HIKMICRO Viewer User Manua

ブランド: HIKMICRO

モデル: Viewer

タイプ: User Manua

HIKMICRO Viewer Androidモバイルクライアント

ユーザーマニュアル

HIKMICRO Viewer Androidモバイルクライアントユーザーマニュアル

法的情報

本マニュアルについて

本マニュアルには製品の使用および管理についての指示が含まれています。ここに記載されている写真、

表、画像およびその他すべての情報は説明のみを目的としています。本マニュアルに含まれる情報は、ファ

ームウェア更新やその他の理由で通知なく変更されることがあります。このマニュアルの最新版は、

HIKMICRO Webサイト(http://www.hikmicrotech.com)でご確認ください。

本マニュアルは、本製品をサポートする訓練を受けた専門家の指導・支援を受けた上でご使用ください。

商標

およびその他のHIKMICROの商標とロゴは、様々な裁判管轄地域におけ

るHIKMICROの所有物です。

言及されているその他の商標およびロゴは、各権利保有者の所有物です。

免責事項

適用法で認められる最大限の範囲で、本マニュアルおよび説明されている製品（ハードウェア、ソフトウェ

ア、および本製品を含む）は、[現状のまま]および[すべての欠陥とエラーがある]状態で提供されます。

HIKMICROでは、明示あるいは黙示を問わず、商品性、満足な品質、または特定目的に対する適合性

などを一切保証しません。本製品は、お客様の自己責任においてご利用ください。HIKMICROは、本製

品の利用に関連する事業利益の損失や事業妨害、データの損失、システムの障害、文書の損失に関す

る損害を含む特別、必然、偶発または間接的な損害に対して、それが契約に対する違反、不法行為

(過失を含む)、製品の責任または製品の使用に関連するものであっても、たとえHIKMICROがそうした損

害および損失について通知を受けていたとしても、一切の責任を負いません。

お客様は、インターネットにはその性質上固有のセキュリティリスクがあることを了解し、異常動作、プライ

バシーの流出、またはサイバー攻撃、ハッカー攻撃、ウィルス感染等のインターネットセキュリティリスクによる

損害について、HIKMICROは一切責任を負いません。ただし、必要に応じてHIKMICROは適時技術的サ

ポートを提供します。

お客様には、すべての適用法に従って本製品を利用し、さらにご自分の利用法が適用法を順守している

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ことを確認する責任があります。特に、肖像権、知的財産権、またはデータ保護等のプライバシー権を非

限定的に含むサードパーティの権利を侵害しない手段で本製品を利用する責任があります。大量破壊

兵器の開発や生産、化学兵器・生物兵器の開発や生産、核爆発物や危険な核燃料サイクル、または

人権侵害に資する活動を含む、禁じられている最終用途の目的で本製品を使用してはなりません。

本マニュアルと適用法における矛盾がある場合については、後者が優先されます。

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iii

記号の定義

本書で使用されている記号は以下のように定義されます。

記号の

説明

危険

回避しないと、死亡または重傷を招く可能性のある危険な状況を示しま

す。

注意

潜在的に危険となりうる状況を表しており、防止できなかった場合、機器

の損傷、データの消失、性能劣化など、予測不能な結果が生じる可能

性があります。

注意

本文中の重要点を強調したりそれを補う追加情報を提供します。

HIKMICRO Viewer Androidモバイルクライアントユーザーマニュアル 
iv 
目次 
第1章 はじめに ............................................................................................................................. 1 
第2章 モバイルクライアントのダウンロード ........................................................................................ 2 
第3章 デバイスへのログイン ............................................................................................................ 3 
3.1 携帯タイプサーモグラフィー .................................................................................................... 3 
3.1.1  検出されたオンラインデバイスにログインする ................................................................ 3 
3.1.2  デバイスへの手動ログイン ............................................................................................ 4 
3.1.3  デバイスのアクティベート ............................................................................................... 5 
3.2  スマートフォン用サーモグラフィー ............................................................................................... 6 
3.2.1  スマートフォン用サーモグラフィーにログインする .............................................................. 6 
3.3  デバイス設定 .......................................................................................................................... 6 
第4章 ライブビュー ......................................................................................................................... 9 
4.1  サーマル/光学ビューの切り替え ............................................................................................... 9 
4.2  フュージョンモードの設定 ....................................................................................................... 10 
4.3  温度測定パラメーターの設定 ................................................................................................ 11 
4.4  ライブビューでのスポット温度測定 ......................................................................................... 11 
4.5  ライブビューでのフレーム温度測定 ......................................................................................... 13 
4.6  ライブビデオ画像のパレット設定 ........................................................................................... 14 
4.7  レベル＆スパンの調整 .......................................................................................................... 15 
4.8  手動ビデオ録画および画像のキャプチャー ............................................................................ 15 
4.9  双方向オーディオの開始 ....................................................................................................... 16 

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v 
第5章 アラーム通知 ..................................................................................................................... 18 
第6章 画像とビデオ管理 ............................................................................................................. 19 
6.1  画像の表示 ......................................................................................................................... 19 
6.2  デバイスで画像やビデオを閲覧 ............................................................................................. 21 
6.3  キャプチャー画像のサーマル/光学ビューの切り替え ................................................................ 22 
6.4  キャプチャー画像の温度測定パラメーター設定 ...................................................................... 24 
6.5  キャプチャー画像のスポット温度測定 ................................................................................... 25 
6.6  キャプチャー画像のフレーム温度測定 .................................................................................... 26 
6.7  キャプチャー画像のアラーム温度設定 .................................................................................... 27 
6.8  キャプチャー画像のパレット設定 ............................................................................................ 29 
6.9  レポートの生成 ..................................................................................................................... 30 
6.10  ビデオの表示 ...................................................................................................................... 31 
6.11  画像とビデオの共有 ........................................................................................................... 32 
6.12  画像とビデオの削除 ........................................................................................................... 33 
第7章 ローカル設定 .................................................................................................................... 34 
A.  一般素材の放射率リファレンス ................................................................................................ 36 

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第1章はじめに

概要

HIKMICRO ViewerモバイルクライアントはWi-Fi/3G/4Gネットワーク経由で携帯タイプのサーモグラフィーをリ

モートで管理・制御できるほか、Type-Cで接続されたスマートフォンでサーモグラフィーを使用することが可能

です。モバイルクライアントのデバイスにログインすると、ライブビデオの表示、温度変化の検出、リアルタイ

ムの温度測定、キャプチャーされた画像上のポイントとエリアの温度の測定、キャプチャーされた画像の分

析レポートの生成などの操作を実行できます。

注意

● Wi-Fi、3G、または4Gアクセスサービスは、スマートフォンまたはタブレットでサポートされている必要があり

ます。

● モバイルクライアントを使用すると、ネットワークトラフィック料金が発生する場合があります。これについ

てはご利用のISPにお尋ねくさだい。

システム要件

Android 7.0以降のバージョン

本書内の決まり

記載を簡潔にするために、以降の章では「HIKMICRO Viewer モバイルクライアント」を「モバイルクライアン

ト」、「スマートフォン用サーモグラフィーおよび携帯タイプのサーモグラフィー」を「デバイス」と定義することとしま

す。

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第2章モバイルクライアントのダウンロード

モバイルクライアントは、以下の方法でダウンロードできます。

Android

以下のQRコードをスキャンして、モバイルクライアントをダウンロードしてください。

図2-1 QRコード

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第3章デバイスへのログイン

このソフトウェアでは、携帯タイプのサーモグラフィーを検索するための2つの方法を提供しています。ひとつは、

IPアドレスを手動で入力してデバイスを検索する方法、もうひとつはスマートフォンまたはタブレットと同じ

LAN内のデバイスを自動的に検出する方法です。接続してデバイスにログインすると、温度測定やデバイス

のファームウェアのバージョンアップなどの操作をアプリケーション上で行うことができます。スマートフォン用サー

モグラフィーの場合、デバイスにログインした後、アプリケーション上でライブビューや温度測定などの操作を

行うことができます。

3.1 携帯タイプサーモグラフィー

3.1.1 検出されたオンラインデバイスにログインする

スマートフォンと同じローカルエリアネットワーク（LAN）内のデバイスは自動的に検出され、そのうちの1つを

選択してログインすることができます。

ステップ

注意

● サーモグラフィ自動化カメラ、サーモグラフィキューブカメラ、およびセキュリティサーマルカメラの場合、手

動でのみログインできます。詳細については、

デバイスへの手動ログイン

を参照してください。

1.ホームページで、携帯端末をタップします。

デバイスとスマートフォンを同じLANに接続するための3つの方法が、以下のようにページに表示されま

す：

● 方法1：デバイスをスマートフォンのホットスポットに接続します。

● 方法2：スマートフォンをデバイスのホットスポットに接続します。

● 方法3：デバイスとスマートフォンを同じWi-Fiに接続します。

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注意

デバイスをスマートフォンに接続するのが初めてでない場合は、ヘルプをタップして、デバイス接続の手順

を確認できます。

2.接続方法を選択し、ウィザードに従ってスマートフォンとデバイスを同じLANに接続してください。

ソフトウェアはスマートフォン（またはタブレット）と同じLAN内にあるデバイスの検索を開始し、検出され

たデバイスが表示されます。

3.デバイスを選択します。

4.デバイスがアクティベートされていない場合は、アクティベートしてください。

注意

● デバイスがアクティベートされている場合は、この手順をスキップしてください。

● デバイスをアクティベートする方法の詳細については

デバイスのアクティベート

を参照してください。

5.ポップアップウィンドウでデバイスのパスワードを入力し、確認をタップしてデバイスにログインします。

注意

アクティベートするとデバイスのパスワードが作成されます。詳細については、

デバイスのアクティベート

を参

照してください。

3.1.2 デバイスへの手動ログイン

ソフトウェアがスマートフォン（またはタブレット）と同じLAN内のデバイスを検出できない場合は、デバイス

に手動でログインしてみてください。

始める前に

デバイスとスマートフォン（またはタブレット）が同じLANにあること、またはデバイスがスマートフォンのホット

スポットに接続されていることを確認してください。

ステップ

1.ホームページで、携帯端末 → 手動ログインをタップして、手動ログインページを開きます。

2.デバイスのIPアドレスを入力します。

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注意

デバイス上で設定 → デバイス情報を開くことで、デバイスのIPアドレスを確認することができます。

3.デバイスパスワードを入力してください。

注意

デバイスの初期パスワードはabcd1234です。

注意

製品のセキュリティを高めるため、ご自分で選択した強力なパスワード (大文字、小文字、数字、特殊

記号のうち、少なくとも3つのカテゴリで構成された文字を8文字以上含むパスワード) を設定するよう

強くお勧めします。また、定期的にパスワードを変更することを推奨します。特にセキュリティ要件の高い

システムでは、毎月または毎週パスワードを変更すると、より安全にデバイスを保護できます。

4.確認をタップしてデバイスにログインします。

デバイスがすでにアクティベートされている場合は、デバイスに直接ログインできます。

デバイスがアクティベートされていない場合は、まずアクティベートする必要があります。デバイスのアクティ

ベートの詳細については、

デバイスのアクティベート

を参照してください。

3.1.3 デバイスのアクティベート

デバイスにログインした際、デバイスがアクティベートされていなければ、デバイスをアクティベートするよう指示

するポップアップウィンドウが開きます。

ステップ

注意

デバイスにアクセスする前に、デバイスをアクティベートする必要があります。

1.デバイスにログインします。詳細については、

検出されたオンラインデバイスにログインする

および

デバイス

への手動ログイン

を参照してください。

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2.ウィンドウでアクティベートをタップし、デバイスのアクティベートウィンドウを開きます。

3.デバイスのパスワードを作成し、パスワードを確認します。

注意

ソフトウェアによって自動的にパスワード強度が判断されます。データセキュリティを向上させるために、強

力なパスワードを使用するよう強くお勧めします。強度の高いパスワードは、8～16文字の範囲で、数字、

英字小文字、大文字、特殊文字から少なくとも2種類を含みます。

4.アクティベートをタップして、デバイスをアクティベートします。

3.2 スマートフォン用サーモグラフィー

3.2.1 スマートフォン用サーモグラフィーにログインする

スマートフォン用サーモグラフィーは、Type-Cプラグ付きのIR（赤外線）サーマル画像アクセサリです。デバイ

スにログインすると、ソフトウェアで温度測定などの操作を実行できます。

スマートフォン用サーモグラフィーをお使いのスマートフォンのType-Cポートに挿入すると、デバイスが自動的に

ログインし、ライブビューが開きます。

注意

ライブビューページでは、をタップすることでホームページに戻ります。ホームページに戻った後、スマートフォン

用サーモグラフィーのプラグが抜かれていなければ、スマートフォン用サーモグラフィーをタップすることで再びラ

イブビューを開くことができます。

3.3 デバイス設定

デバイス設定ページでは、デバイス情報の表示、デバイス名の編集、デバイスファームウェアのアップグレード、

ライブビューオーディオの制御、アラーム通知の制御、およびデバイスからのログアウトを行うことができます。

デバイスにログインした後、をタップするとデバイス設定ページが開きます。

以下の機能は、スマートフォン用サーモグラフィーのみ対応しています。

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単位

温度の単位として、摂氏、ケルビン、華氏を選択できます。

高温

高温のスイッチがオンになっている時は、アラームしきい値が有効になります。必要に応じてしきい値を

設定できます。ライブビューで設定された値以上の温度をデバイスが検出すると、画面上部に高温アラ

ームアイコンが表示されます。お使いのスマートフォンが振動し、その間、事前設定されたプロンプト音が

再生されます。

注意

● この機能は、スマートフォン用温度スクリーニングサーモグラフィとスマートフォン用サーモグラフィの両方

でサポートされています。

● スマートフォン用温度スクリーニングサーモグラフィの場合、有効なしきい値の範囲は30～40℃です。

デフォルト値は37.5℃です。

● スマートフォン用サーモグラフィの場合、有効なしきい値の範囲は20～500℃です。デフォルト値は

55℃です。

● スマートフォン用サーモグラフィの場合、ライブビデオ画像に複数のフレームが設定されており、そのフレー

ムのいずれか1つで最初に温度異常が検出されて高温アラームがトリガーされた場合、他のフレームか

らは高温アラームはトリガーされません。

体表温度の測定

体表温度の測定を有効にすると、体表温度が自動的に中核体温に調整されます。

QSG

スマートフォン用サーモグラフィーのクイックスタートガイドをご確認ください。

工場出荷状態へのリセット

デバイスの工場出荷状態での設定を復元します。

以下の機能は、携帯タイプのサーモグラフィーのみ対応しています。

デバイス情報の表示

デバイスモデル、シリアル番号、現在のデバイスファームウェアバージョンなどのデバイス情報を確認できま

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す。

デバイス名の編集

デバイスの名前をカスタマイズすることで、オンラインデバイスを検索するときに、他のデバイスと区別する

ことができます。

注意

デバイス名には1～16文字を含める必要があります。

デバイスのアップグレード

デバイスファームウェアの新しいバージョンが利用可能になると、デバイスのアップグレードフィールドに赤く

新しいバージョンと表示されます。

新しいバージョンをタップし、プロンプトにしたがってアップグレードパッケージをダウンロードし、デバイスのファ

ームウェアをアップグレードすることができます。

注意

● アップグレードパッケージのダウンロードは、ワイドエリアネットワーク（WAN）でのみ利用できます。スマ

ートフォンがWANに接続されていない場合は、最初にWANに切り替える必要があります。

● アップグレードが完了すると、デバイスは自動的に再起動します。また、再起動中は、デバイスは一時

的にログインできなくなります。

ライブビューオーディオの制御

サウンドをオンにして、デバイスのライブオーディオを受信して再生することができます。

アラーム通知の制御

アラーム通知をオンにしてデバイスから高温アラーム通知を受信することができます。詳細については、

ア

ラーム通知

を参照してください。

注意

デバイス上でアラームしきい値などのアラーム設定を有効にして設定が行われていることを確認してくださ

い。そうしないと、アラーム通知がソフトウェアでオンになっていても、通知を受け取ることはできません。ア

ラーム設定の詳細については、デバイスのユーザーマニュアルを参照してください。

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第4章ライブビュー

デバイスにログインすると、デバイスのライブビデオが自動的に再生されます。パレットの設定、温度測定、

キャプチャーと録画などの操作を実行できます。

注意

● 携帯タイプのサーモグラフィーでは、ライブビュー中、 /をタップすると画面の向きをロック/アンロックで

きます。

● スマートフォン用サーモグラフィーについて、デバイスがライブビューで設定された値以上の温度を検出する

と、画面上部に高温アラームアイコンが表示されます。お使いのスマートフォンが振動し、その間、事前

設定されたプロンプト音が再生されます。

4.1 サーマル/光学ビューの切り替え

画像モードは、サーマルモード、光学モード、PIPモード、および複合モードの間で切り替えることができます。

この機能は、携帯タイプのサーモグラフィーのみ対応しています。

ツールバーの以下のアイコンをタップして、画像モードを切り替えます。

注意

表示されるアイコンは、デバイスの機能によって異なります。

表4-1 画像モードの説明

アイコン

名前

説明

サーマル

サーマルモードでは、デバイスはサ

ーマルビューを表示します。

PIP

PiP（Picture in Picture）モード

では、デバイスは光学ビュー内に

サーマルビューを表示します。

光学

光学モードでは、デバイスは光学

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アイコン

名前

説明

ビューを表示します。

組み合わせ

複合モードでは、デバイスはサー

マルチャンネルと光学チャンネル

を組み合わせたビューを表示しま

す。

混合

可視光比率を調節するには右/

左にドラッグします。

4.2 フュージョンモードの設定

視覚と熱のフュージョン画像は、ビジュアルイメージと特徴抽出を改善することを目的として、シーンの2つの

画像を組み合わせたものです。ライブビデオ画像の鮮明さを向上させるために、画像キャリブレーションによ

ってフュージョン設定を変更することができます。

注意

この機能は、スマートフォン用サーモグラフィでのみサポートされています。

ライブビューページの上部で、左にスワイプするか、フュージョンをタップすると、フュージョンモードに入ります。

注意

初めてフュージョン機能を使用する場合は、画像のキャリブレーションを行う必要があります。

をタップして写真を撮り、サーマル画像と一致するように写真のサイズと位置を調整し、保存をタップし

て以前のフュージョン設定を変更します。

注意

距離や視野などの原因で画像の融合が失敗した場合は、対象までの距離を調整することができます。

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4.3 温度測定パラメーターの設定

温度測定の前に、放射率、バックグラウンド温度、バックグラウンド温度などの温度測定パラメーターを設

定する必要があります。不適切な温度測定パラメーターは、温度測定の精度に影響します。

ステップ

1.ツールバーを左にスワイプすると、ツールバー上のすべてのアイコンが表示されます。

2. をタップして、続いて表示されるアイコンをタップして、温度測定パラメーターを設定します。

値をターゲット素材の放射率に設定します。

注意

素材の表面の放射率は、熱放射としてエネルギーを放出する効率です。

一般的な材料の放射率については、

一般素材の放射率リファレンス

を参

照してください。

対象とデバイス間の直線距離（単位：m）を設定します。

環境の平均温度（単位は℃）を設定します。携帯タイプのサーモグラフィ

ーのみ対応しています。

温度単位を設定します。摂氏、華氏、またはケルビンを選択できます。携

帯タイプのサーモグラフィーのみ対応しています。

4.4 ライブビューでのスポット温度測定

ソフトウェアは、ライブビデオ画像の温度が最高のスポット、最低のスポット、中央のスポットを見つけること

ができます。そうしたスポットの気温はライブビューでリアルタイムに確認できます。

注意

● 久しぶりにライブビューを開始した場合は、温度測定の精度を確保するために最初にをタップして、デ

バイスのキャリブレーションを行う必要があります。

● ライブビューでは、左下のバッテリーアイコンでデバイスのバッテリー残量を確認できます。

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中央スポット温度測定

→ とタップすると、ライブビデオ画像の中央スポットのリアルタイム温度がのよ

うに表示されます。なお、アイコンをもう一度タップすると温度が非表示になります。

ホットスポット温度測定

→ とタップすると、最高温度のスポットがのように表示され、そのリアルタイム温度として画像上に

が表示されます。なお、アイコンをもう一度タップするとスポットと温度が非表示にな

ります。

コールドスポット温度測定

→ とタップすると、最低温度のスポットがのように表示され、そのリアルタイム温度として画像上に

が表示されます。なお、アイコンをもう一度タップするとスポットと温度が非表示になり

ます。

カスタムスポット温度測定

→ とタップして、画像上にのように、カスタムスポットのリアルタイム温度を表示

することができます。をドラッグすることでスポットを移動し、さまざまな場所でリアルタイムの温度を取得

できます。またをタップするとスポットを削除します。

注意

● スマートフォン用温度スクリーニングサーモグラフィの場合、ライブビデオ画像に設定できるスポットは1つだ

けです。

● スマートフォン用サーモグラフィでは、ライブビデオ画像に最大3つまでのスポットを設定できます。

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4.5 ライブビューでのフレーム温度測定

ライブビデオ画像にフレームを設定すると、ソフトウェアがフレームの最高温度、最低温度、平均温度を測

定します。

ステップ

注意

● 久しぶりにライブビューを開始した場合は、温度測定の精度を確保するために最初にツールバーを右

にスワイプし、をタップして、デバイスのキャリブレーションを行う必要があります。

● ライブビューでは、左下のバッテリーアイコンでデバイスのバッテリー残量を確認できます。

1.ツールバーで → とタップし、ライブビデオ画像にフレームを設定します。

注意

● スマートフォン用サーモグラフィの場合、タップ＆ドラッグで画像に矩形の計測ツールを描くこともで

きます。

● ライブビデオ画像には最大3つまでのフレームを設定できます。

● スマートフォン用温度スクリーニングサーモグラフィの場合、ライブビデオ画像に設定できるフレームは1つ

だけです。

2.オプション: フレームを編集します。

フレームを移動

フレームをドラッグして移動します。

フレームを削除

フレームの上にある消去をタップして削除します。

形のサイズを調整

フレームの頂点をドラッグして、フレームの形状とサイズを調整します。

また、フレーム内で2本の指を広げたり縮めたりして、形やサイズを調整する

こともできます。

3.画像上のフレームの外側の領域をタップして、フレーム設定を確認します。

フレーム内の最高温度、最低温度、平均温度が表示されます。

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図4-1 フレームの温度

4.オプション: 画像をタップしてからフレームをタップして、フレームを再度編集します。

4.6 ライブビデオ画像のパレット設定

パレットは、サーマル画像の表示に使用される配色です。ホワイトホット、ブラックホット、フュージョン、レイン

ボー、アイアンボウ、レッドホット、レインなど、さまざまなパレットモードを選択できます。

注意

携帯タイプのサーモグラフィーの場合、光学モードではパレットの設定をサポートしていません。詳細について

は、

サーマル

光学ビューの切り替え

を参照してください。

をタップし、パレットモードを選択します。

ホワイトホット

高温部分が明るい色で表示されます。

ブラックホット

高温部分が黒い色で表示されます。

レインボー

目標は複数の色で表示されます。明確な温度差のないシーンに適しています。

アイアンボウ

色が黄色に近い場合は、温度が高くなります。色が紫に近い場合、温度は低くなります。このモードで

は、測定対象の輪郭がはっきりしており、ホットスポットを簡単に見つけることができます。このモードは通

常、電力業界で利用されています。

レッドホット

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