HIKMICRO CHEETAH Scope ユーザーマニュアル

  • HIKMICRO CHEETAH LRFシリーズ デジタル暗視スコープのユーザーマニュアルを読み込みました。距離測定機能、スマートフォン連携、多様な表示モードなど、このデバイスの機能や使用方法についてご質問にお答えします。お気軽にご質問ください。
  • モニターがオフになっていますが、どうすればいいですか?
    画像が不鮮明ですが、どのように調整すればよいですか?
    キャプチャまたは録画に失敗します。何が問題ですか?
    PCがデバイスを識別できません。なぜですか?
表格 1
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デジタル暗視スコープ
HIKMICRO CHEETAH LRFシリーズ
ユーザーマニュアル
デジタル暗視スコープ ユーザーマニュアル
目次
チャプター1 概要 ...................................................................................................................... 1
1.1 デバイスの説明 .................................................................................................................. 1
1.2 主な機能 .............................................................................................................................. 1
1.3 外観 ...................................................................................................................................... 1
チャプター2 準備 ...................................................................................................................... 4
2.1 ケーブルの接続 .................................................................................................................. 4
2.2 バッテリーの取り付け ...................................................................................................... 4
2.3 レールの設置 ...................................................................................................................... 6
2.4 電源オン/オフ .................................................................................................................... 7
2.5 メニューの内容 .................................................................................................................. 8
チャプター3 画像設定 ............................................................................................................... 9
3.1 視度の調整 .......................................................................................................................... 9
3.2 フォーカス調整 .................................................................................................................. 9
3.3 輝度調整 ............................................................................................................................ 10
3.4 コントラストの調整 ........................................................................................................ 10
3.5 スマートIRの設定 ............................................................................................................ 10
3.6 表示モードの設定 ............................................................................................................ 11
3.7 デジタルズームの調整 .................................................................................................... 11
3.8 ピクチャーインピクチャーモードの設定 .................................................................... 11
3.9 OSDの設定 ........................................................................................................................ 12
3.9.1 時間同期 ................................................................................................................ 13
3.10 ブランドロゴの設定 ........................................................................................................ 13
デジタル暗視スコープ ユーザーマニュアル
チャプター4 レティクルポイントの設定 ............................................................................... 14
4.1 レティクルグループの選択 ............................................................................................ 14
4.2 レティクルの設定 ............................................................................................................ 15
4.3 レティクルの補正 ............................................................................................................ 16
チャプター5 距離の測定 ......................................................................................................... 19
チャプター6 写真と動画 ......................................................................................................... 20
6.1 画像キャプチャー ............................................................................................................ 20
6.2 オーディオの設定 ............................................................................................................ 20
6.3 ビデオ録画 ........................................................................................................................ 20
6.4 録画済みビデオ ................................................................................................................ 21
6.5 ファイルのエクスポート ................................................................................................ 22
6.5.1 HIKMICRO Sightを介してファイルをエクスポート ......................................... 22
6.5.2 PCを介してファイルをエクスポート ............................................................... 23
チャプター7 クライアントソフトウェアの接続 ................................................................... 25
チャプター8 言語設定 ............................................................................................................. 26
チャプター9 単位の設定 ......................................................................................................... 27
チャプター10 メンテナンス ................................................................................................... 28
10.1 デバイス情報を表示 ........................................................................................................ 28
10.2 デバイスのアップグレード ............................................................................................ 28
10.3 デバイスの復元 ................................................................................................................ 29
チャプター11 よくある質問 ................................................................................................... 30
11.1 モニターがオフになっているのですが、どうしてですか? .................................... 30
11.2 画像が不鮮明なのですが、どのように調整すればよいですか? ............................ 30
11.3 キャプチャーまたは録画が失敗します。何が問題なのですか? ............................ 30
11.4 PCがデバイスを識別できないのはなぜですか? ....................................................... 30
デジタル暗視スコープ ユーザーマニュアル
安全上の指示 ............................................................................................................................ 31
法的情報 .................................................................................................................................... 35
規制情報 .................................................................................................................................... 37
デジタル暗視スコープ ユーザーマニュアル
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チャプター1 概要
1.1 デバイスの説明
デジタル暗視スコープは、あらゆる環境光の下で機能します。高度なHDセンサーと高解像
OLEDディスプレイを備えており、昼間はフルカラーで鮮明に、夜間はクラシックな白黒
表示を提供します。本デバイスは、伝統を大切にし、技術的優位性を求める本格派ハンタ
ーのニーズに応えたものです。
1.2 主な機能
距離測定:本デバイスで、ターゲットとデバイスの間の距離が検知できます。
クライアントソフトウェアの接続:本デバイスは、ホットスポットを介してスマートフ
ォンに接続することで、
HIKMICRO Sightアプリ上でスナップショットをキャプチャーした
り、ビデオを録画したり、パラメーターの設定を行うことできます。
レティクル補正:レティクルは、対象をすばやく正確に捕捉するのに役立ちます。
表示モード:本デバイスは複数の表示モードをサポートしており、シーンに応じて日モ
ード、夜間モード、くもり除去モード、自動モードを設定することができます。
1.3 外観
デジタル暗視スコープの外観の説明は以下の図の通りです。実際の製品を手に取って参照
してください。
デジタル暗視スコープ ユーザーマニュアル
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1-1 デバイスの外観
デジタル暗視スコープ ユーザーマニュアル
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1-1 ボタンとコンポーネント
番号 説明 機能
1 レンズカバー レンズを保護します。
2 フォーカスリング フォーカスを調整し、明瞭なターゲットを見つけます
3 電源キー
短押し:スタンバイモード
/
デバイスの復帰
長押し:電源オン/オフ
4 レーザーキー
短押し:レーザーで距離を測定します
長押し:表示モードの切り替え
5 ホイール
短押し:録画を開始
/
停止します
長押し:メニューを操作します
回す:デジタルズームを切り替えます
6 固定リング アイピースを固定します。
7 視度調整リング 視度補正を調整します。
8 アイピース
デバイスの先端にあたるパーツです。このパーツから対
象物を観察することができます。
9 Type-Cインターフ
ェイス
タイプCケーブルで、デバイスと電源を接続してデータ
転送を行います。
10 赤外線光 暗い場所での対象物補足を補助します。
11 レーザー距離計 レーザーで距離を測定します。
12 バッテリー収納部 バッテリーを収納部に挿入します。
4 + 5
レーザーキー +
イール
押すとスナップショットをキャプチャーします。
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チャプター2 準備
2.1 ケーブルの接続
タイプCケーブルでデバイスと電源アダプターを接続し、デバイスの電源を入れます。もし
くは、デバイスとパソコンを接続してファイルをエクスポートします。
ステップ
1.ケーブルインターフェイスカバーを持ち上げます。
2.タイプCケーブルでデバイスと電源アダプターを接続し、デバイスの電源を入れます。
しくは、デバイスとパソコンを接続してファイルをエクスポートします。
2-1 ケーブルの接続
2.2 バッテリーの取り付け
バッテリーを挿入し、バッテリーカバーを再度取り付けます。
ステップ
1.バッテリーカバーを反時計に回して緩めます。
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2-2 バッテリーカバーを開く
2.プラス極を内側に向け、バッテリー収納部にバッテリーを挿入します。
2-3 バッテリーの取り付け
3.バッテリカバーを時計回りに回して締め付けます。
2-4 バッテリーカバーを閉じる
注意
長期間使用しない場合は、バッテリー収納部からバッテリーを取り外してください。
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2.3 レールの設置
バッテリーを挿入し、バッテリーカバーを再度取り付けます。
始める前に
まずデバイスの電源をオフにします。
毛羽立ちしない種類の布を使用して、デバイスのベースとレールを清掃します。
ステップ
1.デバイスの取り付け穴とレールを合わせます。
2-5 取り付け穴を合わせる
2.ネジを挿入します。
2-6 ネジを挿入
3.ネジを締めてデバイスを固定します。
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2-7 ネジを締める
2.4 電源オン/オフ
電源オン
バッテリー残量が十分なときに を約2秒間長押しすると、デバイスの電源が入ります。
電源オフ
デバイスの電源が入っているときに 2秒間押し続けると、デバイスの電源が切れま
す。
自動電源オフ
デバイスの自動電源オフ時間を設定すると、デバイスは設定した時間に自動的にシャッ
トダウンします。
ステップ
1.ホイールを長押しするとメニューに移動します。
2.ホイールを回して を選択し、ホイールを押して必要に応じて自動電源オフ時間を
選択します。
3.ホイールを長押しして、保存して終了します。
注意
バッテリー状態は、バッテリーのアイコンを参照してください。 はバッテリーが満
充電になっている状態を、 はバッテリー残量が少ない状態を意味します。
ローパワー注意が表示されたら、バッテリーを充電してください。
デバイスがスタンバイモードを終了するか、再起動すると、自動電源オフカウントダ
ウンが再開します。
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2.5 メニューの内容
デバイスの電源が入っているときにホイールを長押しすると、メニューが表示されます。
メニューでホイールを回すと機能が選択でき、ホイールを押すと選択した機能が設定でき、
ホイールを長押しするとメニューが終了します。
2-8 メニューインターフェイス
輝度
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チャプター3 画像設定
3.1 視度の調整
ステップ
1.デバイスの電源をオンにします。
2.レンズカバーを開きます。
3.デバイスを手に持ち、アイピースを目に当てます。
4.OSDのテキストまたは画像が鮮明になるまで、調整リングを回します。
3-1 視度の調整
注意
視度を調整するときは、レンズが汚れるので、レンズの表面に触れないでください。
3.2 フォーカス調整
ステップ
1.デバイスの電源をオンにします。
2.デバイスを手に持ち、アイピースを目に当てます。
3.画像が明瞭になるまで、フォーカスリングを調整します。
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3-2 フォーカス調整
注意
焦点を合わせる際は、レンズが汚れるので、レンズの表面に指を触れないでください。
3.3 輝度調整
メニューモードでホイールを回して を選択し、ホイールを押して輝度を調整します。
3.4 コントラストの調整
メニューモードでホイールを回して を選択し、ホイールを押して画像のコントラスト
を調整します。
3.5 スマートIRの設定
明るすぎる環境では、画像の露出オーバーが生じることがあります。スマートIR機能は、
露出オーバーの画像を調整することができ、補助光の明るさを調整することで、夜間モー
ドでの画像効果を向上させることができます。
メニューモードでホイールを回して を選択し、ホイールを押して画像のコントラスト
を調整します。
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3.6 表示モードの設定
シーンに合わせて異なる表示モードを選択できます。
ライブビューインターフェイスで を長押しすると、表示モードが切り替わります。
間、夜間、くもり除去、自動が選択できます。現在のモードは、インターフェースの右上
に表示されます。
3-3 表示モード
夜間
自動
くもり除去
3.7 デジタルズームの調整
ライブビューインターフェイスで、ホイールを回してデバイスのデジタルズームを切り替
えます。デジタルズームの値は、1倍、2倍、4倍、8倍に設定できます。
3.8 ピクチャーインピクチャーモードの設定
ステップ
1.表示モードで、ホイールを長押しすると、メニューが表示されます。
2. を選択し、ホイールを押してPIP機能を有効にします。詳細は画像中央上部に表示さ
れます。
ライブビューインターフェイスで を押してPIP機能を有効/無効にすることができます。
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3-4 PIP効果
3.ホイールを長押しすると終了します。
注意
レティクルが有効になっている場合、PIPビューはレティクル部の詳細です。レティク
ルが有効になっていない場合、PIPビューは中央部分の詳細です。
デジタルズームが有効になっている場合、PIPビューもズームします。デジタルズーム
比が4を超えると、PIPはズームしません。
3.9 OSDの設定
この機能で、ライブビューインターフェイスにOSD情報を表示するかどうか選択できます。
ステップ
1.ホイールを長押ししてメニューを表示します。
2.ホイールを回して を選択し、ホイールを押してOSD設定インターフェイスに移動し
ます。
3.ホイールを回して、表示または非表示にしたいODS情報を選択します。
4.ホイールを押して、選択したOSD情報を有効または無効にします。
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3.9.1 時間同期
ステップ
1.ホイールを長押ししてメニューを表示します。
2.ホイールを回して を選択し、ホイールを押して時間設定インターフェイスに移動し
ます。
3.ホイールを押して時間システムを切り替え、ホイールを回して、同期させたい日時を選
択します。
4.ホイールを押して、同期する時間、分、秒、年、月、または日を選択します。
5.ホイールを回して、選択した時間、分、秒、年、月、または日を変更し、もう一度ホイ
ールを押して設定を終了します。
6.ホイールを長押しして設定を保存し閉じます。
3.10 ブランドロゴの設定
ライブビューインターフェイスにブランドロゴが追加できます。
ステップ
1.ホイールを長押ししてメニューを表示します。
2.ホイールを回して を選択します。
3.ホイールを押すと、ブランドロゴが有効になります。
4.ホイールを長押しして設定を保存し閉じます。
結果
ブランドロゴが画像やビデオの右下に表示されます。
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チャプター4 レティクルポイントの設定
4.1 レティクルグループの選択
複数のユーザーが同じデバイスを使用する場合、各ユーザーは自分のレティクルグループ
でレティクルを設定して保存することができます。
ステップ
1.表示モードで、ホイールを長押しすると、メニューが表示されます。
2.ホイールを回して を選択します。
3.ホイールを押すと、レティクルグループが切り替わります。
4.ホイールを長押しして、保存して終了します。
結果
画像の右上にレティクル情報が表示されます。たとえば、A3-100 mは、レティクルグルー
ANo. 3レティクルを使用し、設定範囲が100 mであることを意味します。
4-1 レティクルグループの設定
注意
全部で5個のレティクルグループがあり、各レティクルグループで5個のレティクルが設定
できます。
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4.2 レティクルの設定
現在のレティクルグループでレティクルを選択したり、レティクルのタイプ、色、位置な
どのパラメータを設定することができます。
始める前に
まずレティクルグループを選択します。
ステップ
1.表示モードで、ホイールを長押しすると、メニューが表示されます。
2.ホイールを回して を選択し、ホイールを押してレティクル設定インターフェイスに
移動します。
3.ホイールを押してレティクル番号を選択します。オフを選択するとレティクルを無効に
することができます。
4.レティクルのタイプを設定します。
1) レティクル設定インターフェイスで、ホイールを回してタイプを選択します。
2) ホイールを押して、レティクルタイプを選択します。レティクルは5種類から選べ
ます。
5.レティクルの色を設定します。
1) ホイールを回してを選択します。
2) ホイールを押してレティクルの色を切り替えます。
6.(オプション) 36を繰り返して、このグループ内の他のレティクルの色を設定します。
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注意
レティクル番号を切り替える際に、インターフェイスにプロンプトが表示されます。OK
選択し、現在のレティクルのパラメータを保存します。
7.ホイールを長押しし、プロンプトに従って、インターフェイスを終了します。
OKパラメータが保存され、終了します。
キャンセル:パラメータを保存せずに終了します。
注意
各レティクルグループで5個のレティクルが設定できます。
PIP機能を有効にすると、捕捉した対象をインターフェイス上で拡大できます。
4-2 レティクルモードにおけるPIP効果
4.3 レティクルの補正
大きなレティクルと小さなレティクルの間のオフセットをマークすることにより、レティ
クルを補正して標的を高精度で捕捉できます。
始める前に
まずレティクルグループを選択します。
ステップ
1.表示モードで、ホイールを長押しすると、メニューが表示されます。
/