Korg HAVIAN 30 ユーザーガイド

カテゴリー
楽器
タイプ
ユーザーガイド
HAVIAN 30
ク・
© KORG Italy 2015. All rights reserved PART NUMBER: MAN0010096
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KORG ITALY SpA
Via Cagiata, 85
I-60027 Osimo (An)
Italy
Web
www.korg.com
JAPANESE
OS Version 1.0
MAN0010096
2
J
QG-CoverFront-JPN.indd 1 2015/04/24 9:55:58
安全上のご注意
ご使用になる前に必ずお読みください
ここに記載した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の方々への危害や損害を
未然に防ぐためのものです。注意事項は誤った取り扱いで生じる危害や損害の大きさ、または切迫の程
度によって、内容を「警告」「注意」の2つに分けています。これらは、あなたや他の方々の安全や機器の
保全に関わる重要な内容ですので、よく理解した上で必ずお守りください。
火災感電人身障害の危険を防止には
図記号の例
、注 、警 、具
かれています。左の図は一般的な注意危険」を表ています
、禁 、具
描かれることがあります。左の図は「分表しています
記号は、(必ず行うと)を示していま。記号の中には、具体的な注意内容が描かれ
ることがあます。左の図は「電源プラグをンセンから抜くと」ています
ってく
デジタルピアノはご家庭の中で身近において、お子さまから専門家の方まで幅広くご愛用いただけ
ます。デジタルピアノは大きくて非常に重いものです。安全に使用していただくためにも室内での
設置場所や日常の取り扱いについては、十分に注意してください。また、設置や移動の際は必ず2人で
行ってください。小さなお子様がご使用になる場合は、ご家族の方が最初に教えてあげてください。
警告
この視した取り扱すると亡や重傷負う可ありま
・電源プラグは、必ずAC100Vの電源コンセントに差し込む。
・電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりを拭き取る。
感電やショートの恐れがあります。
・本製品はコンセントの近くに設置し、電源プラグへ容易に手が届くようにする。
・次のような場合には、直ちに電源を切って電源プラグをコンセントから抜く。
電源コードやプラグが破損したとき
異物が内部に入ったとき
製品に異常や故障が生じたとき
修理が必要なときは、コルグお客様相談窓口へ依頼してください。
・本製品を分解したり改造したりしない。
・修理、部品の交換などで、取扱説明書に書かれている以外のことは絶対にしない。
電源コードを無理に曲げたり、発熱する機器に近づけない。また、ACアダプターのコードの上
に重いものをのせない。
コードが破損し、感電や火災の原因になります。
・大音量や不快な程度の音量で長時間使用しない。
大音量で長時間使用すると、難聴になる可能性があります。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、
専門の医師に相談してください。
・本製品に異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)を入れない。
・温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)で使
用や保管はしない。
・振動の多い場所で使用や保管はしない。
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・ホコリの多い場所で使用や保管はしない。
・風呂場、シャワー室で使用や保管はしない。
・雨天時の野外のように、湿気の多い場所や水滴のかかる場所で、使用や保管はしない。
・本製品の上に、花瓶のような液体が入ったものを置かない。
・本製品に液体をこぼさない。
・濡れた手で本製品を使用しない。
注意
の注意事項を視した取り扱いをすると害を負う可能性または物理的損害が発生する可能性があります
・正常な通気が妨げられない所に設置して使用する。
・ラジオ、テレビ、電子機器などから十分に離して使用する。
ラジオやテレビ等に接近して使用すると、本製品が雑音を受けて誤動作する場合があります。ま
た、ラジオ、テレビ等に雑音が入ることがあります。
本製品の磁場によってテレビ等の故障の原因になることがあります。
・外装のお手入れは、乾いた柔らかい布を使って軽く拭く。
・ACアダプターの
電源コードをコンセントから抜き差しするときは、必ずプラグを持つ。
・本製品の移動時は、必ず2人以上で持ち上げる。
・
長時間使用しないときは、電源プラグをコンセントから抜く。
付属の電源コードは他の電気機器で使用しない。
付属の電源コードは本製品専用です。他の機器では使用できません。
・他の電気機器の電源コードと一緒にタコ足配線をしない。
本製品の定格消費電力に合ったコンセントに接続してください。
・スイッチやツマミなどに必要以上の力を加えない。
故障の原因になります。
・外装のお手入れに、ベンジンやシンナー系の液体、コンパウンド質、強燃性のポリッシャーは使
用しない。
・不安定な場所に置かない。
本製品が転倒してお客様がけがをしたり、本製品が破損する恐れがあります。
・本製品の上に乗ったり、重いものをのせたりしない。
本製品が転倒または損傷してお客様がけがをしたり、本製品が破損する恐れがあります。
・本製品の隙間に指などを入れない。
お客様がけがをしたり、本製品が破損する恐れがあります。
・地震時は本製品に近づかない。
・本製品に前後方向から無理な力を加えない。
本製品が転倒してお客様がけがをしたり、本製品が破損する恐れがあります。
*すべての製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
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演奏を楽しむためのエチケッ
音楽を楽しむときには、周囲への音の配慮も大切です。演奏する時間によって、
量調節をしたり、ヘッドホンを使用しましょう。
また、ヘッドホン使用時、または小さな音量での演奏時に、盤の機構上若干のメ
カニズム音が聞こえます。あらかじめご了承ください。
オートパワーオフ機能について
本機は演奏、コントロール・パネルやタッチスクリーンの操作など全く操作しない
時間が2時間経過すると節電のため自動的に電源がオフになりますオート・パ
ワー・オフ機能が作動するような時間放置する場合は、作成したデータ(パフォーマ
ンス、スタイル、ソングなど)を保存してください。
LCDディスプレイについて
本製品のLCDディスプレイは非常に高い技術で作られた精密機器であり、品質に
は十分に注意を払っておりますが、次の内容については、LCDディスプレイの特性
から生じる状態であり、故障ではありません。あらかじめご了承ください。
画面の一部に黒点(点灯しない点)や輝点(常に点灯する点)がある。
表示内容によっては、画面の明るさにムラが生じる。
表示内容によっては、横縞の陰が見える。
表示内容によっては、ちらつきやモアレを生じる。
データについて
操作ミス等により万一異常な動作をしたときに、メモリー内容が消えてしまうこと
があります。大切なデータはあらかじめ他のメディア等へセーブしておいてくだ
さい。データの消失による損害については当社は一切の責任を負いかねますので
ご了承ください。
また、本製品の使用に伴い、メディアに書き込んだデータの消失、破損などの、お客
様に対してなされた損害賠償請求に基づく損害については、当社は一切の責任を負
いかねますのでご了承ください。
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目次
パートI 3 はじめに
4 イントロダクション
4 HAVIAN30へようこそ
7 演奏を始める前に
8 各部の名称と機能
13 アクセサリーの使用方法
13 ダンパー・ペダルを使う
13 ヘッドホンを使う
13 譜面立ての取り付け
14 電源
14 電源をオンにする
15 画面のキャリブレーション
16 デモソングを聞く
17 インターフェイスの基本
17 メインページ
18 ページの操作
21 ミュージカルリソースの選択
パートII 25 演奏
26 イージー・モード
26 イージー・モードのオン、オフ
27 スタイルプレイイージー・モード画面
29 ソングプレイイージー・モード画面
31 サウンドの演奏
31 グランドピアノの演奏
31 演奏するサウンドの選択
36 サウンドのカスタマイズ
36 右手と左手で異なるサウンドの演奏
38 同時に複数サウンドの演奏
39 サウンドのオクターブ設定
40 マスター・トランスポーズ
41 右手のメロディーにハーモニー加える(アンサンブル機能)
44 テンポとメトロノーム
44 テンポ
46 メトロノーム
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2|
48 スタイルプレイ
48 スタイル
52 スタイルの再生
57 コードシーケンサー
59 伴奏サウンドのミキシング
61 ソングの再生
61 ソングの選択
65 ソングの再生
68 フォルダー内のすべてのソングの再生
69 歌詞、コード、楽譜、マーカー
69 歌詞とコードの表示
73 楽譜の表示
76 マーカーを使ったソング内の移動
79 ソングブックを使う
79 ソングブックのエントリーを選択する
85 カスタムリスト
86 ファイルやそのほかのアイテムの検索
86 サーチ機能
パートIII 91 録音
92 MP3ソングの録音
92 MP3ソングの録音と保存
パートIV 95 付録
96 ショートカット
98 仕様
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パート I: はじめに
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4|イントロダクション
01 ント
HAVIAN 30へようこそ
このたびはコルグデジタルアンサンブルピアノHAVIAN30をお買い上げい
ただきありがとうございます。
本機はプロフェッショナル用として、またご家庭用としてあらゆるシーンで十
分ご満足いただけるパワフルなアレンジ機能をもった自動伴奏機能を装備したア
ンサンブルピアノです。
リアルピアノエクスペリエンス
本機はアコースティック・ピアノを弾くのに近い演奏感が得られるように設計さ
れたデジタルアンサンブルピアノです。高品位のリアルウエイテッド鍵盤は、
本物と遜色のない手触りやタッチを提供します。マルチ・サンプリングされたグ
ランドピアノサウンドは、本物のグランドピアノを弾くような感動を与えま
す。これらの特徴から嗜好する音楽ジャンルを問わず本物のピアノを弾くことに
近い満足感が得られます。
多彩なピアノサウンド
本機のピアノサウンドは綿密に作られたグランドピアノをはじめ、なじみ深い
アップライトピアノや刺激的なホンキー・トンク、豊富なエレクトリックピア
ノなどがあり選択の幅が広がります。また、巧みに作られた年代物のリアルなハー
プシコードを選ぶこともできます。ラグタイムからリズム&ブルース、クラッシッ
ロックからモダンジャズ、初期のキーボードミュージックから最新のピアノ
ヒット曲まで多くの楽曲を演奏するのに必要サウンドをきっと見つけることがで
きます。
自然な聴き心地
本機の音色は、すべてスタジオ品質のエフェクトプロセッサーを通すことにより、
ステレオ出力でも内蔵スピーカーでも素晴らしいリスニング体験を与えます。ま
た、小さな音量でもクリアで綿密な音は深夜の練習に役立ちます。
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HAVIAN30へようこそ|5
自宅でもツアーでも
本機は快適なステージ演奏に欠かせない可搬性に優れる軽量コンパクトなデジタ
ピアノです。また自宅で演奏するために付属のダンパーペダルを固定できて、
上品な家具のように設置できるオプションのモダンでスタイリッシュなスタンド
も用意されています。さらにプログラマブルなメトロノームはリハーサルや練習
に役に立ちます。
本機のスタイルバンクに含まれるピアノスタイルを使うことで、手軽にステー
ジでのセッション気分で演奏や練習をすることができます。
簡単操作
本機はタッチ・スクリーンや整然とレイアウトされたキーなどのインターフェイ
スにより、あらゆる面でより簡単にスムーズに操作ができます。この使いやすい
便利な先進機能は現実の世界で実物の楽器に触れるのと同じくらい簡単になりま
した。
タッチ・ディスプレイのタッチ位置が分かりづらい場合はディスプレイの枠の
突起したマーク(ドット、ライン)でどこを触ればいいかを指先でも感じることが
できます。この革新的なディスプレイナビゲーションシステムにより、ブライ
ンド操作および視覚障害者にさえ素早く操作する手助けになります。
専属のバンドがスタンバイ
本機には超リアル・サウンドを使った演奏に最適な自動伴奏をするスタイルが用
意されています。あらゆる音楽ジャンル満たす多数のスタイルがあり追加拡張
することもできます。スタイルは新規に作成したり既存のものをカスタマイズ
する楽しみもあります。
本機にはコード演奏に従って自動演奏をする8つのパートがあります。これによ
り、もっとも簡単な方法で、巧みなジャズプレイヤーの贅沢な伴奏やハーモニー
を楽しむことができます。もちろんどんなときにも本当のバンド演奏のように
自然に聞こえるように高度にプログラムされています。
ソングの再生と録音
MIDIフォーマットおよびMP3フォーマットのソングが再生できます。ソング
再生時は歌詞やコードなどを表示することができます。また、MIDIソングの各ト
ラックを読み込んで楽譜に変換し表示することもできます。さらにリハーサル
や練習をするときに任意のリピート・ポイントに移動するためにマーカーを使う
こともできます。
フル機能のシーケンサーを使用してMIDIソングを録音したり、ライブ・パフォー
マンスのためのスタイルを記録することができます。さらに簡単にMP3ファイル
として録音することで、パーティやドライブなど好きな場所で好きな仲間と一緒
に聴くことができます。
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6|イントロダクション
ソングブック
本機には非常に多くのミュージック・データベースを持っています。この膨大な
コレクションから嗜好にあったスタイルやソングを探し出すのは非常に時間がか
かるものです。しかし本機のソングブックを使えばネームアーティスト、ジャ
ンルやテンポに基づいたミュージック・データベースから素早く希望に合ったス
タイルやソングを簡単に呼び出すことができます。
ソングブックは我々が提供するフリー・エディターによってパソコンでも編集が
できます。またそれは外部ハンディ・タイプの電子楽譜のようにタブレット端末
と同期させることもできます(サードパーティ・ソフトウエアが必要)。
汎用性の高いインターフェイス、フォーマット
USBポートは専用のMIDIインターフェイスを必要とすることなく外部記憶装
置やパーソナルコンピューター、スマートフォンまたはタブレットと本機を接
続することが可能です。標準的なMIDまたはMP3ファイル・フォーマットが使用
できるので、ファイル交換の可能性がより広がります。
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演奏を始める前に|7
演奏を始める前に
パッケージの確認
最初に付属品等がすべて揃っているかどうかをお確かめください。万が一何か
足りないものがありましたら、お手数ですがお買い上げの楽器店等にお問い合わ
せください。
HAVIAN30
譜面台
DS2Hダンパー・ペダル(ハーフペダル対応)
ACアダプター
ACアダプター用電源コード
クイックガイド(本誌)
ビデオマニュアル、ユーザーマニュアル、ピアノソロコレクション、ユーティ
リティ・ソフトウエアなどを含んだアクセサリー・ディスク
オプションについて
本機には下記のオプション(別売)が用意されています。
本機のデザインをより引き立てる専用のピアノ・スタンドを用意しています。ス
タンドを使うとACアダプターやそのほかのケーブルをきれいに収めることがで
き、所定の位置にダンパー・ペダルを堅固に固定することができます。
コルグのカタログに載っているフットスイッチや別のペダルがDS2Hの代わりに
使用できます。
HAVIAN30の最新情報について
コルグでは、HAVIAN30の情報を以下のコルグホームページで提供しています。
http://www.korg.com/
オペレーティング・システムの最新版やさまざまなシステム・ファイル(例えば、
ファクトリー・データのバックアップなど)があります。
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8|イントロダクション
各部の名称と機能
ここではフロントパネルとリアパネルの各部の名称と機能の説明をします。
フロントパネル
フロント・パネルは本機をコントロールする各種コントローラーや内蔵スピー
カー、譜面立て用の穴が配置されています。
内蔵スピーカー
内蔵スピーカー
鍵盤
譜面立て用の穴
スピーカー
VOLUMEノブで内蔵スピーカーの音量やAUDIO端子の出力を調節します。
AUDIO端子にヘッドホンや音響機器を接続すると、スピーカーからは自動的に
音が出なくなります。
鍵盤
鍵盤でメロディー(旋律)やコードを弾きます。SPLITのLEDが点灯しているとき
は、設定した分割位置を境に音域を変えたり、別の音色を弾くことができます。
譜面立て用の穴
本機には、専用の譜面立てを付属しています。譜面立ての足の部分を譜面立て用
の穴に差し込んでください(13ページ「譜面立ての取り付け」参照)
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各部の名称と機能|9
コントロールパネル
コントロール・パネルには本機をコントロールする各種コントローラーが機能
別に配置されています。
ディスプレイ
スタイルエリア プレーヤー・エリア サウンドエリア
ナビゲーションエリア
メトロノーム、
テンポエリア
ディスプレイ
タッチビュー・スクリーンに表示される内容の選択やパラメーターの設定などの
操作を行います。
ブラインド操作および視覚障害者のためのディスプレイ・ナビゲーション支
援マーク
タッチビュー・スクリーンを囲むように突起したマーク(ドット、ライン)が存在
します。これはマークを指で触ることで、ディスプレイに表示されているオブジェ
クトの境界の位置の目安にすることができます。オプションのサポート・キット
を使用するとさらに容易に操作することができます。詳しくは22ページの
「ディスプレイナビゲーション支援マークの使い方」をご覧ください。
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10|イントロダクション
スタイルエリア
自動演奏(アカンパニメント)に使用するスタイル・エレメントをコントロールし
ます(52ページ「スタイルの再生」参照)。
プレーヤー・エリア
ソングの再生はプレーヤー・エリアのキーでコントロールします(61ページ10
ソングの再生」参照)。
サウンドエリア
鍵盤で演奏するパフォーマンスとSTSで構成されたサウンドをコントロールし
ます
(31ページ「06サウンドの演奏」参照)
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各部の名称と機能|11
ナビゲーションエリア
バリュー・ダイヤルや各キーで、モード内のページやパラメーターの設定さま
ざまなミュージカルリソースの検索などを行います。
メトロノーム、テンポエリア
各キーでメトロノームを使った練習やスタイル、ソングおよびメトロノームの
テンポを設定します(44ページ「08テンポとメトロノーム」参照)。
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12|イントロダクション
リアパネル
各種外部機器と接続する端子です(13ページ参照)
譜面立て用の穴
接続端子
USB端子
PEDAL端子
AUDIO端子
コードフック
DCIN19V端子
USB端子
本機とコンピューターを接続するときはDEVICEに、USBスティックのようなメ
モリー・デバイスはHOSTに接続します。
PEDAL端子
付属のDS2Hダンパー・ペダルを接続します。また、オプションのペダルやフッ
トスイッチを接続することもできます。
AUDIO端子
ヘッドホン(初期設定)またはライン出力ケーブルを接続します。
DCIN19V端子、コードフック
付属のACアダプターを接続します。ACアダプターが簡単に外れないようにコー
ドをコードフックに引っかけます。
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ダンパー・ペダルを使う|13
02 セサーの使用方法
ダンパー・ペダルを使う
リア・パネルのPEDAL端子に付属のDS2Hダンパー・ペダルを接続します。こ
のペダルを使用すれば、本機のグランドピアノサウンドでハーフペダリング
のテクニックを使用した演奏が行えます。ペダルを徐々に踏んだり離したりする
ことで効果が変わることを試してください。本機のサウンドGrandPiano RX
でその違いを確かめることができます。
ヘッドホンを使う
リアパネルのAUDIO端子にヘッドホンを接続します。16 200Ω(50Ω推奨)
のインピーダンスのヘッドホンが使えます。ヘッドホンを接続すると、内蔵スピー
カーからの音は出なくなります。
ヘッドホンの出力はVOLUMEノブで調節します。
譜面立ての取り付け
下図のように付属の譜面立ての足の部分をフロント・パネルの2つの譜面立て用
の穴に差し込んでください。
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14|電源
03 電源
電源をオンにする
ACアダプターの接続
付属のACアダプターにACアダプター用電源コードを取付けDCプラグを後面
DCIN19V端子に接続します。
意: ACアダプターのコードをコードフックに引っかけてください。コードをフッ
クから外すときは、無理に引っ張らないでください。
注意: ACアダプターは必ず付属のものをお使いください。他のACアダプターを使用
した場合、故障などの原因となります。
意: 電源は必ずAC100Vを使用してください。
電源コードのプラグにはアース端子が付いていま
。感電と機器の損傷を防ぐために、アース接続を
確実に行って、コンセントに接続します。
接地極付きコンセントに接続する場合(図2)
接地極付きコンセントに電源コードのプラグをその
まま差し込んでください。
アース端子付きコンセントに接続する場合(図3)
電源コードのプラグに2P-3P変換器を取り付けま
。そして、コンセントのアース端子にアース線を
接続し、2P-3P変換器のプラグを差し込みます。
警告: アース接続は、コンセントにプラグを差し込む前
に行ってください。またアース接続を外すときは、
ンセントからプラグを抜いてから行ってください。
2P-3P変換器のアース線のU字端子にカバーが付い
ている場合は、カバーをはずして使用してください。
必要に応じてケーブル類を接続してください。本機はこの状態でスタンバイ状態
になります。
注意: スタンバイ状態は電源ラインから完全には切り離されていません。この状態で
本機の内部を触るのは非常に危険です。本機の電源を完全に切るときは壁のコンセ
ントからACアダプターの電源コードを必ず抜いてください。
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画面のキャリブレーション|15
電源のオン、オフ
電源のオン
コントロール・パネルの電源キー( を押して本機の電源をオンにします。
電源LEDが点灯して数秒後に初期画面が表示され、しばらくするとスタイル・プ
レイモードのメインページが表示されます。
電源のオフ(スタンバイ)
ディスプレイが暗くなるまで電源キー( を数秒間押したままにし、その後
キーを離します。この時点で電源をオフにする処理が始まり、数秒後に電源LED
が消灯します。この処理は少し時間がかかる場合があります。電源LEDが消灯す
るまではACアダプターを本機やコンセントから絶対に外さないでください。
画面のキャリブレーション
タッチビュー・ディスプレイのキャリブレーション
ディスプレイのタッチ入力が思うように行かないときや、ディスプレイをタッチ
したところが反応しないとき、または、新しいオペレーティングシステムをロー
ドした後などに、タッチビュー・ディスプレイのキャリブレーションを行います。
より正確に調整をするには、ペンのキャップやタブレットのスタイラス・ペンを
使用してください。
注意: 先端が鋭利なものは使用しないでください。ディスプレイを破損する恐れがあ
ります。
1 下記のTouchPanelCalibrationページがディスプレイに表示されるまでコン
トロールパネルのGLOBALキーを押し続けます。
2 最初にディスプレイの左上に表示される、矢印の中心を正確にタッチします。
3 矢の集合形は、ディスプレイの他の角へ移動します。矢印の中心を正確にタッチ
します。
4 最後にSaveボタンをタッチして、キャリブレーションを確定します。
キャリブレーションを途中でキャンセルするときはコントロール・パネルの
EXITキーを押します。
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16|電源
デモソングを聞く
デモソングの再生
デモモードに入る
コントロール・パネルのSTYLEPLAYキーとSONGPLAYキーを同時に押し
ます。
デモソングを聞く
デモモードに入ってから、ディスプレイのタッチ操作をしないと、すべてのデモ
ソングを順番に再生します。
デモソングを選ぶ
特定のデモソングを聴きたい場合は、タイプFullSongsSoloInstruments
Stylesを選んでから聴きたいデモソングを選択します。
デモモードから出る
コントロールパネルのいずれかのモードキーを押すと、デモモードが終了し
て選択したモードに戻ります。
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