KA01622P
2 Endress+Hauser
取付け位置の影響
どのような方向にも取り付けることが可能です。ただし、設置方向によって
はゼロ点シフトが発生し、タンクが空または部分的に満たされている場合に
測定値がゼロを示さない場合があります。取扱説明書を参照して下さい。
タイプ プロセスメンブレンの
軸が水平(A)
プロセスメンブレン
が上向き(B)
プロセスメンブレ
ンが下向き(B)
PTP31B 校正位置、影響なし 最大
+0.4 kPa
(+0.058 psi)
最大
–0.4 kPa
(–0.058 psi)
取付位置
気体の圧力測定
凝縮液がプロセス内に流れるように、タッピングポイントの上側に遮断機器
付きの機器を取り付けてください。
蒸気中の圧力測定
蒸気中の圧力測定を行う場合は、サイフォン管を使用します。サイフォン管
により温度を周囲温度近くまで下げることができます。遮断機器付きの機器
とサイフォン管をタッピングポイント下側に取り付けることをお勧めしま
す。
タッピングポイントの上側に取り付けることも可能です。
伝送器の最高許容周囲温度に注意してください。
水頭圧の影響を考慮してください。
液体中の圧力測定
タッピングポイントより下側または同じレベルに遮断機器付きの機器とサイ
フォン管を取り付けてください。
水頭圧の影響を考慮してください。
レベル測定
• 機器は必ず、最も低い測定点より下に設置します。
• 次の場所への機器の設置は避けてください。
• 投入カーテン
• タンク排出口
• ポンプの吸引領域
• または、撹拌器からの圧脈の影響を受ける可能性があるタンク内の位置
• シャットオフ機器の下流に機器を取り付けると、機能テストをより簡単に
行うことができます。
電気接続
計測機器の接続
端子の割当て
L警告
制御されていない状態でプロセスが作動すると負傷する恐れがあります。
‣電源を切ってから機器を接続してください。
‣下流側のプロセスが意図せずに始動しないよう注意してください。
L警告
適切に接続されていないと、電気の安全性が損なわれます。
‣IEC/EN61010 に従って、本機器に別個のサーキットブレーカーを用意する
必要があります。
‣機器には、630 mA の細線ヒューズ(スローブロー)を使用する必要があ
ります。
‣機器が本質安全回路(Ex ia)で使用される場合、最大電流は変換器電源ユ
ニットにより Ii = 100 mA に制限されます。
‣逆接保護回路が組み込まれています。
注記
不適切な接続により PLC のアナログ入力が損傷する恐れがあります。
‣機器のアクティブな PNP スイッチ出力を PLC の 4~20 mA 入力に接続し
ないでください。
以下の手順に従って機器を接続します。
1. 供給電圧が銘板に記載されている仕様に適合しているか確認します。
2. 以下の図面に従って機器を接続します。
ケーブル接続付き機器の場合:リファレンスエアホースを閉じないでくださ
い(以下の図の(a)を参照)。水/凝縮液が侵入しないようにリファレンスエ
アホースを保護してください。
1 x PNP スイッチ出力 R1
M12 プラグ バルブプラグ
ケーブル
• 1:茶色 = L+
• 2a:黒色 = スイッチ出力 1
• 2B:白色 = 未使用
• 3:青色 = L-
• 4:緑色/黄色 = 接地
• (a):リファレンスエアホース
他の接続オプションについては、取扱説明書を参照してください。
電源電圧
供給電圧:DC 10~30 V(DC 電源ユニット)
消費電流およびアラーム信号
固有消費電力 アラーム電流(アナログ出力付き機器の場合) 1)
≤ 60 mA ≥21 mA(初期設定)
1) 最小アラーム電流 3.6mA 以下の設定は、製品構成を利用して注文することが可能
です。3.6mA 以下の最小アラーム電流は、機器または IO-Link を介して設定でき
ます。