Roland TB-03 取扱説明書

カテゴリー
デジタルピアノ
タイプ
取扱説明書

Roland TB-03は、1982年に発売されたRoland TB-303を忠実に再現したサウンド・モジュールです。コンパクトで電池駆動、小型スピーカー搭載を実現し、本格的なTB-303のサウンドをどこでも気軽に楽しめます。

TB-03は、ノコギリ波と矩形波の2つの波形を搭載し、チューニング、フィルターのカットオフ周波数、ディケイ、エンベロープ・モジュレーション、オーバー・ドライブ、ディレイ、リバーブなどのパラメータを調整することができます。また、アクセントとスライドの入力も可能です。

TB-03は、パターン・ライトとステップ・レコーディングの2つのモードを搭載しており、それぞれ異なる方法でパターンを作成することができます。パターン・ライト・モードでは、TB-303のオリジナル・モードを再現し、ピッチとタイミングを別々の工程で入力することができます。ステップ・レコーディング・モード

Roland TB-03は、1982年に発売されたRoland TB-303を忠実に再現したサウンド・モジュールです。コンパクトで電池駆動、小型スピーカー搭載を実現し、本格的なTB-303のサウンドをどこでも気軽に楽しめます。

TB-03は、ノコギリ波と矩形波の2つの波形を搭載し、チューニング、フィルターのカットオフ周波数、ディケイ、エンベロープ・モジュレーション、オーバー・ドライブ、ディレイ、リバーブなどのパラメータを調整することができます。また、アクセントとスライドの入力も可能です。

TB-03は、パターン・ライトとステップ・レコーディングの2つのモードを搭載しており、それぞれ異なる方法でパターンを作成することができます。パターン・ライト・モードでは、TB-303のオリジナル・モードを再現し、ピッチとタイミングを別々の工程で入力することができます。ステップ・レコーディング・モード

日本語
取扱説明書Bass Line
TB-03
システム設定
1.
17
[FUNCTION]ボタンを押しながら
14
[VALUE]つまみを回して、パラメーター
を選びます。
17
[FUNCTION]ボタンを離すとパラメーターが確定し、値が表示されます。
2.
14
[VALUE]つまみで、値を設定します。
3.
17
[FUNCTION]ボタンを押して、システム設定を終了します。
表示 パラメーター 説明
CH
MIDI
チャンネル
1
16
OFF
MIDI 送受信チャンネルを設定します。
SYnC
MIDI
クロック・
ソース
AutO
MIDI IN 端子または USB 端子から MIDI クロックが入力された
とき、自動的に MIDI クロックにテンポが同期します(初期値)
MIDI IN 端子と USB 端子から同時に MIDI クロックが入力された
ときは、USB 端子が優先されます。
Int
本体で設定したテンポで動作します。外部機器と同期したくない
ときは、この設定にします。
NiDi
MIDI IN 端子から入力された MIDI クロックにテンポが同期し
ます。
usB
USB 端子から入力された MIDI クロックにテンポが同期します。
thrv
ソフト・
スルー
Off
On
MIDI IN 端子から入力した情報を、MIDI OUT 端子に出力する
(On:初期値)か、しない(OFF)かを設定します。
A.OFF
オート・オフ
OFF
自動的に電源が切れません。
30
(min)
30 分経つと自動で電源が切れます(初期値)
USB 接続時はオート・オフしません。
dENO
LED デモ
OFF
LED デモに入るまでの時間を設定します。(初期値:3)
1
(min)
3
(min)
10
(min)
NoDE
ステップ・レ
コーディン
グ・モード
OrG
TB-303 のパターン・ライトを再現した、オリジナル・モードで
す(初期値)
ピッチとタイミング(タイム)を別々の工程で入力するという独
特の概念であり、意図どおりのフレーズを入力するには熟練が必
要です。複雑な操作が必要な反面、意図とは違ったグルービーな
フレーズを偶然産み出すことがありますので、ぜひチャレンジし
てみてください。
StEP
TB-03 で新たに追加された、ステップ・レコーディング・モード
です。ディスプレイのステップ・ナンバーを確認しながら、ノー
トを入力します。オリジナル・モードより容易に、意図どおりの
フレーズを入力できます。初心者はこちらのモードから習得する
のがお勧めです。
Od
オーバードラ
イブ・タイプ
1
ボス OD-2 風の、ハイゲインなオーバードライブサウンドです。
2
オーソドックスなディストーション・サウンドです。
3
オーバードライブの滑らかさとディストーションの深い歪みを両
立させたサウンドです。
D.Typ
ディレイ・
タイプ
Tape
テープ・エコー
diGi
デジタル・ディレイ
Rev
リバーブ
d.SnC
ディレイ・テ
ンポ・シンク
OFF
ディレイ・タイムをテンポに同期させます(初期値:オフ)
SynC
パターンの再生/録音
11
1
2 3 4 5 76 8 9 10
12
13
14
15
16
18
19
17
20
21 22 23 24
26
25
ンド 調
操作子 説明
1
[WAVEFORM]スイッチ :ノコギリ波、 :矩形波
2
[TUNING]つまみ チューニング
3
[CUT OFF FREQ]つまみ フィルターのカットオフ(音の明るさ)
4
[RESONANCE]つまみ フィルターのレゾナンス(音のクセ)
5
[ENV MOD]つまみ エンベロープ・モジュレーション(音色変化)
6
[DECAY]つまみ ディケイ(音の長さ)
7
[ACCENT]つまみ パターンに入力したアクセントの強さ
8
[OVERDRIVE]つまみ
オーバー・ドライブを調節します。左に回しきるとオフになります。
オーバー・ドライブのタイプはシステム設定で選べます。
9
10
DELAY[TIME]/
[FEEDBACK]つまみ
ディレイ・タイムとフィードバックを設定します。[FEEDBACK]
つまみを左に回しきるとオフになります。
ディレイのタイプは、システム設定で選べます。
リバーブ選択時は、「リバーブ・タイム」と「ドライ:ウエット」
を調節します。[FEEDBACK]つまみを左に回しきるとオフにな
ります。
パターンレイ
パターンとトラックとは?
1 小節を 16 ステップに分割した演奏情報を「パターン」と呼びます。
TB-03 には 96 個の「パターン」と、パターンを並べた 7 個の「トラック」があります。
パターン・プレイ・モーにする
1.
12
[MODE]つまみを、「PATTERN PLAY」にセットします。
パターンの選
1.
11
[PATT. GROUP]つまみで、パターングループ(Ⅰ〜Ⅳ)を選びます。
数字の 1、2 のどちらを選んでも、パターングループ「Ⅰ」が選ばれます。
2.
23 24
PATT. SECTION[A][B]ボタンで、パターンセクション(A、
B、C)を選びます。
[A][B]ボタンの同時押しで、C を選べます([A][B]どちらも点灯)
3.
19
PATTERN[1]〜[8]ボタンで、パターンを選びます。
パターンの連続再生
パターン選択時に、2 つのボタンを同時に押すことで、複数のパターンを選択できます。選択したパ
ターンは、連続再生されます。再生中のパターンは点滅します。
パターンの再
1.
16
[RUN/STOP]ボタンで、パターンを再生/停止します。
パターン・ランスポーズ
1.
18
[PITCH MODE]ボタンを押しながら
19
鍵盤ボタンを押します。
テンポの設
パターン・プレイ・モードではディスプレイにテンポが表示されます。
13
[TEMPO]ボタンを押すと、テンポの小数点 2 桁を表示します。
14
[VALUE]つまみでテンポを変更することができます。
フルの設定
13
[TEMPO]ボタンを長押しすると、シャッフルの値が表示されます。
13
[TEMPO]ボタンを押しながら
14
[VALUE]つまみを回すと、シャッフルを設定することができ
ます(-50 0 50、0= シャッフル・オフ)
パターンのステプ数の一時変更
20
[TIME MODE]ボタンを押しながら
14
[VALUE]つまみを回すと、パターンのステップ数を変
更することができます(1 16)
ここでのステップ数変更は一時的なもので、保存されません。変更を保存したい場合は、「パターン
ライト」モードでステップ数を変更してください。
ステップとは ?
1 つのパターンを 16 分割したグリッドを「ステップ」と呼びます。1 ステップの長さは 16 分音符
˜
です。
トラックの再生/編集
11
1
2 3 4 5 76 8 9 10
12
13
14
15
16
18
19
17
20
21 22 23 24
26
25
パターンを並べて 1 曲分のトラックにすることができます。
ラック
トラク・プレイ・モードにす
1.
12
[MODE]つまみを、「TRACK PLAY」にセットします。
ラック
1.
11
[TRACK]つまみで、トラック(1 7)を選びます。
ディスプレイに小節番号が表示されます。
ラック
1.
15
[BAR RESET]ボタンで、1 小節目に戻します。
2.
16
[RUN/STOP]ボタンで、再生/停止します。
トラックの連続再生
トラック再生中、
11
[TRACK]つまみでトラック(1 7)を選ぶと、トラックの最終小節(D.C.
節)の再生後に、次のトラックが連続再生されます。
ラック ード
以下の機能は、トラック・プレイ/ライトのどちらのモードでも動作します。
小節番号を呼び出す
1.
14
[VALUE]つまみを回して、小節番号を設定します。
[FUNCTION]ボタンを使った小節番号の呼び出し
1.
17
[FUNCTION]ボタンを押したまま、数字ボタン([1]〜[9][0][100][200])で小
節番号を設定します。
設定例:
小節数 数字ボタンを押す順 表示 *1
131 [100]→[3]→[1] 点灯:[100][3]点滅:[1]
55 [5]→[5] 点灯/点滅[5]
101 [100]→[1] 点灯:[100]点滅:[1]
*1[FUNCTION]ボタンを押すと、数字ボタンが点灯/点滅して現在の小節番号を表示します。
10、100 桁は点灯し、1 の桁は点滅します。
55、33 など、同じ数字の場合は、1 拍ごとに点灯/点滅を繰り返します。
テンポの設
トラック・プレイ/ライト・モードではディスプレイに小節数が表示されますが、
13
[TEMPO]ボタ
ンを押すと、テンポが 3 秒間表示されます。
テンポ表示中に
13
[TEMPO]ボタンを押すと、テンポの小数点 2 桁を表示します。
テンポ表示中は
14
[VALUE]つまみでテンポを変更することができます。
フルの設定
&
「パターン・プレイ」の「シャッフルの設定」参照
D.C.(ダ・カーポ/最終小節)の表示
D.C.(ダ・カーポ)とは?
D.C. を設定した小節の最後まで再生したら、トラックの
1 小節目に戻ります。
1.
17
[FUNCTION]ボタンを押しながら
15
[D.C.]ボタンを押します。
D.C. を設定した小節数が表示されます。
(セーニ)の表示
D.S.(ダル・セーニョ) (セーニョ)とは?
再生中に
26
[D.S.](ダルセーニョ)ボタンを押すと、(セー
ニョ)を設定した小節にジャンプします。
1.
[FUNCTION]ボタンを押しながら
25
(セーニョ)
ボタンを押します。
(セーニョ)を設定した小節数が表示されます。
移調の設定の表示
再生中/停止中にかかわらず
18
[PITCH MODE]ボタンを押すと、
19
鍵盤ボタンが点灯して現在小
節の移調の設定を確認できます。
D.C.1
はじめに
TB-03 は、1982 年に発売された Roland TB-303 を、最新のモデリング技術によって忠実に再現した
サウンド・モジュールです。コンパクトなだけでなく、電池駆動と小型スピーカーの搭載を実現。本格
的な TB-303 のサウンドを、どこでも自由に楽しむことができます。
TB-03 は電池または USB バス電源で動作します。電池で使用するときは、電池の向きに注意して、
3 形電池を 4 本入れてください。
電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりする恐れがあります。「安全上のご注意」「使
用上のご注意」『安全上のご注意』チラシ)に記載の電池に関する注意事項を守って正しくお使い
ください。
本機を裏返すときは、破損を防ぐためボタンやつまみなどを保護してください。また、落下や転倒
を引き起こさないよう取り扱いに注意してください。
電池が消耗すると、ディスプレイに「
Bt.Lo
」と点滅表示されます。新しい電池と交換してください。
BoutiqueDockDK-01(付属品)組み合わせて使
&
取り付け/取り外し/角度の調節については、DK-01 の取扱説明書をご覧ください。
MIDI USB で鳴
TB-03 は、MIDI USB で演奏することもできます。詳しくは「機器の接続」をご覧ください。
機器の接続
他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての
機器の電源を切ってください。
J
A B C D FE
G H I
A
MicroUSB(
O
)端子
市販の USB2.0 ケーブル(A-microB タイプ)でパソコンに接続し
ます。
USB MIDI USB オーディオの情報をやりとりすることができま
す。パソコンに接続するには USB ドライバーをインストールする必要があります。USB ドライバーは、
ローランドのホームページからダウンロードしてください。詳しくは、ダウンロードしたファイルにあ
Readme.htm をお読みください。
&
http://www.roland.co.jp/support/
充電専用のマイクロ USB ケーブルは使用しないでください。データ通信ができません。
B
[VOLUME]つまみ
音量を調節します。
C
PHONES 端子
ヘッドホン(別売)を接続します。
D
OUTPUT 端子
アンプやモニター・スピーカーに接続します。
E
MIXIN 端子
オーディオ入力端子です。接続した機器の音が、OUTPUT 端子と
PHONES 端子から出力されます。
F
MIDI 端子
市販の MIDI ケーブルで MIDI 機器を接続すると、TB-03 MIDI
器を同期演奏できます。
G
TRIGGERIN 端子*1
TRIGGER OUT 端子を備えた機器(TR-09 など)を、ミニ・プラグ(モノ)のケーブルで接続します。
この端子にプラグを差し込むと、TB-03 は内部クロックから切り離され、トリガー・パルスを端子から
受信するタイミングで、ステップが進むようになります。
H
CVOUTPUT 端子*1
CV GATE 入力端子を備えたアナログ・シンセサイザーを、ミニ・プラグ(モノ)のケーブルで接続
します。
TB-03 で再生されるピッチがそのまま出力されます。-1V +7V の範囲で出力します。OCT/V に対
応しています(Hz/V には非対応)
I
GATEOUTPUT 端子*1
ノート・オン/オフを出力します。ノート・オンのときに +12V を出力します。
*1「ステレオ・ミニ・プラグ」のケーブルは使用しないでください、正しく動作しません。
電源を入
J
[POWER]スイッチ
電源をオン/オフします。
正しく接続したら、必ず本機→接続した機器の順に電源を入れてください。手順を間違えると、誤
動作をしたり故障したりすることがあります。電源を切るときは、接続した機器→本機の順に電源
を切ってください
電源を入れる/切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源を入れる/切るときに音
がすることがありますが、故障ではありません。
TB-03MIDI 機器
MIDI INMIDI OUT
© 2016 ローランド株式会社
主な仕様
ローランド TB-03:ベース・ライン
電源
充電式ニッケル水素電池(単 3 形)×4、アルカリ電池(単 3 形)×4、
USB バス電源
消費電流 500mA(USB バス電源)
外形寸法 308(幅)×130(奥行)×52(高さ)mm
質量 940g(電池含む、Boutique Dock 含まず)
付属品
Boutique Dock:DK-01、取扱説明書、DK-01 取扱説明書、安全上のご注意チラシ、
保証書、ローランド ユーザー登録カード、アルカリ電池(単 3 形)×4
本書は、発行時点での製品仕様を説明しています。最新情報についてはローランド・ホームページ
をご覧ください。
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』『使用上のご注意』『安全上のご注意』チラシ)をよくお読みください。お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。
パターン(TB-303 ジナルモー
オリジナル・モードとステップ・レコーディング・モード
TB-03 には 2 つのパターン・ライトのモードがあります。
TB-303 のパターンライトを再現した「オリジナルモード」と、TB-03 で新たに追加された、「ス
テップレコーディングモード」です。これらのモードは、システム設定の「ステップレコーディ
ング・モード」で切り替えることができます。
パターン・ライト・モーにする
1.
12
[MODE]つまみを、「PATTERN WRITE」にセットします。
パターンの選
&
「パターン・プレイ」の「パターンの選択」参照
テンポの設
パターン・ライト・モードではディスプレイにステップ・ナンバーが表示されますが、
13
[TEMPO]
ボタンを押すと、テンポが 3 秒表示されます。
テンポ表示中に
13
[TEMPO]ボタンを押すと、テンポの小数点 2 桁を表示します。
テンポ表示中は
14
[VALUE]つまみでテンポを変更することができます。
フルの設定
&
「パターン・プレイ」の「シャッフルの設定」参照
パターンの消
1.
消去したい
19
PATTERN[1][8]ボタンを押しながら
15
[PATTERN CLEAR]ボタンを押します。
3 連符グにする場合
初期値では 1 ステップ =16 分音符ですが、
17
[FUNCTION]ボタンを押しながら
22
]ボタン
を押すと 3 連符グリッド(1 ステップ =8 3 連符)になります。
パターンのステプ数変更
1.
[FUNCTION]ボタンを押しながら
21
[STEP]ボタンを設定したいステップ数だけ押します。
例:ステップ数が 8 の場合、8 回押します。
ディスプレイにステップ数が表示されます。
20
[TIME MODE]ボタンを押しながら
14
[VALUE]つまみを回しても、パターンのステップ数
を変更することができます(1 16)
ピッチ
TB-303 オリジナル・モードでは、パターンに入力するノートは、ピッチ(音の高さ)と、タイム(タ
イミング)を別工程で入力します。まずピッチを入力します。
1.
18
[PITCH MODE]ボタンを押して、点灯させます。
ピッチ入力モードになります。
2.
19
鍵盤ボタンを押して、ピッチを入力します。
例:以下の譜面の場合、「C、C、D#、C…」と順に入力します。
C C D C C G F D
ディスプレイには入力したノートの順に番号(1、2、3...)が表示され、
14
[VALUE]つまみで番
号を選択できます。
3.
17
[FUNCTION]ボタンを押します。
オクターブ・アップ/ダウンしたピッチの入力
22
[TRANSPOSE UP]または
21
[TRANSPOSE DOWN]を押して(または押しながら)
19
盤ボタンを押すと、オクターブアップ/ダウンします点灯±1 オクターブ、点滅±2 オクターブ)
ピッチの確認
1.
18
[PITCH MODE]ボタンを押して点灯させます。
2.
26
[TAP]ボタンを押して、1 音ずつ音を確認します。
3.
17
[FUNCTION]ボタンを押します。
意図どおり入力できていない場合は、「ピッチの入力」の手順 1 からやりなおしてください。
ピッチを入力し直すと、アクセントとスライドの入力情報が消えますのでご注意ください。
タイム(タイミングの入
1.
20
[TIME MODE]ボタンを押して、点灯させます。
タイム入力モードになります。
2.
音符セレクター
21
[●](ノート)
22
[○](タイ)
23
[—](休符)ボタンを押して、タイムを
入力します。
例:以下の譜面の場合、「●、○、●、○、…」と順に入力します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
ディスプレイにはステップ番号が表示され、
14
[VALUE]つまみでステップを選択できます。
すべてのステップ(初期値:16 個)を入力し終わると、
20
[TIME MODE]ボタンが消灯します。
タイムの確認
1.
20
[TIME MODE]ボタンを押して、点灯させます。
2.
26
[TAP]ボタンを押して、1 音ずつノートを確認します。
3.
17
[FUNCTION]ボタンを押します。
16
[RUN/STOP]ボタンで、パターンを再生/停止しても確認できます。
意図どおり入力できていない場合は、「タイム(タイミング)の入力」の手順 1 からやりなおしてく
ださい。
イト
イト
1.
12
[MODE]つまみを、「TRACK WRITE」にセットします。
ラック
1.
11
[TRACK]つまみで、トラック(1 7)を選びます。
ディスプレイに小節番号が表示されます。
トラックに書き込み可能なパターン・グループ
トラックに書き込み可能なパターン・グループは、[TRACK]つまみ
で選んでいるグループになります。たとえば、トラック 1 2 の場合
のパターン・グループは「Ⅰ」になります。
イト
1.
15
[BAR RESET]ボタンで、1 小節目に戻します。
2.
16
[RUN/STOP]ボタンを押します。
トラック・ライト中はループ再生します。ここで再生されるパターンは、以前 1 小節目に書き込ま
れていたものです。
3.
1 小節目に入力するパターンを、
23 24
PATT. SECTION[A][B]ボタンと
19
PATTERN[1][8]
ボタンで選びます。
移調して書き込む場合は、
18
[PITCH MODE]ボタンを押しながら
19
鍵盤ボタンを押して、移調
するキーを設定します。
4.
26
[WRITE/NEXT]ボタンを押します。
パターンが入力され、2 小節目に進みます。
5. 手順 3 4 をくり返して、最終小節の 1 つ前まで入力します。
6. 最終小節のパターンを選びます。
7.
15
[D.C.]ボタンを押して、
26
[WRITE/NEXT]ボタンを押します。
D.C.(ダ・カーポ)が入力されます。
8.
16
[RUN/STOP]ボタンを押して、トラック・ライトを終了します。
正する
誤って入力した場合は、以下の手順で修正してください。
1.
12
[MODE]つまみを、「TRACK WRITE」にセットします。
2.「小節番号を呼び出す」の手順で、小節番号を呼び出します。
3.
16
[RUN/STOP]ボタンを押します。
4.
23 24
PATT. SECTION[A][B]ボタンと
19
PATTERN[1]〜[8]ボタンで、パターンを選
びなおします。
D.C.(ダ・カーポ)の入力
15
[D.C.]ボタンを押すと、現在の小節に D.C.(ダ・カーポ)を入力できます。
(セーニョ)の入力
25
(セーニョ)ボタンを押すと、現在の小節に (セーニョ)を入力できます。
5.
26
[WRITE/NEXT]ボタンを押します。
6.
16
[RUN/STOP]ボタンを押します。
ート
トラック内のパターンを 1 小節削除します。
1.
12
[MODE]つまみを、「TRACK WRITE」にセットします。
2.「小節番号を呼び出す」の手順で、削除小節に移動します。
3.
17
[FUNCTION]ボタンを押しながら
19
[DEL](C#)
ボタンを押します。
ート
トラックにパターンを挿入します。
1.
12
[MODE]つまみを、「TRACK WRITE」にセッ
トします。
2.「小節番号を呼び出す」の手順で、挿入したい小節に
移動します。
例:4 小節を選ぶと、3 小節と 4 小節の間に挿入されます。
3.
17
[FUNCTION]ボタンを押しながら
19
[INS](D#)ボタンを押します。
4.
16
[RUN/STOP]ボタンを押します。
5.
23 24
PATT. SECTION[A][B]ボタンと
19
PATTERN[1]〜[8]ボタンで、挿入するパター
ンを選びます。
6.
26
[WRITE/NEXT]ボタンを押します。
7.
16
[RUN/STOP]ボタンを押します。
工場出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)
TB-03 を、工場出荷時の状態に戻します。
1.
19
[2] ボタンを押しながら電源を入れます。
26
[TAP]ボタンが点滅します。
ファクトリー・リセットをキャンセルする場合は、電源を切ります。
2.
26
[TAP]ボタンを押して、ファクトリー・リセットを実行します。
3. すべてのボタンが点滅したら、TB-03 の電源を入れなおします。
データプ/
バックップ
1. TB-03 とパソコンを、USB ケーブルで接続します。
2.
16
[RUN/STOP]ボタンを押しながら電源を入れます。
3. パソコンで「TB-03」ドライブを開きます。
「TB-03」ドライブの「BACKUP」フォルダー内にバックアップ・ファイルがあります。
4. バックアップ・ファイルを、パソコンへコピーします。
5. コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しをして、USB ケーブルを抜きます。
Windows
コンピューターの「TB-03」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
MacOS
「TB-03」アイコンをドックにあるゴミ箱アイコンにドラッグします。
6. 電源をオフにします。
スト
1.「バックアップ」の 1 3 の手順で、パソコンで「TB-03」ドライブを開きます。
2.「TB-03」ドライブの「BACKUP」フォルダー内に、バックアップファイルを上書きコピーします。
3.
コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しをして、
26
[TAP]ボタンを押します
4. LED の点滅が完全に終わってから、電源をオフにします。
アクセンとスライドの入力
1.
18
[PITCH MODE]ボタンを押して、点灯させます。
2.
26
[TAP]ボタンを押して 1 音ずつ音を確認します。アクセントを付ける場合は、
26
[TAP]ボ
タンを押しながら
23
[ACCENT]ボタンを押します。スライドを付ける場合は、
26
[TAP]ボタ
ンを押しながら
24
[SLIDE]ボタンを押します。
3.
17
[FUNCTION]ボタンを押します。
ライト(タイミングのリアルタイム入
あらかじめ「ピッチの入力」をしておきます。
1.
17
[FUNCTION]ボタンを押します。
2.
16
[RUN/STOP]ボタンを押します。
3.
15
[PATTERN CLEAR]ボタンを押します。
メトロノームが鳴ります。
4.
メトロノームの音に合わせて、音譜を入力するタイミングで
26
[TAP]ボタンを押します。
タイ入力:
19
[1]〜[8]のいずれかボタンを押さえながら、
26
[TAP]ボタンをタップ。
1 小節目の書き込みが終わると、メトロノームが消えて、パターンがループ再生します。
意図どおり入力できていない場合は、手順 3 からやりなおしてください。
テップ ディンード
TB-03 で新たに追加された、ステップレコーディングモードです。ディスプレイのステップナンバー
を確認しながら、ノート、休符、アクセント、スライド/タイを入力します。
システム設定で「ステプ・レコーデング・モード」を選ぶ
1.
17
[FUNCTION]ボタンを押しながら
14
[VALUE]つまみを回して、NoDE」を選びます。
2.
17
[FUNCTION]ボタンを離します。
3.
14
[VALUE]つまみで、
StEP
」を選びます。
4.
17
[FUNCTION]ボタンを押します。
パターン・ライト・モーにする
1.
12
[MODE]つまみを、「PATTERN WRITE」にセットします。
パターンの選
&
「パターン・プレイ」の「パターンの選択」参照
パターンの消
1.
消去したい
19
PATTERN[1][8]ボタンを押しながら
15
[PATTERN CLEAR]ボタンを押します。
テッディン
1.
18
[PITCH MODE]ボタンを押して、点灯させます。
ステップ・レコーディングの入力モードになります。
2.
各ボタンと
14
[VALUE]つまみを使って、ステップに演奏情報を入力します。
ディスプレイに現在のステップナンバー
1
16
が表示されます。
14
[VALUE]つまみでステッ
プを移動することができます。
ステップ・レコーディング中でも、
16
RUN/STOP
]ボタンを押すとパターンを再生することが
できます。
操作子 説明
14
[VALUE]つまみ ステップを移動します。
19
鍵盤ボタン ノートを入力して、次のステップに進みます。
21
[DOWN]ボタン
オクターブ・アップ/ダウンします。
点灯:±1 オクターブ
点滅:±2 オクターブ
22
[UP]ボタン
20
[TIME MODE]ボタン
ボタンを押さえている間、ノート、タイ、
休符を、ボタン点灯で表示します。
ノート
タイ
休符
[TIME MODE]+
22
[UP]ボタン
タイを入力して、次のステップに進みます。
[TIME MODE]+
23
[ACCENT]ボタン
休符を入力して、次のステップに進みます。
23
[ACCENT]ボタン アクセントのオン/オフを入力します(ステップは進まない)
24
[SLIDE]ボタン スライドのオン/オフを入力します(ステップは進まない)
3.
ステップ・レコーディングを終了するときは、
17
[FUNCTION]ボタンを押します。
以下の操作は「パターン・ライト(TB-303 オリジナル・モード)」の項目をご覧ください。
3 連符グリッドにする場合
パターンのステップ数変更
1 / 1

Roland TB-03 取扱説明書

カテゴリー
デジタルピアノ
タイプ
取扱説明書

Roland TB-03は、1982年に発売されたRoland TB-303を忠実に再現したサウンド・モジュールです。コンパクトで電池駆動、小型スピーカー搭載を実現し、本格的なTB-303のサウンドをどこでも気軽に楽しめます。

TB-03は、ノコギリ波と矩形波の2つの波形を搭載し、チューニング、フィルターのカットオフ周波数、ディケイ、エンベロープ・モジュレーション、オーバー・ドライブ、ディレイ、リバーブなどのパラメータを調整することができます。また、アクセントとスライドの入力も可能です。

TB-03は、パターン・ライトとステップ・レコーディングの2つのモードを搭載しており、それぞれ異なる方法でパターンを作成することができます。パターン・ライト・モードでは、TB-303のオリジナル・モードを再現し、ピッチとタイミングを別々の工程で入力することができます。ステップ・レコーディング・モード