Roland Blues Cube Hot 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

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Roland Blues Cube Hot は、自宅やステージで活躍するコンパクトサイズのギターアンプです。77ローランド独自の Tube Logic により、ビンテージチューブアンプの音に影響する回路動作をトータルにデザイン。プリ管、パワー管での歪みから、電源によるコンプレッション感、さらにアウトプットトランスやスピーカーなど各パーツの相互作用にいたる細部まで含めて回路を設計。

専用設計の 12 インチスピーカーと鳴りの良いポプラ材のキャビネットを採用し、バンドアンサンブルに埋もれない抜けのを持ったサウンドを実現。クリーンサウンドから、パワー段で歪んだクランチサウンドまで、1ボリュームでコントロール可能。パワーアンプ出力を 4 段階(0.5W、5W、15W、MAX)に切り替えでき、小音量でもフルボリューム時のクランクアップサウンドを実現。

マスターボリューム、トーンスタックタイプの 3 バンド

Roland Blues Cube Hot は、自宅やステージで活躍するコンパクトサイズのギターアンプです。77ローランド独自の Tube Logic により、ビンテージチューブアンプの音に影響する回路動作をトータルにデザイン。プリ管、パワー管での歪みから、電源によるコンプレッション感、さらにアウトプットトランスやスピーカーなど各パーツの相互作用にいたる細部まで含めて回路を設計。

専用設計の 12 インチスピーカーと鳴りの良いポプラ材のキャビネットを採用し、バンドアンサンブルに埋もれない抜けのを持ったサウンドを実現。クリーンサウンドから、パワー段で歪んだクランチサウンドまで、1ボリュームでコントロール可能。パワーアンプ出力を 4 段階(0.5W、5W、15W、MAX)に切り替えでき、小音量でもフルボリューム時のクランクアップサウンドを実現。

マスターボリューム、トーンスタックタイプの 3 バンド

取扱説明書
ギター・アンプ
Blues Cube Hot
(BC-Hot)
30cm(12 インチ)スピーカー搭載、30W 出力
2
警告
完全に電源を切るときは、コンセント
からプラグを抜く
電源スイッチを切っても、本機は主電源
から完全に遮断されてはいません。完全
に電源を切る必要があるときは、本機
の電源スイッチを切ったあと、コンセ
ントからプラグを抜いてください。そのため、電
源コードのプラグを差し込むコンセントは、本機
にできるだけ近い、すぐ手の届くところのものを
使用してください。
スペースを確保して設置する
本機は多少発熱するため、下記のスペー
スを確保して使用してください。
30cm 以上
20cm 以上 20cm 以上
15cm 以上5cm 以上
前面 側面
分解や改造をしない
取扱説明書に書かれていないことはし
ないでください。故障の原因になり
ます。
個人で修理や部品交換はしない
必ずお買い上げ店またはローランドお
客様相談センターに相談してください。
警告
次のような場所で使用や保管はしない
• 温度が極端に高い場所(直射日光の
当たる場所、暖房機器の近く、発熱
する機器の上など)
• 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れ
た床など)や湿度の高い場所
• 湯気や油煙が当たる場所
• 塩害の恐れがある場所
• 雨に濡れる場所
• ほこりや砂ぼこりの多い場所
• 振動や揺れの多い場所
• 風通しの悪い場所
不安定な場所に設置しない
転倒や落下によって、けがをする恐れ
があります。
電源プラグは AC100V の電源コンセン
トに差し込む
電源プラグは、必ず交流(AC)100V
の電源コンセントに差し込んでくだ
さい。
付属の電源コードを使用する
電源コードは、必ず付属のものを使用
してください。また、付属の電源コー
ドを他の製品に使用しないでください。
電源コードを傷つけない
火災や感電の原因になります。
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
のマーは、注意喚起シボルです取扱説明書な
に、一般的な注意、警告、危険の説明が記載されている
ことを表し
のマーは、本機の内部に絶縁されていない「危険
な電圧」が存在感電の危険がある警告
います。
マークについて
本機に表示されているマークには、次のような意味があります。
図記号の例
扱いを誤った場合に、使用者
が傷害を負う危険が想定される場
合および物的損害のみの発生が想
定される内容を表しています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表しています。
取り扱いを誤った場合に、使用者が
死亡または重傷を負う可能性が想定
される内容を表しています。
警告
注意
注意の意味について警告と
注意:
感電防止のため、パネルやカバーをはずさないでくだ
さい。本機の内部には、お客様が修理/交換できる部
品はありません。
修理は、お買い上げ店またはローランドお客様相談セ
ンターに依頼してください。
注意
感電の恐れがあります。
キャビネットをあけないでください。
以下の指示を必ず守ってください
は、強制(必ずすること)を表しています。
具体的な強制内容は、
の中に描かれています。
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜く
こと」を表しています。
  は、注意(危険、警告を含む)を表しています。
具体的な注意内容は、  の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表
しています。
  は、禁止(してはいけないこと)を表しています。
具体的な禁止内容は、  の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表しています。
警告
大音量で長時間使用しない
大音量で長時間使用すると、難聴にな
る恐れがあります。万一、聴力低下や
耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめ
て専門の医師に相談してください。
異物や液体を入れない、液体の入った
容器を置かない
本機に、異物(燃えやすいもの、硬貨、
針金など)や液体(水、ジュースなど)
を絶対に入れないでください。また、
の機器の上に液体の入った容器(花び
んなど)を置かないでください。ショー
トや誤動作など、故障の原因となるこ
とがあります。
異常や故障が生じたときは電源を切る
次のような場合は、直ちに電源を切って
電源コードをコンセントから抜き、お
買い上げ店またはローランドお客様相
談センターに修理を依頼してください。
• 電源コードが破損したとき
• 煙が出たり、異臭がしたりしたとき
• 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりした
とき
• 機器が(雨などで)濡れたとき
• 機器に異常や故障が生じたとき
お子様がけがをしないように注意する
お子様のいる場所で使用する場合やお
子様が使用する場合、必ず大人のかた
が、監視/指導してあげてください。
落としたり、強い衝撃を与えたりしな
破損や故障の原因になります。
タコ足配線はしない
発熱、発火する恐れがあります。
海外でそのまま使用しない
海外で使用する場合は、お買い上げ店
またはローランドお客様相談センター
に相談してください。
電源コードのアースを確実に取り付け
電源コードのアースを確実に取り付け
てください。感電の恐れがあります
(P.6)
安全上のご注意
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』(P.2)と『使用上のご注意』(P.3)をよくお読みください。また、本機の優れた機
能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
©2015ローランド株式会社
3
使用上のご注意
注意
電源コードはプラグを持って抜く
断線を防ぐため、電源コードを機器本
体やコンセントから抜くときは、必ず
プラグを持ってください。
電源プラグを定期的に掃除する
電源プラグとコンセントの間にゴミや
ほこりがたまると、火災や感電の原因
になります。
定期的に電源プラグを抜き、乾いた布
でゴミやほこりを拭き取ってください。
長時間使用しないときは電源プラグを
抜く
万一故障したとき、火災の原因になり
ます。
注意
電源コードやケーブルは煩雑にならな
いように配線する
足に引っかけると、本機の落下や転倒
などにより、けがの原因になることが
あります。
上に乗ったり、重いものを置いたりし
ない
転倒や落下によって、けがをする恐れ
があります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししな
感電の原因になります。
移動するときはすべての接続をはずす
本機を移動するときは、電源プラグを
コンセントから抜き、外部機器との接
続をはずしてください。
注意
お手入れするときは電源プラグをコン
セントから抜く
コンセントから抜いておかないと感電
の原因になります。
落雷の恐れがあるときは電源プラグを
コンセントから抜く
コンセントから抜いておかないと故障
や感電の原因になります。
使用上のご注意
電源について
• 本機を、インバーター制御の製品やモーターを
使った電気製品(冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、
エアコンなど)と同じコンセントに接続しない
でください。電気製品の使用状況によっては、
電源ノイズで本機が誤動作したり、雑音が発生
したりすることがあります。電源コンセントを
分けることが難しい場合は、電源ノイズ・フィ
ルターを取り付けてください。
設置について
• 本機の近くにパワー・アンプなどの大型トラン
スを持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導
することがあります。この場合は、本機との間
隔や方向を変えてください。
• 本機をテレビやラジオの近くで動作させると
テレビ画面に色ムラが出たりラジオから雑音が
出たりすることがあります。この場合は、本機
を遠ざけて使用してください。
• 本機の近くで携帯電話などの無線機器を使用す
ると、着信時や発信時、通話時に本機から雑音
が出ることがあります。この場合は、無線機器
を本機から遠ざけるか、電源を切ってください。
• 至近距離から照らす照明器具(ピアノ・ライト
など)や強力なスポット・ライトで長時間同じ
場所を照らさないでください。変形、変色する
ことがあります。
• 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に
水滴が付く(結露する)ことがあります。その
まま使用すると故障の原因になります。数時間
放置して、結露がなくなってから使用してくだ
さい。
• 本機にシールなどを貼らないでください。はが
す際に外装の仕上げを損なうことがあります。
• 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては、
本機のゴム足が設置した台などの表面を変色ま
たは変質させることがあります。
• 本機の上に液体の入った容器などを置かないで
ください。また、表面に付着した液体は、速や
かに乾いた柔らかい布で拭き取ってください。
お手入れについて
• お手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、固く
絞った布で汚れを拭き取ってください。
• 変色や変形の原因となる、ベンジン、シンナー、
アルコール類は使用しないでください。
修理について
• お客様が本機または付属品を分解(取扱説明書
に指示がある場合を除く)、改造された場合、以
後の性能について保証できなくなります。また、
修理をお断りする場合もあります。
• 当社では、本機の補修用性能部品(製品の機能
を維持するために必要な部品)を、製造打切後
6 年間保有しています。この部品保有期間を修
理可能の期間とさせていただきます。なお、保
有期間を過ぎたあとでも、故障箇所によっては
修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、
またはローランドお客様相談センターにご相談
ください。
その他の注意について
• 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ
入出力端子などに過度の力を加えないでくだ
さい。
• ケーブルを抜くときは、ショートや断線を防ぐ
ため、プラグ部分を持って引き抜いてください。
• 本機は多少発熱することがありますが、故障で
はありません。
• 周囲に迷惑がかからないように、音量に十分注
意してください。
• 本機が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄すると
きは、各地域のゴミの分別基準に従ってくだ
さい。
知的財産権について
• 文中記載の会社名および製品名は、各社の登録
商標または商標です。
• Roland、BOSS、CUBE、BLUESCUBE、Tube
Logic は、日本国およびその他の国におけるロー
ランド株式会社の登録商標または商標です。
• MMP(MooreMicroprocessorPortfolio)は
マイクロプロセッサーのアーキテクチャーに関
する TPL(TechnologyPropertiesLimited)
社の特許ポートフォリオです。当社は、TPL
よりライセンスを得ています。
• ASIO は、SteinbergMediaTechnologies
GmbH の商標およびソフトウェアです。
• 本製品には、イーソル株式会社のソフトウェア
プラットフォーム「eParts ™」が搭載されてい
ます。
4
Blues Cube Hot
はじ
このたびは、ローランドギターアンプ、BluesCubeHot をお買い上げいただき、
ありがとうございます。
この取扱説明書は BluesCubeHot の優れた性能をフルに活かしていただくため
に、また、あらためて「良いギター・アンプとは」ということを確認していただく
のに、きっとお役に立つと思います。また、あなたの音楽生活の良きパートナーと
して末永く愛用していただくためにも、この取扱説明書をよくお読みください。
器としてギター・アンプ
エレクトリック・ギターは、本来アンプと一体となってこそ初めて『エレクトリッ
ク』です。つまり「アンプは楽器の一部である」ということです。
エレクトリック・ギターにとってギター・アンプはアコースティック・ギターのボ
ディーにあたる部分であり、最終的に出てくる音において重要な役割を果たしてい
ます。どんなに素晴らしいビンテージ・ギターを持っていても、良いアンプがなけ
ればその良さが発揮できません。我々は、原点に戻って楽器としての完成度を徹底
的に追求しました。
進化 Tube Logic
BluesCube シリーズは、FenderBassman と同じ、非常にベーシックな真空管回路と同じ構成で
スタートしました。それはすなわちプリ管に、12AY7、続いて 12AX7 2 段、パッシブ型のトー
スタック、ロングテールペア型フェイズインバーター、プッシュプル構成の 6L6GC パワー
管、アウトプットトランスというパーツで構成される非常に基本的な回路です。さらに、電源は、
GZ34 整流管で動作し、パワー真空管は固定バイアスで動作している状態からスタートしました。
固定バイアス回路では、B+ 電源、C- 電源といった、真空管が動作するポイントを決める非常に重
要な電源があります。それらは、それぞれパワー真空管のゲインや、サチュレーション・カーブ等
と密接に関係しており、真空管の種類だけでなく、その電源の設定が、アンプの音の個性になります。
パワー管に供給する電源が、あるセッティングになったとき、ミュージシャンの求める気持ちよい
サウンドが得られます。すなわち、アタックとサステインを両立した音、言い換えると真空管特有
のバイト感と、コンプレッション感が心地よく響くポイントです。我々は、セッティングを変えて、
よりバイト感を強くしたり、コンプレッション感を強くしたりと、調整を繰り返しました。
音の暖かみや抜けの良さ、ピッキングに対するレスポンスや自然なコンプレッション感、ボリュー
ムを上げたときの独特の艶と音圧感など、チューブ・アンプならではの特長はたくさんあります。
それらをひとつひとつのパーツの精密な動作、さらにそれぞれが相互に作用しあって起こる複雑な
振る舞いを徹底的に分析し、アンプ全体をトータルに設計したのが新しい TubeLogic です。
ギター・インプットからスピーカーに至るまで、複雑に影響しあう膨大な要素を丹念に解析し組み
合わせることにより、単純に各パーツを組み合わせただけのアンプではなく、生々しい楽器として
の存在感を TubeLogic が生み出しています。ピッキング時のバイト感、タッチやボリュームによ
る歪みのコントロール、クランク・アップ時の独特の艶、電源の「サグ」など、ギタリストが愛し
てやまないチューンナップされたビンテージ・チューブ・アンプの個性が BluesCube の至るとこ
ろに宿っています。
専用設計の ピーー、材質にたキビネ
BluesCubeHot 30W の出力にレスポンスを追求した専用設計の 12 インチ スピーカーを装備
しています。また、クラシックなオープンバック キャビネットの鳴りを最大限活かすために、抜
けの良い音響特性を持つポプラ材を採用するなどエンジニアの楽器づくりに対するこだわりが随所
にあふれています。
5
Blues Cube Hot について
小音量でーブ プの を実現(パール)
チューブ アンプはボリュームを上げることで真空管ならではの太い音を生み出しますが、音量は
コントロールできないというデメリットがありました。BluesCube のパワーアンプ セクションに
は、ハイ インピーダンス ドライブ回路を採用することで生々しいスピーカー駆動を実現してい
ます。パワーアンプ セクションの中でも NFB、フェイズ インバーター、アウトプット トラ
ンス ネットワーク、電源部を含めたバイアス回路などはそれぞれ独立した回路構成を採用し、独
立したチューニングをしました。
音量が上がるとともによりリッチに、そしてダイナミックにレスポンスが増すという、極上のクラ
ンク・アップ サウンドはこれら回路の複雑な相互作用により創り出されています。
そしてパワー コントロール機能により、レコーディングやリハーサル、ライブなど状況に合わせ
て音量を調整した場合でも、チューブ アンプ特有のクランク・アップした音色を手に入れること
ができます。
特長
7
チューブ・アンプのトーンとタッチ レスポンスを備え、自宅からステージまでさまざまなシーンで活躍する、コンパ
クト・サイズの 30W ギター アンプ。
7
クラシックなブロンド トーレックス素材をベースにモダンなテイストに仕上げたキャビネット デザイン。
7
ローランド独自の Tube Logic により、ビンテージ チューブ アンプの音に影響する回路動作をトータルにデザイン。
プリ管、パワー管での歪みから、電源によるコンプレッション感、さらにアウトプット トランスやスピーカーなど各パー
ツの相互作用にいたる細部まで含めて回路を設計。
7
専用設計の 12 インチ スピーカーと鳴りの良いポプラ材のキャビネットを採用し、バンド アンサンブルに埋もれな
い抜けを持ったサウンドを実現。
7
クリーン・サウンドから、パワー段で歪んだクランチ・サウンドまで、1 ボリュームでコントロール可能。
パワーアンプ出力を 4 段階(0.5W、5W、15W、MAX)に切り替えでき、小音量でもフルボリューム時のクランクアッ
サウンドを実現。
7
マスター ボリューム、トーンスタック タイプの 3 バンド EQ、リバーブを搭載。さらに、サウンドにバリエーショ
ンをつけることができるブースト/トーン スイッチを装備。
7
スピーカーからの出音そのままの音質でパソコンへダイレクトに録音できる USB 端子を装備。
7
別売のフットスイッチを接続して、ブースト/トーンのオン/オフ切り替えが可能。
6
各部の名称
パネル
1 INPUT 端子
エレキ・ギターをつなぎます。
2 [VOLUME]つまみ
音量を調節します。BOOST がオフのときは、0 6 までは歪
まないクリーンな音、6 12 ではパワー・アンプが少し歪み、
軽いクランチ・サウンドが得られます。
※上記の値は大まかな目安です。歪み始めの値や歪みの度合
いは接続するギターによって異なります。
[BOOST]ボタン
[BOOST]ボタンをオンにすると、プリ管で歪む回路を基にし
た、太く粘りのある、歪んだサウンドが得られます。
[TONE]ボタン
[TONE]ボタンをオンにすると、ボリューム回路や、フィー
ドバック回路に入っているキャパシターをベースに調整した、
きらびやかな高音域が得られます。
3 EQUALIZER
[BASS]つまみ
低音域の音量を調節します。
[MIDDLE]つまみ
中音域の音量を調節します。
[TREBLE]つまみ
高音域の音量を調節します。
4 [REVERB]つまみ
リバーブのかかり具合を調節します。
5 [MASTER]つまみ
全体の音量を調節します。
6 [POWERCONTROL]スイッチ
使う場所や用途に応じて、パワー・アンプの出力レベルを切り
替えることができます。MAX に設定すると最大出力になりま
す。30W です。
7 [POWER]スイッチ
本体の電源をオン/オフします。電源をオン
にすると、左側のインジケーターが点灯し
ます。
パネル
8 ACIN 端子
付属の電源コードを接続します。
※電源コードは必ず付属のものを使用してください。
電源コードの接続
感電を防ぐために付属の電源コードを使用し、アー
スを確実に取り付けてください。
付属の電源コードには、感電と機器の損傷を防ぐた
めにアース用電極端子を加えた 3 端子のプラグがつ
いています。
接地コンセント
ターミナル付き
コンセント
アース接続
または
2P-3P 変換器
(付属)
電源コード
(付属)
リア・パネル
2P-3P 変換器
N L
コンセントが接地コンセント(端子穴が 3 個)の場合
そのままコンセントにプラグを差し込んでください。
コンセントがアースターミナル付きコンセント(端子穴が 2 個)の場合
プラグに 2P-3P 変換器をつけ、アース接続後コンセントに差し込みます。
※アースは必ず、電源プラグをコンセントに差し込む前に接続してく
ださい。
※アースは必ず、電源プラグをコンセントから抜いてからはずしてく
ださい。
コンセントにアース端子がない場合は、電気工事店に接地工事
を依頼してください。
2
3 7
1 4 5 6
パネル
10 118 9 12
・パネル
7
各部の名称とはたらき
9 FOOTSWITCH(TIP:BOOSTRING:TONE)
端子
フットスイッチ(別売:BOSSFS-6、FS-7 または FS-5L)を
接続すると、BOOST、TONE(P.6)のオン/オフが足元
でできるようになります。
※本機は(TRS)タイプの端子を装
備しており、次のように配線され
ています。
ステレオ標準プラグ←→
ステレオ標準プラグ
または
FS-5L
TONE
TONE
BOOST
BOOST
TONE BOOST
FS-6 FS-7
リア・パネル
ステレオ標準プラグ←→
標準プラグ ×2
または
※本機はラッチ・タイプのフットスイッチ(FS-6、FS-7、FS-
5L)に対応しています。FS-6、FS-7 使用時は A、B のモー
ドを FS-5L(LATCH)に設定してください。モーメンタリー
タイプのフットスイッチ(FS-5U 等)は使用できません。
10 PHONES 端子
ヘッドホンを接続します。スピーカーで鳴らしたような、迫力
のあるギター・サウンドが得られます。音量は[VOLUME]
つまみ、[MASTER]つまみで調整します。
※この端子にプラグを接続したときは、本体スピーカーから
は音が出ません。夜間など、スピーカーから大きな音が出
せないときに便利です。
11 LINEOUT 端子
PA システムやレコーダーなどの機器を接続します。スピーカー
で鳴らしたような、迫力のあるギター・アンプ・サウンドが得
られます。
レコーダー等
外部の PA システムと組み合わせたり、本体のスピーカーから
の音をモニターしながら演奏をライン録音したりすることがで
きます。
出力レベルは、[VOLUME]つまみで調節します。
※他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必
ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切っ
てください。
12 RECOUTO 端子
市販の USB2.0 ケーブルを使って、本機の音をパソコンに録音
することができます。
パソコンに接続するには USB ドライバーをインストールする
必要があります。
USB ドライバーは、ローランドのホームページからダウンロー
ドしてください。詳しくは、ダウンロードしたファイルにある
Readme.htm をお読みください。
http://www.roland.co.jp/support/
源を入る/切る
※正しく接続したら(P.6)、必ず次の手順で電源を入れ
てください。手順を間違えると、誤動作をしたり故障した
りすることがあります。
1.
本機の[MASTER]つまみと、本機に接続されている
機器の音量が、0 になっていることを確認します。
※本機の INPUT 端子に接続するときは、[MASTER]つまみ
を最小(左いっぱい)にしてください。
2.
本機の電源を入れます。
※電源を入れる/切るときは、音量を絞ってく
ださい。音量を絞っても電源を入れる/切る
ときに音がすることがありますが、故障では
ありません。
※本機は回路保護のため、電源をオンにしてか
らしばらくは動作しません。
3.
LINE OUT 端子、PHONES 端子、REC OUT O 端子
に接続されている機器の電源を入れます。
4.
各機器の音量を調節します。
電源を切るときは、接続している他の機器の音量を絞ってから、
電源を入れるときと反対の手順で電源を切ります。
※完全に電源を切る必要があるときは、本機の電源スイッチ
を切ったあと、コンセントからプラグを抜いてください。
詳しくは『完全に電源を切るときは、コンセントからプラ
グを抜く』(P.2)をお読みください。
1: GND2: HOT
3: COLD
1: GND 2: HOT
3: COLD
TIP
RING
SLEEVE (GND)
8
ブロダイヤグラ
SPEAKER
PHONES
LINE OUT
USB
-PRE (Windows)
-Input/Output 3,4 (Mac)
MASTER
AMPLIFIER
INPUT
POWER CONTROL
POWER
AMP
USB
-POST (Windows)
-Input 1,2/Stereo Out(1,2) (Mac)
※1
※2
※1:ヘッドホン接続時はスピーカーから音は出ません。
※2:USB からの信号はスピーカーから出ません。
主な仕様
Roland Blues Cube Hotター
定格出力 30W
規定入力レベル INPUT:-10dBu(1MΩ)
スピーカー 30cm(12 インチ)×1
コントロール
[POWER]スイッチ
[BOOST]ボタン
[TONE]ボタン
[VOLUME]つまみ
[BASS]つまみ
[MIDDLE]つまみ
[TREBLE]つまみ
[REVERB]つまみ
[MASTER]つまみ
[POWERCONTROL]スイッチ:0.5W、5W、15W、MAX
インジケーター BOOST、TONE、POWER
接続端子
INPUT 端子:標準タイプ
LINEOUT 端子:標準タイプ
PHONES 端子:ステレオ標準タイプ
FOOTSW(TIP:BOOST、RING:TONE)端子:TRS 標準タイプ
RECOUT
O
端子:USB タイプ B
ACIN 端子
電源 AC100V(50 60Hz)
消費電力 33W
外形寸法
433(幅)×239(奥行)×450(高さ)mm
433(幅)×239(奥行)×413(高さ)mm(突起部除く)
質量 12.6kg
付属品
取扱説明書
電源コード
2P-3P 変換器
保証書
ローランドユーザー登録カード
別売品 フットスイッチ:BOSSFS-5L、BOSSFS-6、BOSSFS-7
※ 0dBu 0.775Vrms
※ 製品の仕様や外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
'15. 03. 01 現在(Roland)
製品に関するお問い合わせ先
050-3101-2555
ローランド・ホームページ
http://www.roland.co.jp/
ボス・ホームページ
http://jp.boss.info/
電話受付時間: 月曜日~金曜日 10:00~17:30(弊社規定の休日を除く)
※IP電話かおかて繋がない場合は、お手数ですが、電話番号の前に“0000”
 (ゼロ4回)つけてNTTの一般回線かおかけいたか、携帯電話ご利用さい。
※上記窓口の名称、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
お問い合わせの窓口
最新サポート情報
製品情報、イベント/キャンペーン情報、サポートに関する情報など
ローランドお客様相談センター
ローランド株式会社
431-1304静岡県浜松市北区細江町中川 2036-1
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Roland Blues Cube Hot 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
このマニュアルも適しています

Roland Blues Cube Hot は、自宅やステージで活躍するコンパクトサイズのギターアンプです。77ローランド独自の Tube Logic により、ビンテージチューブアンプの音に影響する回路動作をトータルにデザイン。プリ管、パワー管での歪みから、電源によるコンプレッション感、さらにアウトプットトランスやスピーカーなど各パーツの相互作用にいたる細部まで含めて回路を設計。

専用設計の 12 インチスピーカーと鳴りの良いポプラ材のキャビネットを採用し、バンドアンサンブルに埋もれない抜けのを持ったサウンドを実現。クリーンサウンドから、パワー段で歪んだクランチサウンドまで、1ボリュームでコントロール可能。パワーアンプ出力を 4 段階(0.5W、5W、15W、MAX)に切り替えでき、小音量でもフルボリューム時のクランクアップサウンドを実現。

マスターボリューム、トーンスタックタイプの 3 バンド