ASROCK A75 Pro4 MVP ユーザーマニュアル

カテゴリ
マザーボード
タイプ
ユーザーマニュアル

このマニュアルは次のような方にも適しています

153
ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
日本語
1、はじめに
ASRock A75 Pro4/MVP マザーボードをお買い上げいただきありがとうございます。
本製品は、弊社の厳しい品質管理の下で製作されたマザーボードです。本製品は、弊社の
品質と耐久性の両立という目標に適合した堅牢な設計により優れた性能を実現します。こ
のクイックインストレーションガイドには、マザーボードの説明および段階的に説明したイン
ストレーションの手引きが含まれています。マザーボードに関するさらに詳しい情報は、「サ
ポート CD」のユーザーマニュアルを参照してください。
マザーボードの仕様および BIOS ソフトウェアは、アップデートされること
が有りますので、マニュアルの内容は、予告なしに変更されることがあり
ます。本マニュアルに変更が有った場合は、弊社のウェブサイトに通告な
しに最新版のマニュアルが掲載されます。最新の VGA カードおよび CPU
ポートリストもウェブサイトでご覧になれます。ASRock 社ウェブサイト:
http://www.asrock.com
このマザーボードに関連する技術サポートが必要な場合、当社の Web サイト
にアクセスし、使用しているモデルについての特定情報を見つけてくださ
い。 www.asrock.com/support/index.asp
1.1 パッケージ内容
ASRock A75 Pro4/MVP マザーボード:
(ATX フォームファクター : 12.0-in x 8.8-in, 30.5 cm x 22.4 cm)
ASRock A75 Pro4/MVP クイックインストレーションガイド
ASRock A75 Pro4/MVP サポート CD
4 x シリアル ATA (SATA) データケーブル(オプション)
1 x I/O パネルシールド
ASRockからのお知らせ
...
Windows
®
7 / 7 64-bit / Vista
TM
/ Vista
TM
64-bit でより良い性能を
得るには、ストレージ構成のBIOSオプションをAHCIモードに設定することを推
奨します。 B I O Sのセットアップについての詳細は、サポートC Dの「ユーザーマ
ニュアル」を参照してください。
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ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
日本語
1.2 仕様
プラットフ - ATX フォームファクター : 12.0-in x 8.8-in, ォーム 30.5 cm
x 22.4 cm
- 全ソリッド・キャパシター設計
CPU - Socket FM1 100W Processors に対応
- 4 + 1 電源位相設計
- AMD 社 Cool
n
Quiet
TM
をサポート
- UMI-Link GEN2
ヱップセット - AMD A75 FCH (Hudson-D3)
メモリー - デュアルヱャンネル DDR3 メモリーテクノロジー
( 注意 1 を参照 )
- DDR3 DIMM スロット x 4
- DDR3 2400+(OC)/1866/1600/1333/1066/800
non-ECC, un-buffered メモリーに対応 ( 注意 2 を参照 )
- システムメモリの最大容量 : 32GB ( 注意 3 を参照 )
拡張スロット - 2 x PCI Express 2.0 x16 スロット
(PCIE2: x16 モード、PCIE4: x4 モード )
- 2 x PCI Express 2.0 x1 スロット
- 3 x PCI スロット
- AMD Quad CrossFireX
TM
、CrossFireX
TM
および Dual
Graphics に対応
グラフィック - AMD Radeon HD 65XX/64XX シリーズ
- DirectX 11、Pixel Shader 5.0
- 最大の共有メモリ 512MB ( 注意 4 を参照 )
- 3 つの VGA 出力オプション :D-Sub、DVI-D、HDMI
( 注意 5 を参照 )
- 1920x1200 @ 60Hz の最大解像度で HDMI 1.4a をサポート
- 2560x1600 @ 75Hzの最大解像度でDual-link DVIをサポー
- 1920x1600 @ 60Hz の最大解像度で D-Sub をサポート
- オート・リップシンク、ディープカラー(12bpc)、xvYCC、HBR(High
Bit Rate)オーディオ、HDMI (HDMI 準拠モニタが必要)をサ
ポート ( 注意 6 を参照 )
- HDMI 1.4a 搭載 Blu-ray Stereoscopic 3D 対応
- AMD Steady Video
TM
のサポート: 家庭 / オンラインビデオの
自動ジッター低減用の新しいビデオポストの処理機能
- HDCP 機能、DVI ポートおよび HDMI ポートをサポート
- 1080p Blu-ray (BD) / HD-DVD 再生サポート、DVI
ポートおよび HDMI ポートをサポート
オーディオ - 7.1 CH HD オーディオ ( コンテンツ保護付 )
(Realtek ALC892 オーディオ Codec)
155
ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
日本語
- Premium Blu-ray オーディオのサポー
- THX TruStudio
TM
をサポート
LAN - PCIE x1 Gigabit LAN 10/100/1000 Mb/s
- Realtek RTL8111E
- Wake-On-LAN をサポート
- LAN ケーブル検出をサポート
- Energy Efficient Ethernet 802.3az をサポート
- PXE をサポート
リアパネル
I/O Panel
I/O - PS/2 マウス / キーボードポート x 1
- D-Sub ポート x 1
- DVI-D ポート x 1
- HDMI ポート x 1
- 光学 SPDIF 出力ポート x 1
- Ready-to-Use USB 2.0 ポート x 2
- eSATA3 ポート x 1
- Ready-to-Use USB 3.0 ポート x 4
- LED(ACT/LINK LED および SPEED LED)付き
RJ-45 LAN ポート x 1
- IEEE 1394 ポート x 1
- クリア CMOS スイッヱ x 1
- オーディオジャック:後部スピーカー、中央低音、入力、前部スピー
カー、マイク入力 ( 注意 7 参照 )
SATA3 - 5 x SATA3 6.0Gb/ 秒コネクタが、RAID (RAID 0、RAID 1
よび RAID 10)、NCQ、AHCI および
Hot Plug
( ホットプラグ )
機能をサポート
USB 3.0 - 4 x USB 3.0 ポート、USB 1.0/2.0/3.0 に最高 5Gb/s まで対
コネクター - 5 x SATA3 6.0Gb/ 秒コネクタが
- IR ヘッダー x 1
- コンシューマー赤外線モジュールヘッダー x 1
- COM ポートヘッダ x 1
- HDMI_SPDIF ヘッダー x 1
- IEEE 1394 ヘッダー x 1
- 電源 LED ヘッダー x 1
- CPU/ シャーシ / 電源ファンコネクタ
- 24 ピン ATX 電源コネクター
- 8 ピン 12V 電源コネクター
- フロントパネルオーディオコネクター
- USB 2.0 ヘッダー (USB 2.0 6 ポートをサポート ) x 3
- 1 x Dr. Debug (7- セグメント Debug LED)
156
ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
クイックス - 1 x クリア CMOS スイッヱ(LED 付き)
イッヱ - 1 x 電源スイッチ(LED 付き)
- 1 x リセットスイッヱ(LED 付き)
BIOS 関連機能 - 32Mb AMI UEFI Legal BIOS(GUI サポート)
- プラグ&プレイをサポート
- ACPI 1.1 準拠ウェイクアップイベント
- jumperfree モードサポート
- SMBIOS 2.3.1 サポート
- DRAM、VDDP、VDDR、SB ブリッジ電圧
サポート CD - ドライバー、ユーティリティ、アンチウィルスソフトウェアハードウェア
( 体験版 )、CyberLink MediaEspresso 6.5 試用版
特徴 - ASRock Extreme ヱューニングユーティリティ (AXTU)
( 注意 8 参照 )
- ASRock インスタントブート
- ASRock Instant Flash ( 注意 9 参照 )
- ASRock APP ヱャージャー ( 注意 10 を参照 )
- ASRock XFast USB ( 注意 11 を参照 )
- ASRock XFast LAN ( 注意 12 を参照 )
- ASRock XFast RAM ( 注意 13 を参照 )
- Lucid Virtu Universal MVP ( 注意 14 を参照 )
* Lucid Virtu Universal MVP に対応するのは、GPU が内
蔵されているプロセッサを使用する場合だけです。
- ASRock オン / オフ再生技術 ( 注意 15 を参照 )
- ハイブリッドブースタ :
- ASRock U-COP ( 注意 16 を参照 )
モニター - CPU 温度検知
- マザーボード温度検知
- CPU/ シャーシ / 電源ファンタコメータ
- CPU/ シャーシ静音ファン
- CPU/ シャーシファンマルチ速度制御
- 電源モニター : +12V, +5V, +3.3V, Vcore
OS - Microsoft
®
Windows
®
7/7 64-bit/Vista
TM
/Vista
TM
64-bit/XP SP3/XP 64-bit compliant
認証 - FCC, CE, Microsoft
®
WHQL 認証済み
- ErP/EuP 対応(ErP/EuP 対応の電源装置が必要です)
( 注意 17 を参照 )
* 製品の詳細については、http://www.asrock.com を御覧なさい。
日本語
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ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
日本語
警告
オーバークロック(BIOS 設定の調整、アンタイドオーバークロックテクノロジーの適用、第三者のオー
バークロックツールの使用など)はリスクを伴いますのでご注意ください。オーバークロックする
システムが不安定になったり、システムのコンポーネントやデバイスが破損することがあります。
自分の責任で行ってください。弊社では、オーバークロックによる破損の責任は負いかねますので
ご了承ください。
注意
1. このマザーボードは、デュアルヱャンネルメモリーテクノロジー (Dual
Channel Memory Technology)をサポートしております。デュアルヱャ
ンネルメモリーテクノロジを実行する前に、正しいインストール法を理解す
る為に 14 ページのメモリーモジュールのインストレーションガイドをお読
みください。
2. 2400/1866/1600MHz メモリ速度がサポートされているかどうかは、採用し
ている CPU によって異なります。このマザーボードに DDR3
2400/1866/1600 メモリモジュールを採用する場合、WEB サイトのメモリサ
ポートリストを参照して互換可能なメモリモジュールを見つけてください。
ASRock Web サイト http://www.asrock.com
3. オペレーティングシステム制限のため、Windows
®
7 / Vista
TM
/ XP 使
用下において、システム使用のリザーブに対する実際の記憶容量は 4GB
満である可能性があります。64 ビット CPU Windows
®
OS に対しては、その
ような制限はありません。
4. 最大共有メモリサイズは、チップセットメーカーによって定義され、それ
ぞれ異なります。AMD 社の WEB サイトで最新情報を確認してください。
5. 3 台のモニタのうち使用できるのは 2 台だけです。D-Sub、DVI-D および
HDMI モニタを同時に使用することはできません。なお、DVI HDMI 変換ア
ダプタを使えば、DVI-D ポートは HDMI ポートと同じ機能をサポートできます。
6. xvYCC とディープカラーは Windows
®
7 64-bit / 7 上でのみ使用できま
す。ディープカラーを使用できるのは、ディスプレイが EDID 12bpc をサ
ポートしている場合だけです。HBR Windows
®
7 64-bit / 7 / Vista
TM
64-bit / Vista
TM
で使用できます。
7. マイク入力の場合、このマザーボードはステレオとモノラルモードをどちら
もサポートします。オーディオ出力の場合、このマザーボードは 2 チャン
ネル、4 チャンネル、6 チャンネルと 8 チャンネルモードをサポートしま
す。正しい接続については、3 ページの表をチェックしてください。
8. ASRock Extreme Tuning Utility (AXTU) は、分かりやすいインター
フェイスでさまざまなシステム機能を微調整するオールインワンツールで、
ハードウェアモニタ、ファンコントロール、オーバークロッキング、OC DNA、ES
どを含んでいます。ハードウェアモニタでは、システムの主要な読み込みを
示します。ファンコントロールでは、調整するファン速度と温度を示します。オー
バークロッキングでは、CPU 周波数をオーバークロックして最適のシステムパ
フォーマンスを出すことができます。OC DNA では、プロファイルとして OC
定を保存し友人と共有することができます。友人は OC プロファイルを自分
のシステムに読み込んで、同じ OC 設定にすることが可能です。IES ( インテ
リジェントエネルギーサーバー ) では、電圧レギュレータにより、CPU コアがアイ
158
ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
日本語
ドルになっているときコンピュータの性能を犠牲にすることなく、多くの出力位
相を削減して効率性の向上を図ります。ASRock Extreme Tuning
Utility (AXTU) の操作手順については、当社 Web サイトをご覧ください。
ASRock Web サイト :http://www.asrock.com
9. ASRock Instant Flash は、Flash ROM(フラッシュ ROM)に組み込ま
れている BIOS フラッシュユーティリティです。この便利な BIOS 更新ツールに
より、MS-DOS あるいは Windows
®
のように最初にオペレーティングシステム
に入る必要なしに、システム BIOS を更新することができます。このユーティリ
ティでは、POST の間に <F6> キーを、 あるいは BIOS 設置アップメニューの
際に <F2> キーを押すことで、ASRock Instant Flash にアクセスするこ
とができます。このツールを起動し、新規 BIOS ファイルを USB フラッシュドラ
イブ、フロッピーディスク、またはハードドライブに保存、そしていくつかのクリック
だけで、その他のフロッピーディスクや複雑なフラッシュユーティリティを使用せ
ずに BIOS を更新することができます。ご使用の際には、USB フラッシュドライ
ブあるいはハードドライブが FAT32/16/12 ファイルシステムを使用している
ことを確認してください。
10. iPhone/iPod/iPad Touch など Apple デバイスを迅速かつお手軽に充
電するために、ASRock では ASRock APP チャージャーという素晴らしいソ
リューションをご用意しています。APP チャージャードライバをインストールす
るだけで、ご使用の iPhone をコンピュータから素早く充電することができま
す。充電時間は従来より最高 40% も速くなります。ASRock APP チャージャー
をお使いいただくと複数の Apple デバイスを同時に素早く充電できます。本
製品は PC がスタンバイモード (S1)、メモリサスペンドモード (S3)、休止モード
(S4) または電源オフ (S5) の時にも継続充電をサポートします。APP チャー
ジャードライバをインストールしていただくと、これまでにない充電性能に充分
ご満足いただけることでしょう。ASRock Web サイト : http://www.
asrock.com/Feature/AppCharger/index.asp
11. ASRock XFast USB は USB ストレージデバイス性能を拡張することがで
きます。デバイスの特長により性能は異なります。
12. ASRock XFast LAN は以下のメリットを含め、高速インターネットアクセスを
提供します。LAN アプリケーション優先順位:アプリケーションの理想的な優先
順位を設定し、新しいプログラムを追加することができます。ゲームの低いレ
イテンシ : オンラインゲームの優先順位を高く設定した後に、ゲームのレイテン
シを下げることができます。トラフィックの成形 :Youtube HD ビデオを視聴し
ながらファイルをダウンロードできます。データのリアルタイムの分析 : ステー
タスウィンドウがあれば、現在転送しているデータストリームを容易に認識でき
ます。
13. ASRock XFast RAM は、ASRock Extreme Tuning Utility (AXTU)
を含む新機能です。Windows
®
オペレーティングシステム 32 ビット CPU の
下では使用できないメモリ空間を利用します。 ASRock XFast RAM は、
以前に訪れたウェブサイトの表示にかかる時間を短縮し、これまで以上に迅
速にネットサーフィンを行えるようにします。 また、Adobe Photoshop の処
理速度を 5 倍に押し上げます。ASRock XFast RAM の他の利点は、お使
いの SSD または HDD へのアクセスを減らして、それらの寿命を延ばすこと
です。
159
ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
日本語
14. VIRTU Universal MVP は、Virtu Universal テクノロジの基本機能を
含んでおり、統合 GPU および離散 GPU を最高機能に仮想化します。 ま
た、妥協を許さない表示品質を実現するため Virtual Vsync
TM
を備えて
います。 追加された HyperFormance 技術の利点により、VIRTU
Universal MVP は、CPU 間および GPU とディスプレイ間の冗長的なレン
ダリングタスクを効果的に減らすことによりゲーム性能を改善します。
15. ASRock オン / オフ技術により、ユーザーは PC の電源がオフになっている場
合でも(または ACPI S5 モードで)、MP3 プレーヤーや携帯電話などのポー
タブルオーディオデバイスから PC に転送された素晴らしいオーディオ体験を
お楽しみいただけます。 このマザーボードは無料の 3.5mm オーディオケーブ
ル(オプション)も付属しているため、もっとも便利なコンピューティング環境を
利用することもできます。
16. CPU のオーバーヒートが検出されますと、システムは自動的にシャットダウ
ンされます。システムのレジュームを行う前に、マザーボード上の CPU
却ファンが正しく機能しているか確認してから電源コードを外し、そして再
度つないでください。放熱効果を高める為には、PC システムのインストー
ル時に、CPU とヒートシンクの間に放熱グリースをスプレイするのが効果的
です。
17. Energy Using Product(エコデザイン)の略語 EuP は完成システムの消
費電力を定義するために欧州連合により規制された条項です。 EuP に従っ
て、管制システムの総 AC 電力はオフモード条件下で 1.00W 未満に抑える必
要があります。EuP 規格を満たすには、EuP 対応マザーボードと EuP 対応
電源が必要です。 Intel の提案に従い、EuP 対応電源装置は規格を満たす
必要があります、つまり 5v のスタンバイ電力効率は 100 mA の消費電流下
50% 以上でなければなりません。 EuP 対応電源装置を選択する場合、電
源装置製造元に詳細を確認するようにお勧めします。さらに、ASRock オン /
オフ再生テクノロジを有効にする場合、システムは EuP 基準を満たさないこ
とにご注意ください。 EuP 基準を満たすには、まず ASRock オン / オフ再
生テクノロジを無効にしてください。
160
ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
日本語
1.3 ジャンパ設定
右の図はジャンパがどのように設定されているかを示しま
す。ジャンパキャップがピンに置かれている場合、ジャンパ
は “ショート” になります。ジャンパキャップがピンに置か
れていない場合、ジャンパ は “オープン”になります。右の
図で、3ピンジャンパで、1-2 ピンを “ショート”の場合、こ
れらの2つのピンにジャンパキャップを置きます。
ジャンパ
設定 説明
CMOS の消去ジャンパ
(CLRCMOS1)
( ページ2アイテム 10 参照)
:
CLRCMOS1 により、CMOS のデータをクリアできます。システムパラメータをクリアしデフォルト設定にリ
セットするには、コンピュータの電源をオフにし、電源装置から電源コードを抜いてください。15 秒待って
から、ジャンパキャップを使用して CLRCMOS1 のピン 2 とピン 3 5 秒間ショートしてください。ただし、
BIOS 更新の後すぐには CMOS をクリアしないでください。BIOS の更新の終了後直ちに CMOS をクリア
する必要がある場合、まずシステムを起動してからシャットダウンし、その後クリア CMOS アクションを実
行する必要があります。パスワード、日付、時刻、ユーザーデフォルトのプロファイルを忘れずにメモして
ください。1394 GUID MAC アドレスは、CMOS バッテリを取り外した場合のみ消去されます。
CMOS の消去
デフォルト設定
クリアCMOSスイッチには、クリアCMOSジャンパと同じ機能があります。
161
ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
シリアル ATA(SATA)
データケーブル(オプション)
SATA データケーブルのどちらかの
端をマザーボードの SATA3 ハードディ
スク、または SATA3 コネクタに接続で
きます。
USB 2.0 ヘッダ I/O パネルには、デフォルトの 2
(9 ピン USB6_7)
つの USB 2.0 ポート以外に、この
ページ2, アイテム 28 を参照
マザーボードに 3 つの USB 2.0
ヘッダが搭載されています。それ
ぞれの USB 2.0 ヘッダは 2 つの
USB 2.0 ポートをサポートできま
す。
(9 ピン USB8_9)
ページ2, アイテム 27 を参照
(9 ピン USB10_11)
ページ2, アイテム 25 を参照
日本語
1
U SB_PWR
P-8
GND
DUMMY
U SB_PWR
P +8
GND
P-9
P +9
1
U SB_PWR
P-10
GND
DUMMY
U SB_PWR
P +10
GND
P-11
P +11
1.4 オンボードのヘッダとコネクタ類
シリアル ATA3 コネクタ これら 5 本のシリアル ATA3
SATA3_1: ページ 2, アイテム 15 を参照
(SATA3)コネクタは内蔵スト
SATA3_2: ページ 2, アイテム 16 を参照
レーデバイスに使用する SATA
SATA3_3: ページ 2, アイテム 14 を参照
データケーブルに対応していま
SATA3_4: ページ 2, アイテム 13 を参照
す。現在の SATA3 インタフェー
SATA3_5: ページ 2, アイテム 12 を参照
スの最大データ転送速度は
6.0 Gb/s です。
オンボードのヘッダとコネクタ類はジャンパではありません。それらのヘッ
ダやコネクタにジャンパキャップをかぶせないでください。ヘッダやコネクタ
にジャンパキャップをかぶせると、マザーボードに深刻な影響を与える場
合があります。
SATA3_1 SATA3_3
SATA3_2 SATA3_4
SATA3_5
162
ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
1. ハイディフィニションオーディオはジャックセンシングをサポー
トしますが、正しく機能するためにシャーシのパネルワイヤが
HAD をサポートする必要があります。このマニュアルとシャー
シのマニュアルの指示に従って、システムを取り付けてくださ
い。
2. AC’97 オーディオパネルを使用する場合、次のように前面パ
ネルのオーディオヘッダに取り付けてください。
A. Mic_IN (MIC) MIC2_L に接続します。
B. Audio_R (RIN) OUT2_R に、Audio_L (LIN)
OUT2_L に接続します。
C. Ground (GND) Ground (GND) に接続しま
す。
D. MIC_RET OUT_RET はオーディオパネル専用です。
AC’97 オーディオパネルに接続する必要はありません。
E. フロントマイクを有効化するには。
Windows
®
XP / XP 64-bit OS の場合 :
Mixer
( ミキサー ) を選択し、続いて
Recorder
( レコー
ダー ) を選択します。その後
FrontMic
( フロントマイク ) をク
リックします。
Windows
®
7 / 7 64-bit / Vista
TM
/ Vista
TM
64-bit OS
の場合 :
Realtek コントロールパネルから
FrontMic
( フロントマイ
) タブを開きます。
Recording Volume
( 録音音量 ) を調
整します。
システムパネルコネクタ このコネクタは数種類のシステム
(9 ピン PANEL1)
ロントパネルの機能を提供しま
ページ2, アイテム 20 を参照
す。
J _SENSE
O UT2_L
1
M IC_RET
P RESENCE#
GND
O UT2_R
M IC2_R
M IC2_L
OUT_RET
フロントオーディオパネルコネクタ このコネクタは、オーディオ機器
(9 ピン HD_AUDIO1)
との便利な接続とコントロールを
ページ2, アイテム 33 を参照
可能にするフロンとオーディオパ
ネルのためのインターフェイスで
す。
コンシューマー赤外線モジュールヘッダー このヘッダーは、リモコン受光部
(4 ピン CIR1)
の接続に使用することができます。
ページ2, アイテム 29 を参照
日本語
赤外線モジュールコネクタ このコネクタは赤外線の無線送受信
(5 ピン IR1)
モジュールに対応します。
ページ2, アイテム 23 を参照
1
IRTX
+5VSB
DUMMY
IRRX
GND
163
ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
シャーシに付いている電源スイッチ、リセットスイッチ、システムステータ
スインジケータを下記のピン割り当て指示に従ってこのヘッダに接続します。
ケーブルを接続する前にピンの正負極性にご注意ください。
PWRBTN ( 電源スイッチ ):
前面パネルに付いている電源スイッチに接続します。電源スイッチによるシス
テム電源オフ方法を設定して変更することも可能です。
RESET ( リセットスイッヱ ):
シャーシの前面パネルに付いているリセットスイッチに接続します。コン
ピュータがフリーズし、正常な再起動をしない場合は、リセットスイッチを
押してコンピュータを再起動します。
PLED ( システム電源 LED):
シャーシの前面パネルに付いている電源ステータスインジケータに接続しま
す。LED は、システムが動作しているときに点灯します。LED はシステム
S1 スリープ状態のときに点滅します。システムが S3 または S4 スリープ状
態になるか、電源オフ (S5) になると、LED は消灯します。
HDLED ( ハードドライブアクティビティ LED):
シャーシの前面パネルに付いているハードドライブアクティビティ LED に接続
します。LED は、ハードドライブがデータの読み込みまたは書き込み動作を
しているときに点灯します。
前面パネルのデザインはシャーシによって異なります。前面パネルモジュール
は、主に電源スイッチ、リセットスイッチ、電源 LED、ハードドライブア
クティビティ LED、スピーカーなどから構成されています。シャーシの前面
パネルモジュールをこのヘッダに接続する際は、ワイヤとピンの割り当てが正
しく対応していることを確認してください。
電源 LED ヘッダー シャーシ電源 LED をこのヘッダーに
(3 ピン PLED1)
接続し、システム電源ステータスを
ページ2, アイテム 24 を参照
示すようにしてください。LED はシ
ステムが動作中の際にオンになりま
す。S1 ステータスでは LED は点滅し
続けます。S3/S4 ステータス、または
S5 ステータス ( 電源オフ ) の場合、
LED は消灯します。
シャーシスピーカーヘッダ
シャーシのスピーカーとこのヘッ
(4 ピン SPEAKER1)
ダを接続してください。
ページ2, アイテム 21 を参照
日本語
1
PLED+
PLED+
PLED-
164
ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
シャーシおよび電源ファンコネクタ
(4 ピン CHA_FAN1)
ページ2, アイテム 22 を参照
(3 ピン CHA_FAN2)
ページ2, アイテム 41 を参照
(3 ピン CHA_FAN3)
ページ2, アイテム 42 を参照
(3 ピン PWR_FAN1)
ページ2, アイテム 1 を参照
ファンケーブルをファンコネクタ
に接続し、黒いワイヤをアースピ
ンに合わせてください。
20 ピン ATX 電源装置の取り付け
ATX パワーコネクタ ATX 電源コネクタを接続します。
(24 ピン ATXPWR1) 
ページ2, アイテム 9 を参照
このマザーボードでは 4 ピン CPU ファン ( クワイエットファン ) がサポートされていますが、
ファン速度コントロール機能がない場合でも、3 ピン CPU ファンは正常に作動します。3
ピン CPU ファンをこのマザーボードの CPU ファンコネクタに接続しようとしている場合、
ピン 1-3 に接続してください。
接続されたピン 1-3
3 ピンファンのインストール
CPU ファンコネクタ このコネクタには CPU ファンケー
(4 ピン CPU_FAN1)
ブルを接続します。黒いコードは
ページ2, アイテム 5 を参照
アースピンに接続してください。
12
1
24
13
12
1
24
13
このマザーボードには 24 ピン ATX 電源コネクタが装備されており、
従来の 20 ピン ATX 電源装置を採用している場合でも作動します。
20 ピン ATX 電源を使用するには、ピン 1 およびピン 13 と共に電源
装置にプラグを差し込みます。
(3 ピン CPU_FAN2)
ページ2, アイテム 6 を参照
日本語
GND
+ 12V
CPU_FAN_SPEED
FAN_S PEED_CONTROL
1 2 3 4
GND
+ 12V
CPU_FAN_SPEED
165
ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
このマザーボードで 8-pin ATX 12V 電源コネクタが提供されたが、従来の 4-pin ATX
12V 電源でも動作できます。 4-pin ATX 電源を使用する場合、電源を Pin 1 と Pin
5 とともに差し込んでください。
4-Pin ATX 12V 電源の取り付け
ATX 12V コネクタ
このコネクタには CPU Vcore
(8 ピン ATX12V1)
源を供給できるように、ATX 12V
ページ2, アイテム 2 を参照
プラグを備えたサワーサプライを
接続する必要があることに注意し
てください。接続に問題があると、電源
は正しく供給されません。
日本語
シリアルポートヘッダ
この COM1 ヘッダは、シリアルポートモ
(9 ピン COM1)
ジュールをサポートします。
ページ2, アイテム 30 を参照
HDMI_SPDIF ヘッダ
(2- ピン HDMI_SPDIF1)
ページ2, アイテム 31 を参照
HDMI_SPDIF ヘッダは、SPDIF
音声出力を HDMI VGA カードに提
供し、システムで HDMI デジタル
TV/ プロジェクタ /LCD デバイスに
接続できるようにします。HDMI
VGA カードの HDMI_SPDIF コネク
タを、このヘッダに接続してくださ
い。
+ 12V
GND
+ 12V
1
R XTPBM_0
GND
RXTPAM_0
R XTPBP_0
GND
RXTPAP_0
IEEE 1394 ヘッダ I/O パネルには、デフォルトの 1
(9 ピン FRONT_1394)
つの IEEE 1394 ポート以外に、
ジ2, アイテム 32 を参照
このマ
ペー
ザーボードに 1 つの
IEEE 1394 ヘッダが搭載されてい
ます。それぞれの IEEE 1394
ヘッダは 1 つの IEEE 1394
ポートをサポートできます。
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1.5 クイックスイッヱ
マザーボードには電源スイッチ、リセットスイッチおよびクリアリング CMOS スイッチの 3 つのクイックスイッ
チがあり、システムの電源のオン / オフの素早い切り替えまたはリセットまたは CMOS 値の消去をできる
ようになっています。
電源スイッチ
(PWRBTN)
ページ2, アイテム 18 を参照
電源スイッチはクイックスイッチで、
システム電源のオン / オフを素早く切
り替えることができます。
リセットスイッヱ
(RSTBTN)
ページ2, アイテム 19 を参照
リセットスイッヱはクイックスイッヱ
で、システムを素早くリセットするこ
とができます。
クリア CMOS スイッヱ
(CLRCBTN)
ページ 3, アイテム 14 を参照
クリア CMOS スイッヱはクイックス
イッヱで、CMOS 値を素早くクリア
できます。
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ASRock A75 Pro4/MVP Motherboard
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2.BIOS 情報
BIOS セットアップユーティリティはマザーボードのフラッシュメモリに保存されています。コン
ピュータを起動させた後、POST(パワーオンセルフテスト)中に〈F2〉または <Del> を押し、
BIOS セットアップユーティリティに入ってください。押さない場合、POST はテストルーチンを
続けます。テストを実行した後に BIOS セットアップユーティリティに入りたい場合、POST
了後〈Ctrl〉+〈Alt〉+〈Delete〉を押すか、ケースのリセットスイッチを押してシステムを
再起動してください。BIOS セットアップユーティリティは、ユーザーフレンドリであることを目
指しています。これはメニュウ方式のプログラムです。スクロールさせることで様々なサブ
メニューを表示し、かつあらかじめ定義した選択肢から選択することが可能です。BIOS セッ
トアップの詳細な情報については、サポート CD 内のユーザーズマニュアル (PDF ファイル )
をごらんください。
3.ソフトウェア サポート CD 情報
このマザーボードは Microsoft
®
Windows
®
7 / 7 64-bit / Vista
TM
/ Vista
TM
64-bit / XP SP3 / XP 64-bit
といった様々なマイクロソフト ウインドウズ オペレー
ティングシステムをサポートします。マザーボードに付属しているサポート CD はマザーボー
ドの特徴を有効にするために必要なドライバやユーティリティを含んでいます。サポート CD
を使用するには、CDROM ドライブに CD を挿入してください。AUTORUN 機能が有効な場合、
自動的にメインメニュウが立ち上がります。AUTORUN 機能が無効な場合、サポート CD
BIN フォルダにある ASSETUP.EXE をダブルクリックすることにより、メインメニュウが
立ち上がります。
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ASROCK A75 Pro4 MVP ユーザーマニュアル

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マザーボード
タイプ
ユーザーマニュアル
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