Dell Microsoft Hyper-V™ Server 2008 仕様

  • こんにちは!Dell PowerEdgeシステム用Microsoft Hyper-V重要情報ガイドに関するご質問にお答えします。このガイドには、Hyper-Vの役割の有効化、仮想マシンの作成と管理、トラブルシューティングなどに関する情報が記載されています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください!
  • Hyper-Vの役割を有効にするにはどうすればよいですか?
    仮想マシンを作成するにはどうすればよいですか?
    Hyper-V Server 2008をインストールする手順は?
    仮想コンピュータの初期化に失敗した場合、どうすればよいですか?
    DellのリカバリメディアでインストールしたゲストOSがライセンス認証を求める場合、どうすればよいですか?
www.dell.com | support.dell.com
Dell™ PowerEdge™ システム用
Microsoft
®
Hyper-V™
重要情報ガイド
メモおよび注意
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明し
ています。
注意 : ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、
その危険を回避するための方法を説明しています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
© 2008 2009 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc.
の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
本書に使用されている商標:
Dell
DELL
ロゴ、および
PowerEdge
Dell
Inc
.
の商標です。
Hyper-V
Microsoft
Windows
Windows
Vista
および
Windows Server
は米国その他の国
における
Microsoft Corporation
の商標または登録商標です。
Intel
は米国その他の国におけ
Intel Corporation
の登録商標です。
AMD
Advanced
Micro Devices, Inc.
の商標です。
NetXtreme II
および
Broadcom
Broadcom Corporation
の商標または登録商標です。
商標または製品の権利を主張する事業体を表すためにその他の商標および社名が使用されて
いることがあります。
Dell Inc.
はデル以外の商標や社名に対する所有権を一切否認します。
2009 3 Rev. A02
目次 3
目次
概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
サポートされているハードウェア
. . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
サポートされている Dell PowerEdge システム
. . . . . . . . 6
Dell PowerEdge システムで Hyper-V をサポート
するためのハードウェア機能を有効にする方法
. . . . . . . . . . 7
Windows Server 2008 x64 での Hyper-V の役割
. . . . . . . . . . . . 8
Hyper-V の役割をベータから RTM にアップグレ
ードする方法
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
Windows Server 2008 x64 Edition
Hyper-V の役割を有効にする方法
. . . . . . . . . . . . . . . . 9
Hyper-V Server 2008
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
Hyper-V Server 2008 上の Hyper-V 設定ツール
. . . . . . . . . 12
Hyper-V Server 2008 上での仮想コンピュー
タの作成と管理
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
Hyper-V の役割および Hyper-V Server 2008 の既
知の問題と解決方法
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
4 目次
重要情報ガイド 5
概要
本書では以下について説明します。
Hyper-V™
をサポートする
Dell™
システムのリスト
Dell
システムで
Hyper-V
を設定するために必要な機能
Hyper-V
の役割をベータから
RTM
にアップグレードする手順
Microsoft
®
Windows Server
®
2008 x64
Hyper-V
の役割を有効に
する手順
Hyper-V Server 2008
上の
Hyper-V
設定ツール
Hyper-V Server 2008
上で仮想コンピュータを作成し、管理する手順
Hyper-V
の役割および
Hyper-V Server 2008
の既知の問題と解決方法
Microsoft Hyper-V
は、
x64
ベースのシステム用に設計されたハイパーバ
イザベースの仮想化テクノロジです。
Microsoft
は仮想化を次の
2
つの方
法で提供しています。
Hyper-V
の役割として
スタンドアロンの
OS
Hyper-V Server 2008
として
メモ: デルでは、Hyper-V なしの Windows Server 2008 x64 Edition の工場出荷
時インストールを行っていません。
メモ: Hyper-V の役割は x86 ベースの Windows Server 2008 OS では利用でき
ません。
6 重要情報ガイド
サポートされているハードウェア
本項では、
Microsoft Hyper-V
ベースの製品をサポートするための
Dell
ハードウェアの要件を示します。
メモ: Hyper-V 対応のハードウェアに関する最新情報は、デルウェブサイ
dell.com/microsoft/virtualization を参照してください。
サポートされている Dell PowerEdge™ システム
1-1 Hyper-V に対応している Dell システムのリスト
システムのモデル プロセッサ ソケット 備考
Dell PowerEdge R610 Intel
®
2
PowerEdge R710 Intel 2
PowerEdge T610 Intel 2
PowerEdge M610 Intel 2
PowerEdge M710 Intel 2
PowerEdge R905 AMD
4
PowerEdge R900 Intel 4
PowerEdge 6950 AMD 4
PowerEdge 6800 Intel 4
対応済みプロセッサのみ
a
PowerEdge 6850 Intel 4
対応済みプロセッサのみ
a
PowerEdge R805 AMD 2
PowerEdge M600 Intel 2
PowerEdge M605 AMD 2
PowerEdge 2970 AMD 2
PowerEdge 1950 I/II/III Intel 2
PowerEdge 2900 I/II/III Intel 2
PowerEdge 2950 I/II/III Intel 2
PowerEdge T605 AMD 2
PowerEdge 1900 Intel 2
PowerEdge 1955 Intel 2
重要情報ガイド 7
メモ: BIOS の最新バージョンは、デルサポートサイト support.dell.com
からダウンロードできます。
Dell PowerEdge システムで Hyper-V をサポー
トするためのハードウェア機能を有効にする
方法
Hyper-V
の設定には、以下のプロセッサ機能が必要です。
Extended Memory 64 Technology
EM64T
)との互換性
データ実行防止(
DEP
)のサポート
メモ: DEP はすべての Dell システムでデフォルトで有効に設定され
ています。
プロセッサがハードウェアによる仮想化支援機能
Intel VT または
AMD-V
をサポートしていること
PowerEdge SC1435 AMD 2
PowerEdge R300 Intel 1
Xeon のみ
PowerEdge T300 Intel 1
Xeon のみ
PowerEdge R200 Intel 1
Xeon のみ
PowerEdge T105 AMD 1
PowerEdge T100 Intel 1
Xeon のみ
PowerEdge 1430 Intel 1
Xeon のみ
PowerEdge 840 Intel 1
Xeon のみ
PowerEdge 860 Intel 1
Xeon のみ
PowerEdge SC440 Intel 1
Xeon のみ
a
プロセッサ ID F48 Intel プロセッサを搭載した PowerEdge 6800/6850 システム。
プロセッサ ID 情報は、System BIOS Setup(システム BIOS のセットアップ)
CPU
InformationCPU 情報)で確認できます。システムの BIOS SetupBIOS セットアッ
プ)にアクセスするには、起動中に <F2> を押します。
1-1 Hyper-V に対応している Dell システムのリスト (続き)
システムのモデル プロセッサ ソケット 備考
8 重要情報ガイド
メモ: PowerEdge T105 では、ハードウェアによる仮想化支援機能は
デフォルトで有効に設定されています。他の PowerEdge システムで
ハードウェアによる仮想化支援機能を有効にするには、System BIOS
(システム BIOS
Processor Information(プロセッサ情報)の順に進
みます。
ハードウェアによる仮想化支援機能を有効にするには、次の手順を実行し
ます。
1
POST
画面で
<
F2
>
を押して、
BIOS
セットアップを開きます。
2
CPU Information
CPU
情報)画面に移動します。
3
<Enter>
を押して
Virtualization Technology
(仮想化テクノロジ)に移動します。
4
左右の矢印キーを押して、
Enabled
(有効)を選択します。
5
選択を保存し、
BIOS
セットアップを終了します。
Windows Server 2008 x64 での Hyper-V の役割
Hyper-V の役割をベータから RTM にアップグレードする方法
お使いのシステムの
OS
Windows Server 2008 x64 Edition
の場合は、
Hyper-V
ベータバージョンから
Hyper-V RTM
バージョンにアップグレー
ドする必要があります。
Hyper-V RTM
へのアップデートの詳細については、
Microsoft
サポート
技術情報のウェブサイト
support.microsoft.com\kb
で文書番号
950050
を参照してください。
メモ: デルでは、Hyper-V ベータバージョンのサポートを打ち切らせてい
ただきました。Hyper-V ベータから Hyper-V RTM へのアップグレードについ
ては、仮想化とサーバー統合のウェブサイト microsoft.com/hyper-v(英語)
を参照してください。
メモ: Hyper-V ベータから Hyper-V RTM へのアップグレードは Hyper-V の役
割には適用されますが、Hyper-V Server 2008 には適用されません。
重要情報ガイド 9
Windows Server 2008 x64 Edition Hyper-V の役割を有効にする方法
Windows Server 2008 x64 Edition
がフルインストールされた環境に
Hyper-V
の役割をインストールするには、次の手順を実行します。
1
システム
BIOS
で必要なハードウェア機能が有効に設定されているこ
とを確認します。
2
管理者権限のあるアカウントを使用して、
Windows Server 2008
x64 Edition
OS
にログオンします。
3
スタート
管理ツール
サーバーマネージャ
の順にクリックして、
サーバーマネージャ
を起動します。
4 Add Roles
(役割の追加)
をクリックして
Add Roles Wizard
(役割の追加ウィザード)を起動します。
5
1-1
に示されているように
Hyper-V
を選択し、
Next
(次へ)をクリックします。
Create Virtual Networks
(仮想ネットワークの作成)ページが表
示されます。
10 重要情報ガイド
1-1 Hyper-V の役割を選択するページ
6
1-2
に示されているようにネットワークアダプタの
1
つを選択し、
Next
(次へ)をクリックします。
メモ:
Hyper-V Role Wizard
Hyper-V
の役割ウィザード)では、仮想
ネットワークを作成せずに
Hyper-V
の役割を設定することができます。
仮想ネットワークは、あとで
Hyper-V Manager Console
Hyper-V
マネー
ジャコンソール)から
Virtual Network Manager
(仮想ネットワークマ
ネージャ)を使用して作成することが可能です。
仮想コンピュータが外部ネットワーク上で通信できるようにするに
は、システム上の物理ネットワークアダプタにバインドされる仮想
ネットワークを少なくとも
1
つ作成する必要があります。仮想ネット
ワークは、
Hyper-V Manager Console
Hyper-V
マネージャコン
ソール)内で利用できる
Virtual Network Manager
(仮想ネット
ワークマネージャ)を使用して、作成、変更、または削除できます。
メモ: ホストサーバーを中断なく管理するには、仮想ネットワーク
がまったく関連付けられていない物理ネットワークアダプタを少な
くとも 1 つ予約しておくことをお勧めします。
重要情報ガイド 11
1-2 仮想ネットワークを作成するページ
7
画面の指示に従って役割のインストールを完了します。
8
指示メッセージが表示されたらシステムを再起動します。
Hyper-V
の役割のインストールが完了しました。
このシステムの仮想環境を管理するために、
Hyper-V
マネージャ
Microsoft
管理コンソール(
MMC
)をローカルまたはリモートから使用
できます。
Windows Server 2008 x64 Edition
がサーバーコアインストールされた環
境に
Hyper-V
の役割をインストールするには、次の手順を実行します。
1
システム
BIOS
で必要なハードウェア機能が有効に設定されているこ
とを確認します。
2
管理者権限のあるアカウントを使用して、
Windows Server 2008
x64 Server Core Edition
OS
にログオンします。
12 重要情報ガイド
3
コマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。
start /w ocsetup Microsoft-Hyper-V
4
指示メッセージが表示されたらシステムを再起動します。
Hyper-V
の役割のインストールがこれで完了しました。
サーバーコア上の
Hyper-V
の役割を管理するには、リモート
Hyper-V
マネージャコンソールを使用できます。
Hyper-V Server 2008
Hyper-V Server 2008
は、仮想化を
1
つの役割として実行するように設計
されたハイパーバイザベースの仮想化テクノロジであり、
Hyper-V
を役割
として備えた
Windows
®
2008 x64 Standard Server Core
に基づくスタン
ドアロンの
OS
です。
メモ Dell PowerEdge サーバーに Hyper-V Server 2008 をインストールする手
順については、デルサポートサイト support.dell.com で、『再インストール
用』メディアを使用した Microsoft Hyper-V
Server 2008 のインストール』
および『Dell
Systems Management Tools and Documentation メディアを使用
した Microsoft Hyper-V Server 2008 のインストール』を参照してください。
Hyper-V Server 2008
の詳細については、
Microsoft
のウェブサイト
microsoft.com/servers/hyper-v-server/default.mspx
を参照し
てください。
メモ Windows Server 2008 x64 上の Hyper-V の役割をサポートするサーバー
はすべて、Hyper-V Server 2008 もサポートしています。
Hyper-V Server 2008 上の Hyper-V 設定ツール
Hyper-V
設定ツール(
HVConfig.cmd
)では、管理者はメニュー方式の
ユーザーインタフェースを使用してサーバーを設定できます。
メモ: デフォルトでは、Hyper-V 設定ツールはログイン時に自動的に起動
します。コマンドプロンプトから hvconfig コマンドを使用して設定を手動
で開始することも可能です。
重要情報ガイド 13
各メニュー項目の機能の概略は、以下のとおりです。
Domain/Workgroup
(ドメイン
/
ワークグループ)
:
ドメインまたは
ワークグループへの参加
/
離脱
Computer Name
(コンピュータ名)
:
コンピュータ名の変更
Network Settings
(ネットワークの設定)
:
IP
アドレスを静的または動的(
DHCP
)に設定
DNS
サーバーの設定または設定クリア
Add Local Administrator
(ローカル
Administrator
の追加)
:
既存のユーザーをローカル
Admin
グループに追加
Windows Update Settings
Windows Update
の設定)
: Manual
(手動)または
Automatic
(自動)に設定
Download and Install Updates
(アップデートのダウンロードとイ
ンストール)
: Windows Updates
の手動ダウンロード
Remote Desktop
(リモートデスクトップ)
: Remote Access
(リモートアクセス)システムの有効
/
無効の切り替え
Hyper-V Server 2008 上での仮想コンピュータの作成と管理
Hyper-V Server 2008
上で仮想コンピュータを作成および管理するには、
リモートの
Hyper-V Manager
または
Virtual Machine Manager 2008
ンソールを使用します。
Hyper-V Server 2008
上での仮想コンピュータの
作成および管理の詳細については、
Microsoft
のウェブサイト
microsoft.com/servers/hyper-v-server/default.mspx
を参照し
てください。
14 重要情報ガイド
Hyper-V の役割および Hyper-V Server 2008 の既
知の問題と解決方法
サポートされている Dell サーバー上に Hyper-V 仮想コンピュータを作成
できない
ハードウェアによる仮想化支援機能は、
Hyper-V
をインストールする際の
前提条件の
1
つです。
Hyper-V
の役割の設定ウィザードを使用すれば、
ステム
BIOS
でハードウェアによる仮想化支援機能
Intel-VT
または
AMD-V
が無効に設定されていても、
Hyper-V
の役割をインストールする
ことができます。仮想コンピュータの作成または起動を試みると、次のエ
ラーメッセージが表示される場合があります。
Virtual machine
failed to initialize
.
(仮想コンピュータの初期化に失敗しました。
この問題を回避するには、
BIOS
で仮想化テクノロジ機能が有効に設定さ
れていることを確認し、システムを再起動します。
Hyper-V
ハイパーバイ
ザが正常にロードされます。
Windows Server 2008 x64 Edition 用のデルのリカバリメディアを使用してイン
ストールしたゲスト OS がライセンス認証を求める
仮想化環境でゲスト
OS
を作成する際には、仮想
PID
キーを入力する必要
があります。
Windows Server 2008
用のデルのリカバリメディアを使用して
Windows
Server 2008
ゲスト
OS
のインストールを行った場合は、
OS
のライセンス
認証が必要です。ゲスト
OS
のライセンス認証は、次の手順で行います。
1
ゲスト
OS
を起動し、新しい
Product Key
(プロダクトキー)を入力
するオプションを選択します。
システムの
COA
ラベルの右側にある
Virtual
Key
(仮想キー)
を入力します。
メモ: Virtual Key(仮想キー)は Product Key(プロダクトキー)
とは別です。どちらも COA ラベルに記載されています。
重要情報ガイド 15
2
Virtual Key
(仮想キー)を入力したら、
Microsoft
の通常のライセ
ンス認証方法で
Windows Server 2008
ゲスト
OS
のライセンス認証
を行います。仮想コンピュータがインターネットに直接アクセスで
きる場合は、インターネット経由で自動的に認証できます。または、
電話で行うことも可能です。
メモ: Windows Server 2008 のライセンス認証の詳細については、
Microsoft のウェブサイト microsoft.com/windowsserver2008 を参照して
ください。
メモ: これは、デルのリカバリメディアを使用して行われるゲスト OS
インストールにのみ該当します。
ある Windows Server 2008 Edition から別の Edition への In-place アップグレード
(修復セットアップ)
デルでは、ホストの
OS
をある
Windows Server 2008 x64 Edition
から別
Edition
In-place
アップグレード(修セットアップ)する理をサ
ポートしています。ただし、既存の
Hyper-V
仮想コンピュータの仮想コ
ンピュータ設定は、アップグレードに失れる可能性があります。
仮想コンピュータ設定が失れないようにするには、
In-place
アップグ
レード(修セットアップ)を行う前に、
Hyper-V
マネージャのエクス
ポート
/
インポート機能を使用して、既存の仮想コンピュータ設定をネッ
トワーク上の場にエクスポートします。次に、アップグレードが完了し
たら仮想コンピュータ設定をインポートします。
Hyper-V ベータで英語以外(non-US)のロケール設定を使用すると、
Hyper-V の役割のインストールが失敗する
英語以外(
non-US
)のロール設定を使用して
Hyper-V
ベータの役割を
インストールすると、
Hyper-V
が初期化しません
英語以外(
non-US
)のロール設定を使用した
Hyper-V
の役割のインス
トールは
Hyper-V RTM
バージョンでのみサポートされており、
Hyper-V
ベータバージョンではサポートされていません
16 重要情報ガイド
お使いのシステムに付属の Hyper-V ベータバージョンに関する Windows
Server 2008 のドキュメント
OS
キットに加えて、次の情報が記載されたドキュメントがシステムに
しています。
This copy of Windows Server
®
2008 contains
a beta version of Hyper-V™, the hypervisor-based
virtualization feature.The final version of this
feature will be released in the near future and will
be available for download on Windows Update
.
Windows Server
®
2008
のインストールに使用するこのメディアには、
ハイパーバイザベースの仮想化機能である
Hyper-V™
のベータバージョ
ンが収録されています。この機能の終バージョンは将来リリース
され、
Windows Update
からダウンロードできるようになる定です。
この機能の終バージョンは、
Microsoft
のサポートサイト
support.microsoft.com
からダウンロードできます。
Power Edge R805 システムで Windows Vista または Windows Server 2008 のゲ
スト OS インストールを行うと、ブルースクリーン(BSOD)になる
PowerEdge R805
システムのローカルのオプティカルドライブから起動
するように設定された
Hyper-V
仮想コンピュータに
Microsoft Windows
Vista
®
または
Windows Server 2008
をゲスト
OS
としてインストールし
ようとすると、ホストの
OS
がクラッシュし、
0xD1
または
0x3D
のバグ
ェックエラーが表示される場合があります。
この問題は、
Windows Server 2008
のインストールメディアにまれて
いるデフルトップセットドライバ内のバグが原因発生します。
この問題を解決するには、ホストの
Windows Server 2008 x64
上の
nVidia Chipset IDE/SATA
ドライバを
PowerEdge R805
システムに使用でき
新バージョンにアップデートします。新バージョンは、デルサポー
トサイト
support.dell.com
で入手できます。
重要情報ガイド 17
Hyper-V のゲスト OS のインストールを DRAC 経由で行うと、インストール
が失敗し、エラーメッセージが表示される
OS
ISO
イメージを
Hyper-V
システムの
DRAC4
または
DRAC5
の仮想
メディアにリモートから付け
Hyper-V
Windows Vista
または
Windows Server 2008
のゲスト
OS
をインストールしようとすると、イン
ストールが失敗し、次のメッセージが表示される場合があります。
A required CD/DVD drive device driver is missing.
If you have a driver floppy disk, CD, DVD, or USB flash
drive, please insert it now
(必要な
CD/DVD
ドライブのデバイ
スドライバがつかりません。ドライバのフロッピーディスク、
CD
DVD
、または
USB
フラッシュドライブがある場合は、
入してください。
この問題を解決するには、デルサポートサイト
support.dell.com
から新バージョンのフームウェアをダウンロードしてください。
メモ ファームウェアバージョンの最小要件は、DRAC 4 では 1.61DRAC 5
では 1.4.0 です。
Intel Broadcom のネットワークアダプタで Hyper-V VLAN 機能が使えない
Hyper-V
VLAN
機能を使用して
VLAN
のタグ付けを有効にすると、
パーティションおよびパーティションと外部ネットワークとの
ネットワーク接が失れるおれがあります。この問題は、
Intel
シン
グルポートとデュアルポート、および
Broadcom Gigabit
ネットワークア
ダプタでのみ発生します。
この問題を解決するには、デルサポートサイト
support.dell.com
から新バージョンのネットワークドライバをダウンロードし、
インストールしてください。
メモ: ネットワークドライババージョンの最小要件は、Broadcom NIC
では 12.6.0Intel NIC では 11.0 です。
18 重要情報ガイド
Hyper-V の仮想ネットワークが Broadcom ネットワークアダプタおよび BACS
ベースのチーム化と VLAN を使用する環境で機能しない
Broadcom Advanced Control Suite
BACS
)ソフトウェアを使用して、
複数のアダプタをーム化し、フールトトレランスと負荷バランシング
機能を実できます。
BACS
ベースのーム化または
VLAN
で設定されて
いるネットワークアダプタにバインドされている
Hyper-V
仮想ネット
ワークは機能せず、仮想コンピュータから外部ネットワークへのネット
ワークトラフィックを妨げる場合があります。
この問題を解決するには、下イドラインに従い、
BACS
ーム化
ユーティリティを使用して、
Broadcom NetXtreme II
®
アダプタをーム
化する必要があります。
ームを作成し、次にームを
Hyper-V
仮想ネットワークに割り
てます。
Hyper-V
仮想ネットワークに割りみのアダプタをームに加
えないでください。
メモ: ネットワークドライババージョンの最小要件は、Broadcom NIC
12.6.0 です。
Hyper-V
がサポートしている
Broadcom
ームのタイプは次のとおり
です。
Smart Load Balancing
(スマートロードバランス)およびフェイル
オーバー(成はプライマリとスタンバイ各
1
のみ)
リンク集約
IEEE 802.3ad LACP
通有中継
FEC/GEC
802.3ad Draft Static
Hyper-V
には以下の制約があります。
Hyper-V
仮想ネットワークに割りみの
TOE
が有効に設定され
ているームは、
TOE
BACS
コンソールにおるオフロード機能
として報する場合がありますが、
Hyper-V
がこの機能をまだサ
ポートしていないため、ームの
TOE
機能は使用できません
IPv6
ネットワークでは、
Hyper-V
仮想ネットワークに割りてられ
ている
Checksum Offload
CO
)および
/
または
Large Send
Offload
LSO
)をサポートするームは、
CO
LSO
BACS
コン
ソールにおるオフロード機能として報する場合がありますが、
Hyper-V
IPv6
ネットワークにおるこれらの機能をサポートして
いないため、ームの
CO
LSO
の機能は使用できません
重要情報ガイド 19
BACS
ーム化ソフトウェアを使用してホスト(パーティション)
とゲスト(パーティション)の方に
VLAN
のタグ付けを正常に
行うには、ームをタグ付け用に設定する必要があります。単一
アダプタを使用する
VLAN
のタグ付けとはなり、
BACS
ソフト
ウェアの使用
Hyper-V
でタグ付けを管理することはできません
Hyper-V 仮想ネットワークが Intel ネットワークアダプタおよび PROSet
ベースのチーム化と VLAN を使用する環境で機能しない
デルから提供された
Intel PROset
ソフトウェアを使用して、複数のアダ
プタをーム化し、フールトトレランスと負荷バランシングを実し、
複数
VLAN
タグを物理ネットワークアダプタに指定することができま
す。
PROSet
で設定されたアダプタを使用して
Hyper-V
仮想ネットワーク
の設定を試みると、問題が発生する場合があります。また、
PROSet
ベー
スのーム化または
VLAN
で設定されているネットワークアダプタにバ
インドされている仮想ネットワークは機能せず、仮想コンピュータから外
部ネットワークへのネットワークトラフィックを妨げる場合があります。
この問題を解決するには、デルサポートサイト
support.dell.com
から
新バージョンの
Intel
ネットワークドライバをダウンロードし、インス
トールしてください。
メモ: Intel ネットワークドライババージョンの最小要件は、11.0 です。
Hyper-V 仮想ネットワークの作成時に静的 IP 設定情報が失われる
外部仮想ネットワークを作成し、れをパーティション内で静的設定を
使って設定されている物理ネットワークアダプタにバインドすると、静的
設定が失れる場合があります。
これは設計おりの正常な動作です。
Hyper-V
ネットワークマネージャを
使用して仮想ネットワークの作成を試みると、この動作を警告するメッ
セージが表示されます。
この問題を回避するには、パーティションで作成した新しい仮想ネット
ワークアダプタ上に静的設定を手動で再設定します。
この問題を防には、必要な仮想ネットワークを作成したで、パー
ティションのネットワークアダプタに静的ネットワーク設定を設定するこ
とをおめします。
20 重要情報ガイド
Hyper-V 仮想ネットワークの作成時にリモートネットワーク接続が失われる
外部仮想ネットワークを物理ネットワークアダプタにバインドすると、仮
想ネットワークの作成にリモートネットワーク接一時的に失れる
場合があります。この問題は、新しい仮想ネットワークがバインドされて
いた物理ネットワークアダプタが
Hyper-V
ホストへのリモートネット
ワーク接によって使用される場合に発生します。
これは設計おりの正常な動作です。んどの場合、リモート接は自
動的に再確されます。この問題を回避するには、パーティション内の
定のネットワークアダプタを厳密にシステム管理用とすることをお
めします。管理ネットワークアダプタは、
Hyper-V
仮想ネットワー
クにもバインドしないでください。また、リモート接が必要な場合は、
この管理
NIC
IP
アドレスを使用してパーティションへのリモート接
を設定する必要があります。
Hyper-V Server 2008 のインストール中に Product Key(プロダクトキー)
の入力が要求される
Hyper-V Server 2008
のインストール、次の場合に
Product Key
(プロダクトキー)の入力が要されます。
Hyper-V Server 2008
を無インストールする際に、
unattended.xml
イル内に製品
ID
を入力したにもかか
Product Key
(プロダクトキー)の入力が要されます。
sysprep/oobe
コマンドを実行すると、システムの再起動
Product Key
(プロダクトキー)の入力が要されます。
この問題を解決するには、
<root>\Sources\PID.txt
にある
OS
のインス
トールメディアの
Product Key
(プロダクトキー)を使用してください。
仮想コンピュータのリモート接続に関する問題
Hyper-V
マネージャを使用して仮想コンピュータの作成または起動を試み
ると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。
Cannot
connect to the virtual machine because the
authentication certificate is expired or invalid.
(認証証明書が期限切れまたは無効のため、仮想コンピュータに接
できません
この問題を解決するには、
Microsoft
サポートオンラインのウェブサイト
support.microsoft.com\kb
で文書番号
967902
を参照してください。
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