は、常にそれぞれの
Server Administrator サービスモジュールが有効になります。
ソフトウェア可用性
iDRAC サービスモジュールソフトウェアは、次から利用できます。
Systems Management Tools and DocumentationSMTDDVD
サポートサイトdell.com/support
11
iDRAC サービスモジュールのダウンロード
iDRAC サービスモジュールソフトウェアは、dell.com/support/home からダウ
ンロードできます。
デルサポートサイトからの文書へのアクセス
必要なドキュメントにアクセスするには、次のいずれかの方法で行います。
次のリンクを使用します。
すべてのエンタープライズシステム管理マニュアル - dell.com/
softwaresecuritymanuals
エンタープライズシステム管理マニュアルdell.com/
openmanagemanuals
リモートエンタープライズシステム管理マニュアルdell.com/
esmmanuals
OpenManage Connections エンタープライズシステム管理マニュアル
dell.com/OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement
Serviceability Tools マニュアルdell.com/serviceabilitytools
クライアントシステム管理マニュアルdell.com/
clientsystemsmanagement
OpenManage Connections クライアントシステム管理マニュアル
dell.com/connectionsclientsystemsmanagement
Dell サポートサイトにアクセスします。
a. dell.com/support/home にアクセスします。
b. 全般サポート セクションで、ソフトウェアとセキュリティ をクリック
します。
c. ソフトウェアとセキュリティ グループボックスで、次の中から必要なリ
ンクをクリックします。
エンタープライズシステム管理
リモートエンタープライズシステム管理
Serviceability Tools
クライアントシステム管理
接続クライアントシステム管理
12
d. ドキュメントを表示するには、必要な製品バージョンをクリックしま
す。
検索エンジンを使用します。
検索 ボックスに名前および文書のバージョンを入力します。
ソフトウェアライセンス契約
iDRAC サービスモジュールのサポートされるバージョンのオペレーティングシ
ステム向けソフトウェアライセンスは、インストーラに含まれています。
license_agreement.txt ファイルをお読みください。メディア上にファイ
ルをインストールまたはコピーすることにより、
license_agreement.txt
ァイルの条件に同意したものと見なされます。
その他の必要マニュアル
このガイド以外にも、デルサポートサイト dell.com/support/home で入手でき
る次のガイドにアクセスできます。
Integrated Dell Remote Access Contoller ユーザーズガイド』には、iDRAC
の設定と使用についての詳細が記載されています。
Dell Remote Access Controller Racadm ユーザーズガイド』では、Racadm
コマンドラインユーティリティの使い方についての情報を提供します。
Dell Update Packages ユーザーズガイド』は、システムアップデート対策
の一環としての Dell Update Packages の入手方法と使い方を説明していま
す。
Dell Event Messages Reference ガイド』 には、システムコンポーネントを
監視するファームウェアおよびその他エージェントによって生成されるイベ
ントとエラーについての情報を提供します。
Dell Lifecycle Controller 2 Web Services インタフェースガイド』 は、
Management (WS-Man) Management プロトコルのために Web サービスを
活用するための情報と例を提供します。
13
2
インストール前のセットアップ
iDRAC サービスモジュールをインストールする前に、次の条件を確認します。
12
世代以降の Dell PowerEdge サーバー。対応プラットフォームのリス
トは、対応プラットフォームを参照してください。
最小ファームウェアバージョン - iDRAC7 1.57.57 以降、および iDRAC8
2.00.00.00
以降。
メモ: iDRAC7 1.5x.5x iDRAC サービスモジュール 2.0 をインストー
ルする場合、iDRAC サービスモジュール 2.0 によって提供される新機
能は使用できませんが、
iDRAC サービスモジュール 1.0 の機能を使用
することができます。
オペレーティングシステムのインストール手順をお読みください。
該当するリリースノートファイル、および『システムソフトウェアサポート
マトリクス』をお読みください。
インストール要件を読み、ご使用のシステムが最小要件を満たしていること
を確認してください。
iDRAC サービスモジュールアプリケーションをインストールする前にシス
テムで実行されているすべてのアプリケーションを終了してください。
メモ: iDRAC サービスモジュール 2.0 の新機能は、第 13
世代以降の Dell
PowerEdge サーバーで使用できます。
インストール要件
本項では、iDRAC サービスモジュールの一般的な要件について説明し、対応オ
ペレーティングシステムおよび基本的なシステム要件についての情報を提供し
ます。
Windows
Microsoft Windows Server 2008 x64 SP2Windows
Server 2008 R2 SP1Windows 2012Windows 2012
R2
オペレーティングシステム
14
システム管理者特権。
Linux
Red Hat Enterprise Linux 6.5Red Hat Enterprise
Linux 7SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3 オペレ
ーティングシステム
メモ: オペレーティングシステム固有の必要条件がインストール手順とし
て記載されています。
メモ: iDRAC サービスモジュールは、ユーザーインタフェースを使用して
インストールできます。このインストーラはサイレントインストール方法
もサポートしています。
対応オペレーティングシステム
iDRAC サービスモジュールのサポートは、次の 64 ビットオペレーティングシス
テムに対応しています。
Microsoft Windows Server 2008 R2
Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1
Microsoft Windows 2012
Microsoft Windows 2012 R2
Red Hat Enterprise Linux 6.5
Red Hat Enterprise Linux 7
SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3
VMware ESXi 5.1 U2
VMware ESXi 5.5 U2
Citrix XenServer 6.2 SP1
CentOS 5.9*
CentOS 6.5*
* — iDRAC サービスモジュールは CentOS バージョン 5.9 および 6.5 にインス
トールすることができます。デルが CentOS に対して提供するのは限定サポー
トのみです。
CentOS のサポートの詳細に関しては、CentOS コミュニティにお
問い合わせください。
対応オペレーティングシステムについての情報は、dell.com/support/home
『システムソフトウェアサポートマトリクス』を参照してください。
15
対応プラットフォーム
iDRAC サービスモジュール 2.0 は、第 12
世代以降の Dell PowerEdge サーバー
をサポートします。サーバーはそのタイプ、パフォーマンス、世代、および使用
されるプロセッサによって分類されます。
サーバータ
イプ
詳細
全体的なパフォー
マンス
世代 プロセッサ
ラック = R
15 — ローエンド
サーバー
510 — ハイエン
ドサーバー
2 — 12
世代
3 — 13
世代
0 — Intel プロセ
ッサ
5 — AMD プロセ
ッサ
タワー = T
モジュラー
= M
例えば、M 820 は、Intel プロセッサを使用するハイエンドの第 12
世代 Dell
PowerEdge
モジュラーサーバーです。
次に、iDRAC サービスモジュールでサポートされているプラットフォームのリ
ストを示します。
12
世代 Dell PowerEdge サーバー 13
世代 Dell PowerEdge サーバー
M820 R730
M620 R730 XD
M520 R630
M820 — VRTX T630
M620 — VRTX
M520 — VRTX
M420
16
R320
R420
R520
R620
R720
R720 XD
R820
R920
T320
T420
T620
メモ: iDRAC サービスモジュール 2.0 の新機能は、最小ファームウェアバ
ージョンが
2.00.00.00 以降の第 13
世代 Dell PowerEdge サーバーのみで
サポートされます。
システム要件
対応オペレーティングシステムのいずれか。対応オペレーティングシステム
の詳細に関しては、対応オペレーティングシステムを参照してください。
最低 2GB RAM
最低 512MB の空きハードディスクドライブ容量。
システム管理者権限。
TCP/IPv 4 接続。
17
3
Microsoft Windows オペレーテ
ィングシステムでの iDRAC サー
ビスモジュールのインストール
iDRAC サービスモジュールは、デフォルトでサポートされているオペレーティ
ングシステムにすべての機能をインストールし、すべての機能を有効にします。
Microsoft Windows オペレーティングシス
テムでの
iDRAC サービスモジュールのイン
ストール
サポートされているオペレーティングシステム向けの iDRAC サービスモジュー
ルインストーラは、Systems Management Tools and DocumentationDVD
に収録されています。また、dell.com/support/home から iDRAC サービスモジ
ュールインストーラをダウンロードすることもできます。
適切なコマンドラインスイッチを使用して、手動または自動インストールのいず
れかの操作を実行することができます。iDRAC サービスモジュールは、
OpenManage EssentialsOME)などのコンソールを使用した プッシュ メカニ
ズムを使ってインストールできます。
1. SYSMGMTiSMWindows と参照して、iDRACSvcMod.msi を実行し
ます。
iDRAC サービスモジュール ˗ InstallShield ウィザード が表示されます。
2. 次へ をクリックします。
ライセンス契約 が表示されます。
3. ソフトウェアライセンス契約を読んで、ライセンス契約の条件に同意します
を選択してから、次へ をクリックします。
4. 次のオプションから セットアップタイプ を選択し、次へ をクリックしま
す。
18
標準 - すべてのプログラム機能がインストールされます(必要なディス
ク容量は最大
カスタム - インストールするプログラム機能と場所を選択します(上級
ユーザー推奨)
利用できるオプションは次のとおりです。
オペレーティングシステム情報
自動システムリカバリ
Lifycycle ログレプリケーション
WMI オプション経由のデータの監視
プログラムのインストール準備完了 が表示されます。
5. インストール をクリックして、インストールを続行します。
戻る をクリックしてプリファランスを変更することもできます。
これで iDRAC サービスモジュールが正常にインストールされました。
6. 終了 をクリックします。
サイレントインストール
iDRAC サービスモジュールは、インタラクティブなコンソールを使用せずにバ
ックグラウンドのサイレントインストールでインストールすることができます。
サイレントインストールを使用して iDRAC サービスモジュールをインスト
ールするには、コマンドプロンプトに
msiexe/i iDRACSvcMod.msi/qn
と入力します。
インストールログを生成するには、コマンド msiexe /i
iDRACSvcMod.msi /L*V <logname with the path> を入力します。
サポートされている言語でユーザーインタフェースを表示するには、コマン
msiexe /i iDRACSvcMod.msi TRANSFORMS= <locale
number>.mst を入力します。ここでのロケール番号は次のとおりです。
ロケール番号 言語
1031 ドイツ語
1033 英語 (米国)
1034 スペイン語
1036 フランス語
1041 日本語
19
2052 簡体字中国語
Microsoft Windows オペレーティングシス
テムでの
iDRAC サービスモジュールコンポ
ーネントの変更
iDRAC サービスモジュールコンポーネントを変更するには、次の操作を実行し
ます。
1. SYSMGMTiSMWindows と参照して、iDRACSvcMod.msi を実行し
ます。
iDRAC サービスモジュール ˗ InstallShield ウィザード が表示されます。
2. 次へ をクリックします。
3. 修正 を選択します。
4. 必要に応じて機能を有効化または無効化し、次へ をクリックします。
インストールの準備完了 画面が表示されます。
5. 処理を続行するには インストール をクリックします。
環境設定を変更するには、戻る をクリックします。
これで iDRAC サービスモジュールが正常に変更されました。
6. 終了 をクリックします。
Microsoft Windows オペレーティングシス
テムでの iDRAC サービスモジュールの修復
故障している、または機能しない iDRAC サービスモジュールコンポーネントを
修復する場合は、次の手順を実行します。
1. SYSMGMTiSMWindows と参照して、iDRACSvcMod.msi を実行し
ます。
iDRAC サービスモジュール ˗ InstallShield ウィザード が表示されます。
2. 次へ をクリックします。
3. 修復 を選択し、次へ をクリックします。
インストールの準備完了 が表示されます。
4. 処理を続行するには 修復 をクリックします。
環境設定を変更するには、戻る をクリックします。
20
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Dell iDRAC Service Module 2.0 Administrator Guide

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