Zebra VC8300 取扱説明書

  • こんにちは!Zebra VC8300-8 車載用コンピュータのクイックリファレンスガイドの内容を理解しています。このデバイスの機能、設定方法、トラブルシューティングなど、ご質問にお答えします。例えば、電源のオンオフ方法、時刻設定、WLAN接続方法、プログラム可能なキーの設定などについてお気軽にご質問ください。
  • デバイスの電源のオン/オフ方法は?
    時刻設定はどのように行いますか?
    WLANへの接続方法は?
    外部Wi-Fiアンテナは必要ですか?
    プログラム可能なキーの使い方を教えてください。
VC8300-8
車載用コンピュータ
クイック
リファレンス
ガイド
2 VC8300-8 車載用コンピュータ
保証
Zebraの完全なハードウェア製品の保証についてはWebサイト
(www.zebra.com/warranty) にアクセスしてください。
サービスに関する情報
本機器の使用中に問題が発生する場合は、最寄りの技術サポートまたはシステム
サポートにお問い合わせください。本機器に問題がある場合は、各地域の技術サ
ポートまたはシステムサポートの担当者がZebraサポート
(http:www.zebra.com/support) に問い合わせを行います。
このガイドの最新版は、www.zebra.com/support から入手可能です
ソフトウェア サポート
Zebra ではお客様に、製品の購入時に最新の付属ソフトウェアを確実に入手して
いただきたいと考えています。
お使いの Zebra 製品に、最新の付属ソフトウェアがインストールされているか
www.zebra.com/support の Web サイトでご確認ください。最新のソフトウェアを
確認するには[Software Downloads] (ソフトウェアのダウンロード) > [Product
Line/Product] (製品ライン / 製品) > [Go] ( 移動) を選択してください。
お使いのデバイスに購入時点での最新の限定ソフトウェアがインストールされて
、Zebra まで([email protected])
ください。
電子メールには次の製品情報を必ず記載してください。
モデル番号
シリアル番号
購入証明書
ダウンロードが必要なソフトウェアのタイトル
お使いの製品に関して、最新のソフトウェアをご提供可能な場合は、該当のソフ
トウェアをダウンロードしていただける Zebra の Web サイトへのリンクを記載
した電子メールをお送りします
クイック スタート ガイド 3
はじめに
VC8300-8 は、厳しい環境下で生産性を最大化するように設計された頑丈な車載
用コンピュータです。VC8300-8 は、そのオプションが倉庫、製造施設、港湾、
資材置き場、および冷凍庫での材料の取り扱い用途に適したリアルタイムの無線
データ トランザクションに焦点を当てた、用および工業用途での使用を目
としています。
VC8300-8 のコンパクトなデザインは、視認性を高め、安全性の問題を軽減しま
す。802.11a / b / g / n / ac WLAN は、意思決定を向上させ、エラーを減らし、生
産性を高めるリアルタイム情報を提供します。
パッケージの開梱
パッケージの内容は以下のとおりです。
VC8300-8 車載用コンピュータ
VC8300-8 クイック スタート ガイド
機器を覆っている保護材を慎重にすべて取り外し、後で保管や搬送に使えるよう
に、梱包箱を保管しておきます。
機器に破損がないか確認してください。同梱されているべき機器が足りない場
合、またはそれらの機器が破損している場合は、すぐに Zebra サポート センター
にお問い合わせください。連絡先については、2 ページの 「サービスに関する情
報」を参照してください。
ディスプレイの保護フィルムの除去
デバイスのフロント ディスプレイは、輸送時に透明なフィルムで保護されてい
ます。のフィルムは、フロント ディスプレイの表面が損傷しないように、
立て時にはフロント ディスプレイに残しておいてください。すべての組み立て
作業が完了したら、フィルムを外してください。
関連文書
VC8300 車載用コンピュータに関するより詳しい情報については、次の資料を参
照してください。
『VC8300 User Guide』 - VC8300 のセットアップ、操作、仕様、およびアク
セサリの詳細な情報が記載されています。
本書およびすべてのガイドの最新バージョンは、次の Web サイトから入手可能
です。www.zebra.com/support
4 VC8300-8 車載用コンピュータ
機能
正面図
外部 Wi-Fi アンテナの上面図
スピーカ
電源ボタン
ペアリング
バーコード
ペアリング解除
バーコード
青色修飾キー
電源 LED
抵抗膜式タッチ スクリーン
警告 LED
ファンクション
キー
ファン
クション
キー
Enter キー
ダイヤモンド キー
ANT 1
ANT 2
ANT 1 - 逆極性ジャック (WLAN + BT) 外部メイン アンテナ
ANT 2 - 逆極性ジャック (WLAN) 外部補助アンテナ
802.11 a/b/g/n/ac 無線外部アンテナ コネク
クイック スタート ガイド 5
背面図
ダスト カバー付き背面図
オプションの外部 Wi-Fi アンテナはデバイスに同梱されていないた
め、別途アクセサリとして注文する必要があります。
デバイスは、内蔵アンテナと外部アンテナの間で切り替えることが
できます。
設定の一覧については、www.zebra.com/support で、『VC8300 User
Guide』を参照してください。
ダスト
カバー
COM 1
UPS バッテリ
ストレイン リリーフ
(4 つ )
通気口
COM 2
6 VC8300-8 車載用コンピュータ
ダスト カバーなし背面図
ソフトウェアのセットアップ
バイス ソフトウェアをセットアップするには次の手順に従います。
1. 外部電源にデバイスを接続します。
2. 電源ボタンを押し続けて、デバイスの電源をオンにします (4 ページの「正面
図」を参照)。
3. VC8300 で GMS ソフトウェアを使用する場合は、Google セットアップ ウィ
ザードに従って Google アカウントを設定します。
4. 必要であれば、手動で日時を設定します。
a. [Settings] (設定) > [Date & Time] ( 日付と時刻 ) をタッチします。
b. [Automatic date & time] (日付と時刻の自動同期) スイッチをタッチして、
付と時刻の自動設定を無効にします。
c. [Set Date] ( 日付の設定 ) をタッチして、現在の日付を設定します。
標準
USB
電源供給
USB
スピーカ/
マイク
電源
接地
ラグ
ストレイン リリーフ
(4 つ )
クイック スタート ガイド 7
d. [Set Time] ( 時間の設定 ) をタッチして、現在の時刻を設定します。
e. [Select time zone] ( タイム ゾーンの選択 ) をタッチして、所在地のタイム
ゾーンを設定します。
f. [Home] ( ホーム) ボタンをタッチします。
5. デバイスを WLAN に接続します (7 ページの 「無線ネットワークの設定」を
参照 )。
6. 言語の設定を選択します。
a. [Settings] (設定) > [Languages & input] (言語と入力) > [Languages] (言語)
タッチします。
b. [Add Language] ( 言語の追加 ) をタッチして、言語を選択します
c. 使用する言語を言語リストの一番上にドラッグします。システムの言語が
切り替わります。
d. [Home] ( ホーム ) ボタンをタッチします。
詳細報には、www.zebra.com/support で、『VC8300 User Guide』を
照してください。
無線ネットワークの設定
WLAN に接続するためには、次の手順に従います。
1. [Settings] (設定) > [Wi-Fi] をタッチします。
2. リストをスクロールし、使用する WLAN ネットワークを選択します。
3. オープン ネットワークの場合は、プロファイルを一度タッチするか、または
押し続けてから [Connect to network] (ネットワークに接続) を選択します。
または、セキュア ネットワークの場合は、要求されるパスワードまたはその
他の資格情報を入力してから、[Connect] ( 接続 ) をタッチします。詳細に
いては、システム管理者に問い合わせてください。
4. デバイスは、Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP) を使用してネッ
ワークからネットワーク アドレスなどの必要な情報を取得します。固定イン
ターネット プロトコル (IP) アドレスを使用するようにデバイスを設定する
方法については、『VC8300 User Guide』を参照してください。
5. Wi-Fi の設定フィールドに、[Connected] (接続済み) が表示され、デバイス
WLAN に接続されていることが示されます。
詳細設定の適用などの詳細情報についてはwww.zebra.com/support で、
『VC8300 User Guide』を参照してください
8 VC8300-8 車載用コンピュータ
Bluetooth
デバイスには、さまざまな Bluetooth 周辺機器と通信するための Bluetooth 無線
が装備されています。Bluetooth の設定を使用して、Bluetooth 周辺機器を設定し
ます。
詳細報には、www.zebra.com/support で、『VC8300 User Guide』を
照してください。
プログラム可能キー
フロント ベゼルにはプログラム可能キーがあります。青色修飾キーと一緒に使
用すると、さらにプログラム可能キーが使用できます。キーをマップするには、
[Key Programmer] ( キー プログラマ ) の設定を使用します。
詳細報には、www.zebra.com/support で、『VC8300 User Guide』を
照してください。
ダイヤモンド キー
ダイヤモンド キーでは、よく使用する記号文字にアクセスできます。ダイヤモ
ド キーを押すと、ソフト入力パネル (SIP) が表示されます。
電源
AC 100/240V (p/n PS1450) AC イン ードを使用して、AC 電源から
VC8300 に電力を供給します詳細情報についてはwww.zebra.com/support
で、『VC8300 User Guide』を参照してください。
重要 AC/DC 電源は、オフィス環境などの室温状態での使用のみを目的
としています。
クイック スタート ガイド 9
取り付け
VC8300 のフォークリフトへの取り付け
1. 使用する金具をデバイスに取り付けます。取り付けオプションや手順書の詳
細については、www.zebra.com/support で、『VC8300 User Guide』を参照し
てください。
2. 金具を取り付けたデバイスを車両に取り付け、運転者の視界を妨げない位置
に設置します。
3. 外部アンテナを使用する場合は、アンテナをデバイスに垂直に接続してくだ
さい。
注意 車両の安全性、視認性、運転能力に影響を与える場所に車載用コン
ピュータを取り付けないでください。
頭の高さより上に取り付けた場合は、取り付けブラケットに安全
ストラップを使用することをお勧めします。
重要 車両フロント エンド接続ヒューズは、UL 275 に適合していなけれ
ばなりません。
注意 必ず手で周辺機器のつまみネジを締めます。つまみネジを締める
ために工具を使わないでください。
㢌ୖど⏺
ᚋ᪉ど⏺
๓᪉ど⏺
視界を妨げない配慮
10 VC8300-8 車載用コンピュータ
4. デバイスに周辺機器を接続します。ケーブルをダスト カバー内のストレイ
リリーフ ブラケットに入れ、ダスト カバーを元に戻します (5 ページの 「背
面図」を参照 )。
5. デバイスを車両 DC 電源に接続します
6. 電源ボタンを押して、機器の電源をオ / オフにします (4 ジの 「正
を参照 )。
オプション部品とアクセサリの接続
デバイスの接続ポートを使用してオプション部品とアクセサリを接続します
(5 ページの 「背面図」を参照 )。
オプション部品アクセサリ部品番号の一覧については
www.zebra.com/support で、『VC8300 User Guide』を参照してください
アンテナ オプション
取り付けオプション
スキャナ ルダー、キーボード取り付けトレイ、キーパッド サイド取り付け
ブラケット
キーボードと数字キーパッド
ケーブルおよび電源
その他 : スピーカ / マイク、スクリーン保護シート、スタイラス
車両 DC 電源の接続
周辺機器を取り付ける場合は、取り付け場所に十分なスペースを確
保してください。
注意 資格のあるサービス技術者のみが、デバイスを車載バッテリに接
続してください。
電源アダプタおよび延長ケーブルの要件は異なる場合があります。
オプション部品とアクセサリの一覧については、
www.zebra.com/support で、『VC8300 User Guide』を参照してく
さい。
クイック スタート ガイド 11
取り付けでの安全
金具を正しく取り付けなかった場合や金具を改造した場合、重大な傷害または物
的損害が発生することがあります。運転者の安全を確保するためにはコン
ピュータと金具を固定するときに、校正されたトルク レンチと、購入したデバイ
ス モデル専用に支給された取り付け器具を使用する必要があります。公共道路
または高速道路で走行する車両に取り付け金具を使用することは禁止されていま
金具の取り付けに問題がある場合はZebra テクニカル サポートまたは
Zebra 販売代理店にお問い合わせくださ取り付けの詳細については
『VC8300 User Guide』を参照してください
注意 延長電源ケーブル キットのダイオード/チョーク アセンブリは使
用しないでください。
電源プリレギュレータなし
DC 電源が 48VDC 以下の車両の場合
電源プリレギュレータ付き
DC 電源が 48VDC を超える車両の場合
電源プリレギュレータ
電源ケーブル
車両 DC 電源
( 称 DC 12 ~ 48V)
プラス接続
ヒューズ
延長ワイヤ
延長電源ケーブル
イグニッション スイッチ
へのライン ( オプション )
スクリーンブランキング セン
サへのライン ( オプション )
DB9 ケーブル
マイナス接続
電源ケーブル
スクリーンブランキング セン
サへのライン ( オプション )
DB9 ケーブル
イグニッション スイッチへの
ライン ( オプション )
延長電源ケーブル
( イグニッション スイッチなし )
プラス接続
ヒューズ
延長ワイヤ
マイナス接続
車両 DC 電源
( 公称 DC 48 ~ 72V)
12 VC8300-8 車載用コンピュータ
人間工学
手首を極端に曲げないでくださ
クイック スタート ガイド 13
最適な手首の位置
規制に関する情報
本機器は、Zebra Technologies Corporation ブランドとして認定されています。
このガイドはモデル番号 VC8300 に適用されます。
Zebra の機器はすべて、販売地域のルールおよび規制に準拠するように設計され
ており、必要に応じてその旨を記載したラベルが貼付されています。
各言語での情報は、次の弊社 Web サイトでご確認ください。
www.zebra.com/support
Zebra の機器に変更または改変を加えた場合、Zebra による明示的な承認がある
場合を除き、その機器を操作するお客様の権限が無効になる場合があります。
定格最大動作温度 : 50°C
Bluetooth
®
無線テクノロジ
本機は、認済みの Bluetooth
®
製品です。詳細な情報または最終製品の一覧に
いては、www.bluetooth.org/tpg/listings.cfm の Web サイトを参照してください。
注意 Zebra 承認済みおよび UL 規格のアクセサリ、バッテリ パック、
バッテリ充電器のみを使用してください
濡れた状態のモバイル コンピュータまたはバッテリは充電しな
でください。すべてのコンポーネントが乾いた状態であることを
確認してから、外部電源に接続してください。
14 VC8300-8 車載用コンピュータ
無線機器の使用に関する各国の承認
規制に関するマークは、認証を受けることを条件に、使用する無線が米国、カナ
ダ、日本、中国、オーストラリア、および欧州で承認されている機器に付けられ
ています。
その他の国のマークについては、「適合宣言」文書 (DoC) を参照してください。
この文書は、次の Web サイトで入手できます。www.zebra.com/doc
: 欧州には、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和
国、キプロス、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ
リシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リヒ
テンシュタイン、リトアニア、クセンブルグ、ルタ、オランダ、ノルウェ
ー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア共和国、スロベニア、
ペイン、スウェーデン、スイスおよび英国が含まれます。
各国におけるローミング
この機器には国際ローミング機能 (IEEE802.11d) が組み込まれています。この機
能により、特定の国内で適切な通信チャネルを選択できるようになります。
Wi-Fi ダイレクト
操作は、使用する国のサポート対象として次のチャネ/帯域幅に制限されます。
チャネル 1 ~ 11 (2,412 ~ 2,462MHz)
チャネル 36 ~ 48 (5,150 ~ 5,250MHz)
チャネル 149 ~ 165 (5,745 ~ 5,825MHz)
動作周波数 - FCC および IC
5GHz のみ
Industry Canada 宣言
注意 規制当局の承認を受けていない機器を操作することは違法です。
注意 注意: 5,150 5,250MHz の周波数帯では、同一チャネルのモバイ
サテライト システムへの有害な電波干渉が発生する可能性を減らす
ために、この機器を屋内でのみ使用するようにしてください。高出力
レーダーは、5,250 ~ 5,350MHz 周波数帯および 5,650 ~ 5,850MHz
周波数帯の一次ユーザー (優先順位が高い) として指定されており、
LE-LAN 機器に干渉や損傷を起こす危険性があります。
クイック スタート ガイド 15
2.4GHz のみ
米国内において 802.11b/g の利用可能なチャネルは 1 ~ 11 です。チャネルの範
囲はファームウェアにより制限されています。
健康および安全に関する推奨事項
人間工学に基づく推奨事項
同じ動作の繰り返しは、極力減らすか、なくすようにしてください。
自然な姿勢を保ってください。
過度に力が必要な動作は、極力減らすか、なくすようにしてください。
頻繁に使用するものは手の届く範囲内に配置してください。
作業は、適切な高さで行ってください。
振動が発生する作業は、極力減らすか、なくすようにしてください。
直接圧力を受ける作業は、極力減らすか、なくすようにしてください。
調整可能な作業台を用意してください。
適切な距離を保ってください。
適切な作業環境を用意してください。
作業手順を改善してください。
車両への設置
自動車の電子システム ( 安全システムなど) が正しく取り付けられていない
合、または十分にシールドされていない場合、RF 信号の影響を受けることがあ
ります。お使いの車両については、車両の製造業者または販売代理店にご確認く
ださい。また、車両に追加設置した機器については、その製造業者にもご確認く
ださい。
A
VERTISSEMENT Le dispositive fonctionnant dans la bande 5150 - 5250 MHz
est réservé uniquement pour une utilisation à
l'intérieur afin de réduire les risques de brouillage
préjudiciable aux systèmes de satellites mobiles
utilisant les mêmes canaux.Les utilisateurs de radars
de haute puissance sont désignés utilisateurs
principaux (c.-à-d., qu'ils ont la priorité) pour les bands
5250 - 5350 MHz et 5650 - 5850 MHz et que ces
radars pourraient causer du brouillage et/ou des
dommages aux dispositifs LAN-EL.
注意 人間工学上の被害を受けるリスクを回避または最小限に抑えるた
め、以下の推奨事項に従ってください。安全に関する社内規定に従
って本製品を使用していることを衛生/安全管理担当者に確認し、
従業員の負傷を防いでください。
16 VC8300-8 車載用コンピュータ
エアバッグは勢いよく膨らみます。固定式やポータブル式の無線機器をはじめと
するあらゆる装置を、エアバッグの上またはエアバッグの展開領域に設置しない
ようにしてください。車内用無線機器を適切な場所に設置しないと、エアバッグ
が膨らんだときに深刻な身体的損傷を負う危険性があります。
機器は、手の届く範囲に設置してください。道路から視線をそらさずに操作でき
るようにする必要があります。
注: 電話を受けた際にクラクションを鳴らしたり、ライトを点滅させたりする警
告機器への接続は、公道では禁止されています。
重要 : 設置や使用の前に、フロントガラスへの取り付けおよび機器の使用に関す
る国や地域の法律を確認してください。
安全に設置するための注意点
運転者の視界を遮る場所や、車の運転の支障となる場所には電話を置かない
でください。
エアバッグを覆わないでください。
路上での安全
運転中は、メモを取ったり、機器を使用したりしないでください。メモを取った
り、アドレス帳で検索したりすると、運転上の安全性が損なわれます。
運転中は、安全運転を第一に考え、運転に集中してください。運転時の無線機器
の使用に関する各地域の法律および規制を確認してください。それらの規制に常
に従う必要があります。
無線機器を運転席で使用する場合は、常識の枠を越えないようにし、次の点に留
意してください。
1. お使いの無線機器およびその機能 (短縮ダイヤルやリダイヤルなど) について
熟知すること。このような機能を使用できる場合は、道路に注意を払いな
ら電話をかけることができます
2. ハンズ フリー機器を使用できる場合は、使用すること。
3. 電話の話し相手に運転中であることを告げること交通が混雑している
合、または危険な気象状態にある場合は、必要に応じて電話を中断してく
さい。雨、みぞれ、雪、凍結、および交通渋滞は、危険な状態と言えます。
4. 交通量を見極め、最適な状態で電話をかけること。可能であれば、動いてい
ないときや、車の流れに入る前に電話をかけてください。自動車を停めて
るときに電話をかけるように心がけてください。移動中に電話をかける必要
がある場合は、ダイヤルを数回押すたびに道路とミラーを確認するようにし
ます。
クイック スタート ガイド 17
5. ストレスが多い会話や感情的な会話は気が散ることがあるので避ける
と。電話の相手に自分が運転中であることを理解してもらい、気が散る可能
性のある話題は中断してください。
6. 助けが必要な場合は、携帯電話を利用すること。火事、交通事故、または医
療緊急時は、救急サービス ( 米国では 911、欧州では 112) または各地域の
急電話番号に電話してください。携帯電話からこれらの番号への通話は無料
です。また、セキュリティ コード、ネットワーク、SIM カードの有無に関係
なく通話できます。
7. 緊急時は、人命保護のために携帯電話を利用すること。交通事故、犯罪、その
他の人命にかかわる重大な緊急事態を目撃した場合は、救急サービス ( 米国で
は 911、欧州では 112) または各地域の緊急電話番号に電話してください。
8. 必要に応じて、路上支援サービスや、携帯電話用の特殊な非緊急サービスを
利用すること。危険を伴わない車両故障、故障信号、負傷者のいない小規
な交通事故、または盗難車を発見した場合は、路上支援サービスや携帯電
用の非緊急サービスに電話してください。
「無線機器業界では、運転中の無線機器 / 携帯電話の安全使用を呼びかけてい
ます。
無線機器の使用に関わるすべて
の警告文をよくお読みください。
潜在的に危険な環境 - 車両での使用
燃料貯蔵所や化学製品工場、空気中に化学物質や粒子 ( 種子、ちり、金属粉など ) を
含む場所、または通常、自動車のエンジンを切るように義務付けられている場所で
は、無線機器の使用に関する規制に従う必要があります。
航空機内での安全
空港または航空会社のスタッフの指示に従って、無線機器の電源を切ってくださ
い。お使いの機器に 「機内モード」などの機能が備わっている場合は、航空会
のスタッフにその旨を説明し、使用可能かどうかを確認してください。
無線機器の使用に関する警告
18 VC8300-8 車載用コンピュータ
病院での安全
無線機器は、無線周波エネルギーを送信するため、医療用電子機器に影響を与え
る可能性があります。
病院、クリニック、または医療施設の指示に従って、無線機器の電源を切ってく
ださい。このような指示は、電波の影響を受けやすい医療機器に対する干渉を防
ぐためのものです。
ペースメーカー
ペースメーカーの製造業者は、ペースメーカーへの干渉を防ぐため、ハンドヘル
ドの無線機器とペースメーカーを 15cm (6 インチ ) 以上離すことを推奨していま
す。この推奨内容は、Wireless Technology Research が独自に行った研究や推奨
事項と一致しています。
ペースメーカーの使用者 :
無線機器の電源が入っている場合は、常に、ペースメーカーから 15cm
(6 インチ ) 以上離してください。
無線機器を胸ポケットに入れないでください。
ペースメーカーの誤作動の可能性を最小限にするため、ペースメーカーの植
え込み部位と反対側の耳で通話してください。
干渉が発生していると思われる場合は、機器をオフにしてください。
その他の医療機器
かかりつけの医師または医療機器の製造業者にお問い合わせのうえ、ワイヤレス
製品が医療機器に干渉しないかどうかを確認してください
安全に関する情報
無線周波放射の抑制 - 適切な使
機器の操作は、必ず指示に従って行ってください。
無線周波放射に関するガイドライン
クイック スタート ガイド 19
国際的規格
この機器は、無線機器から発生する電磁場に人体がさらされた場合に関して、国
際的に認知された標準を満たしています。電磁場に人体がさらされた場合「国
際的」情報については、Zebra の 「適合宣言」文書 (DoC) を参照してください。
この文書は www.zebra.com/doc から入手できます。
無線機器から放射される無線周波エネルギーの安全性についての詳細は
www.zebra.com/responsibility ( 「Corporate Responsibility」の ) を参照
してください。
欧州
EU の無線周波放射制限値に準拠するため、リモートの場所で屋外に設置するアン
テナ、または同様の構成のスタンドアロン デスクトップでユーザーの近くで動作
するアンテナは、人体から少なくとも 20cm 離して操作する必要があります。
米国およびカナダ
配置場所に関する宣言
FCC の無線周波放射に関する制限に準拠するため、本送信機で使用されている
アンテナは、他の送信機またはアンテナと同じ場所に配置したり組み合わせて
動作させたりしてはなりません。ただし、本出願で承認されている場合を除き
ます。
FCC の無線周波放射制限値に準拠するため、リモートの場所で屋外に設置する
アンテナ、またはスタンドアロン デスクトップ / 同様の構成でユーザーの近く
で動作するアンテナは、人体から少なくとも 20cm 離して操作する必要があり
ます。
電源
次の電気定格を備えた Zebra 承認済みの Nationally Recognized Test Laboratory
(NRTL) 規格の ITE (LPS/SELV) 電源のみを使用してください。出力 DC 24V、最
小 6.25A ( 最高周囲温度 40 ℃ 以上 )。これ以外の電源を使用した場合、この機器
に対する承認事項はすべて無効になります。また、危険な場合があります。
バッテリ
台湾 - リサイクル
EPA (Environmental Protection Administration: 行政院環境保
護署 ) は、Waste Disposal Act ( 棄物処理法 ) の第 15 条に
おいて、乾電池の製造業者および輸入業者に対し、販売、
品、またはプロモーション目的で使用する電池にリサイクル
マークの表示を義務付けています。バッテリの正しい廃棄方法については、台湾
の正規回収業者にお問い合わせください。
20 VC8300-8 車載用コンピュータ
バッテリ情報
Zebra が認定したバッテリのみを使用してください。バッテリ充電機能付きのア
クセサリは、以下のバッテリ モデルでの使用が承認されています。
部品番号 BT000254A01 (DC 12.6V、2,000mAh)
Zebra 承認済みの充電式バッテリ パックは、業界内の高基準に適合するように設
計および製造されています。
ただし、バッテリの寿命や保管期間には限界があります。バッテリ パックの実際
の寿命は、温度や極端な環境条件および激しい落下など、さまざまな要因に影響
されます。
バッテリを 6 か月以上保管する場合、バッテリの総合的な品質に修復不能な劣化
が生じる可能性があります。バッテリを保管する場合は、容量の低下や金属部品
の錆び、液漏れを防ぐため、フル充電の半分ほどの充電量にし、機器から取り外
して、乾いた涼しい場所で保管してください。バッテリを 1 年以上保管する場合
は、1 年に 1 回以上充電レベルを確認し、フル充電の半分まで充電してください。
駆動時間が極端に短くなった場合は、新しいバッテリに交換してください。
Zebra のバッテリには、標準で 1 年間の保証期間が設定されています。これは、
個別に購入した場合でも、モバイル コンピュータまたはバーコード スキャナに
付属している場合でも同様ですZebra バッテリの詳細については、次の Web
イトを参照してください。www.zebra.com/batterybasics
バッテリの安全に関するガイドライン
機器を充電する場所には埃が溜まらないようにしてください。また、近くに可燃
性の物質や薬品を置かないでください。業務環境以外で機器を充電する場合は、
特に細心の注意を払ってください。
バッテリの使用、保管、および充電については、ユーザー ガイドに記載され
ているガイドラインに従ってください。
バッテリを正しく使用しないと火災、爆発、またはその他の事故の原因とな
る場合があります。
モバイル デバイス バッテリを充電する場合は、バッテリと充電器の温度を、
0°C ~ 40°C (32°F ~ 104°F) に保つ必要があります。
注意 適切でないタイプのバッテリと交換すると、爆発のおそれがあり
ます。
使用済みのバッテリは、指示に従って廃棄してください。
/