RS5100

Zebra RS5100 取扱説明書

  • こんにちは!Zebra RS5100リングスキャナのクイックスタートガイドについて、ご質問にお答えします。バッテリーの取り付けからBluetooth接続、スキャン方法、充電方法まで、ガイドの内容を理解していますので、ご不明な点がありましたらお気軽にご質問ください。
  • 新品のバッテリーを有効にするにはどうすれば良いですか?
    RS5100をZebraモバイルコンピュータに接続するにはどうすれば良いですか?
    スキャンエンジンの違いは何ですか?
    バッテリーの充電状態はどうやって確認できますか?
リング スキャナ
RS5100
MN-003559-01JA 改訂版 A
クイック スタート ガイド
RS5100 クイック スタート ガイド
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著作権
ZEBRA および図案化された Zebra ヘッドは、Zebra Technologies Corporation の商標であり、世界各地の多数
法域で登録されていまその他のすべての商標該当する各所有者が権利を有しています©2019 Zebra
Technologies Corporation および/ またはその関連会社。無断複写、転載を禁じます
著作権および商標: 著作権と商標情報の詳細については、www.zebra.com/copyright
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保証 : 保証に関する詳細情報については、www.zebra.com/warranty
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エンド ユーザー ソフトウェア使用許諾契約 : EULA の詳細情報については、www.zebra.com/eula
を参照してくだ
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使用の条件
所有権の表明
本書には、Zebra Technologies Corporation およびその子会社 ( 「Zebra Technologies」) に所有権が属してい
る情報が含まれています。本書は、本書に記載されている機器の操作および保守を行うユーザーに限り、情報
の閲覧とその利用を目的として提供するものです。当社に所有権が属している当該情報に関しては、Zebra
Technologies の書面による明示的な許可がない限り他の目的で利用、複製、または第三者へ開示することは
認められません。
製品の改善
Zebra Technologies は、会社の方針として、製品の継続的な改善を行っています。すべての仕様や設計は、
予告なしに変更される場合があります。
免責条項
Zebra Technologies では、公開されているエンジニアリング仕様およびマニュアルに誤りがないように、万全
の対策を講じていますが、まれに誤りが発生することがあります。Zebra Technologies は、かかる誤りを修正
する権利を留保し、その誤りに起因する責任は負わないものとします。
責任の限定
業務の逸失利益、業務の中断、業務情報の損失などを含めて、またはこれらに限定することなく、当該製品の
使用使用の結果またはその使用不能により派生した損害に関してはいかなる場合でもZebra
Technologies、または同梱製品 ( ハードウェアおよびソフトウェアを含む) の開発、製造、または納入に関与
したあらゆる当事者は、損害賠償責任を一切負わないものとします。さらにこれらの損害の可能性を事前に指
摘されていた場合でも、損害賠償責任を一切負わないものとします。一部の法域では、付随的または派生的損
害の除外または制限が認められないため、上記の制限または除外はお客様に適用されないことがあります。
保証
Zebra のハードウェア製品の保証については、次のサイトにアクセスしてください。www.zebra.com/warranty
サービスに関する情報
本機器を使用する前に、お客様のネットワーク環境で運用するための設定、およびお使いのアプリケーションを
実行するための設定を行ってください。
本機器の使用中に問題が発生する場合は、お客様の使用環境を管理する技術サポートまたはシステム サポートに
お問い合わせください。本機器に問題がある場合、各地域の技術サポートまたはシステム サポートの担当者が、
Zebra グローバル カスタマー サポート (www.zebra.com/support
) に問い合わせます
このガイドの最新版については、次のサイトでご確認ください。www.zebra.com/support
RS5100 クイック スタート ガイド
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機能
図 1 RS5100 シングル トリガ設定機能
バッテリの取り付け
1. RS5100 の上部にバッテリを合わせ、バッテリ収納部に挿入します。
イメージャ ウィンドウ
バッテリ
フィンガー ストラップ
上部スキャン トリガ
ストラップ バックル
システム LED
システム LED
コンフォート パッド
トリガ アセンブリ
復元キー
バッテリ リリース ラッチ
側面スキャン トリガ
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図 2 バッテリの取り付
2. バッテリを RS5100 のロック スロットに完全にスライドさせます。
3. カチッという音が聞こえるまで RS5100 内にバッテリをしっかりと押し、バッテリ リリース ラッチを本体に
完全にはめ込みます。
注:
工場出荷時に出荷された新品のバッテリは、保護のため出荷モードで出荷されています。バッテリを有効にするには、
充電器 ( クレードルまたはバッテリ充電器 ) に差し込む必要があります。
バッテリの取り外し
1. ラッチが持ち上がるまで、バッテリ リリース ラッチを押し込みます。
図 3 バッテリの取り外
バッテリ
バッテリ リリース ラッチ
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2. バッテリを、バッテリ収納部からスライドして取り出します。
図 4 バッテリの取り外
RS5100 の取り付け
1. RS5100 を人差し指に装着し、スキャン トリガが親指の横に来るようにします。
スキャン トリガ
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2. フィンガー ストラップを締めるには、ストラップの端をストラップ バックルに通します。フィンガー ストラ
ップを緩めるには、ストラップ バックルからストラップを引き出しながら、フィンガー ストラップからスト
ラップ バックルを取り外します。ストラップ バックルを外して、フィンガー ストラップを所定の位置に固定
します。
電源オン
デバイスの電源をオンにするには、次の手順に従います。
1. バッテリを取り付けます (まだ取り付けられていない場合)。
注:
工場出荷時に出荷された新品のバッテリは、保護のため出荷モードで出荷されています。バッテリを有効にするには、
充電器 ( クレードルまたはバッテリ充電器 ) に差し込む必要があります。
2. 黄色の側面スキャン トリガを押します。
Bluetooth の接続
注: 下記の接続方法は、Zebra モバイル コンピュータのみに適用されます。詳細については、『RS5100 Product Reference
Guide』を参照してください。
NFC タップツーペア
RS5100 は NFC 対応で、Bluetooth タップツーペアをサポートします。
WT6000 や TC52 などのデバイスに接続するには、次の手順に従います。
1. NFC がデバイスで有効になっていることを確認します
2. RS5100 の NFC アイコンとデバイスの NFC アイコンを合わせます。
RS5100 がデバイスとの接続を確立しようとしていることを示す、青色のステータス LED が点滅します。接続
が確立されると、ステータス LED が消灯し、RS5100 で低いビープ音と高いビープ音が続けて鳴ります。
フィンガー ストラップ
ストラップ バックル
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図 5 NFC アンテナに接触
注:
すべての Zebra デバイスが NFC リーダーとタップツーペア機能をサポートしているわけではありません。
Scan2Pair
SSI を使用してRS5100 を WT6000 や TC52 などのデバイスにペアリングするには、次の手順に従います。
1. デバイスで、 > の順にタッチします。[Bluetooth Pairing Utility] (Bluetooth ペアリング ユーティリティ )
が開きます。
NFC ロゴ
NFC ロゴ
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図 6 [Bluetooth Pairing Utility] (Bluetooth ペアリング ユーティリティ )
2. RS5100 を使用して、画面でバーコードをスキャンします。
RS5100 がデバイスとの接続を確立しようとしていることを示す、青色のステータス LED が点滅します。接続
が確立されると、ステータス LED が消灯し、RS5100 で低いビープ音と高いビープ音が続けて鳴ります。
デバイスで、ペアリングが成功したことを示すトースト通知 (音声および画像 ) が表示されます。Bluetooth 接
続が確立されると、デバイスの画面上にポップアップ通知が表示されます。
3. デバイスで、 タッチしてメイン画面に戻ります
スキャン
RS5100 では、SE4710 と SE4770 の 2 つのスキャン エンジン オプションを使用できます。SE4710 はオレンジ
色の LED ドット照準を、SE4770 は赤色のレーザー十字照準を、それぞれ照射します。スキャンを有効にする方
法については、『RS5100 Product Reference Guide』を参照してください。
SE4710 を使用した RS5100 のスキャン
バーコードをスキャンするには、以下の手順に従います。
1. スキャン アプリケーションを起動します。
2. スキャン トリガを押して、デバイスをバーコードに向けます。
3. デバイスの位置を調整して、オレンジ色のドットの照準がバーコードの中央に表示されるようにします。
照準パターンの領域にバーコードが納まっていることを確認します。明るい照明下でもよく見えるように
ドットの照準を使用しています
ステータス LED が赤く点灯します。読み取りが成功すると、ステータス LED が赤色から緑色に変わり、ビー
プ音が鳴ります。
注:
デバイスがピックリスト モードの場合、十字またはドットの照準がバーコードに当たるまでイメージャはバーコードを
読み取りません。
4. スキャン トリガを放します。
バーコード データが画面に表示されます。
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SE4770 を使用した RS5100 のスキャン
バーコードをスキャンするには、以下の手順に従います。
1. スキャン アプリケーションを起動します。
2. スキャン トリガを押して、デバイスをバーコードに向けます。
3. デバイスの位置を調整して、赤色のレーザー十字がバーコードの中央に表示されるようにします。
4. ステータス LED が赤く点灯します。読み取りが成功すると、ステータス LED が赤色から緑色に変わり、ビー
プ音が鳴ります。
注:
一部の構成では、バーコードが正しくデコードされたことが、モバイル コンピュータ上で動作するソフトウェア アプリ
ケーションで示されます。
充電
注: 『RS5100 Product Reference Guide』に記載されている、バッテリの安全に関するガイドラインに従っていることを確
認してください。
RS5100 や予備バッテリを充電するには、次の表のアクセサリのいずれかを使用します。
すべての充電アクセサリの詳細については、『RS5100 Product Reference Guide』を参照してください。
RS5100 の充電
RS5100 を充電するには、次の手順に従います。
1. スキャン ウィンドウを充電端子に向けて、RS5100 を RS5100 充電スロットに挿入します
表 1 充電と通信
説明 部品番号
充電 通信
バッテリ
( デバイス内 )
バッテリ のみ
microUSB
から USB
イーサネット
4 スロット RS5100
充電専用クレードル
CRD-RS51-4SCHG-01 × × ×
20 スロット RS5100
充電専用クレードル
CRD-RS51-20SCHG-01 × × ×
8 スロット バッテリ充電器 SAC-RS51-8SCHG-01 × × ×
40 スロット バッテリ充電器 SAC-RS51-40SCHG-01 × × ×
RS5100 クイック スタート ガイド
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図 7 RS5100 をクレードルに挿入する
2. RS5100 が充電スロットに正しく取り付けられていることを確認してください。
注:
ファームウェアを Bluetooth 経由でアップデートする前に、RS5100 を充電することをお勧めします。
予備バッテリの充電
1. 予備バッテリ スロットに、予備バッテリを挿入します
図 8 クレードルにバッテリを挿入す
2. バッテリが正しく挿入されていることを確認します。充電中であることを示す、予備バッテリ充電 LED
点滅します。
バッテリの充電
RS5100 充電 LED は RS5100 のバッテリの充電状態を示し、予備バッテリ充電 LED は予備バッテリの充電状態を示
します。11 ページの表 2 を参照してください。
RS5100 クイック スタート ガイド
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注: 工場出荷時に出荷された新品のバッテリは、保護のため出荷モードで出荷されています。バッテリを有効にするには、
充電器 ( クレードルまたはバッテリ充電器 ) に差し込む必要があります。
バッテリの充電は、5 40°C (41 ~ 105°F) の温度で行います。標準バッテリは、室温で 2.5 時間以内に 0 ~ 90%
まで充電されます。充電温度が 5 ~ 10°C (41 ~ 50°F) の場合は、標準バッテリは 5 時間以内に充電されます。
デバイスおよびクレードルは、バッテリの温度を監視します。バッテリの充電は、バッテリが安全な充電温度
範囲内にあるときにのみ実行されます。高温 ( たとえば、約 +35°C (+95°F)) の場所では、デバイスまたは充電
クレードルはバッテリの充電状態を有効と無効に交互に短時間で切り替えて、バッテリを許容可能な温度に保ち
ます。このプロセスでは、完全な充電サイクルを完了するために、さらに時間が必要な場合があります。RS5100
またはクレードルは、異常な温度のために充電を行えなくなると、ステータス LED でそれを示します
4 スロット RS5100 充電専用クレードル
図 9 4 スロット RS5100 充電専用クレード
表 2 充電 LED インジケータ
状態 意味
消灯 バッテリが充電されません。RS5100 またはバッテリが正しくクレードルに挿入されていないか、
電源に接続されていません。クレードルに電源が供給されていません。
黄色の点灯 バッテリを充電中です。
緑色の点灯 バッテリの充電が完了しました。
赤色で速く点滅
(1 秒間に 2
点滅 )
充電エラーです。次のような場合にこの状態になります。
- バッテリの温度が、充電するには低すぎるか高すぎる。
- バッテリの充電サイクルがタイムアウトに達した。バッテリが、フル充電サイクルの目安時間
( 通常 8 時間 ) を経過しても充電できない
赤色で点灯 消耗したバッテリが充電中であるか、または完全に充電されています。
電源 LED
RS5100 充電スロット (4)
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8 スロット バッテリ充電器
図 10 8 スロット バッテリ充電器
人間工学に関する考慮事項
同じ動作の繰り返しは、極力減らすか、なくすようにしてください。
自然な姿勢を保ってください。
過度に力が必要な動作は、極力減らすか、なくすようにしてください。
頻繁に使用するものは手の届く範囲内に配置してください
作業は、適切な高さで行ってください。
振動が発生する作業は、極力減らすか、なくすようにしてください。
直接圧力がかかる作業は、極力減らすか、なくすようにしてください。
適切な距離を保ってください。
適切な作業環境を用意してください。
作業手順を改善してください。
電源 LED
バッテリ充電 LED (8)
バッテリ充電スロット (8)
www.zebra.com
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