Zebra ET51/56 取扱説明書

  • こんにちは!Zebra ET51/56 エンタープライズタブレットのクイックリファレンスガイドに関するご質問にお答えします。このガイドには、デバイスの機能、充電方法、microSDカードやSIMカードの取り付け方法、NFC機能の使い方などが記載されています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください。
  • microSDカードとSIMカードはどこに挿入しますか?
    タブレットの充電方法は?
    NFCカードはどこで読み取りますか?
    バッテリーの充電時間はどれくらいですか?
ET51/56
エンタープライズ タブレット
クイック リファレンス
ガイド
2 ET51/56 エンタープライズ タブレッ
著作権
ZEBRA および図案化された Zebra ヘッドは、Zebra Technologies Corporation の商標で
あり、世界各地の多数の法域で登録されています。その他のすべての商標は、該当する各
所有者が権利を有しています。©2019 Zebra Technologies Corporation および/またはそ
の関連会社。無断複写、転載を禁じます。
著作権および商標: 著作権と商標情報の詳細については、www.zebra.com/copyright
ご確認ください。
保証: 保証に関する詳細情報については、
www.zebra.com/warranty を参照してください。
エンド ユーザー ソフトウェア使用許諾契約: EULA の詳細情報については、
www.zebra.com/eula を参照してください。
使用の条件
所有権の表明
本書には、Zebra Technologies Corporation およびその子会社 (「Zebra Technologies」)
に所有権が属している情報が含まれています。本書は、本書に記載されている機器の操
作および保守を行うユーザーに限り、情報の閲覧とその利用を目的として提供するもの
です。当社に所有権が属している当該情報に関しては、Zebra Technologies の書面によ
る明示的な許可がない限り、他の目的で利用、複製、または第三者へ開示することは認
められません。
製品の改善
Zebra Technologies は、会社の方針として、製品の継続的な改善を行っています。
すべての仕様や設計は、予告なしに変更される場合があります。
免責条項
Zebra Technologies では、公開されているエンジニアリング仕様およびマニュアルに
誤りがないように、万全の対策を講じていますが、まれに誤りが発生することがあり
ます。Zebra Technologies では、このような誤りが発見された場合にそれを修正し、
その誤りから生じる責任を放棄する権利を有しています。
責任の限定
業務の逸失利益、業務の中断、業務情報の損失などを含めて、またはこれらに限定す
ることなく、当該製品の使用、使用の結果、またはその使用不能により派生した損害
に関しては、いかなる場合でも、Zebra Technologies、または同梱製品 (ハードウェ
アおよびソフトウェアを含む) の開発、製造、または納入に関与したあらゆる当事者
は、損害賠償責任を一切負わないものとします。さらにこれらの損害の可能性を事前
に指摘されていた場合でも、損害賠償責任を一切負わないものとします。法域によっ
ては、付随的損害または派生的損害に関する責任の除外または限定を認めていない場
合があります。その場合、お客様には上記の限定または除外は適用されません。
保証
Zebra の完全なハードウェア製品の保証については、サイト (www.zebra.com/warranty )
にアクセスしてください。
サービスに関する情報
本機器の使用中に問題が発生する場合は、最寄りの技術サポートまたはシステム サポート
にお問い合わせください。本機器に問題がある場合は、各地域の技術サポートまたはシス
テム サポートの担当者が、Zebra サポート (zebra.com/support) に問い合わせを行います。
このガイドの最新版は、zebra.com/support から入手可能です。
クイック リファレンス ガイド 3
はじめに
ET51 は無線 LAN (WLAN) タブレットで、ET56 は無線 WAN (WWAN) タブレットです。
機能
項目 説明
1 周囲光センサ - 周囲の光を認識し、ディスプレイの輝度を調整します (有効な
場合)。
2 前面マイク - 音声通信または音声の録音に使用します。
3 前面カメラ - ビデオ会議または写真やビデオの撮影に使用します。
4 カメラ インジケータ LED - カメラがアクティブな場合は赤色に点灯します。
デバイスが起動またはシャットダウンするときは、一時的に赤色に点灯します。
5 充電インジケータ LED - 充電状態を示します。
オフ - デバイスが充電器に接続していません。
オレンジ - デバイスが充電中です。
緑 - デバイスが接続され、完全に充電されています。
赤 - 充電エラー。
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2
1342 5
2
4 ET51/56 エンタープライズ タブレッ
項目 説明
6 背面カメラ - 高解像度画像とビデオの撮影に使用します。
7 カメラ LED フラッシュ - カメラの照明に使用します。
8 電源ボタン - 一回押すと、デバイスが起動します。もう一度押すとスリープ
モードに入ります。長押しすると、デバイスがシャットダウンします。
9 音量キー - 左側を押すと音量が下がります。右側を押すと音量が上がります。
10 USB-Cインタフェース - 通信に使用します。
11 背面カバー - 交換式バッテリを取り付けるカバーです。
項目 説明
12 NFC アンテナの位置 - NFC カードおよび RFID タグの読み取りに使用します。
13 ステレオ スピーカ - 音声が再生されます。
14 ドッキング コネクタ - クレードルとのインタフェース。
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13
8 インチ バージョン
10 インチ バージョン
クイック リファレンス ガイド 5
microSD カードまたは SIM カードの取り付け
microSD カードや nanoSIM カード (ET56 のみ ) を取り付けるには、次の手順を実行します。
1. 電源ボタンを押して、デバイスの電源をオフにします。
2. 切り込みのある角からバッテリ カバーを持ち上げます。
3. デバイスからバッテリ カバーを慎重に持ち上げます。
4. 8.4 インチ バージョンでは、2 つのロック タブを押し、タブを引き上げてバッテリを
取り外します。
10.1 インチ バージョンでは、2 つのロック タブを押して (1)、人差し指でバッテリを
持ち上げます (2)。
8.4 インチ バージョン
ロック タブ
10.1 インチ バージョン
ロック タブ
6 ET51/56 エンタープライズ タブレッ
5. 端子が下向きになるように microSD カードを挿入します。
6. microSD カードを押し込んで、所定の場所でロックされていることを確認します。
7. 端子が下向きになるように nanoSIM カードを挿入します。
8. SIM カードを押し込んで、所定の場所でロックされていることを確認します。
9. バッテリを交換します。
ET51AE/ET56BE
ET51AT/ET51CT/ET56BT
ET51CE/ET56DE
NANO
NANO
ET56BE
ET56BT
ET56DE
クイック リファレンス ガイド 7
注意: バッテリ カバーの向きに注意してください。バッテリ カバーを正しく取り
付け直さないと、バッテリ カバーが損傷する可能性があります。
10. カバーの下側にあるタブとバッテリの周囲のスロットの位置を合わせます。バッテリ
カバーの切り込みがデバイスの左下にあることを確認してください。
11. カバーの端を慎重に押します。カバーがしっかり差し込まれていることを確認します。
12. 電源ボタンを押して、デバイスの電源をオンにします。
デバイスの充電
通信および充電クレードル、高耐久性通信および充電クレードル、または充電専用クレー
ドルを使用して、デバイスを充電します。詳細については、『ET51/56 User Guide』を参
照してください。
注: 充電専用クレードル (CRD-ET5X-1SCG1) と通信および充電クレードル
(CRD-ET5X-1SCOM1) には、2 つのインサート (長いインサートと短いインサート)
があります。高耐久性フレームと拡張バックなしのデバイスを使用する場合は、
長いインサートを取り付けます。高耐久性フレームなしの拡張バック付きのデバイ
スを使用する場合は、小さいインサートを取り付けます。高耐久性フレーム付きの
デバイスを使用する場合は、いずれのインサートも使用しないでください。
高耐久性通信および充電クレードル (CRD-ET5X-1SCOM1R) にインサートは付属し
ていません。デバイスと IO アダプタ付き高耐久性フレームを使用します。
8 ET51/56 エンタープライズ タブレッ
充電専用クレードルまたは通信クレードルを設定します。 電源装
(PWR-BGA12V50W0WW)、DC ラインコード (CBL-DC-388A1-01)、および国固有の
ACラインコード (別売)
1. 通信および充電クレードルを使用している場合、下のアクセス ドアを開き、タブレッ
トの裏側に取り付けます。
2. デバイスとクレードルの調整ピンを合わせます。
3. クレードルにデバイスを装着します。通信クレードルには、デバイスとクレードルを
ロックするロック装置が付いていることに注意してください。
通信クレードル充電専用クレードル
短いインサート
高耐久性通信クレードル
長いインサート
クイック リファレンス ガイド 9
4. 充電 LED が充電中であることを示します。
5. 充電専用クレードルからデバイスを取り外すには、片手でクレードルを押さえてデバ
イスを持ち上げます。
10 ET51/56 エンタープライズ タブレッ
いずれかの通信クレードルからデバイスを取り外すには、クレードルの右側にあるリ
リース ボタンを押して、デバイスを持ち上げます。親指でクレードルを押えます。
8.4 インチ タブレットのメイン バッテリが完全に空になっている場合は、約 2 時間で
90% まで、約 3 時間で 100% まで充電されます。
10.1 インチ タブレットのメイン バッテリが完全に空になっている場合は、約 3 時間で
90% まで、約 5 時間で 100% まで充電されます。
カメラの使用
写真やビデオを撮影するには、次の手順に従います。
1. カメラ アプリケーションを開きます。カメラ インジケータ LED が赤く点灯します。
2. デバイス カメラを撮影対象に向けます。
3. 画面のシャッター ボタンを押して、写真を撮影したりビデオを録画したりします。
NFC カードの読み取り
デバイスは NFC カードの読み取りに対応しています。NFC アンテナは、デバイスの背面
の NFC ロゴの下にあります。
クイック リファレンス ガイド 11
NFC 対応アプリケーションを開いた状態で、NFC カードをアンテナに向けます。アプリ
ケーションに応じて、音声またはビジュアル インジケータにより、カードが正しく読み
取られたことが示されます。
規制に関する情報
本機器は、Zebra Technologies Corporation ブランドとして認定されています。
このガイドは、次のモデル番号に適用されます: ET51AE、ET51AT、ET51CE、
ET51CT、ET56BE、ET56BT、および ET56DE
Zebra の機器はすべて、販売地域のルールおよび規制に準拠するように設計されており、
必要に応じてその旨を記載したラベルが貼り付けられています。
各言語での情報は、次の弊社 Web サイトでご確認ください: www.zebra.com/support
Zebra の機器に変更または改変を加えた場合、Zebra による明示的な承認がある場合を
除き、その機器を操作するお客様の権限が無効になる場合があります。
定格最大動作温度: +50°C
注意: Zebra 承認済みおよび UL 規格のアクセサリ、バッテリ パック、バッテリ充
電器のみを使用してください。
濡れた状態のモバイル コンピュータまたはバッテリは充電しないでください。すべ
てのコンポーネントが乾いた状態であることを確認してから、外部電源に接続して
ください。
GPS 搭載 UL 規格製品
Underwriters Laboratories Inc. (UL) は、この製品のグローバル ポジショニング システム
(GPS) のハードウェア、オペレーティング ソフトウェアなどの性能や信頼性のテストを
実施していません。情報処理装置に関する UL の安全規格 (UL60950-1) に記載されてい
る、火災、衝撃または不慮の事故に対するテストのみを実施しています。UL 認証は、
GPS ハードウェアおよび GPS オペレーティング ソフトウェアの性能や信頼性のテスト
を対象としていません。UL は、この製品の GPS 関連機能の性能または信頼性に関して、
いかなる表明、保証または認証も行いません。
無線モジュール
この機器には、承認済みの無線モジュールが含まれています。各モジュールの名称は以下
のとおりです。
ET56Bx タブレット:
Telit LN940A9 PCI Express 無線カード、FCC ID: RI7LN940A (LTE、HSPA+)
NFC アンテナの位置
12 ET51/56 エンタープライズ タブレッ
Bluetooth
®
無線テクノロジ
本機は、承認済みの Bluetooth
®
製品です。詳細な情報または最終製品の一覧については、
www.bluetooth.org/tpg/listings.cfm の Web サイトを参照してください。
無線機器に関する各国の承認
規制に関するマークは、認証を受けることを条件に、使用する無線が次の国で承認されて
いる機器に付けられています。米国、カナダ、日本、中国、韓国、オーストラリア、およ
び欧州
その他の国のマークについては、「適合宣言」文書 (DoC) を参照してください。この文書
は、次のサイトで入手できます。www.zebra.com/doc.
: 欧州には、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、キプ
ロス、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガ
リー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトア
ニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルー
マニア、スロバキア共和国、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイスおよび英国が
含まれます。
注意: 規制当局の承認を受けていない機器を操作することは違法です。
各国におけるローミング
この機器には国際ローミング機能 (IEEE802.11d) が組み込まれており、この機能により特定の国内
で適切な通信チャネルを選択できるようになります。
Wi-Fi ダイレクト / ホットスポット モード
注: ET51CE、ET51CT、および ET56DE のみ。
操作は、使用する国のサポート対象として次のチャネル/帯域幅に制限されます。
チャネル 1 ~ 11 (2,412 ~ 2,462MHz)
チャネル 36 ~ 48 (5,150 ~ 5,250MHz)
チャネル 149 ~ 165 (5,745 ~ 5,825MHz)
Wi-Fi ダイレクト
操作は、使用する国のサポート対象として次のチャネル/帯域幅に制限されます。
チャネル 1 ~ 11 (2,412 ~ 2,462MHz)
チャネル 36 ~ 48 (5,150 ~ 5,250MHz)
チャネル 149 ~ 165 (5,745 ~ 5,825MHz)
クイック リファレンス ガイド 13
運用周波数 – FCC および IC
5GHz のみ
Industry Canada 宣言
注意:
5,150 ~ 5,250MHz の周波数帯では、同一チャネルのモバイル サテライト シ
ステムへの有害な電波干渉が発生する可能性を減らすために、この機器を屋内での
み使用するようにしてください。高出力レーダーは、5,250 ~ 5,350MHz 周波数帯
および 5,650 ~ 5,850MHz 周波数帯の一次ユーザー (優先順位が高い) として指定さ
れており、LE-LAN 機器に干渉や損傷を起こす危険性があります。
注意: Le dispositive fonctionnant dans la bande 5,150 - 5,250 MHz est réservé
uniquement pour une utilisation à l'intérieur afin de réduire les risques de
brouillage préjudiciable aux systèmes de satellites mobiles utilisant les mêmes
canaux. Les utilisateurs de radars de haute puissance sont désignés
utilisateurs principaux (c.-à-d., qu'ils ont la priorité) pour les bands 5,250 -
5,350 MHz et 5,650 - 5,850 MHz et que ces radars pourraient causer du
brouillage et/ou des dommages aux dispositifs LAN-EL.
2.4GHz のみ
米国内において 802.11 の利用可能なチャネルは 1 ~ 11 です。チャネルの範囲はファー
ムウェアにより制限されています。
健康および安全に関する推奨事項
人間工学に基づく推奨事項
注意: 人間工学上の被害を受けるリスクを回避または最小限に抑えるため、以下
推奨事項に従ってください。安全に関する社内規定に従って本製品を使用している
ことを衛生/安全管理担当者に確認し、従業員の負傷を防いでください。
同じ動作の繰り返しは、極力減らすか、なくすようにしてください。
自然な姿勢を保ってください。
過度に力が必要な動作は、極力減らすか、なくすようにしてください。
頻繁に使用するものは手の届く範囲内に配置してください。
作業は、適切な高さで行ってください。
振動が発生する作業は、極力減らすか、なくすようにしてください。
直接圧力を受ける作業は、極力減らすか、なくすようにしてください。
調整可能な作業台を用意してください。
適切な距離を保ってください。
適切な作業環境を用意してください。
作業手順を改善してください。
14 ET51/56 エンタープライズ タブレッ
車両への設置
自動車の電子システム (安全システムなど) が正しく取り付けられていない場合、または
十分にシールドされていない場合、RF 信号の影響を受けることがあります。お使いの車
両については、車両の製造業者または販売代理店にご確認ください。また、車両に追加設
置した機器については、その製造業者にもご確認ください。
エアバッグは勢いよく膨らみます。固定式やポータブル式の無線機器をはじめとするあら
ゆる装置を、エアバッグの上またはエアバッグの展開領域に設置しないようにしてくださ
い。車内用無線機器を適切な場所に設置しないと、エアバッグが膨らんだときに深刻な身
体的損傷を負う危険性があります。
機器は、手の届く範囲に設置してください。道路から視線をそらさずに操作できるように
する必要があります。
注: 電話を受けた際にクラクションを鳴らしたり、ライトを点滅させたりする警告
機器への接続は、公道では禁止されています。
重要 : 設置や使用の前に、フロントガラスへの取り付けおよび機器の使用に関する
国や地域の法律を確認してください。
安全に設置するための注意点
運転者の視界を遮る場所や、車の運転の支障となる場所には電話を置かないでくだ
さい。
エアバッグを覆わないでください。
路上での安全
運転中は、メモを取ったり、機器を使用したりしないでください。メモを取ったり、アド
レス帳で検索したりすると、運転上の安全性が損なわれます。
運転中は、安全運転を第一に考え、運転に集中してください。運転時の無線機器の使用に
関する各地域の法律および規制を確認してください。それらの規制に常に従う必要があり
ます。
無線機器の使用に関する警告
注意: 無線機器の使用に関わるすべての警告文をよくお読みください。
潜在的に危険な環境 - 車両での使用
燃料貯蔵所や化学製品工場、空気中に化学物質や粒子 (種子、ちり、金属粉など ) を含む
場所、および一般的に自動車のエンジンを停止することが推奨されている場所では、無線
機器の使用に関する規制に従う必要があります。
航空機内での安全
空港または航空会社のスタッフの指示に従って、無線機器の電源を切ってください。お使
いの機器に 「機内モード」などの機能が備わっている場合は、航空会社のスタッフにそ
の旨を説明し、使用可能かどうかを確認してください。
クイック リファレンス ガイド 15
病院での安全
無線機器は、無線周波エネルギーを送信するため、医療用電子機器に影響を与える可能性
があります。
病院、クリニック、または医療施設の指示に従って、無線機器の電源を切ってください。
このような指示は、電波の影響を受けやすい医療機器に対する干渉を防ぐためのものです。
ペースメーカー
ペースメーカーの製造業者は、ペースメーカーへの干渉を防ぐため、ハンドヘルドの無線
機器とペースメーカーを 15cm (6 インチ) 以上離すことを推奨しています。この推奨内容
は、Wireless Technology Research が独自に行った研究や推奨事項と一致しています。
ペースメーカーの使用者:
無線機器の電源が入っている場合は、常に、ペースメーカーから 15cm (6 インチ) 以
上離してください。
無線機器を胸ポケットに入れないでください。
ペースメーカーの誤作動の可能性を最小限にするため、ペースメーカーの植え込み部
位と反対側の耳で通話してください。
干渉が発生していると思われる場合は、機器をオフにしてください。
その他の医療機器
かかりつけの医師または医療機器の製造業者にお問い合わせのうえ、ワイヤレス製品が医
療機器に干渉しないかどうかを確認してください。
無線周波放射に関するガイドライン
安全に関する情報
無線周波放射の抑制 - 適切な使用
機器の操作は、必ず指示に従って行ってください。
国際的規格
この機器は、無線機器から発生する電磁場に人体がさらされた場合に関して、国際的に認
知された標準を満たしています。電磁場に人体がさらされた場合の 「国際的」情報につ
いては、Zebra の 「適合宣言」文書 (DoC) を参照してください。この文書は
www.zebra.com/doc から入手できます。
無線機器から放射される無線周波エネルギーの安全性についての詳細は、
zebra.com/responsibility ( 「Corporate Responsibility」の下の項目) を参照してください。
欧州
ハンドヘルド機器
この機器は、人体に装着した通常の動作環境でテストされています。EU の制限に準拠す
るため、Zebra がテストし、承認したベルト クリップ、ホルスタおよび類似のアクセサ
リを使用してください。
16 ET51/56 エンタープライズ タブレッ
米国およびカナダ
配置場所に関する宣言
FCC の無線周波放射の準拠要件に従うため、本送信機で使用するアンテナは、他の送信機またはア
ンテナと同じ場所に配置したり組み合わせて動作させたりしてはなりません。ただし、本文書で認可
されている場合を除きます。
FCC の制限に準拠するため、Zebra がテストおよび承認したベルト クリップ、ホルスタおよび類似
のアクセサリのみを使用してください。サードパーティ製のベルト クリップ、ホルスタおよび類似
のアクセサリは FCC の無線周波放射の準拠要件に従っていない場合があるため、使用しないでくだ
さい。FCC では、FCC 無線周波放射のガイドラインに従って評価されたあらゆる報告済み SAR レ
ベルに基づいて、この種の電話に対し、機器の認証を行っています。この種の電話に関する SAR 情
報は、FCC の文字が付いているファイル、および www.fcc.gov/oet/ea/fccid の 「Display Grant」セ
クションに掲載されています。
ハンドヘルド機器
この機器は、人体に装着した通常の動作環境でテストされています。FCC の制限に準拠するため、
Zebra がテストし、承認したベルト クリップ、ホルスタおよび類似のアクセサリを使用してくださ
い。サードパーティ製のベルト クリップ、ホルスタおよび類似のアクセサリは FCC の無線周波放射
の準拠要件に従っていない場合があるため、使用しないでください。
米国およびカナダの無線周波放射制限値に準拠するため、送信機は人体から 0cm 以上離して使用し
てください。
Pour satisfaire aux exigences Américaines et Canadiennes d'exposition aux radio fréquences, un
dispositif de transmission doit fonctionner avec une distance de séparation minimale de 0 cm ou plus
de corps d'une personne.
レーザー機器
LED 機器
IEC 62471:2006 および EN 62471:2008 規格で定められた 「リスク免除グループ」に分類
パルス持続時間: CW
バッテリ
台湾 - リサイクル
EPA (Environmental Protection Administration: 行政院環境保
護署) は、Waste Disposal Act ( 廃棄物処理法) の第 15 条に
おいて、乾電池の製造業者および輸入業者に対し、販売、
景品、またはプロモーション目的で使用する電池にリサイ
クル マークの表示を義務付けています。バッテリの正しい
廃棄方法については、台湾の正規回収業者にお問い合わせ
ください。
バッテリ情報
注意: 適切でないタイプのバッテリと交換すると、爆発のおそれがあります。使
済みのバッテリは、指示に従って廃棄してください。
Zebra が認定したバッテリのみを使用してください。バッテリ充電機能付きのアクセサリは、以下の
バッテリ モデルでの使用が承認されています。
モデル8.4 インチ ET51AE、ET56BE 用 AMME3735 (7.6V DC、3,300mAh)
モデル10.1 インチ ET51AT、ET56BT 用 AMME3950 (7.7V DC、4,950mAh)
クイック リファレンス ガイド 17
モデル8.4 インチ ET51CE、ET56DE 用 BT-000393 (3.8V DC、6,350mAh)
モデル10.1 インチ ET51CT 用 BT-000394 (3.85V DC、9,550mAh)
Zebra 承認済みの充電式バッテリ パックは、業界内の高基準に適合するように設計および製造され
ています。
ただし、交換が必要になるまでのバッテリの寿命や保管期間には限界があります。バッテリ パック
の実際の寿命は、温度や極端な環境条件、激しい落下など、さまざまな要因によって決まります。
バッテリを 6 か月以上保管する場合、バッテリの総合的な品質に修復不能な劣化が生じる可能性があ
ります。バッテリを保管する場合は、容量の低下や金属部品の錆び、液漏れを防ぐため、フル充電の
半分ほどの充電量にし、機器から取り外して、乾いた涼しい場所で保管してください。バッテリを 1
年以上保管する場合は、1 年に 1 回以上充電レベルを確認し、フル充電の半分まで充電してください。
駆動時間が極端に短くなった場合は、新しいバッテリに交換してください。
Zebra のバッテリには、標準で 1 年間の保証期間が設定されています。これは、個別に購入した場合
でも、モバイル コンピュータまたはバーコード スキャナに付属している場合でも同様です。Zebra
バッテリの詳細については、次のウェブサイトを参照してください。www.zebra.com/batterybasics
バッテリの安全に関するガイドライン
機器を充電する場所には埃が溜まらないようにしてください。また、近くに可燃性の物質
や薬品を置かないでください。業務環境以外で機器を充電する場合は、特に細心の注意を
払ってください。
バッテリの使用、保管、および充電については、ユーザー ガイドに記載されているガ
イドラインに従ってください。
バッテリを正しく使用しないと、火災、爆発、またはその他の事故の原因となる場合
があります。
モバイル デバイスのバッテリを充電する場合、バッテリと充電器の温度を 0°C ~
40°C (32°F ~ 104°F) に保つ必要があります。
互換性のないバッテリや充電器は使用しないでください。互換性のないバッテリまた
は充電器を使用すると、火災、爆発、液漏れなどの事故の原因となる場合がありま
す。バッテリまたは充電器の互換性についてのご質問は、Zebra サポートにお問い合
わせください。
バッテリの分解、外殻のはぎ取り、破砕、屈曲、変形、穴開け、切断などを行わない
でください。
バッテリ駆動式の機器を硬い地面に落として強い衝撃を与えると、バッテリが
オーバーヒートする原因になることがあります。
バッテリをショートさせたり、金属や導電性の物体をバッテリ端子に接触させたりし
ないでください。
改造や再加工、バッテリ内部への異物の挿入、水やその他の液体への浸漬や接触、
火、爆発物または他の危険物との接触は避けてください。
駐車中の車両内、またはラジエータなどの熱源の近くなど、高温になる可能性のある
場所あるいはその近くに、機器を放置または保管しないでください。バッテリを電子
レンジや乾燥機に入れないでください。
児童がバッテリを使用する場合は、保護者の監督が必要です。
使用済みの充電式バッテリは、現地の規制に従ってすみやかに廃棄してください。
バッテリを廃棄するときは焼却しないでください。
バッテリを飲み込んだ場合は、ただちに医師の診断を受けてください。
18 ET51/56 エンタープライズ タブレッ
バッテリが液漏れした場合は、漏れた液体が皮膚や目に触れないようにしてくださ
い。触れてしまった場合は、接触部位を大量の水で洗い流し、医師の診断を受けてく
ださい。
機器またはバッテリの破損が疑われる場合は、Zebra サポートに検査を依頼してくだ
さい。
バッテリの取り外し
1. 切り込みのある角からバッテリ カバーを持ち上げます。
2. デバイスからバッテリ カバーを慎重に持ち上げます。
3. 8.4 インチ バージョンでは、2 つのロック タブを押し、タブを引き上げてバッテリを
取り外します。
10.1 インチ バージョンでは、2 つのロック タブを押して (1)、人差し指でバッテリを
持ち上げます (2)。
8.4 インチ バージョン
ロック タブ
10.1 インチ バージョン
ロック タブ
クイック リファレンス ガイド 19
無線電波干渉についての要件 - FCC
: この機器は、FCC ルール第 15 部に定められた Class B デジタル機器に関する制限に
従ってテストされ、これに準拠するものと認定されています。この制限は、住居内での有
害な電波干渉に対する妥当な保護を提供するために規定されたものです。この機器は、無
線周波エネルギーを発生、使用、および放射する可能性があります。指示に従わずに設置
および使用した場合、無線通信に有害な電波干渉を引き起こす可能性があります。ただ
し、これは特定の設置状況で電波干渉が発生しないことを保証するものではありません。
この機器がラジオやテレビの受信に有害な電波干渉を引き起こし、機器の電源のオン/
フ操作によってそのことが確認できる場合、以下の方法を用いて、お客様ご自身で電波障
害の解決を試みることをお勧めします。
受信アンテナの方向または場所を変える
機器と受信機の距離を離す
受信機が接続されているものとは別の回路のコンセントに機器を接続する
販売店またはテレビ/ ラジオの専門技術者に相談する
無線送信機 ( 第 15 部 )
この機器は、FCC ルール第 15 部に準拠しています。この機器の動作は次の 2 つの条件を
前提としています。(1) この機器は有害な干渉を発生させません。(2) この機器は、誤動作
の原因となり得る干渉も含め、受信したあらゆる干渉を許容する必要があります。
無線電波干渉についての要件 - カナダ
Innovation, Science and Economic Development Canada ICES-003 準拠ラベル: CAN
ICES-3 (B)/NMB-3(B)
無線送信機
この機器はカナダ産業省のライセンス免除 RSS に適合しています。この機器の動作は次の
2 つの条件を前提としています。(1) この機器は干渉を発生させません。(2) この機器は、
誤動作の原因となり得る干渉も含め、あらゆる干渉の影響を許容する必要があります。
Le présent appareil est conforme aux CNR d'Industrie Canada applicables aux appareils
radio exempts de licence. L'exploitation est autorisée aux deux conditions suivantes:
(1) l'appareil ne doit pas produire de brouillage, et (2) l'utilisateur de l'appareil doit accepter
tout brouillage radio électrique subi même si le brouillage est susceptible d'en
compromettre le fonctionnement.
無線 LAN 機器:
カナダで 5GHz 帯の無線 LAN を使用する場合、以下の制限があります。
制限周波数帯 5.60 ~ 5.65GHz
Pour les équipements RLAN:
L'utilisation de la bande RLAN 5 GHz au Canada présente les limitations suivantes :
Bande restreinte 5.60 - 5.65 GHz
ラベルのマーク: 無線に関する承認事項の前に 「IC:」と表記されている場合、カナダ産
業省 (Industry Canada) の技術仕様にのみ適合していることを示します。
Etiquette de marquage: Le terme "IC" avant la certification radio signifie que le produit est
compatible avec le spécification Industrie Canada
20 ET51/56 エンタープライズ タブレッ
マークと欧州経済地域 (EEA)
EEA 地域で 5GHz 帯の無線 LAN を使用する場合、以下の制限があります。
5.15 ~ 5.35GHz は室内専用に制限されています。
準拠の宣言
Zebra は、本無線機器が欧州議会および欧州委員会の指令 2014/53/EU および
2011/65/EU に準拠することを宣言します。EU の 「適合宣言」文書の全文は次の
インターネット アドレスから入手できます。www.zebra.com/doc
日本 (VCCI) - 電波障害自主規制協議会
クラス B ITE
韓国 - Class B ITE の警告声明
その他の国
オーストラリア
Use of 5 GHz RLAN's in Australia is restricted in the following band 5.50 - 5.65GHz.
チリ
Este equipo cumple con la Resolución No 403 de 2008, de la Subsecretaria de
telecomunicaciones, relativa a radiaciones electromagnéticas.
Conforme a Resolución 755 parte j.1), se ajustará el dispositivo a operar en interiores en
las siguientes bandas con una potencia máxima radiada no superior a 150mW:
2.400 a 2.483,5MHz
5.150 a 5.250MHz
5.250 a 5.350MHz
5.470 a 5.725MHz
5.725 a 5.850MHz
Además, de acuerdo con Resolución 755, para la banda 5150-5250MHz la operación del
equipo estará restringida al interior de inmuebles y la densidad de potencia radiada
máxima no supera 7,5mW/MHz en cualquier banda de 1MHz y 0.1875mW/25kHz en
cualquier banda de 25kHz.
この装置は、クラスB 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目
的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用される
と、受信障害を引き起こすことがあります。 取扱説明書に従って正しい取り扱いをし
て下さい。 VCCI-B
기 종 별 사 용 자 안 내 문
B급
(가정용 방송통신기자재)
이 기기는 가정용(B) 전자파적합기기로서 주로
가정에서 사용하는 것을 목적으로 하며, 모든 지역에서
사용할 수 있습니다.
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